JP6830505B2 - 鋼管杭の補修方法 - Google Patents

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本発明は、水底地盤に打設された鋼管杭の補修方法に関する。
従来、既設桟橋等の鋼管杭が外力による損傷、劣化による腐食等により部分的に新しい鋼管杭に更新する必要がある場合、一般的には鋼板を当てて溶接する方法や、ワンサイズ大きな杭を既設杭にかぶせて新旧杭の間をモルタル充填して一体化する方法が用いられている。
特許文献1は、腐食あるいは老朽化した既設鋼管杭に対する補強を簡便かつ低廉に行うために、既設鋼管杭を補強するに際し、補強対象の既設鋼管杭よりも小径で同等以上の強度を有する補強鋼管を用い、その補強鋼管を既設鋼管杭の杭頭からその内部に挿入して少なくとも補強対象範囲の上下に跨る位置に配置し、既設鋼管杭の内面と補強鋼管の外面との間に充填材を充填し硬化させることでそれらを一体化する補強工法を開示する(要約)。充填材として膨張モルタルを用いる。補強鋼管の少なくとも上部に中詰めコンクリートを打設充填する。
特開2004−60155号公報
しかし、従来の鋼板を当てて溶接する方法は、水中溶接による品質の信頼性の低さや鋼管杭との一体化のために溶接長が非常に長くなることが課題となる。また、従来の一回り大きな杭を既設杭にかぶせる方法は、水中グラウトによる品質の信頼性の低さやグラウトの海水環境中への漏出の可能性、ワンサイズ大きい杭を用いることによって外力作用時の各杭への力の配分が変わり断面力の発生状況が元設計状態とは異なってくることが課題となる。
特許文献1の補強工法は、鋼管杭の腐食が生じた補強対象範囲の上下に跨がるように小径の補強鋼管を挿入し鋼管杭の内面と補強管の外面との間の隙間に充填材を充填するが、硬化前の充填材が隙間から下方に流れ落ちると、充填不足となってしまい、強度不足のおそれが生じてしまう。また、補強鋼管内の上部に補強鉄筋を配筋して上部工の鉄筋に連結する必要がある。また、腐食が著しく孔食が生じるような状態では適用ができない。
本発明は、上述のような従来技術の問題に鑑み、既設の鋼管杭の損傷部分を切断し径が同サイズの鋼管杭を溶接により新たに取り付けて内部に充填材を充填することで充分な強度を得ることができる鋼管杭の補修方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための鋼管杭の補修方法は、水底地盤に打設された鋼管杭の補修方法であって、
補修対象の鋼管杭と径サイズが同一である新規の鋼管杭と、前記新規の鋼管杭の内径よりも外径が小さい小径管と、を用意し、前記新規の鋼管杭内に前記小径管を挿入しその一端側が前記新規の鋼管杭から突き出た状態で固定し、
前記鋼管杭の補修対象部分を切断する工程と、
前記切断後の鋼管杭に前記小径管の突き出た部分を挿入するようにして前記新規の鋼管杭を位置決めして円周方向に溶接する工程と、
前記鋼管杭の内部の水を、前記小径管内、ならびに、前記鋼管杭および前記新規の鋼管杭と前記小径管との間の充填空間を通して排水する工程と、
前記充填空間に充填材を充填する工程と、を含み、
前記小径管は、前記一端側に対応する下端または前記下端の近傍において前記鋼管杭の内周面に接するように設けられた止水部を有し、前記新規の鋼管杭および前記鋼管杭の内部で前記止水部が上下を仕切りかつ前記充填材を受け止める。
この鋼管杭の補修方法によれば、補修対象の鋼管杭と径サイズが同一である新規の鋼管杭の内径よりも外径が小さい小径管を、新規の鋼管杭内に挿入しその一端側が突き出た状態で固定しておき、次に、補修対象部分を切断した鋼管杭に対し、小径管の突き出た部分を挿入するようにして新規の鋼管杭を位置決めして円周方向に溶接し、鋼管杭の内部の水を、小径管内、ならびに、鋼管杭および新規の鋼管杭と小径管との間を通して排水し、充填空間に充填材を充填することができる。
また、鋼管杭の内部を排水し、さらに小径管の止水部が新規の鋼管杭および鋼管杭の内部で上下を仕切るので、充填空間を水のない気中雰囲気に確実にでき、充填空間において充填材の充填を気中で確実に行うことができる。これにより、充填材が充填された充填部の品質を向上でき、充填部の強度を確保できる。また、止水部は上方から投入された充填材を小径管の下端または下端の近傍で受け止め、充填材の下方への漏出を防止するので、充填材を確実に充填でき、充填材の充填不足による強度低下のおそれは生じない。このように、鋼管杭の内部に小径管を固定し、小径管との間の充填空間に充填材を充填することで充分な強度を得ることができる。
また、新規の鋼管杭内に小径管を挿入しその一端側が突き出た状態で固定する工程は、陸上の工場等において行うことができるので、新規の鋼管杭内に小径管を確実に固定することができる。
上記鋼管杭の補修方法において、前記小径管は、前記小径管の外周面と前記新規の鋼管杭の内周面との間に設けられた固定部を有し、前記固定部で前記新規の鋼管杭の内周面に固定されることが好ましい。
また、前記固定部は前記小径管の軸長手方向の少なくとも一箇所に設けられることが好ましい。
また、前記止水部は、前記鋼管杭の内周に嵌め込み可能な形状を有し、少なくとも前記鋼管杭の内周面に接する部分が弾性材料からなることで、止水部における止水性が向上し、充填材の気中での充填をさらに確実に行うことができる。
また、前記止水部を、前記小径管を前記新規の鋼管杭へ挿入する際の位置ガイド部として使用することもできる。
本発明の鋼管杭の補修方法によれば、既設の鋼管杭の損傷部分を切断し径が同サイズの鋼管杭を溶接により新たに取り付けて内部に充填材を充填することで充分な強度を得ることができる。
本実施形態において水底地盤に打設された既設の鋼管杭のうち補修対象である鋼管杭を概略的に示す側面図である。 本実施形態による鋼管杭の補修方法の各工程を説明するためのフローチャートである。 図2の各工程における既設の鋼管杭と新規の鋼管杭を概略的に示す側面図(a)〜(d)である。 図2の工程S02で新規の鋼管杭内に挿入し固定した小径管を透視して示す斜視図(a)および上面図(b)である。 図3(c)の既設の鋼管杭に新規の鋼管杭を溶接した状態を示す要部側面図である。 図3(d)の充填部において新規の鋼管杭の内周面および小径管の外周面にそれぞれ多数のシアキーを配置した例を示す側面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。図1は、本実施形態において水底地盤に打設された既設の鋼管杭のうち補修対象である鋼管杭を概略的に示す側面図である。図2は、本実施形態による鋼管杭の補修方法の各工程を説明するためのフローチャートである。図3は、図2の各工程における既設の鋼管杭と新規の鋼管杭を概略的に示す側面図(a)〜(d)である。図4は、図2の工程S02で新規の鋼管杭内に挿入し固定した小径管を透視して示す斜視図(a)および上面図(b)である。図5は、図3(c)の既設の鋼管杭に新規の鋼管杭を溶接した状態を示す要部側面図である。
図1のように、たとえば、水底地盤Gに打設された複数の鋼管杭1〜4と上部工5とから構成された既設の桟橋において、図の破線で示すように、鋼管杭1の水際の上下部分9に腐食や損傷等が発見され、鋼管杭1の補修が必要と判断された場合の補修方法について、以下、説明する。
図2,図3(a)(b)のように、既設の鋼管杭1の上部の補修対象部分9を切断する(S01)。
一方、図2,図4(a)のように、鋼管杭1から切断された補修対象部分9の代わりに、鋼管杭1と径サイズが同一の新規の鋼管杭10および新規の鋼管杭10の内径よりも小さい外径を有する鋼管からなる小径管11を用意し(S02)、小径管11を新規の鋼管杭10内に挿入し固定する(S03)。なお、新規の鋼管杭10は、図3(c)のように、水面から突き出る長さを持つ。
図4(a)(b)のように、小径管11の外周面11aには、複数の固定板12a〜12dおよび複数の固定板13a〜13dが周方向に等間隔に配置され溶接等により取り付けられている。小径管11を新規の鋼管杭10内に小径管11の下半分が新規の鋼管杭10の下端から突き出るようにして挿入し、新規の鋼管杭10内において軸方向下側に位置する複数の固定板12a〜12dを新規の鋼管杭10の内周面10aに溶接等により固定する。
また、軸長手方向上側に位置する複数の固定板13a〜13dについても新規の鋼管杭10の内周面10aに溶接等により固定してもよい。かかる溶接施工が空間的制約のため不可能な場合はそのままとするが、この場合でも、図4(a)(b)のように、小径管11の上部において複数の固定板13a〜13dは、新規の鋼管杭10の内周面10aに当接し、下側の複数の固定板12a〜12dとともに小径管11を新規の鋼管杭10に対し同心位置に位置決めることができる。
また、小径管11は、図5の鋼管杭1の内周面1aの円形形状に合わせた外形形状の止水部14を有する。止水部14は、ゴム等の弾性材料から内部孔のある円形状に形成され、内部孔から小径管11の下端に嵌め込み、接着剤等により取り付けることができる。なお、小径管11の上半分は、新規の鋼管杭10内に位置し、止水部14のある下半分は、新規の鋼管杭10の下端から突き出ている。
次に、図4(a)の小径管11が挿入され固定された新規の鋼管杭10を、補修対象部分9を切断した後の鋼管杭1に対し小径管11の下半分を挿入するようにして位置決めしてから、鋼管杭1,10の円周部分を溶接する(S04)。小径管11を鋼管杭1に挿入する際に、小径管11に取り付けた止水部14を挿入時の位置ガイド部として使用することができる。なお、かかる溶接は、水中溶接施工となる。
また、図5のように、切断後の鋼管杭1の上端近傍の外周面に等間隔に複数のガイドプレート1bを溶接等により取り付けておくことで、鋼管杭1に対し配置される新規の鋼管杭10をガイドすることができる。
上述のようにして、図3(c)、図5のように、円周方向の溶接部20で新規の鋼管杭10が鋼管杭1と接合される。また、小径管11の下半分が鋼管杭1内に挿入されるが、このとき、小径管11の下端の止水部14は、多少弾性変形をして鋼管杭1の内周面1aに密着し、その上下を仕切る。
また、小径管11が鋼管杭1および新規の鋼管杭10内にまたがって位置し固定されることで、鋼管杭1の内周面1aおよび新規の鋼管杭10の内周面10aと小径管11の外周面11aとの間に充填材が充填可能な充填空間21が形成される。小径管11は溶接部20を挟んで略等しい長さで位置するので、充填空間21は、溶接部20の上下に略等しい長さとなる。
次に、鋼管杭1の内部を、図3(c)の破線で示す矢印のように、小径管11内および充填空間21より排水ポンプ等を用いて排水する(S05)。これにより、充填空間21を確実に水のない大気雰囲気とすることができる。
次に、鋼管杭1の内周面1aおよび新規の鋼管杭10の内周面10aと小径管11の外周面11aとの間の充填空間21にグラウト等の充填材を充填する(S06)。そして、充填空間21に充填されたグラウト等の充填材が硬化することで、図3(d)のように、充填空間21に充填部22が形成される。充填部22は、充填空間21に対応して溶接部20を間にして上下に略等しい長さとなる。
なお、充填空間21のグラウトの注入上限近傍にグラウト検知センサーを配置してもよく、これにより、必要な位置までグラウトが注入されているかを杭頭開口部から目視で確認する必要がなくなり、また、安全面からの事故防止効果とともに、必要量まで達した段階で直ちに注入を終了することができるという効果を奏する。
以上のように、本実施形態によれば、補修対象部分9を切断した鋼管杭1に対し、小径管11の下半分を挿入し固定した新規の鋼管杭10を位置決めして円周方向に溶接し、小径管11の内部および充填空間21を通して鋼管杭1の内部を排水し、鋼管杭1および新規の鋼管杭10と小径管11との間の充填空間21に充填材を充填し硬化させる。新規の鋼管杭10は既設の鋼管杭1と径サイズが同一であるので、外力作用時の断面力の発生状況が元設計状態と大きく異なることはない。
また、鋼管杭1の内部を排水し、さらに小径管11の止水部14が新規の鋼管杭10および鋼管杭1の内部で上下を仕切るので、充填空間21を水のない気中雰囲気に確実にでき、充填空間21において充填材の充填を気中で確実に行うことができる。これにより、充填材が充填された充填部22の品質を向上でき、充填部22の強度を確保できる。また、止水部14は上方から投入された充填材を小径管11の下端または下端の近傍で受け止め、充填材の下方への漏出を防止するので、充填空間21に充填材を確実に充填でき、充填材の充填不足による強度低下のおそれは生じない。このように、鋼管杭1,10の内部に小径管11を固定し、小径管11との間の充填空間21に充填材を充填することで充分な強度を得ることができる。
また、一般的に鋼管杭の水中溶接は強度不足となるおそれがあるのに対し、本実施形態によれば、既設の鋼管杭1と新規の鋼管杭10との間の溶接部20を挟んで内部に設けたグラウト等による充填部22の強度を考慮することにより、従来の方法よりも信頼性の高い補修方法を実現できる。
また、新規の鋼管杭10内に小径管11を挿入しその一端側が突き出た状態で溶接等により固定する工程は、陸上の工場等において行うことができるので、新規の鋼管杭10内に小径管11を確実に固定することができる。
なお、図1の複数の鋼管杭1〜4と上部工5とは一般的な接続構造により接続されるが、既設の鋼管杭1の補修対象部分9を切断する際には、かかる接続構造をいったん解体し、上述のようにして鋼管杭1に新規の鋼管杭10を取り付け、内部の充填空間21にグラウト等の充填材を充填した後に、接続構造を復元する。
以上のように本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能である。たとえば、小径管11の下端に設ける止水部14は、本実施形態では、ゴム等の弾性材料から構成したが、これに限定されず、たとえば、鋼板から構成し、その外周部分(鋼管杭1の内周面1aに接する部分)をゴム等の弾性材料で覆うようにすることで鋼管杭1の内周面1aに密着させるようにしてもよい。
また、図4(a)のように、小径管11の外周面11aに設ける固定部(固定板)は小径管11の軸長手方向の上下二箇所に設けたが、これに限定されず、一箇所でもよく、三箇所またはそれ以上設けてもよい。
また、鋼管杭1と新規の鋼管杭10とを接合した際の接合部の強度維持のために、図6のように、充填材が充填された充填部22において、異形鉄筋や丸鋼のような鋼材を用いて新規の鋼管杭10の内周面10aに多数のシアキー31を配置し、小径管11の外周面11aに多数のシアキー32を配置するようにしてもよい。
本発明の鋼管杭の補修方法によれば、水底地盤に打設された既設の鋼管杭の損傷部分を切断し径が同サイズの鋼管杭を溶接により新たに取り付けて内部に充填材を充填することで充分な強度を得ることができるので、補修の必要性がある鋼管杭を高品質で補修することができる。
1 既設の鋼管杭
1a 内周面
9 補修対象部分
10 新規の鋼管杭
10a 内周面
11 小径管
11a 外周面
12a〜12d 固定板
13a〜13d 固定板
14 止水部
20 溶接部
21 充填空間
22 充填部
31,32 シアキー
G 水底地盤

Claims (5)

  1. 水底地盤に打設された鋼管杭の補修方法であって、
    補修対象の鋼管杭と径サイズが同一である新規の鋼管杭と、前記新規の鋼管杭の内径よりも外径が小さい小径管と、を用意し、前記新規の鋼管杭内に前記小径管を挿入しその一端側が前記新規の鋼管杭から突き出た状態で固定し、
    前記鋼管杭の補修対象部分を切断する工程と、
    前記切断後の鋼管杭に前記小径管の突き出た部分を挿入するようにして前記新規の鋼管杭を位置決めして円周方向に溶接する工程と、
    前記鋼管杭の内部の水を、前記小径管内、ならびに、前記鋼管杭および前記新規の鋼管杭と前記小径管との間の充填空間を通して排水する工程と、
    前記充填空間に充填材を充填する工程と、を含み、
    前記小径管は、前記一端側に対応する下端または前記下端の近傍において前記鋼管杭の内周面に接するように設けられた止水部を有し、前記新規の鋼管杭および前記鋼管杭の内部で前記止水部が上下を仕切りかつ前記充填材を受け止める鋼管杭の補修方法。
  2. 前記小径管は、前記小径管の外周面と前記新規の鋼管杭の内周面との間に設けられた固定部を有し、前記固定部で前記新規の鋼管杭の内周面に固定される請求項1に記載の鋼管杭の補修方法。
  3. 前記固定部は前記小径管の軸長手方向の少なくとも一箇所に設けられる請求項2に記載の鋼管杭の補修方法。
  4. 前記止水部は、前記鋼管杭の内周に嵌め込み可能な形状を有し、少なくとも前記鋼管杭の内周面に接する部分が弾性材料からなる請求項1乃至3のいずれかに記載の鋼管杭の補修方法。
  5. 前記止水部を、前記小径管を前記新規の鋼管杭へ挿入する際の位置ガイド部として使用する請求項1乃至4のいずれかに記載の鋼管杭の補修方法。
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