JP6759961B2 - ガラス板の切断方法及びその切断装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、スクライブ装置1は、母材となるガラス板Gの第一主面G1にスクライブ線Sを形成するツール2と、ガラス板Gの第二主面G2を支持する平面部3aを有する回転テーブル3とを備えている。ここで、第一主面G1及び第二主面G2は、ガラス板Gの厚み方向に対向する。この実施形態では、第一主面G1が上面とされ、第二主面G2が下面とされる。
図3及び図4に示すように、折曲装置4は、ガラス板Gの内側部分Gaを支持する平面部5aを有する回転テーブル(支持手段に相当)5と、ガラス板Gの外側部分Gbを折り曲げる折曲機構(折曲手段に相当)6と、外側部分Gbの第一主面G1を回転テーブル5の平面部5a側に押圧する押え機構(押え手段に相当)7とを備えている。
図9に示すように、加熱装置22は、ガラス板Gの内側部分Gaの第二主面G2を支持する平面部23aを有する昇降テーブル23と、ガラス板Gの外側部分Gbの第二主面G2に接触するヒーター(加熱手段に相当)24とを備えている。
2 ツール
3 回転テーブル
3a 平面部
4 折曲装置
5 回転テーブル(支持手段)
5a 平面部
6 折曲機構
7 押え機構
8 ヘッド部
9 第一駆動部
10 第二駆動部
11,12 挟持部
13,14 第三駆動部
15 ベース部
16 スライダ
18 ピストンロッド
19 ガイドレール
20 押え部
21 第四駆動部
22 加熱装置
23 昇降テーブル
24 ヒーター
G ガラス板
G1 第一主面
G2 第二主面
Ga 内側部分
Gb 外側部分
S スクライブ線
Claims (13)
- 厚み方向に対向する第一主面および第二主面のうち、前記第一主面に閉曲線状のスクライブ線が形成されたガラス板を、前記スクライブ線を境界として内側部分と外側部分とに切断するガラス板の切断方法であって、
前記内側部分の前記第二主面を支持手段で支持すると共に、前記外側部分の前記スクライブ線に沿った一部領域で前記第一主面及び前記第二主面を折曲手段の一対の挟持部で挟持した状態で、
前記折曲手段で前記外側部分の前記一部領域を前記第一主面側が凸となるように折り曲げて前記スクライブ線の一部からクラックを伸展させる折曲工程を前記スクライブ線に沿った複数箇所で行い、
複数箇所での前記折曲工程において、前記内側部分の前記第二主面側と前記外側部分の前記第二主面側とが連続する非分離部分を少なくとも一部に残し、
複数箇所での前記折曲工程の後に、前記外側部分を加熱膨張させ、前記非分離部分を分離する加熱工程を行うことを特徴とするガラス板の切断方法。 - 複数箇所における前記折曲工程を一箇所ずつ順に行うことを特徴とする請求項1に記載のガラス板の切断方法。
- 二回目以降の前記折曲工程における前記一対の挟持部で挟持する前記外側部分の前記一部領域が、それ以前の前記折曲工程におけるクラック形成範囲の一部と重複するか、又は前記クラック形成範囲と近接することを特徴とする請求項2に記載のガラス板の切断方法。
- 最初の前記折曲工程における前記折曲手段による折曲速度が、二回目以降の前記折曲工程における前記折曲手段による折曲速度よりも低速であることを特徴とする請求項3に記載のガラス板の切断方法。
- 厚み方向に対向する第一主面および第二主面のうち、前記第一主面に閉曲線状のスクライブ線が形成されたガラス板を、前記スクライブ線を境界として内側部分と外側部分とに切断するガラス板の切断方法であって、
前記内側部分の前記第二主面を支持手段で支持すると共に、前記外側部分の前記スクライブ線に沿った一部領域で前記第一主面及び前記第二主面を折曲手段の一対の挟持部で挟持した状態で、前記折曲手段で前記外側部分の前記一部領域を前記第一主面側が凸となるように折り曲げて前記スクライブ線の一部からクラックを伸展させる折曲工程を前記スクライブ線に沿った複数箇所で行い、
複数箇所における前記折曲工程を一箇所ずつ順に行いながら、二回目以降の前記折曲工程における前記一対の挟持部で挟持する前記外側部分の前記一部領域を、それ以前の前記折曲工程におけるクラック形成範囲の一部と重複させるか、又は前記クラック形成範囲と近接させると共に、
最初の前記折曲工程における前記折曲手段による折曲速度を、二回目以降の前記折曲工程における前記折曲手段による折曲速度よりも低速にすることを特徴とするガラス板の切断方法。 - 前記折曲手段が、前記スクライブ線から厚み方向に下した仮想直線と前記第二主面との交点を支点として前記外側部分の前記一部領域を折り曲げることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のガラス板の切断方法。
- 前記一対の挟持部のうち、前記第二主面に接触する挟持部が、前記スクライブ線から厚み方向に下した仮想直線と前記第二主面との交点と接する位置又は交点から外側に離れた位置で前記第二主面に接触することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のガラス板の切断方法。
- 前記支持手段が、前記内側部分の前記第二主面を吸着保持する平面部を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のガラス板の切断方法。
- 前記折曲工程において、押え手段で前記内側部分の前記第一主面を前記支持手段側に押圧することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のガラス板の切断方法。
- 厚み方向に対向する第一主面および第二主面のうち、前記第一主面に閉曲線状のスクライブ線が形成されたガラス板を、前記スクライブ線を境界として内側部分と外側部分とに切断するガラス板の切断装置であって、
前記内側部分の前記第二主面を支持する支持手段と、
前記外側部分の前記スクライブ線に沿った一部領域で前記第一主面及び前記第二主面を挟持する一対の挟持部を有する折曲手段と、
前記折曲手段で折り曲げられた前記外側部分を加熱膨張させる加熱手段とを備え、
前記折曲手段は、前記スクライブ線に沿った複数箇所で、前記外側部分の前記一部領域を前記第一主面側が凸となるように折り曲げるように構成されていることを特徴とするガラス板の切断装置。 - 前記折曲手段が、前記スクライブ線から厚み方向に下した仮想直線と前記第二主面との交点を支点として前記外側部分の前記一部領域を折り曲げるように構成されていることを特徴とする請求項10に記載のガラス板の切断装置。
- 前記支持手段が、前記内側部分の前記第二主面を吸着保持する平面部を有することを特徴とする請求項10又は11に記載のガラス板の切断装置。
- 前記内側部分の前記第一主面を前記支持手段側に押圧する押え手段を備えていることを特徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記載のガラス板の切断装置。
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