JP6371448B1 - 注文管理システム及び通知方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】店舗の従業員に対して、所定のタイミングで、次の注文を取りに行くことを促す通知を行うことが可能な技術を提供すること。
【解決手段】店舗において従業員が利用する端末を含む注文管理システムであって、顧客から前回注文を受けた時間に基づいて、顧客に対して次の注文を取りに行くタイミングを判定する判定部と、判定部で判定された顧客に対して次の注文を取りに行くタイミングで、顧客に対して次の注文を取りに行くことを促す通知を端末から出力する出力部と、を有する注文管理システムを提供する。
【選択図】図11

Description

本発明は、注文管理システム及び通知方法に関する。
居酒屋等の飲食店では、従業員が、ハンディ端末を用いて顧客から注文を受け付けることが可能な注文受付システムが導入されている。ハンディ端末により受け付けた注文の内容は厨房に送信されると共に注文履歴として記録され、会計時に代金を算出する際に利用される。
特開2004−234046号広報
居酒屋等の飲食店では、売上高を増加させるための各種の取り組みが行われている。例えば、集客率を向上させる取り組み、回転率を向上させる取り組み、客単価を増加させる取り組みなどが行われている。ここで、客単価を増加させるためには、例えば、従業員が各テーブルをまわって「追加注文はございませんか?」といった声掛けをすることで、新たな注文を積極的に取りに行くことが広く行われている。
居酒屋等で客単価を向上させるためには、例えば最初に注文を受けてから2回目に注文を受けるまでの間隔が長くなり過ぎないようにすべきであることが経験的に知られている。従って、従業員は、顧客から注文の呼び出しを受けてから注文を取りに行くだけではなく、注文の呼び出しが無い顧客に対しては積極的に注文を取りに行くように行動することが望ましい。しかしながら、飲食店の規模が大きくなるほど、各従業員が、各テーブルにおける注文状況を把握しながら漏れなく注文を取りに行くことは困難であるのが現状である。
そこで、本発明は、店舗の従業員に対して、所定のタイミングで、次の注文を取りに行くことを促す通知を行うことが可能な注文管理システム及び通知方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る注文管理システムは、店舗において従業員が利用する端末を含む注文管理システムであって、顧客から前回注文を受けた時間に基づいて、顧客に対して次の注文を取りに行くタイミングを判定する判定部と、判定部で判定された顧客に対して次の注文を取りに行くタイミングで、顧客に対して次の注文を取りに行くことを促す通知を端末から出力する出力部と、を有する。この態様によれば、店舗の従業員に対して、所定のタイミングで、次の注文を取りに行くことを促す通知を行うことが可能になる。また、次の注文を取りに行くと判定されたタイミングで次の注文を取りに行くことを促す通知を端末から出力するので、より正確に通知を行うことが可能になるという技術的効果を奏する。
上記態様において、判定部は、顧客から前回注文を受けた時間から所定の時間が経過したタイミングを、顧客に対して次の注文を取りに行くタイミングであると判定するようにしてもよい。この態様によれば、顧客から注文を受けた時間を基準として、顧客に対して次の注文を取りに行くタイミングを判定することが可能になる。
上記態様において、顧客の来店人数ごと及び来店時間ごとに、客単価が平均客単価以上になる注文時間間隔が格納される注文タイミング情報を記憶する記憶部、を有し、判定部は、注文タイミング情報から、実際の顧客の実際の来店人数及び該顧客の実際の来店時間に対応する注文時間間隔を取得し、所定の時間は、判定部が注文タイミング情報から取得した注文時間間隔であるようにしてもよい。この態様によれば、客単価が平均客単価以上になる注文時間間隔を考慮して、顧客に対して次の注文を取りに行くタイミングを判定することが可能になる。
上記態様において、過去に来店した顧客の来店人数と、該顧客の来店時間と、該顧客が注文を行った時間と、該顧客の客単価とを示す複数のデータから、客単価が平均客単価以上になる注文時間間隔を顧客の来店人数ごと及び来店時間ごとに分析し、分析により得られた注文時間間隔を顧客の来店人数ごと及び来店時間ごとに格納することで注文タイミング情報を生成する分析部、を更に有するようにしてもよい。この態様によれば、注文管理システムが自ら、過去のデータに基づいて、客単価が平均客単価以上になる注文時間間隔を分析することが可能になる。
所定の時間は、判定部が注文タイミング情報から取得した注文時間間隔から、更に、従業員が実際に注文を取りに行くまでに要する時間を考慮して予め定められた時間を引いた時間であるようにしてもよい。この態様によれば、店舗の広さや混雑具合等を考慮し、次の注文を取りに行くことを促す通知を、時間的な余裕を持たせて端末から出力することが可能になる。
分析部は、統計処理において、特定の顧客の来店人数及び/又は特定の来店時間について、客単価が平均客単価以上になる注文時間間隔を分析することができないと判定した場合、特定の顧客の来店人数及び/又は特定の来店時間については客単価が平均客単価以上になる注文時間間隔が不明であることを示す情報を注文タイミング情報に格納し、出力部は、判定部で注文タイミング情報から情報が取得された場合、顧客に対して次の注文を取りに行くことを促す通知を端末から出力しないようにしてもよい。この態様によれば、注文時間間隔と客単価との相関関係が低いような場合は、顧客に対して注文を取りにいくことを促す通知が端末から出力されないようになるため、従業員の負担を軽減することができると共に、客単価が向上する可能性が不明であるにも関わらず顧客に対して声掛けが行われることによる、顧客満足度の低下を抑止することが可能になる。
本発明の一態様に係る通知方法は、店舗において従業員が利用する端末を含む注文管理システムが行う通知方法であって、顧客から前回注文を受けた時間に基づいて、顧客に対して次の注文を取りに行くタイミングを判定するステップと、判定部で判定された顧客に対して次の注文を取りに行くタイミングで、顧客に対して次の注文を取りに行くことを促す通知を端末から出力するステップと、を含む。この態様によれば、店舗の従業員に対して、所定のタイミングで、次の注文を取りに行くことを促す通知を行うことが可能になる。また、次の注文を取りに行くと判定されたタイミングで次の注文を取りに行くことを促す通知を端末から出力するので、より正確に通知を行うことが可能になるという技術的効果を奏する。
本発明によれば、店舗の従業員に対して、所定のタイミングで、次の注文を取りに行くことを促す通知を行うことが可能な注文管理システム及び通知方法を提供することができる。
本実施形態に係る注文管理システムのシステム構成の一例を示す図である。 ハンディ端末及びレジ端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 ハンディ端末の機能ブロック構成の一例を示す図である。 レジ端末の機能ブロック構成の一例を示す図である。 管理サーバの機能ブロック構成の一例を示す図である。 テーブル情報、注文履歴情報及び支払履歴情報の一例を示す図である。 注文タイミング情報の一例を示す図である。 注文タイミング情報を生成する処理手順の一例を示すフローチャートである。 回帰分析による分析例を説明するための図である。 注文管理システムが行う処理手順の一例を示すフローチャートである。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る注文管理システムのシステム構成の一例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る注文管理システムは、ハンディ端末10と、レジ端末20と、管理サーバ30とを含む。ハンディ端末10と、レジ端末20と、管理サーバ30とは、無線又は有線の通信ネットワークNを介して接続され、相互に通信を行うことができる。図1にはハンディ端末10が1つ図示されているが、本実施形態に係る注文管理システムには、複数のハンディ端末10が含まれていてもよいし、複数のレジ端末20が含まれていてもよい。
本注文管理システムは、例えば居酒屋のように、来店した顧客から複数回の注文を受け付けるような形態の店舗にて使用されることを想定している。また、以下の説明において、本注文管理システムは、1つの店舗内で使用されることを前提に説明するが、これに限定されることを意図しているのではない。例えば管理サーバ30は、各店舗で用いられるハンディ端末10及びレジ端末20と通信することで、複数の店舗おける顧客からの注文等を1つの管理サーバ30で管理するようにしてもよい。
ハンディ端末10は、店舗の従業員が顧客から注文(オーダー)を受け付ける際に使用する端末である。ハンディ端末10の画面には、メニュー一覧等が表示され、従業員は、顧客から受けた注文内容をメニュー一覧から選択することで注文を受け付けることができる。ハンディ端末10は、例えば、スマートフォンや専用の注文受付端末であることを想定しているが、これに限定されず、タブレット端末、ノートPC(Personal Computer)など、通信機能を備えたあらゆる情報処理装置を用いることができる。よい。タッチパネル17には、メニュー一覧等の注文を受け付ける画面が表示される。
レジ端末20は、会計時に、会計金額の計算やレシートの発行といった会計処理を行うための端末である。レジ端末20は、例えば、タブレット端末や専用の会計用端末であることを想定しているが、これに限定されず、スマートフォン、ノートPCなど、通信機能を備えたあらゆる情報処理装置を用いることができる。
ハンディ端末10及びレジ端末20は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)11、メモリ等の記憶装置12、通信ネットワークNに接続するために用いられる通信IF(Interface)13、カメラ14、マイク15、スピーカ16、タッチパネル17を含む。タッチパネル17は、ディスプレイ及び入力デバイスから構成されていてもよい。
管理サーバ30は、店舗内の各テーブルの占有状況、ハンディ端末10に入力された注文の内容等を管理する機能、注文履歴を記録する機能、会計金額等の会計処理に必要な各種の情報を管理してレジ端末20に出力する機能等を有する。管理サーバ30は、図3に示すように、CPU21、メモリ等の記憶装置22、通信ネットワークNと接続するために用いられる通信IF23を含む。
本実施形態において、管理サーバ30は、顧客から前回注文を受けた時間に基づいて、顧客に対して次の注文を取りに行くタイミングを判定し、ハンディ端末10は、管理サーバ30で判定されたタイミングで、顧客に対して次の注文を取りに行くことを促す通知を出力する。これにより、店舗の従業員は、各テーブルにおける注文状況を自ら把握することなく、各テーブルに注文を取りに行くことが可能になる。
ここで、居酒屋等の飲食店では、初回の注文(ファーストオーダー)を受けた後、従業員が積極的に2回目の注文(セカンドオーダー)を適切なタイミングで取りに行った場合、平均客単価が上がることが経験的に知られている。そこで、本実施形態に係る管理サーバ30は、過去の注文履歴や支払履歴等を統計的に処理することで、顧客に対して次の注文を取りに行くタイミングとして、客単価が平均客単価を上回るタイミングを自動的に分析する。また、管理サーバ30は、分析した結果を用いることで、ハンディ端末10から、適切なタイミングで、顧客に対して次の注文を取りに行くことを促す通知を出力させる。
<機能ブロック構成>
図4は、ハンディ端末10の機能ブロック構成の一例を示す図である。ハンディ端末10は、注文受付部100と出力部101とを有する。注文受付部100と出力部101とは、ハンディ端末10の記憶装置12に格納されたプログラムが、CPU11に実行させる処理により実現することができる。また、当該プログラムは、記録媒体に格納することができる。当該プログラムを格納した記録媒体は、非一時的な記録媒体であってもよい。非一時的な記録媒体は特に限定されないが、例えば、CD−ROMやUSBメモリ等の記録媒体であってもよい。また、当該プログラムは、外部サーバからダウンロードされて記憶装置12に格納されてもよい。
注文受付部100は、注文を受け付ける画面をタッチパネル17に表示する機能、及びタッチパネル17を介して顧客からの注文を受け付ける機能を有する。受け付けた注文の内容は通信IF13を介して管理サーバ30に送信される。
出力部101は、管理サーバ30から通知を受けた場合に、顧客に対して次の注文を取りに行くことを従業員に促す通知を出力する機能を有する。例えば、出力部101は、当該通知を示す音や音声をスピーカ16から出力するようにしてもよいし、タッチパネル17上に、当該通知を示すメッセージやアイコン等を表示するようにしてもよい。
図5は、レジ端末20の機能ブロック構成の一例を示す図である。レジ端末20は、入力部200と出力部201とを有する。入力部200と出力部201とは、レジ端末20の記憶装置12に格納されたプログラムが、CPU11に実行させる処理により実現することができる。また、当該プログラムは、記録媒体に格納することができる。当該プログラムを格納した記録媒体は、非一時的な記録媒体であってもよい。非一時的な記録媒体は特に限定されないが、例えば、CD−ROMやUSBメモリ等の記録媒体であってもよい。また、当該プログラムは、外部サーバからダウンロードされて記憶装置12に格納されてもよい。
入力部200は、タッチパネル17に表示された画面を介して各種の入力を受け付ける機能を有する。例えば、入力部200は、会計を行う顧客のテーブル番号の入力等を受け付ける。入力を受け付けた内容は通信IF13を介して管理サーバ30に送信される。
出力部201は、会計処理に関する各種の画面をタッチパネル17に表示する機能を有する。例えば、出力部201は、入力部200で受け付けたテーブル番号の顧客が注文した履歴を管理サーバ30から取得し、取得した履歴に基づいて会計金額を計算し、計算した会計金額をタッチパネル17に表示するようにしてもよい。若しくは、出力部201は、管理サーバ30から会計金額を取得し、取得した会計金額をタッチパネル17に表示するようにしてもよい。また、出力部201は、顧客に渡すレシートを出力する機能を有していてもよい。
図6は、管理サーバ30の機能ブロック構成の一例を示す図である。管理サーバ30は、管理部300と、判定部301と、通知部302と、分析部303と、記憶部304とを有する。記憶部304には、来店中の顧客をテーブル単位で管理するための情報が格納されるテーブル情報と、顧客が注文した内容や注文時間等を履歴として格納する注文履歴情報と、顧客が会計を行った日時や支払った金額等を履歴として格納する支払履歴情報と、顧客に注文を取りに行く際の適切なタイミングを示す情報が格納される注文タイミング情報とが格納される。
管理部300と、判定部301と、通知部302と、分析部303とは、管理サーバ30の記憶装置22に格納されたプログラムが、CPU21に実行させる処理により実現することができる。また、当該プログラムは、記録媒体に格納することができる。当該プログラムを格納した記録媒体は、非一時的な記録媒体であってもよい。非一時的な記録媒体は特に限定されないが、例えば、CD−ROMやUSBメモリ等の記録媒体であってもよい。記憶部304は、記憶装置22を用いて実現可能である。
管理部300は、ハンディ端末10及びレジ端末20から受信した情報に基づき、来店中の顧客の管理、注文内容の管理、会計金額の管理等を行う機能を有する。また、記憶部304に格納されているテーブル情報、注文履歴情報、及び支払履歴情報に対してデータの読み出し及び書込みを行う。また、ハンディ端末10及びレジ端末20からの要求に応じて、要求された情報をハンディ端末10及びレジ端末20に送信する機能を有する。
判定部301は、顧客から前回注文を受けた時間に基づいて、顧客に対して次の注文を取りに行くタイミングを判定し、判定したタイミングを通知部302に通知する機能を有する。判定部301は、顧客から前回注文を受けた時間から「所定の時間」が経過したタイミングを、顧客に対して次の注文を取りに行くタイミングであると判定するようにしてもよい。
上記の「所定の時間」とは、例えば、分析部303で統計処理を行うことで得られた、客単価が平均客単価以上になる注文時間間隔であってもよい。統計処理を行うことで得られた注文時間間隔は、記憶部304に記憶されている注文タイミング情報の中に、顧客の来店人数ごと及び来店時間ごとに対応づけられて格納されていてもよい。判定部301は、注文タイミング情報から、顧客の来店人数及び該顧客の来店時間に対応する注文時間間隔を取得し、顧客から前回注文を受けた時間から、取得した注文時間間隔が経過した時間(前回注文を受けた時間に取得した注文時間間隔を加えた時間)を、顧客に対して次の注文を取りに行くタイミングであると判定するようにしてもよい。
また、上記の「所定の時間」とは、注文時間間隔から、更に、「従業員が実際に注文を取りに行くまでに要する時間を考慮して予め定められた時間」を引いた時間であってもよい。具体的には、判定部301は、注文タイミング情報から、実際の顧客の実際の来店人数及び該顧客の実際の来店時間に対応する注文時間間隔を取得し、顧客から前回注文を受けた時間から、取得した注文時間間隔から「従業員が実際に注文を取りに行くまでに要する時間を考慮して予め定められた時間」を引いた時間が経過した時間を、顧客に対して次の注文を取りに行くタイミングであると判定するようにしてもよい。「従業員が実際に注文を取りに行くまでに要する時間を考慮して予め定められた時間」は、後述する注文タイミング情報に格納されている「通知タイミングオフセット」に該当する。
通知部302は、判定部301で判定された“顧客に対して次の注文を取りに行くタイミング”で、“顧客に対して次の注文を取りに行くことを促す通知”をハンディ端末10から出力するようにハンディ端末10に通知する機能を有する。
分析部303は、記憶部304に記憶されている注文履歴情報及び支払履歴情報から、過去に来店した顧客の来店人数と、該顧客の来店時間と、該顧客が注文を行った時間と、該顧客の客単価を取得して統計処理することで、客単価が平均客単価以上になる注文時間間隔を顧客の来店人数ごと及び来店時間ごとに分析し、分析により得られた注文時間間隔を顧客の来店人数ごと及び来店時間ごとに対応づけた注文タイミング情報を生成して記憶部304に格納する機能を有する。
図7(a)は、テーブル情報の一例を示す図である。「テーブル番号」は、飲食店内における各テーブルを一意に識別する番号と、各テーブルにおける顧客の回転数を示す通し番号とから構成される。「来店人数」は、各テーブルにおける顧客の人数(グループの人数)を示す。「来店日時」は、顧客が来店した日時を示す。例えば、図7(a)の上段のレコードには、テーブル番号に「001−02」が設定され、来店人数に「3人」が設定されている。これは、1番のテーブルには3人グループの顧客が座っており、当該顧客は1番のテーブルにおける2回転目の顧客であることを意味している。なお、回転とは、同日における顧客の入れ替わり数を意味しており、店舗が開店した直後に来店して1番テーブルに座った顧客は1番テーブルにおける1回転目の顧客であり、1回転目の顧客が支払を終えて店舗を出て行った後に来店して1番テーブルに座った顧客は、1番テーブルにおける2回転目の顧客である。なお、テーブル情報には、現在来店中の顧客が座っているテーブルに関する情報のみが格納され、現在顧客が座っていないテーブル(空いているテーブル)に関する情報は格納されない。
図7(b)は、注文履歴情報の一例を示す図である。「テーブル番号」は、テーブル情報における「テーブル番号」と同一であるため説明は省略する。「注文日時」には、テーブル番号で一意に特定される顧客が注文を行った日時が格納される。「注文内容(品名、数量)」には、顧客が注文した内容として商品の品名及び数量が格納される。なお、注文履歴情報には、現在来店中の顧客が注文した注文の履歴と、過去に来店した顧客が注文した注文の履歴とがまとめて格納される。もし、注文履歴情報の中から現在来店中の顧客が注文した履歴のみを参照したい場合、注文履歴情報の各レコードのうち、テーブル情報に格納されている「テーブル番号」と同一の「テーブル番号」を有するレコードを抽出することで、現在来店中の顧客が注文した注文履歴のみを参照することができる。
図7(c)は、支払履歴情報の一例を示す図である。「テーブル番号」は、テーブル情報における「テーブル番号」と同一であるため説明は省略する。「会計日時」には、レジ端末20にて会計を行った時刻が格納される。「来店日時」には、顧客が来店した日時が格納される。「来店人数」には、顧客の来店人数が格納される。「会計金額」には、顧客が支払う金額(会計金額)が格納される。「注文内容(品名、数量)」には、顧客が注文した内容として商品の品名及び数量が格納される。支払履歴情報の各レコードに記録されている内容は、レジ端末20の出力部201から出力されるレシートに印字される内容であってもよい。支払履歴情報には、当日の履歴のみならず、過去の履歴も格納されている。
図8は、注文タイミング情報の一例を示す図である。「来店人数」は、顧客の来店人数(グループの人数)を示す。「来店時間」は、顧客が来店した時間を示す。「注文時間間隔」は、顧客が前回注文した時刻を基準として、顧客から次に注文を受けるまでの時間間隔として適切な時間間隔、すなわち、客単価が平均客単価以上になる可能性が高い注文時間間隔を示している。図8の例では、「注文時間間隔(FO〜SO)」と記載されているが、これは、初回注文(FO:ファーストオーダー)を受けてから2回目の注文(SO:セカンドオーダー)を受けるまでに適切な時間間隔が格納されていることを示している。例えば、図8の例では、来店人数及び来店時間がそれぞれ「1人」及び「〜21時」の場合、「注文時間間隔(FO〜SO)」には10分が格納されている。これは、21時までに1人で来店した顧客に対しては、初回注文を受けてから2回目に注文を受けるまでのタイミングが10分以内であれば、客単価が平均客単価以上になる可能性が高いことを意味している。なお、「注文時間間隔」には、「注文時間間隔(FO〜SO)」に加えて、2回目の注文を受けてから3回目の注文を受けるまでに適切な時間間隔「注文時間間隔(2回目〜3回目)」や、3回目の注文を受けてから4回目の注文を受けるまでに適切な時間間隔「注文時間間隔(3回目〜4回目)」といったように、N−1回目の注文を受けてからN回目の注文を受けるまでに適切な時間間隔「注文時間間隔(N−1回目〜N回目)」(Nは任意の正の整数)がそれぞれ格納されていてもよい。
ここで、「注文時間間隔」に「‐」が設定されている場合、客単価が平均客単価以上になる注文時間間隔が不明であることを示している。「‐」が設定されている場合に管理サーバ30及びハンディ端末10が行う動作については後述する。
「通知タイミングオフセット」は、ハンディ端末10にて通知を受けた従業員が、実際に注文を取りに行くまでに要する時間を考慮して予め定められた時間を示している。これは、ハンディ端末10に“顧客に対して次の注文を取りに行くことを促す通知”が表示されたとしても、店舗の広さや混雑具合によっては、当該通知を見た従業員が、当該通知で指示された顧客の所にすぐに駆けつけられるとは限らないことから、当該通知を余裕を持たせてハンディ端末10に通知可能にするために設けられている。図8の例では「通知タイミングオフセット」には全て5分が設定されているが、店舗の広さや時間的な混雑具合等を考慮して異なる時間が設定されていてもよい。
以上、ハンディ端末10、レジ端末20及び管理サーバ30の機能ブロック構成について説明したが、本実施形態では、管理サーバ30が備える機能ブロックの全部又は一部をハンディ端末10又はレジ端末20が備えていてもよい。例えば、管理サーバ30が備えるすべての機能ブロック(管理部300、判定部301、通知部302、分析部303及び記憶部304)を全てレジ端末20が備える構成としてもよい。この場合、本実施形態に係る注文管理システムは、ハンディ端末10及びレジ端末20から構成され、ハンディ端末10は、レジ端末20と通信することで各種の処理を行う。
また、他の例として、管理サーバ30の判定部301及び通知部302をハンディ端末10に備えると共に、ハンディ端末10に設けられた記憶部にテーブル情報と注文タイミング情報と注文履歴情報とを格納するようにしてもよい。この場合、通知部302は、出力部101の一部であってもよい。つまり、ハンディ端末10は、“顧客に対して次の注文を取りに行くタイミング”を自ら判定して、“顧客に対して次の注文を取りに行くことを促す通知”をスピーカ16又はタッチパネル17から出力するようにしてもよい。
<分析処理>
続いて、分析部303が注文タイミング情報を生成する処理について具体的に説明する。本実施形態では、図8に示すように、来店人数が1人、2人、3〜4人、5〜8人、9人以上の場合について、それぞれ来店時間が21時までの場合と21時以降である場合に分けた、合計10パターンについて分析を行い、パターンごとに適切な「注文時間間隔(FO〜SO)」を算出する。
なお、注文タイミング情報の生成は、後述する<通知処理>により、ハンディ端末10に“顧客に対して次の注文を取りに行くタイミング”の通知を行う動作が開始されるまでに予め生成しておくことが望ましい。これにより、ハンディ端末10に“顧客に対して次の注文を取りに行くタイミング”の通知を行う動作において、逐一、注文タイミング情報の生成が行われることを抑止することができ、管理サーバ30の処理負荷を軽減することが可能になる。また、分析結果は店舗ごとに異なることが想定されることから店舗ごとに分析を行うことが望ましい。しかしながら、本実施形態がこれらに限定されることを意図しているのではない。
図9は、注文タイミング情報を生成する処理手順の一例を示すフローチャートである。
ステップS11で、分析部303は、分析パターンを決定する。ここでは、分析部303は、「来店人数が1人、かつ来店時間が21時まで」のパターンについて分析を行うことを決定したと仮定する。
ステップS12で、分析部303は、支払履歴情報から、来店人数が1人であり、かつ、来店時間が21時より前である全てのレコードを抽出する。続いて、分析部303は、抽出した全てのレコードから「会計金額」を抽出し、抽出した全ての会計金額の合計を、抽出した全てのレコードのレコード数で除算することで、「来店人数が1人、かつ来店時間が21時まで」のパターンについての平均客単価を算出する。すなわち、平均客単価は、「平均客単価=抽出された会計金額の合計÷レコード数÷来店人数」で算出できる。
ステップS13で、分析部303は、ステップS12で抽出された全てのレコードの中から1つのレコードを選択し、選択したレコードの「会計日時」、「テーブル番号」、「会計金額」、「来店人数」及び「会計金額」を抽出する。続いて、分析部303は、抽出した「会計日時」の日付及び「テーブル番号」をキーとして注文履歴情報を検索することで、初回注文に該当する注文日時と2回目の注文に該当する注文日時とを取得し、初回注文から2回目の注文までの時間間隔(注文時間間隔(FO〜SO))を計算する。また、「会計金額」を「来店人数」で除算することで「客単価」を算出する。これにより、「注文時間間隔(FO〜SO)」及び「客単価」の関係を示すデータが1つ収集されることになる。分析部303は、ステップS12で抽出された全てのレコードについて上記の処理を繰り返し行うことで、「注文時間間隔(FO〜SO)」及び「客単価」の関係を示すデータを複数収集する。
ステップS14で、分析部303は、ステップS13で収集された「注文時間間隔(FO〜SO)」及び「客単価」の関係を示す複数のデータについて回帰分析を行うことで回帰直線を算出する。図10に、「注文時間間隔(FO〜SO)」及び「客単価」の関係を示す複数のデータを、縦軸が「客単価」であり横軸が「注文時間間隔(FO〜SO)」であるグラフにプロットした場合の一例、及び、回帰分析により算出された回帰直線の例を示す。
ステップS15で、分析部303は、ステップS14で算出した回帰直線を用いて、ステップS12で算出した平均客単価に対応する「注文時間間隔(FO〜SO)」を算出する。図10の例では、平均客単価は3,400円であり、当該平均客単価に対応する「注文時間間隔(FO〜SO)」は20分であることが示されている。これは、初回に注文を受けてから2回目に注文を受けるまでの時間間隔が20分以内であれば、客単価が平均客単価以上になる可能性が高いことを意味している。
ステップS16で、分析部303は、ステップS15で算出した「注文時間間隔(FO〜SO)」を、注文タイミング情報のうち「来店人数が1人、かつ来店時間が21時まで」のパターンに対応するレコードの「注文時間間隔(FO〜SO)」フィールドに格納する。
ステップS17で、分析部303は、全ての分析パターンについて分析が完了した場合は処理を終了し、終了していない場合はステップS11に戻り、次の分析パターンについて分析を開始する。ここでは、分析部303は、ステップS11に戻り、「来店人数が1人、かつ来店時間が21時以降」のパターンについて分析を開始する。
ここで、分析部303は、ステップS14の処理手順で回帰直線を算出する際にP値(有意確率)を計算するようにしてもよい。そして、分析部303は、ステップS15の処理手順において、P値が所定の割合(例えば5%)以上である場合は「注文時間間隔(FO〜SO)」の算出が困難であると判定し、ステップS16において、「注文時間間隔(FO〜SO)」フィールドには、客単価が平均客単価以上になる注文時間間隔が不明であることを示す情報(「−」)を設定するようにしてもよい。これにより、注文時間間隔と客単価との相関関係が低いような分析パターンについては、ハンディ端末10から“顧客に対して注文を取りにいくことを促す通知”が行われなくなるため、従業員の負担を軽減することができると共に、客単価が向上する可能性が不明であるにも関わらず顧客に対して不要に声掛けが行われることによる、顧客満足度の低下を抑止することが可能になる。また、ハンディ端末10から“顧客に対して注文を取りにいくことを促す通知”が行われなくなることで、管理サーバ30とハンディ端末10との間の通信データ量を削減することが可能になる。
以上説明した分析方法では、合計10パターンについて、パターンごとに適切な「注文時間間隔(FO〜SO)」を算出するようにしたが、これに限定されず、他のパターンについても分析を行うようにしてもよい。例えば、分析部303は、来店時間が19時までの場合や、19時以降の場合など、他のパターンについても分析を行うようにしてもよい。
また、分析部303は、「注文時間間隔(FO〜SO)」の算出に加えて、N−1回目の注文を受けてからN回目の注文を受けるまでに適切な時間間隔「注文時間間隔(N−1回目〜N回目)」(Nは任意の正の整数)についても分析を行うようにしてもよい。
<通知処理>
図11は、注文管理システムが行う処理手順の一例を示すフローチャートである。図11に示すフローチャートは、所定の周期(例えば1分周期や2分周期等)で繰り返し行われる。
以下の説明は、管理サーバ30が、初回注文(FO)を受けた顧客に対して2回目の注文(SO)を取りに行くタイミングを判定し、ハンディ端末10から、顧客に対して2回目の注文を取りにいくことを促す通知が出力される場合を想定して説明する。また、テーブル情報、注文履歴情報、支払履歴情報及び注文タイミング情報には、それぞれ図7及び図8に示すデータが格納されている前提とする。
ステップS101で、管理サーバ30の判定部301は、テーブル情報を検索し、現在来店中の顧客のテーブル番号、来店人数及び来店日時を取得する。具体的には、判定部301は、来店中の顧客のテーブル番号、来店人数及び来店日時として、「001−02」のテーブルに座っている顧客は3人のグループであり来店時間は20:15であること、「002−02」のテーブルに座っている顧客は6人のグループであり来店時間は20:20であることを取得する。
ステップS102で、管理サーバ30の判定部301は、ステップS101で取得した来店人数及び来店日時をキー情報として注文タイミング情報を検索することで、顧客ごとに「注文時間間隔(FO〜SO)」及び「通知タイミングオフセット」を取得する。具体的には、判定部301は、「001−02」のテーブルに座っている顧客については、「注文時間間隔(FO〜SO)」及び「通知タイミングオフセット」はそれぞれ“10分”及び“5分前”を取得し、「002−02」のテーブルに座っている顧客については、「注文時間間隔(FO〜SO)」及び「通知タイミングオフセット」はそれぞれ“20分”及び“5分前”を取得する。なお、判定部301は、「注文時間間隔(FO〜SO)」に「−」が設定されている場合、ハンディ端末10からその顧客に対して注文を取りにいくことを促す通知が出力されないようにするため、その顧客についてはステップS103以降の処理を中止する。
ステップS103で、管理サーバ30の判定部301は、ステップS101で取得した、現在来店中の顧客のテーブル番号をキーに注文履歴情報を検索し、現在来店中の顧客のうち初回注文を受けているが2回目の注文を受けていない顧客を抽出する。具体的には、「001−02」のテーブルに座っている顧客については、20:20及び20:35の2回注文が注文履歴情報に記録されて受けていることから、2回目の注文を受けている。一方、「002−02」のテーブルに座っている顧客については、20:30の注文のみが注文履歴情報に記録されていることから、2回目の注文を受けていない。従って、判定部301は、2回目の注文を受けていない顧客として「002−02」のテーブルに座っている顧客を抽出する。
ステップS104で、管理サーバ30の判定部301は、ステップS103で抽出された顧客について、初回の注文受付時間から現在時刻までの経過時間が、「注文時間間隔(FO〜SO)」−「通知タイミングオフセット」以上であるかを確認する。具体的には、判定部301は、「002−02」のテーブルに座っている顧客について、初回の注文受付時間(20:30)から現在時刻までの経過時間が、15分(20分−5分)以上であるかを確認する。初回の注文受付時間から現在時刻までの経過時間が、「注文時間間隔(FO〜SO)」−「通知タイミングオフセット」である場合はステップS105に進み、初回の注文受付時間から現在時刻までの経過時間が、「注文時間間隔(FO〜SO)」−「通知タイミングオフセット」ではない場合は処理を終了する。例えば、判定部301は、現在時刻が20:40である場合は処理を終了し、現在時刻が20:45である場合はステップS105に進むことになる。
なお、判定部301は、「通知タイミングオフセット」を考慮せずにステップS104の処理手順を行うようにしてもよい。例えば、判定部301は、ステップS103で抽出された顧客について、初回の注文受付時間から現在時刻までの経過時間が、「注文時間間隔(FO〜SO)」以上であるかを確認し、初回の注文受付時間から現在時刻までの経過時間が、「注文時間間隔(FO〜SO)」である場合はステップS105に進み、初回の注文受付時間から現在時刻までの経過時間が、「注文時間間隔(FO〜SO)」ではない場合は処理を終了するようにしてもよい。規模が小さい店舗や混雑していない店舗など、「通知タイミングオフセット」を設ける必要が無い場合も想定されるためである。
ステップS105で、管理サーバ30の通知部302は、“「002−02」のテーブルに座っている顧客に対して次の注文を取りに行くことを促す通知”をハンディ端末10から出力するようにハンディ端末10に通知する。ハンディ端末10の出力部101は、例えばタッチパネル17に、「テーブル番号002の顧客に注文を取りに行ってください」といったメッセージを表示する。
なお、通知部302は、注文管理システム内に複数のハンディ端末10が含まれる場合、“「002−02」のテーブルに座っている顧客に対して次の注文を取りに行くことを促す通知”を全てのハンディ端末10に通知するようにしてもよい。また、テーブルごとに1又は複数のハンディ端末10が対応づけられている場合、通知対象のテーブルに対応づけられているハンディ端末10に対してのみ通知を行うようにしてもよい。
また、前述したように、以上説明したフローチャートは、所定の周期(例えば1分周期や2分周期等)で繰り返し行われる。そのため、判定部301又は通知部302は、一度通知を行ったハンディ端末10を記憶しておき、同一のテーブルに対して何度も通知が行われないようにしてもよい。例えば、従業員が“「002−02」のテーブルに座っている顧客に対して次の注文を取りに行くことを促す通知”を受けて「002−02」のテーブルの顧客に対して注文を取りに行ったものの、顧客が注文を断る場合も想定される。この場合に、次の周期で再度“「002−02」のテーブルに座っている顧客に対して次の注文を取りに行くことを促す通知”がハンディ端末10から出力され、他の従業員が顧客に注文を取りに行ってしまうと、顧客は迷惑に感じてしまう可能性があるためである。
以上説明した処理手順において、ハンディ端末10から、顧客に対してN回目(Nは任意の正の整数)の注文を取りに行くことを促す通知を出力したい場合、ステップS102の処理手順における「注文時間間隔(FO〜SO)」を、「注文時間間隔(N−1回目〜N回目)」に置き換えればよい。また、ステップS103の処理手順において、現在来店中の顧客のうち初回注文を受けているが2回目の注文を受けていない顧客を抽出する処理を、現在来店中の顧客のうちN−1回目の注文を受けているがN回目の注文を受けていない顧客を抽出する処理に置き換えればよい。また、ステップS104の処理手順において、初回の注文受付時間から現在時刻までの経過時間が「注文時間間隔(FO〜SO)」−「通知タイミングオフセット」以上であるかを確認する処理手順を、N−1回目の注文受付時間から現在時刻までの経過時間が「注文時間間隔(N−1回目〜N回目)」−「通知タイミングオフセット」以上であるかを確認する処理に置き換えればよい。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
なお、本実施形態において、「部」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その「部」が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの「部」や装置が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置により実現されても、2つ以上の「部」や装置の機能が1つの物理的手段や装置により実現されても良い。
10…ハンディ端末、11…CPU、12…記憶装置、13…通信IF、14…カメラ、15…マイク、16…スピーカ、17…タッチパネル、20…レジ端末、21…CPU、22…記憶装置、23…通信IF、30…管理サーバ、100…注文受付部、101…出力部、200…入力部、201…出力部、300…管理部、301…判定部、302…通知部、303…分析部、304…記憶部

Claims (6)

  1. 店舗において従業員が利用する端末を含む注文管理システムであって、
    前回注文を受けてから次に注文を受けるまでの注文時間間隔であって客単価が平均客単価以上になる可能性が高いと分析された注文時間間隔が、顧客の来店人数ごと及び来店時間ごとに格納される注文タイミング情報を記憶する記憶部と、
    前記注文タイミング情報から、来店中の顧客の来店人数及び該来店中の顧客の来店時間に対応する注文時間間隔を取得し、該来店中の顧客から前回注文を受けた時間から、前記取得した注文時間間隔が経過したタイミングを、前記来店中の顧客に対して次の注文を取りに行くタイミングであると判定する判定部と、
    前記判定部で判定された前記来店中の顧客に対して次の注文を取りに行くタイミングで、前記来店中の顧客に対して次の注文を取りに行くことを促す通知を前記端末から出力する出力部と、
    を有する注文管理システム。
  2. 前記判定部は、該来店中の顧客から前回注文を受けた時間から、前記取得した注文時間間隔から従業員が実際に注文を取りに行くまでに要する時間を考慮して予め定められた時間を引いた時間が経過したタイミングを、前記来店中の顧客に対して次の注文を取りに行くタイミングであると判定する、
    請求項に記載の注文管理システム。
  3. 過去に来店した顧客の来店人数と、該顧客の来店時間と、該顧客が注文を行った時間と、該顧客の客単価とを示す複数のデータから、客単価が平均客単価以上になる注文時間間隔を顧客の来店人数ごと及び来店時間ごとに分析し、分析により得られた注文時間間隔を顧客の来店人数ごと及び来店時間ごとに格納することで前記注文タイミング情報を生成する分析部、
    を更に有する、
    請求項1又は2に記載の注文管理システム。
  4. 前記分析部は、特定の顧客の来店人数及び/又は特定の来店時間について、有意確率が所定の確率以上であることにより客単価が平均客単価以上になる注文時間間隔を分析することができないと判定した場合、前記特定の顧客の来店人数及び/又は前記特定の来店時間については客単価が平均客単価以上になる注文時間間隔が不明であることを示す情報を前記注文タイミング情報に格納し、
    前記出力部は、前記判定部で前記注文タイミング情報から前記情報が取得された場合、前記来店中の顧客に対して次の注文を取りに行くことを促す通知を前記端末から出力しない、
    請求項に記載の注文管理システム。
  5. 前記前回注文を受けた時間は、初回の注文を受けた時間であり、
    前記次の注文は、2回目の注文である、
    請求項1乃至のいずれいか一項に記載の注文管理システム。
  6. 店舗において従業員が利用する端末を含む注文管理システムが行う通知方法であって、
    前回注文を受けてから次に注文を受けるまでの注文時間間隔であって客単価が平均客単価以上になる可能性が高いと分析された注文時間間隔が、顧客の来店人数ごと及び来店時間ごとに格納される注文タイミング情報から、来店中の顧客の来店人数及び該来店中の顧客の来店時間に対応する注文時間間隔を取得し、該来店中の顧客から前回注文を受けた時間から前記取得した注文時間間隔が経過したタイミングを、前記来店中の顧客に対して次の注文を取りに行くタイミングであると判定するステップと、
    判定された前記来店中の顧客に対して次の注文を取りに行くタイミングで、前記来店中の顧客に対して次の注文を取りに行くことを促す通知を前記端末から出力するステップと、
    を含む通知方法。
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