JP6375856B2 - ビードセパレータの吊り下げ保持方法および装置 - Google Patents

ビードセパレータの吊り下げ保持方法および装置 Download PDF

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本発明は、ビードセパレータの吊り下げ保持方法および装置に関し、さらに詳しくは、縦置き状態に吊り下げたビードセパレータを、待機位置に縦置き状態に吊り下げられたビード部材に向かって搬送した際に、ビードセパレータを安定してビード部材に隣接配置して吊り下げ保持することができるビードセパレータの吊り下げ保持方法および装置に関するものである。
タイヤの製造工程では未加硫ゴムを有する様々な部材が使用される。これら部材の一つにビード部材がある。ビード部材は、円環状のビードリングの外周側に未加硫ゴムで形成された断面略三角形のビードフィラが接合されて形成されている。ビードフィラの径方向長さが大きいビード部材では、未加硫ゴムのビードフィラが一段と変形し易くなる。不用意な変形をしたビードフィラを用いてグリーンタイヤを成形すると、成形不良や加硫した空気入りタイヤの品質に悪影響が生じることがある。そのため、ビードフィラの不用意な変形がないビード部材を確保することが重要になる。
そこで従来、ビード部材を所定形状に維持するために、製造工程ではビードセパレータを使用されている(例えば、特許文献1、2参照)。このビードセパレータは円筒形状であり、その外表面にビード部材が載置される。ビード部材の製造工程では、成形したビード部材を移動させてビードセパレータの外表面に載置する。そのため、移動させる途中でビード部材に不用意な変形が生じることがあった。また、ビード部材を迅速に移動させるとより変形し易くなるので、工程に要する時間短縮をすることが難しく、作業効率向上の障害になっていた。
そこで、成形したビード部材は所定位置に吊り下げた状態で待機させ、このビード部材に対してビードセパレータを搬送すれば、ビード部材を移動させることによる不用意な変形を防止することができる。ところが、吊り下げて待機させたビード部材に向かってビードセパレータを搬送しても、安定してビード部材に隣接配置させて保持できなければ、ビード部材をビードセパレータの所定位置に載置することが困難になる。ビード部材をその所定位置に載置できなければ、ビード部材(ビードフィラ)が不用意に変形してタイヤ品質に悪影響が生じる可能性もある。それ故、縦置き状態に吊り下げたビード部材に対して、ビードセパレータを安定して隣接配置できる工夫が必要であった。
特開2005−161877号公報 特開2007−283652号公報
本発明の目的は、縦置き状態に吊り下げたビードセパレータを、待機位置に縦置き状態に吊り下げられたビード部材に向かって搬送した際に、ビードセパレータを安定してビード部材に隣接配置して吊り下げ保持することができるビードセパレータの吊り下げ保持方法および装置を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明のビードセパレータの吊り下げ保持方法は、ビードリングの外周面にビードフィラを接合して形成されたビード部材を円筒状のビードセパレータに載置する際に、前記ビードセパレータを縦置き状態に吊り下げて、待機位置で縦置き状態に吊り下げられる前記ビード部材に隣接配置して保持するビードセパレータの吊り下げ保持方法であって、前記ビードセパレータが筒軸方向両端に同軸を中心にした円形開口を有し、一端の円形開口よりも他端の円形開口が大径に形成されて、一端から他端に向かって拡径する方向に傾斜する傾斜外面および傾斜内面を備え、保持バーを前記ビード部材の円形開口に挿通させることにより前記ビード部材を縦置き状態に吊り下げ、前記ビードセパレータの一端の円形開口を前記保持バーに挿通させて、この保持バーの前記ビード部材の待機位置よりも先端側の位置の突出部を、このビードセパレータの前記傾斜内面に接触させて、この突出部で支持することによりビードセパレータを縦置き状態に吊り下げて前記ビード部材に隣接配置して保持することを特徴とする。
本発明のビードセパレータの吊り下げ保持装置は、ビードリングの外周面にビードフィラを接合して形成されたビード部材を円筒状のビードセパレータに載置する際に、待機位置で前記ビード部材を縦置き状態に吊り下げるとともに、前記ビードセパレータを縦置き状態に吊り下げる吊り下げ手段を備えて、この吊り下げ手段に吊り下げられる前記ビード部材に前記ビードセパレータを隣接配置するビードセパレータの吊り下げ保持装置であって、前記ビードセパレータが筒軸方向両端に同軸を中心にした円形開口を有し、一端の円形開口よりも他端の円形開口が大径に形成されて、一端から他端に向かって拡径する方向に傾斜する傾斜外面および傾斜内面を備え、前記吊り下げ手段が、保持バーと、この保持バーの前記ビード部材の待機位置よりも先端側の位置の突出部とを備え、前記保持バーが、前記ビード部材に挿通することにより、前記ビード部材を縦置き状態に吊り下げるとともに、前記ビードセパレータの一端の円形開口を挿通し、前記突出部がビードセパレータの前記傾斜内面に接触して、この突出部で支持することによりビードセパレータを縦置き状態に吊り下げて前記ビード部材に隣接配置して保持する構成にしたことを特徴とする。
本発明によれば、保持バーを前記ビード部材の円形開口に挿通させることにより前記ビード部材を縦置き状態に吊り下げ、前記ビードセパレータの一端の円形開口を前記保持バーに挿通させて、この保持バーの前記ビード部材の待機位置よりも先端側の位置の突出部を、このビードセパレータの前記傾斜内面に接触させて、この突出部で支持するので、ビードセパレータを縦置き状態に吊り下げて安定して前記ビード部材に隣接配置して保持することが可能になる。これに伴い、ビード部材をビードセパレータの所定位置に載置し易くなるのでビード部材(ビードフィラ)の不用意な変形を回避できる。
ビードセパレータ搬送装置に対向配置された本発明のビードセパレータの吊り下げ保持装置を側面視で例示する説明図である。 図1の吊り下げ保持装置を側面視で例示する説明図である。 搬送されたビードセパレータを保持している吊り下げ保持装置を側面視で例示する説明図である。 図3の一部を拡大して断面視で例示する説明図である。 図3のA矢視で吊り下げ手段の要部を例示する説明図である。 図1の保持具およびセパレータ搬送手段を側面視で例示する説明図である。 図6のB矢視で保持具およびセパレータ搬送手段を例示する説明図である。 ビードセパレータの傾斜外面にビード部材を載置した状態を側面視で例示する説明図である。
以下、本発明のビードセパレータの吊り下げ保持方法および装置を、図に示す実施形態に基づいて具体的に説明する。
図1に例示する本発明のビードセパレータの吊り下げ保持装置1(以下、吊り下げ保持装置1という)は、縦置き状態で吊り下げられて搬送されたビードセパレータ12を、縦置き状態で待機位置WPに吊り下げ保持されたビード部材13に隣接配置して保持するものである。吊り下げ保持装置1は、ビードセパレータ12を保持する保持具8およびそのビードセパレータ12を搬送する移動機構(水平伸縮ロッド10)を備えた装置に対向配置されている。
ビード部材13は、ビードリング13aと、ビードリング13aの外周面に接合された未加硫ゴムからなるビードフィラ13bとで形成された円環状体である。このビード部材13は、断面略三角形状の帯状のビードフィラ13bが円形状のビードリング13aの外周面に接合されて形成される。
ビードセパレータ12は円筒形状であり、筒軸方向両端に同軸を中心にした円形開口12a、12bを有している。一端の円形開口12aよりも他端の円形開口12bが大径に形成されて、一端から他端に向かって拡径する方向に傾斜する傾斜外面12cおよび傾斜内面12dを備えている。
図2〜図5に例示する吊り下げ保持装置1は、搬送されたビードセパレータ12を縦置き状態に吊り下げる吊り下げ手段2を備えている。この吊り下げ手段2は吊り下げフレーム3に設置されていて、ビード部材13に挿通する保持バー4と、保持バー4に設定された待機位置WPよりも先端側の位置で外周方向に突出する突出部5とを備えている。この実施形態では保持バー4にはさらに、突出部5よりも後端側の位置で、かつ、待機位置WPよりも先端側の位置に外周方向に突出移動可能な突出移動突起6が設けられている。即ち、突出部5と待機位置WPとの間に移動突出突起10が設けられている。
突出部5は例えば正面視で断面三角形状にする。突出部5は単数または複数設けることができる。突出部5を単数にする場合は、正面視(図3のA矢視)で保持バー4の幅方向中心部に配置することが好ましい。突出部5を複数にする場合は、正面視で保持バー4の幅方向中心に対して対称の位置に配置することが好ましい。突出部5を保持バー4の幅方向に移動可能に設けて突出部5どうしの間隔を可変構造にすることもできる。
吊り下げ保持装置1に対向配置されて保持具8および水平伸縮ロッド10を備えた装置は、図6〜図7に例示するように保持具8が、フレーム7に設置された伸縮ロッド8bに取り付けられた吸引パッド8aと、押さえバー9とで構成されている。伸縮ロッド8bは流体圧シリンダ等によって上下方向に進退する。保持具8はこれに限らず、ビードセパレータ12を縦置き状態に吊り下げて保持する保持手段であればよく、様々な把持具等を用いることができる。
保持具8の先端部となる吸引パッド8aは向きを変更可能に構成されている。そして、保持具8の先端部(吸引パッド3)の向きを傾斜外面12cに追従させた方向にして、傾斜外面12cの上端部を保持具8によって保持する構成にすることが好ましい。これにより、傾斜外面12cの傾斜角度が異なる様々なビードセパレータ12をより確実に保持し易くなる。
保持具8は単数にすることもこの実施形態のように複数にすることもできる。保持具8を単数にする場合は、正面視(図6のB矢視)でビードセパレータ12の幅方向中心部に配置することが好ましい。保持具8を複数にする場合は、正面視でビードセパレータ12の幅方向中心に対して対称の位置に配置することが好ましい。
この装置では、上下方向に延びる2本の押さえバー9が間隔をあけて横並びで配置されている。押さえバー9の上端部は水平伸縮ロッド10に接続されて、水平方向に移動可能になっている。押さえバー9は、保持具8よりも待機位置WPのビード部材13側に配置されている。押さえバー9はビードセパレータ12の一端に当接することにより、ビードセパレータ12を押さえバー9に沿って縦置き状態に維持する。この実施形態では、図7に例示するように押さえバー9がビードセパレータ12の4箇所に当接して押さえている。押さえバー9は複数本に限らず単数にすることもできる。
押さえバー9は上下移動させてビードセパレータ12に一端に当接させる構成にするだけでなく、例えば、左右方向(横方向)に移動させてビードセパレータ12に一端に当接させる構成にすることもできる。
水平伸縮ロッド10はフレーム7に設置されていて、流体圧シリンダ等によって水平方向に進退する。セパレータ搬送手段は水平伸縮ロッド10に限らず、保持具8により保持されるビードセパレータ12および押さえバー9を一緒に、待機位置WPのビード部材13に向かって移動させる移動機構が用いられる。
ビード部材搬送手段11は、ビードセパレータ12に載置されたビード部材13をビードセパレータ12とともに一体的に別工程に搬送する。例えば、流体圧シリンダ、搬送台車、その他、公知の種々の搬送手段が用いられる。
次に、保持具8および水平伸縮ロッド10によって縦置き状態で吊り下げられて搬送されたビードセパレータ12を、吊り下げ保持装置1によって縦置き状態に吊り下げてビード部材13に隣接配置して保持する方法を説明する。
まず、ビード部材成形装置により、帯状のビードフィラ13bをビードリング13aの外周面に接合しつつ環状にしてビード部材13が順次成形される。吊り下げ手段2では図1、2に例示するように、成形されたビード部材13がその円形開口13cに保持バー4を挿通させて待機位置WPで縦置き状態に吊り下げられる。
吊り下げ手段2に対向配置されたフレーム7には、多数のビードセパレータ12を、傾斜外面12cをビード部材13側に向けて配置して縦置き状態に吊り下げられる。そして、吊り下げ保持装置1の待機位置WPに1本のビード部材13が縦置き状態に吊り下げられる都度、1個のビードセパレータ12が待機位置WPのビード部材13に向かって搬送される。
その際に、図6〜図7に例示するように、保持具8を下方移動させてビードセパレータ12の傾斜外面12cの上端部を吸引パッド8aによって吸引保持する。また、保持具8(吸引パッド8a)よりもビード部材13側に押さえバー9を配置してビードセパレータ12に当接させる。これにより、ビードセパレータ12を押さえバー9に沿って縦置き状態に維持する。この状態で水平伸縮ロッド10を伸長させて、保持具8および押さえバー9とともにビードセパレータ12をビード部材13に向かって搬送する。それ故、ビードセパレータ12が破線で示すように吸引パッド8aを中心にして上方に回転移動した状態で保持されることはない。
このようにビードセパレータ12を縦置き状態に維持しながら、保持具8および押さえバー9とともに待機位置WPのビード部材13に向かって搬送するのでビードセパレータ12の振らつきが防止される。これに伴って、待機位置WPに向かって搬送するビードセパレータ12が周辺設備に干渉し難くなるとともに、ビードセパレータ12を迅速に移動させるには有利になる。
搬送したビードセパレータ12は、図3〜図5に例示するように、その一端の円形開口12aを保持バー4に挿通させて、保持バー4から外周方向に突出した突出部5を、このビードセパレータ12の傾斜内面12dに接触させる。傾斜内面12dに接触させた突出部5によってビードセパレータ12を支持することにより、ビードセパレータ12を縦置き状態に吊り下げるとともにビード部材13に隣接配置して保持する。このように突出部5を傾斜内面12dに接触させてビードセパレータ12を支持して縦置き状態に吊り下げるので安定に保持できる。ビードセパレータ12を安定して保持するには、突出部5の数は例えば2つ(2点支持)がより好ましい。
この実施形態では、突出部5と突出移動させた突出移動突起6との間でビードセパレータ12を挟み込む。そのため、より安定してビードセパレータ12を保持バー4に吊り下げることができる。突出部9と突出移動させた突出移動突起10との隙間(ビードセパレータ12を挟み込む隙間)は例えば数センチに設定する。
次いで、突出移動突起6を下方に引っ込めた後、ビード部材13およびビードセパレータ12の少なくとも一方を保持バー4の延設方向に沿って移動させる。この移動には、保持バー4の延設方向に突出移動するピンやシリンダロッド等を用いればよい。この移動距離は極めて短い(数センチ程度)ので、移動させるビード部材13が変形したり、ビードセパレータ12が振らつくような不具合は実質的に生じない。
ビード部材13およびビードセパレータ12の少なくとも一方を保持バー4の延設方向に沿って移動させることによって、図8に例示するようにビード部材13を傾斜外面12cに載置する。ビードフィラ13bは経時的に徐々に屈曲して傾斜外面12cに沿って載置される。したがって、経時的にもビードフィラ13bの不用意な変形を防止できる。
次いで、ビード部材13を載置したビードセパレータ12を一体的に、ビード部材搬送手段11によって別工程に搬送する。別工程では、ビード部材13が成形工程で順次使用される、或いは、使用されるまでストックされる。
上記のとおり本発明では、突出部5によりビードセパレータ12を縦置き状態に吊り下げて待機位置WPのビード部材13に隣接配置して安定に保持できる。そのため、ビード部材13をビードセパレータ12の所定位置に精度よく載置することができる。それ故、ビードフィラ13bの径方向長さが大きいビード部材13であっても、ビードフィラ13bの不用意な変形を防止するには有利になる。これに伴って、ビード部材13の歩留まりが向上する。
この実施形態では、ビードセパレータ12を、突出部9と突出移動させた突出移動突起10との間で挟み込むので、ビード部材13をビードセパレータ12の所定位置に一段と精度よく載置し易くなる。
1 吊り下げ保持装置
2 吊り下げ手段
3 吊り下げフレーム
4 保持バー
5 突出部
6 突出移動突起
7 フレーム
8 保持具
8a 吸引パッド
8b 伸縮ロッド
9 押さえバー
10 水平伸縮ロッド(セパレータ搬送手段)
11 ビード部材搬送手段
12 ビードセパレータ
12a 一端の円形開口
12b 他端の円形開口
12c 傾斜外面
12d 傾斜内面
13 ビード部材
13a ビードリング
13b ビードフィラ
13c 円形開口

Claims (4)

  1. ビードリングの外周面にビードフィラを接合して形成されたビード部材を円筒状のビードセパレータに載置する際に、前記ビードセパレータを縦置き状態に吊り下げて、待機位置で縦置き状態に吊り下げられる前記ビード部材に隣接配置して保持するビードセパレータの吊り下げ保持方法であって、
    前記ビードセパレータが筒軸方向両端に同軸を中心にした円形開口を有し、一端の円形開口よりも他端の円形開口が大径に形成されて、一端から他端に向かって拡径する方向に傾斜する傾斜外面および傾斜内面を備え、保持バーを前記ビード部材の円形開口に挿通させることにより前記ビード部材を縦置き状態に吊り下げ、前記ビードセパレータの一端の円形開口を前記保持バーに挿通させて、この保持バーの前記ビード部材の待機位置よりも先端側の位置の突出部を、このビードセパレータの前記傾斜内面に接触させて、この突出部で支持することによりビードセパレータを縦置き状態に吊り下げて前記ビード部材に隣接配置して保持することを特徴とするビードセパレータの吊り下げ保持方法。
  2. 前記保持バーの前記突出部よりも後端側の位置に外周方向に突出移動可能な突出移動突起を設け、外周方向に突出した状態の突出移動突起と前記突出部との間で前記ビードセパレータを保持する請求項1に記載のビードセパレータの吊り下げ保持方法。
  3. ビードリングの外周面にビードフィラを接合して形成されたビード部材を円筒状のビードセパレータに載置する際に、待機位置で前記ビード部材を縦置き状態に吊り下げるとともに、前記ビードセパレータを縦置き状態に吊り下げる吊り下げ手段を備えて、この吊り下げ手段に吊り下げられる前記ビード部材に前記ビードセパレータを隣接配置するビードセパレータの吊り下げ保持装置であって、
    前記ビードセパレータが筒軸方向両端に同軸を中心にした円形開口を有し、一端の円形開口よりも他端の円形開口が大径に形成されて、一端から他端に向かって拡径する方向に傾斜する傾斜外面および傾斜内面を備え、前記吊り下げ手段が、保持バーと、この保持バーの前記ビード部材の待機位置よりも先端側の位置の突出部とを備え、前記保持バーが、前記ビード部材に挿通することにより、前記ビード部材を縦置き状態に吊り下げるとともに、前記ビードセパレータの一端の円形開口を挿通し、前記突出部がビードセパレータの前記傾斜内面に接触して、この突出部で支持することによりビードセパレータを縦置き状態に吊り下げて前記ビード部材に隣接配置して保持する構成にしたことを特徴とするビードセパレータの吊り下げ保持装置。
  4. 前記保持バーの前記突出部よりも後端側の位置に外周方向に突出移動可能な突出移動突起が設けられ、外周方向に突出した状態の前記突出移動突起と前記突出部との間で前記ビードセパレータを保持する構成にした請求項3に記載のビードセパレータの吊り下げ保持装置。
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