JP6372759B2 - エレベータの乗場側ロック機構 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータにおいてかごが着床していない状態で乗場の扉が開くのを防ぐためのエレベータの乗場側ロック機構に関する。
従来から、エレベータにおいてかごが着床していない状態で乗場の扉が開くのを防ぐための乗場側ロック機構が知られている(特許文献1参照)。この乗場側ロック機構は、図6に示すような、エレベータの乗場の上部に配置され且つ当該乗場の扉(乗場側扉)101の開閉に伴って水平方向に移動する掛止部102と、前記乗場の上部に固定され且つ掛止部102が掛止される被掛止部106とを前記エレベータの各階の乗場においてそれぞれ備える。
掛止部102は、乗場側扉101の戸当たり側の先端にフック103が形成され且つ乗場側扉101に対して回動可能に固定された掛止部本体104と、掛止部本体104に取り付けられる一対の被挟持部105と、を有する。掛止部本体104のフック103は、乗場側扉101が閉じた状態のときに、被掛止部106と係合する。一対の被挟持部105のうちの一方の被挟持部105Aは、掛止部本体104の回動軸104Aと同軸に配置され、他方の被挟持部105Bは、一方の被挟持部105Aに対して垂直方向よりも戸当たり側にややずれた位置に配置されている。
このように構成される乗場側ロック機構100は、前記エレベータのかご110がある階に着床していないときは、乗場側扉101の開閉と連動する掛止部102が、乗場の上部に固定されている被掛止部106に掛止されているため、乗場側扉101が開くのを防ぐ。
一方、前記エレベータのかご110が所定の階に着床し、該かご110の扉(かご側扉)111が戸開するときには、該かご110に設けられた挟持機構112によって一対の被挟持部105A、105Bが開閉方向に挟み込まれることで、他方の被挟持部105Bが一方の被挟持部105A(回動軸104A)を回転中心にして回動する。そして、他方の被挟持部105Bが一方の被挟持部105Aに対して鉛直方向の位置に至るまで回動するのに伴い、掛止部本体104は、回動軸104Aを回転中心にしてフック103が上方に移動するように回動し、これにより、掛止姿勢(図6参照)から開放姿勢(図7参照)に姿勢が変更される。続いて、挟持機構112によって一対の被挟持部105が挟持された状態でかご側扉111が開くことで、乗場側扉101がかご側扉111と連動して開く。
また、上述の乗場側ロック機構100では、かご110が所定の階に着床したときに、かご110の垂直方向の位置が予定されている位置(着床位置)から予め設定されている値(設定値)以上ずれていると、掛止部102の一対の被挟持部105の位置が、垂直方向において挟持機構112が挟み込める範囲(挟持範囲)から外れるため、掛止部本体104の姿勢が掛止姿勢のままで維持されてフック103と被掛止部106との係合状態が保たれる。即ち、乗場側ロック機構100は、かご110が乗場において着床位置から所定量以上ずれているときには、乗場側扉101が開くのを防ぐ。これにより、乗場の床とかご110の床との間に大きな段差が生じた状態で乗場側扉101が開くのを防ぐことができる。
特開2013−103780号公報
ところで、エレベータの設置された建物によっては、複数の階のうちの一部の階(例えば、一階)の乗場側扉101の垂直方向の寸法(ドア高さ)が他の階の乗場側扉101の垂直方向の寸法よりも大きい場合や、複数の階のうちの一部の階(例えば、一階)の乗場の上部に、かご110のいる階等を表示する表示部が配置されている場合がある。これらの場合には、乗場側扉101の上端位置の違いや、メンテナンス時に表示部の裏側(昇降路内側)から該表示部へアクセスするためのスペースを確保する等のために、前記一部の階の乗場における掛止部本体104の高さ位置(配置位置)が残りの階の乗場における掛止部本体104の高さ位置(配置位置)より高い位置に配置されることがある。
このように、複数の階のうちの一部の階の乗場における掛止部本体104の高さ位置が、残りの階の乗場における掛止部本体104の高さ位置と異なる場合、挟持機構112の挟持範囲を大きくすることにより、この挟持機構112によって全ての階の乗場において掛止部102の一対の被挟持部105を挟み込めるようにすることがある。
しかし、挟持機構112の挟持範囲を大きくすると、かご110が乗場に着床したときに、かご110の着床位置からのずれが前記設定値以上であっても、掛止部102の一対の被挟持部105が挟持機構112に挟み込まれて乗場側扉101が開いてしまうときがある。このように、挟持機構112の挟持範囲を大きくすると、乗場側ロック機構100が、乗場の床とかご110の床との間に大きな段差が生じたときに乗場側扉101が開くことを防げない場合がある。
そこで、本発明は、複数の階のうちの一部の階の乗場における掛止部本体の高さ位置が、残りの階の乗場における掛止部本体の高さ位置と異なっているエレベータにおいて、かごが乗場の着床位置から大きくずれているときに、当該乗場の扉が開くのを防ぐことができるエレベータの乗場側ロック機構を提供することを課題とする。
本発明に係るエレベータの乗場側ロック機構は、エレベータの乗場の上部に配置されて該乗場の扉の開閉に伴って開閉方向に移動する掛止部であって、開閉方向に間隔をあけて配置され且つ前記エレベータのかごに設けられた挟持機構によって挟み込まれることで開閉方向において互いに接近する方向に相対移動可能な一対の被挟持部、及び、該一対の被挟持部の前記相対移動によって掛止姿勢から開放姿勢に姿勢を変更する掛止部本体、を有する掛止部と、前記乗場の上部に固定され且つ該乗場の扉が閉じた状態のときに前記掛止姿勢の前記掛止部本体と係合する被掛止部と、をエレベータの複数の階の前記乗場のそれぞれにおいて備えるエレベータの乗場側ロック機構である。そして、前記複数の階のうちの一部の階の乗場における前記掛止部本体は、前記複数の階のうちの残りの階の乗場における前記掛止部本体の該乗場の床からの高さ位置である基準位置より高い位置又は低い位置に配置される。また、前記一部の階の乗場における前記掛止部の前記一対の被挟持部は、当該掛止部の掛止部本体に対し、当該掛止部本体と前記基準位置との高さの差に応じて、前記残りの階の乗場の前記掛止部での前記掛止部本体に対する前記一対の被挟持部の高さ位置より下方又は上方に配置される。
かかる構成によれば、複数の階のうちの一部の階の乗場において掛止部本体が基準位置と異なる高さ位置(乗場の床からの高さ位置)に配置されていても、前記複数の階の全ての乗場における一対の被挟持部が同じ高さ位置(乗場の床からの高さ位置)となるため、かごに設けられた挟持機構の挟持範囲を抑えることができ、これにより、乗場においてかごが着床位置から大きくずれた状態で該乗場の扉が開くのを確実に防ぐことができる。
また、前記エレベータの乗場側ロック機構では、前記残りの階の乗場の前記掛止部において、前記一対の被挟持部は、前記掛止部本体に取り付けられ、前記一部の階の乗場の前記掛止部は、前記掛止部本体と当該掛止部本体より下方又は上方に配置された前記一対の被挟持部とを接続し、且つ前記一対の被挟持部の前記相対移動を前記掛止部本体に伝達するリンク機構を有してもよい。
かかる構成によれば、モータ等の動力を用いることなくリンク機構といった簡素な構成によって、掛止部本体よりも下方又は上方に配置された一対の被挟持部の相対移動を掛止部本体に伝達することができる。
また、前記エレベータの乗場側ロック機構では、前記掛止部本体は、回動することによって掛止姿勢から開放姿勢に姿勢を変更し、前記一対の被挟持部のうちの一方の被挟持部は、該一方の被挟持部と共に開閉方向に移動する扉に対して所定位置に配置され、他方の被挟持部は、前記一方の被挟持部と開閉方向及び垂直方向に異なる位置に配置され且つ前記一方の被挟持部を回転中心に回動可能であってもよい。
かかる構成によれば、掛止部本体、一対の被挟持部、及びリンク機構といった簡素な構成によって、一対の被挟持部を扉の開閉方向に挟み込むことで掛止部本体を回動させる(即ち、掛止姿勢から開放姿勢に姿勢を変更させる)ことができる。
以上より、本発明によれば、複数の階のうちの一部の階の乗場における掛止部本体の高さ位置が、残りの階の乗場における掛止部本体の高さ位置と異なっているエレベータにおいて、かごが乗場の着床位置から大きくずれているときに、当該乗場の扉が開くのを防ぐことができるエレベータの乗場側掛止装置を提供することができる。
図1は、本実施形態に係る扉連動機構の模式図である。 図2は、前記扉連動機構に含まれ且つロックが解除された状態のロック機構及びその周辺を示す図である。 図3は、前記ロック機構及びその周辺の平面図である。 図4は、基準位置より高い位置に掛止部本体が配置されたロック機構およびその周辺の模式図である。 図5は、基準位置より高い位置に掛止部本体が配置され且つロックが解除された状態の前記ロック機構及びその周辺の模式図である。 図6は、従来の乗場側ロック機構を説明するための模式図である。 図7は、ロックが解除された状態の前記乗場側ロック機構の模式図である。
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図5を参照しつつ説明する。
本実施形態に係るエレベータの乗場側ロック機構(以下、単に「ロック機構」とも称する。)は、エレベータのかご側扉の開閉に用いられるモータ等の動力を伝達させることでかご側扉の開閉に乗場側扉を連動させる扉連動機構に含まれる。具体的には、以下の通りである。
扉連動機構は、図1〜図3に示すように、エレベータの乗場10に設けられる乗場側係合装置1と、エレベータのかご20に設けられるかご側係合装置2と、を含む。これら乗場側係合装置1と、かご側係合装置2と、が係合することによって、かご側扉21を開閉する動力が乗場側扉11、11A(図4参照)に伝達され、これにより、かご側扉21の開閉に追従して乗場側扉11、11Aが開閉する。
かご側係合装置2は、かご側扉21の上部に設けられて戸開のときに乗場側係合装置1の一部を挟み込む挟持機構22を含む。この挟持機構22は、かご20の移動方向(本実施形態の例では垂直方向)に延び且つかご側扉21の開閉方向(以下、単に「開閉方向」と称する。)に間隔をあけて配置される一対の挟持部23を有する。本実施形態のエレベータは、両開き式の扉であり、挟持機構22は、一方のかご側扉(図1における右側の扉)21に設けられる。
尚、本実施形態のエレベータでは、挟持機構22(一対の挟持部23)によって乗場側係合装置1の一部(本実施形態の例では、後述する一対の被挟持部51)を挟み込まなければ、乗場側扉11、11Aが戸開できない。このため、一対の挟持部23の垂直方向の長さ寸法、即ち、一対の挟持部23が挟持できる範囲(挟持範囲)によって、かご20が着床位置からずれたときに乗場側扉11、11Aが戸開しなくなる着床位置からのずれの範囲が規定される。
一対の挟持部23のうちの一方の挟持部(固定側挟持部)231は、かご側扉21に固定され、他方の挟持部(可動側挟持部)232は、リンク機構等によって固定側挟持部231との平行を維持しつつ該固定側挟持部231との間隔が狭まるように移動可能である。本実施形態の挟持機構22では、固定側挟持部231が戸当たり側に配置され、可動側挟持部232が戸袋側に配置される。そして、かご側扉21が戸開するときに、固定側挟持部231がかご側扉21と共に戸開方向に移動すると共に、可動側挟持部232が固定側挟持部231に接近する。これにより、乗場側係合装置1の一部(詳しくは、一対の被挟持部51)が一対の挟持部23(固定側挟持部231及び可動側挟持部232)に挟み込まれる。
乗場側係合装置1は、かご20が乗場10に着床していない状態、詳しくは、かご20が着床位置から所定量(一対の挟持部23の垂直方向の長さ(挟持範囲)によって決められる値)以上ずれた状態では、かご側扉21が戸開しようとしても乗場側扉11、11Aが戸開できないように該乗場側扉11、11Aをロックするロック機構3を有する。即ち、ロック機構3は、かごが乗場10に着床した状態でかご側扉21が戸開するときに、乗場側扉11のロックを解除する。
このロック機構3は、乗場10の上部に固定される被掛止部4と、被掛止部4と係合可能な掛止部5とを、エレベータの複数の階(本実施形態の例では全ての階)の乗場10のそれぞれに備える。
被掛止部4は、乗場側扉11、11Aの上端近傍から上方に向かって延びる掛止片41を有し、乗場10の開口部上端の壁等に固定されるヘッダーフレーム42に固定されている。
ヘッダーフレーム42は、開閉方向に延び且つ乗場側扉11、11Aの上端に取り付けられたドアハンガー12を開閉方向に案内するレール43を有する。即ち、乗場側扉11、11Aは、ドアハンガー12に吊り下げられた状態でレール43に沿って移動(開閉)する。
本実施形態のエレベータでは、一階の乗場10の乗場側扉11Aの垂直方向の寸法が他の階の乗場10の乗場側扉11の垂直方向の寸法より大きい(図4参照)。このため、本実施形態のエレベータでは、複数の階のうちの一部の階(本実施形態の例では、一階)の乗場10におけるヘッダーフレーム42は、複数の階のうちの残りの階の乗場(本実施形態の例では、一階を除く全ての階の乗場)10におけるヘッダーフレーム42の高さ位置(乗場10の床からの高さ位置)より高い位置に配置されている。尚、前記残りの階の乗場におけるヘッダーフレーム42は、全て同じ高さ位置に配置されている。
掛止部5は、乗場10の上部に配置されて乗場側扉11、11Aの開閉に伴って開閉方向に移動する。本実施形態の掛止部5は、一方の乗場側扉11、11Aを吊り下げるドアハンガー12(詳しくは、ドアハンガー12の戸当たり側の端部)に取り付けられ、レール43に沿って往復動する。この掛止部5は、かご10の挟持機構22(詳しくは、一対の挟持部23)によって挟み込まれる一対の被挟持部51と、一対の被挟持部51が挟み込まれることで姿勢を変更する掛止部本体52と、を有する。一対の被挟持部51は、開閉方向に間隔を開けて配置され、且つかご10の挟持機構22によって挟み込まれることで開閉方向において互いに接近する方向に相対移動可能である。掛止部本体52は、一対の被挟持部51の前記相対移動によって掛止姿勢(乗場側扉11、11Aがロックされた状態の姿勢)から開放姿勢(乗場側扉11、11Aのロックが解除された状態の姿勢)に姿勢を変更する。
以下では、図1、図2、図4、及び図5を参照しつつ、掛止部5についてより詳しく説明する。尚、上述のヘッダーフレーム42の配置された高さ位置の違いによって、一部の階(本実施形態の例では一階)の乗場10に配置された掛止部(以下では、「第一の掛止部」と称する。)5Aの構成と、残りの階(本実施形態の例では、二階以上の各階)の乗場10に配置された掛止部(以下では、「第二の掛止部」と称する。)5Bの構成とが、一部異なっている。このため、先に、第二の掛止部5Bの構成について説明し、その後、第一の掛止部5Aにおける第二の掛止部5Bと異なる構成について具体的に説明する。
第二の掛止部5Bは、ドアハンガー12に直接又は間接に固定される支持部50と、支持部50に回動可能に支持され且つ被掛止部4と係合可能な掛止部本体52と、掛止部本体52を回動(姿勢変更)に用いられる一対の被挟持部51と、を有する。
支持部50は、ドアハンガー12に沿って広がる板状の部材であり、乗場側扉11の厚さ方向における該乗場側扉11から離れる向きに延びる第一回転軸501と、第一回転軸501より上方の戸袋側の端部において第一回転軸501と同じ方向に延びる支持部側片部502と、を有する。この支持部側片部502は、後述する付勢部54の一部を構成する。
掛止部本体52は、一対の被挟持部51が配置される基部521と、基部521から戸閉方向に延びるアーム部522と、を有する。基部521には、第一回転軸501が挿通される軸穴(図示しない)が形成されており、該軸穴に第一回転軸501が挿通された状態で基部521(掛止部本体52)が支持部50に取り付けられる。これにより、基部521(掛止部本体52)は、支持部50に対し、第一回転軸501を回転中心にして回動可能となる。この基部521は、戸開側の端部から支持部側片部502と戸閉方向に所定の間隔をあけて平行に延びる本体側片部523と、本体側片部523より戸閉方向側の位置において乗場側扉11の厚さ方向における該乗場側扉11から離れる向きに延びる第二回転軸524と、を有する。この本体側片部523は、後述する付勢部54の一部を構成する。また、アーム部522は、先端部において下方に延びるフック(係合部)525を含む。本実施形態のフック525は、戸袋側に向かって下方に傾斜する斜辺部526をアーム部522の先端側の端縁に有する。
一対の被挟持部51は、第二の掛止部5Bが取り付けられているドアハンガー12(乗場側扉11)に対して所定位置に配置される第一被挟持部511と、第一被挟持部511と開閉方向及び垂直方向に異なる位置に配置される第二被挟持部512と、を有する。具体的に、第一被挟持部511は、第一回転軸501と対応する位置に配置されている。本実施形態の第一被挟持部511は、第一回転軸501に取り付けられ、第一回転軸501を回転中心にして回転可能なローラである。また、第二被挟持部512は、第二回転軸524と対応した位置に配置されている。本実施形態の第二被挟持部512は、第一被挟持部511に対して上方且つ戸閉方向側に変位した位置に配置された第二回転軸524に取り付けられ、第二回転軸524を回転中心にして回転可能なローラである。
また、第二の掛止部5Bは、掛止部本体52を付勢する付勢部54を有する。この付勢部54は、本体側片部523及び支持部側片部502と、本体側片部523と支持部側片部502との間に配置される付勢部材541と、本体側片部523と支持部側片部502との最大間隔を規定すると共に、本体側片部523と支持部側片部502との間に付勢部材541を拘束する規制部542と、を有する。
付勢部材541は、掛止部本体52が第一回転軸501を回転中心に回動して本体側片部523と支持部側片部502との間隔が小さくなることによって弾性変形し(又は弾性変形の変形量が増大し)、この弾性変形によって生じた(又は増大した)弾発力によって本体側片部523を支持部側片部502から離れる方向に押圧する。本実施形態の付勢部材541は、コイルバネである。
規制部542は、開閉方向に延び且つ両端部が本体側片部523と支持部側片部502とを貫通する軸部材542Aと、軸部材542Aの両端に取り付けられる一対の鍔部材542Bと、を有する。本実施形態の軸部材542Aは、両端部に雄ねじが設けられ、鍔部材(本実施形態の例ではナット)542Bは、本体側片部523の戸閉方向側と、支持部側片部502の戸開方向側とにおいて前記雄ねじと螺合している。また、鍔部材542Bは、軸部材542Aが挿通されている本体側片部523の穴の直径、及び支持部側片部502の穴の直径より大きい。この一対の鍔部材542Bの間隔によって、本体側片部523と支持部側片部502との最大間隔が規定される。また、軸部材542Aが付勢部材541の中心を通るように(即ち、コイルバネの螺旋中心に沿って)配置されることで、付勢部材541が本体側片部523と支持部側片部502との間に拘束される。
以上の第二の掛止部5Bでは、一対の被挟持部51が挟み込まれて開閉方向において互いに接近する方向に相対移動することで(詳しくは、第一被挟持部511及び第二被挟持部512が開閉方向に挟み込まれることによって第一被挟持部511を回転中心にして第二被挟持部512が回動することで)、掛止部本体52は、アーム部522が水平方向を向いた掛止姿勢から、アーム部522の先端が上方に向かうように掛止部本体52が第一回転軸501を回転中心に回動して開放姿勢(図2参照)に姿勢を変える。一方、一対の被挟持部51の挟み込みが開放されると、付勢部54の付勢力(本実施形態の例では弾発力)によって、掛止部本体52は、開放姿勢から掛止姿勢(図1参照)に姿勢を変える。
続いて、第一の掛止部5Aについて図4及び図5も参照しつつ説明するが、上記第二の掛止部5Bと同様の構成には同一符号を用いると共に詳細な説明を省略し、異なる構成についてのみ詳細に説明する。
第一の掛止部5Aは、支持部50と、掛止部本体52と、一対の被挟持部51と、掛止部本体52と一対の被挟持部51とを接続し且つ一対の被挟持部51の相対移動を掛止部本体52に伝達するリンク機構55と、を有する。
一部の階(本実施形態の例では一階)の乗場側扉11Aの垂直方向の寸法が、残りの階(本実施形態の例では、二階以上の全ての階)の乗場側扉11より大きいことから、一部の階の乗場10のヘッダーフレーム42(ドアハンガー12が案内されるレール43を含む。)は、残りの階の乗場10のヘッダーフレーム42より高い位置に配置されている。このため、第一の掛止部5Aの支持部50及び掛止部本体52は、第二の掛止部5Bの支持部50及び掛止部本体52より高い位置(詳しくは、前記乗場側扉11、11Aの寸法の差に相当する量だけ高い位置)に配置されている(図4における実線の図と仮想線の図とを参照)。
また、第一の掛止部5Aの一対の被挟持部51は、第一の掛止部5Aの掛止部本体52より下方に配置されている。
第一の掛止部5Aにおける一対の被挟持部51と掛止部本体52との高さ位置の差は、第一の掛止部5Aの配置された乗場10における掛止部本体52の高さ位置と、第二の掛止部5Bの配置された乗場10における掛止部本体52の高さ位置(基準位置)との差に対応する(本実施形態の例では前記高さ位置の差と同じである)。即ち、第一の掛止部5Aの一対の被挟持部51は、第一の掛止部5Aの掛止部本体52に対し、当該掛止部本体52の高さ位置と前記基準位置との高さの差の分だけ、第二の掛止部5Bでの掛止部本体52に対する一対の被挟持部51より下方に配置される。これにより、第一の掛止部5Aの一対の被挟持部51における乗場10の床からの高さ位置と、第二の掛止部5Bの一対の被挟持部51における乗場10の床からの高さ位置とが同じになる(図4参照)。
本実施形態のリンク機構55は、いわゆる平行リンクである。具体的に、リンク機構55は、基部521における第一回転軸501の下方位置から下方に向かって延びる下垂部550と、下垂部550から戸当たり方向側に変位した位置において上下に延びる第一部材551と、第一部材551の下端部と下垂部550の下端部とを接続する第二部材552と、を有する。また、本実施形態のリンク機構55では、その一部が基部521によって構成されている。また、第一部材551の上端部は、第二回転軸524によって基部521に接続され、これにより、第一部材551は、第二回転軸524を回転中心にして基部521に対して回動可能である。また、第一部材551の下端部と第二部材552の上端部との接続部には、第三回転軸553が挿通され、第三回転軸553を回転中心にして第一部材551と第二部材552とが回動可能になっている。また、第二部材552の下端部と下垂部550との接続部は、第四回転軸554が挿通され、これにより、第二部材552は、第四回転軸554を回転中心にして下垂部550に対して回動可能である。このリンク機構55において、第二部材552と下垂部550との接続位置(第四回転軸554)に第一被挟持部511が配置され、第一部材551と第二部材552との接続位置(第三回転軸553)に第二被挟持部512が配置されている。
以上の第一の掛止部5Aでは、上述の第二の掛止部5Bと同様に、一対の被挟持部51が挟み込まれて開閉方向において互いに接近する方向に相対移動することで(詳しくは、第一被挟持部511及び第二被挟持部512が開閉方向に挟み込まれることによって第一被挟持部511を回転中心にして第二被挟持部512が回動することで)、掛止部本体52は、アーム部522が水平方向を向いた掛止姿勢から、アーム部522の先端が上方に向かうように掛止部本体52が第一回転軸501を回転中心に回動して開放姿勢に姿勢を変える。一方、一対の被挟持部51の挟み込みが開放されると、付勢部54の付勢力(本実施形態の例では弾発力)によって、掛止部本体52は、開放姿勢から掛止姿勢に姿勢を変える。
次に、かご20が乗場10に着床したときの乗場側扉11、11Aの開閉について説明する。かご20が乗場10に着床すると、当該乗場10の一対の被挟持部51が、かご20と共に昇降する一対の挟持部23間に位置した状態となる。続いて、かご20に設けられたモータ等の動力によってかご側扉21が戸開するときに、かご側扉21に固定された固定側挟持部231が第二被挟持部512を戸袋側に押すと共に、可動側挟持部232が一対の被挟持部51を挟み込むように固定側挟持部231側に移動する。これにより、一対の被挟持部51が挟持機構22(詳しくは、一対の挟持部23)によって挟み込まれ、掛止部本体52が掛止姿勢(図1及び図4参照)から開放姿勢(図2及び図5参照)に姿勢を変える。その結果、アーム部522の先端部のフック525が被掛止部4(掛止片41)から外れ、乗場側扉11、11Aのロックが解除される。そして、固定側挟持部231がかご側扉21の戸開に伴って戸袋側に移動すると、一対の被挟持部51が押され、これにより、乗場側扉11、11Aが戸開する。
尚、第一の掛止部5Aでは、一対の被挟持部51と掛止部本体52との垂直方向の位置(乗場10の床からの高さ位置)が異なっているが、リンク機構55によって一対の被挟持部51の挙動が掛止部本体52に伝達される。このため、図1、図2、図4、及び図5に示されるように、第一の掛止部5Aと第二の掛止部5Bとにおいて、一対の被挟持部51がかご20の挟持機構22によって挟み込まれたときの掛止部本体52の挙動は、同じである。
また、かご20が乗場10に着床せずに当該乗場10を通過する場合は、一対の挟持部23が、一対の被挟持部51の両側(開閉方向における外側)を通過する。
以上のエレベータのロック機構3によれば、複数の階のうちの一部の階(本実施形態の例では一階)の乗場10において掛止部本体52が基準位置と異なる高さ位置(乗場10の床からの高さ位置)に配置されていても、複数の階の全ての乗場10における一対の被挟持部51が同じ高さ位置(乗場10の床からの高さ位置)となる。このため、かご20に設けられた挟持機構22の挟持範囲を抑え、これにより、乗場10においてかご20が着床位置から大きくずれた状態で乗場側扉11、11Aが開くのを確実に防ぐことができる。
また、本実施形態のロック機構3の第一の掛止部5Aでは、モータ等の動力を用いることなくリンク機構55といった簡素な構成によって、掛止部本体52より下方に配置された一対の被挟持部51の相対移動を当該掛止部本体52に伝達することができる。
また、前記エレベータのロック機構3では、掛止部本体52、一対の被挟持部51、及びリンク機構55といった簡素な構成によって、一対の被挟持部51を開閉方向に挟み込むことで掛止部本体52を回動させる(即ち、掛止姿勢から開放姿勢に姿勢を変更させる)ことができる。
尚、本発明のエレベータのロック機構は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を追加することができ、また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることができる。さらに、ある実施形態の構成の一部を削除することができる。
上記実施形態のエレベータでは、該エレベータの設けられた建物の全ての階に乗場10が設けられているが、この構成に限定されず、複数の階に乗場が設けられていればよい。
掛止部5における一対の被挟持部51の動き(相対移動)を掛止部本体52に伝達する具体的構成は、限定されない。例えば、上記実施形態のロック機構3では、一対の被挟持部51の動きをリンク機構55によって掛止部本体52に伝達しているが、一対の被挟持部51の動きを掛止部本体52に伝達できれば、他の構成であってもよい。
上記実施形態のエレベータでは、掛止部本体52の高さ位置が基準位置と異なる乗場(一部の階の乗場)10が一つであるが、複数であってもよい。また、一部の階の乗場(掛止部本体52の高さ位置が基準位置と異なる乗場)10が複数の場合、前記複数の乗場に配置された掛止部本体のそれぞれの高さ位置は、同じであってもよく、異なっていてもよい。
また、上記実施形態のロック機構3では、第一の掛止部(一部の階の乗場10における掛止部)5Aの一対の被挟持部51は、掛止部本体52より下方に配置されているが、この構成に限定されない。乗場側扉の垂直方向の寸法が小さい場合等、乗場10において掛止部本体52が基準位置より低い位置に配置されている場合には、一対の被挟持部51は、掛止部本体52より上方に配置されていてもよい。かかる構成によれば、掛止部本体52が配置された全ての階の乗場において、一対の被挟持部51の床からの高さ位置を同じにすることができる。
1…乗場側係合装置、10…乗場、11、11A…乗場側扉、12…ドアハンガー、2…かご側係合装置、21…かご側扉、22…挟持機構、23…挟持部、231…固定側挟持部、232…可動側挟持部、3…乗場側ロック機構、4…被掛止部、41…掛止片、42…ヘッダーフレーム、43…レール、5…掛止部、5A…第一の掛止部、5B…第二の掛止部、50…支持部、501…第一回転軸、502…支持部側片部、51…被挟持部、511…第一被挟持部、512…第二被挟持部、52…掛止部本体、521…基部、522…アーム部、523…本体側片部、524…第二回転軸、525…フック、526…斜辺部、54…付勢部、541…付勢部材、542…規制部、542A…軸部材、542B…鍔部材、55…リンク機構、550…下垂部、551…第一部材、552…第二部材、553…第三回転軸、554…第四回転軸

Claims (3)

  1. エレベータの乗場の上部に配置されて該乗場の扉の開閉に伴って開閉方向に移動する掛止部であって、開閉方向に間隔をあけて配置され且つ前記エレベータのかごに設けられた挟持機構によって挟み込まれることで開閉方向において互いに接近する方向に相対移動可能な一対の被挟持部、及び、該一対の被挟持部の前記相対移動によって掛止姿勢から開放姿勢に姿勢を変更する掛止部本体、を有する掛止部と、前記乗場の上部に固定され且つ該乗場の扉が閉じた状態のときに前記掛止姿勢の前記掛止部本体と係合する被掛止部と、をエレベータの複数の階の前記乗場のそれぞれにおいて備えるエレベータの乗場側ロック機構であって、
    前記複数の階のうちの一部の階の乗場における前記掛止部本体は、前記複数の階のうちの残りの階の乗場における前記掛止部本体の該乗場の床からの高さ位置である基準位置より高い位置又は低い位置に配置され、
    前記一部の階の乗場における前記掛止部の前記一対の被挟持部は、当該掛止部の掛止部本体に対し、当該掛止部本体と前記基準位置との高さの差に応じて、前記残りの階の乗場の前記掛止部での前記掛止部本体に対する前記一対の被挟持部の高さ位置より下方又は上方に配置される、エレベータの乗場側ロック機構。
  2. 前記残りの階の乗場の前記掛止部において、前記一対の被挟持部は、前記掛止部本体に取り付けられ、
    前記一部の階の乗場の前記掛止部は、前記掛止部本体と当該掛止部本体より下方又は上方に配置された前記一対の被挟持部とを接続し、且つ前記一対の被挟持部の前記相対移動を前記掛止部本体に伝達するリンク機構を有する、請求項1に記載のエレベータの乗場側ロック機構。
  3. 前記掛止部本体は、回動することによって掛止姿勢から開放姿勢に姿勢を変更し、
    前記複数の階の乗場の前記掛止部において、
    前記一対の被挟持部のうちの一方の被挟持部は、該一方の被挟持部と共に開閉方向に移動する扉に対して所定位置に配置され、
    他方の被挟持部は、前記一方の被挟持部と開閉方向及び垂直方向に異なる位置に配置され且つ前記一方の被挟持部を回転中心に回動可能である、請求項2に記載のエレベータの乗場側ロック機構。
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