JP2017224926A - チャタリング除去回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで簡易な構成で、入力信号の変化に対する出力信号のレスポンスを向上できるチャタリング除去回路を提供する。
【解決手段】入力端子(fin)からの入力信号に含まれるチャタリングを除去し、チャタリングを除去した信号を、出力端子(fout)から出力するチャタリング除去回路(30)であって、抵抗(31)とコンデンサ(32)とで構成されたフィルタ回路(30a)と、フィルタ回路とは別に設けられ、フィルタ回路のコンデンサに蓄積された電荷を放電する放電回路(30b)と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、チャタリング除去回路に関する。
接点開閉素子を有するスイッチ、キーやリレーは、開閉時に接点がチャタリングを起こし、出力信号にチャタリングが発生することがある。
図4に、従来のチャタリング除去回路を、スイッチ10の状態に基づいて負荷50の駆動制御を行う電子制御装置1に適用した例を示す。電子制御装置1は、変換回路20、チャタリング除去回路30、駆動回路40を備える。電子制御装置1には、端子2にスイッチ10が接続され、端子3に負荷50が接続される。
スイッチ10は、周知の接点開閉素子を有し、一方の接点は、端子2を介して、電子制御装置1内部の、電源端子4に接続されたプルアップ抵抗11に接続され、もう一方の接点は接地(GND)に接続される。
変換回路20は、端子2を介してスイッチ10に接続され、スイッチ10の接点の開閉を電気信号に変換する。変換回路20は、スイッチング素子であるトランジスタ21、端子2とトランジスタ21との間に接続された、ベース電流制限用のベース抵抗22、ベース−エミッタ間に接続され、トランジスタ21が確実にオフ状態になるようにし、かつ、ベースが開放状態にならないようにするベース−エミッタ抵抗23を含む。
変換回路20は、スイッチ10の接点の開閉を電気信号に変換して、その論理を反転する。スイッチ10の接点が開状態、すなわちスイッチがオフ状態のときは、端子2の電位はHレベル(例えば、電源電圧とほぼ同じ)で、トランジスタ21はオフ状態となり、コレクタ端子はLレベル(例えば、GNDの電位とほぼ同じ)を出力する。また、スイッチ10の接点が閉状態、すなわちスイッチがオン状態のときは、端子2の電位はLレベル(例えば、GNDの電位とほぼ同じ)で、トランジスタ21はオン状態となり、コレクタ端子はHレベル(例えば、電源電圧とほぼ同じ)を出力する。
チャタリング除去回路30は、変換回路20の出力側(トランジスタ21のコレクタ)に接続された入力端子finと、駆動回路40の入力(ゲート抵抗42)に接続された出力端子foutとの間に接続された抵抗31と、抵抗31の出力端子fout側とGNDとの間に接続されたコンデンサ32とで構成されたCRフィルタであるフィルタ回路30aを含む。
駆動回路40は、スイッチング素子であるFET41、ゲート電流制限用のゲート抵抗42、ドレイン−ソース間の電圧を一定に保ち、リレー44を安定動作させる定電圧ダイオード43、負荷50の駆動/停止を行うリレー44を含む。
図5に、図4の構成における、スイッチ10を操作したときの、端子2の電圧V1、コンデンサ32の電圧Vc、端子3の電圧V2の状態を示す。スイッチ10がオフ状態(OFF)のとき、V1はHレベルで、トランジスタ21はオフ状態である。
スイッチ10をオフ状態からオン状態(ON)とし、V1がHレベル(OFF)からLレベル(ON)に変化すると、変換回路20のトランジスタ21がオン状態となる。このとき、電源−トランジスタ21−抵抗31−コンデンサ32−GNDの経路が形成され、コンデンサ32は電荷の蓄積(すなわち、充電)を開始する。スイッチ10でチャタリングが発生すると、(a)のようにチャタリングに合わせてV1およびトランジスタ21の状態も変動する。しかし、コンデンサ32で変動分を吸収し、Vcが後述のVthを超えないので、V2はLレベル(例えば、GNDの電位とほぼ同じ)のまま変化しない。
コンデンサ32への充電が進み、スイッチ10をオフ状態からオン状態にしてから時間T21が経過して、Vcが所定値(Vth)を超えると、FET41がオン状態となり、リレー44がオン状態となる。これにより、V2がLレベル(OFF)からHレベル(ON)(例えば、電源電圧とほぼ同じ)に変化し、負荷50に電源を供給する。Vthは、例えば、チャタリングが発生しているときのVcよりも高く設定する。
この後、スイッチ10をオン状態からオフ状態にしたとき、V1はLレベルからHレベルに変化し、変換回路20のトランジスタ21がオフ状態となり、コンデンサ32は電荷の放電を開始する。放電された電荷は、矢印のように流れて抵抗31で消費される。このとき、スイッチ10でチャタリングが発生すると、(b)のようにチャタリングに合わせてV1およびトランジスタ21の状態も変動する。しかし、コンデンサ32で変動分を吸収し、VcがVthを下回らないので、V2はHレベルのまま変化しない。
コンデンサ32の放電が進み、スイッチ10をオン状態からオフ状態にしてから時間T22が経過して、VcがVthを下回ると、FET41がオフ状態となり、リレー44がオフ状態となる。これにより、V2がHレベルからLレベルとなり、負荷50への電源の供給を停止する。
特開平08−237087号公報
一般に、フィルタ回路30aのコンデンサ32の充放電時間は、抵抗31とコンデンサ32とによる時定数によって決まる。フィルタ回路30aでは、チャタリングの周波数成分をカットするために、高域遮断周波数を低くする、すなわち、時定数を大きくする必要がある。時定数が大きくなると、入力電圧に対す出力電圧の応答は遅くなるため、Vcの変化は緩やかになる。
図4および図5の構成では、負荷50を停止させたいとき、スイッチ10をオフ状態にしても、実際にV2がLレベルになるまでに時間(T22)を要するので、応答性が悪くなる。
また、Vcが、Vthよりも低い値からVthを超えたことをオン状態の判定条件とする場合、時間T22の間、すなわち、コンデンサの電圧がVthを下回らない間に、スイッチ10をオン状態にしたとき、スイッチ10がオン状態になったと判定できない。つまり、負荷50を停止させた後、直ぐに再駆動できない。ユーザは、負荷50のレスポンスが遅いと感じる。
機械的接点の断続を利用してパルスを発生させるパルスジェネレータにおいて、チャタリング除去後のパルスのデューティー比が、原波形から大きく変化しないチャタリング除去回路が開示されている(特許文献1参照)。これにより、コンデンサの放電時間を短縮できる。しかし、放電時間の短縮のためにバッファを用いている。バッファは、抵抗やコンデンサに比べて価格が高い。
上記課題を背景として、本発明は、低コストで簡易な構成で、入力信号の変化に対する出力信号のレスポンスを向上できるチャタリング除去回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためのチャタリング除去回路は、入力端子(fin)からの入力信号に含まれるチャタリングを除去し、チャタリングを除去した信号を、出力端子(fout)から出力するチャタリング除去回路(30)であって、抵抗(31)とコンデンサ(32)とで構成されたフィルタ回路(30a)と、フィルタ回路とは別に設けられ、フィルタ回路のコンデンサに蓄積された電荷を放電する放電回路(30b)と、を含む。
上記構成によって、コンデンサからの電荷の放電を、従来よりも早く終わらせることができる。また、放電回路の定数設定により、V1がオン状態からオフ状態に変化してから、V2がオン状態からオフ状態に変化するまでの時間(図1のT12)を調整できる。例えば、入力信号のチャタリングを除去した後、ただちにV2がオフ状態になったか否かを判定できる。つまり、オン状態からオフ状態に変化したことを判定する時間を短縮でき、入力信号の変化に対する出力信号のレスポンスを向上できる。また、放電回路は、少なくとも抵抗を含んでいればよいので、バッファを用いる構成に比べ、比較的低コストで実現できる。
チャタリング除去回路を電子制御装置に適用した構成を示す図。 図1における各部の電圧の変化を示す図。 チャタリング除去回路をワイパー駆動装置に適用した例を示す図。 従来のチャタリング除去回路を電子制御装置に適用した構成を示す図。 図4における各部の電圧の変化を示す図。
図1に、チャタリング除去回路を、スイッチ10の状態に基づいて負荷50の駆動制御を行う電子制御装置1に適用した例を示す。なお、図1の構成は、図4のチャタリング除去回路30を改良したものであるため、図1と同様の構成については同一の符号を付与し、ここでの説明は省略する。図1では、チャタリング除去回路30に、コンデンサ32の電荷を放電させるための放電回路30bを追加している。
放電回路30bは、ダイオード33と放電用抵抗34を含む。ダイオード33は、カソードが入力端子fin側、アノードが出力端子fout側となるように、抵抗31と並列接続される。放電用抵抗34は、ダイオード33のカソードと接地(GND)との間に接続される。
上述の、「フィルタ回路の抵抗は、入力端子と出力端子との間に接続され、フィルタ回路のコンデンサは、フィルタ回路の抵抗の出力端子側と接地との間に接続され、放電回路は、ダイオード(33)と放電用抵抗(34)とを含み、ダイオードは、入力端子側がカソードとなるようにフィルタ回路の抵抗に並列接続され、放電用抵抗は、ダイオードのカソードと接地との間に接続される」構成によって、コンデンサに蓄積された電荷は、フィルタ回路の抵抗をバイパスしダイオードを経由して、放電用抵抗に流れる。放電用抵抗の値をフィルタ回路の抵抗の値よりも小さくすれば、放電に要する時間を短縮できる。また、バッファのような高価な部品を使用しないので、比較的低コストで実現できる。
抵抗31、コンデンサ32、放電用抵抗34の定数は、抵抗31とコンデンサ32とで構成された直列回路の両端に発生する電圧と、放電用抵抗34の両端に発生する電圧とが等しくなるように設定する。例えば、抵抗31を33キロオーム、コンデンサ32を10マイクロファラド、放電用抵抗34を6.8キロオームに設定する。
上述の、「入力信号に応じて、フィルタ回路の抵抗とフィルタ回路のコンデンサとで構成された直列回路の両端に発生する電圧と、放電用抵抗の両端に発生する電圧とが等しくなるように、フィルタ回路の抵抗、フィルタ回路のコンデンサ、および放電用抵抗の定数を設定する」構成によって、放電回路を追加する前と後で、フィルタ回路のコンデンサに電荷が蓄積される状態を変わらないようにできる。よって、V1がオフ状態からオン状態に変化してから、V2がオフ状態からオン状態に変化するまでの時間(図2のT11)は、従来(図5のT21)と変わらない。つまり、ユーザがスイッチをオン状態にしたときの、負荷のレスポンスが変わらない。
図2に、図1の構成における、スイッチ10を操作したときの、端子2の電圧V1、コンデンサ32の電圧Vc、端子3の電圧V2の状態を示す。V1の状態は、図5と同様である。
スイッチ10をオフ状態からオン状態(ON)とし、V1がHレベル(OFF)からLレベル(ON)に変化すると、変換回路20のトランジスタ21がオン状態となり、コンデンサ32は電荷の蓄積(すなわち、充電)を開始する。図5と同様に、スイッチ10でチャタリングが発生しても(a)、コンデンサ32でV1の変動分を吸収するので、V2は変化しない。
コンデンサ32への充電が進み、スイッチ10をオフ状態からオン状態にしてから時間T11が経過して、Vcが所定値(Vth)を超えると、FET41がオフ状態からオン状態となり、リレー44がオフ状態からオン状態となる。これにより、V2がLレベル(OFF)からHレベル(ON)になり、負荷50に電源を供給する。Vthは、図5と同様に、チャタリングが発生しているときのVcよりも高く設定する。
上述のように、抵抗31、コンデンサ32、放電用抵抗34の定数を設定することで、図1および図5において、抵抗31とコンデンサ32からなる直列回路の両端に発生する電圧は等しくなるので、スイッチ10をオフ状態からオン状態にしてからVcがVthを上回るまでの時間(T11、T12)も等しくなる。
この後、スイッチ10をオン状態からオフ状態にしたとき、V1はLレベルからHレベルに変化し、変換回路20のトランジスタ21がオフ状態となり、コンデンサ32は電荷の放電を開始する。図5と同様に、スイッチ10でチャタリングが発生しても(b)、コンデンサ32でV1の変動分を吸収するので、V2は変化しない。
放電された電荷は、矢印のように流れ、ダイオード33を経由して放電用抵抗34で消費される。一般に、ダイオードの順方向の抵抗値はゼロに近いので、抵抗31には電流は流れにくい。
コンデンサ32の放電が進み、スイッチ10をオン状態からオフ状態にしてから時間T12が経過して、VcがVthを下回ると、FET41がオン状態からオフ状態となり、リレー44がオン状態からオフ状態となる。これにより、V2がHレベルからLレベルになり、負荷50への電源の供給を停止する。
コンデンサ32と放電用抵抗34との時定数は、コンデンサ32と抵抗31との時定数よりも小さい。よって、V2の減少率は、図4の構成に比べて大きくなり、T12は、T22よりも小さくなる。これにより、V2は、図4の構成よりも短い時間でオン状態からオフ状態に変化する。
図3に、チャタリング除去回路を適用した電子制御装置の構成例として、ワイパー駆動装置100を示す。ワイパー駆動装置100は、ボデーECU110、ボデーECU110に接続されたコンビスイッチ111、レインセンサ112、ワイパーリレーモジュール120、および、ワイパーリレーモジュール120に接続されたモータ121を備える。
ボデーECU110は、車両のボデー系の装置の制御を統括して行う。ボデー系の装置は、ワイパー駆動装置の他に、車両の内外の灯火装置、ドアロック装置、パワーウインドウを挙げることができる。
コンビスイッチ111は、ワイパーの操作スイッチが一体に構成され、車両の運転者が操作してワイパーの種々の動作モードを設定する。コンビスイッチ111は、例えば、ワイパーを間欠動作させるINTスイッチ(ワイパーを自動動作させるAutoスイッチと兼用してもよい)、ワイパーを低速動作させるLoスイッチ、ワイパーを高速動作させるHiスイッチ、間欠動作時の時間を設定する可変抵抗、ウォッシャー液を噴射させるためのスイッチを備える。コンビスイッチ111は、例えば、CAN(Controller Area Network)通信線113により、ボデーECU110に接続される。
レインセンサ112は、ガラス(例えば、フロントガラス)に向けて発光した赤外線の反射光を利用して、該ガラスに付着した雨滴量を検出する。レインセンサ112は、例えば、機器同士を1対1で接続する「ジカ線」により、ボデーECU110に接続される。
ワイパーリレーモジュール120は、図1の電子制御装置1に相当する。ワイパーリレーモジュール120は、例えば、CXPI(Clock Extension Peripheral Interface)通信線114により、ボデーECU110に接続される。モータ121は、図1の負荷50に相当する。モータ121は、「ジカ線」により、ワイパーリレーモジュール120に接続される。
モータ121は、ワイパーリレーモジュール120により駆動制御され、雨滴を払拭するワイパーブレードを駆動させる。
上述の構成により、ボデーECU110は、コンビスイッチ111およびレインセンサ112の状態に基づき、ワイパーの動作モードを決定し、ワイパーリレーモジュール120に出力する。ワイパーリレーモジュール120は、動作モードに基づき、リレー(図1の44に相当)のオン/オフ制御を行い、モータ121を駆動する。例えば、Autoスイッチがオン状態のときは、レインセンサ112の雨滴検出状態に基づいて、ワイパーの動作速度を決定する。
図3では、コンビスイッチ111のうち、Hiスイッチ(図1のスイッチ10に相当)が、ワイパーリレーモジュール120に「ジカ線」である信号線115により接続されている。接続先は、図1の端子2に相当する。これは、断線その他の原因による通信途絶によって、CXPI通信線114を介してボデーECU110からワイパーの動作モードを取得できなくなったとき、少なくとも、ワイパーの高速動作だけは行えるようにしている。
これにより、運転者は、ワイパーが高速動作しかしないことから、ワイパーの操作系統に異常が発生したことを認識できる。さらに、異常時に高速動作を行うことで、運転時の視界を確保できる。
図3の、「チャタリング除去回路は、車両のワイパーの駆動制御を行うワイパー駆動装置(100)に用いられ、入力信号は、ワイパーの動作モードを選択するコンビスイッチ(111)の操作により発生する」構成によって、コンビスイッチに含まれるスイッチをオン状態からオフ状態に操作したとき、実際にワイパーが止まるまでの時間を短縮できる。
ワイパーの操作系統に異常が発生すると、運転者が、コンビスイッチ111を操作して、INTスイッチやLoスイッチをオン状態にしても、ワイパーは動作しない。ここで、運転者は、間欠動作間隔を変えてみたり、Hiスイッチをオン状態にすると考えられる。
Hiスイッチをオン状態にすると、ワイパーが動作する。そこで、運転者は、確認のため、再度、他のスイッチをオン状態にしようとする。図5の構成では、コンデンサの放電時間が長く、Hiスイッチのオフ判定に時間がかかる。一方、図1の構成では、コンデンサの放電時間を短縮でき、Hiスイッチのオフ判定の時間も短縮できる。すなわち、運転者が、Hiスイッチがオン状態から、他のスイッチをオン状態にしたとき、ワイパーが停止するまでの時間が短くなる。よって、他のスイッチをオン状態にしても、ワイパーが動作しないことを短時間で確認できる。
以上、実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、上記形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない限り、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
10 スイッチ(Hiスイッチ)
30 チャタリング除去回路
30a フィルタ回路
30b 放電回路
31 抵抗
32 コンデンサ
33 ダイオード
34 放電用抵抗
100 ワイパー駆動装置
111 コンビスイッチ
fin 入力端子
fout 出力端子
GND 接地

Claims (4)

  1. 入力端子(fin)からの入力信号に含まれるチャタリングを除去し、チャタリングを除去した信号を、出力端子(fout)から出力するチャタリング除去回路(30)であって、
    抵抗(31)とコンデンサ(32)とで構成されたフィルタ回路(30a)と、
    前記フィルタ回路とは別に設けられ、前記フィルタ回路のコンデンサに蓄積された電荷を放電する放電回路(30b)と、
    を含むチャタリング除去回路。
  2. 前記フィルタ回路の抵抗は、前記入力端子と前記出力端子との間に接続され、前記フィルタ回路のコンデンサは、前記フィルタ回路の抵抗の出力端子側と接地(GND)との間に接続され、
    前記放電回路は、ダイオード(33)と放電用抵抗(34)とを含み、
    前記ダイオードは、前記入力端子側がカソードとなるように前記フィルタ回路の抵抗に並列接続され、前記放電用抵抗は、前記ダイオードのカソードと接地との間に接続される請求項1に記載のチャタリング除去回路。
  3. 前記入力信号に応じて、前記フィルタ回路の抵抗と前記フィルタ回路のコンデンサとで構成された直列回路の両端に発生する電圧と、前記放電用抵抗の両端に発生する電圧とが等しくなるように、前記フィルタ回路の抵抗、前記フィルタ回路のコンデンサ、および前記放電用抵抗の定数を設定する請求項2に記載のチャタリング除去回路。
  4. 前記チャタリング除去回路は、車両のワイパーの駆動制御を行うワイパー駆動装置(100)に用いられ、
    前記入力信号は、前記ワイパーの動作モードを選択するコンビスイッチ(111)の操作により発生する請求項2または請求項3に記載のチャタリング除去回路。
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