JP6392827B2 - 横型ブラインド - Google Patents
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Description
特許文献3には、ボトムレール及びスラットの自重降下を阻止する自重降下防止装置と、ヘッドボックス下方からヘッドボックス内に案内される昇降コードを自重降下防止装置に案内する支持部材が開示されている。
上記のような自重降下防止装置及び操作装置では、ヘッドボックス内を案内される昇降コードの導入部が、通常ヘッドボックスの幅方向中央部に形成されている。従って、昇降コードをヘッドボックスの幅方向両側から自重降下防止装置に案内すると、自重降下防止装置の円滑な動作を妨げたり、あるいは昇降コードの円滑な移動を妨げてしまう。
特許文献2には、操作勝手を左右転換可能とした操作装置が開示されているが、昇降コードをヘッドボックスの幅方向両側から操作装置あるいは自重降下防止装置に案内する構成は開示されていない。
請求項3では、前記スペーサーは、前記ヘッドボックスに対して当接する部位を備えている。
請求項5では、前記スペーサーは、第一のスペーサーであり、前記操作装置は、前記第
一のスペーサーと異なる第二のスペーサーを介して前記ヘッドボックス内に配設されている。
請求項7では、前記第二のスペーサーは、第一および第二のチルトスペーサーであり、前記操作装置に第一および第二のチルトスペーサーが係合して配置されている。
請求項8では、前記第一および第二のチルトスペーサーは、前記操作装置の凹部に係合される部位を備えている。
請求項9では、前記第二のスペーサーは、第一および第二のチルトスペーサーであり、前記操作装置は、ギヤボックスの操作勝手を左右転換可能とする前記第一および第二のチルトスペーサーを介して前記ヘッドボックスに保持されている。
請求項10では、前記昇降コードは、前記支持部材で前記ヘッドボックスの前後方向中央部に集約されてから前記ストッパー装置に案内され、次いで、前記操作装置に案内されている。
前記ラダーコード2a〜2cの吊下げ位置近傍において、前記ヘッドボックス1から複数本の昇降コード11a〜11cが垂下されている。例えば3本の昇降コード11a〜11cが垂下される場合には、ヘッドボックス1の両側部から垂下される昇降コード11a,11cが、スラット3の室外側で前記ラダーコード2a,2cの縦糸に沿って垂下され、ヘッドボックス1の中間部から垂下される昇降コード11bが、スラット3の室内側で前記ラダーコード2bの縦糸に沿って垂下される。
前記ストッパー装置13は、ヘッドボックス1の右端側に配設される操作装置7に近接して配設されるとともに、ヘッドボックス1の左端側に配設される支持部材4は、ストッパー装置13から離れた位置に配設されて、図3に示す距離Dが十分に確保されている。従って、昇降コード11cが支持部材4からストッパー装置13に円滑に案内される。
図1に示すように、操作装置7がヘッドボックス1の右端側に取着された右操作用の横型ブラインドを左操作用に左右転換する場合を図11〜図14に従って説明する。
次いで、図13(a)〜(c)に示すように、ギヤボックス33の入力軸8が後方に位置するようにギヤボックス33を90度回動させ、第一及び第二のチルトスペーサー34,35を前後方向に入れ替えて、ギヤボックス33に取着する。
図1に示す右操作用の横型ブラインドにおいて、図7に示すように、昇降コード11aは支持部材4の滑車23bを経てヘッドボックス1内を右方へ案内される。ヘッドボックス1中央部の支持部材4では第二及び第三の内壁19b,19c間及びヘッドボックス1の右端側の支持部材4の第二及び第三の内壁19b,19c間を経て、ストッパー装置13に案内される。
昇降コード11cは、ヘッドボックス1の右端側の支持部材4からストッパー装置13に直接に案内される。
(1)スラット3の前側及び後側からヘッドボックス1内に案内された昇降コード11a,11bを支持部材4でヘッドボックス1の前後方向中央部に集約してストッパー装置13に案内することができる。
(2)ストッパー装置13に昇降コード11cを円滑に案内することができるので、ストッパー装置13を安定して動作させることができる。
(3)ストッパー装置13と、そのストッパー装置13に最も近い支持部材4との距離を長くしたので、ストッパー装置13に最も近い支持部材4からストッパー装置13に昇降コード11cを円滑に案内することができる。
(4)ストッパー装置13をスペーサー29を介してヘッドボックス1内に配設した。従って、ヘッドボックス1の前後方向の内寸より小型のストッパー装置13を共用しながら、ストッパー装置13をヘッドボックス1内に取着することができる。
(5)操作装置7のギヤボックス33を第一及び第二のチルトスペーサー34,35を介してヘッドボックス1内に保持するので、ヘッドボックス1の内寸より小型のギヤボックス33を共用しながら、ギヤボックス33をヘッドボックス1内に取着することができる。また、操作装置7の左右転換にも容易に対応可能である。
(6)支持部材4には、前後方向中央に位置する第二及び第三の内壁19b,19cに滑車を支持可能とする支持溝24a,24bを備えたので、昇降コードがヘッドボックスの前後方向中央部から垂下される通常の横型ブラインドにこの支持部材4を共用することができる。
・図8は、ヘッドボックス1内に配設される2つの支持部材4からスラットの前後方向に垂下される2本の昇降コード11b,11cをヘッドボックス1の一端のストッパー装置13に案内する場合を示す。ストッパー装置13から遠い支持部材4からストッパー装置13に案内される昇降コード11bを、ストッパー装置13に近い支持部材4で前後方向中央部に集約したストッパー装置13に案内する。
Claims (7)
- ヘッドボックス内に複数配設される支持部材にラダーコード吊下軸を回転可能に支持し、前記ラダーコード吊下軸から吊下支持されるラダーコードに多数段のスラットを支持して前記ラダーコード吊下軸の回動操作に基づいて前記スラットを回動操作可能とし、前記ヘッドボックスから垂下される複数本の昇降コードを前記スラットの前方及び後方の少なくともいずれかに垂下し、前記昇降コードを前記スラットの自重降下を防止するストッパー装置を介して前記ヘッドボックスの一端に取着した操作装置に案内し、該操作装置から前記昇降コードを引き出しあるいは該操作装置を介して前記昇降コードを前記ヘッドボックス内に引き込ませて前記スラットを昇降操作可能とした横型ブラインドにおいて、
前記昇降コードは、前記支持部材で前記ヘッドボックスの前後方向中央部に集約されてから前記ストッパー装置に案内され、次いで、前記操作装置に案内されており、
前記ストッパー装置は、第一のスペーサーを介して前記ヘッドボックス内に配設され、
前記操作装置は、前記第一のスペーサーと異なる第二のスペーサーを介して前記ヘッドボックス内に配設され、
前記第二のスペーサーは、複数部品で構成されている
横型ブラインド。 - 前記ストッパー装置は、前記第一のスペーサーを介して前記ヘッドボックス内に移動不能に取り付けられている
請求項1に記載の横型ブラインド。 - 前記第一のスペーサーは、前記ヘッドボックスに対して当接する部位を備えている
請求項2に記載の横型ブラインド。 - 前記第一のスペーサーは、前記ヘッドボックスの外側辺の内面に当接する脚部を備えている
請求項2に記載の横型ブラインド。 - 前記第二のスペーサーは、第一および第二のチルトスペーサーであり、
前記操作装置に前記第一および第二のチルトスペーサーが係合して配置されている
請求項1ないし4のうち何れか1項に記載の横型ブラインド。 - 前記第一および第二のチルトスペーサーは、前記操作装置の凹部に係合される部位を備えている
請求項5記載の横型ブラインド。 - 前記第二のスペーサーは、第一および第二のチルトスペーサーであり、
前記操作装置は、ギヤボックスの操作勝手を左右転換可能とする前記第一および第二のチルトスペーサーを介して前記ヘッドボックスに保持されている
請求項1ないし4のうち何れか1項記載の横型ブラインド。
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JP3582170B2 (ja) * | 1995-09-08 | 2004-10-27 | トーソー株式会社 | ベネシャンブラインドの操作装置 |
-
2016
- 2016-11-02 JP JP2016215662A patent/JP6392827B2/ja active Active
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