JP6381463B2 - 車載装置 - Google Patents

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本発明は、無線方式によって複数の端末装置が接続可能な車載装置に関する。
従来から、車内に乗り込んだ運転者による携帯電話の持ち込み忘れを防止するために、車両のエンジンが始動しないようにしたり(例えば、特許文献1参照。)、警告を出すようにした構成(例えば、特許文献2参照。)が知られている。これらの従来技術では、登録された携帯電話を携帯していない場合には、車両のエンジンが始動しなかったり、警告が行われるため、運転者による携帯電話の持ち込み忘れを確実に防止することができる。
実用新案登録第3134094号公報 特開2011−166882号公報
ところで、上述した特許文献1、2に開示された構成では、登録された携帯電話そのものの持ち込み忘れを防止することはできるが、同乗者等の携帯電話に対しては持ち込み忘れを防止する効果はなく、運転者を含む複数の利用者について使用の実情に合わせて携帯電話等の携帯機器の持ち込み忘れを防止することができないという問題があった。
例えば、特許文献1に開示された構成では、携帯電話に備わった送信装置から所定のIDコードを含む送信信号を送信し、車両に備わった受信装置によってこの送信信号を受信し、この送信信号に含まれるIDコードが予め設定されたIDコードと一致したときにエンジンを始動することができる。このように、車両毎に決められた携帯電話の持ち込み忘れを防止することができるだけであって、運転者と同乗する機会の多い他の搭乗者がいるような場合に各利用者に対して携帯機器(携帯電話)の持ち込み忘れを防止することはできない。
同様に、特許文献2に開示された構成では、車両のバッテリの充電状況を確認することができる携帯電話の持ち込み忘れに対して警告を出すことができるが、複数の利用者のそれぞれに対して携帯機器(携帯電話)の持ち込み忘れを防止することはできない。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、複数の利用者について使用の実情に合わせて車内への携帯機器の持ち込み忘れを防止することができる車載装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の車載装置は、車内に持ち込まれて無線方式を用いて接続可能な状態にある一あるいは複数の携帯機器を検出する携帯機器検出手段と、携帯機器検出手段による検出結果を集計する検出結果集計手段と、車内に搭乗者が乗り込んだときに、検出結果集計手段による集計結果に基づいて、搭乗者が携帯する携帯機器の持ち込み忘れの有無を判定する持ち込み忘れ判定手段と、持ち込み忘れ判定手段によって持ち込み忘れが生じた旨の判定が行われたときに所定の通知を行う持ち込み忘れ通知手段とを備えている。
過去に車内に持ち込まれた携帯機器を検出して集計し、この集計結果に基づいて携帯機器の持ち込み忘れの有無を判定することにより、特定の利用者が携帯する携帯機器だけでなく、複数の利用者について使用の実情に合わせて車内への携帯機器の持ち込み忘れを防止することができる
また、上述した検出結果集計手段は、携帯機器検出手段によって検出された携帯機器の組み合わせのパターン毎に検出頻度を集計する。持ち込まれる携帯機器の組み合わせのパターンを検出して判定に用いることにより、同時に車内に持ち込まれる可能性の高い携帯機器の持ち込み忘れを効率よく判定することができる。
また、上述した持ち込み忘れ判定手段は、検出結果集計手段によって集計された検出頻度が高い携帯機器の組み合わせのパターンに基づいて、携帯機器の持ち込み忘れの有無を判定する。特に、上述した持ち込み忘れ判定手段は、検出結果集計手段によって集計された検出頻度が最も高い携帯機器の組み合わせのパターンに基づいて、携帯機器の持ち込み忘れの有無を判定することが望ましい。具体的には、上述した持ち込み忘れ判定手段は、判定対象となっているパターンに複数の携帯機器が含まれている場合であって、車内に搭乗者が乗り込んだときに携帯機器検出手段によって検出された携帯機器がその一部であるときに、残りの携帯機器が持ち込み忘れである旨の判定を行うことが望ましい。これにより、車内に持ち込まれる頻度が特に高い携帯機器の持ち込み忘れを防止することができる。
また、上述した持ち込み忘れ通知手段は、検出頻度が所定値を超える場合に通知を行う。これにより、携帯機器の持ち込み忘れの判定精度を向上させることができる。
また、上述した携帯機器は、携帯端末装置であることが望ましい。これにより、近年携帯することが多い携帯端末装置を対象に車内への持ち込み忘れを防止することができる。
また、上述した無線方式は、ブルートゥース(登録商標)方式であることが望ましい。ブルートゥース方式の携帯機器であればペアリング後に通信範囲にある携帯機器を特別な作業を行うことなく接続することができ、持ち込み忘れを自動判定することができる。
一実施形態の車載装置の構成を示す図である。 携帯端末装置の検出結果を集計する具体例を示す図である。 車載装置によって携帯端末装置の車内への持ち込み忘れを判定する動作手順を示す流れ図である。 パターン頻度が低い場合の通知を省略した変形例を示す流れ図である。 パターン上位グループに着目して持ち込み忘れ判定を行う変形例を示す流れ図である。
以下、本発明を適用した一実施形態の車載装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、一実施形態の車載装置の構成を示す図である。図1に示すように、車載装置1は、ナビゲーション処理部10、TVチューナ処理部14、ラジオチューナ処理部16、AV処理部18、操作部20、入力制御部26、表示処理部30、表示装置32、デジタル−アナログ変換器(D/A)40、スピーカ42、マイクロホン44、アナログ−デジタル変換器(A/D)46、制御部50、ハードディスク装置(HDD)70、ブルートゥース・インタフェース部(BT I/F)80を備えている。
ナビゲーション処理部10は、ハードディスク装置70に記憶されている地図データを用いて車載装置1が搭載された車両の走行を案内するナビゲーション動作を行う。自車位置を検出するGPS装置12とともに用いられ、車両の走行を案内するナビゲーション動作には、地図表示、経路探索・誘導のほかに周辺施設やPOI(Point Of Interest)を検索して表示する動作などが含まれる。なお、自車位置検出は、GPS12の他にジャイロセンサや車速センサ等の自律航法センサを組み合わせて用いるようにしてもよい。
TVチューナ処理部14は、地上デジタル放送等の放送信号を受信し、映像および音声を再生する処理を行う。ラジオチューナ処理部16は、ラジオ放送の信号を受信し、音声を再生する処理を行う。AV処理部18は、圧縮されてハードディスク装置70に記憶されている音楽データや映像データを読み出して再生する処理を行う。なお、音楽データや映像データは、ディスク読取装置(図示せず)を用いてCDやDVDから読み取ったものを用いたり、携帯端末装置90から送られてくるものをブルートゥース・インタフェース部80経由で受信して用いるようにしてもよい。
操作部20は、車載装置1に対する利用者による操作を受け付けるためのものであり、表示装置32の周囲に配置された各種の操作キー、操作スイッチ、操作つまみ等を含んで構成されている。また、表示装置32に各種の操作画面や入力画面が表示された時点で、これらの操作画面や入力画面の一部を利用者が指などで直接指し示すことにより、操作画面や入力画面の表示項目を選択することができるようになっており、このような操作画面や入力画面を用いた操作を可能とするために、指し示された指などの位置を検出するタッチパネルが操作部20の一部として備わっている。なお、タッチパネルを用いる代わりに、リモートコントロールユニット等を用いて操作画面や入力画面の一部を利用者の指示に応じて選択するようにしてもよい。入力制御部26は、操作部20を監視しており、その操作内容を決定する。
表示処理部30は、各種の操作画面や入力画面等を表示する映像信号を出力して表示装置32にこれらの画面を表示するとともに、TVチューナ処理部14によって受信した放送信号に対応する映像画面やAV処理部18によって再生した映像画面等を表示する映像信号を出力して表示装置32にこれらの画面を表示する。表示装置32は、運転席と助手席の中央前方に設置されており、例えば液晶表示装置(LCD)を用いて構成されている。
デジタル−アナログ変換器40は、ナビゲーション処理部10、TVチューナ処理部14、ラジオチューナ処理部16、AV処理部18のそれぞれの処理によって生成される音声データや音楽データをアナログの音声信号に変換してスピーカ42から出力する。なお、実際には、デジタル−アナログ変換器40とスピーカ42の間には信号を増幅する増幅器が接続されているが、図1ではこの増幅器は省略されている。また、デジタル−アナログ変換器40とスピーカ42との組合せは再生チャンネル数分備わっているが、図1では一組のみが図示されている。
マイクロホン44は、利用者(運転者)が発生する音声を集音する。アナログ−デジタル変換器46は、マイクロホン44で集音された音声信号をデジタルデータに変換する。なお、実際には、マイクロホン44とアナログ−デジタル変換器46との間には音声信号を増幅する増幅器が接続されており、増幅後の音声信号がデジタルデータに変換されるが、図1ではこの増幅器は省略されている。
制御部50は、車載装置1の全体を制御するためのものであり、ROMやRAMなどに格納された所定のプログラムをCPUで実行することにより実現される。ブルートゥース・インタフェース部80は、ブルートゥースによって車載装置1と携帯端末装置90との間で各種データの送受信を行う通信装置(ブルートゥース機器)である。
また、上述した制御部50は、BT(ブルートゥース)処理部51、ハンズフリー処理部52、携帯端末検出部53、検出結果集計部54、持ち込み忘れ判定部55、持ち込み忘れ通知部56を有する。
BT処理部51は、携帯端末装置90との間でブルートゥースによるデータの送受信を行うために必要な設定、例えばペアリング設定などを行う。
ハンズフリー処理部52は、車載装置1に備わったマイクロホン44を用いて音声入力を行い、携帯端末装置90の電話機能を利用して通話相手と通話を行う車載装置1側の一連のハンズフリー処理を行う。例えば、ブルートゥースのハンズフリープロファイル(HFP:Hands-Free Profile)にしたがって、携帯端末装置90から送られてくる音声データが取得され、デジタル−アナログ変換器40によってアナログの音声信号に変換されてスピーカ42から出力される。
携帯端末検出部53は、車内に持ち込まれてブルートゥースを用いて接続可能な状態にある一あるいは複数の携帯端末装置90を検出する。検出結果集計部54は、携帯端末検出部53による検出結果を集計する。持ち込み忘れ判定部55は、車内に搭乗者が乗り込んだときに、検出結果集計部54による集計結果に基づいて、搭乗者が携帯する前記携帯機器の持ち込み忘れの有無を判定する。持ち込み忘れ通知部56は、持ち込み忘れ判定部55によって持ち込み忘れが生じた旨の判定が行われたときに所定の通知を行う。
上述した携帯端末検出部53が携帯機器検出手段に、検出結果集計部54が検出結果集計手段に、持ち込み忘れ判定部55が持ち込み忘れ判定手段に、持ち込み忘れ通知部56が持ち込み忘れ通知手段にそれぞれ対応する。
本実施形態の車載装置1はこのような構成を有しており、次に、車内への携帯端末装置90の持ち込み忘れ防止の動作について説明する。
図2は、携帯端末装置90の検出結果を集計する具体例を示す図である。本実施形態では、携帯端末検出部53によって一あるいは複数の携帯端末装置90が検出されたときに、検出結果集計部54は、検出された携帯端末装置90の組み合わせパターン毎にパターン頻度を集計する。図2に示す例では、F1、F2は車両を最もよく運転する利用者が携帯する2台の携帯端末装置90を示しており、Mはその利用者とともに同乗する機会が多い利用者が携帯する携帯端末装置90を示している。なお、車載装置1では、検出された携帯端末装置90を誰が携帯しているかはわからないため、実際にはF1とF2に対応する携帯端末装置90を一人の利用者が携帯していることはわからない。
図2に示す集計結果では、F1とF2のみが検出されるパターン3の頻度(パターン頻度)が最も高く、その回数は200回となっている。また、F1とMのみが検出されるパターン4の頻度が次に高く、その回数は100回となっている。
図3は、車載装置1によって携帯端末装置90の車内への持ち込み忘れを判定する動作手順を示す流れ図である。
運転者等の搭乗者が車両に乗り込んでキースイッチが操作され、車載装置1が動作を開始すると、携帯端末検出部53は、ブルートゥースによる通信可能な範囲内にある携帯端末装置90の検出を開始し(ステップ100)、検出された携帯端末装置90があるか否かを判定する(ステップ102)。少なくとも一つの携帯端末装置90が検出された場合には肯定判断が行われる。
次に、持ち込み忘れ判定部55は、検出された携帯端末装置90が含まれるパターンの中で最も頻度が高いパターンを抽出し(ステップ104)、この抽出したパターンの中に今回未検出の携帯端末装置90が含まれるか否か、すなわち、持ち込み忘れの携帯端末装置90があるか否かを判定する(ステップ106)。持ち込み忘れの携帯端末装置90がある場合には肯定判断が行われ、持ち込み忘れ通知部56は、その携帯端末装置90を特定して持ち込み忘れが発生していることを示す通知を行う(ステップ108)。この通知は、表示と音を併用して行うことが望ましいが、どちらか一方のみでもよい。また、携帯端末装置90の特定は、例えばデバイスの識別情報を明示することになるが、ペアリング時に各携帯端末装置90を携帯する利用者を特定可能な名称を付しておくことにより、この名称を持ち込み忘れの通知に用いることもできる。
持ち込み忘れの携帯端末装置90がない場合にはステップ106の判定において否定判断が行われる。この場合には、持ち込み忘れが発生していることを示す通知は行われない。
また、検出された携帯端末装置90が一つもない場合にはステップ102の判定において否定判断が行われる。この場合には、持ち込み忘れ判定部55は、最も頻度が高いパターンを抽出し(ステップ110)、持ち込み忘れ通知部56は、このパターンに含まれる全ての携帯端末装置90を特定して持ち込み忘れが発生していることを示す通知を行う(ステップ112)。
ステップ108、112における通知終了後、あるいは、通知対象となる携帯端末装置90がない場合にはステップ106の判定において否定判断が行われた後、検出結果集計部54は、ステップ100の検出動作によって今回検出された結果を反映させて検出パターンを更新する(ステップ114)。
例えば、図2に示す例を用いて説明する。今回、F1で示された携帯端末装置90のみが検出されたとする。このF1が含まれるパターンは、パターン3〜5の3つであり、その中で最も頻度が高いのはパターン3である。したがって、パターン3に着目すると、F1以外にF2が含まれるため、F2に対応する携帯端末装置90の持ち込み忘れが発生していることが通知される。
なお、今回、F1、F2で示された2つの携帯端末装置90が検出された場合には、これら2つが含まれる最も頻度が高いパターン3には、他の携帯端末装置90が含まれないため、通知は行われない。また、今回一つも携帯端末装置90が検出されなかった場合には、最も頻度が高いパターン3に含まれるF1、F2に対応する2つの携帯端末装置90の持ち込み忘れが発生していることが通知される。
ところで、上述した実施形態の説明では、最も頻度が高いパターンを抽出するようにしたが、この頻度が低い(パターン回数が少ない)場合には正確に持ち込み忘れを判定することができないと考えられる。したがって、頻度が低い場合には本実施形態における通知は行わないようにしてもよい。
図4は、パターン頻度が低い場合の通知を省略した変形例を示す流れ図である。図4に示す流れ図は、図3に示す流れ図に対して、ステップ106の次にステップ107を、ステップ110の次にステップ111を追加した点が異なっている。以下では、これらの追加したステップ107、111に着目して説明を行う。
持ち込み忘れの携帯端末装置90がある場合であってステップ106の判定において肯定判断が行われると、持ち込み忘れ判定部55は、ステップ104で抽出したパターンの頻度(パターン回数)が所定値以上か否かを判定する(ステップ107)。所定値以上の場合には肯定判断が行われ、ステップ108に移行して通知が行われる。また、所定値より少ない場合にはステップ107の判定において否定判断が行われる。この場合には、ステップ108の通知は省略される。
また、検出された携帯端末装置90が一つもなく、ステップ110において最も頻度が高いパターンが抽出された後、持ち込み忘れ判定部55は、この抽出したパターンの頻度(パターン回数)が所定値以上か否かを判定する(ステップ111)。所定値以上の場合には肯定判断が行われ、ステップ112に移行して通知が行われる。また、所定値より少ない場合にはステップ111の判定において否定判断が行われる。この場合には、ステップ112の通知は省略される。
このように、本実施形態の車載装置1では、過去に車内に持ち込まれた携帯端末装置90を検出して集計し、この集計結果に基づいて携帯端末装置90の持ち込み忘れの有無を判定することにより、特定の利用者が携帯する携帯端末装置90だけでなく、複数の利用者について使用の実情に合わせて車内への携帯端末装置90の持ち込み忘れを防止することができる。
また、持ち込まれる携帯端末装置90の組み合わせのパターンを検出して判定に用いることにより、同時に車内に持ち込まれる可能性の高い携帯端末装置90の持ち込み忘れを効率よく判定することができる。
また、検出頻度が最も高い携帯端末装置90の組み合わせのパターンに基づいて、携帯端末装置90の持ち込み忘れの有無を判定している。具体的には、判定対象となっているパターンに複数の携帯端末装置90が含まれている場合であって、車内に搭乗者が乗り込んだときに検出された携帯端末装置90がその一部であるときに、残りの携帯端末装置90が持ち込み忘れである旨の判定、通知を行っている。これにより、車内に持ち込まれる頻度が特に高い携帯端末装置90の持ち込み忘れを防止することができる。
また、検出頻度が所定値を超える場合に通知を行うことにより、携帯端末装置90の持ち込み忘れの判定精度を向上させることができる。
また、ブルートゥース方式で接続された携帯端末装置90を持ち込み忘れ判定、通知の対象としている。ブルートゥース方式の携帯端末装置90であればペアリング後に通信範囲にある携帯端末装置90を特別な作業を行うことなく接続することができ、持ち込み忘れを自動判定することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、最も頻度が高いパターンに着目して持ち込み忘れ判定を行ったが、頻度が高い一あるいは複数のパターンを「パターン上位グループ」とし、このパターン上位グループに着目して持ち込み忘れ判定を行うようにしてもよい。
図5は、パターン上位グループに着目して持ち込み忘れ判定を行う変形例を示す流れ図である。図5に示す流れ図は、図3に示す流れ図に対して、ステップ104をステップ104Aに、ステップ106をステップ106Aに、ステップ110をステップ110Aに、ステップ112をステップ112Aにそれぞれ置き換えた点が異なっている。以下では、これらの置き換えられた各ステップに着目して説明を行う。
少なくとも一つの携帯端末装置90が検出されてステップ102の判定において肯定判断が行われた後、持ち込み忘れ判定部55は、検出された携帯端末装置90が含まれるパターン上位グループを抽出し(ステップ104A)、この抽出したパターン上位グループの中に今回未検出の携帯端末装置90が含まれるか否か、すなわち、持ち込み忘れの携帯端末装置90があるか否かを判定する(ステップ106A)。未検出の携帯端末装置90がある場合には、その携帯端末装置90を特定した持ち込み忘れ通知が行われる(ステップ108)。
なお、パターン上位グループは、例えば、パターン頻度の高い順に2番目のパターンまでを含める場合や、最も頻度が高いパターンとその頻度(パターン回数)に対して50%以上の頻度を有するパターンとを含める場合などが考えられる。また、パターン上位グループに含まれる未検出の携帯端末装置90とは、「パターン上位グループを構成する複数のパターンに含まれる複数の携帯端末装置90の中で未検出の携帯端末装置90」という意味である。
また、検出された携帯端末装置90が一つもない場合であってステップ102の判定において否定判断が行われた後、持ち込み忘れ判定部55は、最も頻度が高いパターンが含まれるパターン上位グループを抽出し(ステップ110A)、持ち込み忘れ通知部56は、このパターン上位グループに含まれる全ての携帯端末装置90を特定して持ち込み忘れが発生していることを示す通知を行う(ステップ112A)。このようにして、パターン上位グループを対象に持ち込み忘れ判定、通知を行うようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、持ち込み忘れ判定の対象として携帯端末装置90を考えたが、オーディオプレーヤやその他の人体に装着されるウェラブル端末などの他の携帯機器を対象に持ち込み忘れ判定、通知を行うようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、無線方式としてブルートゥースによって接続された携帯機器を対象としたが、ブルートゥース以外の無線方式、例えば無線LANによって接続された携帯機器に対して本発明を適用するようにしてもよい。
上述したように、本発明によれば、過去に車内に持ち込まれた携帯機器を検出して集計し、この集計結果に基づいて携帯機器の持ち込み忘れの有無を判定することにより、特定の利用者が携帯する携帯機器だけでなく、複数の利用者について使用の実情に合わせて車内への携帯機器の持ち込み忘れを防止することができる
1 車載装置
20 操作部
26 入力制御部
30 表示処理部
32 表示装置
50 制御部
51 BT処理部
52 ハンズフリー処理部
53 携帯端末検出部
54 検出結果集計部
55 持ち込み忘れ判定部
56 持ち込み忘れ通知部
80 ブルートゥース・インタフェース部(BT I/F)

Claims (5)

  1. 車内に持ち込まれて無線方式を用いて接続可能な状態にある一あるいは複数の携帯機器を検出する携帯機器検出手段と、
    前記携帯機器検出手段による検出結果を集計する検出結果集計手段と、
    車内に搭乗者が乗り込んだときに、前記検出結果集計手段による集計結果に基づいて、前記搭乗者が携帯する前記携帯機器の持ち込み忘れの有無を判定する持ち込み忘れ判定手段と、
    前記持ち込み忘れ判定手段によって持ち込み忘れが生じた旨の判定が行われたときに所定の通知を行う持ち込み忘れ通知手段と、
    を備え、前記検出結果集計手段は、前記携帯機器検出手段によって検出された前記携帯機器の組み合わせのパターン毎に検出頻度を集計し、
    前記持ち込み忘れ判定手段は、前記検出結果集計手段によって集計された前記検出頻度が高い前記携帯機器の組み合わせのパターンに基づいて、前記携帯機器の持ち込み忘れの有無を判定し、
    前記持ち込み忘れ通知手段は、前記検出頻度が所定値を超える場合に通知を行うことを特徴とする車載装置。
  2. 請求項において、
    前記持ち込み忘れ判定手段は、前記検出結果集計手段によって集計された前記検出頻度が最も高い前記携帯機器の組み合わせのパターンに基づいて、前記携帯機器の持ち込み忘れの有無を判定することを特徴とする車載装置。
  3. 請求項またはにおいて、
    前記持ち込み忘れ判定手段は、判定対象となっているパターンに複数の前記携帯機器が含まれている場合であって、車内に搭乗者が乗り込んだときに前記携帯機器検出手段によって検出された前記携帯機器がその一部であるときに、残りの前記携帯機器が持ち込み忘れである旨の判定を行うことを特徴とする車載装置。
  4. 請求項1〜のいずれか一項において、
    前記携帯機器は、携帯端末装置であることを特徴とする車載機器。
  5. 請求項1〜のいずれか一項において、
    前記無線方式は、ブルートゥース方式であることを特徴とする車載装置。
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