JP2005212929A - 垂直エレベータ - Google Patents

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Nobuo Ueda
信雄 上田
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Arootekku:Kk
株式会社アローテック
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Abstract

【課題】二階建ての建築物に制限されず、安価で、設置面積も小さく、開閉引戸と昇降引戸とが自動的にロックされ、かつ信頼性の高い二重引戸タイプの垂直エレベータを提供する。
【解決手段】昇降引戸11と開閉引戸21との対面それぞれに、フック受け901,902に係合するフック部311,311を有するフックアーム301,302を軸着し、スイングバー401,402をフックアーム301,302の上下に突出してフックアーム301,302に固定すると共に、ガイドローラ701,702を、相手方のフックアーム302,301から突出したスイングバー402,401の上側の突出部分の引戸を閉める方向側に隣接する位置に設け、ガイドローラ801,802を相手方のフックアーム302,301から突出したスイングバー402,401の下側の突出部分の引戸を開く方向側に隣接する位置に設けた二重引戸タイプの垂直エレベータである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、垂直エレベータの昇降ケージの昇降引戸と乗降口の開閉引戸とを、昇降ケージが各階の乗降口に停止した状態で昇降引戸と開閉引戸とが連動して開閉する二重引戸構成となるように設けた、二重引戸タイプの垂直エレベータに関するものである。
一般に引戸タイプの垂直エレベータに使用している乗降口の開閉引戸と昇降ケージの昇降引戸とは、エレベータの昇降ケージが各階の乗降口の間を移動中には安全装置が働いて閉鎖している。不用意に引戸が開いて人や物が落下しないようにするためである。開閉引戸と昇降引戸とが開閉可能となるのは、エレベータの昇降ケージが各階の乗降口に停止し安全装置を解除した後である。そして、開閉引戸と昇降引戸とは、一般的には電気的に同調して、同時に開閉するのが普通である。この場合、複雑な装置となるため経済的に高価であり、設置面積も大きなものとなる。また、制御回路の故障等で同調して開閉できなくなる等の課題がある。
これらの課題を解決するために、特許文献1に記載された二重引戸タイプのエレベータは、昇降ケージの昇降引戸にガイドロールを、乗降口側に昇降引戸側のガイドロールと係合可能なガイドブラケットを配置した係合装置を設けている。そして、昇降ケージが各階の乗降口に停止した状態で、ガイドブラケットにガイドロールが係合し、開閉引戸と昇降引戸とが連動して開閉することとしている。また、乗降口の開閉引戸はフック部係止体によってロックされており、昇降引戸側のガイドロールが、乗降口側のガイドブラケット中に設けたフック部係止体と連結している突き当てロールを押し上げる又は押し下げることで、前記開閉引戸のロックを解除する構成としている。
特開平9-249370号公報(第6〜7頁、第7〜8図)
しかし、上記先行技術文献1に記載されたエレベータでは、昇降ケージが下階から上昇して突き当てロールを押し上げ、上階の引戸のロックが解除された状態から、さらに昇降ケージを上昇することができない。また、昇降ケージが上階から下降して突き当てロールを押し下げ、下階の引戸のロックが解除された状態から、さらに昇降ケージを下降することができない。ガイドブラケットの中に入ったガイドロールが、突き当てロールに邪魔されて、昇降ケージが上昇又は下降できなくなるからである。よって、当該機能を用いたエレベータは一階と二階を往復するエレベータに制限される。また、昇降ケージが移動中には乗降口の開閉引戸はロックされるものの、昇降ケージの昇降引戸はロックされておらず、別途昇降引戸をロックする手段を設ける必要がある。
本発明は前述した従来の課題を解決するもので、二階建ての建築物に制限されず、安価で、設置面積も小さく、昇降ケージが乗降口にない状態では開閉引戸と昇降引戸とが自動的にロックされ、かつ長年の使用によっても開閉引戸と昇降引戸とを連動して開閉することができる信頼性の高い垂直エレベータを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、昇降ケージの昇降引戸と乗降口の開閉引戸とを有する二重引戸タイプの垂直エレベータにおいて、昇降引戸と開閉引戸との対面それぞれに、それぞれの戸当たり側のフック受けに係合するフック部を有するフックアームをフックアーム軸で軸着し、スイングバーをフックアームの上下に突出してフックアームに固定すると共に、相手方のスイングバーを押す押圧ピンを、相手方のフックアームから突出したスイングバーの上側の突出部分の引戸を閉める方向側に隣接する位置に設け、相手方のスイングバーに押される被押圧ピンを相手方のフックアームから突出したスイングバーの下側の突出部分の引戸を開く方向側に隣接する位置に設け、昇降ケージが各階の乗降口に停止した状態で、いずれか一方の引戸を引くと、両方の引戸のフック部がそれぞれの戸当たり側のフック受けから外れるように配置した二重引戸タイプの垂直エレベータとした。ここで、特許請求の範囲及び本明細書において、「ピン」とは、必ずしも先端が鋭利な形状の物に限られず、例えば円柱状、断面多角形状の幅広い形状を含む概念である。また、「両方の引戸」とは、昇降引戸と開閉引戸との両方の引戸を、「それぞれの引戸」とは昇降引戸と開閉引戸とのそれぞれの引戸を、「一方の引戸」とは昇降引戸と開閉引戸との任意の一方の引戸を、「他方の引戸」とは昇降引戸と開閉引戸のうち、任意のいずれか一方の引戸以外の引戸をいう。また、単に「引戸」と言った場合には、昇降引戸と開閉引戸に共通する事象を扱っており昇降引戸と開閉引戸のいずれを想定しても良い場合を示す。
そして、スイングバーは、その中心部分の位置がフックアーム軸と略同一位置になるようにかつ、その長手方向が前記フックアームの長手方向と略直交するようにフックアームに固定されている二重引戸タイプの垂直エレベータとした。
また、押圧ピン及び被押圧ピンが、それぞれの引戸に回動自在に取付けられたガイドローラである二重引戸タイプの垂直エレベータとした。
さらに、昇降ケージが各階の乗降口に停止した状態で、フックアームに設けたフック部と戸当たり側に設けたフック受けとが、係わり合いに対して引戸の開閉方向にLなる間隔がある二重引戸タイプの垂直エレベータとした。ここで、特許請求の範囲及び本明細書において、「間隔」とは、いわゆる「がた」のみならず、一般的には「がた」とは言えないような広い間隔を含む概念である。
そして、フックアームの回動範囲を制限するように、フック部が下降する方向の回動を制限する下回動ストッパーとフック部が上昇する方向の回動を制限する上回動ストッパーとをそれぞれの引戸に設けた二重引戸タイプの垂直エレベータとした。
より詳細には、下回動ストッパーを、それぞれの引戸のフックアームの胴体分下側に設け、上回動ストッパーを、それぞれの面のフックアームの胴体部上側に設けた二重引戸タイプの垂直エレベータとした。
そして、開閉引戸と昇降引戸とのフックアーム軸の位置を少なくとも引戸の開閉方向にずらして構成し、両方の引戸及びそれらに取付けられた各構成要素どうしが昇降ケージの昇降に際して干渉しないような位置関係に配置した二重引戸タイプの垂直エレベータとした。ここで、特許請求の範囲及び本明細書において、「各構成要素」とは、両引戸のフックアーム、両引戸のスイングアーム、両引戸の上回動ストッパー、両引戸の下回動ストッパー、両引戸の押圧ピン、及び両引戸の被押圧ピンその他の両引戸の構成要素を含む。
本発明によって、一般家庭でも設置可能な安価で設置面積の小さいかつ、長年の使用によっても開閉引戸と昇降引戸とを連動して開閉することができる信頼性の高い二重引戸タイプの垂直エレベータとなる。特に、二階建ての建築物に制限されることなく設置でき、また昇降ケージが乗降口にない状態では乗降口の開閉引戸のみならず昇降ケージの昇降引戸も自動的にロックされる二重引戸タイプの垂直エレベータとなる。
以下、本発明の垂直エレベータを図面に基づいて詳細に説明する。図1は昇降ケージが乗降口に停止した状態で昇降引戸と開閉引戸のロック機構部分を昇降引戸側から見た部分正面図、図2は昇降引戸のロック機構部分を昇降ケージ側から見た部分正面図、図3は開閉引戸のロック機構部分を昇降引戸側から見た部分正面図、図4は図1において乗降口の開閉引戸を引いた状態又は昇降ケージの昇降引戸を閉じた状態の部分正面図、図5は図1において昇降ケージの昇降引戸を引いた状態又は乗降口の開閉引戸を閉じた状態の部分正面図、図6は図1の平面図、図7は図2の他の例の部分正面図、図8は図7以外の図2の他の例の部分正面図、図9は図3の他の例の部分正面図、図10は図9以外の図3の他の例の部分正面図、図11は昇降ケージ及び昇降引戸を示す斜視図である。図1、図2、図4、図5、図7及び図8において、本来であれば昇降ケージ1の昇降引戸11が最前面に位置することとなるが、説明の都合上昇降引戸11を仮想線で表している。そして、図1、図2、図4、図5、図7及び図8の斜線部は、昇降引戸11の開閉引戸21側の面に連結されている部分であり、これら斜線部は同一平面状に存在する部分である。
以下、本実施例において、「引戸のロックが外れる」とは、昇降引戸と開閉引戸のうち該当する引戸に設けているフックアームのフックと、それぞれの引戸の戸当たり側のフック受けとの係合が該当する引戸を引くことによって外れることをいい、「引戸のロックがかかる」とは、昇降引戸と開閉引戸のうち該当する引戸に設けているフックアームのフックと、それぞれの引戸の戸当たり側のフック受けとが該当する引戸を引くことによって係合することをいう。
図2、図11に示すように昇降ケージ1の昇降引戸11の開閉引戸21側の面にはフックアーム301を設けている。フックアーム301の一端部には下方向に向かってフック部311を形成している。フックアーム301の胴体部321を挟んだ他端部はフックアーム軸331を介して、昇降引戸11の開閉引戸21側の面に取付けられている。そして、フックアーム301はフックアーム軸331を中心として回動自在となっている。ここで、フックアーム軸331の軸受けには、ベアリング等を使用してできるだけスムーズにフックアーム301が回動するようにすることが望ましい。昇降引戸11と開閉引戸21のロックがスムーズに外れるようにし、かつ両方の引戸の連動した開閉をスムーズに行うためである。
また、スイングバー401は、その中心部分の位置がフックアーム軸331と同一位置になるようにかつ、スイングバー401の長手方向がフックアーム301の長手方向と直交するようにフックアーム301に固定されている。そして、スイングバー401はフックアーム301と連動してフックアーム軸331を中心として回動自在である。ここで、スイングバー401の中心部分の位置がフックアーム軸331と同一位置になるようにスイングバー401をフックアーム301に固定することが好ましい。昇降引戸11のロックおよびロック解除をスムーズにし、かつ両方の引戸の連動した開閉をスムーズに行うためである。また、スイングバー401の長手方向がフックアーム301の長手方向と直交するようにスイングバー401をフックアーム301に固定することが望ましい。昇降ケージ1の昇降方向と直交する面への投影面積が小さくなり、後述するように昇降ケージ1の昇降に際してフックアーム301と昇降引戸11に設けた各構成要素とが干渉しない様に容易に構成しやすいからである。
一方、図1、図2及び図11に示すように、昇降ケージ1の戸当たり側12には、フック受け901が設けられている。 昇降引戸11を閉じた状態では、フックアーム301のフック部311とフック受け901との係わり合いに対して引戸の開閉方向にL1なる間隔があるようにフックアーム301のフック部311がフック受け901に上側から重なり合っている。そして、昇降ケージ1が各階の乗降口を移動中の状態では、昇降引戸11を閉め切った状態から距離L1引いた時点で両フックが係合し、昇降引戸11のロックがかかる構成となっている。これにより昇降ケージ1が各階を移動中の状態では、自動的に昇降引戸11にロックがかかった状態となる。
さらに、フックアーム301の長手方向が水平となるように昇降引戸11の開閉引戸21側の面に下回動ストッパー601を設け、フック部311が下降する方向のフックアーム軸331を中心としたフックアーム301及びスイングバー401の回動を制限している。これによって、昇降ケージ1が乗降口2に停止した状態で、昇降引戸11を引ききった状態から閉じる際に、フックアーム301のフック部311がフック受け901の右側端面と衝突して又は、フック部311がフック受け901の下側に入り込んでしまい、昇降引戸11のロックがかからなくなることを防止する構成となる。また、本実施例のように、下回動ストッパー601をフックアーム301の胴体部321の下側に設けるほか、図7に示すように例えばスイングバー401の近辺に下回動ストッパーピン611を設けても良い。この場合は、後述する開閉引戸21側に設けた押圧ピンとしてのガイドローラ702等と昇降ケージ1の昇降時に干渉しないように、注意して設計・配置する必要がある。例えば、下回動ストッパーピン611と押圧ピンとしてのガイドローラ702の高さを、両者が昇降ケージ1の昇降時に干渉しないように調整すること等が考えられる。
そして、図1、図3及び図11に示すように、乗降口2の開閉引戸21の昇降引戸11側の面にも、昇降引戸11側と同様にフックアーム302、スイングバー402、及び下回動ストッパー602を設けている。また、乗降口2の戸当たり側22には、フック受け902を設けている。ここで、昇降引戸22側と同様に、スイングバー402の中心部分の位置がフックアーム軸332と同一位置になるようにスイングバー402をフックアーム302に固定することが好ましい。開閉引戸21のロックおよびロック解除をスムーズにし、かつ両方の引戸の連動した開閉をスムーズに行うためである。また、スイングバー402の長手方向がフックアーム302の長手方向と直交するようにスイングバー402をフックアーム302に固定することが望ましい。昇降ケージ1の昇降方向と直交する面への投影面積が小さくなり、後述するように昇降ケージ1の昇降に際してフックアーム302と開閉引戸21に設けた各構成要素とが干渉しない様に容易に構成しやすいからである。
図2、図3に示すように、開閉引戸21側のフックアーム302はその長さが乗降引戸11側のフックアーム301よりも長くなっている。そして、フックアーム302がフックアーム301より長い分だけフックアーム軸332の位置を昇降引戸11側のフックアーム軸331の位置よりも開閉引戸21の引き方向にずらして構成している。ここで、フックアーム軸332の軸受けにも、ベアリング等を使用してできるだけスムーズにフックアーム302が回動するようにすることが望ましい。開閉引戸21と昇降引戸11のロックがスムーズに外れるようにし、かつ両方の引戸の連動した開閉をスムーズに行うためである。
図1、図3及び図11に示すように、乗降口2の戸当たり側22には、昇降引戸11側と同様にフック受け902が設けられており、開閉引戸21を閉じた状態では、フックアーム302のフック部312とフック受け902との係わり合いに対して開閉引戸21の開閉方向にL2なる間隔があるようにフックアーム302のフック部312がフック受け902に上側から重なり合っている。そして、昇降ケージ1が各階の乗降口2を移動中の状態では、開閉引戸21を閉め切った状態から距離L2引いた時点で両フックが係合し、開閉引戸21のロックがかかる構成となっている。これにより昇降ケージ1が各階を移動中の状態では、自動的に開閉引戸21にロックがかかった状態となる。
さらに、開閉引戸21側にも、昇降引戸11側と同様、フックアーム302の長手方向が水平となるように回動下ストッパー602を設け、フック部312が下降する方向のフックアーム軸332を中心としたフックアーム302及びスイングバー402の回動を制限している。これによって、昇降ケージ1が乗降口2に停止した状態で、開閉引戸21を引ききった状態から閉じる際に、フックアーム302のフック部312がフック受け902の右側端面と衝突して又は、フック部312がフック受け902の下側に入り込んでしまい、開閉引戸21のロックがかからなくなることを防止する構成となる。そして、本実実施例のように、下回動ストッパー602をフックアーム302の胴体部322の下側に設けるほか、図9に示すように例えばスイングバー402の近辺に下回動ストッパーピン612を設けても良い。この場合は、後述する昇降引戸11側に設けた押圧ピンとしてのガイドローラ701等と昇降ケージ1の昇降時に干渉しないように注意して設計・配置する必要がある。例えば、下回動ストッパーピン612と押圧ピンとしてのガイドローラ701の高さを、両者が昇降ケージ1の昇降時に干渉しないように調整すること等が考えられる。
また、図1〜図3に示すように、昇降引戸11と開閉引戸21とには、昇降ケージ1が乗降口に停止した状態でそれぞれ反対側の引戸に設けたスイングバー402,401の上側部分のそれぞれの引戸を閉める方向側に位置するように押圧ピンとしてのガイドローラ701,702を設置している。この構成により、昇降引戸11と開閉引戸21とのいずれか一方の引戸を引くと他方の引戸のロックが外れることとなる。すなわち、昇降引戸11と開閉引戸21とのいずれか一方の引戸を引くと他方の引戸側のスイングバー402又はスイングバー401の上側部分を一方の引戸側の押圧ピンとしてのガイドローラ701又はガイドローラ702が一方の引戸の開放方向に押圧することとなる。その結果、一方の引戸の開放に合わせて他方の引戸のフックアーム302又はフックアーム301がフック部312又はフック部311の上昇する方向に回動し他方の引戸のロックが外れるのである。ここで、ガイドローラ701,702に代えて、安価な解除ピンを用いても良いが、本実施例のようにガイドローラを用いた方が好ましい。ガイドローラを用いれば、スイングバー402,401との接触部分での摩擦が小さいためスムーズに他方の引戸のロックが外れるからである。
そして、昇降引戸11と開閉引戸21とには、昇降ケージ1が各階の乗降口に停止した状態でそれぞれの反対側の引戸に設けたスイングバー402及びスイングバー401の下側部分のそれぞれの引戸を開ける方向側に位置するように被押圧ピンとしてのガイドローラ801,802を設置している。この構成により、昇降引戸11と開閉引戸21とのいずれか一方の引戸を引くと当該一方の引戸のロックが外れることとなる。すなわち、引戸を引いた側のスイングバー401又はスイングバー402の下方の一端部が他方の引戸の被押圧ピンとしてのガイドローラ802又はガイドローラ801に引っ掛かり被押圧ピンとしてのガイドローラ802又はガイドローラ801を押圧することとなる。ここで、被押圧ピンとしてのガイドローラ802又はガイドローラ801は押圧によって移動せず、その反作用で、一方の引戸側のフックアーム301又はフックアーム302がフック部311又はフック部312の上昇する方向に回動し、一方の引戸側の引戸のロックが外れるのである。ここで、ガイドローラ802,801に代えて、安価な解除ピンを用いても良いが、本実施例のようにガイドローラを用いた方がより好ましい。ガイドローラを用いれば、スイングバー401,402との接触部分で摩擦が小さいためスムーズに一方の引戸のロックが外れるからである。よって上述した押圧ピンとしてのガイドローラ701,702の作用と相まって、昇降引戸11と開閉引戸21とのいずれか一方の引戸を引くことのみで、両方の引戸のロックが外れる構成となる。従って、電気的な制御手法を用いること無く昇降引戸11と開閉引戸21とのロックを連動して解除することができ、安価で信頼性に優れた引戸のロック解除機構となる。
ここで、図1、図2に示すように、昇降引戸11を閉じた状態で、フックアーム301のフック部311とフック受け901との係わり合いに対して引戸の開閉方向に存在するL1なる間隔が所定の距離以上であることが必要である。すなわち、昇降ケージ1が各階の乗降口2にあって昇降引戸11と開閉引戸21の両引戸を閉め切った状態から、昇降引戸11を引くことで前述したようにフックアーム301のフック部311が上昇するが、間隔L1はフック部311の下端部がフック受け901の上端部より上側に至るまで昇降引戸11を引いた距離以上であることが必要である。この条件が満たされていない場合には、昇降引戸11を距離L1引いた時点でフックアーム301のフック部311とフック受け901とが係合し、昇降引戸11がロックされ、それ以上開かないこととなる。
同様に、図1、図3に示すように、開閉引戸21を閉じた状態でフックアーム302のフック部312とフック受け902 との係わり合いに対して引戸の開閉方向に存在するL2なる間隔が所定の距離以上であることが必要である。すなわち、昇降ケージ1が各階の乗降口2にあって昇降引戸11と開閉引戸21の両引戸を閉め切った状態から、開閉引戸21を引くことで前述したようにフックアーム302のフック部312が上昇するが、間隔L2はフック部312の下端部がフック受け902の上端部より上側に至るまで開閉引戸21を引いた距離以上であることが必要である。この条件が満たされていない場合には、開閉引戸21を距離L2引いた時点でフックアーム302のフック部312とフック受け902とが係合し、開閉引戸21がロックされ、それ以上開かないこととなる。
そして、図2、図3に示すように、昇降引戸11と開閉引戸21の両引戸には、それぞれの面のフックアーム軸331,332を中心としたフックアーム301,302のフック部311, 312が上昇する方向の回動を制限する上回動ストッパー501,502を設けている。そして、図4、図5に示すように、この構成によって昇降ケージ1が各階の乗降口2に停止した状態で、昇降引戸11と開閉引戸21とのいずれか一方の引戸を引いて前述したように両引戸のロックが解除された後、両引戸が連動して開くこととなる。すなわち、昇降引戸11と開閉引戸21の一方の引戸を引くと、一方の引戸側のスイングバー401又はスイングバー402の下方の一端部が他方の引戸の被押圧ピンとしてのガイドローラ802又はガイドローラ801に引っ掛かる。さらに一方の引戸を引くと、前述したように一方の引戸のフックアーム301又はフックアーム302がフック部311又はフック部312の上昇する方向に回動して一方の引戸のロックが外れる。同時に、他方の引戸側のスイングバー402又はスイングバー401の上側部分を一方の引戸側の押圧ピンとしてのガイドローラ701又はガイドローラ702が引戸開放方向に押圧し、前述したように一方の引戸の開放に合わせて他方の引戸側のフックアーム301又はフックアーム302がフック部312又はフック部311の上昇する方向に回動し他方の引戸のロックが外れる。その後、さらにフックアーム301又はフックアーム302が回動してフックアーム301又はフックアーム302の胴体部321又は胴体部322が上回動ストッパー501又は上回動ストッパー502に当接し、それ以上フックアーム301又はフックアーム302とスイングバー401又はスイングバー402とがフック部311又はフック部312の上昇する方向に回動できなくなる。その結果、さらに一方の引戸を引くと、スイングバー401又はスイングバー402の下方の一端部が他方の引戸の被押圧ピンとしてのガイドローラ802又はガイドローラ801を一方の引戸の開く方向に押圧して両引戸が連動して開くこととなる。従って、電気的な同調で両引戸を連動して開いておらず、単純な構造であるため、安価で設置面積の小さいかつ信頼性の高い垂直エレベータとなる。
また、上回動ストッパー501,502は、昇降ケージ1が各階の乗降口2に停止した状態で昇降引戸11と開閉引戸21とのどちらか一方の引戸を引いて、両引戸のロックが外れた状態以降のフックアーム301又はフックアーム302のフック部311又はフック部312が上昇する方向の回動を制限するような位置に設置する必要がある。言い換えれば、どちらか一方の引戸を引いて両引戸のフックアーム301,302のフック部311,312が上昇し両引戸のフック部311,312の下端部がそれぞれの引戸のフック受け901,902の上端部より上側に至った以降の回動を制限するような位置に設置する必要がある。このように構成しておくと、容易に両方の引戸のロックが外れるからである。また、上回動ストッパー501,502は、本実施例のようにフックアーム301,302の胴体部321,322の上側に設けるほか、図7及び図8に示すようにフックアーム301,302のフック部311,312が上昇する方向の回動を制限するように例えばスイングバー401,402の近辺に上回動ストッパーピン511,512を設けても良い。この場合は相手側の引戸に設けた、被押圧ピンとしてのガイドローラ802,801と昇降ケージ1の昇降時に干渉しないように注意して上回動ストッパーピン511,512を配置する必要がある。例えば上回動ストッパーピン511,512と被押圧ピンとしてのガイドローラ802,801の高さを、両者が昇降ケージ1の昇降時に干渉しないように調整すること等が考えられる。さらに、図8、図10に示すようにフックアーム301,302に、長孔状の貫通孔341,342を設け、昇降引戸11及び開閉引戸21に設けた係合ピン621,622がフックアーム301,302の回動に伴って長孔状の貫通孔341,342内を移動可能に係合することによりフックアーム301,302の回動範囲を制限してもよい。この場合は、上回動ストッパー501,502と下回動ストッパー601,602との働きを同時に実現でき部品点数を削減する構成となる。長孔状の貫通孔341,342は円弧状の貫通孔が望ましい。そして、フックアーム軸331,332の軸芯と、その中心位置を同一位置とする円弧状であることがより望ましい。開閉引戸21と昇降引戸11のロックがスムーズに外れるようにし、かつ両方の引戸の連動した開閉をスムーズに行うためである。また、係合ピン621,622の高さをフックアーム301,302の側面から突出しない高さとすることで、昇降ケージ1の昇降に際してそれぞれの引戸の係合ピン621,622と相手側の引戸に設けた各構成要素とが干渉しない構成となる。
また、この構成によって、昇降ケージ1が各階の乗降口2に停止している状態で、昇降引戸11と開閉引戸21との両引戸が連動して開いている状態から、いずれか一方の引戸を閉じると両方の引戸が連動して閉じることとなる。すなわち昇降引戸11を閉じるか(図4に示す状態となる)、開閉引戸21を閉じるか(図5に示す状態となる)すると、一方の引戸側のスイングバー401又はスイングバー402の上方の一端部が他方の引戸の押圧ピンとしてのガイドローラ702又はガイドローラ701に引っ掛かる。そして、一方の引戸側のフック部311又はフック部312の上昇する方向にフックアーム301又はフックアーム302が回動して、その胴体部321又は胴体部322が上回動ストッパー501又は上回動ストッパー502に当接する。よって、それ以上フックアーム301又はフックアーム302とスイングバー401又はスイングバー402とがフック部311又はフック部312の上昇する方向に回動できなくなる。その結果、さらに一方の引戸を閉じると、スイングバー401又はスイングバー402の上方の一端部が他方の引戸の押圧ピンであるガイドローラ702又はガイドローラ701を引戸の閉じる方向に押し、両引戸が連動して閉じることとなる。従って、電気的な同調で両引戸を連動して閉じておらず、単純な構造であるため、安価で設置面積の小さいかつ信頼性の高い垂直エレベータとなる。
昇降引戸11と開閉引戸21との両引戸を連動して閉じた後は、両引戸を閉め切った状態とすることで、フックアーム301,302がフックアーム軸331,332を中心としてフック部311,312の自重によりフック部311,312が下降する方向に回動し、フック受け901,902にフック部311,312が重なり合い、図1のように両引戸のロックがかかった状態となる。
また、前述したように昇降引戸11側と開閉引戸21側とのフックアーム軸331とフックアーム軸332の位置は少なくとも両方の引戸の開閉方向にずらして構成することが望ましい。図6に示すように昇降引戸11と開閉引戸21の両引戸、両引戸のフックアーム301及びフックアーム302、両引戸のスイングバー401及びスイングバー402、両引戸の上回動ストッパー501及び上回動ストッパー502、両引戸の下回動ストッパー601及び下回動ストッパー602、押圧ピンとしてのガイドローラ701及びガイドローラ702並びに被押圧ピンとしてのガイドローラ801及びガイドローラ802の昇降ケージの昇降方向と直交する面への投影が重ならないように容易に構成可能だからである。こうすることで昇降引戸11と各階の開閉引戸21の各構成要素同志が昇降ケージの昇降に際して干渉しないような位置関係に配置した構造となる。これによって、二階建ての建築物に制限されない二重引戸タイプの垂直エレベータとなる。
昇降ケージが乗降口に停止した状態で昇降引戸と開閉引戸のロック機構部分を昇降引戸側から見た部分正面図である。 昇降引戸のロック機構部分を昇降ケージ側から見た部分正面図である。 開閉引戸のロック機構部分を昇降引戸側から見た部分正面図である。 図1において乗降口の開閉引戸を引いた状態又は昇降ケージの昇降引戸を閉じた状態の部分正面図である。 図1において昇降ケージの昇降引戸を引いた状態又は乗降口の開閉引戸を閉じた状態の部分正面図である。 図1の平面図である。 図2の他の例の部分正面図である。 図7以外の図2の他の例の部分正面図である。 図3の他の例の部分正面図である。 図9以外の図3の他の例の部分正面図である。 昇降ケージ及び昇降引戸を示す斜視図である。
符号の説明
1 昇降ケージ
11 昇降引戸
12 戸当たり側
2 乗降口
21 開閉引戸
22 戸当たり側
301,302 フックアーム
311,312 フック部
321,322 胴体部
331,332 フックアーム軸
341,342 貫通穴
401,402 スイングバー
501,502 上回動ストッパー
511,512 上回動ストッパーピン
601,602 下回動ストッパー
611,612 下回動ストッパーピン
621,622 係合ピン
701,702 ガイドローラ
801,802 ガイドローラ
901,902 フック受け
L1,L2 間隔

Claims (7)

  1. 昇降ケージの昇降引戸と乗降口の開閉引戸とを有する二重引戸タイプの垂直エレベータにおいて、
    昇降引戸と開閉引戸との対面それぞれに、それぞれの戸当たり側のフック受けに係合するフック部を有するフックアームをフックアーム軸で軸着し、スイングバーをフックアームの上下に突出してフックアームに固定すると共に、相手方のスイングバーを押す押圧ピンを、相手方のフックアームから突出したスイングバーの上側の突出部分の引戸を閉める方向側に隣接する位置に設け、相手方のスイングバーに押される被押圧ピンを相手方のフックアームから突出したスイングバーの下側の突出部分の引戸を開く方向側に隣接する位置に設け、
    昇降ケージが各階の乗降口に停止した状態で、いずれか一方の引戸を引くと、両方の引戸のフック部がそれぞれの戸当たり側のフック受けから外れるように配置したことを特徴とする二重引戸タイプの垂直エレベータ。
  2. スイングバーは、その中心部分の位置がフックアーム軸と略同一位置になるようにかつ、その長手方向が前記フックアームの長手方向と略直交するようにフックアームに固定されている請求項1に記載の二重引戸タイプの垂直エレベータ。
  3. 押圧ピン及び被押圧ピンが、それぞれの引戸に回動自在に取付けられたガイドローラである請求項1又は請求項2に記載の二重引戸タイプの垂直エレベータ。
  4. 昇降ケージが各階の乗降口に停止した状態で、フックアームに設けたフック部と戸当たり側に設けたフック受けとが、係わり合いに対して引戸の開閉方向にLなる間隔がある請求項1から請求項3のいずれかに記載の二重引戸タイプの垂直エレベータ。
  5. フックアームの回動範囲を制限するように、フック部が下降する方向の回動を制限する下回動ストッパーとフック部が上昇する方向の回動を制限する上回動ストッパーとをそれぞれの引戸に設けた請求項1から請求項4のいずれかに記載の二重引戸タイプの垂直エレベータ。
  6. 下回動ストッパーを、それぞれの引戸のフックアームの胴体部下側に設け、上回動ストッパーを、それぞれの引戸のフックアームの胴体部上側に設けた請求項5に記載の二重引戸タイプの垂直エレベータ。
  7. 開閉引戸と昇降引戸とのフックアーム軸の位置を少なくとも引戸の開閉方向にずらして構成し、両方の引戸及びそれらに取付けられた各構成要素どうしが昇降ケージの昇降に際して干渉しないような位置関係に配置した請求項1から請求項6のいずれかに記載の二重引戸タイプの垂直エレベータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101748943A (zh) * 2010-03-05 2010-06-23 苏州易升电梯部件有限公司 电梯轿门锁

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