JP6378611B2 - エンジンの排気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、多気筒エンジンの複数の排気管と、その下流側に接続された集合管とを備えた排気装置に関するものである。
自動二輪車の多気筒エンジンにおいて、複数の排気管を集合管で集合させたのち、集合管をマフラに接続し、マフラで排気を消音し外部へ排出するものがある(例えば、特許文献1)。このようなエンジンでは、複数の排気管と集合管との接合は、例えば、溶接により行われる。
特開平09−144535号公報
小径の排気管と大径の集合管との連結部には、段差が形成されるので、この連結部に応力集中が発生しやすい。このような応力集中を回避するために、排気管と集合管との間にガセットを設けて、徐々に排気管の径を変化させることで段差の形成を抑えたものもある。しかしながら、このようなガセットを設けた構成では、部品点数が増えるうえに、溶接工程が複雑になる。
本発明は、部品点数を増やすことなく、応力集中を抑制して、容易に排気管と集合管とを接合することができるエンジンの排気装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のエンジンの排気装置は、軸心方向と直交する横方向に下流端部が並ぶ複数の排気管と、前記排気管の下流端部が接続される集合管とを備えた多気筒エンジンの排気装置であって、前記排気管の前記下流端部は、前記集合管の上流端部に挿入される挿入部分を有し、前記集合管の前記上流端部は、前記挿入部分の全周を覆う覆い部分を有し、前記排気管の前記挿入部分の外周面と前記集合管の前記覆い部分の内周面とが、集合管接合部分により全周に渡って接合され、前記集合管接合部分は、前記横方向に向かって前記軸心方向に変位する変位部分を有する。排気管と集合管との接合は、例えば、溶接である。
この構成によれば、集合管接合部分は、横方向に向かって軸心方向に変位する変位部分を有しており、集合管と複数の排気管とがこの変位部分に沿って接合されている。したがって、溶接ラインが排気管の横方向に沿って直線状に揃うことがないので、接合部の応力集中が抑制される。しかも、集合管と排気管との間に別途部材を介在させる必要がないので、部品点数が増えないから、溶接作業も少なくて済む。
本発明において、前記集合管は、前記横方向と直交する縦方向に2分割された一対の分割体が接合され、前記変位部分は、前記一対の分割体にそれぞれ形成されていることが好ましい。この構成によれば、一方の分割体と排気管とを溶接した後で、他方の分割体と排気管との溶接および分割体同士の溶接を行うことができるので、排気管と集合管との接合が容易になる。
本発明において、前記複数の排気管における隣接する2つの下流端部同士が、排気管接合部で接合されており、前記排気管接合部が前記集合管接合部分に接合されていることが好ましい。この構成によれば、集合管と排気管との間の隙間がなくなるので、集合管と排気管との接合部から排気ガスが漏れるのを防止できる。
排気管の下流端部同士が排気管接合部で接合されている場合、前記変位部分は、前記横方向に関して、前記排気管接合部に向かって前記軸心方向の下流側に変位していることが好ましい。この構成によれば、排気管接合部を下流側に配置できるので、排気管のレイアウトの自由度が向上する。例えば、排気管接合部を上流側に配置すると、複数の排気管を互いの接合のために上流側から近接させる必要があり、排気管の取り回しが難しくなる。
本発明において、前記集合管の上流側端縁に前記集合管接合部分が形成され、前記集合管の前記上流側端縁は、前記横方向の両端が前記横方向の内側よりも上流側に位置していることが好ましい。この構成によれば、上流側端縁の集合管接合部分が凹部に形成されるので、集合管接合部が軸心方向にジグザグに変位する。その結果、集合管接合部分の剛性が軸心方向の同一位置で急激に変化するのを抑制しつつ、集合管接合部分の剛性を向上できる。
本発明において、前記変位部分の軸心方向寸法が、前記排気管の半径以上に設定されていることが好ましい。この構成によれば、集合管接合部分の変位部分が長くなるので、集合管接合部分で剛性が急激に変化するのを抑制しつつ、集合管接合部分の剛性を向上できる。
本発明のエンジンの排気装置によれば、部品点数を増やすことなく、溶接部の応力集中を抑制できる。その結果、溶接作業も少なくて済むので、排気管と集合管との接合が容易である。
本発明の第1実施形態に係るエンジンの排気装置を備えた自動二輪車を示す側面図である。 同排気装置を示す側面図である。 同排気装置の集合部を示す平面図である。 同排気装置の排気管と集合管との連結部を示す縦断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。本明細書において、「左側」および「右側」は、車両に乗車した運転者から見た左右側をいう。
図1は本発明の第1実施形態に係るエンジンの排気装置を備えた自動二輪車の側面図である。同図に示す自動二輪車は、車体フレームFRの前半部を構成するメインフレーム1の前端にフロントフォーク2が支持され、このフロントフォーク2の下端に前輪3が、フロントフォーク2の上端にハンドル4がそれぞれ取り付けられている。メインフレーム1の後端下部には、スイングアームブラケット6が設けられ、このスイングアームブラケット6に、スイングアーム7の前端がピポット軸5を介して上下揺動自在に軸支されている。このスイングアーム7の後端に後輪8が取り付けられている。
前記メインフレーム1の後部に連結されたシートレール9が車体フレームFRの後半部を構成している。メインフレーム1の下部にはエンジンEが取り付けられている。この自動二輪車は、エンジンEによりチェーン11を介して後輪8を駆動するとともに、ハンドル4で操向するように構成されている。
シートレール9にはライダー用シート12と同乗者用シート13とが支持されている。メインフレーム1の上部、つまり、車体上部で、ハンドル4とライダー用シート12との間には、燃料タンク14が取り付けられている。
エンジンEは2気筒4サイクルエンジンであり、シリンダヘッド19の前面の排気ポート20に、2本の排気管21が接続されている。これら2本の排気管21が、エンジンEの下方の集合部22で集合され、接続管24を介して後輪8の左側方に配置されたマフラ23に接続されている。これら2本の排気管21と集合部22とにより、エンジンEの排気装置69が構成されている。
図2は、エンジンEの排気装置69の側面図である。同図に示すように、2本の排気管21,21は、中間部において連通管25により互いに連通している。集合部22は、2つの排気管21の各下流端部21aが接合される集合管27と、集合管27の下流端部に接合された触媒管28と、触媒管28の下流端部に接合された出口管29とを有している。出口管29の後端に、前記接続管24が接合されている。各管21,24,27,28,29の接合は、例えば、アーク溶接である。集合管27の上部に、排気ガスG中の酸素の含有量を検出するセンサを取り付けるための取付座31が設けられている。
排気管21および触媒管28はステンレス製の単一のパイプからなり、集合管27および出口管29は、これを径方向に2つ割りしたステンレス製の管半体を互いに溶接して結合した構成になっている。詳細には、集合管27は、その軸心方向Cおよび車幅方向W(図3)と直交する縦方向である上下方向に2分割された一対の上側および下側集合管分割体34,36が接合され、出口管29は、上下方向に2分割された一対の上側および下側出口管分割体38,40が接合されている。
触媒管28の内部には、触媒コンバータ35が装着されている。触媒コンバータ35は、排気ガスの流れ方向(軸心方向C)に並んで2つ配置されている。触媒管28の上流端部が集合管27に挿入され、全周溶接により触媒管28と集合管27が接合されている。同様に、触媒管28の下流端部が出口管29に挿入され、全周溶接により触媒管28と出口管29が接合されている。
集合管27は、その横断面積が、排気管21が挿入された上流端部27aよりも、下流側部分の方が大きく設定された複雑な形状である。集合管27は一対の分割体34,36からなるいわゆる「もなか構造」であるから、複雑な外形の集合管27であっても容易に製造できる。
排気管21の上流端部にフランジ21bが溶接により取り付けられ、このフランジ21bを介して排気管21がエンジンEのシリンダヘッド19にボルト(図示せず)で支持されている。また、図1に示す接続管24に取付金具24aが溶接により固着されており、この取付金具24aを介して接続管24がメインフレーム1の下端にボルト32により固定されている。以上により排気装置69が、車体に支持されている。
図3は集合部22の平面図である。同図に示すように、2つの排気管21の下流端部21aは、軸心方向Cと直交する横方向Wに並んでいる。各排気管21、21における隣接する2つの下流端部21a,21a同士が、排気管接合部45で溶接により接合されている。
排気管21の下流端部21aは、集合管27の上流端部27aに挿入される挿入部分42を有している。挿入部分42の長さLは、円形パイプからなる排気管の外径d1よりも大きい(L≧d1)。これにより、排気管21と集合管27とが強固に接合される。集合管27の上流端部27aは、挿入部分42の全周を覆う覆い部分44を有している。排気管21の挿入部分42の外周面と集合管27の覆い部分44の内周面とが、集合管接合部分46により全周に渡って溶接されている。本実施形態では、集合管27の上流側端縁27bに集合管接合部分46が形成されている。つまり、集合管27の上流側端縁27bに沿って、集合管27と2つの排気管21とが溶接されている。
排気管接合部45の上流端45aは、軸心方向Cに関して、集合管接合部分46と同じかあるは上流側に位置している。また、排気管21と集合管27との接合部の横断面図である図4に示すように、排気管接合部45が集合管接合部分46に接合されている。
図3の集合管接合部分46は、横方向Wに向かって軸心方向Cに変位する変位部分48を有している。図3では、上側集合管分割体34に形成された変位部分48を示しているが、同様の変位部分48は、下側集合管分割体36にも形成されている。
変位部分48は、横方向Wに関して、集合管接合部分46における横方向Wの端部46aから排気管接合部45に向かって軸心方向Cの下流側(図3の右側)に変位している。また、変位部分48における排気管接合部分45を横切る部分は、軸心方向Cに直交する平面に沿って延びている。こうして、変位部分48は、集合管接合部分46における横方向Wの端部46aよりも横方向Wの内側に形成される。
変位部分48は複数設けられるのが好ましい。本実施形態では、変位部分48は、上下2か所に設けられている。また、変位部分48は、軸心方向Cの下流側に凹入する凹部で構成されている。換言すれば、集合管接合部分46を構成する集合管27の上流側端縁27bは、横方向Wの両端46a,46aが横方向の内側よりも上流側に位置しており、平面視でV字形状をしている。2つの排気管21,21の下流端部21a,21aの間に、凹部の底部50が位置している。これにより、排気管接合部分45、つまり排気管21の溶接部分を凹入した分だけ短くできる。
変位部分48の軸心方向Cに対する傾斜角度θは、50°未満が好ましく、45°未満がより好ましい。本実施形態では、約40°である。また、変位部分48の軸心方向寸法d2が、排気管21の半径d1/2以上に設定されている(d2≧d1/2)。ただし、変位部分48は、横方向Wに向かって軸心方向Cに変位していればよく、本実施形態の形状に限定されない。例えば、上側集合管分割体34と下側集合管分割体36のそれぞれに軸心方向Cあるいは軸心方向Cに傾斜した方向に延びる変位部分48,48を設け、これら2つの変位部分48,48を2つの集合管分割体34、36に渡って延びる底部50で接続した、外周から見てU字形状またはV字形状の凹部としてもよい。
図1のエンジンが始動すると、図2の排気ガスGが排気管21から導出され、集合部22で合流する。集合部22において、集合管27に導かれた排気ガスGは、集合管27で若干膨張されたのち触媒管28に流入し、触媒管28の内部で触媒コンバータ35を通過する。触媒コンバータ35を通過した排気は、出口管29に導かれ、接続管24を介して図1のマフラ23へ導出される。さらに、排気ガスGは、マフラ23内で騒音が十分に低減されたのち、マフラ23の外部に排出される。
上記構成において、図3の集合管27の集合管接続部分46が変位部分48を有しており、集合管27と排気管21とが、変位部分48を含む集合管接続部分46に沿って溶接されている。したがって、溶接ラインが排気管21の横方向Wに沿って直線状に揃うことがないので、集合管接続部分46の応力集中が抑制される。しかも、集合管27と排気管21との間に別途部材を介在させる必要がないので、部品点数が増えないから、溶接作業も少なくて済む。
変位部分48は、上側および下側集合管分割体34,36にそれぞれ形成されている。これにより、一方の集合管分割体34,36と排気管21とを溶接した後で、他方の集合管分割体36,34と排気管21との溶接および集合管分割体34,36同士の溶接を行うことができる。その結果、排気管21と集合管27との接合が容易になる。
各排気管21における隣接する2つの下流端部21a同士が、排気管接合部45で接合され、排気管接合部45が集合管接合部分46に接合されている。これにより、集合管27と排気管21との間の隙間がなくなるので、集合管27と排気管21との接合部分から排気ガスGが漏れるのを防止できる。
変位部分48は、横方向Cに関して、排気管接合部45に向かって軸心方向Cの下流側に変位している。これにより、排気管接合部45を下流側に配置できるので、排気管21のレイアウトの自由度が向上する。例えば、排気管接合部45を上流側に配置すると、各排気管21を互いの接合のために上流側から近接させる必要があり、排気管21の取り回しが難しくなる。
集合管27の上流側端縁27bの集合管接合部分46が凹部に形成されるので、集合管接合部分46が軸心方向Cにジグザグに変位する。その結果、集合管接合部分46の剛性が軸心方向Cの同一位置で急激に変化するのを抑制しつつ、集合管接合部分46の剛性を向上できる。
変位部分48の軸心方向寸法dが、排気管21の半径d1/2以上に設定されている。これにより、集合管接合部分46の変位部分48が長くなるので、集合管接合部分46で剛性が急激に変化するのを抑制しつつ、集合管接合部分46の剛性を向上できる。
本発明は、以上の実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の追加、変更または削除が可能である。例えば、排気管21と集合管27との接合は、アーク溶接のほか、摩擦攪拌接合、ろう付け、溶着、接着等であってもよい。また、集合管接合部分46は、集合管27の上流側端縁27bよりも下流側に位置してもよい。さらに、本発明の排気装置は、2気筒以外のエンジン、例えば、4気筒エンジンまたは3気筒エンジンにも適用できる。ただし、振動が大きい2気筒エンジンに特に好適に用いられる。
また、上記実施形態では、車幅方向に排気管21の並び方向(横方向)が設定されているが、上下方向に並び方向(横方向)を設定してもよい。さらに、集合管27は、「もなか構造」でなくてもよい。また、変位部分48は、軸心方向Cの上流側に突出する突部を含む構造であってもよい。したがって、そのようなものも本発明の範囲内に含まれる。
21 排気管
21a 排気管の下流端部
27 集合管
27a 集合管の上流端部
27b 集合管の上流側端縁
34 上側集合管分割体(一対の分割体)
36 下側集合管分割体(一対の分割体)
69 排気装置
42 挿入部分
44 覆い部分
45 排気管接合部
46 集合管接合部分
48 変位部分
C 軸心方向
E エンジン
G 排気ガス
W 横方向

Claims (9)

  1. 軸心方向と直交する横方向に下流端部が並ぶ複数の排気管と、前記排気管の下流端部が接続される集合管とを備えた多気筒エンジンの排気装置であって、
    前記排気管の前記下流端部は、前記集合管の上流端部に挿入される挿入部分を有し、
    前記集合管の前記上流端部は、前記挿入部分の全周を覆う覆い部分を有し、
    前記排気管の前記挿入部分の外周面と前記集合管の前記覆い部分の内周面とが、集合管接合部分により全周に渡って接合され、
    前記集合管接合部分は、前記横方向に向かって前記軸心方向に変位する変位部分を有し、
    前記複数の排気管における隣接する2つの下流端部同士が、排気管接合部で接合されており、
    前記排気管接合部が前記集合管接合部分に接合され、
    前記排気管接合部の上流端が、前記集合管接合部分よりも上流側に位置しているエンジンの排気装置。
  2. 請求項1に記載の排気装置において、前記集合管は、前記横方向と直交する縦方向に2分割された一対の分割体が接合され、
    前記変位部分は、前記一対の分割体にそれぞれ形成されているエンジンの排気装置。
  3. 請求項1または2に記載の排気装置において、前記変位部分は、前記横方向に関して、前記排気管接合部に向かって前記軸心方向の下流側に変位しているエンジンの排気装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の排気装置において、前記集合管の上流側端縁に前記集合管接合部分が形成され、
    前記集合管の前記上流側端縁は、前記横方向の両端が前記横方向の内側よりも上流側に位置しているエンジンの排気装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の排気装置において、前記変位部分の軸心方向寸法が、前記排気管の半径以上に設定されているエンジンの排気装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の排気装置において、前記変位部分における前記排気管接合部を横切る部分は、前記軸心方向に直交する平面に沿って延びているエンジンの排気装置。
  7. 請求項2に記載の排気装置において、前記集合管は、その横断面積が、前記排気管が挿入された上流側部分よりも、下流側部分のほうが大きく設定されているエンジンの排気装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の排気装置において、前記変位部分は、前記軸心方向と前記横方向の両方に直交する方向に対向して2つ設けられているエンジンの排気装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の排気装置を備えた鞍乗型車両であって、
    前輪の後方に前記エンジンが配置され、
    前記エンジンの前面の排気ポートに、複数の前記排気管が接続され、
    前記複数の排気管における下流端部は互いに隣接しており、
    前記集合管が前記エンジンの下方に配置され、
    前記集合管の上部に、排気ガス中の酸素の含有量を検出するセンサを取り付けるための取付座が設けられている鞍乗型車両。
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