JP5656442B2 - 車載通信システム - Google Patents

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本発明は、車両に搭載されている車載装置と乗員が携帯可能な携帯機器とが両者の間で近距離無線通信回線を接続している状態で、乗員が前記車載装置を操作することで前記携帯機器の動作を制御可能に構成されている車載通信システムに関する。
乗員が携帯可能な携帯機器が車室内に持ち込まれ、その車室内に持ち込まれた携帯機器と車両に搭載されている車載装置とが両者の間で近距離無線通信可能な近距離無線通信圏内に存在すると、両者の間で近距離無線通信回線を自動的に接続する構成が開示されている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−193046号公報
ところで、上記したような車載装置と携帯機器とが連携するシステムにおいて、車載装置と携帯機器とが両者の間で近距離無線通信回線を接続している状態では、乗員が車載装置を操作することで携帯機器の動作を制御可能に構成されている。例えば携帯機器に登録されている電話帳リストが当該携帯機器から車載装置に転送されて当該車載装置の表示装置に表示されることで、車載装置の表示装置に表示される電話帳リストを操作して検索したり、車載装置の表示装置に発信釦がタッチ釦として形成されることで、その発信釦を押下して携帯機器から発信したりすることが可能となっている。
このように車載装置と携帯機器とが両者の間で近距離無線通信回線を接続している状態では、乗員は携帯機器を操作しなくとも車載装置を操作することで携帯機器の動作を制御可能となるが、例えば習慣から携帯機器を操作してしまうことが少なくない。その一方で、車両が走行中であるときに乗員(特に運転者)が携帯機器を操作することは好ましくない。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両が走行中であるときに乗員が携帯機器を操作することを回避することができ、安全性を適切に確保することができる車載通信システムを提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、車載装置に設けられた走行中判定手段は、車載装置と携帯機器とが両者の間で近距離無線通信回線を接続している状態で車両が走行中であるか否かを判定し、携帯機器に設けられた制御手段は、車両が走行中であると走行中判定手段により判定されると、乗員からの携帯機器に対する操作の受付を禁止する。これにより、車載装置と携帯機器とが両者の間で近距離無線通信回線を接続している状態、即ち、乗員が車載装置を操作することで携帯機器の動作を制御可能な状態で車両が走行中であると、乗員からの携帯機器に対する操作の受付を禁止することで、車両が走行中であるときに乗員が携帯機器を操作することを回避することができ、安全性を適切に確保することができる。又、車載装置と携帯機器とが両者の間で近距離無線通信回線を接続している状態では乗員が車載装置を操作することで携帯機器の動作を制御可能であるので、乗員からの携帯機器に対する操作の受付を禁止することで、乗員が車載装置を操作することで携帯機器の動作を制御可能であるという優位性を活かし、乗員が携帯機器を操作するのではなく車載装置を操作するように促すこともできる。
又、携帯機器に設けられた制御手段は、乗員からの携帯機器に対する操作の受付を禁止している状態で、車両が走行中でないと走行中判定手段により判定されると、乗員からの携帯機器に対する操作の受付禁止を解除する。これにより、車両が走行中でないと、乗員からの携帯機器に対する操作の受付禁止を解除することで、乗員からの携帯機器に対する操作を許容することができる。更に、制御手段は、乗員からの携帯機器に対する操作の受付禁止を解除すると、乗員からの携帯機器に対する操作の受付禁止を解除した旨を、車載装置の通知手段から通知させるために車載装置に通知する。これにより、乗員からの携帯機器に対する操作の受付禁止を解除した旨を乗員に対して通知することができる。
請求項2に記載した発明によれば、通知手段は、乗員からの携帯機器に対する操作の受付を禁止すると、乗員からの携帯機器に対する操作の受付を禁止した旨を通知手段から通知する。これにより、乗員からの携帯機器に対する操作の受付を禁止した旨を乗員に対して通知することができる。
請求項3に記載した発明によれば、前記車載装置に設けられた暗証番号入力操作受付手段は、乗員による暗証番号の入力操作を受付け、暗証番号正否判定手段は、暗証番号入力操作受付手段により入力操作が受付けられた暗証番号の正否を判定する。制御手段は、乗員からの携帯機器に対する操作の受付を禁止している状態で、暗証番号入力操作受付手段により入力操作が受付けられた暗証番号が正であると暗証番号正否判定手段により判定されると、乗員からの携帯機器に対する操作の受付禁止を解除する。これにより、車両が走行中であっても、乗員が正確な暗証番号を入力することで、乗員からの携帯機器に対する操作の受付禁止を解除することができる。
本発明の一実施形態を示すものであり、車両ナビゲーション装置及び携帯電話機の構成を示す機能ブロック図 全体構成図 処理の流れを示すシーケンス図 図3相当図 図3相当図 図3相当図 表示画面を示す図 図7相当図
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図2は車載通信システムの全体構成を示している。車載通信システム1は、Bluetooth(登録商標)(以下、BTと称する)通信機能を有するBT対応の車両ナビゲーション装置2(本発明でいう車載装置)が車両に搭載されており、BT通信機能を有するBT対応の携帯電話機3(本発明でいう携帯機器)が車室内に持込まれると、車両ナビゲーション装置2と携帯電話機3とがBT通信可能に構成されている。
車両ナビゲーション装置2と携帯電話機3とは、両者の間でBT通信回線を接続している状態ではBTの通信規格で規定されている複数のプロファイルを接続可能であり、例えばダイヤルアップ・ネットワーク・プロファイル(DUP)やシリアル・ポート・プロファイル(SPP)等を接続可能である。尚、車両ナビゲーション装置2と携帯電話機3とが両者の間で複数のプロファイルを同時接続(所謂マルチプロファイル接続)可能であっても良い。又、プロファイルとは機能毎に定義された通信プロトコルを意味している。
携帯電話機3は、センター側に設置されているセンター装置4との間でキャリア(通信事業者)5を通じて広域通信回線を接続可能であり、センター装置4との間で広域通信回線を接続している状態で広域通信可能である。センター装置4は、複数のコンテンツサービスプロバイダ6を接続しており、携帯電話機3との間で広域通信回線を接続している状態で、それら複数のコンテンツサービスプロバイダ6から提供されるコンテンツを広域通信によりキャリア5を通じて携帯電話機3に配信可能である。コンテンツサービスプロバイダ6から提供されるコンテンツとしては、例えばニュース情報、交通情報、天気情報、旅行情報、音楽情報及び娯楽情報等がある。
図1は車両ナビゲーション装置2及び携帯電話機3の構成を機能ブロック図により示している。車両ナビゲーション装置2は、制御部7(本発明でいう走行中判定手段、暗証番号正否判定手段)、位置検出器8、記録媒体装着部9、操作スイッチ群10(本発明でいう暗証番号入力操作受付手段)、通信装置11、BT通信部12、外部メモリ13、表示装置14(本発明でいう通知手段)、音声コントローラ15、音声認識部16、リモコンセンサ17及び外部装置インタフェース部18を備えて構成されている。
制御部7は、周知のマイクロコンピュータからなるCPU、RAM、ROM及びI/Oバス等を有し、制御プログラムを実行して装置全体の動作を制御する。位置検出器8は、Gセンサ8a、ジャイロスコープ8b、距離センサ8c及びGPS受信機8dを備えて構成され、これらの各構成要素は互いに性質の異なる検出誤差を有している。制御部7は、これら各構成要素から入力した検出信号を互いに補完して車両の現在位置を検出(特定)する。この場合、位置検出器8は、要求される検出精度で車両の現在位置を検出可能であれば、これら全ての構成要素を備える必要はなく、又、ステアリングの舵角を検出するステアリングセンサや各車輪の回転を検出する車輪センサ等が組合わされて構成されていても良い。
記録媒体装着部9は、CD−ROM、DVD−ROM、メモリカード又はHDD等の記録媒体19を装着する。記録媒体19は、地図データ、道路データ、目印データ及びマップマッチング用データ等を記録している。操作スイッチ群10は、表示装置14の周辺に配置されているメカニカル釦や表示装置14に形成されるタッチ釦から構成され、乗員が何れかの釦を操作すると、その操作内容を示す操作検出信号を制御部7に出力する。
通信装置11は、例えばVICS(登録商標)装置から送信されたVICS情報を受信する等の広域通信を行う。BT通信部12は、携帯電話機3との間でBT通信回線を接続し、BT通信回線を接続している状態でBT通信を行う。外部メモリ13は、HDD等の大容量記憶装置から構成され、大容量のデータを記憶する。表示装置14は、例えば液晶ディスプレイ装置から構成され、メニュー画面や目的地設定画面等の各種表示画面を表示すると共に、車両の現在位置を示す現在位置マークや走行軌跡等を地図データの地図上に重畳表示する。尚、表示装置14は、有機ELやプラズマディスプレイ装置等から構成されていても良い。
音声コントローラ15は、音声認識部16の動作を制御すると共に、スピーカ20(本発明でいう通知手段)からの例えば経路案内ガイダンスや警告ガイダンス等の音声出力を制御する。音声認識部16は、マイク21が入力した音声を音声認識アルゴリズムにしたがって音声認識する。リモコンセンサ17は、操作リモコン22(本発明でいう暗証番号入力操作受付手段)から送信された操作検出信号を受信し、乗員が操作リモコン22により行った操作内容を検出し、その検出した操作内容を示す操作検出信号を制御部7に出力する。
外部装置インタフェース部18は、車両に搭載されている各種ECUや各種センサと車載LAN23を通じて接続されており、各種ECUや各種センサとの間で各種データや各種信号を入出力する。この場合、外部装置インタフェース部18は、車速を検出する車速センサ、車両の加速度を検出する加速度センサ、アクセルの開度を検出するアクセル開度センサ及びブレーキの動作を検出するブレーキ動作センサと車載LAN23を通じて接続されており、車速センサから車速を示す車速信号を入力し、加速度センサから車両の加速度を示す加速度信号を入力し、アクセル開度センサからアクセルの開度を示すアクセル開度信号を入力し、ブレーキ動作センサからブレーキの動作を示すブレーキ動作信号を入力すると、それら入力した各種信号を制御部7に出力する。
制御部7は、外部装置インタフェース部18から各種信号を入力すると、それら入力した各種信号に基づいて車両が走行中であるか非走行中であるかを判定する。この場合、制御部7は、例えば車両が走行中であるか非走行中であるかの判定基準としては乗員が運転中であるか非運転中であるかを目安として判定し、例えば車両が交差点で信号待ちしているような場合には車両の物理的な移動距離が零であるが走行中であると判定しても良い。又、イグニッションスイッチのオンオフを示すイグニッション信号、乗員が座席に着座しているか否かを示す着座信号等にも基づいて車両が走行中であるか非走行中であるかを判定しても良い。
上記した制御部7は、車両の現在位置と地図データに含まれている道路データとを使用して車両の現在位置が存在する道路をマップマッチングして特定するマップマッチング機能、マップマッチングして特定した車両の現在位置から乗員が設定した目的地までの経路を探索する経路探索機能、探索した経路及び地図データに含まれている道路データや交差点の位置データ等に基づいて経路案内に必要な地点を算出して経路案内する経路案内機能、車両の現在位置周辺の地図や高速道路の略図や交差点付近の拡大図等を描画する描画機能等のナビゲーションを行うための周知の機能を備えている。
携帯電話機3は、制御部24(本発明でいう制御手段、暗証番号正否判定手段)、広域通信部25、BT通信部26、操作部27(本発明でいう暗証番号入力操作受付手段)、表示装置28、メモリ29、音声処理部30及びバッテリ残容量検出部31を備えて構成されている。制御部24は、周知のマイクロコンピュータからなるCPU、RAM、ROM及びI/Oバス等を有し、制御プログラムを実行して装置全体の動作を制御する。広域通信部25は、センター装置4との間で広域通信を行う。BT通信部26は、車両ナビゲーション装置2との間でBT通信回線を接続し、BT通信回線を接続している状態でBT通信を行う。
操作部27は、電源キーや「0」〜「9」の数字キー等の各種キーを有し、乗員が何れかのキーを操作すると、その操作内容を示す操作検出信号を制御部24に出力する。表示装置28は、例えば液晶ディスプレイ装置から構成され、待受画面や着信通知画面等の各種表示画面を表示する。メモリ29は、例えば電話番号と登録名との対応を示す電話帳データ等の各種データを記憶するデータ記憶領域を有すると共に、センター装置4から広域通信部25により受信した各種コンテンツを記憶するコンテンツ記憶領域を有して構成されている。
音声処理部30は、ユーザが発した音声を送話音声として入力するマイク32と、通話相手からの音声を受話音声として出力するスピーカ33とを接続しており、マイク32から入力した送話音声を送話処理すると共に、スピーカ33から出力する受話音声を受話処理する。バッテリ残容量検出部31は、携帯電話機3の動作電力源であるバッテリ34の残容量を検出し、その検出したバッテリ34の残容量を示す残容量検出信号を制御部24に出力する。
この場合、制御部24は、乗員からの携帯電話機3に対する操作の受付を禁止する操作受付禁止状態を選択的に設定可能であり、操作受付禁止状態を設定している状態では乗員からの携帯電話機3に対する操作を受付けず(操作を無効とし)、操作受付禁止状態を解除している状態では乗員からの携帯電話機3に対する操作を受付ける(操作を有効とする)ようになっている。
次に、上記した構成の作用について、図3乃至図8を参照して説明する。
携帯電話機3が車室内に持込まれたことで、車両ナビゲーション装置2と携帯電話機3とがBT通信可能になると(両者がBT通信圏内に存在すると)、車両ナビゲーション装置2と携帯電話機3とは両者の間でBT通信回線接続要求及びBT通信回線接続応答を送受信してBT通信回線を接続するBT通信回線接続処理を行う。この場合、車両ナビゲーション装置2と携帯電話機3とは両者の間で何れがBT通信回線の接続を要求しても良く、即ち、車両ナビゲーション装置2がBT通信回線接続要求を送信し、携帯電話機3がBT通信回線接続応答を送信しても良いし、携帯電話機3がBT通信回線接続要求を送信し、車両ナビゲーション装置2がBT通信回線接続応答を送信しても良い。
尚、このように車両ナビゲーション装置2と携帯電話機3とが両者の間でBT通信回線を接続している状態では、乗員が車両ナビゲーション装置2の操作スイッチ群10や操作リモコン22を操作することで携帯電話機3の動作を制御可能に構成されている。例えば携帯電話機3に登録されている電話帳リストが携帯電話機3から車両ナビゲーション装置2に転送されて当該車両ナビゲーション装置2の表示装置14に表示されることで、乗員が車両ナビゲーション装置2の表示装置14に表示される電話帳リストを操作可能であり、又、車両ナビゲーション装置2の表示装置14に発信釦がタッチ釦として形成されることで、乗員が発信釦を押下して携帯電話機3から発信可能である。
車両ナビゲーション装置2において、制御部7は、BT通信部12と携帯電話機3のBT通信部26とが両者の間でBT通信回線を接続すると、車両が走行中であるか非走行中であるかを示す車両状態の送信タイミングになったか否かを判定し(ステップA1)、車両状態の送信タイミングになったと判定すると(ステップA1にて「YES」)、車両状態をBT通信部12から携帯電話機3に送信させる(ステップA2)。この場合、制御部24は、車両状態を所定時間毎に送信させても良いし、車両状態が変化する毎に送信させても良い。
携帯電話機3において、制御部24は、BT通信部26と車両ナビゲーション装置2のBT通信部12とが両者の間でBT通信回線を接続している状態では、車両ナビゲーション装置2から送信された車両状態をBT通信部26により受信することを待機している(ステップB1)。ここで、制御部24は、車両ナビゲーション装置2から送信された車両状態をBT通信部26により受信したと判定すると(ステップB1にて「YES」)、その受信した車両状態に基づいて車両が走行中であるか非走行中であるかを判定する(ステップB2)。
ここで、制御部24は、車両が走行中であると判定すると(ステップB2にて「YES」)、その時点で乗員からの携帯電話機3に対する操作の受付を禁止しているか、即ち、操作受付禁止状態を設定しているか否かを判定し(ステップB3)、操作受付禁止状態を設定していないと判定すると(ステップB3にて「NO」)、操作受付禁止状態を設定し(ステップB4)、操作受付禁止状態を設定した旨を示す設定通知をBT通信部26から車両ナビゲーション装置2に送信させる(ステップB5)。
車両ナビゲーション装置2において、制御部7は、携帯電話機3から送信された設定通知をBT通信部12により受信したと判定すると(ステップA3に「YES」)、乗員からの携帯電話機3に対する操作の受付を禁止した旨を示す表示画面を表示装置14に表示させたり音声ガイダンスをスピーカ20から音声出力させたりし、乗員からの携帯電話機3に対する操作の受付を禁止した旨を乗員に対して通知する(ステップA4)。
具体的には、制御部7は、図7に示すように、例えば車両の現在位置を示す現在位置マークを地図データの地図上に重畳表示する現在位置表示画面35を表示装置14に表示させている状態であれば、「携帯電話機の操作を禁止しました。」というような携帯電話機3に対する操作の受付を禁止した旨を示す受付禁止通知画面36を現在位置表示画面35上にポップアップ表示させる。尚、制御部7は、例えばビデオの再生を示すビデオ再生表示画面、音楽の再生を示す音楽再生表示画面、電子メールの着信通知を示す電子メール着信通知表示画面等の他の表示画面を表示装置14に表示させている状態でも、受付禁止通知画面36をポップアップ表示させる。
一方、制御部24は、車両が走行中でない(非走行中である)と判定すると(ステップB2にて「NO」)、その時点で乗員からの携帯電話機3に対する操作の受付禁止を解除しているか、即ち、操作受付禁止状態を解除しているか否かを判定し(ステップB11)、操作受付禁止状態を解除していないと判定すると(ステップB11にて「NO」)、操作受付禁止状態を解除し(ステップB12)、操作受付禁止状態を解除した旨を示す解除通知をBT通信部26から車両ナビゲーション装置2に送信させる(ステップB13)。
車両ナビゲーション装置2において、制御部7は、携帯電話機3から送信された解除通知をBT通信部12により受信したと判定すると(ステップA11に「YES」)、乗員からの携帯電話機3に対する操作の受付禁止を解除した旨を示す表示画面を表示装置14に表示させたり音声ガイダンスをスピーカ20から音声出力させたりし、乗員からの携帯電話機3に対する操作の受付禁止を解除した旨を乗員に対して通知する(ステップA12)。
具体的には、制御部7は、図8に示すように、例えば車両の現在位置を示す現在位置マークを地図データの地図上に重畳表示する現在位置表示画面35を表示装置14に表示させている状態であれば、「携帯電話機の操作禁止を解除しました。」というような携帯電話機3に対する操作の受付禁止を解除した旨を示す受付禁止解除通知画面37を現在位置表示画面35上にポップアップ表示させる。
又、車両ナビゲーション装置2において、制御部7は、乗員による暗証番号入力操作を操作スイッチ群10や操作リモコン22により受付けたか否かを判定し(ステップA21)、乗員による暗証番号入力操作を操作スイッチ群10や操作リモコン22により受付けたと判定すると(ステップA21にて「YES」)、その乗員による暗証番号入力操作により受付けた暗証番号の正否を判定し(ステップA22)、その乗員による暗証番号入力操作により受付けた暗証番号が正であると判定すると(ステップA22にて「YES」)、解除要求をBT通信部12から携帯電話機3に送信させる(ステップA23)。
携帯電話機3において、制御部24は、車両ナビゲーション装置2から送信された解除要求をBT通信部26により受信したと判定すると(ステップB21にて「YES」)、その時点で乗員からの携帯電話機3に対する操作の受付を禁止していないか否か、即ち、操作受付禁止状態を解除しているか否かを判定し(ステップB22)、操作受付禁止状態を解除していないと判定すると(ステップB22にて「NO」)、操作受付禁止状態を解除し(ステップB23)、この場合も、操作受付禁止状態を解除した旨を示す解除通知をBT通信部26から車両ナビゲーション装置2に送信させる(ステップB13)。
又、携帯電話機3において、制御部24は、操作受付禁止状態を設定している状態で乗員による暗証番号入力操作だけを受付ける構成であれば、乗員による暗証番号入力操作を操作部27により受付けたか否かを判定し(ステップB31)、乗員による暗証番号入力操作を操作部27により受付けたと判定すると(ステップB31にて「YES」)、その乗員による暗証番号入力操作により受付けた暗証番号の正否を判定し(ステップB32)、その乗員による暗証番号入力操作により受付けた暗証番号が正であると判定すると(ステップB32にて「YES」)、この場合も、その時点で乗員からの携帯電話機3に対する操作の受付を禁止していないか否か、即ち、操作受付禁止状態を解除しているか否かを判定し(ステップB33)、操作受付禁止状態を解除していないと判定すると(ステップB33にて「NO」)、操作受付禁止状態を解除し(ステップB34)、この場合も、操作受付禁止状態を解除した旨を示す解除通知をBT通信部26から車両ナビゲーション装置2に送信させる(ステップB13)。
ところで、車両ナビゲーション装置2との間でBT通信回線を接続可能な携帯電話機3が複数である場合には、それら複数の携帯電話機3のうちから運転者の携帯電話機3を車両ナビゲーション装置2が特定することで、運転者が所有する携帯電話機3に対しては上記したように操作受付禁止状態を選択的に設定し、一方、助手席や後部座席に着座した乗員が所有する携帯電話機3に対しては操作受付禁止状態を選択的に設定しないようにしても良い。
以上に説明したように本実施形態によれば、車載通信システム1において、車両ナビゲーション装置2と携帯電話機3とが両者の間でBT通信回線を接続している状態では、車両が走行中である判定すると、乗員からの携帯電話機3に対する操作の受付を禁止するように構成したので、車両が走行中であるときに乗員が携帯電話機3を操作することを回避することができ、安全性を適切に確保することができる。又、このように車両ナビゲーション装置2と携帯電話機3とが両者の間でBT通信回線を接続している状態で乗員が車両ナビゲーション装置2を操作することで携帯電話機3の動作を制御可能な構成では、乗員が車両ナビゲーション装置2を操作することで携帯電話機3の動作を制御可能であるという優位性を活かし、乗員が携帯電話機3を操作するのではなく車両ナビゲーション装置2を操作するように促すこともできる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
車載装置は、携帯電話機との間で近距離無線通信可能であれば、車両ナビゲーション装置に限らず、別の機能を有する車載装置であっても良い。
携帯機器は、車載装置との間で近距離無線通信可能であれば、携帯電話機に限らず、別の機能を有する携帯機器であっても良い。
車両ナビゲーション装置と携帯電話機とが両者の間でBT通信を行うことに限らず、両者の間で他の近距離無線通信を行っても良い。
車両が走行中であるか否かを車両ナビゲーション装置が判定する構成に限らず、携帯電話機が判定する構成であっても良い。
携帯電話機に対する操作の受付を禁止した旨や携帯電話機に対する操作の受付禁止を解除した旨を車両ナビゲーション装置により通知することに限らず、携帯電話機により通知しても良いし、車両ナビゲーション装置と携帯電話機との双方により通知しても良い。
携帯電話機において、設定した操作受付禁止状態を解除した場合に、操作受付禁止状態を解除する時間に制限を設けるようにしても良い。即ち、例えば乗員が解除時間として「1分」、「3分」、「5分」、「無制限」等を選択可能とし、設定した操作受付禁止状態を解除した後に、その乗員が予め選択しておいた解除時間が経過すると、操作受付禁止状態を再度設定するようにしても良い。又、このように操作受付禁止状態を解除する時間に制限を設けることに限らず、設定した操作受付禁止状態を解除した後に、所定以上の加速度を検出した場合に、操作受付禁止状態を再度設定するようにしても良い。
携帯電話機において、例えば電子メールを受信中にある等の何らかのアプリケーションを実行中にある場合には当該アプリケーションを終了した後に操作受付禁止状態を設定するようにしても良い。
乗員による暗証番号入力操作を車両ナビゲーション装置や携帯電話機により受付けたことに応じて操作受付禁止状態を解除することに限らず、音声認識の機能を利用し、乗員が発した音声が正である(予め登録されている音声と一致する)ことに応じて操作受付禁止状態を解除するようにしても良い。
図面中、1は車載通信システム、2は車両ナビゲーション装置(車載装置)、3は携帯電話機(携帯機器)、7は制御部(走行中判定手段、暗証番号正否判定手段)、10は操作スイッチ群(暗証番号入力操作受付手段)、14は表示装置(通知手段)、20はスピーカ(通知手段)、22は操作リモコン(暗証番号入力操作受付手段)、24は制御部(制御手段、暗証番号正否判定手段)、27は操作部(暗証番号入力操作受付手段)である。

Claims (3)

  1. 車両に搭載されている車載装置と乗員が携帯可能な携帯機器とが両者の間で近距離無線通信回線を接続している状態で乗員が前記車載装置を操作することで前記携帯機器の動作を制御可能に構成されている車載通信システムであって、
    前記車載装置に設けられ、車載装置と携帯機器とが両者の間で近距離無線通信回線を接続している状態で車両が走行中であるか否かを判定する走行中判定手段と、
    前記携帯機器に設けられ、車両が走行中であると前記走行中判定手段により判定された場合に、乗員からの前記携帯機器に対する操作の受付を禁止する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、乗員からの前記携帯機器に対する操作の受付を禁止している状態で、車両が走行中でないと前記走行中判定手段により判定された場合に、乗員からの前記携帯機器に対する操作の受付禁止を解除し、乗員からの前記携帯機器に対する操作の受付禁止を解除した旨を、前記車載装置の通知手段から通知させるために、前記車載装置に通知することを特徴とする車載通信システム。
  2. 請求項1に記載した車載通信システムにおいて、
    前記通知手段は、乗員からの前記携帯機器に対する操作の受付を禁止した場合に、乗員からの前記携帯機器に対する操作の受付を禁止した旨を通知することを特徴とする車載通信システム。
  3. 請求項1又は2に記載した車載通信システムにおいて、
    前記車載装置に設けられ、乗員による暗証番号の入力操作を受付ける暗証番号入力操作受付手段と、
    前記暗証番号入力操作受付手段により入力操作が受付けられた暗証番号の正否を判定する暗証番号の暗証番号正否判定手段と、を備え、
    前記制御手段は、乗員からの前記携帯機器に対する操作の受付を禁止している状態で、前記暗証番号入力操作受付手段により入力操作が受付けられた暗証番号が正であると前記暗証番号正否判定手段により判定された場合に、乗員からの前記携帯機器に対する操作の受付禁止を解除することを特徴とする車載通信システム。
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