JP2004067293A - エレベータの戸開保持器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】三方枠幕板部と乗り場戸の構成によらず、また小形に構成できて、中央から左右に開くタイプの乗り場戸間に簡単な操作で設置できて両乗り場戸の間隔を少しだけ開けて保持することができるようにする。
【解決手段】乗り場戸9,10は、それぞれ幅方向の端縁部に折曲げ部9b,10bを有して中央から左右に開く両開きタイプで構成されている。この乗り場戸9,10を少しだけ開けて昇降路内の機器を乗り場側より確認または点検する際に、乗り場戸9,10間に戸開保持器具19が設置される。この戸開保持器具19は、乗り場戸9,10間に挿入される基部19aと、この基部19の両側にそれぞれ設けられ乗り場戸9,10の折曲げ部9b,10bに嵌合されて乗り場戸9,10の戸閉側および戸開側への移動を阻止する係合部19b,19bとを備え、この係合部19b,19bを乗り場戸9,10の端縁部の折曲げ部9b,10bに嵌合させて戸開の間隔を保持する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、昇降路内の機器を乗り場側より確認または点検する際に乗り場戸を少しだけ開けて間隔を保持しておくためのエレベータの戸開保持器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にエレベータの昇降路内の機器を点検する場合、乗りかご上に作業員が乗って乗りかごを昇降させながら行なうことがある。この場合、作業員は乗り場から乗り場戸を開いて乗りかご上に乗り込むことになるが、乗りかごが乗り込みを行なう階に停止しているか否かを確認する必要があり、このために乗り場戸を少しだけ開けた状態に保持して昇降路内を確認できるようにし、作業員が誤って昇降路内に転落しないようにしている。
【0003】
エレベータの乗り場戸における従来の戸開保持構成を図12に示す。乗り場戸1の上方にヘッダーケース2が設けられ、このヘッダーケース2内に乗り場戸1を案内するドアレール(図示せず)が設けられている。ヘッダーケース2内には、戸開保持装置3が設けられており、三方枠幕板部4と乗り場戸1との隙間5から操作器具6を差し込み、戸開保持装置3を操作することで戸開保持装置3が動作し、乗り場戸1を少しだけ開けて間隔を保持することができるようになっている。
【0004】
このようなエレベータ乗り場の戸開保持構成では、ヘッダーケース2内の戸開保持装置3を、三方枠幕板部4と乗り場戸2の隙間5に操作器具6を下方から差し込み操作する必要があり、図13に示すような、三方枠幕板部4と乗り場戸1の表面が面一となる構成の場合には、正面の隙間5から操作器具を挿入し戸開保持装置を操作することができなかった。
【0005】
一方、少なくとも二枚の乗り場戸が左右いずれか一方に互いに異なる速度で開閉する片開き乗り場戸に対し、この乗り場戸の開方向への移動を所定の開放寸法に規制する全開防止器具を設けることが提案されている。これは、乗り場側に位置する第一の乗り場戸の戸当り側に連結される装着体と、この装着体に連結されて戸当り側に位置した第二の乗り場戸と第一の乗り場戸間の間隙から挿入された連結棒と、この連結棒の挿入側端部に設けられて第二の乗り場戸の開方向への移動を所定の開放寸法に規制する第一の係止部を備えたもので、このような構成によれば、三方枠幕板部と乗り場戸との構成に関係なく、乗り場戸の全開防止を行なうことができるが、乗り場戸が左右いずれか一方に開閉する片開き乗り場戸に限られるものであった。
【0006】
また中央から左右に開く両開きタイプの乗り場戸を少しだけ開ける全開防止器具として、第一の乗り場戸の下部に取付けられたドアシューに当接する第一の当接部と、第一の乗り場戸よりも遅い速度で開く第二の乗り場戸の下部に取付けられたドアシューに当接する第二の当接部と、これら第一および第二の当接部の間隔を一定に保持するように連結した間隔保持部とを備えたものが提案されている。この構成によれば、中央から左右に開く両開きタイプの乗り場戸の全開を防止できるが、全開防止器具の当接部がドアシューと当接するようにセットする作業に作業者の理解と熟練を必要とし、また乗り場戸の開放寸法が第一および第二の乗り場戸に取付けられたドアシューの間隔や、第一の当接部と第二の当接部の間隔で決定されことから全開防止器具が大きなものとなる問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このようにヘッダーケース内に戸開保持装置を設ける場合は、三方枠幕板部と乗り場戸の表面が面一となる構成の場合には、正面の隙間から操作器具を挿入して戸開保持装置を操作することができなかった。
【0008】
また中央から左右に開く両開きタイプの乗り場戸を少しだけ開ける全開防止器具は、その操作に作業者の熟練および理解を必要とするほか、大形化なものであるという問題があった。
【0009】
本発明は、上述の問題点を考慮してなされたもので、三方枠幕板部と乗り場戸の構成によらず、また小形で、中央から左右に開くタイプの乗り場戸間に簡単な操作で設置できて両乗り場戸の間隔を少しだけ開けて保持することのできるエレベータの戸開保持器具を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するために、それぞれ幅方向の端縁部に折曲げ部を有して中央から左右に開く両開きタイプの乗り場戸を少しだけ開けて昇降路内の機器を乗り場側より確認または点検する際に、乗り場戸間に挿入されてその間隔を保持するエレベータ乗り場戸の戸開保持器具であって、乗り場戸間に挿入される基部と、この基部の両側にそれぞれ設けられ乗り場戸の折曲げ部に嵌合されて乗り場戸の戸閉側および戸開側への移動を阻止するU字形係合部とを備えたことを特徴とする。
【0011】
このように構成すれば、両開きタイプの乗り場戸を少しだけ開けて戸開保持器具を挿入し、そのU字形係合部を乗り場戸の端縁部に設けられた折曲げ部に嵌合させる簡単な作業で設置でき、しかも戸開の間隔寸法に乗り場戸の端縁部の幅寸法を加えた寸法とほぼ同寸法で構成でき、戸開保持器具を小形に構成できる。
【0012】
この場合、戸開保持器具のU字形係合部に、乗り場戸の折曲げ部の高さ方向の中間部に設けられた切り欠き部に対しては前後方向から挿通可能で且つこの切り欠き部以外の折曲げ部に対しては前後方向で重複する突出部を設けることができる。
【0013】
このようにすれば、戸開保持器具の高さ方向を位置決めでき、しかも戸開保持器具の着脱操作が2工程となり、作業者以外の第三者による戸開保持器具の取外しを防止できる。
【0014】
また戸開保持器具の下部に、乗り場戸のシルに嵌合するガイドを設けることができ、このようにすれば、戸開保持器具が乗り場戸間に設置された際に、ガイドがシルの溝に嵌り込むことによって、戸開保持器具のU字形係合部が乗り場戸の折曲げ部に確実に嵌合されていることを確認することができる。
【0015】
また本発明は、それぞれ幅方向の周縁部に折曲げ部を有して中央から左右に開く両開きタイプの乗り場戸を少しだけ開けて昇降路内の機器を乗り場側より確認または点検する際に、乗り場戸間に挿入されてその間隔を保持するエレベータ乗り場戸の戸開保持器具であって、乗り場戸間に挿入される基部と、この基部の両側にそれぞれ設けられ乗り場戸の折曲げ部に形成された逆L字形の切り欠き部に嵌合されて乗り場戸の戸閉側および戸開側への移動を阻止するL字形係合部とを備えたことを特徴とする。
【0016】
本発明によれば、両開きタイプの乗り場戸を少しだけ開けて戸開保持器具を挿入し、そのL字形係合部を乗り場戸の端縁部に設けられた切り欠き部に嵌合させる簡単な作業で設置できるほか、戸開保持器具の着脱操作が2工程となり、一般利用者による戸開保持器具の取外しを防止でき、戸開保持器具の構成を簡素化できる。
【0017】
さらに戸開保持器具は、基部に把手を設けることができ、戸開保持器具の設置時に、この把手を持って作業することにより操作性を向上することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明のエレベータの乗り場における戸開状況を示す正面図である。乗り場7の三方枠8に中央から左右に開く乗り場戸9,10が設けられている。昇降路内の機器を乗り場側より確認または点検する際に、まずこの乗り場戸9,10を開く開錠操作が行なわれる。開錠操作は、例えば三方枠8の幕板部11の内側に設けられた施錠装置12を、乗り場戸10に設けられた鍵穴13から鍵を差し込んで行なう方法が一般的であるが、幕板部11と乗り場戸9,10の隙間から操作器具を差し込んで行なうなど、他の構成もある。乗り場戸9,10の開錠後、作業員が乗り場戸9,10を少しだけ開けた状態に保持して昇降路内を確認できるようにする。この戸開の間隔を所定寸法に保持するために戸開保持器具が用いられる。
【0019】
図2(a)および(b)は本発明の第1実施の形態によるエレベータ乗り場戸の戸開保持器具を用いた戸開保持状況を示す背面図および平面図である。図3は図2で用いた戸開保持器具を示す斜視図である。
【0020】
図2および図3において、乗り場戸9,10はそれぞれ上部にローラ14,15を有するハンガー16,17が設けられており、図示しない戸開閉機構が駆動されてハンガー16,17のローラ14,15がドアレール18上を転動することにより中央から左右に開くようになっている。この乗り場戸9,10には、裏面側(昇降路側)の上下方向および幅方向の端縁部に内側にL字形に折り曲げられた折曲げ部9a,9b、10a,10bが補強として設けられており、このうち、幅方向の端縁部に設けられた折曲げ部9b,10bを利用して戸開保持器具19が取付けられる。この戸開保持器具19は、乗り場戸9,10間に挿入される基部19aと、この基部19aの横方向両側にそれぞれ設けられ乗り場戸の折曲げ部9b,10bに嵌合されて乗り場戸の戸閉側および戸開側への移動を阻止するU字形係合部19b,19bとを備えている。この戸開保持器具19は、乗り場戸9,10の少しだけ開かれた隙間を通して乗り場側から昇降路側に挿入された後、U字形係合部19b,19bが乗り場戸9,10の戸当り側の折曲げ部9b,10bに嵌合するように乗り場側に引き戻されて乗り場戸9,10間に取付けられる。これにより、左右に開くタイプの乗り場戸9,10が戸閉側に移動する際には、各乗り場戸9,10の先端戸当り面がU字形係合部19b,19bに当接して移動が阻止され、また乗り場戸9,10が戸閉側に移動する際にも乗り場戸9,10の折曲げ部9b,10bがU字形係合部19b,19bに当接して移動が阻止され、乗り場戸9,10の間隔を所定の寸法に保持することができる。
【0021】
このように本実施の形態によれば、三方枠幕板部と乗り場戸の構成によらず、中央から左右に開く両開きタイプの乗り場戸9,10に対して、この乗り場戸9,10を少しだけ開けて戸開保持器具19を挿入し、この戸開保持器具19のU字形係合部19b,19bを乗り場戸9,10の端縁部に設けられた折曲げ部9b,10bに嵌合させるだけの簡単な作業で、乗り場戸9,10間に所定寸法の間隔で戸開が保持できるように設置できる。しかも戸開保持器具19の長手方向の寸法は、戸開の間隔寸法に乗り場戸9,10の端縁部の折曲げ部9b,10bの幅寸法を加えた寸法とほぼ同寸法で構成でき、戸開保持器具19を小形に構成できる。
【0022】
図4(a),(b)および図5(a),(b)は本発明の第2実施の形態によるエレベータ乗り場戸の戸開保持器具を用いた戸開保持状況を示す背面図および平面図である。図6は図4および図5で用いた戸開保持器具を示す斜視図である。図4ないし図6において、本実施の形態では、乗り場戸9,10の折曲げ部9b,10bの高さ方向の中間部に切り欠き部9c,10cが形成されており、戸開保持器具19のU字形係合部19b,19bには、この切り欠き部9c,10cに対しては前後方向から挿通可能で且つこの切り欠き部9c,10c以外の折曲げ部9b,10bに対しては前後方向で重複する突出部20,20がさらに設けられている。
【0023】
この戸開保持器具19は、図4に示すように、乗り場戸9,10間の隙間から挿入した後、横方向にして切り欠き部9c,10cの位置で乗り場側に引き戻せば、突出部20,20は、乗り場戸9,10の折曲げ部9b,10bに当接することなく乗り場側に移動する。この状態で、図5に示すように、戸開保持器具19を下方に移動させれば、突出部20,20は、折曲げ部9b,10bに対して前後方向で重複する位置に置かれることになる。
【0024】
従ってこのようにすれば、U字形係合部19b,19bにより第1実施の形態と同様の効果が得られるほか、戸開保持器具19の着脱操作が図4に示す状態から図5に示す状態、またはその逆の2工程となり、一般利用者には、このような着脱工程で戸開保持器具19が取付けられていることが容易に理解できないので、一般利用者による戸開保持器具19の取外しを防止でき、一般利用者が故意に戸開保持器具19を取り外すことで乗り場戸9,10が開かれることによる昇降路への転落事故を防止することができる。
【0025】
図7(a)および(b)は本発明の第3実施の形態によるエレベータ乗り場戸の戸開保持器具を用いた戸開保持状況を示す背面図および側面図である。図8は図7で用いた戸開保持器具を示す斜視図である。図7および図8において、本実施の形態では、第1実施の形態の構成に加えて、戸開保持器具19の基部19aに下方に向けて延びるガイド21を取付けたもので、このガイド21は、乗り場戸9,10のシル22の溝22a幅とほぼ同じ幅で構成されており、戸開保持器具19が乗り場戸9,10間に設置された際に、ガイド21がシル22の溝22aに嵌り込むことによって、戸開保持器具19のU字形係合部19b,19bが乗り場戸9,10の折曲げ部9b,10bに確実に嵌合されていることを確認することができる。しかも戸開保持器具19に乗り場側に向けて外力が加えられた際には、乗り場戸9,10に伝達される力を緩和して乗り場戸9,10が変形するのを低減し、また戸開保持器具19に昇降路側に向けて外力が加えられた際には、戸開保持器具19が外れるのを防止することができる。
【0026】
図9(a),(b)および図10(a),(b)は本発明の第4実施の形態によるエレベータ乗り場戸の戸開保持器具を用いた戸開保持状況を示す背面図および平面図である。図9および図10において、本実施の形態では、乗り場戸9,10の折曲げ部9b,10bの高さ方向の中間部に逆L字状の切り欠き部9d,10dが形成されており、戸開保持器具29には基部29aの両側にそれぞれこの切り欠き部9d,10dの幅広部に対しては前後方向から挿通可能で且つこの切り欠き部9c,10cの幅狭部に対しては前後方向で重複するL字形係合部29b,29bが設けられている。
【0027】
この戸開保持器具29は、図9に示すように、乗り場戸9,10間の隙間から挿入した後、横方向にして切り欠き部9d,10dの幅広部の位置で乗り場側に引き戻せば、L字形係合部29b,29bは、乗り場戸9,10の折曲げ部9b,10bに当接することなく乗り場側に移動し、この状態で、図10に示すように、戸開保持器具29を下方に移動させれば、L字形係合部29b,29bは、折曲げ部9b,10bに対して前後方向で重複する位置に置かれ、切り欠き部9d,10dの幅狭部に挟まれることになる。
【0028】
従って戸開保持器具29は、L字形係合部29b,29bが乗り場戸9,10の折曲げ部9b,10bに設けられた切り欠き部9d,10dの幅狭部に嵌合されて外れが防止されるとともに乗り場戸9,10が戸閉側および戸開側へ移動するのを阻止して戸開を所定寸法に保持することができる。また第2実施の形態と同様に、戸開保持器具29の着脱操作が図9に示す状態から図10に示す状態、またはその逆の2工程となり、一般利用者による戸開保持器具19の取外しを防止でき、一般利用者が故意に戸開保持器具19を取り外すことで乗り場戸9,10が開かれることによる昇降路への転落事故を防止することができる。さらに戸開保持器具29の折曲げ形状を簡素化でき、軽量化することができる。
【0029】
図11は本発明の第5実施の形態によるエレベータ乗り場戸の戸開保持器具を示す斜視図である。図11において、本実施の形態では、第1実施の形態ないし第4実施の形態における戸開保持器具19または29の基部19aの前面側(乗り場側)に把手23を取付けたもので、戸開保持器具19の設置時にこの把手23を持って作業することにより操作性を向上することができ、しかもこの把手23に、安全帯のフック(図示せず)を掛けることにより戸開保持器具19を誤って昇降路内に落下させることを防止することができる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のエレベータの戸開保持器具によれば、中央から左右に開く両開きタイプの乗り場戸を少しだけ開けて昇降路内の機器を乗り場側より確認または点検する際に、乗り場戸間に挿入されてその間隔を保持するエレベータ乗り場戸の戸開保持器具であって、乗り場戸間に挿入される基部と、この基部の両側にそれぞれ設けられ乗り場戸の折曲げ部に嵌合されて乗り場戸の戸閉側および戸開側への移動を阻止する係合部とを備えたことにより、三方枠幕板部と乗り場戸の構成によらず、また小形で、中央から左右に開くタイプの乗り場戸間に簡単な操作で設置できて両乗り場戸の間隔を少しだけ開けて保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータの乗り場における戸開状況を示す正面図である。
【図2】(a)および(b)は本発明の第1実施の形態によるエレベータ乗り場戸の戸開保持器具を用いた戸開保持状況を示す背面図および平面図である。
【図3】図2で用いた戸開保持器具を示す斜視図である。
【図4】(a)および(b)は本発明の第2実施の形態によるエレベータ乗り場戸の戸開保持器具を用いた戸開保持状況を示す背面図および平面図である。
【図5】(a)および(b)は図4に示す第2実施の形態によるエレベータ乗り場戸の戸開保持器具を用いた、異なる戸開保持状況を示す背面図および平面図である。
【図6】図4および図5で用いた戸開保持器具を示す斜視図である。
【図7】(a)および(b)は本発明の第3実施の形態によるエレベータ乗り場戸の戸開保持器具を用いた戸開保持状況を示す背面図および側面図である。
【図8】図7で用いた戸開保持器具を示す斜視図である。
【図9】(a)および(b)は本発明の第4実施の形態によるエレベータ乗り場戸の戸開保持器具を用いた戸開保持状況を示す背面図および平面図である。
【図10】(a)および(b)は図9に示す本発明の第4実施の形態によるエレベータ乗り場戸の戸開保持器具を用いた、異なる戸開保持状況を示す背面図および平面図である。
【図11】本発明の第5実施の形態によるエレベータ乗り場戸の戸開保持器具を示す斜視図である。
【図12】従来のエレベータの乗り場戸における戸開保持構成を示す概略構成図である。
【図13】従来の異なるエレベータの乗り場戸を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1,9,10…乗り場戸
2…ヘッダーケース
3…戸開保持装置
4…三方枠幕板部
5…隙間
6…操作器具
7…乗り場
8…三方枠
9a,9b,10a,10b…折曲げ部
9c,9d,10c,10d…切り欠き部
11…幕板部
12…施錠装置
13…鍵穴
14,15…ローラ
16,17…ハンガー
18…ドアレール
19,29…戸開保持器具
19a,29a…基部
19b,29b…係合部
20…突出部
21…ガイド
22…シル
22a…溝

Claims (5)

  1. それぞれ幅方向の端縁部に折曲げ部を有して中央から左右に開く両開きタイプの乗り場戸を少しだけ開けて昇降路内の機器を乗り場側より確認または点検する際に、前記乗り場戸間に挿入されてその間隔を保持するエレベータ乗り場戸の戸開保持器具であって、前記乗り場戸間に挿入される基部と、この基部の両側にそれぞれ設けられ前記乗り場戸の折曲げ部に嵌合されて前記乗り場戸の戸閉側および戸開側への移動を阻止するU字形係合部とを備えたことを特徴とするエレベータの戸開保持器具。
  2. 前記戸開保持器具のU字形係合部に、前記乗り場戸の折曲げ部の高さ方向の所定箇所に設けられた切り欠き部に対しては前後方向から挿通可能で且つこの切り欠き部以外の折曲げ部に対しては前後方向で重複する突出部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの戸開保持器具。
  3. 前記戸開保持器具の下部に、前記乗り場戸のシルの溝に嵌合するガイドを設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータの戸開保持器具。
  4. それぞれ幅方向の端縁部に折曲げ部を有して中央から左右に開く両開きタイプの乗り場戸を少しだけ開けて昇降路内の機器を乗り場側より確認または点検する際に、前記乗り場戸間に挿入されてその間隔を保持するエレベータ乗り場戸の戸開保持器具であって、前記乗り場戸間に挿入される基部と、この基部の両側にそれぞれ設けられ前記乗り場戸の折曲げ部に形成された逆L字形の切り欠き部に嵌合されて前記乗り場戸の戸閉側および戸開側への移動を阻止するL字形係合部とを備えたことを特徴とするエレベータの戸開保持器具。
  5. 前記戸開保持器具の基部に把手を設けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のエレベータの戸開保持器具。
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