JPH10217193A - 切断装置 - Google Patents

切断装置

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JPH10217193A
JPH10217193A JP1723497A JP1723497A JPH10217193A JP H10217193 A JPH10217193 A JP H10217193A JP 1723497 A JP1723497 A JP 1723497A JP 1723497 A JP1723497 A JP 1723497A JP H10217193 A JPH10217193 A JP H10217193A
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JP
Japan
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blade
cut
cutting
rubber sheet
vibrating
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JP1723497A
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English (en)
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Satoru Suetomi
覚 末富
Mitsuru Arai
満 新井
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CHOONPA KOGYO KK
Bridgestone Corp
Ultrasonic Engineering Co Ltd
Original Assignee
CHOONPA KOGYO KK
Bridgestone Corp
Ultrasonic Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に且つ効率よく良好な切断面性状で被切
断部材を切断する。 【解決手段】 切断装置10の振動刃32には、超音波
振動子44が接続され、超音波振動子42によって超音
波振動する片刃形状のカッター刃34が備えられてい
る。振動刃32が、送りねじ機構90によって、片刃部
分の傾斜面をゴムシート12の上方に向けさせて配置さ
せると共にカッター刃34をゴムシート12に対して角
度θで接触させて非傾斜面に沿って移動することによっ
て、ゴムシート12を切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切断装置に関し、
特に、高周波振動によって被切断部材を切断する切断装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用タイヤの成形機において
は、タイヤを成形するためのゴム製品を被切断部材とし
て切断する切断装置が設けられている。このような切断
装置には、例えば帯状の被切断部材を幅方向に沿って一
度に切断可能な平板状の切断刃を備えたものがあり、こ
の切断刃を被切断部材へ押しつけることにより切断を行
っている。しかし、このような切断装置では、切断刃に
よって被切断部材の表面が押し込まれて被切断部材の内
部に食い込む等して、切断面の外観が損なわれてしまう
という問題があった。
【0003】このため、切断刃に超音波振動子を固定さ
せて、被切断部材に接触する刃部を振動させるようにし
た切断装置が提案されている(例えば、特開平4−31
5595号公報参照)。図9に示されるように、この切
断装置100には、超音波発振器105に接続された超
音波振動子104と、この超音波振動子104に取り付
けられた刃部102とで構成された切断刃106が備え
られている。この切断装置100では、切断刃106を
被切断部材108に対して垂直に接近させると共に超音
波振動子104の超音波振動によって刃部102を振動
させる。これにより、刃部102が被切断部材108の
表面を内部に押し込んでしまうことなく、被切断部材1
08を切断するようにしている。
【0004】また、切断時の抵抗を均一にするために、
刃先を両刃にした切断刃を用いることもある。これによ
り、切断刃を垂直にして被切断部材を切断しても、切断
されて分割される被切断部材のそれぞれに均一に抵抗が
かかり位置ズレなどを起こすことなく切断することがで
きる。
【0005】一方、車両用タイヤのトレッドゴムなど
は、切断面を貼り合わせて用いられる。このような被切
断部材を切断するときには、接触面積を広くして、重ね
合わせても厚みが変化しない等の理由により切断面を斜
めにすることがある。
【0006】ところで、図10(A)に示されるよう
に、被切断部材112への進入中心C(一点破線)に対
して両側に厚みを有している両刃の切断刃110で被切
断部材を斜めに切断すると、切断刃110の下面側の抵
抗が大きく、楔の作用によって切断面からの反力を受け
て切断しにくくなったり、切断面性状が悪化するなどの
問題がある。
【0007】このような切断時の抵抗に反して確実に切
断するためには、比較的大きい厚み寸法で且つチタンの
ような高い強度の材料で切断刃110を構成して刃強度
を上げたり、切断刃110に強い超音波振動を与えるた
めに大型の高周波数アンプを用いるなどして、切断刃1
10の切断力を向上させる必要がある。
【0008】しかしながら、このようにして切断力を向
上させたとしても、切断刃の刃先と被切断部材との間に
大きな抵抗が作用するために、切断面性状の改善が十分
に行われていない。
【0009】すなわち、図10(B)に示されるよう
に、両刃の切断刃110を有する超音波振動切断装置で
被切断部材112を移動中心Cに沿って斜めに切断する
と、被切断部材112の移動中心Cに対して上側部分、
即ち、反支持側112Aは切断刃110によって押され
て上方へ移動することができるが、下側部分、即ち支持
側112Bは切断刃110によって下方へ押される。こ
のとき、支持側112Bは、図示しない支持部材で支持
されているため移動することができず、この結果、支持
側112Bの切断面は、押しつけられながら切断される
ため、切断時の抵抗が大きく、また、押しつぶされて切
断面性状の劣化が生じたり、押しつぶされるときに加熱
状態となる。
【0010】加熱状態となった場合には、切断加工工程
に後続する加硫工程において過加硫を引き起こし、製品
の仕上がり品質を損なうことがある。
【0011】また、切断刃110は移動中心Cに対して
上側にも厚みを有するため、移動する切断刃110の表
面が反支持側112Aに接触したり、反支持側112B
の上方への移動が妨げられたりすると、支持側112A
が押し潰されることに加えて、反支持側112Bが切断
刃110の移動に従って巻き込まれる(図10(C)参
照)。これを回避するために、切断開始後に切断刃11
0を反支持側112Aへ接近させるように斜めに傾けて
支持側112Bに対する圧力を取り除くことができる
が、これにより、反支持側112Aの巻き込みが助長さ
れる(図10(D)参照)。また、切断刃110を薄刃
にすることも考えられるが、切断時の圧力に対する強度
及び十分な振動の伝達効率を得ることが困難となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮して成されたもので、容易に且つ効率よく良好な切断
面性状で被切断部材を切断することができる切断装置を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
支持部材上の所定幅の被切断部材を切断する切断装置で
あって、超音波を含む高周波振動を発生する高周波振動
機構と、前記高周波振動機構に連結され、該高周波振動
機構の駆動によって振動されながら前記被切断部材に接
触することにより、被切断部材を幅方向に沿って切断可
能な振動刃と、前記振動刃を、刃先の一方の面を前記切
断部材の表面に対して所定の角度で傾斜させて保持する
保持手段と、前記保持手段によって保持された前記振動
刃を、前記被切断部材の表面に対向する一方の面に沿っ
て、前記被切断部材へ向けて移動させる移動手段と、を
含むことを特徴としている。
【0014】この発明によれば、高周波振動機構に連結
された振動刃が、高周波振動機構の駆動によって振動し
ながら、刃先の一方の面を被切断部材の表面に対して所
定の角度で傾斜されて保持され、この刃先の一方の面に
沿って被切断部材へ向けて移動することによって、被切
断部材を切断する。ここで、高周波振動とは、1万〜数
十万Hzの電波又は電波による振動をいい、およそ15
000〜20000Hz以上の音波である超音波を含
む。このため、切断時に振動刃は刃先の一方の面に沿っ
て移動するため、被切断部材を押し潰すことがなく、切
断面性状を損なうことがない。また振動刃の一方の面が
被切断部材の反力を受けることがなく、切断時の抵抗を
少なくすることができる。
【0015】従って、容易に且つ効率よく良好な切断面
性状で被切断部材を切断することができる。また、切断
時の抵抗を低減することができるので、高周波振動機構
の能力を必要以上の高くさせることがなく、超音波振動
子を小型化を図ることができる。この結果、装置を小型
化すると共に汎用の材料、例えばステンレス等で振動刃
を構成することができ、装置のコストダウンを図ること
ができる。
【0016】なお、保持手段によって保持された振動刃
は、被切断部材の表面に対向する一方の面に沿って被切
断部材へ向けて移動するとき、必ずしもこの一方の面と
移動方向とが一致していなくてもよく、この一方の面に
対して移動方向を若干傾けてもよい。
【0017】請求項2に記載の発明は、前記振動刃が、
片刃形状であり、前記保持手段が、前記振動刃の刃先の
非傾斜面を前記被切断部材側へ向けて保持していること
を特徴としている。
【0018】この発明によれば、片刃形状の振動刃が、
非傾斜面を被切断部材側に向けて所定の角度で傾斜させ
て保持されているので、移動手段がこの非傾斜面に沿っ
て振動刃を移動させる。このため、振動刃を、非傾斜面
で、被切断部材に対する振動刃の傾斜角度に保持するこ
とができるので、振動刃を所望する傾斜角度に容易に保
持することができ、一層容易に被切断部材を切断するこ
とができる。また、片刃形状であるので、移動経路の中
心に対して片側のみに厚みを有するため振動刃の厚み寸
法を小さくして、一層切り易くすることができる。
【0019】この結果、一層効率よく、良好な切断面性
状で被切断部材を切断することができる。
【0020】ここで、例えば、刃先傾斜角10°程度の
片刃形状を前記切断部材に対して15°〜30°の角度
で保持することができ、これにより、切断時の抵抗を小
さくして容易に切断することができる。また、切断時の
抵抗を小さくすることができるので、振動刃の強度を上
げる必要はなく、例えば、前記振動刃の厚み寸法を10
mm以下にすることができる。
【0021】請求項3に係る発明は、前記振動刃が、前
記高周波振動機構に連結された基部と前記被切断部材に
接触する切断刃とに分離可能に構成されていることを特
徴としている。
【0022】この発明によれば、振動刃が切断刃と基部
とに分離可能となっているため、切断刃と基部とを分け
て取り扱うことができる。このため、切断刃と基部とを
別個に製造することができ、また切断刃のみを交換可能
にすることができる。従って、従来のような切断部と基
部とが一体化された切断刃のように複雑な形状に加工す
る必要がなく効率よく製造することができる。また、切
断刃のみの交換を行うことができるため基部をそのまま
継続して使用することができ、メンテナンス性を向上さ
せることができる。
【0023】請求項4に係る発明は、前記被切断部材を
切断位置近傍で前記支持部材に向けて押さえて、前記支
持部材との間で保持する押圧手段を更に備えたことを特
徴としている。
【0024】この発明によれば、押圧手段によって、被
切断部材が切断位置近傍で支持部材との間で保持される
ので、振動刃が被切断部材を切断する際に、被切断部材
が押圧手段と支持部材で挟持されて位置が固定される。
このとき固定される位置は振動刃の進入方向下流側にす
る。このため、切断時での被切断部材の移動を妨げるこ
とができ、確実に所望する角度で切断することができ
る。これにより、一層良好な切断面性状で被切断部材を
切断することができる。なお、被切断部材が切断位置近
傍で押圧手段によって支持部材との間で保持されれば如
何なる押圧手段であっても適用することができる。例え
ば、単に被切断部材を上方より押さえるものであってよ
く、支持部材と組み合わされて挟持手段を構成してもよ
い。
【0025】請求項5に係る発明は、前記振動刃の移動
方向の前記被切断部材よりも下流側に、該振動刃の刃先
が進入する位置に切欠き部を有する刃受け部を更に備え
たことを特徴としている。
【0026】この発明によれば、振動刃が移動経路に沿
って移動して被切断部材を切断した後に、被切断部材の
下流側に備えられた刃受け部に対向する。このとき、刃
受け部には振動刃が進入する位置に切欠き部が形成され
ているので、被切断部材を切断した後に他の部材が切断
されることがない。また、切欠き部によって刃先が接触
しないようにすることができ、刃先を保護することがで
きる。これにより、振動刃の刃先の耐久性を向上させる
ことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0028】図1及び図2には、本発明の実施の形態に
係る切断装置10が示されている。切断装置10には、
被切断部材であるゴムシート12を角度θで斜めに切断
するための振動刃32を有する切断部30と、ゴムシー
ト12を支持する支持部14とが備えられている。
【0029】支持部14には、2つのコンベア16A、
16Bが離間して設けられている。コンベア16A、1
6Bは、各々一対の搬送ローラ対(図1では一方のみ図
示)と、この一対の搬送ローラ18に巻きかけられたベ
ルト20とで構成されている。搬送ローラ18には、搬
送ローラ18を所定方向に回転駆動させる駆動手段(図
示せず)が接続されている。ベルト20上には、ゴムシ
ート12が載置される。これにより、コンベア16A、
16Bに載置されたゴムシート12を図1における矢印
M方向へ搬送可能となる。
【0030】ゴムシート12は、所定の幅寸法Xを有す
る帯状の部材であり、コンベア16A、16B上に載置
される。
【0031】コンベア16A、16Bの間には、アンビ
ル部22と刃受け部24とが配置している。アンビル部
22は、ゴムシート12の搬送方向(矢印M)上流側部
分で切りかかれた略直方形状をしている。アンビル部2
2の切りかかれた部分には、刃受け部24が載置されて
いる。刃受け部24はゴムシート12の搬送方向下流側
でアンビル部22に支持されている。このため、支持部
14では、ゴムシート12の搬送方向に対して上流側を
刃受け部24でゴムシート12を支持し、搬送方向に対
して下流側をアンビル部22でゴムシート12を支持し
ている。
【0032】刃受け部24は、後述する振動刃32と接
触しても振動刃32を損なわないウレタン、シリコンゴ
ム等で構成されている。この刃受け部24の上面には、
振動刃32の刃先の進入箇所に切欠き部24Aが形成さ
れており(図2参照)、これにより、振動刃32の刃先
の耐久性を向上させることができる。なお、この切欠き
部24Aはなくてもよい。刃受け部24は図1上面にお
いてゴムシート12と接触して、ゴムシート12を、ア
ンビル部22と共に支持する。
【0033】ゴムシート12の図1上方には抑え部26
が配置されている。抑え部26は、支持部14の上方に
位置している。抑え部26の図2上面にはロッド27を
介して、抑え部26を図2上下方向(矢印S)に移動可
能にする抑えシリンダ28が接続されている。
【0034】抑えシリンダ28は、図示しない制御装置
からの制御信号に応じてロッド27を矢印S方向に伸縮
する。これにより、ロッド27に連結された抑え部26
が図2上下方向に上昇又は下降して、ゴムシート12に
接近・離反する。
【0035】抑え部26の下面は、抑え部26が抑えシ
リンダ28によって下降したときにゴムシート12の表
面と接触する。ゴムシート12の搬送方向(矢印M)上
流側となる抑え部26の下面側は切りかかれて傾斜が形
成されており、ゴムシート12を切断する振動刃32の
移動を妨げないようになっている。抑え部26は、下降
した場合に支持部14の刃受け部24の、ゴムシート1
2搬送方向下流側とゴムシート12を挟持する。
【0036】支持部14の図1上方には、支持部14に
配置されたゴムシート12を切断するための切断部30
が設けられている。切断部30には、片刃形状であっ
て、ゴムシート12に対して角度θで接触して切断する
ステンレス性のカッター刃34と、アルミ製のホーン3
6と、が設けられている。
【0037】カッター刃34は、ゴムシート12を幅方
向に一度に切断可能となるように、ゴムシート12の幅
寸法よりも大きい幅寸法を有する平板状に形成されてい
る。
【0038】また、カッター刃34は、刃厚dが6mm
以下の片刃であり、刃部分の傾斜角度gは10°となっ
ている(図3(A)参照)。
【0039】カッター刃34は、ゴムシート12と接触
しない側の端部でカッター刃支持部38を介してホーン
36に固定されている。なお、カッター刃34は、刃部
分の傾斜面がゴムシート12の上方に向くように取り付
けられている。
【0040】刃支持部14には図示しないボルト孔が設
けられており、ボルト40が、このボルト孔に挿入され
ることによって、カッター刃34がカッター刃支持部3
8に固定されている。
【0041】ホーン36は、コーン42を介して超音波
振動子44に連結されている。超音波振動子44には、
図示しない高周波数アンプが連結されている。この高周
波数アンプは高周波電圧を超音波振動子42に印加す
る。超音波振動子44は、高周波電圧によって10〜4
0kHz付近の周波数の超音波を発振する。この超音波
振動子44からの超音波振動は、コーン42、ホーン3
6を介してカッター刃34に伝達されて、カッター刃3
4は、矢印Vで示される方向に振動する。
【0042】超音波振動子44の上方には、移動手段と
しての送りねじ機構90が備えられており、送りねじ機
構90は保持機構93を介して超音波振動子44に連結
されている。
【0043】送りねじ機構90には、所定長の送りねじ
94が設けられており、送りねじ94には送りナット9
6が取り付けられている。この送りねじ94は、ゴムシ
ート12に対して角度θで傾けられたカッター刃34の
移動中心C(一点破線)に平行となるように延設されて
いる。また、送りねじ94は一端側で、送りねじ94を
矢印R方向に回転駆動するモータ98に連結されてい
る。送りナット96には、図示しない回転阻害機構が取
り付けられている。このため、送りねじ94が回転した
場合には、送りねじ96の回転方向に応じて、送りナッ
ト96が送りねじ96に沿って矢印N方向に移動する。
【0044】送りナット96は、超音波振動子44の配
置側で、保持機構93の支持板92に固定されている。
支持板92は、超音波振動子44に固定されたブラケッ
ト91に取り付けられている。ブラケット91は、カッ
ター刃34がゴムシート12に対して角度θで接触する
ように、超音波振動子44を保持する。
【0045】このため、カッター刃34は、保持機構9
3によって、ゴムシート12の支持側に対向している非
傾斜面(図2下側の面)を移動中心Cと一致させてゴム
シート12に対して角度θで接触するように保持され、
移動機構90によって、移動中心Cに従って移動可能と
なる。
【0046】カッター刃34によるゴムシート12の切
断面の性状は、カッター刃34の刃先角度gとカッター
刃34の進入する角度θとの組み合わせによって決定さ
れる。このため、カッター刃34は10°の刃先角度g
の場合に15〜45°の角度θで接触することが好まし
い。この角度θが15°以下では切断困難となり、45
°を越えると切断面積が小さくなりすぎて接合時のゴム
の接着力が悪化するため、好ましくない。特に、カッタ
ー刃34の厚みが薄い場合には、カッター刃34の厚み
が大きい場合よりも刃先角度を大きくしても特に問題と
ならない。このため、カッター刃34が、15mm程度
を越える厚みの場合には8°以下の刃先角度、10mm
程度の厚みの場合には7°〜10°の刃先角度、6mm
以下の厚みの場合には15°以下の刃先角度が、各々好
ましい。
【0047】このように切断装置10では、超音波振動
子44が超音波振動することによりカッター刃34が振
動可能となるように、片刃形状のカッター刃34を有す
る振動刃32に、超音波振動子44に連結されたコーン
42が取り付けられており、また、振動刃32は、刃先
角度gを有する片刃部分の非傾斜面で、ゴムシート12
に角度θで接触して移動経路に従って移動可能となって
いる。
【0048】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。切断装置10では、切断対象となるゴムシート12
をコンベア16A、16B上に載置し、コンベア16
A、16Bの駆動が開始されると、ゴムシート12が図
1における矢印M方向に搬送される。所望されるゴムシ
ート12の長さ寸法分の搬送が行われると、コンベア1
6A、16Bが駆動を停止して、ゴムシート12の搬送
を停止し、これにより、ゴムシート12の切断位置が支
持部14上に配置される。
【0049】ゴムシート12の搬送が停止されると、抑
え部26の抑えシリンダ28が伸長して、抑え部26が
ゴムシート12の上方から下降してゴムシート12の表
面に接触して所定の圧力でゴムシート12を抑え、支持
部14上でゴムシート12が移動しないように固定す
る。
【0050】ゴムシート12の抑えが完了すると、高周
波数アンプから高周波電圧が、振動刃32に連結されて
いる超音波振動子42に印加して、超音波振動子44を
超音波振動させる。これにより、ホーン36が超音波振
動し、ホーン36に連結されているカッター刃34が、
超音波振動する。
【0051】これと共に送りねじ機構90のモータ98
が駆動すると、送りねじ94が回転し、送りナット96
が送りねじ94に沿って往復移動する。これにより、超
音波振動しているカッター刃34が、カッター刃34の
非傾斜面を移動中心Cと一致させて、ゴムシート12に
対して角度θで接近し、切断を開始する。
【0052】図4に示されるように、カッター刃34が
ゴムシート12に進行方向(矢印F)に沿って接近する
と、ゴムシート12の表面にカッター34が角度θで接
触する。このとき、カッター刃34は、角度gを有する
刃先傾斜をゴムシート12の上方に向け、非傾斜面をゴ
ムシート12に対向させているので、ゴムシート12
は、支持側でカッター刃34の水平部分と接触し、反支
持側でカッター刃34の傾斜部分と接触する(図4
(A)参照)。
【0053】ここで、図4(B)に示されるように、高
周波振動によってカッター刃34は進行方向(矢印F)
に沿って振動する。この振動によって、ゴムシート12
は、押し込まれることなく切断される。
【0054】カッター刃34の形状は片刃であるため、
移動中心Cよりも図4下方、即ち、ゴムシート12の支
持側に対向するカッター刃34の非傾斜面は、移動中心
Cに対して平行状態となる。このため、ゴムシート12
はカッター刃34に接触するだけで押さえ込まれること
がなく、圧力が加わったり押し潰れることがない。
【0055】一方、移動中心Cよりも図4上方、即ち、
ゴムシート12の上方に向けられたカッター刃34の傾
斜面は、移動中心Cに対して角度gで接触する。このた
め、カッター刃34の刃先の傾斜によってゴムシート1
2の切断が開始されると、ゴムシート12が上方へ移動
して、カッター刃34の切断による圧力がゴムシート1
2から解放される。
【0056】この結果、カッター刃34によって切り口
付近に無用な圧力が加わることがなく、切断角度15°
〜45°でゴムシート12が切断される。
【0057】ゴムシート12が切断されることによって
ゴムシート12から突出したカッター刃34の先端部
は、支持部14の刃受け部24に接触するか、又は刃受
け部24を切り込む。刃受け部24はシリコン等の軟質
の部材で構成されているため、刃受け部24によってカ
ッター刃34の先端部が傷つくことがない。また、カッ
ター刃34は、刃受け部24に接触することによって支
持部14近傍の周辺部材と接触して損傷することがな
い。
【0058】従って、切断時の抵抗を低減すると共に切
断面に無用な圧力を加えることなくゴムシート12を切
断し、良好な切断面性状で容易に且つ効率よくゴムシー
ト12を切断することができる。
【0059】また、切断時の抵抗が低減されるため、高
周波数アンプの能力や超音波振動子44の強度を小さく
することができ、これにより、切断装置10の小型化を
効率よく図ることができる。
【0060】さらに、カッター刃34は片刃形状である
ので、カッター刃34の非傾斜面と移動中心Cとを容易
に一致させてカッター刃34を移動させることができ、
確実に所望する角度でゴムシート12を切断することが
できる。
【0061】本実施の形態ではカッター刃34は、移動
中心Cと振動刃32の中心線とを一致させて切断を行っ
たが、必ずしも一致又は平行させなくてもよい。
【0062】図5に示されるように、カッター刃34の
中心線Eをカッター刃34の移動経路Cと、ゴムシート
12に対する角度を変えることもできる。このようにカ
ッター刃34の中心線Eを、移動中心Cに対して図5上
方(+方向)に又は図5下方(−方向)に角度eで傾け
ても、前記同様の効果を得ることができる。但し、角度
eの値が+方向に大きくなると、傾斜角度gを有する刃
部分の先端部分とゴムシート12との接触角度が大きく
なり、一方、角度eの値が−方向に大きくなると、支持
側のゴムシート12にカッター刃34が押しつけられ
て、切断時の抵抗が大きくなると共に切断面性状が損な
われるため、好ましくない。このため、角度eは、−1
°〜3°程度にすることが好ましい。
【0063】本実施の形態では、カッター刃34をボル
ト40によってホーン36に固定させた振動刃32を用
いたが、カッター刃34とホーン36との連結はこれに
限定されない。
【0064】図6には、他の振動刃50が示されてい
る。この振動刃50は、ホーン52の移動方向先端側の
端部の一部が進行方向に対して突出した突出部54を有
し、突出部54にカッター挿入溝56が幅方向に向かっ
て設けられている。カッター挿入溝56の厚み寸法J
は、カッター刃34の厚み寸法dよりもわずかに大きく
設けられている。突出部54にはボルト孔58が穿設さ
れている。カッター刃34をカッター挿入溝56に挿入
し、ボルト59をボルト孔58に挿入して締めることに
よりカッター挿入溝56が狭められて、カッター刃34
が挟持される。これにより、カッター刃34が固定され
て、所望する角度でゴムシート12を切断することがで
きる。
【0065】なお、本発明の実施の形態に係る振動刃3
2は、カッター刃34とホーン36、52とを分離させ
たが、図7(A)及び図7(B)に示されるように、カ
ッター刃部62、72とカッター刃部62、72に振動
を伝達するホーン部64とを一体化させた振動刃60、
70とすることもできる。この場合には、ホーン部64
を所定の位置に固定させるだけでカッター刃部62、7
2の位置が固定されるので、より一層安定して振動刃6
0、70を使用することができる。
【0066】また、本発明の実施の形態ではカッター刃
34の先端部に角度gの傾斜を有しているが、これに限
定されない。例えば図7(B)に示される振動刃70で
は、ホーン部64からカッター刃部72の先端に向かっ
て傾斜している。
【0067】本発明の実施の形態では、カッター刃34
をステンレス製としたが、特定の被切断部材を切断可能
な適当な強度を有する材料の部材であれば全て適用する
ことができ、特に限定されない。
【0068】本発明の実施の形態では、移動中心Cと中
心線とを一致させてゴムシート12を切断する切断刃3
2のカッター刃34を片刃形状のカッター刃34とした
が、ゴムシート12の支持側に対向するカッター刃34
の刃先の面に対して平行状態で振動刃32の移動中心C
が配置されれば、これに限定されない。
【0069】図8には本発明の他の振動刃80が示され
ている。振動刃80は、カッター刃82とホーン84と
が一体化している。カッター刃82の刃先部分は、ゴム
シート12の支持側に対向し、所定の角度で傾斜した傾
斜面86と、ゴムシート12の上方に向けられ、所定の
角度で傾斜した傾斜面88とを有する両刃となってい
る。
【0070】振動刃80は、移動中心Cに対して振動刃
80の中心線Hは角度kで傾けられて配置されている。
このため、送りねじ機構90によって、移動中心Cに沿
って振動刃80が移動すると、カッター刃82の刃先部
分のうちゴムシート12の支持側に対向する傾斜面86
が、振動刃80の移動中心Cと一致する(図8(A)参
照)。
【0071】図8(B)に示されるように、振動刃80
を移動中心Cに従って移動すると、ゴムシート12の支
持側に対向する傾斜面86が移動中心Cに沿って移動す
る。このため、傾斜面86が所定の角度で傾斜していて
も、ゴムシート12の支持側に対して水平状態で接触す
る。
【0072】一方、ゴムシート12の上方に向けられた
傾斜面88は、刃先部分でゴムシート12に対して斜め
状態に接触し、ゴムシート12を切断する。このとき、
ゴムシート12の反支持側は図8上方へ移動して、切断
時の圧力を解放する。
【0073】これにより、ゴムシート12は、支持側で
傾斜面86と水平状態で接触し、反支持側で傾斜面88
と斜め状態で接触する。カッター刃82が傾斜面86に
沿って移動することにより、ゴムシート12は支持側で
カッター刃82の傾斜面86によって押し潰されること
がない。従って、低い抵抗でゴムシート12を切断する
ことができ、良好な切断面性状で効率よく切断すること
ができる。
【0074】なお、両刃のカッター刃82を有する振動
刃80を用いて両刃の場合を説明したが、カッター刃8
2とホーン84とが分離可能であっても、前記同様の効
果を得ることができる。
【0075】また、本発明の実施の形態ではゴムシート
12をコンベア16A、16B上に載置して切断位置の
位置決めを行ったが、これに限定されない。また、コン
ベア16A、16Bや搬送ローラ18などの搬送手段が
なくてもよい。
【0076】さらに、本発明の実施の形態ではゴムシー
ト12を支持部14上に載置して上方から下方に向かっ
て振動刃32を移動させて切断を行ったが、これに限定
されない。例えば、ゴムシート12を下方から上方に向
かって切断することもできる。この場合には、ゴムシー
ト12の移動が振動刃32によって妨げられる振動刃3
2上方側に振動刃32のカッター刃34の水平部分が配
置されるように、カッター刃34の傾斜部分をゴムシー
ト12の下方側に向ける。このように、カッター刃34
の移動によるゴムシート12の移動方向を考慮し、ゴム
シート12の反支持側にカッター刃34の傾斜を向ける
ことによって、如何なる方向であっても前記同様にゴム
シート12を高い切断面性状で且つ切断時の抵抗を減少
させて効率よく切断することができる。
【0077】本発明の実施の形態では、移動機構として
送りねじ機構90を用いたが、カッター刃34がゴムシ
ート12に対して所定の角度で接触して切断可能であれ
ば、他の機構を適用しても、前記同様の効果を得ること
ができる。
【0078】本発明の実施の形態では、帯状のゴムシー
ト12を振動刃32によって切断する場合を例に説明し
たが、切断装置10で切断可能な部材は、ゴムシート1
2に限定されない。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、高
周波振動機構に連結された振動刃が、刃先の一方の面を
被切断部材の表面に対して所定の角度で傾斜されて保持
され、この刃先の一方の面に沿って被切断部材へ向けて
移動させて、被切断部材を押し潰すことがなく非切断部
材を切断することができるので、容易に且つ効率よく良
好な切断面性状で被切断部材を切断することができ、装
置を小型化すると共に汎用の材料、例えばステンレス等
で振動刃を構成することができ、装置のコストダウンを
図ることができる。
【0080】このとき、振動刃の刃先部分を片刃形状に
することによって、被切断部材の支持側を押しつぶすこ
となく切断を行い、また、非傾斜面によって移動経路の
傾斜角度を容易に設定することができる。これにより、
一層確実に所望する角度に振動刃を配置することがで
き、一層切断時の抵抗を一層低減することができ、切断
面性状を一層向上させて確実に切断することができる。
【0081】更に、振動刃が切断部と基部とに分離可能
にすることによって、効率よく製造し、また、切断部の
みの交換を行うことができるため利便性を向上させると
共に予備品のコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る切断装置の斜視部で
ある。
【図2】本発明の実施の形態に係る切断装置の側面断面
図である。
【図3】本実施の形態に係る切断装置の振動刃の刃部の
部分拡大図である。
【図4】(A)は、本実施の形態に係る切断装置の切断
開始時を示す側面図、(B)は(A)の切断終了時を示
す側面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る他の切断装置の部分
拡大図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る他の振動刃の部分拡
大図である。
【図7】(A)は本発明の実施の形態に係る他の振動刃
の部分拡大図、(B)は本発明の実施の形態に係る他の
振動刃の部分拡大図である。
【図8】(A)は本発明の他の実施の形態に係る振動刃
の切断開始時を示す側面図、(B)は(A)の切断終了
時を示す側面図である。
【図9】従来の切断装置の斜視部である。
【図10】(A)は従来の切断装置の部分拡大側面図、
(B)は(A)の切断状態を示す側面図、(C)は
(A)の他の切断状態を示す側面図、(D)は(A)の
他の切断状態を示す側面図である。
【符号の説明】 10 切断装置 12 ゴムシート(被切断部材) 14 支持部 22 アンビル部 24 刃受け部 24A 切欠き部 26 抑え部(押圧手段) 30 切断部 32 振動刃 34 カッター刃(切断刃) 36 ホーン(基部) 42 コーン 44 超音波振動子(高周波振動機構) 50 振動刃 90 送りねじ機構(移動手段) 93 保持機構(保持手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部材上の所定幅の被切断部材を切断
    する切断装置であって、 超音波を含む高周波振動を発生する高周波振動機構と、 前記高周波振動機構に連結され、該高周波振動機構の駆
    動によって振動されながら前記被切断部材に接触するこ
    とにより、被切断部材を幅方向に沿って切断可能な振動
    刃と、 前記振動刃を、刃先の一方の面を前記切断部材の表面に
    対して所定の角度で傾斜させて保持する保持手段と、 前記保持手段によって保持された前記振動刃を、前記被
    切断部材の表面に対向する一方の面に沿って、前記被切
    断部材へ向けて移動させる移動手段と、 を含むことを特徴とする切断装置。
  2. 【請求項2】 前記振動刃が、片刃形状であり、 前記保持手段が、前記振動刃の刃先の非傾斜面を前記被
    切断部材側へ向けて保持していることを特徴とする請求
    項1に記載の切断装置。
  3. 【請求項3】 前記振動刃が、前記高周波振動機構に連
    結された基部と前記被切断部材に接触する切断刃とに分
    離可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載の切断装置。
  4. 【請求項4】 前記被切断部材を切断位置近傍で前記支
    持部材に向けて押さえて、前記支持部材との間で保持す
    る押圧手段を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のいずれか1項に記載の切断装置。
  5. 【請求項5】 前記振動刃の移動方向の前記被切断部材
    よりも下流側に、該振動刃の刃先が進入する位置に切欠
    き部を有する刃受け部を更に備えたことを特徴とする請
    求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の切断装置。
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