JP6389108B2 - 収容袋及びその製造方法 - Google Patents
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Description
互いの間に収容室を画成するとともに縁部どうしが連なる2つのシート部を有し、
これらシート部における前記収容室を画成する部分の内面の全域には、前記内容物の付着を防止する付着防止層が設けられ、
前記付着防止層が、前記内容物と同色系に着色されていることを特徴とする。
この収容袋によれば、シート部における収容室を画成する部分の全域に付着防止層を一様に形成すればよく、付着防止層の外縁部分だけをライン状の着色層にする必要が無い。また、付着防止層を設けることによって、接着性又は粘着性の内容物が収容袋の内面に付着するのを防止でき、内容物を収容袋から円滑に取り出すことができる。さらに、収容袋内の内容物に付着防止層の色が移ったとしても、同色系であるため目立ちにくい。したがって、内容物の外観が損なわれるのを抑制又は防止できる。
前記付着防止層の色が前記ラミネートシートの内面側に現れる色とは異色系であるか、又は前記ラミネートシートが透明であり、
前記2つのシート部のヒートシール樹脂層における前記付着防止層より外側に延び出た縁部どうしがヒートシールにより一体接合されていることが好ましい。
これによって、収容袋を製造する際、ヒートシール樹脂層の縁部と付着防止層との境を明瞭に判別することができる。したがって、2つのシート部の前記境どうしを容易にぴったりと一致させることができ、これらシート部のズレを防止することができる。よって、何れか一方のシート部のヒートシール樹脂層の縁部が部分的に収容室内に露出するのを防止でき、この露出部分に接着性又は粘着性の内容物が付着するのを防止することができる。この結果、内容物の使用に際して、内容部を収容袋から円滑に取り出すことができ、さらには、収容袋内から取り出し不能な内容物の量を減らすことができ、内容物の使用効率を確保できる。
これによって、収容袋を製造するために2つのシート部のヒートシール樹脂層の縁部どうしをヒートシールする際、付着防止層が溶融するのを回避できる。また、ホットメルト接着剤を溶融させて収容室に充填する際は、ヒートシール樹脂層が溶けて封止部分に穴が開くのを防止できる。
2つのシート部における収容室を画成すべき部分の内面の全域に、前記内容物と同色系の付着防止層を形成した後、
前記2つのシート部を互いに対向させて、これらシート部における前記付着防止層よりも外側へ延び出た縁部どうしをヒートシールにより封止することを特徴とする。
この方法によれば、シート部の収容室を画成する部分の全域に付着防止層を一様に形成すればよく、付着防止層の外縁部分だけをライン状の着色層にする必要が無い。また、ヒートシール樹脂層における封止されるべき縁部と付着防止層との境を明瞭に判別することができる。したがって、2つのシート部の前記境どうしを容易にぴったりと一致させることができ、これらシート部のズレを防止することができる。よって、何れか一方のシート部のヒートシール樹脂層の縁部が部分的に収容室内に露出するのを防止でき、この露出部分に接着性又は粘着性の内容物が付着するのを防止することができる。この結果、内容物の使用に際して、内容部を収容袋から円滑に取り出すことができ、収容袋内から取り出し不能な内容物の量を減らすことができ、内容物の使用効率を確保できる。さらに、収容袋内の内容物に付着防止層の色が移ったとしても、同色系であるため目立ちにくい。したがって、内容物の外観が損なわれるのを抑制又は防止できる。
図1は、収容袋1を示したものである。収容袋1の内部の収容室1sには、接着性又は粘着性を有する内容物が収容される。この実施形態の内容物は、ホットメルト接着剤2である。
なお、収容袋1の外面には、内容物の商品名、材質、広告、その他各種の印刷を施してもよい。
まず、収容すべきホットメルト接着剤2と同色系の付着防止層25を用意する。この付着防止層25の色とラミネートシート20の内面側の色とは異色系とする。
図2に示すように、この付着防止層25を、ラミネートシート20における収容室画成部分12の内面すなわちヒートシール樹脂層24の収容室対応部分24sの内面に塗布する。これによって、ラミネートシート20と付着防止層25とを含むシート1Xが形成される。塗布方法としては、ハケやローラで塗り付けてもよく、ノズルで吹き付けて塗布してもよい。このとき、収容室画成部分12の全域に単一の付着防止層25を一様に塗布すればよく、例えば収容室画成部分12の外縁部分だけにライン状の着色層を塗布する必要は無い。したがって、塗布作業を容易に行なうことができ、工数も減る。
例えば、収容袋1は、二方袋に限られず、三方袋であってもよい。この場合、2つのシート部10,10は互いに別体になっており、互いに重ねられたうえで下側及び左右両側の縁部がヒートシールにより封止される。さらに、ホットメルト接着剤2の充填後に上側の縁部がヒートシールにより封止される。
また、収容袋1が、筒状のシートから製造されたものであってもよい。この場合、シート部10,10の左右両側の縁部が一体に連なっている。このシート部10,10の下側の縁部がヒートシールにより封止される。さらに、ホットメルト接着剤2の充填後に上側の縁部がヒートシールにより封止される。
内容物は、ホットメルト接着剤2に限られず、他の接着剤であってもよく、粘着剤であってもよく、一部分だけに接着剤や粘着剤が設けられた内容物であってもよい。
1a 封止部
1s 収容室
2 ホットメルト接着剤(内容物)
10 シート部
11 縁部
11a 左右両側の縁部
12 収容室画成部分(収容室を画成する部分)
20 ラミネートシート
24 ヒートシール樹脂層、最内層
24a 縁部
24s 収容室対応部分(収容室に対応する部分)
25 付着防止層
Claims (4)
- 接着性又は粘着性の内容物を収容する収容袋であって、
互いの間に収容室を画成するとともに縁部どうしが連なる2つのシート部を有し、
これらシート部における前記収容室を画成する部分の内面の全域には、前記内容物の付着を防止する付着防止層が設けられ、
前記付着防止層が、前記内容物と同色系に着色されていることを特徴とする収容袋。 - 前記各シート部が、最内層がヒートシール樹脂層からなるラミネートシートにて構成され、各シート部のヒートシール樹脂層における前記収容室に対応する部分に前記付着防止層が設けられており、
前記付着防止層の色が前記ラミネートシートの内面側に現れる色とは異色系であるか、又は前記ラミネートシートが透明であり、
前記2つのシート部のヒートシール樹脂層における前記付着防止層より外側に延び出た縁部どうしがヒートシールにより一体接合されていることを特徴とする請求項1に記載の収容袋。 - 前記内容物がホットメルト接着剤にて構成され、前記ヒートシール樹脂層の溶融温度が、前記ホットメルト接着剤の溶融温度より高く、かつ前記付着防止層の溶融温度が、前記ヒートシール樹脂層の溶融温度より高いことを特徴とする請求項2に記載の収容袋。
- 接着性又は粘着性の内容物を収容する収容袋を製造する方法であって、
2つのシート部における収容室を画成すべき部分の内面の全域に、前記内容物と同色系の付着防止層を形成した後、
前記2つのシート部を互いに対向させて、これらシート部における前記付着防止層よりも外側へ延び出た縁部どうしをヒートシールにより封止することを特徴とする収容袋の製造方法。
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