JP6372787B1 - 診察スコープ用ガイド機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】診察スコープの挿入ガイド機能と位置決めガイド機能と診察器具の操作ガイド機能とを兼ね備えた診察スコープ用ガイド機構を提供する。【解決手段】ガイド機構22は、挿入方向に向けて凹凸の無い滑らかな先細り形状となった第1ガイド面23aを有するガイド部23と、ガイド部を診察スコープに取り外し可能に取り付けるための取付部24と、ガイド部をガイド機構に対して取り外し可能に装着させ、かつ、取付部に一体化された装着構造28と、を具備する。【選択図】図9

Description

本発明は、例えば、耳腔や鼻腔などの管腔を光学的に診察する診察スコープ(例えば、内視鏡、ビデオスコープ)に用いられる診察スコープ用ガイド機構に関し、当該ガイド機構は、診察スコープを管腔に挿入する際のガイドとしての機能と、管腔に挿入した診察スコープを診察対象に向けて安定的に位置決めガイドする機能と、診察スコープを安定的に位置決めした状態において、診察器具(例えば、鉗子、メス)を診察対象に向けて精度良く効率的にガイドする機能と、を兼ね備えている。
従来、上記した診察スコープの仕様としては、ユーザの手持ち操作によって、例えば、当該診察スコープを管腔に挿入したり、当該診察対象に向けて操作したりするほか、当該診察スコープによる診察に際し、上記した診察器具を診察対象に向ける操作が行われている。
特表2005−519666号公報
ところで、上記管腔は、比較的狭い空間領域であり、一方、当該管腔に挿入する上記診察スコープの挿入部(例えば、スコープ先端部)は、硬性を有している。この場合、診察スコープを管腔に挿入する際、診察スコープの挿入部(スコープ先端部)と管腔とは、相互に接触し易い状態となる。そうすると、当該接触圧の程度によっては、管腔が傷付いたり、損傷したりしてしまう。
また、上記診察スコープは、手持ち操作され、一方、当該診察スコープの挿入部(スコープ先端部)は、細長い棒状を有している。この場合、診察中において、当該挿入部(スコープ先端部)の向きを一定方向に位置決めすることは、極めて困難であり、当該挿入部(スコープ先端部)の向きは、常に変化し易い状態となる。そうすると、当該変化の程度によっては、診察スコープの視界から診察対象が外れてしまう。
更に、上記診察スコープによる診察においては、例えば、検体の摘出や外科的処置が行われる状況が想定される。この場合、診察スコープの操作と同時に、上記診察器具の操作も必要となるが、両者を同時に手持ち操作することは、ある程度の熟練を必要とする。そうすると、熟練の程度によっては、当該診察器具を診察対象に向けて操作することが困難になってしまうか、或いは、操作することができなくなってしまう。
そこで、本発明の目的は、診察スコープの挿入ガイド機能と位置決めガイド機能と診察器具の操作ガイド機能とを兼ね備えた診察スコープ用ガイド機構を提供することにある。
かかる目的を達成するために、本発明の診察スコープ用ガイド機構は、挿入方向に向けて凹凸の無い滑らかな先細り形状となった第1ガイド面を有するガイド部と、ガイド部を診察スコープに取り外し可能に取り付けるための取付部と、ガイド部をガイド機構に対して取り外し可能に装着させ、かつ、取付部に一体化された装着構造と、を具備する。
本発明によれば、診察スコープを管腔に向けてガイドしつつ挿入することができると共に、管腔に挿入した診察スコープを診察対象に向けて安定的に位置決めガイドすることができ、更に、診察スコープを安定的に位置決めした状態において、診察器具を診察対象に向けて精度良く効率的にガイドすることができる。
本発明の第1実施形態に係るガイド機構が適用される診察スコープの仕様を模式的に示す図。 (a)は、モニタ側から見たスコープ本体の平面図、(b)は、スコープ本体の側面図、(c)は、操作部側から見たスコープ本体の平面図。 診察スコープの先端部に適用された撮像ユニットの斜視図。 第1実施形態に係るガイド機構の全体の構成を示す斜視図。 図4のガイド機構を診察スコープに取り付けた状態を示す斜視図。 ガイド機構を介して診察器具を診察対象に向けて操作している状態を示す斜視図。 ガイド機構を介して診察スコープを管腔に挿入している状態を示す斜視図。 第1実施形態の変形例に係るガイド機構を示す斜視図。 本発明の第2実施形態に係るガイド機構の全体の構成を示す斜視図。 第2実施形態において、ガイド部のみを使い捨てタイプとする仕様の分解斜視図。 図9のガイド機構を診察スコープに取り付けるプロセスを示す斜視図。
「第1実施形態に係る診察スコープの概要」
図1〜図8には、本発明の第1実施形態に係る診察スコープの仕様が示されている。この場合、診察スコープとしては、例えば、耳腔や鼻腔などの管腔を光学的に診察する診察スコープ(例えば、内視鏡、ビデオスコープ)を想定することができる。当該診察スコープには、後述するガイド機構22が取り外し可能に取り付けられる。なお、図1〜図3には、診察スコープの一例として、耳腔診察用ビデオスコープが示されている。
図1〜図3に示すように、本実施形態の耳腔診察用ビデオスコープ1(以下、ビデオスコープと言う)は、診察対象2を視界に確保しつつ、当該診察対象2を撮影及び録画すると共に、モニタ3(表示面3s)上に映像化することを可能にしている。ここで、診察対象2としては、例えば、耳孔(外耳道)、鼓膜など、耳腔(管腔)の各所を想定することができる。ビデオスコープ1は、これらの腔所を診察するための専用アタッチメント4を有している。
図1には、専用アタッチメントの一例として、耳腔診察用アタッチメント4(鼓膜診察用スコープとも言う)が示されている。耳腔診察用アタッチメント4は、耳腔(管腔)に挿入可能な耳腔挿入部4a(管腔挿入部とも言う)を備えている。耳腔(管腔)挿入部4aは、硬性を有していると共に、真っ直ぐに延びた円筒形状を有している。
耳腔(管腔)挿入部4aは、サポート部4bに支持されている。サポート部4bは、重力方向Gd(図1参照)で見て、上下方向に沿って構成されている。耳腔(管腔)挿入部4aは、サポート部4bの上端(具体的には、支持部4d)に支持されている。なお、サポート部4bの下端は、コネクタ5を介して、スコープ本体6に取り付けられている。
コネクタ5は、第1コネクタ部5aと、第2コネクタ部5bと、解放つまみ5cと、を有している。第1コネクタ部5aは、スコープ本体6の取付部6a(最上面)に設けられている。第2コネクタ部5bは、上記したサポート部4bの下端に設けられている。この場合、双方のコネクタ部5a,5bを相互に連結させることで、スコープ本体6に耳腔診察用アタッチメント4を取り付けることができる。なお、解放つまみ5cを引っ張り操作することで、コネクタ部5a,5bの相互の連結状態を解放させることができる。
更に、耳腔(管腔)挿入部4a(耳腔診察用アタッチメント4)には、スコープ先端部4cが設けられている。スコープ先端部4cは、例えば、診察対象2に挿入したり、診察対象2に沿って操作したりすることが可能に構成されている。スコープ先端部4cには、後述する撮像ユニット12が配置されている。診察対象2の画像は、当該撮像ユニット12を介して、スコープ本体6に取り込まれ、撮影、録画、映像化に供される。撮像ユニット12の詳細は後述する。
スコープ本体6は、ユーザの手指で握持可能なグリップ部6bと、抜け止め部6cと、を備えている。グリップ部6bは、重力方向Gdで見て、スコープ本体6の下部、換言すると、取付部6aの真下に構成されている。グリップ部6bは、ユーザが片手(右手、左手)で握持可能な長楕円形状の輪郭を有している。抜け止め部6cは、重力方向Gdで見て、グリップ部6bの上側の部分に隣設されている。抜け止め部6cは、グリップ部6bよりも出っ張らせて構成されている。
かかる構成において、ユーザが手指でグリップ部6bを握持する。このとき、当該ユーザの手指の一部(例えば、人差し指、中指)が、抜け止め部6cに引っ掛かる。これにより、グリップ部6bが、ユーザの手指から重力方向下側に抜け落ちることはない。
更に、スコープ本体6は、撮影ボタン7及び録画ボタン8が設けられた操作部6dを備えている。撮影ボタン7及び録画ボタン8は、重力方向Gdで見て、上下方向に並んで配置されている。操作部6dは、取付部6a(最上面)とグリップ部6bとの間に位置付けられている。換言すると、操作部6dは、取付部6a(最上面)から重力方向Gdに沿って下方に連続させて構成されている。操作部6dは、ユーザが手指でグリップ部6bを握持した状態において、指先の軌道(即ち、可動範囲)に沿った輪郭を有している。操作部は、重力方向Gdで見て、上下方向に沿って滑らかな曲面形状の輪郭を有している。
かかる構成において、ユーザが手指でグリップ部6bを握持する。このとき、操作部6dは、当該ユーザの手指(例えば、人差し指、中指)の可動範囲内に位置付けられる。これにより、ユーザは、当該手指を、操作部6dに沿ってスムーズかつ容易に移動させることができる。かくして、ユーザは、撮影ボタン7や録画ボタン8をスムーズかつ容易に押すことができる。
更に、スコープ本体6は、光源9と、上記モニタ3と、を備えている。モニタ3は、その表示面3sに、診察対象2を映像化させることが可能に構成されている。モニタ3は、操作部6dの反対側に位置付けられている。モニタ3の表示面3sは、操作部6d(撮影ボタン8及び録画ボタン9が設けられた操作面)とは反対向きに位置付けられている。モニタ3は、重力方向Gdで見て、取付部6a(最上面)よりも下方にズラして位置付けられている。
この場合、ユーザが手指でグリップ部6bを握持する。このとき、モニタ3(表示面3s)は、ユーザが直視可能に位置付けられる。なお、光源9は、診察対象2を照明するために、上記した第1コネクタ部5aに配置されている。光源9としては、既存の発光素子(LED)を適用することができる。
また、スコープ本体6は、電源ボタン10a(図1参照)やメニューボタンなどを含んだボタン群10を備えている。例えば、電源ボタン10aを押すことで、診察対象2を撮影、録画、映像化させる機能を発揮させることが可能となる。電源として、例えば、3本の一次電池11(単3電池、AAバッテリ)が適用されている(図2(b)参照)。なお、ボタン群10は、ユーザが手指でグリップ部6bを握持した状態において、誤って押すことができない位置に配置されている。図面では一例として、ボタン群10は、操作部6dとモニタ3との間のスコープ本体6の側面に配置されている。
図3に示すように、撮像ユニット12は、スコープ先端部4cの外形寸法を、例えば数ミリ以下の超極細径に設定可能に構成されている。撮像ユニット12は、スコープ先端部4cに配置可能な中空円筒形のケース本体14と、複数の発光部15と、受光部16と、を有している。発光部15及び受光部16は、ケース本体14の内部に収容されている。発光部15は、診察対象2に向けて光を出力可能に構成されている。受光部16は、光が照射された診察対象2からの画像を入力可能に構成されている。ケース本体14の内部において、発光部15は、受光部16の周囲に沿ってレイアウトされている。
更に、撮像ユニット12は、中空の正四角柱形状のホルダ17を有している。ホルダ17は、発光部15及び受光部16を、ケース本体14内に保持可能に構成されている。ホルダ17は、ケース本体14の内部を区画するように、互いに平行に対向した4つの壁部17aを備えている。4つの壁部17aは、隣り合う壁部17aが互いに直交している。
ここで、ホルダ17をケース本体14の内部に収容させた状態において、ケース本体14の内部は、第1領域18と、第2領域19と、に区画されている。第2領域19は、第1領域18の周囲に沿ってレイアウトされている。第1領域18は、4つの壁部17aで囲まれた正方形の断面輪郭を有している。第2領域19は、壁部17aとケース本体14とで囲まれた断面輪郭を有している。第1領域18に、受光部16が収容されている。第2領域19に、発光部15が収容されている。
発光部15は、診察対象2に向けて光を出力可能に構成されている。発光部15には、両端を有するライトガイド20(例えば、光ファイバ20f)と、上記した光源9と、が接続されている。ライトガイド20の一端部は、撮像ユニット12のケース本体14に収容されている。ライトガイド20の他端部は、光源9からの光を入射可能に構成されている。
受光部16は、光が照射された診察対象2からの画像を入力可能に構成されている。受光部16には、対物レンズ21と、センサ(図示しない)と、が設けられている。センサは、対物レンズ21の背後に配置されている。対物レンズ21は、ホルダ17に固定されている。センサとしては、例えば、CMOSやCCDなどの撮像素子を適用することができる。センサは、固定具(図示しない)によって、ホルダ17に固定されている。
以上、本実施形態のビデオスコープ1によれば、ユーザが手指でグリップ部6bを握持した状態において、診察に際し、ユーザの視線13の先に、耳腔(管腔)挿入部4a(スコープ先端部4c)と、診察対象2(耳腔)とを、真っ直ぐに整列した位置関係に位置付けることができる。これにより、モニタ3を、ユーザが直視可能であって、かつ、ユーザの視線13を回避した位置に位置付けることができる。この結果、診察対象2に対するスコープ先端部4cの挿入性及び操作性を向上させることができる。
更に、本実施形態のビデオスコープ1によれば、グリップ部6bを長楕円形状とし、ユーザが片手(右手、左手)で握持可能に構成する。これにより、ユーザの手指の中でグリップ部6bが回転するのを防止することができる。この結果、診察対象2に対するスコープ先端部4c(即ち、ビデオスコープ1)の挿入方向及び操作方向を安定化させることができる。
「診察スコープ用ガイド機構22」
図4〜図6には、上記したビデオスコープ1に適用される診察スコープ用ガイド機構22(以下、ガイド機構と言う)が示されている。当該ガイド機構22は、中空のガイド部23と、取付部24と、ガイド部23及び取付部24を連結する連結部25と、を具備している。
「ガイド部23」
ガイド部23は、ビデオスコープ1(耳腔(管腔)挿入部4a)の挿入方向において、両端(基端23p、先端23t)を有している。ガイド部23の内部は、基端23pから先端23t、換言すると、後述する開口(基端開口Hp、先端開口Ht)の相互間に亘って、中空状に貫通させて構成されている。この場合、ガイド機構22をビデオスコープ1に適用した状態において、ガイド部23は、上記した耳腔(管腔)挿入部4aを収容可能に構成されている。
なお、ガイド部23は、耳腔(管腔)挿入部4aの全体を収容するように構成してもよいし、耳腔(管腔)挿入部4aの一部を収容するように構成してもよい。いずれの場合でも、ガイド部23は、少なくともスコープ先端部4cが収容されるように構成することが好ましい。
更に、ガイド部23は、その全体が、ビデオスコープ1(耳腔(管腔)挿入部4a)の挿入方向に向かうに従って先細り形状となっている。この場合、ガイド部23は、基端23pから先端23tに向かうに従って先細り形状となった輪郭(外側輪郭、内側輪郭)を有している。
外側輪郭は、ガイド部23の外面形状を規定し、ガイド部23の外面には、第1ガイド面23aが構成されている。一方、内側輪郭は、ガイド部23の内面形状(即ち、外面の反対側における中空の内面形状)を規定し、ガイド部23の内面には、第2ガイド面23bが構成されている。
ガイド部23の外面(第1ガイド面23a)は、ガイド部23の基端23pから先端23tに向かうに従って滑らかな先細り形状を有している。第1ガイド面23aは、ビデオスコープ1を耳腔(管腔)に挿入する際のガイドとしての機能と、耳腔(管腔)に挿入したビデオスコープ1を診察対象2(例えば、鼓膜)に向けて安定的に位置決めガイドする機能と、を有している。双方の機能の詳細については後述する。
ガイド部23の内面(第2ガイド面23b)は、ガイド部23の基端23pから先端23tに向かうに従って滑らかな先細り形状を有している。第2ガイド面23bは、例えば図7に示すように、ガイド部23を診察対象2に位置決めした状態において、後述する診察器具26(例えば、鉗子、メス)を、例えば、診察対象2の耳腔2aや鼓膜2bに向けて精度良く効率的にガイドする機能を有している。当該機能の詳細については後述する。
図4〜図6では、先細り形状の一例として、第1ガイド面23a及び第2ガイド面23bは、滑らかな円錐形状を有している。この場合、滑らかな円錐形状とは、凹凸の全く無い円錐面として規定することができる。なお、ビデオスコープ1の使用目的や用途に応じて、ガイド部23の輪郭を円錐形状以外の形状に設定してもよい。
また、ガイド部23の両端(基端23p、先端23t)には、開口(基端開口Hp、先端開口Ht)が設けられている。基端開口Hpは、先端開口Htよりも大きく構成されている。基端開口Hpと先端開口Htとは、互いに平行に対向させて配置されている。先端開口Htは、上記した耳腔(管腔)挿入部4aの先端部(即ち、スコープ先端部4c)の外形寸法よりも僅かに大きく構成されている。なお、基端開口Hpは、先端開口Htよりも大きな形状であれば、例えば、円形、矩形、楕円形など任意の形状に構成することができる。
ここで、図4〜図6に示すように、スコープ先端部4c及び先端開口Htが、共に円形に構成された仕様を想定すると、先端開口Htの内径(直径)D1は、スコープ先端部4cの外径(直径)D2よりも僅かに大きく設定することが好ましい。なお、ビデオスコープ1の使用目的や用途に応じて、スコープ先端部4c及び先端開口Htを円形以外の形状に設定してもよい。
「取付部24」
取付部24は、ビデオスコープ1に対して取付可能に構成されている。取付部24は、上記した耳腔(管腔)挿入部4aを支持する支持部4dに対して取り外し可能に取り付けられる。図5〜図6では一例として、支持部4dは、矩形の立体的形状を有し、耳腔診察用アタッチメント4に一体的に成形されている。支持部4dは、耳腔(管腔)挿入部4aのスコープ基端部4e(即ち、スコープ先端部4cとは反対側の部位)を支持可能に構成されている。
更に、取付部24は、取付孔24hを有し、取付孔24hは、取付部24を貫通させて構成されている。取付孔24hの貫通方向は、耳腔(管腔)挿入部4aの延出方向に沿って平行に設定されている。取付孔24hは、上記した基端開口Hp及び先端開口Htに対向させて配置されている。取付孔24hの孔形状(孔輪郭)は、上記した支持部4dの外形輪郭(即ち、矩形の立体的形状)に一致させるか、或いは、僅かに大きく構成されている。これにより、取付孔24hに支持部4dを挿入させた状態において、取付部24を当該支持部4dにガタ付くこと無く(安定的に)取り付けることができる。
「連結部25」
連結部25は、ガイド部23と取付部24とを連結可能に構成されている。連結部25は、ガイド部23の基端23pと取付部24とを連結している。連結部25は、取付孔24h並びに基端開口Hp及び先端開口Htを回避した位置に設けられている。連結部25は、その全長(長さ)を、例えば、予め設定した第1用途(図5参照)と第2用途(図6参照)のいずれかに変更可能に構成されている。
ここで、連結部25の全長(長さ)を変更することで、ガイド部23の基端23pと取付部24との間の距離を調整(即ち、増減変更)させることができる。なお、連結部25の全長(長さ)を変更(調整)させる方向は、上記した耳腔(管腔)挿入部4aに沿って平行な方向として規定することができる。また、連結部25の全長(長さ)は、第1及び第2用途以外の各種用途に応じて変更可能であることは言うまでもない。
この場合、ガイド機構22は、合成樹脂によって成形することができる。第1用途に調整する仕様では、当該第1用途の全長(長さ)に設定された連結部25を含めて、ガイド部23及び取付部24が一体成形される。一方、第2用途に調整する仕様では、当該第2用途の全長(長さ)に設定された連結部25を含めて、ガイド部23及び取付部24が一体的に成形される。
「ガイド機構22の取付仕様(第1用途、第2用途)」
図5では、第1用途に調整されたガイド機構22が、ビデオスコープ1に取り外し可能に取り付けられている。この場合、取付部24の取付孔24hに、耳腔(管腔)挿入部4a(スコープ先端部4cからスコープ基端部4e)を通して支持部4dを挿入する。これにより、取付部24が支持部4dに取り外し可能に取り付けられる。このとき、スコープ先端部4cを含む耳腔(管腔)挿入部4aの一部が、ガイド部23の中空状の内部に収容される。かくして、スコープ先端部4cの先端面(即ち、発光部15、受光部16)が、ガイド部23の先端開口Htに位置付けられる。
図6では、第2用途に調整されたガイド機構22が、ビデオスコープ1に取り外し可能に取り付けられている。この場合、取付部24の取付孔24hに、耳腔(管腔)挿入部4a(スコープ先端部4cからスコープ基端部4e)を通して支持部4dを挿入する。これにより、取付部24が支持部4dに取り外し可能に取り付けられる。このとき、スコープ先端部4cを含む耳腔(管腔)挿入部4aの一部が、ガイド部23の中空状の内部に収容される。かくして、スコープ先端部4cの先端面(即ち、発光部15、受光部16)が、ガイド部23の先端開口Htから離間して(換言すると、先端開口Htよりも引っ込んだ位置に)位置付けられる。
かかる第2用途によれば、耳腔(管腔)挿入部4a(スコープ先端部4c)とガイド部23(第2ガイド面23b)との間には、操作通路27が確保される。操作通路27は、例えば、鉗子やメスなどの診察器具26を円滑に挿通可能な広さ(大きさ)を有して構成されている。
ここで、診察器具26を、基端開口Hpからガイド部23の内部に向けて挿入する。このとき、診察器具26は、第2ガイド面23bに沿って案内される。第2ガイド面23bは、先端開口Htに向けて先細り(円錐)形状を有している。これにより、第2ガイド面23bに沿って案内された診察器具26は、先端開口Htに向けて案内され、当該先端開口Htから外方に送り出される。かくして、診察器具26を、先端開口Htから診察対象2(例えば、鼓膜2b)に向けて操作することが可能となる。
「第1実施形態に係るガイド機構22の作用、効果」
本実施形態によれば、ビデオスコープ1を診察対象2(例えば、耳腔2a)に挿入する際(図7参照)、ガイド機構22のガイド部23(第1ガイド面23a)が耳腔2aに沿って移動しつつ、耳腔(管腔)挿入部4a(スコープ先端部4c)を耳腔2a内に前進させる。このとき、第1ガイド面23aは、耳腔(管腔)挿入部4a(スコープ先端部4c)を耳腔2aに挿入する際のガイドとしての機能を発揮する。この間、耳腔(管腔)挿入部4a(スコープ先端部4c)は、ガイド部23に収容された状態に維持される。これにより、耳腔(管腔)挿入部4a(スコープ先端部4c)と耳腔2aが、相互にダイレクトに接触することは無い。この結果、耳腔(管腔)挿入部4a(スコープ先端部4c)を、安全かつ確実に耳腔2aに挿入させることができる。
本実施形態によれば、ガイド機構22のガイド部23(第1ガイド面23a)は、基端23pから先端23tに向かうに従って先細り(円錐)形状を有している。ここで、ビデオスコープ1を診察対象2(例えば、耳腔2a)に挿入する際、ガイド部23(第1ガイド面23a)は、その先端23tから耳腔2a内を移動した後、やがて、耳腔2aよりも太径となった部位が当該耳腔2a内に接触する。これにより、ガイド部23(第1ガイド面23a)の移動が阻止される。このとき、耳腔(管腔)挿入部4a(スコープ先端部4c)の前進も停止される。この結果、耳腔(管腔)挿入部4a(スコープ先端部4c)が前進し過ぎて、誤って診察対象2(例えば、鼓膜2b)に接触してしまうといった不具合の発生を未然に防止することができる。
本実施形態によれば、上記したように、ガイド部23(第1ガイド面23a)の移動が阻止された際に、当該ガイド部23(第1ガイド面23a)は、耳腔2a内壁の一部で支えられた状態に維持される。このとき、ガイド部23に収容された耳腔(管腔)挿入部4a(スコープ先端部4c)も、耳腔2a内壁の一部で支えられた状態に維持される。これにより、診察中、耳腔(管腔)挿入部4a(スコープ先端部4c)の向きを一定方向に位置決めすることが容易となる。この結果、ビデオスコープ1の視界内に、診察対象2(例えば、鼓膜2b)を簡単かつ正確に位置付けることができる。
本実施形態によれば、耳腔(管腔)挿入部4a(スコープ先端部4c)とガイド部23(第2ガイド面23b)との間に、上記した操作通路27を確保することができる(図6参照)。このとき、第2ガイド面23bは、診察器具26を耳腔2aに向けてガイドする機能を発揮する。これにより、熟練の度合いを問わず誰でも簡単に、ビデオスコープ1と診察器具26の両者を同時に手持ち操作することができる。この結果、ビデオスコープ1での診察中に、更に、診察器具26を診察対象2(例えば、鼓膜2b)に向けて簡単かつ精度良く操作することができる。かくして、ビデオスコープ1による診察中に、当該ビデオスコープ1の操作と同時に、例えば鉗子やメスなどの診察器具26の操作を安全かつ間違い無く行うことができる。
本実施形態によれば、上記した第1用途及び第2用途のいずれの仕様でも(図5〜図6参照)、スコープ先端部4cの先端面(即ち、発光部15、受光部16)は、ガイド部23の先端開口Htに対向(正対)させて位置付けられる。これにより、発光部15から出力された光は、先端開口Htから診察対象2に向けて漏れなく出力され、光が照射された診察対象2からの画像は、先端開口Htから受光部16に向けて漏れなく入力される。この結果、診察対象2の画像の撮影、録画、映像化に支障を来すことは無い。
本実施形態によれば、ガイド機構22(ガイド部23、取付部24、連結部25)の全体を比較的安価に一体成形することができる。これにより、当該ガイド機構22を使い捨ての仕様とすることがきる。この結果、診察対象2に対する汚染や感染を防止することができる。なお、ガイド部23のみを使い捨てタイプとすることもできるが、かかる構成については、後述の第2実施形態で説明する。
「第1実施形態の変形例(図8参照)」
上記した第1実施形態では、ガイド部23の先端23tについて、大人用サイズと子供用サイズを区別しなかったが、大人用の先端23tは、子供用の先端23tよりも大きく設定すればよい。ここで、例えば、図5に示すガイド部23を子供用とし、図8に示すガイド部23を大人用とすると、大人用(図8)のガイド部23の先端23tのサイズ(例えば、先端開口Htの内径(直径)D3)は、子供用(図5)のガイド部23の先端23tのサイズ(例えば、先端開口Htの内径(直径)D1)よりも大きく設定される。換言すると、大人用(図8)のガイド部23の先端23tの外径は、子供用(図5)のガイド部23の先端23tの外径よりも大きく設定される。なお、その他の構成、作用効果は、上記した実施形態と同様であるため、その説明は省略する。
「第2実施形態に係るガイド機構22」
図9〜図11には、本発明の第2実施形態に係るガイド機構22の仕様が示され、当該ガイド機構22は、ガイド部23のみを使い捨て可能に構成されている。本実施形態のガイド機構22には、かかる構成を実現するための装着構造28が設けられ、これにより、ガイド部23を、ガイド機構22に対して、取り外し可能に装着させることができる。この結果、ビデオスコープ1の使用時(例えば、診察対象2の撮影(録画)時)には、ガイド部23を、ガイド機構22に取り付けておくことができると共に、使用後には、ガイド部23のみを、ガイド機構22から取り外して廃棄することができる。以下、具体的に説明する。
図9〜図10に示すように、本実施形態のガイド機構22は、上記した第1実施形態と同様の構成(即ち、中空のガイド部23、取付部24、連結部25)に加えて、更に、上記した装着構造28を具備している。装着構造28は、連結部25を介して取付部24と一体化されている。即ち、連結部25は、装着構造28と取付部24を連結している。なお、取付部24及び連結部25は、第1実施形態と同様の構成であるので、その説明は省略し、以下、装着構造28及びガイド部23の説明にとどめる。
「装着構造28」
装着構造28は、ビデオスコープ1(耳腔(管腔)挿入部4a)の挿入方向において、両端(基端28p、先端28t)を有している。装着構造28の内部は、基端28pから先端28t、換言すると、後述する開口(基端開口Kp、先端開口Kt)の相互間に亘って、中空状に貫通させて構成されている。
図9〜図11では一例として、装着構造28は、その全体が、基端28pから先端28tに向かうに従って先細り形状となった輪郭(外側輪郭、内側輪郭)を有している。この場合、装着構造28は、その基端28pが連結部25に連結され、これにより、当該連結部25を含めて、装着構造28及び取付部24が一体化されている。
外側輪郭は、装着構造28の外面形状を規定し、装着構造28の外面には、装着外面28a、及び、装着溝28gが設けられている。一方、内側輪郭は、装着構造28の内面形状(換言すると、外面の反対側における中空の内面形状)を規定し、装着構造28の内面には、ゲート面28bが設けられている。
装着外面28a及びゲート面28bは、装着構造28の基端28pから先端28tに向かうに従って滑らかな先細り形状を有している。図面では一例として、装着外面28a及びゲート面28bは、滑らかな円錐形状を有している。滑らかな円錐形状とは、凹凸の全く無い円錐面として規定することができる。なお、ビデオスコープ1の使用目的や用途に応じて、装着構造28の輪郭(装着外面28a、ゲート面28b)を円錐形状以外の形状に設定してもよい。
ここで、装着外面28aは、ガイド部23をガイド機構22に取り付けておく際に、後述するガイド部23の装着内面23cを支持可能に構成されている。装着外面28aは、装着溝28gを除いて、凹凸の全く無い先細り(円錐)形状を有すると共に、後述するガイド部23の装着内面23cと同一の輪郭形状を有している。かくして、ガイド部23をガイド機構22に取り付けた状態において、装着外面28aと装着内面23cとは、互いに隙間無く面状に接触する。
装着構造28の装着外面28aに設けられた装着溝28gは、当該装着外面28aを周方向に沿って略半周に亘って螺旋状に構成されている。図面では一例として、装着溝28gは、装着構造28の基端28pから先端28tに向かう方向で見て、逆時計回り(左回り)に進む螺旋状を成している。換言すると、装着溝28gは、装着構造28の先端28tから基端28pに向かう方向で見て、時計回り(右回り)に進む螺旋状を成している。
かかる装着溝28gは、後述するガイド部23(装着内面23c)の凸部23dが係合しつつ、当該装着溝28gに沿って移動可能に構成されている。なお、装着溝28gの大きさ及び深さは、例えば、後述する凸部23dの突出量及び突出長に応じて設定されるため、ここでは特に限定しない。
また、装着構造28の両端(基端28p、先端28t)には、開口(基端開口Kp、先端開口Kt)が設けられ、基端開口Kpは、先端開口Ktよりも大きく構成されている。基端開口Kpと先端開口Ktとは、互いに平行に対向させて配置されている。基端開口Kp及び先端開口Ktは、例えば、円形、矩形、楕円形など任意の形状に構成することができる。
「ガイド部23」
ガイド部23は、上記した第1実施形態の構成と基本的に同一であるため、以下、相違する部分について説明する。即ち、ガイド部23は、装着領域23rと、装着内面23cと、凸部23dと、を有している。
装着領域23rは、上記した装着構造28(装着外面28a)に装着可能に構成されている。装着領域23rは、ガイド部23の基端23pから先端23tに向かう途中までの範囲に亘って規定されている。この場合、装着領域23rの範囲は、装着構造28(装着外面28a)の大きさ、広さなどに応じて設定されるため、ここでは特に限定しない。
装着内面23c及び凸部23dは、装着領域23rの範囲内において、ガイド部23の内面に設けられている。装着内面23cは、凸部23dを除いて、凹凸の全く無い円錐形状を有すると共に、装着構造28の外面(装着外面28a)と同一の輪郭形状を有している。なお、図面では一例として、装着内面23cは、上記したガイド部23の第2ガイド面23bに連続させて構成されている。
凸部23dは、装着内面23cから内方に突出させて構成されている。凸部23dの突出量ないし突出長は、上記した装着構造28の装着溝28gの大きさ及び深さに応じて設定されるため、ここでは特に限定しない。
「第2実施形態に係るガイド機構22の作用、効果」
本実施形態によれば、ガイド機構22(ガイド部23、取付部24、連結部25)のうち、ガイド部23のみを使い捨て可能に構成することができる。これにより、ガイド機構22の全体を使い捨て仕様とするよりも、廃棄物の総量を少なくすることができ、その結果、廃棄処理に要するコストを低減させることができる。
本実施形態によれば、例えば、使用者が手指でガイド部23を把持した状態において、ガイド部23の装着内面23cを、装着構造28の装着外面28aに被せるように配置させつつ(図11参照)、ガイド部23を時計回り(右回り)に回転させる。そうすると、装着内面23cの凸部23dが、装着外面28aの装着溝28gに係合しつつ、装着溝28gに沿って移動する。このとき、凸部23dの移動に従って、装着内面23cが装着外面28aに引き寄せられる。換言すると、装着外面28aと装着内面23cとが互いに接近し合う。これにより、装着外面28aと装着内面23cとが、互いに隙間無く面状に接触する。この結果、ガイド部23(装着内面23c)が、装着構造28(装着外面28a)に支持された状態となる。かくして、ビデオスコープ1による診察対象2の撮影(録画)時には、ガイド部23を、ガイド機構22にガタ付くこと無く安定的に取り付けておくことができる。一方、使用後には、ガイド部23を逆時計回り(左回り)に回転させるだけで、ガイド部23のみをガイド機構22から簡単かつ短時間に取り外すことができる。
本実施形態によれば、上記した第1実施形態と同様に、ガイド機構22を第2用途(図6参照)に調整した状態において、耳腔(管腔)挿入部4a(スコープ先端部4c)とガイド部23(第2ガイド面23b)との間に、操作通路27が確保される。ここで、診察器具26を、装着構造28の基端開口Kpから挿入する。このとき、診察器具26は、先細り(円錐)形状のゲート面28bから第2ガイド面23bに沿って案内された後、ガイド部23の先端開口Htから外方に送り出される。かくして、診察器具26を、先端開口Htから診察対象2に向けて操作することが可能となる。
なお、その他の作用、効果は、上記した第1実施形態と同様であるため、その説明は省略する。
1…耳腔診察用ビデオスコープ(診察スコープ)、4…耳腔診察用アタッチメント、
4a…耳腔(管腔)挿入部、4c…スコープ先端部、22…診察スコープ用ガイド機構、
23…ガイド部、23a…第1ガイド面、23b…第2ガイド面、23c…装着内面、
23r…装着領域、24…取付部、25…連結部、26…診察器具、27…操作通路、
28…装着構造、28a…装着外面、28b…ゲート面、28g…装着溝、
Hp,Kp…基端開口、Ht,Kt…先端開口。

Claims (1)

  1. 管腔に挿入する管腔挿入部を有すると共に、前記管腔挿入部のスコープ先端部に、診察対象に向けて光を出力可能な発光部と、光が照射された前記診察対象からの画像を入力可能な受光部と、が配置された診察スコープに対して、取り外し可能に取り付けられるガイド機構であって、
    前記管腔挿入部のうち少なくとも前記スコープ先端部を収容し、かつ、前記管腔挿入部の挿入方向に向けて凹凸の無い滑らかな先細り形状となった第1ガイド面を有するガイド部と、
    前記ガイド部を、前記診察スコープに取り外し可能に取り付けるための取付部と、を具備し、
    前記ガイド部を前記診察スコープに取り付けた状態において、前記管腔挿入部を前記管腔に挿入する際、前記ガイド部の前記第1ガイド面が前記管腔に沿って移動し、これにより、前記管腔挿入部を前記管腔に接触させること無く前記管腔に沿って前進させ
    前記ガイド部は、前記管腔挿入部の挿入方向に向けて凹凸の無い滑らかな先細り形状となった外側輪郭及び内側輪郭を有すると共に、
    前記外側輪郭で規定され、前記ガイド部の外面に構成された前記第1ガイド面と、
    前記内側輪郭で規定され、前記ガイド部の内面に構成された第2ガイド面と、を有し、
    前記診察スコープによる診察中に、所定の診察器具を前記管腔に挿入する際、前記診察器具は、前記ガイド部の前記第2ガイド面に沿って案内され、
    更に、前記ガイド機構は、前記ガイド部を、前記ガイド機構に対して取り外し可能に装着させ、かつ、前記取付部に一体化された装着構造を、具備し、
    前記装着構造は、外面及び内面を有すると共に、
    前記外面に設けられ、前記ガイド部を取り外し可能に装着させる装着面と、
    前記内面に設けられたゲート面と、を有し、
    前記ガイド部を前記装着構造の前記装着面に装着させた状態において、所定の診察器具を前記管腔に挿入する際、前記診察器具は、前記装着構造の前記ゲート面から前記ガイド部の前記第2ガイド面に沿って案内される診察スコープ用ガイド機構。
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