JP6751534B1 - エレベータドア開閉用のかごドア係合装置 - Google Patents

エレベータドア開閉用のかごドア係合装置 Download PDF

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【課題】スイングアーム方式のかごドア開閉装置に対応して設けられた乗場側ドアのロック機構を、スイングアームを有さないドア開閉装置を採用した場合でも、ロック及びロック解除することのできるかごドア係合装置を提供する。【解決手段】上下方向に延びる第一部材51及び第二部材52と、前記第一部材51と共同して平行リンク機構を構成する第一リンク部材、及び、前記第二部材52と共同して平行リンク機構を構成する第二リンク部材のうちの少なくとも何れか一方と、前記第一部材51に備えられる第一ローラ512、第一ローラ512と、前記第二部材52に備えられる第二ローラ522と、を備えるかごドア係合装置。【選択図】図3

Description

本発明は、エレベータドア開閉用の係合装置、より具体的には、エレベータのかごドアに設置されるエレベータドア開閉用の係合装置に関する。
エレベータの乗場側ドアは、かごが当該乗場階に着床し、前記ドア開閉装置によってかごドアが開閉操作された際に、該かごドアと係合して開閉操作される構成となっている。該乗場側ドアには、かごが当該乗場階に着床していない状態で乗場側ドアが開くことを防止するための乗場側ロック機構が設けられている。該乗場側ロック機構は、かごドアが開動作を開始する際にロック状態からロック解除状態へと切り替えられ、これによって乗場側ドアの開動作が可能となる。該乗場側ロック機構のロック解除は、かご本体に設置されたドア開閉装置(駆動装置)の動力を利用し、かごドアに設置されたドア開閉用の係合装置を介して行われる。
ところで、かご本体に設置される前記ドア開閉装置としては、主としてベルト駆動方式のものとスイングアーム方式のものが知られている。そのうち、スイングアーム方式のドア開閉装置は、例えば下記特許文献1に記載のものがある。具体的には、図14に示すように、スイングアーム方式のドア開閉装置900は、かご本体の上部に設けられた軸901に枢支されたスイングアーム902(下記文献中ではリンクと称されている)を備え、該スイングアーム902を前記軸901を中心として揺動させることにより、該スイングアーム902の下部に連結されたドア903を開閉するように構成されている。
さらに、該スイングアーム方式のドア開閉装置900に付随して設けられるドア開閉用の係合装置(ロック解除機構)910は、水平方向に離間して配置された一対のローラ911と、該一対のローラ911を支持し且つかごドアに枢支された複数のリンク912と、該リンク912を揺動させるためのカム913とを備えている。
一方、スイングアーム方式のドア開閉装置900に対応するドア開閉用係合装置920(本明細書においては、被係合部ともいう)は、例えば図15に示すように、上下方向に離間して配置され且つ乗場側ドアにそれぞれ枢支された一対のリンク921、921と、該リンク921、921により支持され且つ上下方向に延びるロック解除板922と、ドアパネルに固定された係合板923とを備えている。また、乗場側ロック機構930は、乗場側ドアの上部に枢支されたラッチ931と、該ラッチ931と係合するように構成され乗場側ドア開口部の上部に設けられたラッチ受け932と、前記ラッチ931をラッチ受け932に付勢する引っ張りばね933を備えている。そして、ドア開閉用係合装置920は、前記一対のリンクのうちの一つ(図15では上方に配置されたリンク)が、ロッド940を介して前記ラッチ931と連結されている。
前記一対のローラ911は戸閉状態においてカム913によって所定の間隔をあけて保持されており、かごが所定のフロアに着床すると乗場側ドアに備えられたロック解除板922及び係合板923が該一対のローラ911の間に位置する。そして、かごドアを戸開すべくスイングアーム902が揺動を開始すると、該スイングアームが前記カム913を介して前記リンク912を揺動させ、前記一対のローラ911は互いの間隔が狭くなるように移動し、ロック解除板922と係合板923とを挟持する。これにより前記リンク921が揺動し、該リンク921に連結されたロッド940が持ち上げられてラッチ931を押し上げ、該931とラッチ受け932とを被係合状態とし、これによって乗場側ロック機構930のロック状態が解除されることとなる。
特開平8−245143号公報
このように、従来のスイングアーム方式のかごドア開閉装置に対応する乗場側ドアのロック機構は、スイングアームの揺動に連動するカム及びリンク機構を介してローラを作動させることによって乗場側ロック機構のロック及びロック解除を行う必要があり、かごドア開閉装置としてスイングアームを有しないものに変更することはできなかった。
そのため、エレベータのリニューアル工事を行う際には、スイングアーム方式のかごドア開閉装置に対応する乗場側ドアのロック機構を有するエレベータにおいては、スイングアームを有しないかごドア開閉装置を用いたかごを設置することができず、ユーザーのニーズに応じたリニューアルができないという問題があった。
本発明は、リニューアルの際に、スイングアーム方式のかごドア開閉装置に対応して設けられた乗場側ドアのロック機構を、スイングアームを有さないかごドア開閉装置を採用した場合でも、ロック及びロック解除することのできるかごドア係合装置を提供することを課題とする。
本発明の一実施形態としてのかごドア係合装置は、
エレベータのかごドアに備えられ、乗場ドアが有する被係合部と係合することによってかごドアが開閉する際の動力を前記乗場ドアに伝達可能なかごドア係合装置であって、
上下方向に延びる第一部材と、
上下方向に延び且つ前記第一部材から戸閉側に間隔をあけて配置される第二部材と、
前記第一部材が所定の位置である第一位置と該第一位置より戸閉方向側の位置である第二位置との間を姿勢を維持した状態で回動可能となるように前記第一部材と共同して平行リンク機構を構成する第一リンク部材、および、前記第二部材が所定の位置である第三位置と該第三位置より戸開方向側の位置である第四位置との間を姿勢を維持した状態で回動可能となるように前記第二部材と共同して平行リンク機構を構成する第二リンク部材のうちの少なくとも何れか一方と、
前記第一部材に備えられる第一ローラであって、かごが所定のフロアに着床した際に該第一ローラの周面が前記被係合部と対向するように配置される第一ローラと、
前記第二部材に備えられる第二ローラであって、かごが各階に着床した際に該第二ローラの周面が前記被係合部と対向するように配置される第二ローラと、を備える。
かかる構成によれば、第一部材又は第二部材の少なくとも何れか一方は平行リンク機構によって揺動され、それに伴い、該第一部材及び該第二部材に備えられた第一ローラ及び第二ローラは乗場ドアに備えられた被係合装置を挟み込むことが可能となり、スイングアーム方式のかごドア開閉装置に対応して設けられた乗場側ドアのロック機構を、ロック及びロック解除することが可能となる。
前記かごドア係合装置では、
前記第一リンク部材が一対の第一リンク要素を備え、前記第一ローラは、前記かごドアの側面視において該一対の第一リンク要素の間(略中間位置)に配置される、ことが好ましい。
かかる構成によれば、第一ローラが被係合部材から受ける応力を第一部材を介して該一対の第一リンク要素に略均等に分散させることができる。
前記かごドア係合装置では、
前記第二リンク部材が一対の第二リンク要素を備え、前記第二ローラは、前記かごドアの側面視において該一対の第二リンク要素の間(略中間位置)に配置される、ことが好ましい。
かかる構成によれば、第二ローラが被係合部材から受ける応力を第二部材を介して該一対の第二リンク要素に略均等に分散させることができる。
また、前記かごドア係合装置では、
前記第一部材は、かご上部に設けられたカム機構と作動的に連結されており、戸閉状態において前記カム機構により前記第一位置に保持され、かごドアが戸閉状態から戸開方向に移動した際に前記カム機構により前記第二位置に保持されてもよい。
かかる構成によれば、かごドアが戸閉状態から戸開方向に移動することでカム機構と作動的に連結された第一部材が第一位置から第二位置へと移動し、これによって第一ローラが第二ローラ側へ移動するため、ドアの開動作と連動して被係合部材を第一ローラと第二ローラで挟み込み、乗場ドアのロックを解除することができる。
また、前記かごドア係合装置では、
前記第二部材は、かごドアを戸閉状態でロックし又は該ロックを解除するロック機構と作動的に連結されており、前記第二部材が前記第四位置から前記第三位置へ移動することにより、前記ロック機構のロックが解除されてもよい。
かかる構成によれば、かごドアが開動作を開始して乗場ドアの被係合部材が第二部材と当接すると、該第二部材が第四位置から第三位置へと移動し、該移動に伴ってかごドアのロック機構をロック解除状態とすることができる。
以上より、本発明によれば、リニューアルの際に、スイングアーム方式のかごドア開閉装置に対応して設けられた乗場側ドアのロック機構を、スイングアームを有さないドア開閉装置を採用した場合でも、ロック及びロック解除することのできるかごドア係合装置を提供することができる。
図1は、第一実施形態に係るエレベータの構成を示す模式図である。 図2は、前記エレベータのかごの正面図である。 図3は、前記エレベータのドア装置に配置された係合装置及び前記ロック機構の構成を説明するための図である。 図4は、図3におけるIV−IV線から見た平面図である。 図5は、乗場ドアの被係合部を把持した状態の前記係合装置及び前記ロック機構の構成を説明するための図である。 図6は、図5におけるVI−VI線から見た平面図である。 図7は、前記係合装置及び前記ロック機構の動作を説明するための図である。 図8は、前記係合装置及び前記ロック機構の動作を説明するための図である。 図9は、第二実施形態に係るエレベータのかごの正面図である。 図10は、前記第二実施形態に係るエレベータのドア装置に配置された係合装置の構成を説明するための図である。 図11は、前記第二実施形態に係るエレベータのドア装置に配置された係合装置の構成を説明するための図である。 図12は、前記第二実施形態に係るエレベータの係合装置の動作を説明するための図である。 図13は、前記係合装置の動作を説明するための図である。 図14は、従来のスイングアーム方式のかごドア係合装置を説明するための模式図である。 図15は、スイングアーム方式のかごドア係合装置に対応した乗場ドアの被係合装置及び乗場側のロック機構を説明するための模式図である。
以下、本発明の第一実施形態について、図1〜図8を参照しつつ説明する。
本実施形態に係るかごドア係合装置(以下、単に「係合装置」とも称する。)は、図1に示すように、建物内を複数の階層に跨って上下方向に延びる昇降路2と、昇降路2内を昇降するかご3と、を備えるエレベータ1において、かご3の出入口30を開閉するかごドア42に取り付けられている。この係合装置5は、かご3が所定のフロア(階床)に着床したときに該フロアの乗場6の乗場ドア61(詳しくは、後述する被係合部)と係合し、これにより、かごドア42が開閉したときの該かごドア42の動きに乗場ドア61を追従させる。
このかご3は、出入口30を有するかご本体31と、かごドア42を含み且つかご本体31に配置されるドア装置4と、を有する。ドア装置4のかごドア42には、係合装置5が取り付けられている。即ち、ドア装置4は、係合装置5を有する。
ドア装置4は、図2にも示すように、かご3の出入口30の上方において該出入口30の幅方向(図2における左右方向:以下、「開閉方向」とも称する。)に延びるガイドレール41と、かご本体31の出入口30を開閉するかごドア42と、かごドア42を吊り下げた状態でガイドレール41に沿って往復動可能なドアハンガー43と、かごドア42に取り付けられる係合装置5と、を備える。本実施形態のドア装置4は、いわゆるセンターオープン式のドア装置であり、開閉方向に接離可能な二つのかごドア42を有する。
また、ドア装置4は、ドアハンガー43を介してかごドア42を開閉方向に駆動する駆動装置45等も備える。この駆動装置45は、かご本体31に配置され、かごドア42を直接又は間接に駆動する。
具体的に、駆動装置45は、ガイドレール41の上方位置において開閉方向に間隔をあけて配置される複数のプーリー451と、複数のプーリー451に巻き掛けられた無端環状のベルト体452と、複数のプーリー451のうちの少なくとも一つのプーリー451を回転駆動するモータ453と、を有する。
ガイドレール41は、かご本体31の出入口30の上方において開閉方向に延び、かごドア42(詳しくは、かごドア42を吊り下げた状態のドアハンガー43)を案内する。本実施形態のガイドレール41は、二つのかごドア42のそれぞれを案内する。これら二つのかごドア42は、それぞれ上下に長尺な矩形のパネル状である。
ドアハンガー43は、駆動装置45のベルト体452に接続され、且つかごドア42を直接又は間接に吊り下げた状態でガイドレール41に沿って往復動可能である。本実施形態のドアハンガー43は、中間部材44を介してかごドア42を吊り下げている。このドアハンガー43は、ガイドレール41に沿って往復動するときに該ガイドレール41上を転がるローラ431を複数有する。
係合装置5は、かごドア42が開閉する際の動力を乗場ドア61に伝達する。この係合装置5は、かごドア42における乗場ドア61と対向する対向面420に取り付けられており、かご3が所定のフロアに着床したときに、乗場ドア61の被係合部と係合可能となる。本実施形態の係合装置5は、二つのかごドア42の各々に取り付けられている。
具体的に、係合装置5は、図3〜図8にも示すように、該係合装置5をかごドア42に固定するための基部50と、上下方向に延びる第一部材51と、第一部材51と共同して平行リンク機構を構成する一対の第一リンク要素53(第一リンク部材)と、第一部材51から戸閉側(図3〜図8における左側)に間隔をあけた位置に配置され且つ上下方向に延びる第二部材52と、第二部材52と共同して平行リンク機構を構成する一対の第二リンク要素54(第二リンク部材)と、前記第一部材51に備えられる第一ローラ512であって、かごが目的のフロアに着床した際に該第一ローラ512の周面が前記被係合部92と対向するように配置される第一ローラ512と、前記第二部材52に備えられる第二ローラ522であって、かごが目的のフロアに着床した際に該第二ローラ522の周面が前記被係合部92と対向するように配置される第二ローラ522とを備える。
前記基部50は、かごドア42(対向面420)に沿って広がるプレート状の部材であり、かごドア42の対向面420に固定される。
本実施形態の係合装置5は、さらに、第二部材52の動きを規制可能な規制部56と、かごドア42の開閉に伴って第一部材51を駆動する第一部材駆動機構58と、を有する。
本実施形態の第一部材51は、上下方向に延び且つ断面が略L字状のいわゆるアングル部材である。該第一部材51の上下方向における中央付近には、前記第一ローラ512を支持する第一ブラケット511が備えられている。本実施形態の第一ブラケット511は、上下方向に延び且つ断面が略L字状のいわゆるアングル部材である。第一部材51と第一ブラケット511とは各々が有する2つの面を互いに対向させるように固定されている。第一ローラ512は、該第一ブラケット511に固定されている。すなわち、第一ローラ512は、第一ブラケットを介して第一部材51に固定されている。また、本実施形態では、第一ローラ512は、出入口30を通じたかご3への人等の出入り方向(以下、単に出入り方向という)に延びる軸S1を中心軸として回転自在な状態で前記第一ブラケット511に固定されている。
一対の第一リンク要素53は、基部50と第一部材51とを接続し、上下方向に間隔をあけて配置される。各第一リンク要素53は、出入り方向に延びる軸S2周りに相対回転可能に基部50に接続されると共に、出入り方向に延びる軸S3周りに相対回転可能に第一部材51に接続されている。これにより、一対の第一リンク要素53は第一部材51と共同して平行リンク機構を構成する。また、第一ローラ512は平行リンク機構で支持された状態となり、該第一ローラ512は、中心軸が出入り方向に向いた姿勢を維持した状態で搖動可能となる。本実施形態では、前記第一ローラ512は、前記かごドアの側面視において前記一対の第一リンク要素53の略中間位置に配置されている。なお、前記側面視とは、前記出入り方向から見た場合のことをいう。
本実施形態の第二部材52は、上下方向に延び且つ断面が略L字状のいわゆるアングル部材である。該第二部材52の上下方向における中央付近には、前記第二ローラ522を支持する第二ブラケット521が備えられている。本実施形態の第二ブラケット521は、上下方向に延び且つ断面が略L字状のいわゆるアングル部材である。第二部材52と第二ブラケット521とは各々が有する2つの面を互いに対向させるように固定されている。第二ローラ522は、該第二ブラケット521に固定されている。すなわち、第二ローラ522は、第二ブラケット521を介して第二部材52に固定されている。また、本実施形態では、第二ローラ522は、出入り方向に延びる軸S4を中心軸として回転自在な状態で前記第二ブラケット521に固定されている。
一対の第二リンク要素54は、基部50と第二部材52とを接続し、上下方向に間隔をあけて配置される。各第二リンク要素54は、出入り方向に延びる軸S5周りに相対回転可能に基部50に接続されると共に、出入り方向に延びる軸S6周りに相対回転可能に第二部材52に接続されている。かかる構成により、一対の第二リンク要素54が第二部材52と共同して平行リンク機構を構成する。また、第二ローラ522は平行リンク機構で支持された状態となり、該第二ローラ522は、中心軸が出入り方向に向いた姿勢を維持した状態で搖動可能となる。本実施形態では、前記第二ローラ522は、前記かごドアの側面視において前記一対の第二リンク要素54の略中間位置に配置されている。
尚、本実施形態では、図3〜図8に示すように、規制部56によって第二部材52の回動は規制されておらず、第二部材52は回動可能な状態になっているが、規制部56の位置を調整することによって、第二部材52を回動不能な状態とすることも可能である。規制部56の位置を調整して第二部材52が回動不能な状態となった場合については、第二実施形態において説明する。
本実施形態では、第一部材51が移動できる範囲は、第一位置から第二位置までの間である。第一位置は第一部材駆動機構58によって規定されており、第二位置は規制部56によって規定されている。該規制部56としては、第一部材51と当接することによって該第一部材51の回動を規制する少なくとも一つの当接部561と、かごドアに直接又は間接的に固定された状態で該当接部561を保持する保持部562と、を有する。当接部561としては、例えば保持部562に取り付けられるネジ部を備えた構成を採用することができ、その場合、該ネジ部の前記保持部に対するねじ込み量を調整することによって第二位置を調整することができる。
また、第二部材52が移動できる範囲は、第三位置から第四位置までの間である。本実施形態では、第三位置および第四位置は、いずれも規制部56によって規定されている。該規制部としては、該規制部56としては、上記と同様の構成を採用することができる。
第一部材駆動機構58は、かごドア42の開閉方向の移動を利用して第一部材51を駆動し、これによって第一ローラ512と第二ローラ522とに乗場ドア61の被係合部92を把持(挟持)させる。具体的に、この第一部材駆動機構58はカム機構を備え、出入り方向に延びる軸S7周りに回動可能なカム581と、かごドア42の戸閉によってカム581が当接するカム当接部582と、カム581と第一部材51とを連結する連結部583と、を有する。
カム581は、カム本体5811と、カム本体5811に配置される当接ローラ5812と、カム本体を付勢する付勢部材5813と、を有する。カム本体5811は、軸S7周りに回動可能にドアハンガー43に取り付けられている。当接ローラ5812は、カム本体5811の先端部において出入り方向に延びる軸S8周りに回転可能に配置されている。
付勢部材5813は、カム本体5811の戸閉側先端部が上方に向かうと共に戸開側先端部が下方に向かうように軸S7周りを回転する方向(図3における矢印γ参照)にカム本体5811を付勢している。本実施形態の付勢部材5813は、例えば、コイルバネであり、ドアハンガー43にその一部を当接させる(固定する)ことにより、付勢力を生じさせている。
連結部583は、所定の方向に延びる部材であり、カム581の戸開側先端部と第一部材51の上端部とを連結する。この連結部583は、カム581が回動したときに、この回動に伴う戸開側先端部の上下動を第一部材51に伝達し、これにより、第一部材51を回動させる。本実施形態の連結部583は、長さ調整可能である。
カム当接部582は、かご本体31等に固定される。このカム当接部582は、かごドア42が戸閉するときに、カム581の当接ローラ5812が当接する当接面5820を有する。この当接面5820は、戸閉の際にかごドア42が全閉位置に到達する直前に当接ローラ5812が当接し、さらにかごドア42が戸閉したときに当接ローラ5812のそれ以上の戸閉側への移動を阻止する。
本実施形態のエレベータ1には、ドア装置4がかごドア42をロックし及び該ロックを解除するロック機構46が備えられている。該ロック機構46は、かごドア42が全閉位置のときにかごドア42をロック(開かないように)し、かごドア42が全閉位置から戸開方向に向けて動く際に、所定の動作が加えられることにより前記ロックを解除する。具体的に、ロック機構46は、図2、図3及び図5にも示されているように、ドアハンガー43又はドアハンガー43とかごドア42との間に配置される中間部材44に取り付けられる係合部461と、係合装置5からの動力(第二部材52の回動)を係合部461に伝達する伝達部材462と、かご本体31又はかご本体31に固定されている部材に取り付けられるロック機構被係合部463と、を有し、係合部461がロック機構被係合部463と係合する(係合姿勢となる)ことによって、かごドア42をロックして開かなく(詳しくは、二つのかごドア42を離間方向に移動できなく)できる。また、本実施形態のロック機構46は、ロック状態か否かを検出可能な検出部464も有する。
係合部461は、出入り方向に延びる軸回りに回動可能な基部4611と、基部4611から延び且つ伝達部材462が相対回転可能に接続される延設部4612と、延設部4612の先端(基部4611と反対側の端部)に配置されるフック部4613と、を有する。この係合部461は、第二部材52の回動によって伝達部材462に押し上げられることにより(図3に示す状態から図5に示す状態)、前記軸周りに回動してロック機構被係合部463と係合しない姿勢(解放姿勢)となる(図5参照)。一方、第二部材52の回動によって伝達部材462に引き下げられることにより(図5に示す状態から図3に示す状態)、前記軸周りに回動(解放姿勢となるときの回動と逆回りの回動)してロック機構被係合部463と係合可能な姿勢(係合姿勢)となる(図3参照)。
ロック機構被係合部463は、ガイドレール41に対して固定され、戸開方向に延びると共に先端部4631が屈曲する板状の部材である。この先端部4631には、係合姿勢の係合部461(フック部4613)と係合可能に構成される。
検出部464は、ロック機構被係合部463に対して固定されているスイッチ4641と、係合部461のフック部4613に配置されるコンタクト4642とを有し、スイッチ4641の接点がコンタクト4642と接触して導通することによってかごドア42がロックされていることを検出する。
伝達部材462は、第二部材52と係合部461とを接続することにより、駆動装置45からの動力を係合部461に伝達する。具体的に、伝達部材462は、所定の方向に延びる長尺な部材であり、上端部を係合部461の延設部4612に相対回転可能に接続すると共に、下端部を第二部材52の上端に相対回転可能に接続する。この伝達部材462は、第二部材52の回動(上下動)を係合部461に伝達する。本実施形態の伝達部材462は、長さ調整可能である。
一方、本実施形態の係合装置5が係合対象としている乗場ドアの被係合部は、スイングアーム方式のかごドア駆動装置に対応して設置された乗場ドア開閉用係合装置である。
該乗場ドア開閉用係合装置の具体例としては、図15に示すものを挙げることができる。具体的には、乗場側ロック機構930としては、図15に示すように、乗場側ドアの上部に枢支されたラッチ931と、該ラッチ931と係合するように構成され乗場側ドア開口部の上部に設けられたラッチ受け932と、前記ラッチ931をラッチ受け932に付勢する引っ張りばね933を備えている。また、ドア開閉用の被係合装置92は、上下方向に離間して配置され且つ乗場側ドアにそれぞれ枢支された一対のリンク921と、該リンク921により支持され且つ上下方向に延びるロック解除板922と、ドアパネルに固定された係合板923とを備え、前記一対のリンクのうちの一つ(図15では上方に配置されたリンク)が、ロッド940を介して前記ラッチ931と連結されている。
以上のように構成されるエレベータ1では、係合装置5が、駆動装置45の駆動力(かごドア42の開閉動力)を乗場ドア61に伝達し、これにより、かごドア42の開閉に乗場ドア61を追従させる。即ち、乗場6の乗場ドア61は、かご3のかごドア42と連動して開閉する。
具体的には、かごが所定のフロアに着床すると第一ローラ512と第二ローラ522との間に、ロック解除板922及び係合板923が下方又は上方から入り込む。続いて、駆動装置45がドアハンガー43を駆動することにより、ドアハンガー43に吊り下げられた各かごドア42が全閉位置から戸開方向にそれぞれ移動する。この移動に伴い、当接ローラ5812がカム当接部582から離間し、これにより、付勢部材5813の付勢力によって、第一ローラ512が第二ローラ522側に回動して第二ローラ522との間にロック解除板922と係合板923とを挟持する。
一方、第二ローラ522はロック解除板922との当接により第二部材52を第三位置へと回動させ、これによってフック部4613を押し上げてかごドアのロックを解除する。また、ロック解除板922は、第二ローラ522と第一ローラ512とによって係合板923とともに挟持されることにより、係合板923と当接する位置まで回動し、リンク921を回動させて乗場側ロック機構930のロックを解除する。
戸閉の際には、この動作が逆に進行する。具体的には、駆動装置45がドアハンガー43を駆動することにより、ドアハンガー43に吊り下げられた各かごドア42が全開位置から戸閉方向にそれぞれ移動する。このとき、被係合部92(ロック解除板922及び係合板923)が第一ローラ512と第二ローラ522とによって挟持された状態で第一ローラ512によって戸閉方向に押され、これにより、乗場ドア61がかごドア42に追従して戸閉する。
この戸閉の際に、当接ローラ5812がカム当接部582に当接し、さらにかごドア42が戸閉方向に移動すると、カム当接部582に当接ローラ5812が押されてカム581(カム本体5811)が軸S7周りに回動し、これにより、連結部583が付勢部材5813の付勢力に逆らって引き上げられて第一部材51が第二部材52から離間する方向に回動し、その結果、第一ローラ512が被係合部から離間する。この第一ローラ512の被係合部からの離間の際には、乗場ドア61は全閉位置に到達している。
一方、第二ローラ522は、かごドア42が全閉位置まで移動すると被係合部と離間した状態となり、第二部材52の自重等によって第三位置から第四位置側に回動することで、係合部461(延設部4612)が伝達部材462によって引き下げられる。これにより、係合部461が回動してフック部4613が引き下げられて係合姿勢となり、係合部461がロック機構被係合部463と係合する(即ち、ロック機構46がロック状態となってかごドア42がロックされる)。
ロック機構46がロック状態になる、即ち、係合部461が係合姿勢になると、係合部
461に配置されたコンタクト4642がスイッチ4641の二つの接点46410を導
通させ、これにより、かごドア42がロック機構46によってロックされたことを検出部
464が検出する。この検出が行われることで、かご3が上昇又は下降可能となる。
このように、第一ローラ512及び第二ローラ522がそれぞれ被係合部から離間した状態となることで、かご3が上昇又は下降可能となる。
以上のエレベータ1の係合装置5によれば、かごドアの開閉動作に伴って第一ローラ及び第二ローラが乗場ドアに設けられた被係合部を挟持することができ、これにより乗場ドアのロック機構のロック及びロック解除を行うことができる。
また、第一ローラ及び第二ローラは、各々平行リンク機構によって回動可能に支持されているため、被係合部を挟持する際に作用する応力は、各々少なくとも一対のリンク要素に分散され、リンク要素および軸に作用する負荷を軽減することができる。
また、上記実施形態の係合装置5によれば、規制部56によって第一部材51及び第二部材52の回動範囲を各々調整することができる。このため、かごドア42を開閉する際の第一部材51と第二部材52との間隔を、規制部56によって容易に調整することができ、エレベータのリニューアルの際に、既設の乗場ドアに設置された被係合部6の配置に応じてかごドアの係合装置5、具体的には、第一ローラ及び第二ローラの初期位置および移動範囲を調整することができる。
上記第一実施形態の係合装置5は、第一部材及び第二部材の両方が平行リンク機構により回動自在に構成されているが、係合装置5は、第一部材及び第二部材の少なくとも何れか一方が平行リンク機構により回動自在に構成されていればよい。
また、第一部材及び第二部材の両方がリンク部材と共同して平行リンク機構を構成しつつ、何れか一方が規制部等により回動不能に固定(規制)されてもよい。この具体例を、第二実施形態として説明する。
第二実施形態のエレベータは、図9〜図13に示すように、第一実施形態のエレベータと同様に、かご3が所定のフロアに着床してかごドア42が開閉するときに、該フロアの乗場6の乗場ドア61がかごドア42に追従して開閉する。
かご3は、図9に示すように、出入口30を有するかご本体31と、かご本体31に
配置されるドア装置4Aと、を有する。
本実施形態のドア装置4Aは、かごドア42をロック可能なロック機構46を備えない点、および第二部材52が規制部56によって規制(固定)されている点以外の構成は、第一実施形態のドア装置4と同じである。
具体的には、図10に示すように、第二部材52が規制部56によって所定の位置に規制され、基部50に対して回動しないように固定されている。これに伴い、第二ローラ522も基部50に対して固定される。
以上のように構成されるエレベータ1では、第一実施形態のエレベータと同様に、かごドア42の開閉の際に、係合装置5がかごドア42の開閉動力を乗場ドア61に伝達して乗場ドア61をかごドア42の開閉に追従させる。具体的には、以下の通りである。
図11及び図13に示すように、駆動装置45がドアハンガー43を駆動して各かごドア42を全閉位置から戸開方向にそれぞれ移動させると、第一部材51が第一部材駆動機構58によって第一位置から戸閉方向側の第二位置へと移動する。これに伴い、該第一部材51に設けられた第一ローラは被係合部(図示せず)に当接し、第二部材52に設けられた第二ローラと共同して一対の被係合板を挟持する。この状態でかごドア42がさらに戸開方向に移動すると、被係合部が第一ローラと第二ローラとによって挟持された状態で戸開方向に押され、これにより、乗場ドア61がかごドア42に追従して戸開する。
一方、戸閉する際には、図12に示すように、第一実施形態と同様、かごドア42が全閉位置に到達する直前に、カム581がカム当接部582に当接することによって第一部材51が連結部583によって引き上げられ(回動し)、被係合部が第一ローラ512と第二ローラ522とによる挟持状態から解放されて乗場ドアがロック状態となる。これにより、かご3が上昇又は下降可能となる。
尚、本発明のエレベータのかごドア係合装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を追加することができ、また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることができる。さらに、ある実施形態の構成の一部を削除することができる。
上記実施形態のドア装置4(エレベータ1)は、二つ(複数)のかごドア42が出入口30の幅方向の両側に向けて戸開する、いわゆるセンターオープンタイプであるが、この構成に限定されない。ドア装置4(エレベータ1)は、かごドア42が出入口30の幅方向の片方に向けて戸開する、いわゆる片開きタイプであってもよい。
また、上記実施形態では、かごドア係合装置が一対のかごドア42の両方に設けられた場合について説明したが、乗場ドアの被係合装置が何れか一方の乗場ドアに設けられている場合、該被係合装置と対向するかごドア42のみに設けてもよい。
1…エレベータ、2…昇降路、3…かご、30…出入口、31…かご本体、4、4A…ドア装置、41…ガイドレール、42…かごドア、420…対向面、43…ドアハンガー、431…ローラ、44…中間部材、45…駆動装置、451…プーリー、452…ベルト体、453…モータ、46…ロック機構、461…係合部、4611…基部、4612…延設部、4613…フック部、462…伝達部材、463…ロック機構被係合部、4631…先端部、464…検出部、4641…スイッチ、46410…接点、4642…コンタクト、5…かごドア係合装置、50…基部、51…第一部材、512…第一ローラ、52…第二部材、522…第二ローラ、53…第一リンク要素、54…第二リンク要素、56…規制部、561…当接部、562…保持部、58…第一部材駆動機構、581…カム、5811…カム本体、5812…当接ローラ、5813…付勢部材、582…カム当接部、5820…当接面、583…連結部、6…乗場、61…乗場ドア、902…スイングアーム、92…被係合部、S1、S2、S3、S4、S5、S6、S7、S8…軸

Claims (5)

  1. エレベータのかごドアに備えられ、乗場ドアが有する被係合部と係合することによってかごドアが開閉する際の動力を前記乗場ドアに伝達可能なかごドア係合装置であって、
    上下方向に延びる第一部材と、
    上下方向に延び且つ前記第一部材から戸閉側に間隔をあけて配置される第二部材と、
    前記第一部材が所定の位置である第一位置と該第一位置より戸閉方向側の位置である第二位置との間を姿勢を維持した状態で回動可能となるように前記第一部材と共同して平行リンク機構を構成する第一リンク部材、および、前記第二部材が所定の位置である第三位置と該第三位置より戸開方向側の位置である第四位置との間を姿勢を維持した状態で回動可能となるように前記第二部材と共同して平行リンク機構を構成する第二リンク部材のうちの少なくとも何れか一方と、
    前記第一部材に備えられる第一ローラであって、かごが所定のフロアに着床した際に該第一ローラの周面が前記被係合部と対向するように配置される第一ローラと、
    前記第二部材に備えられる第二ローラであって、かごが各階に着床した際に該第二ローラの周面が前記被係合部と対向するように配置される第二ローラと、
    を備える、かごドア係合装置。
  2. 前記第一リンク部材が一対の第一リンク要素を備え、前記第一ローラは、前記かごドアの側面視において該一対の第一リンク要素の間に配置される、請求項1記載のかごドア係合装置。
  3. 前記第二リンク部材が一対の第二リンク要素を備え、前記第二ローラは、前記かごドアの側面視において該一対の第二リンク要素の間に配置される、請求項1又は2に記載のかごドア係合装置。
  4. 前記第一部材は、かご上部に設けられたカム機構と作動的に連結されており、戸閉状態において前記カム機構により前記第一位置に保持され、前記かごドアが戸閉状態から戸開方向に移動した際に前記カム機構により前記第二位置に保持される、請求項1〜3の何れかに記載のかごドア係合装置。
  5. 前記第二部材は、前記かごドアを戸閉状態でロックし又は該ロックを解除するロック機構と作動的に連結されており、前記第二部材が前記第四位置から前記第三位置へ移動することにより、前記ロック機構のロックが解除される、請求項1〜4の何れかに記載のかごドア係合装置。
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