JP6735048B1 - ドア用インターロック - Google Patents

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Abstract

【課題】ロック機構を構成する部材の取り付けや交換が容易なドア用インターロックを提供する。【解決手段】本発明は、かご又は乗場に固定される被係合部と、ドアに固定され且つドアを戸閉状態でロックする係合部と、を備え、係合部は、ロック部材と、スリットにロック挿入部が挿入された状態でロック部材に取り付けられる取付部材と、ロック挿入部と重ねられた状態でスリットに挿入されるシム部材と、第一固定部材及び第二固定部材と、を備え、第一固定部材は、ロック挿入部でスリットの幅方向に沿って貫通する第一ロック貫通孔、第一ロック貫通孔と重なる位置で貫通する第一シム貫通孔、及び、第一ロック貫通孔及び第一シム貫通孔と重なる取付貫通孔に挿通され、第二固定部材は、第一ロック貫通孔と異なる位置で貫通する第二ロック貫通孔及び第二ロック貫通孔と重なる位置で貫通する第二シム貫通孔に挿通される。【選択図】図2

Description

本発明は、エレベータにおいて、乗場ドアやかごドアを全閉状態でロック可能なドア用インターロックに関する。
従来から、かごが乗場に到着していないときに乗場側から乗場ドアが開放されるのを防止するための機構、所謂、インターロックが知られている。(特許文献1)。このインターロックは、乗場ドアを全閉状態でロック可能なロック機構と、乗場ドアがロック状態か否かを検知する検知部と、を備える。
ロック機構は、かごドアの開閉に伴って開放姿勢(非係合姿勢)と係合姿勢との間で姿勢を変更するロック部材(作動体)と、かごドアが閉まることによって係合姿勢になったロック部材が係合する被係合部(固定片)と、ロック部材が取り付けられる取付部材(突子)と、を有する。ロック部材は、乗場ドアを吊るす乗場ドアハンガーに接続されている。被係合部は、乗場ドアを案内するガイドレールに接続されている。取付部材は、ロック部材に螺子止めされている。また、取付部材は、ロック部材が係合姿勢になったときコンタクト接点を短絡することで乗場ドアがロック状態であることを電気的に確認する短絡接点を有する。
このロック機構によれば、かごドアが閉じた状態では、係合姿勢となったロック部材が被係合部に係合することで乗場ドアがロックされる。そのため、例えば、階床間にエレベータが止まった状態で、利用者等が乗場ドアを開けようとしても、乗場ドアが開かない。一方、かごドアが開くときには、かごドアの開きに伴って開放姿勢となったロック部材との係合から被係合部が開放される。これにより、乗場ドアのロックが解除される。
実開昭61−154272号公報
ところで、取付部材には、ロック部材の一端部を配置可能なスリットが設けられることがある。このようにスリットが設けられた取付部材を用いる場合、ロック部材や取付部材の製造誤差による寸法誤差を吸収すべく、ロック部材の一端部と取付部材との間に隙間が生じるように、取付部材やロック部材を設計することがある。このように設計したロック部材や取付部材からロック機構を組み立てる際には、ロック部材の一端部と取付部材との隙間にシム部材を配置して、ロック部材及び取付部材とともにシム部材を螺子止めする(共締めする)ことが考えられる。一方、このような構成のロック機構を乗場に取り付けた後、メンテナンス等の目的で取付部材を交換する際に、手の入りにくい狭い空間での作業を行うことになるため、取付部材をロック部材から取り外すために螺子を外すと、シム部材のロック部材に対する螺子止めも外れ、その結果、シム部材が昇降路内等に脱落するおそれがあった。なお、乗場ドアだけでなく、かごドアに対してもこのようなロック機構を備えたインターロックを採用可能である。
本発明は、ロック機構を構成する部材の取り付けや取り外しが容易なドア用インターロックを提供することを目的とする。
本発明のドア用インターロックは、エレベータのかご又は乗場に固定される被係合部と、前記かご又は乗場の出入口を開閉するドアに固定され且つ前記被係合部と係合することによって前記ドアを戸閉状態でロックする係合部と、を備え、前記係合部は、前記ドアに接続され、且つ、前記被係合部と係合可能な係合部位を有するロック部材と、スリット、及び前記ドアの開閉状態を検知するための検知部又は該検知部の一部を有し、且つ、前記スリットに前記ロック部材の一部であるロック挿入部が挿入された状態で該ロック部材に取り付けられる取付部材と、前記ロック挿入部と前記スリットの幅方向において重ねられた状態で該スリットに挿入されるシム部材と、前記ロック部材に対して前記取付部材と前記シム部材とを固定する第一固定部材と、前記ロック部材に対して前記シム部材を固定する第二固定部材と、を備え、前記ロック部材は、前記ロック挿入部において前記スリットの幅方向に沿って貫通する第一ロック貫通孔と、該第一ロック貫通孔と異なる位置において所定方向に貫通する第二ロック貫通孔と、を有し、前記シム部材は、前記第一ロック貫通孔と重なる位置において該第一ロック貫通孔と同方向に貫通する第一シム貫通孔と、前記第二ロック貫通孔と重なる位置において該第二ロック貫通孔と同方向に貫通する第二シム貫通孔と、を有し、前記取付部材は、前記ロック挿入部及び前記シム部材と重なる位置において前記第一ロック貫通孔及び前記第一シム貫通孔と重なり、且つ、前記第一ロック貫通孔及び前記第一シム貫通孔と同方向に貫通する取付貫通孔を有し、前記第一固定部材は、前記第一ロック貫通孔、前記第一シム貫通孔、及び、前記取付貫通孔に挿通され、前記第二固定部材は、前記第二ロック貫通孔及び前記第二シム貫通孔に挿通される。
かかる構成によれば、第二固定部材を第二ロック貫通孔及び第二シム貫通孔に挿通したまま、第一固定部材を第一ロック貫通孔、第一シム貫通孔、及び、取付貫通孔に取り付けたり、第一固定部材を第一ロック貫通孔、第一シム貫通孔、及び、取付貫通孔から取り外すことで、シム部材がロック部材に固定された状態のままで、取付部材をロック部材に対して取り付けたり取り外したりすることができるため、取付部材の取り付けや取り外しの際に、シム部材がロック部材から脱落することを防ぐことができる。
前記ドア用インターロックでは、前記シム部材は、前記シム部材の一部であり、且つ、前記スリットに挿入されるシム挿入部を有し、前記第二シム貫通孔は、前記シム部材における前記シム挿入部と異なる部位に配置されてもよい。
かかる構成によれば、第一固定部材を第一ロック貫通孔、第一シム貫通孔、及び、取付貫通孔に挿通した状態で、第二固定部材を取り付け取り外し可能であるため、取付部材の取り外しや取り付けの際の作業性が向上する。
前記ドア用インターロックは、かご、乗場、及び、前記ドアのいずれか一つに固定される支持部材を備え、前記ロック部材は、前記係合部位が前記被係合部と係合する係合姿勢と、前記係合部位が前記被係合部と非係合となる非係合姿勢との間で姿勢を変更可能であるとともに、前記係合姿勢の状態において水平方向に沿って突出するロック突出部を有し、前記支持部材は、前記ロック部材が前記係合姿勢を取るとき、前記ロック突出部の下側に位置して該ロック突出部を下側から支持可能な支持部位を有してもよい。
かかる構成によれば、ロック部材が係合姿勢を取るときに、支持部材がロック部材を支持できるため、上方からロック部材に力がかかってもロック部材が変形しにくく、ロック部材の損傷を抑えることができる。
また、前記ドア用インターロックでは、前記ロック部材は、板状のロック本体部を有し、前記ロック突出部は、板状であるとともに、前記ロック本体部から該ロック本体部に交差する方向に延びていてもよい。
かかる構成によれば、ロック部材が板状のロック本体部からロック突出部が延びているため、ロック部材の剛性を向上できる。
前記ドア用インターロックでは、前記ロック部材は、前記第二ロック貫通孔を一つ有し、前記シム部材は、前記第二シム貫通孔を一つ有してもよい。
かかる構成によれば、第二固定部材によるシム部材のロック部材に対する固定箇所が一ヵ所であるため、ドア用インターロックを組み立てるとき、ロック部材にシム部材を仮止めした後にこれら部材に取付部材を取り付ける際に、ロック部材やシム部材に対する取付部材の配置位置の調整を容易に行うことができる。
前記ドア用インターロックでは、前記第一ロック貫通孔を規定する内周縁には、前記第一固定部材と螺合可能な雌螺子が設けられ、前記第二ロック貫通孔を規定する内周縁には、前記第二固定部材と螺合可能な雌螺子が設けられ、前記第一シム貫通孔及び前記第二シム貫通孔は、いずれも丸穴であり、前記第一ロック貫通孔の内周面に設けられた雌螺子の谷径は、前記第一シム貫通孔の径よりも小さく、前記第二ロック貫通孔の内周面に設けられた雌螺子の谷径は、前記第二シム貫通孔の径よりも小さくてもよい。
かかる構成によれば、ドア用インターロックを組み立てるとき、例えば、シム部材やロック部材に設けられる貫通孔に製造誤差による寸法誤差があったとしても、固定部材を挿通させやすいため、ロック部材に対してシム部材を固定しやすい。
以上より、本発明によれば、ロック機構を構成する部材の取り付けや取り外しが容易なドア用インターロックを提供することができる。
図1は、本実施形態に係るドア用インターロックが取り付けられたエレベータの構成を示す模式図である。 図2は、前記ドア用インターロックが取り付けられたドアハンガー周辺の正面図である。 図3Aは、図2のドア用インターロックの拡大図である。 図3Bは、前記ドア用インターロックが取り付けられたドアハンガー周辺の平面図である。 図4Aは、前記ドア用インターロックのロック部材の正面図である。 図4Bは、前記ロック部材の側面図である。 図5は、前記ドア用インターロックのシム部材の構成を説明するための正面図である。 図6Aは、前記ドア用インターロックの支持部材の正面図である。 図6Bは、前記支持部材の側面図である。 図7Aは、変形例に係るドア用インターロックのロック部材及びその周辺の正面図である。 図7Bは、前記ロック部材及びその周辺の平面図である。 図8Aは、変形例に係る支持部材及びその周辺の正面図である。 図8Bは、前記支持部材及びその周辺の平面図である。 図9Aは、変形例に係る支持部材及びその周辺の正面図である。 図9Bは、前記支持部材及びその周辺の平面図である。 図10Aは、前記支持部材の正面図である。 図10Bは、前記支持部材の側面図である。 図11Aは、変形例に係る支持部材及びその周辺の正面図である。 図11Bは、前記支持部材及びその周辺の平面図である。 図12Aは、変形例に係るドア用インターロックのロック部材及びその周辺の正面図である。 図12Bは、前記ロック部材及びその周辺の平面図である。
以下、本発明の第一実施形態について、図1〜図6を参照しつつ説明する。
本実施形態に係るドア用インターロックは、図1に示すような、建物内を複数の階層に跨って上下方向に延びる昇降路11と、昇降路11内を昇降するかご12と、を備えるエレベータ1に取り付けられる。また、本実施形態のドア用インターロックは、例えば、乗場3に用いられる乗場ドアインターロックである。
かご12は、出入口120を有するかご本体121と、かごドア122を含み且つかご本体121に配置されるかごドア装置123と、を有する。また、かご12は、かごドア122に取り付けられたドア係合装置124を有する。
かごドア装置123は、かごドア122を駆動する駆動装置125等を備える。この駆動装置125は、かごドア122を開閉方向に駆動する。
ドア係合装置124は、かご12が所定のフロア(階床)に着床したときに該フロアの乗場3の乗場ドア32に接続されたドア被係合装置36と係合する。ドア係合装置124は、ドア被係合装置36と係合することにより、かごドア122が開閉したときの該かごドア122の動きに、乗場ドア32を追従させる。
乗場3は、出入口30を有する乗場本体31と、乗場ドア32を含み且つ乗場本体31に配置される乗場ドア装置33と、を有する。また、乗場3は、乗場ドア32に取り付けられたドア被係合装置36を有する。
乗場ドア装置33は、乗場本体31の出入口30を開閉する乗場ドア32に加えて、図2に示すように、乗場3の出入口30の上方において該出入口30の幅方向(乗場ドア32及びかごドア122の開閉方向、以下、「戸開閉方向」とも称する。)に延びるガイドレール34を備える。さらに、乗場ドア装置33は、乗場ドア32を戸閉状態でロック可能な乗場ドアインターロック4を備える。本実施形態の乗場ドア装置33は、所謂、センターオープンタイプのドア装置である。
乗場ドア32は、開閉方向に接離可能な二つのドアパネル320と、ドアパネル320を吊り下げた状態で移動可能なドアハンガー35と、有する(図1及び図2参照)。これら二つのドアパネル320は、それぞれ上下に長尺な矩形のパネル状である。
ガイドレール34は、乗場本体31の出入口30の上方において戸開閉方向に延び、ドアパネル320(詳しくは、ドアパネル320を吊り下げた状態のドアハンガー35)を案内する(図2参照)。本実施形態のガイドレール34は、二つのドアパネル320のそれぞれを案内する。
ドアハンガー35は、ドアパネル320を直接又は間接に吊り下げた状態でガイドレール34に沿って往復動可能である。
ドア被係合装置36は、かごドア122が開閉するときの動力を乗場ドア32に伝達する。また、ドア被係合装置36は、乗場ドア32のかごドア122に対して対向する面に取り付けられている。本実施形態のドア被係合装置36は、乗場ドア32に取り付けられた取付板360と、取付板360からかご12側に突出する一対のキャッチローラ361、362と、一対のキャッチローラ361、362のうち一方のキャッチローラ362(具体的には、図2における右側のキャッチローラ362)と接続された伝達部材363と、を備える。
本実施形態の一対のキャッチローラ361、362は、かご12が所定のフロアに着床したときに、ドア係合装置124と係合することによって、かごドア122が開閉するときの動力を乗場ドア32に伝達する。なお、一対のキャッチローラ361、362は、例えば、戸開閉方向において接離可能に並んだ状態で配置されている。
本実施形態のドア被係合装置36では、一対のキャッチローラ361、362が戸開閉方向において近づいた位置にあるとき、伝達部材363は上側に位置する。一対のキャッチローラ361、362が、戸開閉方向において離れた位置に移動するとき、右側キャッチローラ362の移動に伴い、伝達部材363は下側に移動する。
乗場ドアインターロック4は、乗場ドア32を戸閉状態でロック可能なロック機構である。乗場ドアインターロック4は、エレベータ1の乗場3に固定される被係合部5と、被係合部5と係合する係合部6と、を備える。本実施形態の乗場ドアインターロック4は、ドアの開閉状態を検知するための検知部7を備える。さらに、本実施形態の乗場ドアインターロック4は、ドアハンガー35に固定される支持部材8を備える。
本実施形態の乗場ドアインターロック4は、ロック部材60を有する係合部6と、乗場ドア32が閉まることによって係合姿勢になったロック部材60が係合する被係合部材50を有する被係合部5を備える。そして、この乗場ドアインターロック4では、乗場ドア32が閉じて係合姿勢となったロック部材60が被係合部材50に係合することで、乗場ドア32がロックされる。一方、乗場ドア32が開くことによって、ロック部材60が被係合姿勢になることでロック部材60との係合から被係合部材50が開放されることによって前記ロック状態が解除される。被係合部材50やロック部材60等の具体的な構成については後述する。
係合部6は、乗場3の出入口30を開閉する乗場ドア32に固定され且つ被係合部5と係合することによって乗場ドア32を戸閉状態でロックする。本実施形態の係合部6は、二つのドアパネル320のうち一方のドアパネル320と接続されたドアハンガー35に取り付けられる。
また、係合部6は、乗場ドア32の開閉に伴って非係合姿勢と係合姿勢との間で姿勢を変更する。さらに、係合部6は、図3A及び図3Bに示すように、ロック部材60と、ロック部材60と重ねて配置されるシム部材62と、重ねられたロック部材60及びシム部材62が挿入されるスリット610を有する取付部材61と、を有する。さらに、係合部6は、ロック部材60に対して取付部材61とシム部材62とを固定する第一固定部材63と、ロック部材60に対してシム部材62を固定する第二固定部材64と、を備える。
ロック部材60は、被係合部5と係合する部材である。本実施形態のロック部材60は、例えば、ドアハンガー35を介して乗場ドア32に接続されている(図2参照)。また、ロック部材60は、ドア被係合装置36の伝達部材363に接続されている。
さらに、ロック部材60は、図4Aにも示すように、乗場ドア32に接続され、且つ、被係合部5と係合可能な係合部位600と、第一固定部材63が挿通される第一ロック貫通孔602と、第二固定部材64が挿通される第二ロック貫通孔603と、を有する。本実施形態のロック部材60は、第一ロック貫通孔602を複数有し、第二ロック貫通孔603を一つ有している。また、本実施形態のロック部材60は、ドア被係合装置36の伝達部材363との接続に用いられる第三ロック貫通孔604を有する。さらに、本実施形態のロック部材60は、ロック突出部605を有する。また、ロック部材60は、板状のロック本体部606も有する。
本実施形態のロック部材60は、長尺状である。また、ロック部材60は、長手方向を戸開閉方向に沿わせた状態で配置される(図2参照)。
ロック部材60は、係合部位600が被係合部5と係合する係合姿勢と、係合部位600が被係合部5と非係合となる非係合姿勢(開放姿勢)との間で姿勢を変更可能である。本実施形態のロック部材60は、かごドア122の開閉に伴うドア被係合装置36の伝達部材363の上下方向における移動により、係合姿勢と被係合姿勢とを取り得る。例えば、ロック部材60は、伝達部材363が上側に位置するとき非係合姿勢となり、伝達部材363が下側に位置するとき係合姿勢となる。
また、本実施形態のロック部材60は、ドアハンガー35に回動可能に配置されている。具体的に、ロック部材60は、ドアハンガー35から延びる軸350回りに回動可能な状態で、軸350に接続されている。ロック部材60は、図2に示す係合姿勢から、軸350回りに反時計回りに回動することにより、被係合姿勢に姿勢を変更可能である。
なお、ロック部材60は、係合姿勢の状態であっても、通常、支持部材8と非接触であるが、該ロック部材60に上方から力がかかったとき支持部材8に当接する。
ロック本体部606は、軸350に垂直な面に沿った板状である。本実施形態のロック本体部606は、ドアハンガー35に沿って延びている。また、本実施形態のロック本体部606は、戸開閉方向における一方側(図2における右側)に位置する端部であるロック挿入部601と、ロック挿入部601から下側に延びる係合部位600と、戸開閉方向における他端側に位置するロック基部607と、を含む。
本実施形態のロック突出部605は、係合姿勢の状態において水平方向に沿って突出する(図4B参照)。具体的に、ロック突出部605は、板状であり、ロック本体部606から該ロック本体部606に交差する方向に延びている。より具体的に、ロック突出部605は、ロック本体部606と直交する方向に延びている。
このような構成により、本実施形態のロック部材60は、該ロック部材60の係合姿勢の状態において上側に位置する上端部608を、水平方向に湾曲させた形状を有する。実施形態のロック部材60の厚みは、いずれの部位においても均一である。ロック部材60の係合姿勢の状態において上側に位置する上面609は、角を有さない面(例えば、平坦面及び湾曲面のいずれか一方)である。
ロック挿入部601は、かご12の奥行き方向(以下、単に「奥行き方向」とも称する。)から視たとき、取付部材61に被覆されている(図3A参照)。本実施形態のロック挿入部601のロック部材60の長手方向における寸法は、ロック基部607の該長手方向における寸法よりも小さい(図4A参照)。また、ロック挿入部601のロック部材60の短手方向における寸法は、ロック基部607の該短手方向における寸法よりも小さい。
ロック基部607は、奥行き方向から視たとき、取付部材61から露出している(図3A参照)。本実施形態のロック基部607のうちロック部材60の係合姿勢の状態において上側に位置する上端縁は、戸開閉方向に延びる平行部位6070を有する(図4A参照)。また、本実施形態のロック基部607のこの係合姿勢の状態における下端縁は、戸開閉方向に対して傾斜した傾斜部位6071を有する。傾斜部位6071は、例えば、ロック挿入部601の先端部6010に近づくほど上方に位置するよう傾斜している。
係合部位600は、例えば、ロック挿入部601の先端部6010から、下側に延びている。また、係合部位600の形状は、フック状である。本実施形態の係合部位600は、奥行き方向から視たとき、取付部材61から露出している(図3A参照)。
ロック突出部605は、例えば、ロック本体部606のロック部材60の係合姿勢の状態における上端縁のうち、戸開閉方向における全域(具体的には、上端縁の平行部位6070の全域)から延びている(図4A参照)。本実施形態のロック突出部605は、奥行き方向(例えば、乗場3側)に延びている。
第一ロック貫通孔602は、ロック部材60に取付部材61やシム部材62を接続するために設けられている。第一ロック貫通孔602は、ロック挿入部601に位置している。具体的に、第一ロック貫通孔602は、ロック挿入部601においてロック本体部606の板厚方向(例えば、軸350の延びる方向)に貫通する。本実施形態の第一ロック貫通孔602は、ロック挿入部601に二つ配置されている。二つの第一ロック貫通孔602は、ロック部材60の長手方向において互いに並んでいる。また、第一ロック貫通孔602を規定する内周縁には、第一固定部材63と螺合可能な雌螺子が設けられている。
第二ロック貫通孔603は、ロック部材60にシム部材62を接続するために設けられている。また、第二ロック貫通孔603は、第一ロック貫通孔602と異なる位置において所定方向(例えば、ロック本体部606の板厚方向)に貫通する。本実施形態の第二ロック貫通孔603は、ロック挿入部601と異なる位置において所定方向に貫通する。具体的に、第二ロック貫通孔603は、ロック基部607において第一ロック貫通孔602の貫通方向に沿って貫通する。また、第二ロック貫通孔603を規定する内周縁には、第二固定部材64と螺合可能な雌螺子が設けられている。本実施形態の第二ロック貫通孔603の形状や寸法は、第一ロック貫通孔602の形状や寸法と同じである。
第三ロック貫通孔604は、ロック部材60と伝達部材363とを接続するために設けられている。また、第三ロック貫通孔604は、ロック挿入部601と異なる位置において所定方向(例えば、ロック本体部606の板厚方向)に貫通する。具体的に、第三ロック貫通孔604は、ロック基部607において第一ロック貫通孔602の貫通方向に沿って貫通する。第三ロック貫通孔604は、戸開閉方向において、軸350と第二ロック貫通孔603との間に位置している。本実施形態の第三ロック貫通孔604は、丸穴である。第三ロック貫通孔604の内径は、第一ロック貫通孔602の谷径や第二ロック貫通孔603の谷径よりも大きい。
シム部材62は、ロック部材60と取付部材61との隙間を埋めるための部材である(図3B参照)。また、シム部材62は、ロック部材60と取付部材61との寸法誤差を吸収するための部材である。なお、シム部材62は、厚みを異ならせて複数準備される。複数のシム部材62からロック部材60や取付部材61の寸法に合わせたものが選択され、選択されたシム部材62が、ロック部材60に取り付けられる。このように、シム部材62が、ロック部材60と取付部材61との隙間を埋めることで、スリット610の幅方向(本実施形態では、奥行き方向)におけるロック部材60に対する取付部材61の取り付け強度を確保、或いは、この取り付け強度を向上させることができる。換言すると、シム部材62が、ロック部材60と取付部材61との隙間を埋めることで、取り付けにおいて要求される強度が得られる。
さらに、シム部材62は、ロック挿入部601とスリット610の幅方向において重ねられた状態でスリット610に挿入される。本実施形態のシム部材62は、該シム部材62の一部であり、且つ、取付部材61のスリット610に挿入されるシム挿入部623を有する。具体的に、シム部材62は、戸開閉方向における一方側(図3Bにおける右側)に位置する端部であるシム挿入部623と、戸開閉方向における他端側(図3Bにおける左側)に位置するシム基部624と、を含む。
また、シム部材62は、図5に示すように、第一シム貫通孔621を有する。本実施形態のシム部材62は、第一シム貫通孔621を複数有する。さらに、シム部材62は、第二シム貫通孔622を有する。本実施形態のシム部材62は、第二シム貫通孔622を一つ有する。
本実施形態のシム部材62は、板状である。また、シム部材62は、例えば、長尺状である。具体的に、シム部材62は、シム挿入部623のシム先端部6230のうち下方に位置する一部分が切り欠かれた略矩形の板状である。シム部材62は、その長手方向をロック部材60の長手方向に一致させた状態で、取付部材61のスリット610に挿入される。
また、本実施形態のシム部材62の長手方向における寸法(具体的に、シム部材62の長手方向における両端縁の間の距離)は、例えば、50mmである。シム部材62の短手方向における寸法(具体的に、シム部材62の短手方向における両端縁の間の距離)は、例えば、12mmである。
シム部材62は、厚みを異ならせたものが複数準備されている。各シム部材62の厚みは、ロック部材60や取付部材61の寸法に合わせて選択できるよう設計されている。例えば、各シム部材62の厚みは、0.4mm、0.3mm、0.1mmで異なっている。
第一シム貫通孔621は、シム部材62をロック部材60及び取付部材61に接続するために設けられている。また、第一シム貫通孔621は、シム部材62がロック部材60と重ねられたときに、第一ロック貫通孔602と重なる位置において、第一ロック貫通孔602と同方向に貫通する。
本実施形態の第一シム貫通孔621は、シム挿入部623に位置している。また、第一シム貫通孔621は、シム挿入部623に二つ配置されている。一対の第一シム貫通孔621a、621bは、戸開閉方向において互いに並んでいる。また、一対の第一シム貫通孔621a、621bは、シム部材62の長手方向において互いに並んでいる。本実施形態の第一シム貫通孔621は、シム部材62の短手方向における中央位置に配置されている。第一シム貫通孔621は、丸穴である。
第二シム貫通孔622は、シム部材62をロック部材60に接続するために設けられている。また、第二シム貫通孔622は、シム部材62がロック部材60と重ねられたときに、第二ロック貫通孔603と重なる位置において該第二ロック貫通孔603と同方向に貫通する。
本実施形態の第二シム貫通孔622は、シム部材62におけるシム挿入部623と異なる部位に配置されている。具体的に、第二シム貫通孔622は、シム基部624に配置されている。本実施形態の第二シム貫通孔622は、シム部材62の短手方向における中央位置に配置されている。第二シム貫通孔622は、丸穴である。本実施形態の第二シム貫通孔622の形状や寸法は、第一シム貫通孔621の形状や寸法と同じである。
第二シム貫通孔622は、最も第二シム貫通孔622に近い第一シム貫通孔621aに対して戸開閉方向において並んでいる。また、第二シム貫通孔622は、この第一シム貫通孔621aに対してシム部材62の長手方向において互いに並んでいる。戸開閉方向において、本実施形態の第二シム貫通孔622と該第二シム貫通孔622に対して隣り合う第一シム貫通孔621aとの距離は、一対の第一シム貫通孔621a、621b同士の距離よりも大きい。
取付部材61は、乗場ドア32がロックされていることを検知する検知部7の一部を有する部位である(図3A参照)。また、取付部材61は、スリット610有し、且つ、スリット610にロック部材60の一部であるロック挿入部601が挿入された状態で、ロック部材60に取り付けられる。
さらに、取付部材61は、ロック挿入部601及びシム部材62と重なる位置において第一ロック貫通孔602及び第一シム貫通孔621と重なり、且つ、第一ロック貫通孔602及び第一シム貫通孔621と同方向に貫通する取付貫通孔612を有する(図3B参照)。本実施形態の取付部材61は、取付貫通孔612を二つ有する。
また、本実施形態の取付部材61は、長尺状である。取付部材61は、ロック部材60に取り付けられる取付本体部613と、取付本体部613から延びる取付延出部614と、を有する。
なお、取付部材61は、スリット610の幅方向における中心を通る仮想線Lに対して対称な形状を有する。そのため、取付部材61は、センターオープンタイプの二つのドアパネル320のうち、いずれのドアパネル320にも取り付け可能である。
取付本体部613は、スリット610を有する。また、取付本体部613は、ロック部材60及びシム部材62のスリット610に挿入された部位(例えば、ロック挿入部601及びシム挿入部623)を被覆する。本実施形態の取付本体部613は、奥行き方向における両側からロック挿入部601及びシム挿入部623を被覆する。
スリット610は、例えば、戸開閉方向に延びている。さらに、スリット610は、上下方向にも延びている。本実施形態のスリット610の幅方向は、奥行き方向と一致する。このスリット610の幅は、該スリット610の延びる方向(例えば、戸開閉方向)において均一である。また、本実施形態のスリット610には、ロック挿入部601及びシム挿入部623のみが挿入される。
取付貫通孔612は、取付本体部613に位置している。また、取付貫通孔612は、丸穴である。本実施形態の複数の取付貫通孔612は、取付部材61の長手方向において、互いに並んで配置されている。
取付延出部614は、取付本体部613の戸開閉方向における一方側の端部から、さらに一方側に延びている。例えば、取付延出部614は、板状である。取付延出部614のスリット610の幅方向における寸法は、取付本体部613のスリット610の幅方向における寸法よりも小さい。
コンタクト611は、取付延出部614(例えば、取付延出部614の係合部6が係合姿勢の状態で下側に位置する下端部)に位置している(図3A参照)。また、コンタクト611は、検知部7の一部を構成する。コンタクト611は、それぞれ下方に突出する一対の突出部位を有する。この一対の突出部位は、導通している。
第一固定部材63は、第一ロック貫通孔602、第一シム貫通孔621、及び、取付貫通孔612に挿通される。本実施形態の第一固定部材63は螺子である。
第二固定部材64は、第二ロック貫通孔603及び第二シム貫通孔622に挿通される。本実施形態の第二固定部材64は螺子である。具体的に、第二固定部材64の形状や寸法は、第一固定部材63の形状や寸法と同じである。
支持部材8は、ロック部材60を下側から支持可能な部材である。また、支持部材8は、ロック部材60が係合姿勢を取るとき、ロック突出部605の下側に位置して該ロック突出部605を下側から支持可能な支持部位80を有する。本実施形態の支持部材8は、図6A及び図6Bにも示すように、ロック部材60が係合姿勢を取る状態における上端部として、支持部位80を有する。
本実施形態の支持部材8は、ドアハンガー35に固定される支持固定部81と、支持固定部81から奥行き方向に延びる支持延出部82と、を有する。具体的に、支持部材8は、長尺状の部材である。また、支持部材8は、例えば、アングル状である。
支持固定部81は、ドアハンガー35に沿って広がっている。また、支持固定部81は、長尺状の部材である。
支持延出部82は、例えば、支持固定部81の短手方向における端部(例えば、この端部の全域)から延びている。本実施形態の支持延出部82は、支持固定部81の戸開閉方向における他方側(例えば、図3Bにおける左側)の端部から奥行き方向における他方側(例えば、かご12側)に延びている。
支持部位80は、ロック部材60に力がかかることにより、ロック突出部605が支持部位80と当接するとき、ロック部材60を支持する。具体的に、ロック部材60が撓んだとき、支持部位80のロック部材60が係合姿勢の状態における上面である支持面800が、ロック突出部605と当接する。
以上の構成の係合部6では、ロック挿入部601は、取付部材61のスリット610の幅方向における一方側(具体的には、乗場3側)において、取付部材61のスリット610を規定する面であるスリット面6100に対して接触している。一方、ロック挿入部601は、スリット610の幅方向における他方側(具体的には、かご12側)において、取付部材61のスリット面6100に対して離間している。
また、シム部材62は、スリット610の幅方向における他方側(具体的には、かご12側)において、ロック挿入部601とスリット面6100との間に配置されている。即ち、第一固定部材63は、取付部材61、シム部材62、及び、ロック部材60を、スリット610の幅方向における他方側(具体的には、かご12側)から順に重ねた状態で、スリット610の幅方向における他方側から螺子止めしている。
なお、第一ロック貫通孔602は、ロック挿入部601においてスリット610の幅方向に沿って貫通する。本実施形態の第二ロック貫通孔603や第三ロック貫通孔604は、スリット610の幅方向に沿って貫通する。
また、第一ロック貫通孔602の内周面に設けられた雌螺子の谷径は、第一シム貫通孔621の径よりも小さい。第二ロック貫通孔603の内周面に設けられた雌螺子の谷径は、第二シム貫通孔622の径よりも小さい。
被係合部5は、ロック部材60が係合姿勢を取るとき係合する部位である(図2及び図3A参照)。本実施形態の係合部6は、ガイドレール34を介して乗場3に固定される被係合基部52と、被係合基部52から延びる被係合部材50と、被係合基部52に設けられた検知部7の一部と、を備える。
被係合部5に備えられる検知部7の一部は、例えば、スイッチ51である。スイッチ51は、例えば、一対の接点を有する。また、スイッチ51は、コンタクト611の一対の突出部が一対の接点と接触可能な位置に配置されている。本実施形態のスイッチ51は、この一対の接点が導通することにより乗場ドア32がロックされていることを検出する。具体的に、一対の接点は、係合部6が係合姿勢を取ることによりコンタクト611が接触することで導通する。
以上の乗場ドアインターロック4の係合部6では、エレベータの点検や修理等の際に、シム部材62をロック部材60に取り付けたまま、取付部材61のロック部材60に対する取り外しや取り付けが可能である。
例えば、第二固定部材64が、第二シム貫通孔622及び第二ロック貫通孔603に挿通され螺子止めされた状態で、第一ロック貫通孔602、第一シム貫通孔621、及び、取付貫通孔612から第一固定部材63を取り外すことで、シム部材62をロック部材60に取り付けたまま、取付部材61をロック部材60から取り外すことができる。そのため、取付部材61の取り外しの際に、シム部材62がロック部材60から脱落することを防ぐことができる。
また、第二固定部材64が、第二シム貫通孔622及び第二ロック貫通孔603に挿通され螺子止めされた状態で、第一ロック貫通孔602、第一シム貫通孔621、及び、取付貫通孔612に第一固定部材63を挿通させることで、シム部材62をロック部材60に取り付けたまま、取付部材61をロック部材60に取り付けることができる。そのため、取付部材61の取り付けの際に、シム部材62がロック部材60から脱落することを防ぐことができる。
具体的に、取付部材61の取り付けの際には、ドアハンガー35に取り付けられているロック部材60の厚みと、取付部材61のスリット610の幅と、に基づいて、適切な厚みのシム部材62が選択される。選択されたシム部材62は、第二シム貫通孔622と第二ロック貫通孔603とが重なるように、ロック部材60に重ねられる。この状態で、第二固定部材64が、第二シム貫通孔622及び第二ロック貫通孔603に挿通された状態で仮締めされることにより、シム部材62はロック部材60に仮止めされる。
次に、取付貫通孔612と第一ロック貫通孔602と第一シム貫通孔621とが重なるように各貫通孔の位置合わせを行った状態で、シム部材62が仮止めされたロック部材60のロック挿入部601が、取付部材61のスリット610に配置される。この状態で、第一固定部材63が、第一ロック貫通孔602、第一シム貫通孔621、及び、取付貫通孔612に挿通され螺子止めされることで、第一固定部材63により、シム部材62及び取付部材61はロック部材60に固定される。最後に、第二固定部材64が、第二シム貫通孔622及び第二ロック貫通孔603に挿通された状態で本締めされることにより、第二固定部材64により、シム部材62はロック部材60に固定される。
このように、厚さの異なるシム部材62から、ロック部材60と取付部材61との隙間の寸法に合わせたシム部材62を選択し、選択したシム部材62をスリット610に挿入することで、ロック部材60や取付部材61の寸法誤差を吸収することができる。
本実施形態の乗場ドアインターロック4によれば、第一固定部材63を第一ロック貫通孔602、第一シム貫通孔621、及び、取付貫通孔612に挿通した状態で、第二固定部材64を取り付けや取り外し可能であるため、取付部材61の取り外しや取り付けの際の作業性が向上する。例えば、第二ロック貫通孔603がロック部材60のロック挿入部601と異なる位置に配置され、第二シム貫通孔622がシム部材62のシム挿入部623と異なる位置に配置されていることにより、取付部材61の取り付けの際に、第二固定部材64によるロック部材60とシム部材62との仮止め位置が、取付部材61に隠れていない。そのため、第二固定部材64を用いたロック部材60に対するシム部材62の仮止めと、第一固定部材63を用いたロック部材60に対する取付部材61の固定とを順序を問わず実施することができる。
また、本実施形態の乗場ドアインターロック4によれば、支持部材8は、ロック部材60が係合姿勢を取るときに、ロック突出部605を支持する支持部位80を有する。これより、支持部材8は、ロック部材60が係合姿勢を取るときに、ロック部材60を支持できる。そのため、上方からロック部材60に力がかかってもロック部材60が変形しにくく、ロック部材60の損傷を抑えることができる。
さらに、本実施形態の乗場ドアインターロック4によれば、板状のロック本体部606から、このロック本体部606と面直交する方向に、板状のロック突出部605が延びているため、ロック部材60の剛性を向上できる。
本実施形態の乗場ドアインターロック4では、第二ロック貫通孔603や第二シム貫通孔622がそれぞれ一つ配置されている、即ち、第二固定部材64によるシム部材62のロック部材60に対する固定箇所が一ヵ所である。そのため、取付部材61を取り付ける際に、ロック部材60にシム部材62を仮止めした後に、これら部材に取付部材61を取り付ける場合、ロック部材60やシム部材62に対する取付部材61の配置位置の調整を容易に行うことができる。
また、本実施形態の乗場ドアインターロック4によれば、第一ロック貫通孔602及び第二ロック貫通孔603はそれぞれ螺子孔であり、第一シム貫通孔621及び第二シム貫通孔622は丸穴である。また、各螺子孔(第一ロック貫通孔602及び第二ロック貫通孔603)の谷径は各丸穴(第一シム貫通孔621及び第二シム貫通孔622)の径よりも小さい。そのため、乗場ドアインターロック4を組み立てるとき、例えば、シム部材62やロック部材60に設けられる貫通孔に製造誤差による寸法誤差があったとしても、固定部材を貫通孔に挿通させやすいため、ロック部材60に対してシム部材62を固定しやすい。
さらに、本実施形態の乗場ドアインターロック4によれば、第一固定部材63は、スリット610の幅方向における他方側(具体的には、かご12側)から、取付部材61、シム部材62、及び、ロック部材60を順に重ねた状態で、スリット610の幅方向における他方側から螺子止めしている。そのため、取付部材61をかご12側(昇降路11側)から取り付けや取り外しできるため、作業性が向上する。
尚、本発明のドア用インターロックは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を追加することができ、また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることができる。さらに、ある実施形態の構成の一部を削除することができる。
上記各実施形態のドア用インターロック4は、乗場ドアインターロックであったが、かごドアインターロックであってもよい。このようなドア用インターロック4(かごドアインターロック)では、被係合部5がかご12に固定され、係合部6はかご12の出入口120を開閉するドア(かごドア122)に固定され、且つ、被係合部5と係合することによってかごドア122を戸閉状態でロックする。
上記各実施形態のドア用インターロック4では、第一固定部材63や第二固定部材64は、螺子であったが、貫通孔に挿通された状態で部材を固定する構成であれば、螺子以外の部材であってもよい。例えば、第一固定部材63や第二固定部材64は、ボルトとナットとの組み合わせ、リベット、割りピン等であってもよい。なお、係合部6に備えられる第二固定部材64の数は、一つであったが、複数であってもよい。
上記実施形態のドア用インターロック4では、第一ロック貫通孔602及び第二ロック貫通孔603の形状や寸法が同じであったが、これらの形状や寸法が異なっていてもよい。また、第一シム貫通孔621及び第二シム貫通孔622の形状や寸法が同じであったが、これらの形状や寸法が異なっていてもよい。
例えば、第一シム貫通孔621及び第二シム貫通孔622の形状や寸法が異なる場合であっても、第一ロック貫通孔602を用いて、取付部材61及びシム部材62がロック部材60に固定され、第二ロック貫通孔603を用いて、シム部材62がロック部材60に固定されればよい。そのため、例えば、第一ロック貫通孔602が第二ロック貫通孔603より大きく形成されることが考えられる。この場合、第二固定部材64よりも大きい第一固定部材63を用いて、取付部材61及びシム部材62がロック部材60に対して固定されるため、この固定の強度を確保できる。
上記実施形態のドア用インターロック4では、取付部材61のスリット610に、シム部材62及びロック部材60のみが挿入されているが、これらの部材に加えて、他の部材が挿入されていてもよい。
また、上記実施形態のドア用インターロック4では、ロック挿入部601は、取付部材61のスリット610の幅方向における一方側(具体的には、乗場3側)において、取付部材61のスリット面6100に対して接触していたが、ロック挿入部601は、スリット610の幅方向における他方側(具体的には、かご12側)において、取付部材61のスリット面6100に対して接触していてもよい。この場合、シム部材62は、スリット610の幅方向における一方側(具体的には、乗場3側)において、ロック挿入部601とスリット面6100との間に配置されることが考えられる。即ち、第一固定部材63は、スリット610の幅方向における一方側(具体的には、乗場3側)から、取付部材61、シム部材62、及び、ロック部材60を順に重ねた状態で、スリット610の幅方向における他方側から螺子止めしていることが考えられる。
なお、ロック挿入部601は、取付部材61のスリット610の幅方向における一方側(具体的には、乗場3側)及びスリット610の幅方向における他方側(具体的には、かご12側)の両方おいて、取付部材61のスリット面6100に対して離間していてもよい。この場合、シム部材62は、スリット610の幅方向における一方側(具体的には、乗場3側)及びスリット610の幅方向における他方側(具体的には、かご12側)の両方おいて、ロック挿入部601とスリット面6100との間に配置されることが考えられる。即ち、係合部6は、二つのシム部材62を備えることが考えられる。
上記実施形態の板状のロック突出部605は、板状のロック本体部606に直交する方向に延びていたが、ロック本体部606に対して90°と異なる角度で傾斜した状態で延びていてもよい。
上記実施形態のロック部材60は、ロック突出部605を有していたが、ロック突出部605を有していなくてもよい。例えば、ロック部材60は、板状のロック本体部606のみで構成されていてもよい。
上記実施形態の第二ロック貫通孔603は、ロック部材60におけるロック挿入部601と異なる場所(例えば、ロック基部607)に設けられていたが、ロック挿入部601に設けられていてもよい。
上記実施形態の第一ロック貫通孔602及び第二ロック貫通孔603の貫通方向は、同一であったが、異なっていてもよい。これら貫通方向が異なる場合、第一固定部材63及び第二固定部材64は、各貫通孔に挿通された状態で、異なる方向に延びることになる。
上記実施形態の取付部材61は、ロック部材60やシム部材62を、奥行き方向における両側から被覆していたが、上下方向における両側から被覆してもよい。この場合、スリット610は、戸開閉方向に延びるとともに、奥行き方向に延びることが考えられる。また、例えば、図7A及び図7Bに示すように、スリット610の幅方向は、上下方向と一致することが考えられる。この場合、ロック挿入部601は、奥行き方向に延びる。このロック挿入部601は、例えば、係合姿勢の状態において水平方向に沿って突出する。具体的に、ロック挿入部601は、板状であり、ロック本体部606から該ロック本体部606に交差する方向に延びている。より具体的に、ロック挿入部601は、ロック本体部606と直交する方向に延びている。また、ロック挿入部601は、ロック突出部605と連続している。さらに、第一固定部材63及び第二固定部材64は、各貫通孔に挿通された状態で、スリット610の幅方向(上下方向)に延びる。なお、スリット610は、戸開閉方向に延びるとともに、上下方向に対して傾斜し且つ奥行き方向にも傾斜する方向に延びていてもよい。
また、上記実施形態の取付部材61は、検知部7の一部を有していたが、検知部7の全体を有していてもよい。
上記実施形態のドア用インターロック4では、支持延出部82が支持固定部81の戸開閉方向における一方側の端部から、奥行き方向における他方側(例えば、かご12側)に延びるように、支持部材8がドアハンガー35に取り付けられていたが、支持部材8の取り付け姿勢はこれに限定されない。例えば、支持部材8は、図8A及び図8Bに示すように、支持延出部82が支持固定部81の戸開閉方向における他方側の端部から、奥行き方向における他方側(例えば、かご12側)に延びるように、支持部材8がドアハンガー35に取り付けられてもよい。
また、支持部材8は、図9A及び図9Bに示すように、支持延出部82が支持固定部81の上端部から、奥行き方向における他方側(例えば、かご12側)に延びる形状を有してもよい。この支持部材8では、支持延出部82の全体が、支持部位80となる。また、支持延出部82の上面が、支持面800となる。
この支持部材8では、図10A及び図10Bに示すように、支持固定部81は、長尺状の部材である。また、支持延出部82は、支持固定部81の長手方向における端部(例えば、この端部の全域)から延びている。
なお、この支持部材8は、上下逆転させた状態で、ドアハンガー35に取り付けられてもよい。この場合、支持部材8は、図11A及び図11Bに示すように、支持延出部82が支持固定部81の下端部から、奥行き方向における他方側(例えば、かご12側)に延びる形状を有することとなる。
さらに、上記実施形態のドア用インターロック4では、支持部材8は、ドアハンガー35に固定されていたが、かご12、乗場3、かごドア122、及び、乗場ドア32のいずれか一つに固定されていればよい。
また、上記実施形態のドア用インターロック4では、支持部材8は、通常ロック部材60に当接せず、ロック部材60に力がかかったときにロック部材60に当接していたが、常時、ロック部材60に当接してもよい。
なお、ドア用インターロック4は、図12A及び図12Bに示すように、支持部材8を備えなくてもよい。
また、上記各実施形態の乗場ドア装置33は、二つ(複数)の乗場ドア32が出入口30の幅方向の両側に向けて戸開するドア、所謂、センターオープンタイプのドアであるが、この構成に限定されない。乗場ドア装置33は、乗場ドア32が出入口30の幅方向の片方に向けて戸開するドア、所謂、片開きタイプのドアでもよい。
上記各実施形態の乗場ドア32は二つのドアを有していたが、一つのドアを有してもよく、三つ以上の複数のドアを有してもよい。かご12の有するドアについても同様である。
1…エレベータ、3…乗場、4…乗場ドアインターロック(ドア用インターロック)、5…被係合部、6…係合部、7…検知部、8…支持部材、11…昇降路、30…出入口、31…乗場本体、32…乗場ドア、33…乗場ドア装置、34…ガイドレール、35…ドアハンガー、36…ドア被係合装置、50…被係合部材、51…スイッチ、52…被係合基部、60…ロック部材、61…取付部材、62…シム部材、63…第一固定部材、64…第二固定部材、80…支持部位、81…支持固定部、82…支持延出部、120…出入口、121…本体、122…ドア、123…ドア装置、124…ドア係合装置、125…駆動装置、320…ドアパネル、350…軸、360…取付板、361、362…キャッチローラ、363…伝達部材、600…係合部位、601…ロック挿入部、602…第一ロック貫通孔、603…第二ロック貫通孔、604…第三ロック貫通孔、605…ロック突出部、606…ロック本体部、607…ロック基部、608…上端部、609…上面、610…スリット、611…コンタクト、612…取付貫通孔、613…取付本体部、614…取付延出部、621、621a、621b…第一シム貫通孔、622…第二シム貫通孔、623…シム挿入部、624…シム基部、800…支持面、6010…先端部、6070…平行部位、6071…傾斜部位、6100…スリット面、6230…シム先端部、L…仮想線

Claims (6)

  1. エレベータのかご又は乗場に固定される被係合部と、
    前記かご又は乗場の出入口を開閉するドアに固定され且つ前記被係合部と係合することによって前記ドアを戸閉状態でロックする係合部と、を備え、
    前記係合部は、
    前記ドアに接続され、且つ、前記被係合部と係合可能な係合部位を有するロック部材と、
    スリット、及び前記ドアの開閉状態を検知するための検知部又は該検知部の一部を有し、且つ、前記スリットに前記ロック部材の一部であるロック挿入部が挿入された状態で該ロック部材に取り付けられる取付部材と、
    前記ロック挿入部と前記スリットの幅方向において重ねられた状態で該スリットに挿入されるシム部材と、
    前記ロック部材に対して前記取付部材と前記シム部材とを固定する第一固定部材と、
    前記ロック部材に対して前記シム部材を固定する第二固定部材と、を備え、
    前記ロック部材は、前記ロック挿入部において前記スリットの幅方向に沿って貫通する第一ロック貫通孔と、該第一ロック貫通孔と異なる位置において所定方向に貫通する第二ロック貫通孔と、を有し、
    前記シム部材は、前記第一ロック貫通孔と重なる位置において該第一ロック貫通孔と同方向に貫通する第一シム貫通孔と、前記第二ロック貫通孔と重なる位置において該第二ロック貫通孔と同方向に貫通する第二シム貫通孔と、を有し、
    前記取付部材は、前記ロック挿入部及び前記シム部材と重なる位置において前記第一ロック貫通孔及び前記第一シム貫通孔と重なり、且つ、前記第一ロック貫通孔及び前記第一シム貫通孔と同方向に貫通する取付貫通孔を有し、
    前記第一固定部材は、前記第一ロック貫通孔、前記第一シム貫通孔、及び、前記取付貫通孔に挿通され、
    前記第二固定部材は、前記第二ロック貫通孔及び前記第二シム貫通孔に挿通される、ドア用インターロック。
  2. 前記シム部材は、前記シム部材の一部であり、且つ、前記スリットに挿入されるシム挿入部を有し、
    前記第二シム貫通孔は、前記シム部材における前記シム挿入部と異なる部位に配置されている、請求項1に記載のドア用インターロック。
  3. かご、乗場、及び、前記ドアのいずれか一つに固定される支持部材を備え、
    前記ロック部材は、前記係合部位が前記被係合部と係合する係合姿勢と、前記係合部位が前記被係合部と非係合となる非係合姿勢との間で姿勢を変更可能であるとともに、前記係合姿勢の状態において水平方向に沿って突出するロック突出部を有し、
    前記支持部材は、前記ロック部材が前記係合姿勢を取るとき、前記ロック突出部の下側に位置して該ロック突出部を下側から支持可能な支持部位を有する、請求項1又は請求項2に記載のドア用インターロック。
  4. 前記ロック部材は、板状のロック本体部を有し、
    前記ロック突出部は、板状であるとともに、前記ロック本体部から該ロック本体部に交差する方向に延びている、請求項3に記載のドア用インターロック。
  5. 前記ロック部材は、前記第二ロック貫通孔を一つ有し、
    前記シム部材は、前記第二シム貫通孔を一つ有する、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のドア用インターロック。
  6. 前記第一ロック貫通孔を規定する内周縁には、前記第一固定部材と螺合可能な雌螺子が設けられ、
    前記第二ロック貫通孔を規定する内周縁には、前記第二固定部材と螺合可能な雌螺子が設けられ、
    前記第一シム貫通孔及び前記第二シム貫通孔は、いずれも丸穴であり、
    前記第一ロック貫通孔の内周面に設けられた雌螺子の谷径は、前記第一シム貫通孔の径よりも小さく、
    前記第二ロック貫通孔の内周面に設けられた雌螺子の谷径は、前記第二シム貫通孔の径よりも小さい、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のドア用インターロック。
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