JP6392827B2 - 横型ブラインド - Google Patents

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Description

この発明は、ヘッドボックスからスラットの前方及び後方の少なくともいずれかに垂下される昇降コードでスラットを昇降し、ヘッドボックスから垂下されるラダーコードを介して多数段のスラットを角度調節する横型ブラインドに関するものである。
横型ブラインドは、ヘッドボックスから吊下支持される複数本のラダーコードに多数段のスラットが支持され、ヘッドボックス内に配設されるラダーコード吊下げ装置を操作装置で操作することにより、ラダーコードを介して各スラットを同位相で回動操作可能である。
このような横型ブラインドの一種類として、複数本の昇降コードをスラットに挿通することなく、スラットの前方及び後方に吊下支持して、ボトムレールを昇降可能としたものがある。
また、ヘッドボックスから昇降コードを引き出し可能とした操作装置を、ヘッドボックスの右端あるいは左端に付け替え可能として、操作勝手を左右転換可能とした操作装置も提案されている。
特許文献1には、昇降コードをヘッドボックス一端部の操作装置から引き出し、あるいはヘッドボックス内に引き込ませて、スラットを昇降操作可能とした横型ブラインドが開示されている。
特許文献2には、昇降コードをヘッドボックスから引き出し可能としながら、操作勝手を左右転換可能とした操作装置が開示されている。
特許文献3には、ボトムレール及びスラットの自重降下を阻止する自重降下防止装置と、ヘッドボックス下方からヘッドボックス内に案内される昇降コードを自重降下防止装置に案内する支持部材が開示されている。
実開昭62−133897号公報 特許第3365973号公報 特許第3479038号公報
上記のように、スラットの前方及び後方に吊下支持された昇降コードは、ヘッドボックスの幅方向すなわち前後方向両側からヘッドボックス内に案内される。
上記のような自重降下防止装置及び操作装置では、ヘッドボックス内を案内される昇降コードの導入部が、通常ヘッドボックスの幅方向中央部に形成されている。従って、昇降コードをヘッドボックスの幅方向両側から自重降下防止装置に案内すると、自重降下防止装置の円滑な動作を妨げたり、あるいは昇降コードの円滑な移動を妨げてしまう。
また、左右転換可能とした操作装置でも、昇降コードをヘッドボックスの幅方向両側から自重降下防止装置に案内すると、操作装置からの昇降コードの円滑な引き出し操作、あるいは昇降コードを円滑に引き込ませる操作に支障を来たすという問題点がある。
特許文献1には、昇降コードをヘッドボックスの幅方向両側から操作装置に案内する構成が開示されているが、操作装置を左右転換するための構成は開示されていない。
特許文献2には、操作勝手を左右転換可能とした操作装置が開示されているが、昇降コードをヘッドボックスの幅方向両側から操作装置あるいは自重降下防止装置に案内する構成は開示されていない。
特許文献3には、昇降コードを自重降下防止装置から操作装置に案内する構成が開示されているが、昇降コードをヘッドボックスの幅方向両側から自重降下防止装置に案内する構成は開示されていない。
この発明の目的は、ヘッドボックス内で昇降コードをヘッドボックスの幅方向の少なくとも一側からヘッドボックスの長手方向端部の操作装置に案内してヘッドボックス外に垂下する横型ブラインドにおいて、スラットの円滑な昇降操作を可能とし、かつ操作装置の左右転換にも容易に対応し得る横型ブラインドを提供することにある。
請求項1では、ヘッドボックス内に複数配設される支持部材にラダーコード吊下軸を回転可能に支持し、前記ラダーコード吊下軸から吊下支持されるラダーコードに多数段のスラットを支持して前記ラダーコード吊下軸の回動操作に基づいて前記スラットを回動操作可能とし、前記ヘッドボックスから垂下される複数本の昇降コードを前記スラットの前方及び後方の少なくともいずれかに垂下し、前記昇降コードを前記スラットの自重降下を防止するストッパー装置を介して前記ヘッドボックスの一端に取着した操作装置に案内し、該操作装置から前記昇降コードを引き出しあるいは該操作装置を介して前記昇降コードを前記ヘッドボックス内に引き込ませて前記スラットを昇降操作可能とした横型ブラインドにおいて、前記ストッパー装置は、スペーサーを介して前記ヘッドボックス内に配設されている。
請求項2では、前記ストッパー装置は、前記スペーサーを介して前記ヘッドボックス内に移動不能に取り付けられている
請求項3では、前記スペーサーは、前記ヘッドボックスに対して当接する部位を備えている
請求項4では、前記スペーサーは、前記ヘッドボックスの外側辺の内面に当接する脚部を備えている
請求項5では、前記スペーサーは、第一のスペーサーであり、前記操作装置は、前記第
一のスペーサーと異なる第二のスペーサーを介して前記ヘッドボックス内に配設されている
請求項6では、前記第二のスペーサーは、複数部品で構成されている
請求項7では、前記第二のスペーサーは、第一および第二のチルトスペーサーであり、前記操作装置に第一および第二のチルトスペーサーが係合して配置されている
請求項8では、前記第一および第二のチルトスペーサーは、前記操作装置の凹部に係合される部位を備えている。
請求項9では、前記第二のスペーサーは、第一および第二のチルトスペーサーであり、前記操作装置は、ギヤボックスの操作勝手を左右転換可能とする前記第一および第二のチルトスペーサーを介して前記ヘッドボックスに保持されている。
請求項10では、前記昇降コードは、前記支持部材で前記ヘッドボックスの前後方向中央部に集約されてから前記ストッパー装置に案内され、次いで、前記操作装置に案内されている。
本発明によれば、ヘッドボックス内で昇降コードをヘッドボックスの幅方向の少なくとも一側からヘッドボックスの長手方向端部の操作装置に案内してヘッドボックス外に垂下する横型ブラインドにおいて、スラットの円滑な昇降操作を可能とし、かつ操作装置の左右転換にも容易に対応し得る横型ブラインドを提供することができる。
横型ブラインドを示す正面図である。 横型ブラインドを示す側面図である。 横型ブラインドを示す平面図である。 支持部材を示す斜視図である。 支持部材を示す断面図である。 支持部材を示す側面図である。 昇降コードの案内経路を示す概略図である。 昇降コードの案内経路を示す概略図である。 ストッパー装置を示す斜視図である。 操作装置を示す側面図である。 (a)(b)は操作装置の左右転換手順を示す斜視図である。 (a)〜(c)は操作装置の左右転換手順を示す斜視図である。 (a)〜(c)は操作装置の左右転換手順を示す斜視図である。 (a)(b)は操作装置の左右転換手順を示す斜視図である。
以下、この発明を具体化した第一の実施形態を図面に従って説明する。図1〜図3に示す横型ブラインドは、ヘッドボックス1から複数本(図1においては3本)のラダーコード2a〜2cが垂下され、そのラダーコード2a〜2cに多数段のスラット3が支持されている。
前記各ラダーコード2a〜2cの上方において、前記ヘッドボックス1内には支持部材4が配設され、その支持部材4にラダーコード吊下軸5が回転可能に支持され、そのラダーコード吊下軸5にラダーコード2a〜2cの上端が取着されている。そして、ラダーコード吊下軸5が回転されると、ラダーコード2a〜2cを介して各スラット3が同位相で回動される。
前記ラダーコード吊下軸5には六角棒状の角度調節軸6が相対回転不能に挿通され、その角度調節軸6の一端は前記ヘッドボックス1の右端部に設けられる操作装置7の出力軸に嵌合されている。
前記操作装置7内にはギヤ機構が配設され、そのギヤ機構の入力軸8はヘッドボックス1から室内側に向かって斜め下方に突出されている。そして、入力軸8の先端にユニバーサルジョイント9を介して操作棒10が吊下支持されている。
このような構成により、操作棒10の回転操作により操作装置7を介して角度調節軸6が回転され、ラダーコード吊下軸5が角度調節軸6と一体に回転される。
前記ラダーコード2a〜2cの吊下げ位置近傍において、前記ヘッドボックス1から複数本の昇降コード11a〜11cが垂下されている。例えば3本の昇降コード11a〜11cが垂下される場合には、ヘッドボックス1の両側部から垂下される昇降コード11a,11cが、スラット3の室外側で前記ラダーコード2a,2cの縦糸に沿って垂下され、ヘッドボックス1の中間部から垂下される昇降コード11bが、スラット3の室内側で前記ラダーコード2bの縦糸に沿って垂下される。
前記ラダーコード2a〜2c及び昇降コード11a〜11cの下端にはボトムレール12が取着されている。そして、昇降コード11a〜11cが引き上げられると、ボトムレール12が引き上げられてスラット3が引き上げられる。
前記昇降コード11a〜11cの上端部は、前記ヘッドボックス1内に案内されるとともに、図1においてヘッドボックス1の右端側に案内される。そして、ヘッドボックス1内に配設されるストッパー装置13及び前記操作装置7の入力軸8を経て、前記操作棒10内に挿通され、操作棒10の下端に取着される把持部の下方でコードイコライザー14に取着されている。
このような構成により、コードイコライザー14を下方へ引くと、ヘッドボックス1端部の操作装置7から各昇降コード11a〜11cが同一長さで引き出され、ボトムレール12が水平方向を維持した状態で引き上げられる。
前記ストッパー装置13は、昇降コード11a〜11cの操作装置7からの引き出し操作の後にボトムレール12及びスラット3の重量による昇降コード11a〜11cの移動を阻止して、ボトムレール12及びスラット3の自重降下を阻止する機能を備えている。従って、ボトムレール12及びスラット3が所望高さまで引き上げられた状態で保持される。
また、ボトムレール12及びスラット3の自重降下が阻止されている状態から、昇降コード11a〜11cを操作装置7から引き出すと、ストッパー装置13の作動が解除されて、ボトムレール12及びスラット3の自重降下が許容されるようになっている。従って、ボトムレール12及びスラット3を下限位置まで下降操作可能となっている。
図4〜図6に示すように、前記支持部材4は合成樹脂でヘッドボックス1の幅方向すなわち前後方向の中心に対し線対称状となる四角箱状に形成されている。そして、幅方向に対をなす2対の当接部15が上方へ突出され、その当接部15がヘッドボックス1の側辺上縁に形成されるリブ16に当接する状態で、支持部材4がヘッドボックス1の底辺17とリブ16との間に保持されている。
前記支持部材4の前後方向中央部には、上方に開口する軸受部18が左右方向に一対形成されている。そして、図6に示すように、軸受部18に前記ラダーコード吊下軸5の両側の支軸部5aが回転可能に支持されている。また、前記ラダーコード吊下軸5及び支軸部5aの中心部には、前記角度調節軸6が相対回転不能に嵌挿されている。
図5及び図6に示すように、前記支持部材4の底辺4a上には軸受を構成するための第一〜第四の内壁19a〜19dが前後方向にそれぞれ垂立して形成されている。第一及び第四の内壁19a,19dには底辺4aから同一高さ位置に支持孔20a,20bがそれぞれ形成され、支持部材4の前後両側の外側辺21a,21bには、前記支持孔20a,20bに対向する位置に支持孔22a,22bがそれぞれ形成されている。
そして、図5に示すように、ヘッドボックス1の長手方向中央部に配設される支持部材4の前側の支持孔20a,22aに滑車23aが回転可能に支持されている。また、ヘッドボックス1の長手方向両端部近傍に配設される支持部材4では、図6に鎖線で示すように、後側の支持孔20b,22bに滑車23bが回転可能に支持される。
そして、ヘッドボックス1の下方からヘッドボックス1内に案内される昇降コード11a〜11cは、滑車23aあるいは滑車23bを経て、前記ストッパー装置13側に向かって案内される。
前記第二及び第三の内壁19b,19cには、互いに対向する支持溝24a,24bがそれぞれ形成され、その支持溝24a,24b間に図示しない滑車を支持可能である。この滑車は、スラットの幅方向中央部を挿通した昇降コードをヘッドボックス内に案内してストッパー装置あるいは操作装置に案内する横型ブラインドを構成する場合に使用する。従って、この支持部材4はスラットの前後に昇降コードを垂下する横型ブラインドと、昇降コードをスラットの幅方向中央部に挿通する横型ブラインドとで共用可能である。
また、前記第二及び第三の内壁19b,19c間には昇降コードを挿通可能である。図7に示すように、ヘッドボックス1内で最も左端側に位置する支持部材4からヘッドボックス1内に案内された昇降コード11aは、ヘッドボックス1の中央部に配設される支持部材4の第二及び第三の内壁19b,19c間に案内される。そして、さらにヘッドボックス1の右端側に配設される支持部材4の第二及び第三の内壁19b,19c間を経て前記ストッパー装置13に案内される。
ヘッドボックス1内で中央部に位置する支持部材4からヘッドボックス1内に案内された昇降コード11bは、ヘッドボックス1の右端側に配設される支持部材4の第二及び第三の内壁19b,19c間を経て、前記ストッパー装置13に案内される。
ヘッドボックス1内で右端側に位置する支持部材4からヘッドボックス1内に案内された昇降コード11cは、前記ストッパー装置13に直接に案内される。
前記ストッパー装置13は、ヘッドボックス1の右端側に配設される操作装置7に近接して配設されるとともに、ヘッドボックス1の左端側に配設される支持部材4は、ストッパー装置13から離れた位置に配設されて、図3に示す距離Dが十分に確保されている。従って、昇降コード11cが支持部材4からストッパー装置13に円滑に案内される。
図6に示すように、前記支持部材4の各当接部15の下部には、互いに対向する係止凹部25が形成され、その係止凹部25間にスラット26を保持可能である。このようにして、ヘッドボックス1内に複数個配設される支持部材4でヘッドボックス1の略同一長さのスラット26を支持すると、ヘッドボックス1の上方開口部を封鎖して、ヘッドボックス1内への埃の進入を阻止し、かつヘッドボックス1の上面の美観を向上させることが可能となる。
図9に示すように、前記ストッパー装置13は直方体状のケース27内に上記機能を備えた公知の構成であり、その一端の導入口28からケース27内に前記昇降コード11a〜11cが導入される。そして、ケース27の他端側に支持される案内ローラー62を経て、図3に示すように、前記操作装置7に案内される。
前記ストッパー装置13は、第一のスペーサーとしてのスペーサー29に収容された状態で前記ヘッドボックス1内に配設される。前記スペーサー29は、下方を開口した四角箱状に形成され、その前後両側辺の下部左右端には、脚部30が前後方向に延びるように形成されている。
そして、スペーサー29をヘッドボックス1内に収容すると、脚部30の先端が底辺17上で外側辺63a,63bの内面に当接するようになっている。従って、スペーサー29はヘッドボックス1内で前後方向に移動不能に保持される。
前記ストッパー装置13は、スペーサー29に対し下方から挿入可能である。そして、スペーサー29内に挿入されたストッパー装置13は、スペーサー29内で前後方向に移動不能に保持される。従って、ストッパー装置13をスペーサー29に収容し、そのスペーサー29をヘッドボックス1内の所定位置に収容して、ストッパー装置13の下面に設けられている突起13aをヘッドボックス1の下辺に設けられた位置決め孔1aに嵌合すると、ストッパー装置13がスペーサー29を介してヘッドボックス1に保持される。
前記スペーサー29の左右両側辺の中央部には、開口部31が形成されている。この開口部31を経てストッパー装置13の導入口28に前記昇降コード11a〜11cを導入可能であるとともに、その昇降コード11a〜11cをストッパー装置13から操作装置7に向かって導出可能であり、スペーサー29内においてストッパー装置13の上方位置で前記角度調節軸6を挿通可能となっている。
前記スペーサー29の上面には、前記スラット26を保持可能とした係止部32が形成されている。そして、前記支持部材4に支持された前記スラット26がスペーサー29の上面でも保持される。
図10及び図12に示すように、前記操作装置7はギヤボックス33が第二のスペーサーとしての第一及び第二のチルトスペーサー34,35を介してヘッドボックス1内に収容されている。前記ギヤボックス33及び同ギヤボックス33内に収容されるギヤ機構(図示しない)や案内ローラー36等は、前記入力軸8の中心軸の延長線L1に対し線対称状に形成されている。
前記ギヤボックス33の前記入力軸8の突出位置の反対側角部には第一の凹部37が形成され、その第一の凹部37の両側に位置するギヤボックス33の角部には第二及び第三の凹部38,39が形成されている。
前記第一の凹部37は、前記延長線L1に対し線対称状に直角に凹むように形成されている。前記第二及び第三の凹部38,39は、前記延長線L1に対し線対称状に直角に凹む凹部であり、第一の凹部37より浅い凹部である。
前記ギヤボックス33内には、前記ヘッドボックス1内に向かって開口する六角孔40a,40bを備えた一対の出力軸41a,41bが回転可能に支持され、前記入力軸8が回転されると、ギヤボックス33内に配設されるギヤ機構により出力軸41a,41bが同方向に回転されるようになっている。
前記出力軸41a,41bは、前記延長線L1に対し線対称状に位置している。そして、図10に示す状態では出力軸41aの中心がヘッドボックス1の前後方向の中心線L2上に位置している。また、ヘッドボックス1内でギヤボックス33を前後方向に回動させて、入力軸8を図10に破線で示す位置まで90度回動させると、出力軸41bの中心がヘッドボックス1の中心線L2上に位置するようになっている。
前記ギヤボックス33内には、前記ヘッドボックス1内から案内される昇降コード11a〜11cを前記入力軸8から前記操作棒10内に案内する案内ローラー36が形成されている。
前記第一及び第二のチルトスペーサー34,35は、前記ギヤボックス33をヘッドボックス1内に安定して保持するために、ギヤボックス33とヘッドボックス1内面との間に介在されるスペーサーである。
第一のチルトスペーサー34は、垂直方向に延びる側辺42と、その側辺42の上端から水平方向に延びる上辺43とを備え、側辺42と上辺43との境界部の内側に前記ギヤボックス33の第二の凹部38あるいは第三の凹部39に係合可能に形成された突部44が形成されている。そして、突部44を第二の凹部38あるいは第三の凹部39に係合させると、側辺42がギヤボックス33の側面に当接し、上辺43がギヤボックス33の上面に当接する。
前記第二のチルトスペーサー35は、垂直方向に延びる側辺45と、その側辺45の上端から水平方向に突出して前記第一の凹部37に係合可能とした係合辺46を備えている。そして、係合辺46を第一の凹部37に係合させると、側辺45がギヤボックス33の側面に当接するようになっている。
また、前記側辺45の下端には、前記ギヤボックス33の下面に沿って水平方向に延びる下辺47と、その下辺47の両側から前記ギヤボックス33の入力軸8の軸受部49(図12参照)を挟み込むように延びる一対の係止片48とが形成されている。
そして、図10及び図12(a)に示すように、係合辺46を第一の凹部37に係合させながら、係止片48で入力軸8の軸受部49を挟み込むと、第二のチルトスペーサー35がギヤボックス33に保持される。
図12(b)及び図13(b)に示すように、前記ギヤボックス33の側面には位置決め突部50が形成され、その位置決め突部50に対向する前記第一のチルトスペーサー34の内側面には位置決め凹部51が形成されている。そして、位置決め突部50を位置決め凹部51に係合させると、ギヤボックス33に第一のチルトスペーサー34を位置ずれすることなく取着可能である。
また、ギヤボックス33の下面には位置決め突部52が形成され、第二のチルトスペーサー35の下辺47には位置決め凹部53が形成されている。そして、位置決め突部52を位置決め凹部53に係合させると、ギヤボックス33に第二のチルトスペーサー35を位置ずれすることなく取着可能である。
前記第一及び第二のチルトスペーサー34,35の外側面には、係止突部54,55が形成され、図11に示すように、前記ヘッドボックス1の一端部の前後両側辺には係止突部54,55に係合可能とした係合孔56が形成されている。
このような構成により、ギヤボックス33に第一及び第二のチルトスペーサー34,35取着して操作装置7を構成し、その状態で操作装置7をヘッドボックス1の端部に挿入して係止突部54,55を係合孔56に係合させると、ギヤボックス33は第一及び第二のチルトスペーサー34,35を介してヘッドボックス1内に移動不能に保持される。
前記ヘッドボックス1の一端部において、前記係合孔56の下方は側辺下方及び底辺が切除されて操作装置取付部57が形成されている。前記第一及び第二のチルトスペーサー34,35の係止突部54,55の下方には、前記操作装置取付部57に係合するように段差をもって突出する露出面58,59が形成されている。図14(b)に示すように、操作装置7をヘッドボックス1の端部に嵌合すると、第二のチルトスペーサー35の露出面59がヘッドボックス1の外側面と面一となる状態で保持される。
図11に示すように、第一のチルトスペーサー34の露出面58には、チルターカバー60が取着される。また、前記操作装置7を取着したヘッドボックス1の端部には、キャップ61が取着される。
次に、上記のように構成された横型ブラインドの作用を説明する。
図1に示すように、操作装置7がヘッドボックス1の右端側に取着された右操作用の横型ブラインドを左操作用に左右転換する場合を図11〜図14に従って説明する。
図11〜図14では、操作棒10及び操作棒10から昇降コード11a〜11cを引き出すコードイコライザー14を図示しない状態で説明するが、左右転換時に操作棒10及びその操作棒10に挿通される昇降コード11a〜11cを取り外す必要はない。また、右操作用としてヘッドボックス1の右端に取着されている操作装置7では、角度調節軸6はギヤボックス33の出力軸41aの六角孔40aに嵌合されている。
図11(a)に示すように、ヘッドボックス1の右端に操作装置7が取着されている状態から左操作用に転換する場合には、まずキャップ61をヘッドボックス1から取り外すとともに、チルターカバー60を露出面58から取り外し、図11(b)に示すように、操作装置7をヘッドボックス1から取り外す。
次いで、図12(a)〜(c)に示すように、ギヤボックス33から第一及び第二のチルトスペーサー34,35を取り外す。
次いで、図13(a)〜(c)に示すように、ギヤボックス33の入力軸8が後方に位置するようにギヤボックス33を90度回動させ、第一及び第二のチルトスペーサー34,35を前後方向に入れ替えて、ギヤボックス33に取着する。
次いで、図14(a)(b)に示すように、操作装置7をヘッドボックス1内に挿入し、係止突部54,55を係合孔56に嵌合し、チルターカバー60及びキャップ61を取着する。
この状態で、ヘッドボックス1を左右方向に転換すると、操作装置7がヘッドボックス1の左端に位置し、操作棒10が操作装置7から室内側に吊下支持される左操作用の横型ブラインドとなる。
また、左操作用の横型ブラインドを右操作用の横型ブラインドに転換する場合には、上記の転換操作を逆に行えばよい。
図1に示す右操作用の横型ブラインドにおいて、図7に示すように、昇降コード11aは支持部材4の滑車23bを経てヘッドボックス1内を右方へ案内される。ヘッドボックス1中央部の支持部材4では第二及び第三の内壁19b,19c間及びヘッドボックス1の右端側の支持部材4の第二及び第三の内壁19b,19c間を経て、ストッパー装置13に案内される。
従って、昇降コード11aはヘッドボックス1中央部の支持部材4及びヘッドボックス1の右端側の支持部材4でヘッドボックス1の前後方向中央部を案内されてストッパー装置13に導入される。
昇降コード11bは、ヘッドボックス1中央部の支持部材4の滑車23aを経てヘッドボックス1内を右方へ案内され、ヘッドボックス1の右端側の支持部材4の第二及び第三の内壁19b,19c間を経て、ストッパー装置13に案内される。
従って、昇降コード11bはヘッドボックス1の右端側の支持部材4でヘッドボックス1の前後方向中央部に案内されてストッパー装置13に導入される。
昇降コード11cは、ヘッドボックス1の右端側の支持部材4からストッパー装置13に直接に案内される。
上記のように構成された横型ブラインドでは、次に示す効果を得ることができる。
(1)スラット3の前側及び後側からヘッドボックス1内に案内された昇降コード11a,11bを支持部材4でヘッドボックス1の前後方向中央部に集約してストッパー装置13に案内することができる。
(2)ストッパー装置13に昇降コード11cを円滑に案内することができるので、ストッパー装置13を安定して動作させることができる。
(3)ストッパー装置13と、そのストッパー装置13に最も近い支持部材4との距離を長くしたので、ストッパー装置13に最も近い支持部材4からストッパー装置13に昇降コード11cを円滑に案内することができる。
(4)ストッパー装置13をスペーサー29を介してヘッドボックス1内に配設した。従って、ヘッドボックス1の前後方向の内寸より小型のストッパー装置13を共用しながら、ストッパー装置13をヘッドボックス1内に取着することができる。
(5)操作装置7のギヤボックス33を第一及び第二のチルトスペーサー34,35を介してヘッドボックス1内に保持するので、ヘッドボックス1の内寸より小型のギヤボックス33を共用しながら、ギヤボックス33をヘッドボックス1内に取着することができる。また、操作装置7の左右転換にも容易に対応可能である。
(6)支持部材4には、前後方向中央に位置する第二及び第三の内壁19b,19cに滑車を支持可能とする支持溝24a,24bを備えたので、昇降コードがヘッドボックスの前後方向中央部から垂下される通常の横型ブラインドにこの支持部材4を共用することができる。
上記実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・図8は、ヘッドボックス1内に配設される2つの支持部材4からスラットの前後方向に垂下される2本の昇降コード11b,11cをヘッドボックス1の一端のストッパー装置13に案内する場合を示す。ストッパー装置13から遠い支持部材4からストッパー装置13に案内される昇降コード11bを、ストッパー装置13に近い支持部材4で前後方向中央部に集約したストッパー装置13に案内する。
1…ヘッドボックス、2…ラダーコード、3…スラット、4…支持部材、5…ラダーコード吊下軸、7…操作装置、11a〜11c…昇降コード、13…ストッパー装置、33…ギヤボックス、19b,19c…集約手段(第二の内壁、第三の内壁)。

Claims (7)

  1. ヘッドボックス内に複数配設される支持部材にラダーコード吊下軸を回転可能に支持し、前記ラダーコード吊下軸から吊下支持されるラダーコードに多数段のスラットを支持して前記ラダーコード吊下軸の回動操作に基づいて前記スラットを回動操作可能とし、前記ヘッドボックスから垂下される複数本の昇降コードを前記スラットの前方及び後方の少なくともいずれかに垂下し、前記昇降コードを前記スラットの自重降下を防止するストッパー装置を介して前記ヘッドボックスの一端に取着した操作装置に案内し、該操作装置から前記昇降コードを引き出しあるいは該操作装置を介して前記昇降コードを前記ヘッドボックス内に引き込ませて前記スラットを昇降操作可能とした横型ブラインドにおいて、
    前記昇降コードは、前記支持部材で前記ヘッドボックスの前後方向中央部に集約されてから前記ストッパー装置に案内され、次いで、前記操作装置に案内されており、
    前記ストッパー装置は、第一のスペーサーを介して前記ヘッドボックス内に配設され
    前記操作装置は、前記第一のスペーサーと異なる第二のスペーサーを介して前記ヘッドボックス内に配設され、
    前記第二のスペーサーは、複数部品で構成されている
    横型ブラインド。
  2. 前記ストッパー装置は、前記第一のスペーサーを介して前記ヘッドボックス内に移動不能に取り付けられている
    請求項1に記載の横型ブラインド。
  3. 前記第一のスペーサーは、前記ヘッドボックスに対して当接する部位を備えている
    請求項2に記載の横型ブラインド。
  4. 前記第一のスペーサーは、前記ヘッドボックスの外側辺の内面に当接する脚部を備えている
    請求項に記載の横型ブラインド。
  5. 前記第二のスペーサーは、第一および第二のチルトスペーサーであり、
    前記操作装置に前記第一および第二のチルトスペーサーが係合して配置されている
    請求項1ないし4のうち何れか1項に記載の横型ブラインド。
  6. 前記第一および第二のチルトスペーサーは、前記操作装置の凹部に係合される部位を備えている
    請求項記載の横型ブラインド。
  7. 前記第二のスペーサーは、第一および第二のチルトスペーサーであり、
    前記操作装置は、ギヤボックスの操作勝手を左右転換可能とする前記第一および第二のチルトスペーサーを介して前記ヘッドボックスに保持されている
    請求項1ないし4のうち何れか1項記載の横型ブラインド。
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