JP6376731B2 - 液体吐出ヘッド及び液体吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体を吐出する液体吐出ヘッド及び液体吐出装置に関する。
液体吐出装置として代表的なインクジェット記録装置(以下、記録装置とも称する)に搭載されるインクジェット記録ヘッド(液体吐出ヘッド)には、インク(液体)が貯留されたインクタンクからインクが供給される。特許文献1には、インクタンクから供給されたインクが、流路部材内に設けられた流路を通り、インク吐出部に供給される構成が記載されている。
特開2002−144605号公報
ところで、ユーザーがインクジェット記録ヘッドを記録装置に装着する手間を省くために、インクジェット記録ヘッドが装着された状態で記録装置を出荷する場合がある。このとき物流時のインク漏れを防ぐために、インクジェット記録ヘッド内の流路にはインクを充填せずに空の状態で出荷する。そして、記録装置の使用開始時にインクジェット記録ヘッドのインク吐出部からインクを吸引して、インクジェット記録ヘッド内部にインクを初期充填する。この際、空の状態の流路はその内部壁が乾いているために、内部壁にインクがなじみにくく、流路の屈曲部において以下の課題が生じる恐れがある。
すなわち、特許文献1の図8に示されるように屈曲部を備えた流路では、インクを初期充填する際に屈曲部において境界層の剥離が生じやすく、この部分に気泡が発生して残留する可能性がある。インクジェット記録ヘッドの流路内において、気泡が残留するとインク吐出部にインクを十分に供給できずに、印字不良が発生する恐れがある。
この境界層の剥離は、インクを吸引する際のインクの流速が速いほど起こり易くなるため、この速度を出来るだけ遅くする方法により、気泡の残留は多少改善される。しかし、吸引速度が遅いと使用開始時に印刷するまでの待ち時間が長くなってしまう。
そこで本発明は、流路の屈曲部において気泡が発生しにくい液体吐出ヘッドを提供することを目的とする。
本発明の液体吐出ヘッドは、液体を吐出する液体吐出基板と、前記液体吐出基板に液体を供給する流路と、を有する液体吐出ヘッドにおいて、前記液体吐出ヘッドの使用状態において、前記流路は、前記液体吐出基板に液体を供給し、水平方向に液体を供給する第1の流路部と、前記第1の流路部に連通し、鉛直方向に延びる第2の流路部と、前記第1の流路部を流れる液体の流れに関して前記第1の流路部と前記第2の流路部とが連通する位置よりも下流側に設けられ、前記第1の流路部と前記第2の流路部とに連通する第3の流路部と、を有し、前記第3の流路部は、前記水平方向に関する前記流路の端部を形成し、前記鉛直方向に直線状に延びる第1の壁と、前記第1の流路部と繋がる前記第2の流路部を形成する壁に向かって傾斜する傾斜面を構成する、前記第1の壁と前記第2の流路部とを繋ぐ第2の壁と、を備えており、前記傾斜面は、前記第1の流路部と前記第2の流路部とが連通する位置よりも前記第2の流路部を流れる液体の流れに関して下流側に設けられており、前記第1の壁は、前記第1の流路部の天井部を構成し水平方向に延びる壁と直接接続され、当該壁と前記第1の壁とは直交していることを特徴とする。
流路の屈曲部において気泡が発生しにくい液体吐出ヘッドを提供することができる。
インクジェット記録ヘッドの分解斜視図である。 第1の実施形態に係る流路を示す図である。 第1の実施形態に対する比較例を示す図である。 第2の実施形態に係る流路を示す図である。 第2の実施形態の変形例を示す図である。 第3の実施形態に係る流路を示す図である。 第3の実施形態を説明するための図である。 第3の実施形態に係る流路内のインクの流れを説明するための図である。 第3の実施形態の変形例を示す図である。 第4の実施形態に係る流路を示す図である。 第4の実施形態に係る流路内のインクの流れを説明するための図である。 第2の流路部を説明するための図である。 インクジェット記録装置の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る液体吐出ヘッドとしてのインクジェット記録ヘッド1の分解斜視図である。第1の実施形態のインクジェット記録ヘッド1は、顔料ブラックインク用と4色の染料インク用の記録素子列を有し、それぞれの記録素子列に対してインクを収容するインクタンク(不図示)からインクを供給するための流路が設けられている。
その複数の流路のうちの顔料ブラックインク用の流路10を図2に示す。図2(a)は流路10の形状を説明するための概観斜視図であり、図2(b)は流路10の一部を示す上面図であり、図2(c)は図2(b)のA−A断面図である。なお、図2(a)、(b)は、流路10を形成する内壁を示しており、図2(c)は、流路10に加え、後述する第1の流路形成部材100の一部と第2の流路形成部材200の一部も示している。
図1に示すように、インクジェット記録ヘッド1は、第1の流路形成部材100、第2の流路形成部材200、シール部材300、支持部材400、液体吐出部としての記録素子基板500(500a、500b)(液体吐出基板)を有している。第1の流路形成部材100、第2の流路形成部材200、シール部材300、支持部材400は、インクタンクから記録素子基板500a、500bに設けられた記録素子列にインクを供給するための流路10を形成する流路部材である。
なお、第1の流路形成部材100は、インクタンクを装着するためのタンクホルダーである。第2の流路形成部材200は、後述するように、第1の流路形成部材100に接合されて流路を形成する部材である。シール部材300は、第2の流路形成部材200と支持部材400とで挟持され、両部材間からのインク漏れを防ぐための部材である。支持部材400は、記録素子基板500a、500bが接着される部材である。
記録素子基板500a、500bは、インクを吐出するためのエネルギーを発生するエネルギー発生素子としての複数の記録素子(不図示)が配列されてなる記録素子列が設けられた基板である。記録素子基板500a、500bには、記録素子に対応してインクを吐出する吐出口(不図示)が設けられている。記録素子基板500aには顔料ブラックインクが供給され、記録素子基板500bには染料インクが供給される。なお、記録素子基板500aの記録可能な幅である記録素子列の長さは、記録素子基板500bと比べて長くなっている。
図1、図2(a)を用いて顔料ブラックインク用の流路10を構成する各流路部について説明する。第1の流路形成部材100には、インクタンクから供給されて第1の流路形成部材100に設けられたフィルタ101を通過したインクが流入する流路部110が形成されている。第2の流路形成部材200には、インクをシール部材300内の流路310へと供給する第2の流路部220が形成されている。第2の流路形成部材200には流路となる溝が設けられており、溝の周囲と第1の流路形成部材100とを超音波溶着等によって接合することにより、流路部110と第2の流路部220とをつなぐ第1の流路部210が形成される。第2の流路部220は、シール部材300に設けられた流路310を介して、支持部材400に設けられた液室410に連通されている。液室410へ供給されたインクは、記録素子基板500a、500b内に設けられた供給口や流路を通り、吐出口から吐出される。
ここで、本実施形態において、第1の流路部210は、インクジェット記録ヘッド1の使用状態において水平方向にインクが流れる流路である。また、第2の流路部220は、インクジェット記録ヘッド1の使用状態において重力方向にインクが流れる流路である。なお、インクの流れ方向とインクジェット記録ヘッド1の使用状態との関係は、本実施形態の構成に限定されるものではない。また、本実施形態では、図2(c)に示すように、第1の流路部210と第2の流路部220とのなす屈曲角度Rは90°であるが、これに限定されない。すなわち、第1の流路部210の延びる所定の方向に対して、第2の流路部220が交差する方向に延びる構成であれば、屈曲角度Rが鋭角や鈍角であってもよい。
続いて、本発明の特徴部分である、第1の流路部210の終端から突出するように設けられた第3の流路部230について図2を用いて説明する。第3の流路部230は、第1の流路部210と第2の流路部220とが接続される位置よりも、第1の流路部210のインクの流れ方向における下流側に第1の流路部210と接続されて設けられている。また、第3の流路部230は、第1の流路部210のインクの流れ方向における第3の流路部230の終端部を形成する壁230a(第1の壁)を備えている。
ここで、本実施形態において第3の流路部230は、図2(b)に示すように上面から見て半円形状となっている。また、第1の流路部210の底面210bと第3の流路部230の底面230bとは同じ高さに設けられている。
図3は、第1の実施形態の比較例を示す図であり、図3(a)〜(c)はそれぞれ図2(a)〜(c)と対応する図である。比較例では、流路10に第3の流路部230は設けられておらず、第1の流路部210の終端部を形成する壁と面一で第2の流路部220の壁が形成されている。
以下、第3の流路部230による作用について、図2、図3を用いて説明する。
第1の流路部210から第2の流路部220へインクが流入する際に、インクの流れる方向は水平方向から垂直方向へ変化する。このようにインクの流れ方向が変化する流路10の屈曲部において、図3のように第1の流路部210の終端部を形成する壁と第2の流路部220を形成する壁とが面一で設けられていると、以下の現象が生じる可能性がある。すなわち、インクの流れる方向が変化するとき、第1の流路部210を流れるインクの運動エネルギーが大きいために、第2の流路部220の第1の流路部210を流れるインクの流れ方向における手前側の壁220aにおいて境界層が剥離した状態となりやすい。結果として、この境界層の剥離した部分が図3(c)に示すように気泡Bとなって流路内に残留して、インク吐出部にインクを十分に供給できずに、印字不良が発生する恐れがある。
図13は、インクジェット記録ヘッド1が搭載される液体吐出装置としてのインクジェット記録装置2000を示す斜視図である。インクジェット記録ヘッド1はキャリッジ2100に搭載されて走査される。
また、クリーニング機構2200はインクジェット記録ヘッド1のクリーニングを行うための機構であり、吸引手段としてのポンプ及びキャップなどを備えている。ポンプによってキャップを介してインクジェット記録ヘッド1からインクが吸引される。キャップは昇降可能に駆動され、上昇位置ではインクジェット記録ヘッド1の吐出口面を覆い、非記録動作時等においてその保護や行うこと、あるいは吸引回復を行うことが可能である。
特に、流路10の内部壁が乾いた状態で、10000Pa以上といった高い負圧でインクを吸引手段によって吸引して流路に初期充填する場合に、第1の流路部210を流れるインクの運動エネルギーが大きくなり、上述の現象が起きる可能性が高まる。
そこで、図2に示すように、第1の流路部210の終端から突出するように第3の流路部230を設けることで、上述の現象の発生を抑制することができる。すなわち、第1の流路部210を流れるインクが第3の流路部230の壁230aに衝突すると、その反動でインクが跳ね返り、インクの流れ方向(図2(c)の矢印aの方向、以下「順方向」とも称する)に逆らう方向(矢印bの方向)のインクの流れが生じる。この際、本実施形態では、第3の流路部230の底面230bにより、この逆向きのベクトルを持つインクの流れが比較例の構成と比べて生じやすくなる。この逆向きのベクトルを持つインクが順方向に流れるインクと衝突することで、順方向に流れるインクの運動エネルギーは減衰される。これにより、流路10の屈曲部の近傍の第2の流路部220の壁220aにおける気泡の発生を抑えることができる。
なお、第3の流路部230の奥行きL(すなわち、本実施形態では第3の流路部230の半径)の値は、第1の流路部210の流路幅Mに相関があり、M/2≦L≦3M/2とすることが好ましく、Mの0.5倍程度がより好ましい。
また、第3の流路部230の幅Mは、インクの運動エネルギーを十分に受け止めるために、第1の流路部210の幅Mに対して、M≦M≦3M/2とすることが好ましく、Mの1.0倍程度がより好ましい。
本実施形態では、第3の流路部230の奥行きLを0.85mm、第3の流路部230の流路幅M及び第1の流路部210の流路幅Mを1.7mm、第1の流路部210の流路高さNを1.53mmとした。
また、第3の流路部230の断面形状は、本実施形態では半円形状であるが、この形状は特に限定されず、以降の実施形態で説明する形状であってもよい。
また、第2の流路部220の断面形状は図2(b)に示すように長円であるが、この形状は特に限定されず、楕円形状や真円形状などであっても良い。また、第2の流路部220は、インクの進行方向に関して断面積が大きくなるテーパー状となっているが、特にこの形状に限定されず、ストレート状であってもよい。
また、顔料ブラックインク用の流路10について説明したが、上述の構成は他のインク用の流路にも適用することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。図4は、第2の実施形態における顔料ブラックインク用の流路10を示している。図4(a)は流路10の形状を説明するための概観斜視図であり、図4(b)は流路10の一部を示す上面図であり、図4(c)は図4(b)のA−A断面図である。
なお、本実施形態は、第3の流路部230の底面230b(図4(c))の位置が上述の実施形態と異なっているが、基本的な構成は上述の実施形態と同様である。
本実施形態では、初期充填時の気泡の発生を一層抑制するために、第1の流路部210との接続部分における第3の流路部230の高さNと第1の流路部210の高さNとの寸法関係をN<Nとしている。ここで、第1の流路部210と第3の流路部230との上面は同じ高さの位置に設けられており、第3の流路部230の底面230bは、第1の流路部210の底面210bよりも低い位置に設けられている。
上述の実施形態と同様に、第1の流路部210を流れるインクが第3の流路部230の壁230aに衝突すると、その反動でインクが跳ね返り、インクの流れ方向(図4(c)の矢印aの方向)に逆らう方向(矢印bの方向)の流れが生じる。この逆向きのベクトルを持つインクが順方向に流れるインクと衝突することで、順方向に流れるインクの運動エネルギーが減衰される。
ここで本実施形態では、第3の流路部230の底面230bが第1の流路部210の底面210bよりも低い位置に設けられている。これにより、逆向きのベクトルを持つインクは、境界層が剥離しやすい領域、すなわち第1の流路部210との接続部分の近傍の第2の流路部220の壁220aに近い位置で、順方向に流れるインクと衝突する。このため、気泡の発生を一層抑制することが可能となる。
なお、図5に示す変形例のように、上述の実施形態や本実施形態と異なり、第3の流路部230の底面230bが第1の流路部210の底面210bより高い位置にあってもよい。このときも、第3の流路部230の壁230aに衝突して跳ね返ったインクによって、順方向に流れるインクの運動エネルギーを減衰することができる。ただし、逆向きのベクトルを持つインクは、上述の実施形態と比べ、境界層が剥離しやすい領域から離れた位置で順方向に流れるインクと衝突する。したがって、気泡の発生を抑制する観点からは、図4(c)に示した構成の方がより好ましい。
また、第3の流路部230の奥行きLや第3の流路部230の幅Mの好ましい範囲は上述の実施形態と同様である。
(第3の実施形態)
次に、図6から図8を用いて第3の実施形態について説明する。
図6は、第3の実施形態における顔料ブラックインク用の流路10の一部を示している。図6(a)、(b)はその概観斜視図であり、(c)はその側面図である。
なお、本実施形態は、図6(c)に示すように第3の流路部230の底面230b(第2の壁)が傾斜面となっている点で上述の実施形態と異なっているが、基本的な構成は上述の実施形態と同様である。
図8は、本実施形態において流路10内をインクIが流れる様子を示す図である。上述の実施形態と同様に、第1の流路部210を通って供給されたインクは、第3の流路部230に進入し、第3の流路部230の壁230aに衝突して跳ね返ったインクと衝突する。これにより、インクの順方向の運動エネルギーが減衰される。
更に、本実施形態においては、図6(c)に示すように、第2の流路部220につながる第3の流路部230の底面230b(第2の壁)は、第2の流路部220の壁220aに向かって傾斜する傾斜面となっている。すなわち、底面230bは、第1の流路部210の延びる方向及び第2の流路部220の延びる方向に対して傾斜している。そして、底面230bは、第2の流路部220を形成する壁のうちの、第1の流路部210を流れるインクの流れ方向に関して最も上流側の位置に設けられた壁220aに向かって傾斜している。そのため、図8(c)、(d)に示すように、第3の流路部230の底面230bに沿う方向にインクの流れが偏向されるため、第2の流路部220の壁220aの境界層の剥離が生じやすい領域に向かってインクが流れることになる。これにより、流路10の屈曲部の近傍の第2の流路部220の壁220aにおける気泡の発生を抑えることができる。
なお、第3の流路部230の底面230bの傾斜角R(図6(c))は、第2の流路部220の境界層の剥離が生じやすい領域に向かってインクが流れるような角度であることが好ましい。すなわち、傾斜角Rは、第3の流路部230の奥行きLと第3の流路部220aの壁の高さNとのバランスで決定される。本発明者の実施した理論演算の結果によると、0<R≦R/2に設定され、より好ましくは30°≦R≦60°程度にすることが望ましい。なお、本実施形態では、L=M/2、N=Nのとき、R=45°が最良の形態であった。
また、第3の流路部230の壁230aの高さNは、インクの運動エネルギーを十分に減衰させ、且つ第2の流路部220の壁220aに偏向させるために、第1の流路部210の流路高さNに対し、N/2≦N≦Nとすることが好ましい。
本実施形態においても、第3の流路部230の奥行きLや第3の流路部230の幅Mの好ましい範囲は上述の実施形態と同様である。
なお、図7に示すように、第1の流路部210と第2の流路部220とのなす屈曲角度Rが90°でなく鋭角や鈍角であってもよい。このとき、第3の流路部230の壁230aが第1の流路部210のインクの流れ方向に対して垂直であり、且つ傾斜角Rが第1の流路部210と第2の流路部220とのなす屈曲角度Rに対して、0<R≦R/2であることが好ましい。
図9(a)、(b)に、本実施形態の変形例を示す。本変形例は、第3の流路部230の断面が半円形状であり、すなわち、第1の流路部210のインクの流れ方向における終端部を形成する壁230aが湾曲面で形成されている。このような構成とすることで、以下の観点で好ましい。
すなわち、第3の流路部230の断面積が壁230aに向かって徐々に小さくなるため、図9(b)の紙面奥行き方向における壁230aの中央部分に向かってインクの運動エネルギーが集まりやすくなる。その後、底面230bによってインクの流れる向きが変わるため、第2の流路部220の壁220aのうちの中央部分に向かってインクの運動エネルギーが集まりやすくなるため、気泡の発生を一層抑制することができる。
また、第1の流路部210は途中に湾曲部211を備える流路であるが、このように湾曲部211があるとインクの進行方向にヨーイングモーメントが発生して、第2の流路部220へインクが流れる際に、空気の巻き込みを発生してしまうことがある。そこで、本変形例のように、第3の流路部230の壁230aを湾曲面とすることで、ヨーイングモーメントを減衰することができ、空気の巻き込みの発生を抑制することができる。
なお、上記の観点においては、第3の流路部230の断面は半円形状(図9(a))に限定されず、第3の流路部の断面積が壁230aに向かって小さくなる形状であればよく、例えば、断面の形状が三角形等の多角形であってもよい。
本実施形態では、顔料ブラックインク用の流路に第3の流路部230を設けた構成であるが、カラーインク用の流路に第3の流路部230を設けた構成であってもよい。なお、特に顔料ブラックインク用の流路10、すなわち、記録素子列の長さが長い記録素子基板500aにインクを供給する流路では気泡が発生し易いため、顔料ブラックインク用の流路10のみに第3の流路部230を設けてもよい。ここで、図12を用いて顔料ブラックインク用の流路10で気泡が発生し易い理由を説明する。図12(a)は顔料ブラックインク用の流路10であり、図12(b)はカラーインク用の流路20である。
図12(b)のカラーインク用の流路20では、第1の流路部212のインクが通過する断面積と第2の流路部222のインクが通過する断面積が等しく、また第2の流路部222がインクの通過方向に対して断面積変化が無い。このような形状の流路では、気泡は発生しにくい。
一方、図12(a)の顔料ブラックインク用の流路10では、第2の流路部220のインクが通過する断面積が第1の流路部210のインクが通過する断面積より大きく、またインクの通過方向に対して末広がりに第2の流路部220の断面積が大きくなっている。このような形状の流路では境界層の剥離が誘発されて気泡が発生し易くなる。
したがって、特に気泡が発生し易い流路10には第3の流路部230を設けて気泡の発生を抑えることが望ましく、気泡が発生し易い流路10のみに第3の流路部230を設けることで、高密度に流路を配設することができる。
(第4の実施形態)
次に、図10、図11を用いて第4の実施形態について説明する。
図10は、第4の実施形態における顔料ブラックインク用の流路10の一部を示している。図10(a)はその概観斜視図であり、(b)はその側面図である。
なお、本実施形態は、図10に示すように第3の流路部230の上面230c(第3の壁)が傾斜面となっている点で上述の実施形態と異なっているが、基本的な構成は上述の実施形態と同様である。以降、図9に示した第3の実施形態の変形例において、第3の流路部230の上面230cを傾斜面とした場合の本実施形態について説明する。
本実施形態は、図10に示すように、第1の流路部210につながる第3の流路部230の上面230c(第3の壁)は、第1の流路部210の上面210cに向かって傾斜する傾斜面となっている。ここで、上面230cは、第1の流路部210の延びる方向及び第2の流路部220の延びる方向に対して傾斜している。
そのため、図11に示すように、第1の流路部210を通って流れてきたインクは、第3の流路部230の上面230cに衝突し、この上面230cの傾斜に沿う方向にインクの流れの向きが偏向される。更に、第3の流路部230の底面230bの傾斜に沿ってインクが流れて、第2の流路部220の壁220a境界層の剥離が生じやすい領域に向かってインクが流れる。これにより、流路の屈曲部の近傍の第2の流路部220の壁220aにおける気泡の発生を抑えることができる。
なお、第3の流路部230の上面230cは、底面230bに向けてインクの運動エネルギーを偏向することを目的とした構成である。本発明者の実施した理論演算の結果に基づいて、この上面230cの傾斜角Rは、0<R≦R/2に設定され、より好ましくは15°≦R≦45°程度にすることが望ましい。本実施形態では、L=M/2、N=Nのとき、R=30°が最良の形態であった。
また、本実施形態においても、第3の流路部230の奥行きLや第3の流路部230の幅M、傾斜角Rの好ましい範囲は上述の実施形態と同様である。
上述の実施形態では、順方向の運動エネルギーを減衰させることで気泡の発生を抑制するものであったが、本実施形態の構成は、インクの流れる向きを変えることで気泡の発生を抑制するものである。したがって、本実施形態は、特に高速でインクを流路内に充填するときに有効である。
なお、上述の実施形態ではインクジェット記録ヘッドの流路について説明したが、本発明は、気泡の発生を抑えるための構成として屈曲部を備える流路において有効であり、インクジェット記録ヘッドの流路に限定されない。
1 インクジェット記録ヘッド(液体吐出ヘッド)
10 流路
210 第1の流路部
220 第2の流路部
230 第3の流路部
230a 第1の壁
500 記録素子基板(液体吐出基板)

Claims (8)

  1. 液体を吐出する液体吐出基板と、
    前記液体吐出基板に液体を供給する流路と、
    を有する液体吐出ヘッドにおいて、
    前記液体吐出ヘッドの使用状態において、
    前記流路は、前記液体吐出基板に液体を供給し、水平方向に液体を供給する第1の流路部と、
    前記第1の流路部に連通し、鉛直方向に延びる第2の流路部と、
    前記第1の流路部を流れる液体の流れに関して前記第1の流路部と前記第2の流路部とが連通する位置よりも下流側に設けられ、前記第1の流路部と前記第2の流路部とに連通する第3の流路部と、を有し、
    前記第3の流路部は、前記水平方向に関する前記流路の端部を形成し、前記鉛直方向に直線状に延びる第1の壁と、前記第1の流路部と繋がる前記第2の流路部を形成する壁に向かって傾斜する傾斜面を構成する、前記第1の壁と前記第2の流路部とを繋ぐ第2の壁と、を備えており、
    前記傾斜面は、前記第1の流路部と前記第2の流路部とが連通する位置よりも前記第2の流路部を流れる液体の流れに関して下流側に設けられており、
    前記第1の壁は、前記第1の流路部の天井部を構成し水平方向に延びる壁と直接接続され、当該壁と前記第1の壁とは直交していることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  2. 液体を吐出する液体吐出基板と、
    前記液体吐出基板に液体を供給する流路と、
    を有する液体吐出ヘッドにおいて、
    前記液体吐出ヘッドの使用状態において、
    前記流路は、前記水平方向に液体を供給する第1の流路部と、前記第1の流路部に連通し、鉛直方向に延びる第2の流路部と、前記第1の流路部と前記第2の流路部とに連通する第3の流路部と、を有し、
    前記第3の流路部は、前記第2の流路部を形成する壁のうちの、前記第1の流路部を流れる液体の流れに関して最も下流側の位置に設けられた壁よりも前記下流側の位置に設けられ、前記水平方向に関する前記流路の端部を形成し、前記鉛直方向に直線状に延びる第1の壁と、前記第2の流路部を形成する壁のうちの、前記第1の流路部の液体の流れに関して最も上流側の位置に設けられた壁に向かって傾斜する傾斜面を構成する、前記第1の壁と前記第2の流路部とを繋ぐ第2の壁と、を備えており、
    前記傾斜面は、前記第1の流路部と前記第2の流路部とが連通する位置よりも前記第2の流路部を流れる液体の流れに関して下流側に設けられており、
    前記第1の壁は、前記第1の流路部の天井部を構成し水平方向に延びる壁と直接接続され、当該壁と前記第1の壁とは直交していることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  3. 前記第3の流路部の断面積は、前記水平方向に関して前記第1の壁に近いほど小さい、請求項1または請求項2に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 前記第1の壁は、前記鉛直方向から見て半円形状である、請求項3に記載の液体吐出ヘッド。
  5. 前記流路は、液体を収容するタンクと前記液体吐出基板との間に設けられている、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッド。
  6. 前記液体吐出基板は液体を吐出するためのエネルギーを発生するエネルギー発生素子が配列された第1の素子列及び第2の素子列を備えており、前記第2の素子列は前記第1の素子列よりも長さが短く、第1の素子列に液体を供給する前記流路には前記第3の流路部が設けられており、前記第2の素子列に液体を供給する流路には、前記第3の流路部は設けられていない、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッド。
  7. 前記第2の流路部は、前記第2の流路部の液体の流れ方向に関して断面積が大きくなる、請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッド。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッドと、
    前記流路の内部が乾いた状態で前記液体吐出基板から液体を吸引し、前記流路に液体を充填する吸引手段と、
    を有する液体吐出装置。
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