JP6379792B2 - ワイパ装置 - Google Patents

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本発明は、ワイパ装置に関する。
霧又は小雨等によりウィンドシールドガラス上に付着した少量の水滴を払拭するため、一時的にワイパブレードを1,2回往復動作させることが可能なミストモードを実行するためのミストスイッチが、ワイパ装置のワイパスイッチに組み込まれている場合がある。ミストスイッチは、多くの場合、ワイパスイッチのレバーを上方に押し上げることでオンになり、当該レバーを押し上げている間、ワイパブレードがウィンドシールドガラス上を払拭する。
ミストスイッチを操作した場合、車種によっては、ワイパブレードの動作に伴ってウォッシャモータが作動して洗浄液をウィンドシールドガラス上に吐出する。ミストスイッチ操作時のワイパブレードの動作と洗浄液の吐出との関係は車種によって異なる。一例として、ミストスイッチがオンになった状態が一定時間以上継続した場合、すなわち、ワイパスイッチが一定時間以上持続的に押し上げられた場合には、洗浄液を吐出した後、ワイパブレードを動作させる。また、ミストスイッチがオンになった状態が一定時間未満の場合には、ワイパブレードのみを動作させる。
しかしながら、上述のワイパ装置ではミストスイッチを一定時間以上持続的に操作した場合には、ワイパブレードの動作に先行して洗浄液が吐出される。かかる動作は、ワイパスイッチのレバーにミストスイッチとは別に組み込まれたウォッシャスイッチの操作時の動作と類似であり、ミストスイッチとウォッシャスイッチとを別個に設けた意味が希薄となる。また、ワイパブレードの動作に先行して洗浄液が吐出される動作は、ワイパブレードのみを動作させてウィンドシールドガラス上の水滴を払拭したい場合には適しない。
特許文献1には、ワイパスイッチのレバーを手前に一段引くとミストスイッチがオンになり、当該レバーをさらにもう一段引くと洗浄液を吐出すると共に当該洗浄液の吐出に後続してワイパブレードが作動する車両用ウォッシャ連動ワイパ駆動装置が開示されている。
特開平9−39744号公報
しかしながら、一般に、何かを引くという動作は、何かを押すという動作よりも力の加減が難しい。その結果、上記特許文献1に記載の車両用ウォッシャ連動ワイパ駆動装置は、操作に不慣れなユーザでは、不用意に力を込めてレバーを手前に引いてしまう場合が多く、ユーザの意に反して、洗浄液が吐出される場合があった。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、ミストモードにおいて洗浄液の吐出に先行してワイパブレードを動作させるワイパ装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1記載のワイパ装置は、操作力が作用することでオンになり、該操作力が解除されるとオフになるミストスイッチと、前記ミストスイッチがオンになった時点からのワイパブレードの往復動作回数を計数する計数部と、前記ミストスイッチがオンの場合に前記ワイパブレードをウィンドシールドガラス上で往復動作させるワイパモータを作動させ、かつ前記ミストスイッチがオフになった後、前記ワイパモータの作動を停止させると共に、前記ミストスイッチがオンの状態が所定期間継続した場合、及び前記計数部が計数した前記ワイパブレードの往復動作回数が所定回数以上になった場合のいずれかに早く到達した場合にウォッシャモータを作動させて洗浄液を前記ウィンドシールドガラス上に吐出させる制御部と、を含んでいる。
このワイパ装置によれば、ミストモードを実行するためのミストスイッチがオンになると、まず、ワイパブレードを動作させ、ミストスイッチがオンの状態が所定期間以上継続した場合、又は計数部が計数した前記ワイパブレードの往復動作回数が前記所定回数に達した場合にウォッシャモータを作動させる。その結果、ミストモードにおいて洗浄液の吐出に先行してワイパブレードを動作させることができる。
請求項2記載のワイパ装置は、請求項1記載のワイパ装置において、各々のソースが電源に接続されたP型電界効果トランジスタと各々のソースが接地されたN型電界効果トランジスタとで各々構成された第1相補型MOS、第2相補型MOS及び第3相補型MOSを有する駆動回路を含み、前記第1相補型MOSを構成する2つの電界効果トランジスタの各々のドレインには前記ワイパモータの巻線の一端が接続され、前記第2相補型MOSを構成する2つの電界効果トランジスタの各々のドレインには前記ウォッシャモータの巻線の一端が接続され、第3相補型MOSを構成する各々の電界効果トランジスタの各々ドレインには前記ワイパモータの巻線の他端が接続され、前記ウォッシャモータの巻線の他端は接地され、前記制御部は、前記第1相補型MOSを構成する2つの電界効果トランジスタの各々のゲートにハイレベルとローレベルとが断続的に繰り返される制御信号を入力すると共に、前記第3相補型MOSを構成する2つの電界効果トランジスタの各々のゲートにハイレベル又はローレベルが連続する制御信号を入力することにより、前記ワイパモータを回転させる制御を行い、前記第2相補型MOSを構成する2つの電界効果トランジスタの各々のゲートにハイレベルとローレベルとが断続的に繰り返される制御信号を入力して、前記ウォッシャモータを回転させる制御を行う。
このワイパ装置によれば、駆動回路を相補型MOSで構成することにより、1の相補型MOSを構成する2つの電界効果トランジスタの各々のゲートに同一の制御信号を入力することで、当該2つの電界効果トランジスタを相補的にオンオフできるので、制御信号生成の制御が簡略になる。
請求項3記載のワイパ装置は、請求項1又は2記載のワイパ装置において、前記ミストスイッチがオンになった時点からの経過時間を計時する計時部を備え、前記制御部は、前記計時部が計時した時間が前記所定期間に相当する時間に達した場合に前記ウォッシャモータを作動させる。
このワイパ装置によれば、計時部がミストスイッチがオンになった時点からの経過時間を計時することにより、洗浄液を吐出させるタイミングを正確に決定することができる。
請求項記載のワイパ装置は、請求項1〜3のいずれか1項記載のワイパ装置において、前記ワイパモータの出力軸の回転角度を検知する回転角度検知部を含み、前記計数部は、前記回転角度検知部が検知した前記出力軸の回転角度に基づいて前記ウィンドシールドガラス上の上反転位置と下反転位置との間の前記ワイパブレードの往復動作の回数を計数する。
このワイパ装置によれば、計数部がワイパモータの出力軸の回転角度に基づいてウィンドシールドガラス上の上反転位置と下反転位置との間のワイパブレードの往復動作の回数を計数するので、ワイパブレードの往復動作の回数を正確に計数できる。
請求項記載のワイパ装置は、請求項1〜のいずれか1項記載のワイパ装置において、前記制御部は、前記ウォッシャモータを作動させて洗浄液を前記ウィンドシールドガラス上に吐出させた後に前記ミストスイッチがオフになった場合は、前記ウォッシャモータの動作を停止させた後、前記ワイパブレードが前記ウィンドシールドガラス上を予め決められた回数の間で往復動作するように前記ワイパモータを制御する。
このワイパ装置によれば、洗浄液の吐出が終了した後にワイパブレードを予め決められた回数で往復動作させることにより、ウィンドスクリーンガラス上に残っている洗浄液を払拭できる。
本発明の実施の形態に係るワイパ装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係るワイパ装置におけるワイパスイッチのレバーの一例を示した概略図である。 (A)は、本発明の実施の形態に係るワイパ装置のワイパスイッチの接点、(B)は、本実施の形態に係るワイパ装置のウォッシャスイッチの接点の一例を示した概略図である。 本発明の実施の形態に係るワイパ装置のモータ制御回路の構成の一例を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係るワイパ装置のワイパブレードが下反転位置から上反転位置に移動する場合のオープン動作時に駆動回路に入力されるPWM信号と、各スイッチング素子の動作の状況の一例を示した概略図で、(A)は、オープン作動時に駆動回路に入力される第1PWM信号、第2PWM信号及び第3PWM信号の一例を示し、(B)は、オープン作動時の第1P型FET、第2P型FET、第3P型FET、第1N型FET、第2N型FET及び第3N型FETの動作の一例を示している。 本発明の実施の形態に係るワイパ装置のワイパブレードが上反転位置から下反転位置に移動する場合のクローズ動作時に駆動回路に入力されるPWM信号と、各スイッチング素子の動作の状況の一例を示した概略図で、(A)は、クローズ作動時に駆動回路に入力される第1PWM信号、第2PWM信号及び第3PWM信号の一例を示し、(B)は、クローズ作動時の第1P型FET、第2P型FET、第3P型FET、第1N型FET、第2N型FET及び第3N型FETの動作の一例を示している。 ミストスイッチ、ワイパ及びウォッシャの各々のオンオフの状態を対比させた概略図で、(A)は、ミストスイッチが所定期間T秒未満オンになった場合又はワイパブレードが所定回数N未満で往復動作した場合、(B)は、ミストスイッチが所定期間T秒以上オンになった場合又はワイパブレードが所定回数N以上往復動作した場合の一例である。 本発明の実施の形態に係るワイパ装置のワイパ・ウォッシャ制御処理の一例を示すフローチャートである。
図1は、本実施の形態に係るワイパ装置10の構成を示す概略図である。ワイパ装置10は、例えば、乗用自動車等の車両に備えられたウィンドシールドガラス12を払拭するためのものであり、一対のワイパ14,16と、ワイパモータ18と、リンク機構20と、モータ制御回路22とを備えている。
ワイパ14,16は、それぞれワイパアーム24,26とワイパブレード28,30とにより構成されている。ワイパアーム24,26の基端部は、後述するピボット軸42,44に各々固定されており、ワイパブレード28,30は、ワイパアーム24,26の先端部に各々固定されている。
ワイパ14,16は、ワイパアーム24,26の動作に伴ってワイパブレード28,30がウィンドシールドガラス12上を往復動作し、ワイパブレード28,30がウィンドシールドガラス12を払拭する。
ワイパモータ18は、主にウォームギアで構成された減速機構52を介して、正逆回転可能な出力軸32を有し、リンク機構20は、クランクアーム34と、第1リンクロッド36と、一対のピボットレバー38,40と、一対のピボット軸42,44と、第2リンクロッド46とを備えている。
クランクアーム34の一端側は、出力軸32に固定されており、クランクアーム34の他端側は、第1リンクロッド36の一端側に動作可能に連結されている。また、第1リンクロッド36の他端側は、ピボットレバー38のピボット軸42を有する端とは異なる端寄りの箇所に動作可能に連結されており、ピボットレバー38のピボット軸42を有する端とは異なる端及びピボットレバー40におけるピボットレバー38の当該端に対応する端には、第2リンクロッド46の両端がそれぞれ動作可能に連結されている。
また、ピボット軸42,44は、車体に設けられた図示しないピボットホルダによって動作可能に支持されており、ピボットレバー38,40におけるピボット軸42,44を有する端は、ピボット軸42,44を介してワイパアーム24,26が各々固定されている。
本実施の形態に係るワイパ装置10では、出力軸32が所定の範囲の回転角θ1で正逆回転されると、この出力軸32の回転力がリンク機構20を介してワイパアーム24,26に伝達され、このワイパアーム24,26の往復動作に伴ってワイパブレード28,30がウィンドシールドガラス12上における下反転位置P2と上反転位置P1との間で往復動作をする。θ1の値は、ワイパ装置のリンク機構の構成等によって様々な値をとり得るが、本実施の形態では、一例として140°とする。
本実施の形態に係るワイパ装置10では、図1に示されるように、ワイパブレード28,30が格納位置P3に位置された場合には、クランクアーム34と第1リンクロッド36とが直線状をなす構成とされている。
格納位置P3は、下反転位置P2の下方に設けられている。ワイパブレード28,30が下反転位置P2にある状態から、出力軸32がθ2回転することにより、ワイパブレード28,30は格納位置P3に動作する。θ2の値は、ワイパ装置のリンク機構の構成等によって様々な値をとり得るが、本実施の形態では、一例として10°とする。
なお、θ2が「0」の場合は、下反転位置P2と格納位置P3は一致し、ワイパブレード28,30は、下反転位置P2で停止し、格納される。
ワイパモータ18には、ワイパモータ18の回転を制御するためのモータ制御回路22が接続されている。本実施の形態に係るモータ制御回路22は、例えば、ワイパモータ18の出力軸32の回転速度及び回転角を検知する回転角度センサ54、ワイパモータ18を作動させるための電流をPWM制御によって生成してワイパモータ18に供給する駆動回路56を有している。
回転角度センサ54は、ワイパモータ18の減速機構52内に設けられ、出力軸32に連動して回転する励磁コイル又はマグネットの磁界(磁力)を電流に変換して検出する。
なお、本実施の形態に係るワイパモータ18は、前述のように減速機構52を有しているので、出力軸32の回転速度及び回転角は、ワイパモータ本体の回転速度及び回転角と同一ではない。しかしながら、本実施の形態では、ワイパモータ本体と減速機構52は一体不可分に構成されているので、以下、出力軸32の回転速度及び回転角を、ワイパモータ18の回転速度及び回転角とみなすものとする。
また、モータ制御回路22は、回転角度センサ54が検出した出力軸32の回転角からワイパブレードのウィンドシールドガラス12上での位置を算出可能で当該位置に応じて出力軸32の回転速度が変化するように駆動回路56を制御するマイクロコンピュータ58を有する。モータ制御回路22には、駆動回路56の制御に用いるデータ及びプログラムを記憶したメモリ60があり、マイクロコンピュータ58には、ワイパスイッチ50及びウォッシャスイッチ62が接続されている。
メモリ60は、ワイパブレード28,30のウィンドシールドガラス12上の位置に応じて出力軸32の回転速度を規定したデータ及びワイパモータ18及びウォッシャモータ64を制御するためのプログラムを記憶している。
ワイパスイッチ50は、車両のバッテリからワイパモータ18に供給される電力をオン又はオフするスイッチである。ワイパスイッチ50は、ワイパブレード28,30を、低速で動作させる低速作動モード選択位置、高速で動作させる高速作動モード選択位置、一定周期で間欠的に動作させる間欠作動モード選択位置、格納(停止)モード選択位置に切替可能である。本実施の形態では、ワイパスイッチ50に、上記の各モードの選択位置に加えて、霧又は小雨等によりウィンドシールドガラス上に付着した少量の水滴を払拭するため、一時的にワイパブレードを往復動作させるためのミストスイッチが実装されている。ミストスイッチは、操作力が作用することでオンになり、該操作力が解除されるとオフになる自動復帰式のスイッチである。
ワイパスイッチ50は、各モードの選択位置に応じた信号及びミストスイッチがオンになった信号をマイクロコンピュータ58に出力する。ワイパスイッチ50から出力された信号がマイクロコンピュータ58に入力されると、マイクロコンピュータ58がワイパスイッチ50からの出力信号に対応する制御をメモリ60に記憶されたデータ及びプログラムを用いて行う。
ウォッシャスイッチ62は、車両のバッテリからウォッシャモータ64及びワイパモータ18に供給される電力をオン又はオフするスイッチである。ウォッシャスイッチ62は、例えば、前述のワイパスイッチ50を備えたレバー等の操作手段に一体に設けられ、当該レバー等を乗員が手元に引く等の操作を継続している間にワイパモータ18及びウォッシャモータ64を作動させる。
ウォッシャモータ64の回転でウォッシャポンプ66が駆動され、ウォッシャポンプ66は洗浄液タンク68内の洗浄液を洗浄液ホース72に圧送する。洗浄液ホース72は、吐出ノズル74,76に接続されており、圧送された洗浄液は、吐出ノズル74,76から吐出される。
図2は、本実施の形態に係るワイパ装置10におけるワイパスイッチ50のレバー50Aの一例を示した概略図である。レバー50Aは、ステアリングコラム104の側面に突出しており、矢印Aの方向に下げるとワイパスイッチ50の接点が、例えば、間欠作動モード、低速作動モード、高速作動モードの順に段階的に切り替わる。
また、レバー50Aを矢印Bの方向、すなわちステアリングホイール102に対して手前に引くと、ウォッシャモータ64が作動した後、ワイパモータ18が作動してワイパブレード28,30がウィンドシールドガラス12を払拭する。又は、レバー50Aの頂部にウォッシャスイッチ62を設け、レバー50Aを矢印Bの方向に引く代わりにウォッシャスイッチ62を矢印Cの方向に押すことによって、ウォッシャモータ64が作動した後、ワイパモータ18が作動してワイパブレード28,30がウィンドシールドガラス12を払拭するようにしてもよい。
レバー50Aを矢印Dの方向に押し上げると、ミストスイッチがオンになり、レバー50Aを矢印Dの方向に押し上げている間にワイパブレード28,30が往復動作すると共に、ワイパブレード28,30の往復動作に後続して洗浄液が吐出される。
図3の(A)は、本実施の形態に係るワイパ装置10のワイパスイッチ50の接点、(B)は、本実施の形態に係るワイパ装置10のウォッシャスイッチ62の接点の一例を示した概略図である。図3(A)に示した接点(1)は、電源であるバッテリのB端子(正極)に接続されており、ワイパスイッチ50が「MIST」位置になるとミストスイッチがオンになり、接点(1)と接点(2)が接続される。
また、ワイパスイッチ50が、「INT」位置(間欠作動モード選択位置)、「LO」(低速作動モード選択位置)及び「HI」(高速作動モード選択位置)になると、接点(1)に、接点(3)、接点(4)及び接点(5)が各々接続される。
図3(B)に示したように、ウォッシャスイッチ62は、オン状態のときに接点aと接点bが接続される。接点aにはバッテリのB端子(正極)が接続されており、ウォッシャスイッチ62がオンになると、接点aから接点bへバッテリの電力が供給される。
図4は、本実施の形態に係るワイパ装置10のモータ制御回路22の構成の一例を示す概略図である。図4に示したモータ制御回路22は、ワイパモータ18及びウォッシャモータ64を各々制御する回路である。図4に示したワイパモータ18及びウォッシャモータ64は、一例として、各々ブラシ付DCモータである。
図4に示したモータ制御回路22は、ワイパスイッチ50及びウォッシャスイッチ62から入力された信号に基づいて駆動回路56を制御するマイクロコンピュータ58を含む。また、図4に示したモータ制御回路22は、マイクロコンピュータ58の制御に基づいてバッテリ80の電力をスイッチングして生成した電圧をワイパモータ18及びウォッシャモータ64に各々印加する駆動回路56を備えている。
駆動回路56は、各々のソースが電源に接続されたP型MOSFET(金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ)である第1P型FET94P、第2P型FET96P及び第3P型FET98Pを含む。また、駆動回路56は、各々のソースが接地されたN型MOSFETである第1N型FET94N、第2N型FET96N及び第3N型FET98Nを含む。
第1P型FET94P及び第1N型FET94Nは、ゲート同士及びドレイン同士が各々接続された第1CMOS(相補型MOS)94を構成する。同様に、駆動回路56では、第2P型FET96Pと第2N型FET96Nとで第2CMOS96を、第3P型FET98Pと第3N型FET98Nとで第3CMOS98を、各々構成する。
第1CMOS94を構成する第1P型FET94P及び第1N型FET94Nのゲートには、マイクロコンピュータ58から第1P型FET94P及び第1N型FET94Nをスイッチングさせるための第1PWM信号が入力される。同様に、第2CMOS96を構成する第2P型FET96P及び第2N型FET96Nのゲートには第2PWM信号が、第3CMOS98を構成する第3P型FET98P及び第3N型FET98Nのゲートには第3PWM信号が、各々入力される。
第1CMOS94を構成する第1P型FET94P及び第1N型FET94Nのドレインにはワイパモータ18の巻線の一端が接続されている。第2CMOS96を構成する第2P型FET96P及び第2N型FET96Nのドレインにはウォッシャモータ64の巻線の一端が接続されている。また、第3CMOS98を構成する第3P型FET98P及び第3N型FET98Nのドレインにはワイパモータ18の巻線の他端が接続されている。そして、ウォッシャモータ64の巻線の他端は接地されている。
マイクロコンピュータ58は、集積回路であり、スタンバイ回路58Aによってバッテリ80から供給される電力が制御されている。マイクロコンピュータ58の指令値算出部58Bには、ワイパスイッチ50からワイパモータ18の回転速度を指示するための信号及びウォッシャモータ64を作動させるための信号が入力される。指令値算出部58Bは、ワイパスイッチ50入力された信号からワイパモータ18の回転速度に係る指令を抽出して、通電制御部58Cに入力すると共に、ウォッシャスイッチ62が操作された場合には、ウォッシャモータ64を作動させると共に、ワイパモータ18を作動させる。
また、通電制御部58Cには、ワイパモータ18の出力軸32の末端に設けられたセンサマグネット70の磁界を検知して、出力軸32の回転角度に応じた信号を出力する回転角度センサ54の信号も入力される。通電制御部58Cは、回転角度センサ54の信号からワイパブレード28,30のウィンドシールドガラス12上での位置を算出する。
本実施の形態では、間欠作動モードにおいてワイパブレード28,30が動作する周期を変更するためのINTボリューム90が設けられている。INTボリューム90は、一種の可変抵抗器であり、ユーザの操作によって抵抗値が変化する。INTボリューム90のバッテリ80側にある一端には抵抗92の一端が接続されると共に、INTボリューム90の他端が接地され、抵抗92の他端がバッテリ80のB端子(正極)に接続されている。さらに、INTボリューム90の一端及び抵抗92の一端とが指令値算出部58Bと接続されることにより、一種の分圧回路を構成している。
INTボリューム90及び抵抗92で構成された分圧回路は、INTボリューム90の抵抗値の変化に従って指令値算出部58Bに出力する電圧の値が変化する。指令値算出部58Bは、分圧回路から出力された電圧の値に応じて、間欠作動モードの周期を変更する。
通電制御部58Cは、指令値算出部58Bから入力されたワイパモータ18の回転速度に係る指令及び回転角度センサ54の信号に基づいて算出したワイパブレード28,30の位置に応じた駆動デューティ値を決定する。また、通電制御部58Cは、駆動デューティ値に応じたパルス信号であるPWM信号を生成して駆動回路56に出力するPWM制御を行う。
例えば、通電制御部58Cは、ワイパスイッチ50が操作されると、「MIST」、「INT」、「LO」又は「HI」のワイパスイッチ50の各位置に基づく指令及びワイパブレード28,30の位置に基づいて第1PWM信号及び第3PWM信号を生成。生成した第1PWM信号及び第3PWM信号は駆動回路56に出力される。
また、通電制御部58Cは、ウォッシャスイッチ62がオンになった場合にはウォッシャモータ64を作動させるための第2PWM信号及び第3PWM信号を生成して駆動回路56に出力する。さらに通電制御部58Cは、第2PWM信号及び第3PWM信号を出力した後、第1PWM信号及び第3PWM信号を生成して駆動回路56に出力することにより、洗浄液の吐出に後続してワイパブレード28,30を動作させる。
なお、本実施の形態のモータ制御回路22には、ノイズ防止コイル82、及び平滑コンデンサ84A,84B等が実装されている。ノイズ防止コイル82、及び平滑コンデンサ84A,84Bはバッテリ80と共に略直流電源を構成している。
図5は、本実施の形態に係るワイパ装置10のワイパブレード28,30が下反転位置P2から上反転位置P1に移動する場合のオープン動作時に駆動回路56に入力されるPWM信号と、各スイッチング素子の動作の状況の一例を示した概略図である。図5(A)は、オープン作動時に駆動回路56に入力される第1PWM信号、第2PWM信号及び第3PWM信号の一例を示した概略図である。図5(B)は、オープン作動時の第1P型FET94P、第2P型FET96P、第3P型FET98P、第1N型FET94N、第2N型FET96N及び第3N型FET98Nの動作の一例を示した概略図である。
図5(A)に示した、第1PWM信号が第1CMOS94を構成する第1P型FET94P及び第1N型FET94Nのゲートに入力されると、第1P型FET94P及び第1N型FET94Nの各々は、図5(B)に示したように動作する。ゲートにハイレベルな信号が入力されると、P型MOSFETはオフになるが、N型MOSFETはオンになる。従って、第1P型FET94P及び第1N型FET94Nは、第1PWM信号により、相補的にオンオフを繰り返す。
また、ハイレベルの信号が連続する第3PWM信号が第3CMOS98を構成する第3P型FET98P及び第3N型FET98Nのゲートに入力されると、第3P型FET98Pはオフ状態に、第3N型FETはオン状態になる。その結果、ワイパモータ18の巻線の一端は断続的にバッテリ80に接続され、ワイパモータ18の巻線の他端は接地される。ワイパモータ18には、バッテリ80に断続的に接続されることによって調整された電圧が印加され、ワイパブレード28,30を下反転位置P2から上反転位置P1へ移動させる。
図5(A)に示した、第2PWM信号が第2CMOS96を構成する第2P型FET96P及び第2N型FET96Nのゲートに入力されると、第2P型FET96P及び第2N型FET96Nの各々は、図5(B)に示したように相補的にオンオフを繰り返す。その結果、第2PWM信号が第2CMOS96を構成する第2P型FET96P及び第2N型FET96Nのゲートに入力されると、ウォッシャモータ64の巻線の一端は断続的にバッテリ80に接続される。
本実施の形態では、ウォッシャモータ64の巻線の他端は接地されているので、ウォッシャモータ64の巻線の一端がバッテリ80に断続的に接続されることによって調整された電圧が印加される。印加された電圧によってウォッシャモータ64は回転し、吐出ノズル74,76から洗浄液を吐出させる。
図6は、本実施の形態に係るワイパ装置10のワイパブレード28,30が上反転位置P1から下反転位置P2に移動する場合のクローズ動作時に駆動回路56に入力されるPWM信号と、各スイッチング素子の動作の状況の一例を示した概略図である。図6(A)は、クローズ作動時に駆動回路56に入力される第1PWM信号、第2PWM信号及び第3PWM信号の一例を示した概略図である。図6(B)は、クローズ作動時の第1P型FET94P、第2P型FET96P、第3P型FET98P、第1N型FET94N、第2N型FET96N及び第3N型FET98Nの動作の一例を示した概略図である。
図6(A)に示した、第1PWM信号が第1CMOS94を構成する第1P型FET94P及び第1N型FET94Nのゲートに入力されると、第1P型FET94P及び第1N型FET94Nの各々は相補的にオンオフを繰り返す。
また、ローレベルの信号が連続する第3PWM信号が第3CMOS98を構成する第3P型FET98P及び第3N型FET98Nのゲートに入力されると、第3P型FET98Pはオン状態に、第3N型FETはオフ状態になる。その結果、ワイパモータ18の巻線の他端はバッテリ80に接続され、ワイパモータ18の巻線の一端は断続的に接地される。ワイパモータ18には、図5(B)の場合とは逆極性の電圧が印加され、ワイパブレード28,30を上反転位置P1から下反転位置P2へ移動させる。
第2CMOS96を構成する第2P型FET96P及び第2N型FET96Nのゲートには、図5(A)に示した第2PWM信号と同一の信号が入力され、第2P型FET96P及び第2N型FET96Nの各々は、図5(B)の場合と同様に相補的にオンオフを繰り返す。その結果、ウォッシャモータ64の巻線の一端は断続的にバッテリ80に接続されてウォッシャモータ64は回転し、吐出ノズル74,76から洗浄液を吐出させる。
図7は、ミストスイッチ、ワイパ及びウォッシャの各々のオンオフの状態を対比させた概略図である。(A)はミストスイッチがオンになっている時間が所定期間T秒未満又はワイパブレード28,30の往復動作が所定回数N未満の場合の一例であり、(B)はミストスイッチがオンになっている時間が所定期間T秒以上又はワイパブレード28,30の往復動作が所定回数N以上の場合の一例である。
図7(A)では、ミストスイッチが所定期間T秒未満オンになったことで、ワイパブレード28,30が所定回数N未満で往復動作したが、ウォッシャモータ64は作動せず、洗浄液は吐出されない。
図7(B)では、ミストスイッチが所定期間T秒以上オンになったことで、ワイパブレード28,30が所定回数N以上で往復動作すると共に、ウォッシャモータ64が作動して洗浄液が吐出される。図7(B)では、ミストスイッチがオンの状態が所定期間T秒以上継続した場合、又はスイッチがオンになった後にワイパブレード28,30の往復動作の回数が所定回数N以上の場合のいずれかでウォッシャモータ64を作動させて洗浄液をウィンドシールドガラス12上に吐出させる。
本実施の形態では、ウィンドシールドガラス12上の摩擦等の影響を考慮して、上記のように、ミストスイッチが所定期間T秒以上オン又はワイパブレード28,30の往復動作が所定回数N以上の場合に洗浄液を吐出する。例えば、ウィンドシールドガラス12上の摩擦が大きい場合は、ミストスイッチを所定期間T秒以上オンにしても、ワイパブレード28,30が所定回数N未満しか往復動作しない場合がある。又は、ウィンドシールドガラス12上の摩擦が小さい場合は、ミストスイッチがオンになった時間が所定期間T秒未満であっても、ワイパブレード28,30が所定回数N以上往復動作する場合がある。前者の場合は、洗浄液の吐出が遅延するおそれがあり、後者の場合は、洗浄液の吐出が過剰となるおそれがある。本実施の形態では、上記のように、ミストスイッチが所定期間T秒以上オン又はワイパブレード28,30の往復動作が所定回数N以上の場合に洗浄液を吐出する制御を行うことで、洗浄液吐出の遅延又は過剰な洗浄液の吐出を各々防止する。
なお、ワイパブレード28,30の往復動作の回数は、回転角度センサ54が検知した出力軸32の回転角度に基づいて計数される。本実施の形態では、マイクロコンピュータ58の通電制御部58Cにおいて回転角度センサ54が出力した信号に基づいてウィンドシールドガラス12上でのワイパブレード28,30の位置が算出される。通電制御部58Cは、ワイパブレード28,30が下反転位置P2から上反転位置P1に到達後、再び下反転位置P2に戻って来た場合の回数を計数することにより、ワイパブレード28,30の往復動作の回数を算出する。
ミストスイッチがオンになった時点からの経過時間は、マイクロコンピュータ58の指令値算出部58Bで計時される。通電制御部58Cは、指令値算出部58Bが計時した時間が前記所定期間に達した場合に前記ウォッシャモータを作動させるように駆動回路56を制御する。
図8は、本実施の形態に係るワイパ装置10のワイパ・ウォッシャ制御処理の一例を示すフローチャートである。ステップ800では、ミストスイッチがオンになったか否かが判定され、肯定判定の場合には、ステップ802でワイパモータ18を作動させて、ワイパブレード28,30を往復動作させる。
ステップ804では、ミストスイッチが所定期間T秒以上オンになった、又はワイパブレード28,30が所定回数N以上往復動作したかの少なくともいずれか1つに該当するか否かが判定される。
ステップ804で肯定判定の場合には、ステップ806でウォッシャモータ64を作動させて洗浄液を吐出させる。ステップ808では、ミストスイッチがオフになったことを検知した後、処理をリターンする。
なお、ステップ800で否定判定の場合には、ステップ810においてワイパモータ18及びウォッシャモータ64を作動させない状態維持を継続し、処理をリターンする。ステップ804で否定判定の場合には、ステップ806,808の処理をスキップして処理をリターンする。
本実施の形態では、ステップ808でミストスイッチがオフになった場合は、ウォッシャモータ64の動作を停止させた後、ワイパブレード28,30がウィンドシールドガラス12上を予め決められた回数の間で往復動作するようにワイパモータ18を制御してもよい。かかる制御により、ウィンドシールドガラス12上に残った洗浄液を払拭できる。なお、予め決められた回数は、一例として、1回又は2回等の、ウィンドシールドガラス12上に残った洗浄液を払拭するに足る回数である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ミストスイッチをオンにした場合には、ワイパブレード28,30をまずは往復動作させ、その後は、ミストスイッチがオンになった時間又はワイパブレード28,30の往復動作の回数に応じて洗浄液を吐出するか否かを決定する。その結果、洗浄液の吐出に先行してワイパブレードを動作させることができる。
10…ワイパ装置、12…ウィンドシールドガラス、14,16…ワイパ、18…ワイパモータ、20…リンク機構、22…モータ制御回路、24,26…ワイパアーム、28,30…ワイパブレード、32…出力軸、34…クランクアーム、36…リンクロッド、38,40…ピボットレバー、42,44…ピボット軸、46…リンクロッド、50…ワイパスイッチ、50A…レバー、52…減速機構、54…回転角度センサ、56…駆動回路、58…マイクロコンピュータ、58A…スタンバイ回路、58B…指令値算出部、58C…通電制御部、60…メモリ、62…ウォッシャスイッチ、64…ウォッシャモータ、66…ウォッシャポンプ、68…洗浄液タンク、70…センサマグネット、72…洗浄液ホース、74,76…吐出ノズル、80…バッテリ、82…ノイズ防止コイル、84A,84B…平滑コンデンサ、90…INTボリューム、92…抵抗、94…第1CMOS、94N…第1N型FET、94P…第1P型FET、96…第2CMOS、96N…第2N型FET、96P…第2P型FET、98…第3CMOS、98N…第3N型FET、98P…第3P型FET、102…ステアリングホイール、104…ステアリングコラム、P1…上反転位置、P2…下反転位置、P3…格納位置、θ1…回転角

Claims (5)

  1. 操作力が作用することでオンになり、該操作力が解除されるとオフになるミストスイッチと、
    前記ミストスイッチがオンになった時点からのワイパブレードの往復動作回数を計数する計数部と、
    前記ミストスイッチがオンの場合に前記ワイパブレードをウィンドシールドガラス上で往復動作させるワイパモータを作動させ、かつ前記ミストスイッチがオフになった後、前記ワイパモータの作動を停止させると共に、前記ミストスイッチがオンの状態が所定期間継続した場合、及び前記計数部が計数した前記ワイパブレードの往復動作回数が所定回数以上になった場合のいずれかに早く到達した場合にウォッシャモータを作動させて洗浄液を前記ウィンドシールドガラス上に吐出させる制御部と、
    を含むワイパ装置。
  2. 各々のソースが電源に接続されたP型電界効果トランジスタと各々のソースが接地されたN型電界効果トランジスタとで各々構成された第1相補型MOS、第2相補型MOS及び第3相補型MOSを有する駆動回路を含み、
    前記第1相補型MOSを構成する2つの電界効果トランジスタの各々のドレインには前記ワイパモータの巻線の一端が接続され、前記第2相補型MOSを構成する2つの電界効果トランジスタの各々のドレインには前記ウォッシャモータの巻線の一端が接続され、第3相補型MOSを構成する各々の電界効果トランジスタの各々ドレインには前記ワイパモータの巻線の他端が接続され、前記ウォッシャモータの巻線の他端は接地され、
    前記制御部は、前記第1相補型MOSを構成する2つの電界効果トランジスタの各々のゲートにハイレベルとローレベルとが断続的に繰り返される制御信号を入力すると共に、前記第3相補型MOSを構成する2つの電界効果トランジスタの各々のゲートにハイレベル又はローレベルが連続する制御信号を入力することにより、前記ワイパモータを回転させる制御を行い、前記第2相補型MOSを構成する2つの電界効果トランジスタの各々のゲートにハイレベルとローレベルとが断続的に繰り返される制御信号を入力して、前記ウォッシャモータを回転させる制御を行う請求項1に記載のワイパ装置。
  3. 前記ミストスイッチがオンになった時点からの経過時間を計時する計時部を備え、
    前記制御部は、前記計時部が計時した時間が前記所定期間に相当する時間に達した場合に前記ウォッシャモータを作動させる請求項1又は2記載のワイパ装置。
  4. 前記ワイパモータの出力軸の回転角度を検知する回転角度検知部を含み、
    前記計数部は、前記回転角度検知部が検知した前記出力軸の回転角度に基づいて前記ウィンドシールドガラス上の上反転位置と下反転位置との間の前記ワイパブレードの往復動作の回数を計数する請求項1〜3のいずれか1項記載のワイパ装置。
  5. 前記制御部は、前記ウォッシャモータを作動させて洗浄液を前記ウィンドシールドガラス上に吐出させた後に前記ミストスイッチがオフになった場合は、前記ウォッシャモータの動作を停止させた後、前記ワイパブレードが前記ウィンドシールドガラス上を予め決められた回数の間で往復動作するように前記ワイパモータを制御する請求項1〜のいずれか1項記載のワイパ装置。
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