JP6385102B2 - コイル巻線・セット方法及び装置 - Google Patents
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Description
導線を回転する巻枠に巻き付けてコイルを形成する巻線工程と、
前記コイル保持具を回転位置決めすると共に、前記巻枠に巻き付けられたコイルの両側が前記コイル保持具のガイド棒の所定間隙に整合するように前記巻枠を移動させる移動工程と、
コイルの両側を押し下げて前記コイル保持具のガイド棒の所定間隙に落とし込む落とし込み工程とを含み、
前記落とし込み工程の際、隣接するコイルの下になるコイルの一側を、前記と反対側に隣接するコイルの上に重なるコイルの他側に対して、より大きく下方に押し下げることにより、コイルを斜めにすることを特徴とするコイル巻線・セット方法を提供するものである。
前記コイル保持具と、
導線を供給する導線供給装置と、
それ自身が回転することによって導線供給装置から繰り出された導線を外周に巻き付けてコイルを形成する巻枠と、
該巻枠に巻き付けられたコイルの両側が、前記コイル保持具のガイド棒の所定間隙に整合するように前記巻枠を移動させる巻枠移動装置と、
前記巻枠に巻き付けられたコイルの両側を押し下げて、コイルを前記コイル保持具のガイド棒の所定間隙に落とし込む押下装置とを備え、
前記押下装置は、コイルの一側を押し下げる第1押下部と、コイルの他側を押し下げる第2押下部とを有し、第1押下部は、第2押下部よりも、より大きく下方にコイルを押し下げるように構成されていることを特徴とするコイル巻線・セット装置を提供するものである。
図1に示すように、図示しない導線リールから繰り出された導線41を、導線供給装置23に供給し、ノズル24から導出させて、巻枠21の下端部に固定する。その状態で、巻枠21を回転させつつ、導線供給装置23を昇降ガイド22に沿って徐々に上方に移動させて、導線41を巻枠21の外周に巻付けてコイルCを形成する。なお、導線供給装置23に供給され、ノズル24から導出される導線41は、1本の導線であってもよいが、複数本の導線を並列させたパラ線であってもよい。
こうして巻線がなされたら、コイル保持具13へのコイルCの落とし込みを行うべき巻枠21が、コイル保持具13の上方に移動する。すなわち、図14に示すように、ガイドレール29に沿ってスライドベース30がスライドし、コイル保持具13の上方に巻枠21が移動する。そして、巻枠21が所定角度回動し、図11に示したように、巻枠21に巻付けられたコイルCの両側が、コイル保持具13のガイド棒14の所定の間隙に整合するように位置決めされる。更に、昇降ベース31(図14参照)が下降して、巻枠21の下端部に、コイル保持具13のガイド棒14の上端が挿入される位置まで移動する。
図15(a)は、こうして巻枠21が移動した状態を示している。この状態で、同図(b)に示すように、開閉板50,51が閉じ、図11で示したように、開閉板50,51の内面のピン52が溝55に挿入される。そして、それぞれのピン52は、図7で示したコイルCの上方に位置する。
11 基台
12 回転台
13 コイル保持具
14 ガイド棒
15 支柱
16 天板
20 巻枠移動装置
21 巻枠
21U U相用巻枠
21V V相用巻枠
21W W相用巻枠
22 昇降ガイド
23 導線供給装置
24 ノズル
25 押下装置
26 支持板
27 支持板
29 ガイドレール
30 スライドベース
31 昇降ベース
32 巻枠回転用モータ
33 支軸
34 昇降用エアシリンダ
35 前方巻枠
36 後方巻枠
37 反転用突起
38 孔
39 押さえ板
40 支軸
41 導線
42 渡り線
44 支軸
45 ガイドブロック
46 ガイド棒
47 昇降ベース
48 支持棒
49 ストッパ
50 開閉板
50a 基部
51 開閉板
51a 基部
52 ピン
53 第1押下部
54 第2押下部
55 溝
C コイル
Claims (4)
- 導線を巻線してコイルを形成し、ステータコアの内歯に対応して円環状に配列された複数本のガイド棒を有するコイル保持具の前記ガイド棒の所定間隙にコイルを順次落とし込み、コイルの一側が隣接するコイルの下になって所定間隙に入り、コイルの他側が前記と反対側に隣接するコイルの上に重なって所定間隙に入り、全体として螺旋状に重なり合った状態にコイルをセットするコイル巻線・セット方法において、
導線を回転する巻枠に巻き付けてコイルを形成する巻線工程と、
前記コイル保持具を回転位置決めすると共に、前記巻枠に巻き付けられたコイルの両側が前記コイル保持具のガイド棒の所定間隙に整合するように前記巻枠を移動させる移動工程と、
コイルの両側を押し下げて前記コイル保持具のガイド棒の所定間隙に落とし込む落とし込み工程とを含み、
前記巻枠を、U相用、V相用、W相用の3組設け、各巻枠に導線を所定回数ずつ巻付けると共に、巻方向をコイル毎に交互に反転させて、各巻枠の下方から上方に向けて複数のコイルを形成し、各巻枠に巻き付けられたコイルの両側を、前記コイル保持具のガイド棒の所定間隙に整合させるように、各巻枠を交代でコイル保持具に移動させて、各相のコイルを1つずつ順次落とし込むようにし、
前記落とし込み工程の際、隣接するコイルの下になるコイルの一側を、前記と反対側に隣接するコイルの上に重なるコイルの他側に対して、より大きく下方に押し下げることにより、コイルを斜めにすることを特徴とするコイル巻線・セット方法。 - 前記巻枠を、前記コイル保持具のガイド棒の内径側に入る前方巻枠と、外径側に入る後方巻枠とで構成し、前記落とし込み工程の際、前記前方巻枠又は前記後方巻枠の一方を、他方に対して近接させて前記巻枠を縮径すると共に、コイルを押し下げるまでは、コイルの落下を防止するように、押さえ板を前記巻枠に押し付けてコイルを押さえるようにする請求項1記載のコイル巻線・セット方法。
- 導線を巻線してコイルを形成し、ステータコアの内歯に対応して円環状に配列された複数本のガイド棒を有するコイル保持具の前記ガイド棒の所定間隙にコイルを順次落とし込み、コイルの一側が隣接するコイルの下になって所定間隙に入り、コイルの他側が前記と反対側に隣接するコイルの上に重なって所定間隙に入り、全体として螺旋状に重なり合った状態にコイルをセットするコイル巻線・セット装置において、
前記コイル保持具と、
導線を供給する導線供給装置と、
それ自身が回転することによって導線供給装置から繰り出された導線を外周に巻き付けてコイルを形成する巻枠と、
該巻枠に巻き付けられたコイルの両側が、前記コイル保持具のガイド棒の所定間隙に整合するように前記巻枠を移動させる巻枠移動装置と、
前記巻枠に巻き付けられたコイルの両側を押し下げて、コイルを前記コイル保持具のガイド棒の所定間隙に落とし込む押下装置とを備え、
前記巻枠は、U相用、V相用、W相用の3組設けられ、各巻枠には、軸方向の途中に出没可能な反転用突起が設けられており、前記導線供給装置は、前記巻枠が回転して導線が巻き付けられるに従って上昇し、導線が所定回数巻き付けられて1つのコイルが形成されると、前記導線を前記反転用突起に引き掛けて、前記巻枠の回転が反転して導線が巻き付けられて次のコイルが形成されるように構成されており、
前記巻枠移動装置は、各巻枠に巻き付けられたコイルの両側を、前記コイル保持具のガイド棒の所定間隙に整合させるように、各巻枠を交代でコイル保持具に移動させ、前記押下装置によって各相のコイルを1つずつ順次落とし込むように構成されており、
前記反転用突起は、前記押下装置によってコイルを落とし込む際、前記巻枠内に引き込んで前記コイルが引っ掛からないように構成されており、
前記押下装置は、コイルの一側を押し下げる第1押下部と、コイルの他側を押し下げる第2押下部とを有し、第1押下部は、第2押下部よりも、より大きく下方にコイルを押し下げるように構成されていることを特徴とするコイル巻線・セット装置。 - 前記巻枠は、前記コイル保持具のガイド棒の内径側に入る前方巻枠と、外径側に入る後方巻枠とで構成され、前記押下装置によってコイルを落とし込む際、前記前方巻枠又は前記後方巻枠の一方が他方に対して近接して前記巻枠が縮径するように構成されており、
前記前方巻枠又は前記後方巻枠の一方が他方に対して近接した際に、コイルを前記巻枠に押し付けて自重で落下するのを防止する押さえ板が設けられている請求項3記載のコイル巻線・セット装置。
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JP2014071017A JP6385102B2 (ja) | 2014-03-31 | 2014-03-31 | コイル巻線・セット方法及び装置 |
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JP2014071017A JP6385102B2 (ja) | 2014-03-31 | 2014-03-31 | コイル巻線・セット方法及び装置 |
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