JP6758596B2 - ゴム材料カット装置 - Google Patents
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タイヤの製造に際して使用されるシート状で長尺のゴム材料をカットするゴム材料カット装置であって、
前記ゴム材料を長手方向に搬送する搬送コンベアと、
前記搬送コンベアの上方に設置されて、前記搬送コンベア上を搬送される前記ゴム材料を幅方向にカットするカッター装置とを備えており、
前記カッター装置が、
刃先が先端部から前記ゴム材料の幅方向側面に向けて設けられたカッター刃と、
前記カッター刃の上端部を保持して、前記カッター刃を5000〜8000rpmの振動数および所定のストロークで長手方向に往復動させると共に、前記ゴム材料の幅方向に往復動させながら前記ゴム材料をカットするカッター刃駆動部とを備えていることを特徴とするゴム材料カット装置である。
前記カッター刃の長手方向への往復動が、鉛直方向への上下動であることを特徴とする請求項1に記載のゴム材料カット装置である。
サイドウォール形成用ゴム材料またはトレッド形成用ゴム材料をカットするゴム材料カット装置であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のゴム材料カット装置である。
前記カッター刃駆動部に、さらに、前記カッター刃を加熱するヒーターが備えられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のゴム材料カット装置である。
前記ゴム材料が厚み方向に対して傾斜してカットされるように、前記カッター刃が傾斜して配置され、前記搬送コンベアが水平方向に配置されていることを特徴とする請求項1、請求項3、または請求項4に記載のゴム材料カット装置である。
前記ゴム材料が厚み方向に対して傾斜してカットされるように、前記カッター刃が鉛直方向に配置され、前記搬送コンベアが水平方向から傾斜して配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のゴム材料カット装置である。
請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のゴム材料カット装置を用いて、搬送中のシート状で長尺のゴム材料をカットするゴム材料カット方法であって、
前記搬送コンベア上を長手方向に搬送される前記ゴム材料を、前記カッター刃を所定の振動数およびストロークで上下動させながら前記ゴム材料の幅方向に往復動させることにより、前記ゴム材料をカットすることを特徴とするゴム材料カット方法である。
前記カッター刃を前記搬送コンベアに対して相対的に傾斜させた状態で、前記ゴム材料のカット面が厚み方向に対して傾斜するようにカットすることを特徴とする請求項7に記載のゴム材料カット方法である。
本発明者は、上記した超音波カッターに起因して発生する問題点の解決について検討する中で、カッター刃を高速で上下動させることにより材料をカットするレシプロカッターに着目した。
以下、実施の形態に基づき本発明を具体的に説明する。
本発明者は、上記した本実施の形態に係るゴム材料カット装置についてさらに検討を行った結果、ゴム材料は厚み方向に対して傾斜してカットされていることが好ましく、そのためには、カッター刃を搬送コンベアに対して相対的に傾斜させた状態でカットすることが好ましいことが分かった。
以下においては、薄くて粘着性が高いゴムシートであるチェーファー付きインナー(実施例1)、厚くて粘着性が高いゴムシートであるサイドウォールゴム(実施例2)、厚くて粘着性が高いことに加えてゲージ差が大きいトレッドゴム(実施例3)のカットを、上記したレシプロカッターを備えたゴム材料カット装置を用いて行った。
・カッター刃:長さ40mm、両刃
・ストローク幅(上下動の幅):5.0mm
・振動数(上下動の回数):5000〜8000rpm
・最大往復動幅:1400mm
(1)実施例1
チェーファー付きインナーは箇所によって3種類の厚みが形成されているが、いずれの箇所でも問題なくカッター刃を貫通させて、カッター刃に付着することなくカットすることができた。この結果より、粘着性が高く厚みの薄いゴムシートであっても、本実施の形態に係るゴム材料カット装置を用いることによって、問題なくカットできることが確認できた。
図6に、カットされたサイドウォールゴムの表面を示す。なお、紙面右側がレシプロカッターの振動数5000rpmでの結果であり、左側が8000rpmでの結果である。
図7に、カットされたトレッドゴムの表面を示す。なお、紙面右側がレシプロカッターの振動数5000rpmでの結果であり、左側が8000rpmでの結果である。
2 カッター装置
3 搬送コンベア
21 カッター刃上下駆動部
21a カッター刃
21b 刃先
21c カッター刃上下動駆動機構
22 カッター刃往復駆動部
22a カッター刃往復動駆動機構
22b ガイドレール
22c フレキシブルコード
22d 支持フレーム
G ゴム材料
Claims (8)
- タイヤの製造に際して使用されるシート状で長尺のゴム材料をカットするゴム材料カット装置であって、
前記ゴム材料を長手方向に搬送する搬送コンベアと、
前記搬送コンベアの上方に設置されて、前記搬送コンベア上を搬送される前記ゴム材料を幅方向にカットするカッター装置とを備えており、
前記カッター装置が、
刃先が先端部から前記ゴム材料の幅方向側面に向けて設けられたカッター刃と、
前記カッター刃の上端部を保持して、前記カッター刃を5000〜8000rpmの振動数および所定のストロークで長手方向に往復動させると共に、前記ゴム材料の幅方向に往復動させながら前記ゴム材料をカットするカッター刃駆動部とを備えていることを特徴とするゴム材料カット装置。 - 前記カッター刃の長手方向への往復動が、鉛直方向への上下動であることを特徴とする請求項1に記載のゴム材料カット装置。
- サイドウォール形成用ゴム材料またはトレッド形成用ゴム材料をカットするゴム材料カット装置であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のゴム材料カット装置。
- 前記カッター刃駆動部に、さらに、前記カッター刃を加熱するヒーターが備えられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のゴム材料カット装置。
- 前記ゴム材料が厚み方向に対して傾斜してカットされるように、前記カッター刃が傾斜して配置され、前記搬送コンベアが水平方向に配置されていることを特徴とする請求項1、請求項3、または請求項4に記載のゴム材料カット装置。
- 前記ゴム材料が厚み方向に対して傾斜してカットされるように、前記カッター刃が鉛直方向に配置され、前記搬送コンベアが水平方向から傾斜して配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のゴム材料カット装置。
- 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のゴム材料カット装置を用いて、搬送中のシート状で長尺のゴム材料をカットするゴム材料カット方法であって、
前記搬送コンベア上を長手方向に搬送される前記ゴム材料を、前記カッター刃を所定の振動数およびストロークで上下動させながら前記ゴム材料の幅方向に往復動させることにより、前記ゴム材料をカットすることを特徴とするゴム材料カット方法。 - 前記カッター刃を前記搬送コンベアに対して相対的に傾斜させた状態で、前記ゴム材料のカット面が厚み方向に対して傾斜するようにカットすることを特徴とする請求項7に記載のゴム材料カット方法。
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