JP6389108B2 - 収容袋及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、収容袋、及び収容袋を製造する方法に関し、特に接着剤や粘着剤等の接着性又は粘着性を有する内容物を収容するのに適した収容袋及びその製造方法に関する。
例えば、特許文献1には、粘着性を有する内容物を収容する収容袋が開示されている。収容袋の収容室の内面には、付着防止層が塗布されている。付着防止層は、シリコーンで構成され、透明になっている。この付着防止層の外縁部分にだけ着色剤が添加されることで、ライン状の着色層が形成されている。この着色層によって、付着防止層と、その外側のヒートシール領域との境が明瞭になり、袋製造時のヒートシール作業を簡易化できる。また、付着防止層における着色層よりも内側の部分は透明であるため、内容物に色が移るのを防止できる。
特開2012−76768号公報
前掲特許文献1において、付着防止層の外縁部分に沿ってライン状の着色層を塗布するのは煩雑であり、透明層と着色層とを別々に塗布しなければならず、工数も増える。一方、付着防止層の全域を着色層とすると、接着性又は粘着性の内容物に色が移ることで、内容物の外観が損なわれるおそれがある。
前記問題点を解決するために、本発明は、接着性又は粘着性の内容物を収容する収容袋であって、
互いの間に収容室を画成するとともに縁部どうしが連なる2つのシート部を有し、
これらシート部における前記収容室を画成する部分の内面の全域には、前記内容物の付着を防止する付着防止層が設けられ、
前記付着防止層が、前記内容物と同色系に着色されていることを特徴とする。
この収容袋によれば、シート部における収容室を画成する部分の全域に付着防止層を一様に形成すればよく、付着防止層の外縁部分だけをライン状の着色層にする必要が無い。また、付着防止層を設けることによって、接着性又は粘着性の内容物が収容袋の内面に付着するのを防止でき、内容物を収容袋から円滑に取り出すことができる。さらに、収容袋内の内容物に付着防止層の色が移ったとしても、同色系であるため目立ちにくい。したがって、内容物の外観が損なわれるのを抑制又は防止できる。
前記各シート部が、最内層がヒートシール樹脂層からなるラミネートシートにて構成され、各シート部のヒートシール樹脂層における前記収容室に対応する部分に前記付着防止層が設けられており、
前記付着防止層の色が前記ラミネートシートの内面側に現れる色とは異色系であるか、又は前記ラミネートシートが透明であり、
前記2つのシート部のヒートシール樹脂層における前記付着防止層より外側に延び出た縁部どうしがヒートシールにより一体接合されていることが好ましい。
これによって、収容袋を製造する際、ヒートシール樹脂層の縁部と付着防止層との境を明瞭に判別することができる。したがって、2つのシート部の前記境どうしを容易にぴったりと一致させることができ、これらシート部のズレを防止することができる。よって、何れか一方のシート部のヒートシール樹脂層の縁部が部分的に収容室内に露出するのを防止でき、この露出部分に接着性又は粘着性の内容物が付着するのを防止することができる。この結果、内容物の使用に際して、内容部を収容袋から円滑に取り出すことができ、さらには、収容袋内から取り出し不能な内容物の量を減らすことができ、内容物の使用効率を確保できる。
前記内容物がホットメルト接着剤にて構成され、前記ヒートシール樹脂層の溶融温度が、前記ホットメルト接着剤の溶融温度より高く、かつ前記付着防止層の溶融温度が、前記ヒートシール樹脂層の溶融温度より高いことが好ましい。
これによって、収容袋を製造するために2つのシート部のヒートシール樹脂層の縁部どうしをヒートシールする際、付着防止層が溶融するのを回避できる。また、ホットメルト接着剤を溶融させて収容室に充填する際は、ヒートシール樹脂層が溶けて封止部分に穴が開くのを防止できる。
また、本発明は、接着性又は粘着性の内容物を収容する収容袋を製造する方法であって、
2つのシート部における収容室を画成すべき部分の内面の全域に、前記内容物と同色系の付着防止層を形成した後、
前記2つのシート部を互いに対向させて、これらシート部における前記付着防止層よりも外側へ延び出た縁部どうしをヒートシールにより封止することを特徴とする。
この方法によれば、シート部の収容室を画成する部分の全域に付着防止層を一様に形成すればよく、付着防止層の外縁部分だけをライン状の着色層にする必要が無い。また、ヒートシール樹脂層における封止されるべき縁部と付着防止層との境を明瞭に判別することができる。したがって、2つのシート部の前記境どうしを容易にぴったりと一致させることができ、これらシート部のズレを防止することができる。よって、何れか一方のシート部のヒートシール樹脂層の縁部が部分的に収容室内に露出するのを防止でき、この露出部分に接着性又は粘着性の内容物が付着するのを防止することができる。この結果、内容物の使用に際して、内容部を収容袋から円滑に取り出すことができ、収容袋内から取り出し不能な内容物の量を減らすことができ、内容物の使用効率を確保できる。さらに、収容袋内の内容物に付着防止層の色が移ったとしても、同色系であるため目立ちにくい。したがって、内容物の外観が損なわれるのを抑制又は防止できる。
本発明によれば、付着防止層を容易に形成でき、かつ内容物に付着防止層の色が移ったとしても内容物の外観が損なわれるのを抑制又は防止できる。
図1は、本発明の一実施形態に係る収容袋を、上端の口部を少し開いた状態で示す正面図である。 図2は、製造時の前記収容袋を、付着防止層の塗布後、二つ折り前の状態で示す正面図である。 図3は、図1のIII−III線に沿う、前記収容袋の断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面にしたがって説明する。
図1は、収容袋1を示したものである。収容袋1の内部の収容室1sには、接着性又は粘着性を有する内容物が収容される。この実施形態の内容物は、ホットメルト接着剤2である。
収容袋1は、2つのシート部10,10を備えている。これら2つのシート部10,10が互いに対向することによって、両シート部10,10の間に収容室1sが画成されている。これらシート部10,10の縁部11,11どうしが連なっている。各シート部10における縁部11より内側の部分(収容室画成部分12)によって、収容室1sが画成されている。
詳しくは、この実施形態の収容袋1は、二方袋にて構成されている。すなわち、図1及び図2に示すように、収容袋1は、1枚のシート1Xを二つ折りにし、その折り曲げ部1bを挟んで両側をシート部10,10とするとともに、折り曲げ部1bを底部とし、左右の両縁部をヒートシールにて封止したものである。したがって、折り曲げ部1bにおいて、シート部10,10の下側の縁部11b,11bどうしが一体に連なっている。シート部10,10の左右両側の縁部11a,11aどうしは、ヒートシールによって連ねられるとともに封止され、封止部1aを構成している。
図1に示すように、収容袋1の上側部は口部1eとなっている。この口部1eから収容室1s内にホットメルト接着剤2が充填された後、シート部10,10の上側の縁部11e,11eどうしが、ヒートシールによって封止される。これによって、収容袋1が密封される。
図3に示すように、シート1Xひいては各シート部10は、ラミネートシート20にて構成されている。ラミネートシート20は、表面樹脂層21と、金属膜層22と、中間樹脂層23と、ヒートシール樹脂層24とを、表側から順に積層した構造になっている。なお、図3において、各層21〜24の厚みは、幅(同図において左右方向の寸法)に対して誇張されている。最外層の表面樹脂層21は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹脂にて構成されている。金属膜層22は、例えばアルミニウムにて構成されている。中間樹脂層23は、例えばナイロン(登録商標)等の樹脂にて構成されている。最内層のヒートシール樹脂層24は、PET等の樹脂にて構成されている。2つのシート部10,10のヒートシール樹脂層24,24における左右両側の縁部24a,24a(被封止部)どうしが、ヒートシールによって一体接合されている。
ラミネートシート20における樹脂層21,23,24は透明である。したがって、金属膜層22を構成するアルミニウムの銀白色が、ラミネートシート20の外面側(表側)に現れるとともに内面側にも現れている。
なお、収容袋1の外面には、内容物の商品名、材質、広告、その他各種の印刷を施してもよい。
図2及び図3に示すように、各シート部10における収容室画成部分12の内面には、付着防止層25(図2における網掛け模様部)が設けられている。この付着防止層25が、収容室画成部分12の全域にわたることで、収容室1sの内面の全体を覆っている。詳しくは、付着防止層2は、ヒートシール樹脂層24における収容室1sに対応する部分24sに被膜されている。ヒートシール樹脂層24の左右両側の縁部24aが、この付着防止層25よりも外側へ延び出ている。
付着防止層25は、ホットメルト接着剤2に対して難接着性を有している。ここでは、付着防止層25の主材料として、難接着性のシリコーンが用いられている。シリコーン自体は透明である。このシリコーンに着色剤が添加されることで、付着防止層25が着色されている。着色剤は付着防止層25の全体に一様に添加されている。したがって、収容室1sの内面の全域が、着色剤の色になっている。
しかも、付着防止層25は、ホットメルト接着剤2と同色系に着色されている。例えば、ホットメルト接着剤2が青色系であるときは、青色系の着色剤を用いることで付着防止層25を青色系とする。ホットメルト接着剤2が赤色系であるときは、赤色系の着色剤を用いることで付着防止層25を赤色系とする。ここで、「同色系」とは、まったくの同色に限られず、付着防止層25の色がホットメルト接着剤2に移ったときに、その色移りが目立たない範囲で多少異なる色も含む意である。具体的には、JISZ8729に基づくL表色系において、付着防止層25のホットメルト接着剤2に対する色差ΔEabは、好ましくはΔEab=20以下、より好ましくはΔEab=10以下、一層好ましくはΔEab=5以下である。
また、付着防止層25の色は、ラミネートシート20の内面側に現れた色とは異色系である。つまり、付着防止層25は、金属膜層22の銀白色とは異なる色になっている。逆に言うと、ラミネートシート20は、付着防止層25及びホットメルト接着剤2とは別系統の色になっている。ここで、「異色系」とは、付着防止層25の色とラミネートシート20の色とが一見して別の色であると認識できる程度に異なることを言う。具体的には、JISZ8729に基づくL表色系において、付着防止層25のラミネートシート20に対する色差ΔEabは、好ましくはΔEab=30以上、より好ましくはΔEab=60以上である。
シリコーン製の付着防止層25の溶融温度T25は、1000℃台であり、ヒートシール樹脂層24の溶融温度T24よりはるかに高い(T25>T24)。また、ヒートシール樹脂層24の溶融温度T24は、ホットメルト接着剤2の溶融温度Tより高い(T24>T)。例えば、PET製のヒートシール樹脂層24の溶融温度T24は、T24=120℃〜260℃程度である。ホットメルト接着剤2の溶融温度Tは、T=100℃程度である。
収容袋1は、次のようにして製造される。
まず、収容すべきホットメルト接着剤2と同色系の付着防止層25を用意する。この付着防止層25の色とラミネートシート20の内面側の色とは異色系とする。
図2に示すように、この付着防止層25を、ラミネートシート20における収容室画成部分12の内面すなわちヒートシール樹脂層24の収容室対応部分24sの内面に塗布する。これによって、ラミネートシート20と付着防止層25とを含むシート1Xが形成される。塗布方法としては、ハケやローラで塗り付けてもよく、ノズルで吹き付けて塗布してもよい。このとき、収容室画成部分12の全域に単一の付着防止層25を一様に塗布すればよく、例えば収容室画成部分12の外縁部分だけにライン状の着色層を塗布する必要は無い。したがって、塗布作業を容易に行なうことができ、工数も減る。
次に、シート1Xを二つ折りにすることで、折り曲げ部1bを挟んで両側のシート部10,10どうしを互いに対向するように重ね合わせる。このとき、2つのシート部10,10の付着防止層25,25の左右の縁25a,25a(付着防止層25と縁部11aとの境)どうしを一致させる。付着防止層25は着色されていて、シート1Xの縁部11aとは色が異なるために、付着防止層25と縁部11aとの境を明瞭に判別することができる。したがって、2つのシート部10,10の付着防止層25,25の左右の縁25a,25aどうしを容易にぴったりと合わせることができ、シート部10,10どうしのズレを無くすことができる。これによって、何れか一方のシート部10の縁部11aが部分的に収容室1s内に露出しないようにすることができる。
続いて、シート部10,10の左右両側の縁部11a,11aどうしをヒートシールして封止する。すなわち、これら縁部11a,11aをヒートシール樹脂層24の溶融温度T24以上に加熱することで、ヒートシール樹脂層24,24の縁部24a,24aどうしを溶融させて一体接合する。これによって、封止部1aが形成される。このとき、加熱領域が、付着防止層25の塗布領域に及んでいたとしても、付着防止層25の溶融温度T25はヒートシール樹脂層24の溶融温度T24より十分に高いから(T25>T24)、シート部10,10の付着防止層25,25どうしが溶融して接合されることはない。したがって、加熱領域を厳密に調節する必要がなく、ヒートシール作業を容易に行なうことができる。
その後、ホットメルト接着剤2を溶融させて、口部1eから収容室1s内に流し込む。ヒートシール樹脂層24の溶融温度T24がホットメルト接着剤2の溶融温度Tより高いから(T24>T)、ホットメルト接着剤2の熱でヒートシール樹脂層24が溶けることはなく、封止部1aの封止状態を維持できる。
ホットメルト接着剤2の充填後、シート部10,10の上側の縁部11e,11eどうしをヒートシールすることで、収容袋1を密封する。
収容室1sの内面には難接着性の付着防止層25が被膜されているため、ホットメルト接着剤2が収容室1sの内面に付着するのを防止できる。また、前述した通り、製袋時において、シート部10の縁部11aと付着防止層25との色の違いを利用して、シート部10,10どうしを正確に位置合わせすることで、ヒートシール樹脂層24の縁部24aが部分的に収容室1s内に露出するのを防止できるから、この露出部分にホットメルト接着剤2が付着するのを防止することができる。
ホットメルト接着剤2を使用する際は、収容袋1の一箇所を切除して開口を設け、そこからホットメルト接着剤2を吐出させる。付着防止層25によってホットメルト接着剤2が収容室1sの内面に付着するのが防止されているため、収容袋1内からホットメルト接着剤2を円滑に吐出させることができる。さらには、収容袋1から取り出し不能なホットメルト接着剤2の量を減らすことができ、ホットメルト接着剤2の使用効率を確保できる。
収容袋1内のホットメルト接着剤2は付着防止層25と接しているため、付着防止層25の色がホットメルト接着剤2に移るおそれがある。しかし、付着防止層25は、ホットメルト接着剤2と同色系になっているため、たとえホットメルト接着剤2に色移りしたとしても、その色移り部分が目立たないようにすることができる。したがって、ホットメルト接着剤2の外観が損なわれるのを抑制又は防止できる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改変をなすことができる。
例えば、収容袋1は、二方袋に限られず、三方袋であってもよい。この場合、2つのシート部10,10は互いに別体になっており、互いに重ねられたうえで下側及び左右両側の縁部がヒートシールにより封止される。さらに、ホットメルト接着剤2の充填後に上側の縁部がヒートシールにより封止される。
また、収容袋1が、筒状のシートから製造されたものであってもよい。この場合、シート部10,10の左右両側の縁部が一体に連なっている。このシート部10,10の下側の縁部がヒートシールにより封止される。さらに、ホットメルト接着剤2の充填後に上側の縁部がヒートシールにより封止される。
ラミネートシート20の金属膜層22を省略してもよく、ラミネートシート20を透明にしてもよい。ラミネートシート20が透明である場合、外部から付着防止層25が見えるため、収容袋1の製造に際して、2つのシート部10,10の付着防止層25,25の縁25a,25aどうしを一致させやすくなり、シート部10,10のズレを一層確実に防止できる。
内容物は、ホットメルト接着剤2に限られず、他の接着剤であってもよく、粘着剤であってもよく、一部分だけに接着剤や粘着剤が設けられた内容物であってもよい。
本発明は、例えばホットメルト接着剤を収容する収容袋に適用できる。
1 収容袋
1a 封止部
1s 収容室
2 ホットメルト接着剤(内容物)
10 シート部
11 縁部
11a 左右両側の縁部
12 収容室画成部分(収容室を画成する部分)
20 ラミネートシート
24 ヒートシール樹脂層、最内層
24a 縁部
24s 収容室対応部分(収容室に対応する部分)
25 付着防止層

Claims (4)

  1. 接着性又は粘着性の内容物を収容する収容袋であって、
    互いの間に収容室を画成するとともに縁部どうしが連なる2つのシート部を有し、
    これらシート部における前記収容室を画成する部分の内面の全域には、前記内容物の付着を防止する付着防止層が設けられ、
    前記付着防止層が、前記内容物と同色系に着色されていることを特徴とする収容袋。
  2. 前記各シート部が、最内層がヒートシール樹脂層からなるラミネートシートにて構成され、各シート部のヒートシール樹脂層における前記収容室に対応する部分に前記付着防止層が設けられており、
    前記付着防止層の色が前記ラミネートシートの内面側に現れる色とは異色系であるか、又は前記ラミネートシートが透明であり、
    前記2つのシート部のヒートシール樹脂層における前記付着防止層より外側に延び出た縁部どうしがヒートシールにより一体接合されていることを特徴とする請求項1に記載の収容袋。
  3. 前記内容物がホットメルト接着剤にて構成され、前記ヒートシール樹脂層の溶融温度が、前記ホットメルト接着剤の溶融温度より高く、かつ前記付着防止層の溶融温度が、前記ヒートシール樹脂層の溶融温度より高いことを特徴とする請求項2に記載の収容袋。
  4. 接着性又は粘着性の内容物を収容する収容袋を製造する方法であって、
    2つのシート部における収容室を画成すべき部分の内面の全域に、前記内容物と同色系の付着防止層を形成した後、
    前記2つのシート部を互いに対向させて、これらシート部における前記付着防止層よりも外側へ延び出た縁部どうしをヒートシールにより封止することを特徴とする収容袋の製造方法。
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