JP6385565B2 - デバイスマネジメントシステム、検査装置、自動取引装置、デバイスマネンジメントサーバ - Google Patents

デバイスマネジメントシステム、検査装置、自動取引装置、デバイスマネンジメントサーバ Download PDF

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Description

本発明は、デバイスマネジメントシステム、検査装置、自動取引装置、デバイスマネンジメントサーバに関する。
ATM(Automated Teller Machine)などの自動取引装置は、銀行の店舗だけでなく、デパート、コンビニエンスストアまたは駅構内などに幅広く設置されている。
一般的に、自動取引装置には、顧客との入出金紙幣を出し入れする紙幣収納庫(紙幣カセット)が複数搭載されている。そのため、例えば、1つの紙幣カセットが故障した場合には、その紙幣カセットを使用せずに、搭載されている紙幣カセットのうち他に正常に機能する紙幣カセットを使用することで、運用に一部制限があったとしても自動取引装置としての運用を継続することができる。したがって、故障した紙幣カセットを直ちに交換や修理などせずに、紙幣回収や装填などの紙幣カセットを交換するタイミングで交換や修理が行われる。この紙幣カセットの運搬作業はCIT(Cash−In−Transit:警送作業)員により実施されている。
また、システム運用の現場で障害が発生したときに、保守員や係員はその障害の対処方法や根本原因を調べるために、システムが出力するログを参照することが多い。現行のログ出力のみでは情報量が膨大であるため、本発明の背景技術として特許文献1には、関連性を有する監視対象の組み合わせ毎にまとめつつ、ログの内容を示すシンボルを時系列に配置する形でログを出力することで、障害への対応を支援するための技術が記載されている。
特開2005−222336号公報
発生した障害を解決するためには、その障害の対策に有効である障害対策作業をシステム側で通知してから保守員や警送作業員、銀行員へ障害が発生している紙幣カセットが使用されていることを知らせることが有効ではあるが、特許文献1に記載されているログ提示システムでは、十分な紙幣カセット運用を行える機能は備えられていない。
また、上記するように紙幣カセットは自動取引装置1台につき複数搭載されているため紙幣カセットは膨大な数があり全ての紙幣カセットを正しく管理するシステムも提案されていなかった。そのため、銀行や保守会社側も現状紙幣カセットの運用状況を把握することが困難であり、警送作業員へ適切な通知を行う事が困難であった。また、自動取引装置に壊れた紙幣カセットを差し込んで運用する場合があり、壊れた紙幣カセットを使いまわしているため自動取引装置の稼動率を上げることが難しい。さらに、紙幣カセットがどのタイミングで故障したのかをすぐに把握する事が困難であったり、紙幣カセットの所在が不明になったり、紙幣カセット自体の動作を検査する装置もない等の紙幣カセットが正しく取り扱われていない問題があった。
そこで、本発明は前記した問題を解決し、各IT管理部門へ画面を提供して資産管理運用やコスト削減対策に有効である情報を警送作業員や銀行の自動取引装置監視部門、保守会社へ提供し、さらに各IT管理部門へ画面を提供して資産管理及びコスト削減と自動取引装置稼動時間の向上を図るシステムの提供を目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の一つは、紙幣を収納し、所定の情報を記憶する記憶部を備える紙幣カセットと、紙幣カセットと接続して紙幣カセットの動作の検査を実施し、前記記憶部から所定の情報を取得し、取得する所定の情報を検査装置記憶部に記憶する検査装置と、から構成されるシステムである。
本発明によれば、保守員や警送作業員が紙幣カセット動向を判断することでデバイスの資産管理とデバイスや警送作業員、保守員の管理コストの削減を図ることができる。さらに、自動取引装置の停止時間の削減が可能となる。
本発明のデバイスマネンジメントシステムの構成を示す構成図である。 本発明のデバイスマネジメントサーバの構成を示すブロック図である。 本発明のカセットチェッカ、紙幣カセット及びユーザ端末を示す概念図である。 本発明のカセットチェッカ、紙幣カセット及びユーザ端末の構成を示すブロック図である。 本発明の自動取引装置の構成を示すブロック図である。 本発明のシステム管理マスタの構成を示す図である。 本発明のカセット管理マスタの構成を示す図である。 本発明のステータス情報の構成を示す図である。 本発明のログファイル情報の構成を示すテーブルである。 本発明のログ分析画面を示す画面図である。 本発明の画面表示例を示す図である。 本発明の画面表示例を示す図である。 本発明の画面表示例を示す図である。 本発明の画面表示例を示す図である。 本発明の自動取引装置の処理を説明するフローチャートである。 本発明のユーザ端末およびカセットチェッカの処理を説明するフローチャートである。 本発明の画面表示例を示す図である。 本発明のデバイスマネンジメントサーバの処理を説明するフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面は本発明の解説をするために用いるものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
A.システム全体構成
図1は、本実施例のコンピュータネットワークシステム(以下、デバイスマネジメントシステムという)100を示した構成図である。デバイスマネンジメントシステム100は、デバイスマネジメントサーバ101と、銀行端末装置201と、保守会社端末装置202と、警送端末装置203と、各銀行ATM401がネットワーク102に接続され、構成される。なお、ネットワーク102はいわゆる専用線であってもよいし、公衆網を利用した回線であってもよい。
デバイスマネンジメントシステム100は、各拠点間を移動する紙幣カセット501を含むデバイスマネンジメントシステム100を構成するデバイスを後述する各種情報を用いて管理するシステムである。
A−1.装置構成
次にデバイスマネンジメントシステム100を構成する各装置について説明する。デバイスマネジメントサーバ101は例えば図示しないデータセンタなどの屋内に設置されるサーバである。銀行端末装置201と、保守会社端末装置202と、警送端末装置203は、各拠点にいるIT情報管理担当者が業務に使用する端末である。また、担当者により携帯される端末であってもよい。各端末装置を1つにまとめて端末装置103と呼ぶこともできる。銀行端末装置201と、保守会社端末装置202と、警送端末装置203は、デバイスマネジメントサーバ101からの業務作業内容を表示する。
カセットチェッカ301、302は、紙幣カセット501が正常に動作するかどうかを確認する機器である。また、ユーザ端末103、各銀行ATM(自動取引装置)401またはデバイスマネンジメントサーバ101に対し、ステータス情報や管理情報などを伝送する。なお、カセットチェッカ301、302は検査装置ともいう。また、各カセットチェッカを一つに纏めてカセットチェッカ104とも呼ぶこともできる。
デバイスマネンジメントシステム100はこれらの装置より構成されるシステムではあるが、この構成に限定されるものではない。例えば、デバイスマネンジメントサーバ101を用いずに各種情報を記憶する為に各装置の記憶部を利用する構成であってもよい。即ち、端末装置103とカセットチェッカ104からなる構成、自動取引装置104とデバイスマネンジメントサーバ101からなる構成、端末装置103とカセットチェッカ104とデバイスマネンジメントサーバ101からなる構成、端末装置103とカセットチェッカ104、自動取引装置401からなる構成であってもよい。
図2は、データセンタ等に設置された本実施例のデバイスマネジメントサーバ101を示す構成図である。デバイスマネンジメントサーバ101は、CPUなどの制御部から構成されるコントローラ1010と、プログラムを展開するメモリ1020と、画面表示を行う表示部1030と、データセンタ内にいる係員からの入力を受け付ける入力部1040と、ネットワーク102に接続する通信制御部1040と、各種情報を記憶する記憶部1060とを具備し、各部はBUSによって電気的に接続されている。
記憶部1060には、システム管理マスタ1070と、カセット管理マスタ1080と、ログファイルデータ109と、ログ分析部1110と、管理表示部(エリア別ステータス、カセット個別履歴)1210とが格納される。なお、記憶部1060に記憶される各種情報はデバイスマネンジメントサーバ101以外の装置の記憶部にも記憶されるとしてもよい。
システム管理マスタ1070およびカセット管理マスタ1080の詳細については後述するが、システム管理マスタ1070の構成要素を組み合わせることで、自動取引装置の構成を銀行毎に管理するATM−IDマスタ1072、カセットがどの銀行の自動取引装置に入っているかを管理するカセットIDマスタ1073、保守会社が管理する自動取引装置を示す保守会社IDマスタ1074、自動取引装置と紙幣カセットの保守担当者を示すATM−ID/カセットID/保守員ID管理テーブル1075と、紙幣カセットの搬送を担当する警送作業員を示すCIT管理マスタ1076として使用する事も出来る。
図3は、警送拠点や保守会社に設置されるカセットチェッカ301(302)と紙幣カセット501と保守会社端末装置202(203)の接続を示す概念図である。なお、以下ではカセットチェッカ301と保守会社端末装置202との接続を例に挙げて説明する。
図3に示すように、紙幣カセット501の動作確認や紙幣カセット501の記憶部5030にアクセスするために、カセットチェッカ301に紙幣カセット501を搭載して使用する。また、カセットチェッカ104は各拠点にて端末装置103と接続されており、端末装置103から紙幣カセット501の情報や紙幣カセット501に対するチェック信号の送受信を行う。
図3に示したカセットチェッカ301、紙幣カセット501および保守会社端末装置202の機能構成について図面を用いて説明する。図4は、カセットチェッカ301及び紙幣カセット501、保守会社端末装置202の機能構成を示すブロック図である。なお、図1に示す異様に銀行端末装置201はカセットチェッカ301とは接続はしないがその他の保守会社端末装置202、警送端末装置203と同様の構成であるとして説明する。しかし、カセットチェッカ301との接続に必要な構成を備えていなくともよいことは言うまでもない。
カセットチェッカ301は、図4に示すようにコネクタ3010と制御部3020と記憶部3030から構成されている。カセットチェッカ301はコネクタ3010を介して紙幣カセット501に接続される。記憶部3030は紙幣カセット501から読み取った各種データを記憶する。また、記憶部3030にはデバイスマネンジメントサーバ101の記憶部1060に記憶されたシステム管理マスタ1070やカセット管理マスタ1070等の情報を記憶してもよい。制御部3020は紙幣カセット501への動作点検信号や各種データの送受信や、ユーザ端末202との制御信号や各種データの送受信を行う。
なお、コネクタ3010は、紙幣カセット501の着脱を検知する図示しない検知部が備えられており、制御部3020が検知部からの信号により紙幣カセット501の着脱を検知する。また、制御部3020は、装着を検知すると動作点検信号を紙幣カセット501へ送信してもよいし、保守会社端末装置202に装着を知らせる通知を行った後に保守会社端末装置202からの指示を受信して動作点検信号を送信してもよい。また、制御部3020はデバイスマネンジメントサーバ101とネットワーク102を介して接続するとしてもよい。
紙幣カセット501は、カセットチェッカ301と接続するコネクタ5040、紙幣の収納状態や駆動部の動作を検知するセンサ5020、紙幣の出し入れを行うためのローラ等とそれらを動かす駆動源含む駆動部5010、各種データを記憶する記憶部5030とから構成される。記憶部5030には後述するシステム管理マスタ1070、カセット管理マスタ1080やログファイルデータ1090等が記憶されている。
保守会社端末装置202は、CPUなどの制御部から構成されるコントローラ2010と、メモリ2020と、画面表示を行う表示部2030と、各ユーザからの入力を受け付ける入力部2040と、ネットワーク102に接続する通信制御部2050と、カセットチェッカ301と接続するインターフェース部2060と、各種データを記憶する記憶部2070を具備し、各部はBUSによって電気的に接続される。
記憶部2070には、ログ分析部2110と、管理表示部2120とを格納する領域を有している。保守会社端末装置202は、インターフェース部2060を介してカセットチェッカ301の制御部3020と接続される。即ち、保守会社端末装置202は、カセットチェッカ301に制御信号を出して紙幣カセット501の各機能が正常であるかなどの検査を行わせることもできるし、検査結果を受け取ることもできる。
なお、保守会社端末装置202の記憶部2070のログ分析部2110および管理表示部2120は、デバイスマネンジメントサーバ101のログ分析部1110および管理情報部1120と同様の処理をする。即ち、ログ分析部2110と管理情報部1110はデバイスマネンジメントシステム100を構成するどの端末(デバイスマネジメントサーバ101、銀行端末装置201、保守会社端末装置202、警送端末装置203)も有しており、これらはどの装置でも同じ処理内容が実行される。また、自装置内の処理部の処理対象のデータが自装置内に存在しないときには、他装置から処理対象のデータを受信したり、送信したりするとしてもよい。
例えば、銀行端末装置201と、保守会社端末装置202と、警送端末装置203のログ分析部2110が、ログファイルデータを読み込むときには、デバイスマネジメントサーバ101のログ分析情報1110から当該ログ分析部2110の分析結果を受信するとしてもよい。また、警送端末装置203にあっては、紙幣カセット501の運搬に限るという締結業務内容がある場合、ログ分析情報2110はデバイスマネジメントサーバ101のログ分析情報1110の分析結果の受信に限定する、とする運用を実施してもよい。
また、端末装置103は、図示しないバーコードリーダ或いは非接触ICリーダを備えていてもよい。図示しないバーコードリーダや非接触ICリーダを備えることで、紙幣カセットの所属(例えば、自社製の紙幣カセットか他社製の紙幣カセット)を判断する事が出来る。また、端末装置103とカセットチェッカ104を一つの装置として取扱ってもよい。換言すると、カセットチェッカ104は、端末装置103が備える表示部や入力部等の機能を備えることもできる。
次に自動取引装置401の構成について図を用いて説明する。図5は、自動取引装置401の機能構成を示すブロック図である。自動取引装置401は、利用者へ案内を表示し入力を受け付ける表示入力部4020と、明細票を発行する明細書発行部4030と、紙幣の取り扱いを行う紙幣部4070と、カードの取り扱いを行うカード部4040と、ネットワーク102を経由して図示しない銀行のホストコンピュータやデバイスマネンジメントサーバ101と接続する通信制御部4060と、自動取引装置401の制御プログラム、取引記録、自動取引装置401内の紙幣情報などを記憶する記憶部4050と、これらの構成要素を制御する制御部4010とを備える。
また、紙幣部4070は、入金処理時に利用者により投入された紙幣(入金紙幣)の受け付けと出金処理時に利用者に対して出金される紙幣(出金紙幣)の払い出しを行う入出金部4072と、入金処理時、出金処理時及び精査処理時に紙幣の金種、正損、真偽、折れ・破れなどの紙幣状態などを判別する紙幣判別部4073と、紙幣判別部4073で読み取った入金紙幣の金種、枚数、合計金額などを利用者により確認され、ホストコンピュータにて入金処理が確定するまでの間、紙幣を一時的に収納する一時保留部4074と、紙幣の収納を行う複数の紙幣カセット501を収納する紙幣収納部4076と、紙幣を各部に搬送する紙幣搬送部4075と、これらの部位を制御する紙幣制御部4071とを備える。
なお、紙幣収納部4076には、係員に紙幣収納部4076を引き出されるまたは元に戻されることを検知する図示しないセンサと、紙幣カセット501の着脱を検知する図示しないセンサが備えられており、センサの応答信号を紙幣制御部4071に出力する。さらに、記憶部4050は、デバイスマネンジメントサーバ101の記憶部1060が記憶する情報と同じ情報を記憶することもできる。
以上の装置によりデバイスマネンジメントシステム100は構成されるが、この構成は本実施例の説明に用いる構成であり、これに限定されるものでないことは言うまでもない。また、デバイスとは主として紙幣カセット501を指すが、紙幣カセット501以外にも自動取引装置401の構成要素や、デバイスマネンジメントシステム100を構成する要素を含むとしてもよい。即ち、デバイスマネンジメントシステム100は、紙幣カセット501だけでなく、自動取引装置401等も合わせて管理することができるシステムである。
A−2.情報テーブルの構成
この項では本実施例で記憶される各種情報について図面を用いて説明する。
図6は、デバイスマネンジメントサーバ101が具備するシステム管理マスタ1070の構成を示す図である。システム管理マスタ1070は、銀行コード1171、支店/営業店コード1172、エリアコード1173、ATM-ID1174、ハード構成1175、カセットID1176、CIT−ID1177、保守会社ID1178、保守会社支店ID1179とから構成されている。
銀行コード1171は、登録対象とする銀行を特定するコードが格納される。支店/営業店コード1172は、登録対象である銀行の支店/営業店を特定するコードが格納される。エリアコード1173は、登録対象である銀行の支店/営業店がどのエリアに属しているかを特定するコードが格納される。
ATM−ID1174は、支店/営業店に設置された自動取引装置401を一意に特定する情報(例えば製造番号など) が格納される。ATMハード構成1175は、ATM−ID1174に対応する自動取引装置401のハードの構成情報が格納される。このハード構成情報には、個々の自動取引装置401に特有のハード的な機器情報のほか、自動取引装置401での運用が想定されている複数の紙幣カセットごとのカセットIDの組み合わせ情報も含まれるとしてもよい。
カセットID1176はその紙幣カセット501に設定された管理番号のように、紙幣カセット501を一意に特定する情報が格納される。CIT-ID1177は、当該紙幣カセット501を自動取引装置401とCITセンタとの間を運ぶ際に紙幣カセット501を運ぶCIT職員を特定する情報が格納される。保守会社ID1178および保守会社支店ID1179は当該紙幣カセット501が故障し、保守が必要になった場合に紙幣カセット501を搬送する搬送先を特定する情報が格納される。
なお、これらの情報は、例えば、支店や営業店等での自動取引装置の追加や変更が発生したときにデータの入力を受けて更新されるが、データの入力・更新は、銀行本店や支店のホストコンピュータや銀行ユーザ端末201からのデータの入力・更新に限られるとしてもよい。即ち、保守会社ユーザ端末202やCITユーザ端末203、或いは自動取引装置401における保守管理用操作部のデータの入力操作から、システム管理マスタ1070の一部のデータを書き換え可としてもよい。また、システム管理マスタ1070を構成する情報はこれに限定されないことは言うまでもない。
さらに、これらのシステム管理マスタ1070の情報の一部を使用して別の管理テーブルを作成してもよい。例えば、銀行コード1171、支店/営業店コード1172、ATM−ID1174、ATMハード構成1175を関連付けて格納することでATM−IDマスタ1071として管理することもできる。その他、カセットIDマスタ1072として、銀行コード1171とCIT−ID1177とカセットID1176を関連付け、保守会社IDマスタ1073として、銀行コード1171とATM−ID1174と保守会社ID1178と保守会社支店ID1179とCIT−ID1177とを関連付け,CIT−IDマスタ1075として、銀行コード1171と支店/営業店コード1172とATM−ID1174とCIT−ID1177とを関連付けて格納することもできる。このように別の管理テーブルを作成することで、情報を更新可能な者を分けて管理することもできる。
図7は、デバイスマネジメントサーバ101が具備するカセット管理マスタ1080のデータ構成を示す図である。カセット管理マスタ1080は、フィールドで稼動しているカセットのIDを格納するテーブルである。銀行コード1181、支店/営業店コード1182、ATM−ID1183、カセットID1184、外付けID1185、ATM搭載レーン1186、カセット内金種1187、1188、ステータス1189とを関連付けて格納する。符号は異なるがシステム管理マスタ1080と同名の構成については説明が重複するため省略する。
本実施例のデバイスマネンジメントシステム101が管理する紙幣カセット501は、紙幣カセット501の記憶部5030で記憶されるカセットID1184と対応して記憶された紙幣カセット501の外側に添付された外付けID1185がある。外付けID1185は、主にマルチベンダで自動取引装置401を運用する銀行の場合に誤って他社製のカセットを自社製の自動取引装置に搭載してしまう等の間違いが無いように自社製の紙幣カセットと他社製の紙幣カセットを区別する場合に使用する。通常、ある会社の自動取引装置やカセットチェッカにはその会社の紙幣カセットしか取り付けられない。しかし、CIT職員は銀行に設置される全ての会社の紙幣カセットの搬送を担当する。そのため、全てのカセットを管理するためには自社製の紙幣カセットだけでなく、他社製の紙幣カセットも区別して管理する必要がある。
ATM搭載レーン1186は、搭載される自動取引装置401の紙幣収納部4076のどのレーンに紙幣カセット501がセットされたかを示す情報が格納される。カセット内金種1187、1188は紙幣カセット501に収納された金種を示す情報が格納される。なお、紙幣カセット501の種類によっては、紙幣の収納可能な場所が2つあり2つの金種が収納可能な場合もあるため、本実施例ではカセット内金種の情報は2つ格納可能としている。また、1つの金種しか収納できない紙幣カセットであってもよいことは言うまでもない。
カセットステータス情報1189については図8に示す情報が格納される。図8は、カセットステータス情報1189に格納される紙幣カセット501のステータスマスタ801である。後述するステータス更新のタイミングでカセットステータス情報1189にはステータスマスタ801に登録された各種ステータスが格納される。例えば、紙幣カセット501が自動取引装置401に搭載されている場合は、ATM搭載中のステータスが格納され、搭載されている自動取引装置401が何らかの要因で縮退状態にある場合はATM搭載中(縮退モード)が格納され、警送拠点内に紙幣カセット501があるときはCITセンタ内が格納され、保守会社で修理されている場合は修理中が格納される。なお、ステータスマスタ801の情報はこれに限定されるものではないことは言うまでもない。
図9は本実施例のデバイスマネンジメントシステム101が管理するログファイルデータ1090のデータ構成を示す説明図である。図9に示すログファイルデータ1090は、自動取引装置401で発生した全てのログを登録するためのテーブルであり、ログが発生した日時を格納する年月日時コード1191、銀行を区別するための情報を格納する銀行コード1192と、支店を区別するための情報を格納する支店/営業所コード1193と、自動取引装置401を区別するための情報を格納するATM−ID1194と、発生したログを特定するための情報を格納するログコード1195とをそれぞれ対応づけて構成され、デバイスマネンジメントサーバ101に格納されている。また、紙幣カセット501にて記憶してもよい。
このログファイルデータ1090は、自動取引装置401からファイルデータが送信された際に更新される。年月日時コード1191は、自動取引装置401の処理が完了したときの時間である。銀行コード1192は、ある処理が完了した自動取引装置401を運用する銀行のコードが格納される。支店/営業店コード1193は、ある処理が完了した自動取引装置401を運用する銀行の支店/営業店のコードが格納される。ATM−ID1194は、ある処理が完了した自動取引装置401の製造番号等が格納される。ログコード1195は、自動取引装置401でのある処理が完了したときのログのコードが格納される。なお、このログコードは、自動取引装置401を構成する各構成要件の稼働履歴(例えば、表示入力部4020やカード部4040)を含んでいてもよく、コードを参照することで適切なタイミングで自動取引装置401の保守を行い、稼働時間を延ばすこともできる。
以上の情報はデバイスマネンジメントサーバ101で記憶および更新される情報として説明したが、デバイスマネンジメントサーバ101以外でも記憶されるとしてもよい。例えば、システム管理マスタ1070、カセット管理マスタ1080、ログファイルデータ1090を紙幣カセット501が記憶し、紙幣カセット501の着脱時に更新することもできる。この様な構成にすることで、カセットチェッカ301が接続するユーザ端末202においてデバイスマネンジメントサーバ101にアクセスせずとも各装置の状態を確認することができる。
A−3.表示画面
この項目では上記で説明した各種情報を参照する画面について説明する。この画面は本実施例の各種装置で表示される。
図10はデバイスマネジメントサーバ101等が備えるログ分析部1110のログ分析機能を説明するための図である。
ログ分析部1110は、表示部1030に分析対象入力画面の入力欄として、ログ分析処理の対象となるCIT会社(警送作業拠点)を選択するプルダウンメニュー1111と、ログ分析処理の対象となる銀行マスタを選択する銀行プルダウンメニュー1112と、ログ分析処理の対象となる支店マスタを選択する支店プルダウンメニュー1113と、ログ分析処理の対象となる保守会社マスタを選択する保守会社プルダウンメニュー1114と、上記プルダウンに該当するエリア1115と、上記エリア1115に該当する支店コード1116と、上記エリア1115に該当するカセットID1117と、上記エリア1705に該当するATM−ID1118と、上記エリア1115に該当するCIT−ID1119、上記エリア1115に該当する保守ID1120と、ログ分析処理の対象期間の始点を入力させるプルダウンメニュー1121と、ログ分析処理の対象期間の終点を入力させるプルダウンメニュー1122と、入力欄の入力内容を確定させる実行ボタン1123と、入力間違い時などに押下させるキャンセルボタン1124とを含み、これらを画面に表示する。
なお、プルダウンメニューで選択させるだけでなく、直接入力させるようにしてもよい。また、この図10の画面1001は、デバイスマネジメントサーバ101のログ分析部1110で表示される他、銀行端末装置201等の各端末装置でも表示することができる。
上記の各プルダウンメニューが操作された後に実行ボタン1123が操作されると、ログ分析部1110は入力された情報に基づいて例えば図11に表示されるエリア別ステータス1301を表示する。図11は、図10からあるエリアに設置された各デバイスのステータスが表示部1030に表示された状態を示す図である。この画面を参照することで所定のエリアにあるどの紙幣カセット自動取引装置に搭載されているのかあるいは搭載されていないのかといった情報や、紙幣カセット搭載される予定の時取引装置がどこの銀行のものであるのかなどの情報を取得することができる。
図12は、デバイスマネジメントサーバ101が具備する管理表示部1210が表示部1030に表示するカセット個別履歴の表示画面例1401である。例えば、図10で説明したログ分析部1100またはエリア別ステータス1301から特定のカセットを選択した場合に表示される画面である。
画面には、カセットID1402、カセットチェッカでのチェッカチェック時間を格納するチェッカチェック時間1403、チェック結果を格納するチェッカチェック結果1404、当該紙幣カセット501の現在のステータスを示すカセットステータス情報1405、紙幣カセット501が自動取引装置401に搭載されている場合に格納されるATM−IDの1406、紙幣カセット501を搬送したCIT職員を特定するCIT−ID1407、保守を実施した場合に紙幣カセット501を特定する保守ID1408を関連付けたテーブルが表示される。
さらに上記1402〜1408の情報を基に搬送ルート図1409を表示して現在の紙幣カセット状態(所在地)を表示する。これらを表示することで、紙幣カセット501がどこに存在しているかを直感的に把握することができ、効率的に管理することができる。
図13は、デバイスマネジメントサーバ101が具備する管理表示部1210が表示部1030に表示するエリア別ステータス1301の別の表示画面例1310である。例えば、図11で説明したログ分析部1110またはエリア別ステータス1301から特定のエリアの自動取引装置を選択した場合に表示される画面である。
自動取引装置401内に搭載されている紙幣カセット501の状態をリアルタイムに画面へ反映させて自動取引装置401内の紙幣カセット稼動情報を表示し、通常モードで稼動しているか、あるいは自動取引装置401が縮退モードしているかを表示する図である。図13では縮退モードの紙幣カセットは、斜線で示している。さらに縮退カセットの斜線部分をマウス等でポイントすると図12で説明した紙幣カセット履歴を表示するとしてもよい。これらを表示することで、自動取引装置401がどのような状態で運用されているか、あるいは、自動取引装置401に設置された紙幣カセット501の運用状態を直感的に把握することができ、効率的に管理することができる。
図14は、デバイスマネジメントサーバ101が具備する管理表示部1210が表示部1030に表示するエリア別ステータス1301の別の表示画面例1320である。この表示画面例1320では、エリア別ステータスから縮退した紙幣カセット401のみを表示した画面である。支店/営業店コード1321、ATM−ID1322、ステータス情報1323、カセットID1324、外付けID1325を関連付けたテーブルを表示する。また表示画面例1320には警告表示部1326が設けられている。この警告表示部1326は、縮退運用を継続する際に発生する不利益について表示し、当該画面を確認する係員に縮退運用が発生している自動取引装置401の運用改善を促すことを目的とするものである。本実施例では、縮退運用により自動取引装置401の稼働率が低下し、取引手数料が低下する虞がある旨を警告する表示例を示している。
上記に説明した画面は、デバイスマネンジメントサーバ101だけではなく、銀行端末装置201、保守会社端末装置202、警送端末装置203で閲覧が可能である。また、閲覧可能な情報は各管理元で情報を開示する内容を調整することもできる。また、図12に関して搬送ルート図1409は表示せず、カセットの履歴のみを表示するようにしてもよい。
B.デバイスマネンジメントシステムの処理
この項目では本実施例のデバイスマネンジメントシステム100の処理について図面を用いて説明する。
B−1.自動取引装置処理
図15は、自動取引装置401の処理の一部である紙幣カセット501のセットまたは取出し時の自動取引装置401の処理を説明するフローチャートである。なお、ここで説明する処理は自社の自動取引装置401に自社の紙幣カセット501を装填するまたは取り出す際の処理について説明する。
自動取引装置401は、複数の紙幣カセット501が収納されている紙幣収納部4076のトレーが引き出されたことを検知すると(S1501)、すべての紙幣カセット501に対して自動取引装置401に記憶部4050に記憶されたデータ(ログファイルデータ1090等)を紙幣カセット501の記憶部5030に記憶させる(S1502)。なお、事前に自動取引装置401に紙幣カセット501の装填や取り出しを事前に入力し、紙幣収納部4076の引き出し理由が判明している場合は、事前入力があったタイミングで記憶してもよい。さらに、取出し対象となる紙幣カセット501に対して後述するステータス更新を実施してもよい。また、自動取引装置401の図示しない扉が開けられたことを検知するタイミングで記憶するとしてもよい。
警送作業員により紙幣カセット501が引き出されたことを図示しないセンサが検知した後(S1503)、別の紙幣カセット501がセットされたか否かを判定するステップに遷移する(S1504)。別の紙幣カセット501がセットされずトレーが戻されたことを検知した場合(例えば、交換ではなく修理のために紙幣カセットが引き出され、そのままトレーが戻された等)、自動取引装置401は引き出された紙幣カセット501に関する処理を行わないように運用を縮退させ(S1509)、紙幣カセットのカセット管理マスタ1080のステータスやログファイルデータ1090等の情報を更新(以下、ステータス更新という)する(S1510)。
また、自動取引装置401の記憶部4050の情報を更新する。さらに、デバイスマネンジメントサーバ101と通信を行いデバイスマネンジメントサーバ101に記憶されたデータについても更新する。なお、紙幣カセット501の取出し以外に運用を縮退する事態が発生した場合は同様にステータスを更新してもよい。また、自動取引装置401の情報を更新せず、デバイスマネンジメントサーバ101のみを更新するとしてもよい。
別の紙幣カセット501のセットを検知した場合(S1504;YES)、セットされた紙幣カセット501の記憶部5030にアクセスし情報を読み込む(S1505)。この際、記憶部5030の全ての領域が読み込まれるまで読み込み処理は繰り返される(S1506)。記憶部5030の読み込みが完了すると(S1506:YES)、自動取引装置401に記憶された情報と、紙幣カセット501から読み込まれた情報とを照合する(S1507)。照合の結果一致しない場合は(S1507:NO)、例えば誤った紙幣カセットがセットされたとして警告画面を表示する(S1511)。
照合の結果一致する場合は、正しい紙幣カセットがセットされたと判断してステータス更新を実施し、紙幣カセット501が記憶部5030の情報に対してステータス更新をする(S1508)。またこのとき、自動取引装置401、デバイスマネンジメントサーバ101の情報を合わせてステータス更新をするとしてもよい。
以上の処理を行うことにより、デバイスマネンジメントシステム101を構成する装置はカセット管理マスタ1080やログファイルデータ1090等についての最新の情報を取得することが可能となる。
なお、他社製の自動取引装置401についても自動取引装置401の処理を把握するエージェント等をOSに組み込むことにより、同様に各種の情報を取得することが可能となる。その際、紙幣カセット501に記憶部5030が無い場合は、記憶部5030を読取りおよび書き込みの処理は行わないとすることもできる。
B−2.ユーザ端末とカセットチェッカの処理
次にユーザ端末103とカセットチェッカ104の処理について説明する。この例では警送拠点にあるカセットチェッカ302と警送端末装置203を用いて説明するが、保守会社にあるカセットチェッカ301と保守会社端末装置202でも同様の処理ができることはいうまでもない。
はじめに警送端末装置203を操作する係員により、警送端末装置203は接続する図示しないバーコードリーダや非接触ICリーダ等により紙幣カセット501に添付された外付けID1185をバーコードや非接触ICを読み取り、その紙幣カセット501が自社製の紙幣カセット501か他社製の紙幣カセット501かを判断する(S1601)。外付けID1185より他社製の紙幣カセット501と判明した場合は、警送端末装置203は記憶されているステータス更新の入力受け付ける画面を表示し、入力を待ち(S1602)、カセットチェッカ302を使用しない紙幣カセット処理を行い、ステータスの更新処理を終了する。また、警送端末装置203からデバイスマネンジメントサーバ101へ通信を実行し、デバイスマネンジメントサーバ101で記憶するステータスの更新を実施させるとしてもよい。
なお、S1601の他社製の紙幣カセット501の判断には、紙幣カセット501は外側に添付されている外付けID1185を係員が目視で確認し、判断するとしてもよい。また、紙幣カセットが自社製であるかまたは他社製であるかを判断することは、カセットチェッカ302に紙幣カセット501が搭載可能か否かを判断していると言い換えることもできる。
一方、自社製の紙幣カセット501と判断した場合、自社製の紙幣カセット501は係員によりカセットチェッカ203にセットされる(S1603)。自社製の紙幣カセット501がセットを検知したカセットチェッカ203は、自社製の紙幣カセット501の記憶部5030を読み込む(S1604)。この記憶部5030の読み込みは、全ての領域が読み込まれるまで続けられる(S1605)。記憶部5030の読み込みが完了すると、カセットチェッカ203は紙幣カセット501の駆動部5010やセンサ5020が正しく動作するかの動作チェックを行う(S1606)。動作チェック完了後、記憶部5030の読み取り結果とともに動作チェックの結果も併せて警送端末装置203に送信し、警送端末装置203に結果が表示される(S1607)。なお、動作チェックの際、図17に示すように紙幣カセット501の外観のチェックを促す画面1701を表示し、カセットチェッカ203では把握できない外部の破損などについて警送作業員にチェックさせるようにしてもよい。
次に警送端末装置203に表示されたカセットチェック結果等を確認した警送作業員からステータスの更新入力を受け付ける(S1608)。例えば、警送作業員は紙幣カセット501の状態や記憶部5030に記憶された自動取引装置401の状態等を把握し、紙幣カセット501の取り扱いや自動取引装置401の保守等を検討し、紙幣カセット501の動作に問題がある場合は、修理が必要と判断し、後述するステータス更新時に紙幣カセット501のステータスを修理中と入力し、問題がある紙幣カセット501を運用から取り除くことができる。また、自動取引装置401に異常が発生している場合には修理を手配する事ができる。また、このタイミングで図14にて説明した警告情報を表示するとしてもよい。
カセットチェッカ302に搭載された紙幣カセット501やカセットチェッカ302の記憶部3030に記憶された各種マスタもこのタイミングでステータス更新がされる(S1609、S1610)。また、警送端末装置203からデバイスマネンジメントサーバ101へ通信を実行し、デバイスマネンジメントサーバ101で記憶するステータスの更新を実施させるとしてもよい。なお、どの端末装置で各種マスタを記憶するかはシステムの使用者が決めることができる。
以上の処理を行う事により、紙幣カセット501が正常に動作をするかを確認できるとともに、紙幣カセット501の管理や、紙幣カセット501が記憶部5030に記憶していた自動取引装置401のログファイルデータを確認する事ができる。
なお、紙幣カセット501をカセットチェッカにセットするタイミングは、警送作業員により紙幣カセット501を自動取引装置401へ運搬するタイミング、自動取引装置401から回収した後のタイミング、保守会社へ修理を出すタイミングなど、任意のタイミング行い、ステータス更新を実施することができる。
B−3.デバイスマネンジメントサーバの処理
次に、デバイスマネンジメントサーバ101が自動取引装置401や端末装置103等から通信を受信した際にデバイスマネンジメントサーバ101が情報を更新する処理について図18を用いて説明する。
デバイスマネンジメントサーバ101は、外部装置(自動取引装置401やザ端末装置103)から通信を受信すると(S1801)、通信の内容を解析する。通信の内容を解析し、まずは送信された通信の内容が自社製の紙幣カセット501か否かを判断する(S1802)。具体的には、通信に含まれるカセットIDや外付けIDなどで判断する。自社製の紙幣カセット501ではない場合(S1802:No)、次にその紙幣カセット501が自動取引装置401にセットされたか否かを判断する(S1807)。自動取引装置401にセットされている場合(S1807:Yes)、セットされた自動取引装置401と通信を行い、自動取引装置401に記憶されたカセット管理マスタ1080やログファイルデータ1090を含む対象情報を取得する(S1808)。
次に取得した対象情報に基づいて記憶部1060に記憶するカセット管理マスタ1080のステータスを含めた情報を更新する(S1809)。例えば、ATM−IDが「0001」の自動取引装置401にカセットID「0001a」がセットされ、ステータスが「ATM搭載中(通常)」として情報が更新されるなどである。
自動取引装置401にセットされていない場合(SS1807:No)、他社製の紙幣カセット501のステータスが更新される(SS1811)。なおこのとき、保守会社または警送拠点の端末装置から情報が送信されていることを示している。
自社製の紙幣カセット501である場合(S1802:Yes)、紙幣カセット501がカセットチェッカ301にセットされたか否かを判断する(S1803)。紙幣カセット501がカセットチェッカ301にセットされている場合(S1803:Yes)、デバイスマネンジメントサーバ101がカセットチェッカ301に指示する、または、カセットチェッカが自動で紙幣カセット501のメモリを読み込む指示を出す(S1804)。その後、メモリが全て読みこみ完了となるまでメモリの読み込みを継続し(S1805:No)、読み込み完了の通信を受信すると(S1805:Yes)、その通信に含まれるカセット管理マスタやログファイルデータの情報に基づいて、ステータスを更新する(S1806)。
紙幣カセット501がカセットチェッカ301にセットされていない場合(S1803:No)、紙幣カセット501がカセットチェッカ301から抜かれたか否かを判断する(S1812)。紙幣カセット501がカセットチェッカ301から抜かれている場合、(S1812:Yes)、カセットチェッカ301から抜かれたという情報に基づいて、ステータスを更新する(S1813)。
カセットチェッカ301から抜かれていない場合(S1812:No)、紙幣カセット501は自動取引装置401にセットされたか否かを判断する(S1814)。紙幣カセット501が自動取引装置401にセットされていた場合、デバイスマネンジメントサーバ101は、自動取引装置401に紙幣カセット501のメモリの読み込み指示を出す(S1804)。以後の処理は既に説明したため、説明を省略する。
自動取引装置401にセットされていない場合(S1814:No)、紙幣カセット501が自動取引装置401から抜かれたか否かを判断する(S1815)。紙幣カセット501が自動取引装置401から抜かれていた場合(S1815:Yes)、その情報に基づいてステータスを更新する(S1816)。抜かれていない場合(S1815:No)、当該外部装置からの通信は、ステータス情報を変更する必要のない通信であるとして、情報の更新処理を終了する。
以上に記載した処理を行うことで、デバイスマネンジメントサーバ101やその他の構成を用いることで、デバイスマネンジメントシステム100を構成する各デバイスの状況をリアルタイムに把握することができ、継続した運用を行うことができる。
本実施例では、保守員や警送作業員が紙幣カセット501に各種マスタに記憶されるデバイスの情報を用いることで、紙幣カセット動向や、デバイスの資産管理とデバイスや警送作業員、保守員の管理コストの削減を図ることができる。さらに、デバイス情報を用いることで、自動取引装置401の停止時間の削減が可能となる。
[変形例]
次に、上記する実施例1の変形例としてデバイスマネンジメントシステム100の別の構成例について説明する。
実施例1では、デバイスマネンジメントサーバ101、端末装置103、カセットチェッカ104、自動取引装置401により、デバイスマネンジメントシステム100を構成していたが、デバイス管理としては別の構成であってもよい。
例えば、端末装置103、カセットチェッカ104、紙幣カセット501よりデバイスマネンジメントシステム100を構成することもできる。図16により説明した紙幣カセット501の動作チェックの際に、カセットチェッカ104または端末装置103のいずれか一方で記憶するシステム管理マスタ1070やカセット管理マスタ1080、ログファイルデータ1090を更新すれば、対象とする紙幣カセット501を管理する事ができる。
また、この構成の場合、デバイスマネンジメントサーバ101を使用しない為、システム管理マスタ1070等の各種データの同期がリアルタイムに行うことができず、リアルタイムに情報を把握することはできなくなるが、回線が細く大量の情報のやり取りができないようなインフラが弱い国や場所等のようにデバイスマネンジメントサーバ101を構築できない地域では、紙幣カセット501を運搬する通常の運用の中で各種デバイスの状態を知ることができ、効率の良い運用が可能となる。
なお、本発明は前記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段などは、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計するなどによりハードウェアで実現してもよい。また、前記の各構成、機能などは、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現
してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイルなどの情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)などの記録装置、または、IC(Integrated Circuit)カード、SDカード、DVDなどの記録媒体に置くことができる。 また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際にはほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
101・・・デバイスマネジメントサーバ、102・・・ネットワーク、103・・・端末装置、104・・・カセットチェッカ、201・・・銀行端末装置、202・・・保守会社端末装置、203・・・警送端末装置、301、302・・・カセットチェッカ、401・・・銀行ATM、501・・・紙幣カセット、801・・・ステータスマスタ、1070・・・システム管理マスタ、1080・・・カセット管理マスタ、1090・・・ログファイルデータ

Claims (8)

  1. 紙幣を収納し、所定の情報を記憶する記憶部を備える紙幣カセットと、
    前記紙幣カセットと接続して前記紙幣カセットの動作の検査を実施し、前記記憶部から前記所定の情報を取得し、前記取得する所定の情報を検査装置記憶部に記憶する検査装置と、から構成されるデバイスマネンジメントシステムであって、
    前記デバイスマネンジメントシステムは、前記検査装置と接続し、操作者へ表示を行う端末表示部と前記操作者からの入力を受け付ける端末入力部を備える端末装置をさらに有し、
    前記所定の情報は、前記紙幣カセットのステータス情報を含むデバイス管理情報であり、
    前記検査装置は、前記デバイス管理情報を前記端末装置へ送信し、
    前記端末装置は、受信した前記デバイス管理情報を前記端末表示部に表示し、前記表示に基づいて前記端末入力部より前記デバイス管理情報の前記ステータス情報の更新入力を受け付けることを特徴とするデバイスマネンジメントシステム。
  2. 請求項に記載のデバイスマネンジメントシステムであって、
    前記端末装置は、更新した前記デバイス管理情報を前記検査装置に送信し、
    前記検査装置は、受信した前記更新したデバイス管理情報を前記紙幣カセットに更に送信し、前記記憶部に記憶するデバイス管理情報を更新させることを特徴とするデバイスマネンジメントシステム。
  3. 請求項またはに記載のデバイスマネンジメントシステムであって、
    前記ステータス情報は、前記紙幣カセットの稼働履歴および所在地を含み、
    前記端末装置は、前記端末入力部の入力に基づき、前記紙幣カセットの履歴情報および所在地情報を含むステータス情報を前記端末表示部に表示することを特徴とするデバイスマネンジメントシステム。
  4. 請求項からのいずれか1つに記載のデバイスマネンジメントシステムであって、
    前記紙幣カセットを用いて顧客と取引を行う自動取引装置を更に備え、
    前記自動取引装置は、
    前記紙幣カセットが装着または脱却される際、前記記憶部が記憶する前記デバイス管理情報の更新を行うことを特徴とするデバイスマネンジメントシステム。
  5. 請求項に記載のデバイスマネンジメントシステムであって、
    前記デバイス管理情報を記憶するサーバ記憶部を備え、ネットワークを介して前記検査装置、前記端末装置、または前記自動取引装置と接続するデバイスマネンジメントサーバを備え、
    前記検査装置、前記端末装置または前記自動取引装置は前記デバイス管理情報の更新を前記デバイスマネンジメントサーバに通信し、
    前記デバイスマネンジメントサーバは、前記検査装置、前記端末装置または前記自動取引装置から前記通信を受信した場合、前記通信を解析し、前記サーバ記憶部に記憶する前記デバイス管理情報を更新することを特徴とするデバイスマネンジメントシステム。
  6. 請求項に記載のデバイスマネンジメントシステムであって、
    前記デバイスマネンジメントサーバは利用者に向けて表示を行うサーバ表示部と、利用者からの入力を受け付けるサーバ入力部を備え、
    前記デバイス管理情報は、前記自動取引装置の稼働情報を含み、
    前記端末装置は、前記端末入力部の入力に基づき、前記自動取引装置の稼働情報を前記端末表示部に表示する、または、前記デバイスマネンジメントサーバは、前記サーバ入力部の入力に基づき、前記自動取引装置の稼働情報を前記サーバ表示部に表示することを特徴とするデバイスマネンジメントシステム。
  7. 紙幣を収納し、ステータス情報を含むデバイス管理情報を記憶するカセット記憶部を備える紙幣カセットと接続する接続部と、
    前記紙幣カセットから受信する情報を記憶する記憶部と、
    前記接続部に前記紙幣カセットが前記接続部にセットされたことを検知し、前記デバイスの動作を確認する検査命令を出力する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記紙幣カセットのセットを検知すると、前記カセット記憶部から前記デバイス管理情報を読み取る読み取り信号と前記紙幣カセットを検査する前記検査命令を出力し、前記検査命令の結果と読み取った前記デバイス管理情報を前記紙幣カセットから受信し、受信した前記検査命令の結果と前記デバイス管理情報を前記記憶部に記憶することを特徴とする検査装置であって、
    前記検査装置は、利用者の入力を受け付ける入力部と、利用者に表示を行う表示部とを備え、
    前記制御部は、前記デバイス管理情報を前記表示部に表示させ、前記入力部の前記デバイス管理情報の中の前記紙幣カセットのステータス情報の入力に基づいて、前記デバイス管理情報を更新し、前記更新したデバイス管理情報を前記紙幣カセットのカセット記憶部に送信し、更新させることを特徴とする検査装置。
  8. 請求項に記載の検査装置であって、
    外部装置と通信をする通信部をさらに有し、
    前記制御部は、前記検査結果および/または前記読み取ったデバイス管理情報を前記通信部を介して前記外部装置へと送信する事を特徴とする検査装置。
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