JP6716094B2 - ゴム材料のカット装置及びゴム材料のカット方法 - Google Patents
ゴム材料のカット装置及びゴム材料のカット方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6716094B2 JP6716094B2 JP2016093100A JP2016093100A JP6716094B2 JP 6716094 B2 JP6716094 B2 JP 6716094B2 JP 2016093100 A JP2016093100 A JP 2016093100A JP 2016093100 A JP2016093100 A JP 2016093100A JP 6716094 B2 JP6716094 B2 JP 6716094B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber material
- cutting
- cutter blade
- heater
- cutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Tyre Moulding (AREA)
- Details Of Cutting Devices (AREA)
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Description
カッター刃を移動させながらゴム材料をカットするゴム材料のカット装置であって、
刃先が前記ゴム材料に向けられた前記カッター刃を、前記ゴム材料の幅方向及び厚み方向に同時に移動させながら前記ゴム材料をカットするカッター移動機構を備えており、
前記カッター刃の刃先を加熱するヒーターが、前記カッター移動機構に取り付けられており、
さらに、前記ヒーターを前記カッター刃の刃先に近接または離間させるヒーター移動機構を備えており、
前記ヒーター移動機構が、前記ゴム材料のカット前に前記ヒーターを前記刃先に近接させて前記刃先を直接加熱し、前記ゴム材料のカット時に前記ヒーターを前記刃先から離間させるように構成されていることを特徴とするゴム材料のカット装置である。
請求項2に記載の発明は、
前記ヒーター移動機構が、前記ヒーターを前記カッター刃の刃先に0〜10mmの距離まで近接させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のゴム材料のカット装置である。
前記カッター移動機構が、
前記カッター刃を前記ゴム材料の幅方向に移動させる横行機構と、
前記カッター刃を前記ゴム材料の厚み方向に移動させる昇降機構と
を備えており、
前記横行機構と前記昇降機構とを同時に稼働させることにより前記ゴム材料をカットするように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のゴム材料のカット装置である。
前記横行機構の横行軸に、前記カッター刃が取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載のゴム材料のカット装置である。
前記昇降機構の昇降軸に、前記カッター刃が取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載のゴム材料のカット装置である。
カット後の前記ゴム材料のカット面が厚み方向に対して鋭角になるように、前記カッター刃を傾けることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のゴム材料のカット装置である。
前記昇降機構の昇降軸が、前記ゴム材料の厚み方向に対して傾斜しており、
カット後の前記ゴム材料のカット面が厚み方向に対して鋭角になるように、前記カッター刃を移動させるように構成されていることを特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれか1項に記載のゴム材料のカット装置である。
請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のゴム材料のカット装置を用いてゴム材料をカットするゴム材料のカット方法であって、
刃先が前記ゴム材料を向いた前記カッター刃を、前記ゴム材料の幅方向及び厚み方向に同時に移動させながら前記ゴム材料をカットすることを特徴とするゴム材料のカット方法である。
前記カッター刃を、前記ゴム材料の幅方向に沿って一方向に横行させながら厚み方向に下降させることにより前記ゴム材料をカットすることを特徴とする請求項8に記載のゴム材料のカット方法である。
図1は本実施の形態に係るゴム材料のカット装置(以下、単に「カット装置」ともいう)を示す正面図である。本実施の形態に係るカット装置は、カッター刃Cと、カッター刃Cを移動させるカッター移動機構1を備えている。
図1に示すように、本実施の形態に係るカット装置は、図5に示す従来のカット方法に用いられるカット装置と同様に、刃先が下方に向けられたカッター刃Cがゴム材料(図示省略)の上方に配置されている。
そして、本実施の形態に係るカット装置は、上記したカッター刃Cをゴム材料の幅方向(横方向)及び厚み方向(縦方向)に同時に移動させながらゴム材料をカットするカッター移動機構1を備えている点が従来と異なる。
(1)カッター移動機構の他の例
上記した実施の形態においてはカッター刃Cを横行機構2の横行軸2bに取り付けているが、カッター刃は、図2に示すカット装置のように昇降機構31に取り付けてもよい。
本発明者は、ゴム材料のカット装置に改良の余地が残されていないかについて、さらに検討した結果、カッター刃を加熱するヒーターを改良することに思い至った。
2、21 横行機構
2a、31a カッターブラケット
2b、21b 横行軸
3、31 昇降機構
3a、21a 支持部材
3b、31b 昇降軸
4 ヒーター移動機構
4a ヒーターブラケット
4b シリンダー
4c 移動ガイド
41a ガイドピン
41b ロッド
41c ガイド孔
C、C1、C2 カッター刃
H ヒーター
W ゴム材料
Claims (9)
- カッター刃を移動させながらゴム材料をカットするゴム材料のカット装置であって、
刃先が前記ゴム材料に向けられた前記カッター刃を、前記ゴム材料の幅方向及び厚み方向に同時に移動させながら前記ゴム材料をカットするカッター移動機構を備えており、
前記カッター刃の刃先を加熱するヒーターが、前記カッター移動機構に取り付けられており、
さらに、前記ヒーターを前記カッター刃の刃先に近接または離間させるヒーター移動機構を備えており、
前記ヒーター移動機構が、前記ゴム材料のカット前に前記ヒーターを前記刃先に近接させて前記刃先を直接加熱し、前記ゴム材料のカット時に前記ヒーターを前記刃先から離間させるように構成されていることを特徴とするゴム材料のカット装置。 - 前記ヒーター移動機構が、前記ヒーターを前記カッター刃の刃先に0〜10mmの距離まで近接させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のゴム材料のカット装置。
- 前記カッター移動機構が、
前記カッター刃を前記ゴム材料の幅方向に移動させる横行機構と、
前記カッター刃を前記ゴム材料の厚み方向に移動させる昇降機構と
を備えており、
前記横行機構と前記昇降機構とを同時に稼働させることにより前記ゴム材料をカットするように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のゴム材料のカット装置。 - 前記横行機構の横行軸に、前記カッター刃が取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載のゴム材料のカット装置。
- 前記昇降機構の昇降軸に、前記カッター刃が取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載のゴム材料のカット装置。
- カット後の前記ゴム材料のカット面が厚み方向に対して鋭角になるように、前記カッター刃を傾けることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のゴム材料のカット装置。
- 前記昇降機構の昇降軸が、前記ゴム材料の厚み方向に対して傾斜しており、
カット後の前記ゴム材料のカット面が厚み方向に対して鋭角になるように、前記カッター刃を移動させるように構成されていることを特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれか1項に記載のゴム材料のカット装置。 - 請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のゴム材料のカット装置を用いてゴム材料をカットするゴム材料のカット方法であって、
刃先が前記ゴム材料を向いた前記カッター刃を、前記ゴム材料の幅方向及び厚み方向に同時に移動させながら前記ゴム材料をカットすることを特徴とするゴム材料のカット方法。 - 前記カッター刃を、前記ゴム材料の幅方向に沿って一方向に横行させながら厚み方向に下降させることにより前記ゴム材料をカットすることを特徴とする請求項8に記載のゴム材料のカット方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016093100A JP6716094B2 (ja) | 2016-05-06 | 2016-05-06 | ゴム材料のカット装置及びゴム材料のカット方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016093100A JP6716094B2 (ja) | 2016-05-06 | 2016-05-06 | ゴム材料のカット装置及びゴム材料のカット方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017200714A JP2017200714A (ja) | 2017-11-09 |
JP6716094B2 true JP6716094B2 (ja) | 2020-07-01 |
Family
ID=60264502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016093100A Active JP6716094B2 (ja) | 2016-05-06 | 2016-05-06 | ゴム材料のカット装置及びゴム材料のカット方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6716094B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7102928B2 (ja) * | 2018-05-17 | 2022-07-20 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴム材料の切断装置 |
JP7240942B2 (ja) * | 2019-04-22 | 2023-03-16 | リンテック株式会社 | 切断手段の変温装置および切断手段の変温方法 |
CN113263530B (zh) * | 2021-06-21 | 2024-02-27 | 聊城鑫泰机床有限公司 | 一种pvc冗边地毯自动生产线 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5884224U (ja) * | 1981-12-04 | 1983-06-07 | 日立電線株式会社 | 未加硫ゴムチユ−ブ状物の切断装置 |
JPS58203033A (ja) * | 1982-05-24 | 1983-11-26 | Bridgestone Corp | 未加硫ゴムシ−ト切断装置 |
JPH0760685A (ja) * | 1993-08-26 | 1995-03-07 | Bando Chem Ind Ltd | 帯状体のスプライサー装置 |
JP2001205588A (ja) * | 2000-01-28 | 2001-07-31 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | ゴム状弾性部材の切断方法及びその装置 |
JP4108404B2 (ja) * | 2002-08-01 | 2008-06-25 | ホリゾン・インターナショナル株式会社 | 断裁機の断裁動作切替え機構 |
WO2008153021A1 (ja) * | 2007-06-14 | 2008-12-18 | Bridgestone Corporation | カット装置及び切断物製造方法 |
JP5974035B2 (ja) * | 2014-04-22 | 2016-08-23 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤの製造方法 |
-
2016
- 2016-05-06 JP JP2016093100A patent/JP6716094B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017200714A (ja) | 2017-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6716094B2 (ja) | ゴム材料のカット装置及びゴム材料のカット方法 | |
WO2014196127A1 (ja) | スピニング増肉成形方法およびスピニング増肉成形装置 | |
JP7102928B2 (ja) | ゴム材料の切断装置 | |
JP6969625B2 (ja) | ガラス板の切断方法及びその切断装置 | |
JP4383346B2 (ja) | 板ガラス生産時の長尺ガラスシートの切断方法 | |
JP6388327B2 (ja) | クリーニング装置及び半田付けシステム | |
JP6479598B2 (ja) | ガラス板の曲げ加工方法 | |
JP6125253B2 (ja) | 未加硫ゴム部材のカット装置およびカット方法 | |
JP6758596B2 (ja) | ゴム材料カット装置 | |
JP6514583B2 (ja) | ゴムシートの切断方法、及び切断装置 | |
JP6759961B2 (ja) | ガラス板の切断方法及びその切断装置 | |
JP6461501B2 (ja) | トッピング装置およびトッピングシートのエッジ部分のカット方法 | |
JP2002113688A (ja) | コード入りゴムシートの切断方法および装置 | |
JP2019151045A (ja) | タイヤ製造方法 | |
JP2009183979A (ja) | 非円形筒状の被加工材料の絞り加工方法及びその装置 | |
JP2009000758A (ja) | グルービングカッター | |
JP6372289B2 (ja) | ビード部材の搬送方法および装置 | |
JP2011173168A (ja) | 板状部材の曲げ加工方法 | |
JP6840943B2 (ja) | 未加硫ゴム部材の圧着装置 | |
JP5204641B2 (ja) | 部材処理装置 | |
JP5557519B2 (ja) | シート状材料の突合せ接合方法および装置並びにタイヤ製造方法 | |
JP2017001314A (ja) | 管曲げ加工装置 | |
JP6675801B2 (ja) | ウォーキングビーム式加熱炉へのワーク装入装置 | |
JP5620298B2 (ja) | ゴムストリップの切断装置および切断方法 | |
JP6972988B2 (ja) | 未加硫ゴム帯状体の切断方法および切断装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190320 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200115 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200128 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200313 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200511 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200524 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6716094 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |