JP6378060B2 - 既設管路の補修方法及び補修部材 - Google Patents

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本発明は、既設管路の補修方法及び補修部材に関するものである。特に、老朽化した既設管路の内面側に骨組み体を配置させると共に、この骨組み体の内周にライナー部材を装着させ、このライナー部材と既設管路との間に硬化性の充填材を注入・硬化させて既設管路の補修を行うにあたり、既設管路の補修が短時間で簡単に行えると共に、補修部分からの漏水もないようにして適切に補修できるようにした点に特徴を有するものである。
老朽化した既設管路を補修するにあたり、従来においては、特許文献1に示されるように、既設管路内の内面に沿ってピアノ線等のばね弾性を有する鉄筋を螺旋状に巻回しておき、この鉄筋の上から帯状の内面部材を巻回して筒状ライナーを形成し、そのライナーと既設管の内面との間に自硬性流体を注入させて硬化させるようにしたものや、特許文献2に示されるように、既設管路内の内面に沿って中空骨組み状補強体を組み立て、この補強体の内側に沿って既設管路の筒長方向に伸びた内面部材を順々に接合させるようにして、補強体の内側に複数の内面部材を取り付けて筒状に組み立てた後、筒状に組み立てた内面部材と既設管の内面との間の空隙内に自硬性流体を注入させて硬化させるようにしたものが提案されている。
しかし、特許文献1に示されるように、既設管路内の内面に沿ってばね弾性を有する鉄筋を螺旋状に巻回させ、またこの鉄筋の上から帯状の内面部材を巻回して筒状ライナーを形成する作業は非常に面倒で時間を要し、また帯状の内面部材相互を適切に密着させることが困難で、補修部分から漏水が生じたりする等の問題があった。
また、特許文献2に示されるものにおいては、補強体の内側に複数の内面部材を取り付けて筒状に組み立てるにあたり、前記補強体に既設管路の筒長方向に連続した複数の嵌合部材を取り付けると共に、前記内面部材の幅方向両側に前記の嵌合部材に嵌合させる嵌合用凸部を設け、筒長方向に連続して接触させる各内面部材における嵌合用凸部を同じ嵌合部材内に嵌合させて、これらの内面部材を筒長方向に連続して接触させた状態で維持させるようにしている。
しかし、補強体の内側に複数の内面部材を取り付けて筒状に組み立てるにあたり、内面部材の幅方向両側に設けられた嵌合用凸部を、それぞれ接合させる隣の内面部材における嵌合用凸部と一緒に同じ嵌合部材内に嵌合させて、これらの内面部材を筒長方向に連続して接触させるようにする作業は、非常に面倒で時間を要すると共に、隣接する内面部材における嵌合用凸部を同じ嵌合部材内に嵌合させる場合に、この嵌合部分における止水性を十分に確保することも困難であった。このため、特許文献3に示されるように、嵌合用凸部を嵌合させる嵌合部材内にてシール部材を設けたりすることが必要になり、作業がより面倒になる等の問題があった。
特開平8−277992号公報 特開2001−311387号公報 特開2014−20522号公報
本発明は、老朽化した既設管路を補修する場合における前記のような問題を解決することを課題とするものである。
すなわち、本発明においては、既設管路の内面側に骨組み体を配置させると共に、骨組み体の内面側にライナー部材を装着させ、このライナー部材と既設管路との間に硬化性の充填材を注入・硬化させて既設管路の補修を行うにあたり、既設管路の補修が短時間で簡単に行えると共に、補修部分からの漏水もないようにして適切に補修できるようにすることを課題とするものである。
本発明に係る既設管路の補修方法においては、前記のような課題を解決するため、既設管路の内面側に配置される補強部材を既設管路の長さ方向に所定間隔を介して連結させた骨組み体を、既設管路内にその長さ方向に沿って配置させ、前記骨組み体の内周にライナー部材を装着させて、このライナー部材と既設管路との間に硬化性の充填材を注入させて硬化させる既設管路の補修方法において、前記ライナー部材として、既設管路の長さ方向に沿った複数の板状プロファイルを、前記骨組み体の内面側において所定間隔を介するようにして配置させ、前記骨組み体と前記ライナー部材との間に、骨組み体の内面側を覆うように水密シートを装着させるにあたり、前記骨組み体における補強部材の内面側に嵌合用凹部を設け、前記板状プロファイル相互の隙間部分における水密シートを、既設管路の長さ方向に沿った嵌合部材により前記嵌合用凹部内に押し込んで嵌合させると共に、前記嵌合部材をその両側における板状プロファイルの長辺部に当接させ、前記の水密シートと既設管路との間に硬化性の充填材を注入させて硬化させるようにした。
また、本発明に係る既設管路の補修部材においては、既設管路の内面側に配置される補強部材を既設管路の長さ方向に所定間隔を介して連結させた骨組み体と、前記骨組み体の内面側に配置されるライナー部材とを備え、前記ライナー部材として、既設管路の長さ方向に沿った複数の板状プロファイルを、前記骨組み体の内面側において所定間隔を介するようにして配置させ、前記骨組み体と前記ライナー部材との間に、水密シートを骨組み体の内面側を覆うように装着させるにあたり、前記骨組み体における補強部材の内面側に嵌合用凹部を設け、前記の板状プロファイル相互の隙間部分における水密シートを前記嵌合用凹部内に押し込んで保持させ且つ両側における板状プロファイルの長辺部に当接させる嵌合部材を、既設管路の長さ方向に沿って設けた。
そして、前記の既設管路の補修方法及び補修部材において、筒状になった既設管路の補修を行う場合には、筒状になった既設管路の内面側に配置される前記補強部材に環状の補強部材を用いると共に、前記骨組み体と前記ライナー部材との間に装着させる水密シートに筒状になった水密シートを用い、この水密シートを前記骨組み体の内周側を覆うようにして装着させる。
また、前記の既設管路の補修方法及び補修部材においては、既設管路の長さ方向に沿った複数の板状プロファイルを、前記骨組み体の内面側において所定間隔を介するように設けるにあたっては、複数の板状プロファイル相互が所定間隔を介するようにして、各板状プロファイルを前記水密シートに一体的に取り付けることが好ましい。
また、前記のように嵌合部材に当接された両側における板状プロファイルの長辺部の端部を、前記嵌合部材により保持させることが好ましい。
また、前記のように筒状になった既設管路の補修を行う場合において、骨組み体の内周側を覆うように筒状になった水密シートを装着させるにあたっては、水密シートを筒状に形成し、筒状に形成された水密シートの接合部分を水密状態にさせるようにすることができる。
本発明に係る既設管路の補修方法及び補修部材においては、既設管路内にその長さ方向に沿って配置させる骨組み体の内面側に、ライナー部材として、既設管路の長さ方向に沿った複数の板状プロファイルを、前記骨組み体の内面側に配置させると共に、骨組み体の内面側を覆うようにして、骨組み体と前記ライナー部材との間に水密シートを装着させたため、この水密シートによりライナー部材が漏水等にさらされるのが防止され、確実な水密状態が得られるようになる。
また、前記のように複数の板状プロファイルを、骨組み体の内面側に所定間隔を介するように配置させ、前記骨組み体と前記ライナー部材との間に、骨組み体の内周側を覆うように水密シートを装着させるにあたり、前記骨組み体における環状の補強部材の内周側に嵌合用凹部を設け、前記板状プロファイル相互の隙間部分における水密シートを、既設管路の長さ方向に沿った嵌合部材により前記嵌合用凹部内に押し込んで嵌合させると共に、前記嵌合部材をその両側における板状プロファイルの長辺部に当接させると、前記水密シートが嵌合部材によって骨組み体に確実に保持されるようになると共に、板状プロファイルと嵌合部材とが骨組み体の内周側において一体的に連続して当接され、骨組み体の内面側に隙間がないようにしてライナー部材が形成されるようになる。
また、複数の板状プロファイルを、骨組み体の内面側に所定間隔を介するようにして前記水密シートに一体的に取り付けると、複数の板状プロファイルを骨組み体の内面側に配置させると共に、骨組み体とライナー部材との間に、骨組み体の内面側を覆うように水密シートを装着させる作業が簡単且つ適切に行うことができる。
また、前記のように嵌合部材に当接された両側における板状プロファイルの長辺部の端部を、前記嵌合部材により保持させると、前記のようにライナー部材と既設管路との間に硬化性の充填材を注入させて硬化させた場合においても、各板状プロファイルが骨組み体の内周側に適切に固定されて、板状プロファイルが剥がれたり、脱落したりするのが防止される。
また、前記のように筒状になった既設管路の補修を行う場合において、骨組み体の内周側を覆うように筒状になった水密シートを装着させるにあたり、水密シートを筒状に形成し、筒状になった水密シートの接合部分を水密状態にさせると、既設管路の内径に応じて、内径の異なる骨組み体を用いる場合においても、骨組み体の内径に応じた筒状の水密シートを簡単に製造することができる。
そして、本発明においては、既設管路とライナー部材との間に硬化性の充填材を注入・硬化させて既設管路の補修を行うにあたり、既設管路の補修が短時間で簡単に行えると共に、補修部分からの漏水もないようにして適切に補修できるようになる。
本発明の実施形態において、既設管路の長さ方向に沿って骨組み体を既設管路内に配置させた状態を示した縦断面説明図である。 前記の実施形態において、骨組み体を既設管路内に配置させた状態を示した横断面説明図である。 前記の実施形態において、既設管路の長さ方向に沿った複数の板状プロファイルをその幅方向に所定間隔を介するようにして水密シートに一体に取り付けた状態を示した部分説明図である。 前記の実施形態において、水密シートの端部を接合させて筒状に形成すると共に、この接合部分を覆うようにして板状プロファイルを取り付ける例を示した部分断面説明図である。 前記の実施形態において、板状プロファイル相互の隙間における水密シートの部分を、嵌合部材により骨組み体における補強部材の内周側に設けられた嵌合用凹部内に押し込んで嵌合させた状態を示した横断面説明図である。 前記の実施形態において使用する嵌合部材を示した部分斜視図である。 前記の実施形態において、板状プロファイル相互の隙間における水密シートの部分を、嵌合部材により骨組み体における補強部材の内周側に設けられた嵌合用凹部内に押し込んで嵌合させると共に、嵌合部材とその両側における板状プロファイルとを密接させて、嵌合部材により板状プロファイルを保持させた状態を示した部分断面説明図である。 前記の実施形態において、骨組み体の内周側に装着された水密シートと既設管路との間にモルタル等の硬化性の充填材を注入させて硬化させた状態を示した横断面説明図である。
以下、本発明の実施形態に係る既設管路の補修方法及び補修部材を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明に係る既設管路の補修方法及び補修部材は、下記の実施形態に示したものに限定されず、発明の要旨を変更しない範囲において、適宜変更して実施できるものである。
本実施形態においては、図1及び図2に示すように、筒状になった既設管路1の補修を行うにあたり、既設管路1の内面側に配置される環状の補強部材11を連結部材12により既設管路1の長さ方向に所定間隔を介するようにして順々に連結させた骨組み体10を、既設管路1内においてその長さ方向に沿って配置させる。
ここで、前記の補強部材11においては、その内周側の部分に、周方向に所定間隔を介するようにして凹みの内部が大きくなった複数の嵌合用凹部13を設けている。
また、前記の骨組み体10の内周に装着させるライナー部材20を製造するにあたり、図3に示すように、既設管路1の長さ方向に沿った複数の板状プロファイル21をその幅方向に所定間隔を介するようにして水密シート22に一体に取り付けるようにしている。そして、板状プロファイル21が内周側に位置するようにして水密シート22を筒状に形成し、複数の板状プロファイル21を、骨組み体10の内周側においてその周方向に配置させるようにしている。なお、前記の各板状プロファイル21においては、その幅方向両側における長辺部21aの端部を水密シート22に向けて広がるようにテーパー状に形成している。
また、前記の水密シート22としては、織物等で構成された基布22aの片面に水密被膜22bを形成したものを用い、前記の板状プロファイル21を水密シート22における水密被膜22bの上に取り付け、水密シート22における基布22aが前記の骨組み体10と対向するようにしている。
そして、前記の水密シート22における基布22aが前記の骨組み体10と対向するようにして、この水密シート22を筒状に形成するにあたっては、図4に示すように、筒状に形成された水密シート22の接合部分の一端側においては、基布22aの上に形成された水密被膜22bを所定幅で取り除くと共に、水密シート22の接合部分の他端側においては、水密被膜22bだけを所定幅で残すようにし、水密シート22の接合部分において、水密シート22における基布22a相互の接合部分と水密被膜22b相互の接合部分との位置をずらせた状態で、水密シート22における基布22a相互及び水密被膜22b相互を密接させ、このように位置がずれた状態にある基布22a相互の接合部分と水密被膜22b相互の接合部分との両方を覆うようにして、前記の板状プロファイル21を水密被膜22bの上に取り付けるようにしている。
このようにすると、水密シート22の接合部分に段差が生じないようにして、板状プロファイル21を適切に取り付けることができると共に、水密シート22における基布22a相互の接合部分と水密被膜22b相互の接合部分との両方が前記の板状プロファイル21によって覆われ、水密シート22の接合部分における水密性が向上する。
次いで、前記のように板状プロファイル21が内周側に位置するようにして水密シート22を筒状に形成した状態で、図5に示すように、前記の板状プロファイル21相互の隙間における水密シート22の部分を、それぞれ前記の補強部材11の内周側に設けられた前記の嵌合用凹部13の位置に合わせ、既設管路1の長さ方向に沿った嵌合部材23により前記の水密シート22の部分を嵌合用凹部13内に押し込んで嵌合させるようにする。
ここで、前記の嵌合部材23においては、図6に示すように、既設管路1の長さ方向に伸びたプレート部23aから、前記の嵌合用凹部13内に嵌入させる弾性変形可能な一対の脚部23bを、所要間隔を介して突出させると共に、このプレート部23aにおける幅方向両側における長辺部23cの端部をテーパー状に形成している。
そして、前記のように嵌合部材23により板状プロファイル21相互の隙間における水密シート22の部分を嵌合用凹部13内に押し込んで嵌合させるにあたっては、図7に示すように、嵌合部材23における一対の脚部23bの先端部を収縮させた状態で、この一対の脚部23bを前記の嵌合用凹部13内に押し込んだ後、先端部が収縮された一対の脚部23bを弾性復帰させて、前記のように板状プロファイル21相互の隙間における水密シート22の部分を嵌合用凹部13内に押し込んで嵌合させる。また、この嵌合部材23において、前記のプレート部23aの幅方向両側におけるテーパー状になった長辺部23cの端部を、その両側における板状プロファイル21のテーパー状になった長辺部21aの端部に当接させ、この嵌合部材23とその両側における板状プロファイル21とを密接させると共に、この嵌合部材23によりその両側における板状プロファイル21を保持させるようにしている。
このようにすると、複数の板状プロファイル21を取り付けた水密シート22が骨組み体10に確実に保持されるようになり、また各板状プロファイル21と各嵌合部材23とが骨組み体10の内周側において一体的に連続して当接され、骨組み体10の周方向に隙間がないようにして、板状プロファイル21と嵌合部材23とが連結されると共に、各板状プロファイル21が各嵌合部材23によって保持された状態で維持されるようになる。
そして、この状態で、図8に示すように、前記の水密シート22と既設管路1との間にモルタル等の硬化性の充填材2を注入させて硬化させるようにする。
ここで、この実施形態においては、前記のように複数の板状プロファイル21を取り付けた水密シート22を、嵌合部材23により骨組み体10の補強部材11に設けられた嵌合用凹部13内に嵌入させて取り付けると共に、各板状プロファイル21と各嵌合部材23とを骨組み体10の内周側において一体的に連続するように取り付け、また各板状プロファイル21を各嵌合部材23によって保持された状態で維持されるようにしたため、ライナー部材20と既設管路1との間に硬化性の充填材2を注入・硬化させて、既設管路1の補修を行う作業を簡単に短時間で行えるようになると共に、前記の水密シート22によってライナー部材20における水密性が大きく向上され、車両荷重や地震の揺れ等により、硬化したモルタル等の充填材2にクラックが発生しても、内部に漏水することがなくなる。
なお、この実施形態においては、筒状になった既設管路1の補修を行う場合について説明したが、補修する既設管路1の形状は筒状になったものに限定されない。例えば、現場築造された鉄筋コンクリート製の矩形管路において、頂版部と側壁部は腐食劣化が激しく、底版部が健全であるときは頂版部と側壁部のみを門形に補修させることもでき、この場合には、既設管路1の内面形状に対応するように門形になった補強部材11を用いるようにする。
1 既設管路
2 充填材
10 骨組み体
11 補強部材
12 連結部材
13 嵌合用凹部
20 ライナー部材
21 板状プロファイル、21a 長辺部
22 水密シート、22a 基布、22b 水密被膜
23 嵌合部材、23a プレート部、23b 脚部、23c 長辺部

Claims (7)

  1. 既設管路の内面側に配置される補強部材を既設管路の長さ方向に所定間隔を介して連結させた骨組み体を、既設管路内にその長さ方向に沿って配置させ、前記骨組み体の内周にライナー部材を装着させて、このライナー部材と既設管路との間に硬化性の充填材を注入させて硬化させる既設管路の補修方法において、前記ライナー部材として、既設管路の長さ方向に沿った複数の板状プロファイルを、前記骨組み体の内面側において所定間隔を介するようにして配置させ、前記骨組み体と前記ライナー部材との間に、骨組み体の内面側を覆うように水密シートを装着させるにあたり、前記骨組み体における補強部材の内面側に嵌合用凹部を設け、前記板状プロファイル相互の隙間部分における水密シートを、既設管路の長さ方向に沿った嵌合部材により前記嵌合用凹部内に押し込んで嵌合させると共に、前記嵌合部材をその両側における板状プロファイルの長辺部に当接させ、前記の水密シートと既設管路との間に硬化性の充填材を注入させて硬化させることを特徴とする既設管路の補修方法。
  2. 筒状になった既設管路の内面側に配置される環状の補強部材を既設管路の長さ方向に所定間隔を介して連結させた骨組み体を、既設管路内にその長さ方向に沿って配置させ、前記骨組み体の内面側にライナー部材を装着させて、このライナー部材と既設管路との間に硬化性の充填材を注入させて硬化させる既設管路の補修方法において、前記ライナー部材として、既設管路の長さ方向に沿った複数の板状プロファイルを、前記骨組み体の内面側においてその周方向に所定間隔を介するようにして配置させ、前記骨組み体と前記ライナー部材との間に、骨組み体の内面側を覆うように筒状になった水密シートを装着させるにあたり、前記骨組み体における環状の補強部材の内周側に嵌合用凹部を設け、前記板状プロファイル相互の隙間部分における水密シートを、既設管路の長さ方向に沿った嵌合部材により前記嵌合用凹部内に押し込んで嵌合させると共に、前記嵌合部材をその両側における板状プロファイルの長辺部に当接させ、前記の水密シートと既設管路との間に硬化性の充填材を注入させて硬化させることを特徴とする既設管路の補修方法。
  3. 複数の板状プロファイルが、前記水密シートに一体的に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の既設管路の補修方法。
  4. 前記嵌合部材に当接された両側における板状プロファイルの長辺部の端部を、前記嵌合部材により保持させることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の既設管路の補修方法。
  5. 前記骨組み体の内面側を覆うように筒状になった水密シートを装着させるにあたり、前記水密シートを筒状に形成し、筒状に形成された水密シートの接合部分を水密状態にしたことを特徴とする請求項2〜請求項4の何れか1項に記載の既設管路の補修方法。
  6. 既設管路の内面側に配置される補強部材を既設管路の長さ方向に所定間隔を介して連結させた骨組み体と、前記骨組み体の内面側に配置されるライナー部材とを備え、前記ライナー部材として、既設管路の長さ方向に沿った複数の板状プロファイルを、前記骨組み体の内面側において所定間隔を介するようにして配置させ、前記骨組み体と前記ライナー部材との間に、水密シートを骨組み体の内面側を覆うように装着させるにあたり、前記骨組み体における補強部材の内面側に嵌合用凹部を設け、前記の板状プロファイル相互の隙間部分における水密シートを前記嵌合用凹部内に押し込んで保持させ且つ両側における板状プロファイルの長辺部に当接させる嵌合部材を、既設管路の長さ方向に沿って設けたことを特徴とする既設管路の補修部材。
  7. 筒状になった既設管路の内面側に配置される環状の補強部材を既設管路の長さ方向に所定間隔を介して連結させた骨組み体と、前記骨組み体の内周に配置されるライナー部材とを備え、前記ライナー部材として、既設管路の長さ方向に沿った複数の板状プロファイルを、前記骨組み体の内周側においてその周方向に所定間隔を介するようにして配置させ、前記骨組み体と前記ライナー部材との間に、筒状になった水密シートを骨組み体の内周側を覆うように装着させるにあたり、前記骨組み体における環状の補強部材の内周側に嵌合用凹部を設け、前記の板状プロファイル相互の隙間部分における水密シートを前記嵌合用凹部内に押し込んで保持させ且つ両側における板状プロファイルの長辺部に当接させる嵌合部材を、既設管路の長さ方向に沿って設けたことを特徴とする既設管路の補修部材。
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