JP6371239B2 - ハンドガイドローラ - Google Patents
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Description
路面を連続的に転圧する締め固め作業は、走行中の車両の進路や速度を調整しながら実施され、そのためにオペレータは操舵グリップ、アクセルレバー、前後進レバーなどの操作部材の位置を常に把握して、それらの操作部材を遅れなく且つ適切に操作する必要がある。特に車両の進路を変更する操舵グリップと、前後進の切換のみならず速度調整機能を有する前後進レバーとは、他の操作部材に比べて作業中の操作頻度が格段に高いことから、一層良好な操作性が求められる。
このように構成したハンドガイドローラによれば、前後進レバーの折曲形成は、その製造時にプレス加工などで簡単に実施できるため、前後進レバーの製造コスト、ひいてはハンドガイドローラの製造コストを抑制可能となる。
このように構成したハンドガイドローラによれば、締め固め作業中のアクセルレバーの操作頻度は前後進レバーよりも低いことから、アクセルレバーには、前後進レバーに要求される操作性よりも誤操作防止が重要視されるが、アクセルレバーのレバーグリップの高さが操舵グリップよりも低いことから、この操舵グリップによってアクセルレバーの不用意な誤操作が防止される。
このように構成したハンドガイドローラによれば、オペレータが片方の手で操舵グリップを把持しながら前後進レバーのレバーグリップも把持でき、その状態で前後進レバーを所望の傾動角度に操作可能となる。また、角度の調整後には前後進レバーの傾動角度を保ちながら、同時に操舵グリップを操作して車両の進路を変更可能となる。よって、操舵グリップ及び前後進レバーの操作性が向上する。
図1は本実施形態のハンドガイドローラを示す正面図、図2は同じくハンドガイドローラを示す平面図である。以下の説明では、ハンドガイドローラを基準として前後、左右、上下の方向を表現する。
詳しくは、上部フレーム3a上の左側半分のスペースには、エンジン5及びその付属部品であるエアクリーナ6、マフラー7、燃料タンク8、スタータ9、オルタネータ10などが搭載されている。また、上部フレーム3a上の右側半分はカバー11により隠蔽され、その内部のスペースには、ラバーカップリング12を介してエンジン5により駆動されるハイドロスタティックトランスミッション( Hydro Static Transmission:以下、HSTという)の油圧ポンプ13、この油圧ポンプ13と共にエンジン5により駆動される電磁クラッチ内蔵のプーリ14、及びバッテリ15が搭載されている。
起振体19は回転軸線から偏芯した位置に重心を有しており、例えば路盤上の砕石を締め固める作業では、プーリ14の電磁クラッチを接続してエンジン5により起振体19を回転駆動して振動を発生させ、転圧輪4による路盤の締め固めを効率的に行うようになっている。
両レバー26,27の下端はそれぞれ操作ボックス24内に挿入され、操作ボックス24内で左右方向に架設された共通のレバー軸28(傾動中心)に軸支されて、レバー軸28を中心として両レバー26,27が個別に前後方向に傾動し得るようになっている。レバー軸28には図示しないスプリングワッシャが介装され、その付勢力により両レバー26,27はそれぞれ適度な摩擦抵抗を受けて任意の傾動位置で固定可能となっている。
なお、30は前後進レバー26の傾動範囲α(図3に示す)を規制するための調整ボルトであり、図示はしないが、アクセルレバー27についても同様の調整ボルトが設けられている。
パッド36とガイドパイプ34の後端との間には圧縮スプリング37が介装されてベローズ38により被覆されている。圧縮スプリング37により操作ロッド35は後方に付勢されると共に、ストッパ35aによりガイドパイプ34内から後方への離脱を防止されている。
なお、図4に示すように、キーシリンダ42を雨や粉塵から保護するため、及び障害物との衝突によるキーシリンダ42の破損を防止するために、右側面41fはキーボックス41内の奥まった位置に形成されている。
なお、本実施形態では、操舵グリップ50の軸線及びレバーグリップ26aの軸線を左右方向で中心線Cに完全に一致させたが、必ずしも完全一致させる必要はなく、多少左右方向にずれていてもよい。
なお、操舵グリップ50の形状はこれに限ることはなく、操作ボックス24上で前後方向に延設されて車両1の進路変更のためにオペレータが把持可能であれば、その形状を任意に変更してもよい。
また上記実施形態では、操作ボックス24の左右方向の中央に操舵グリップ50及びレバーグリップ26aを配設したが、これに限ることはなく、操作ボックス24上の中央からオフセットした位置に操舵グリップ50及びレバーグリップ26aを配設してもよい。
4 転圧輪
21 操舵桿
24 操作ボックス
24a 上面
24c 左側面カバー(側面)
24d 右側面カバー(側面)
26 前後進レバー
26a レバーグリップ
27 アクセルレバー
27a レバーグリップ
28 レバー軸(傾動中心)
50 操舵グリップ
Claims (4)
- 転圧輪を備えた走行機体と、
上記走行機体の後部の左右方向の略中央に基端が取り付けられて後方に向けて延設された操舵桿と、
上記走行機体の後部の左右方向の略中央となるように上記操舵桿の先端に取り付けられた操作ボックスと、
上記操作ボックス上で上記走行機体の前後方向に延設され、上記操舵桿を介して上記走行機体の進路を変更するためにオペレータに把持される操舵グリップと、
上記操作ボックスの上記操舵グリップから左右何れかにオフセットした位置に基端が配設されると共に、先端に設けられたレバーグリップが上記操舵グリップの上方で、且つ上面視において該操舵グリップと左右方向で重なり合う位置関係に配設され、上記レバーグリップを上記オペレータに把持されながら上記基端を中心とした前後方向への傾動に応じて上記走行機体の前後進を切換可能に構成された前後進レバーと
を具備し、
上記操舵グリップ及び上記前後進レバーのレバーグリップは、上記操作ボックスの左右方向の略中央に配設されている
ことを特徴とするハンドガイドローラ。 - 上記前後進レバーは、その基端が上記操作ボックスの上面または左右何れかの側面に配設され、該基端から上方に延設されながら屈曲形成されることにより、先端の上記レバーグリップを左右方向において上記操舵グリップと上面視重なり合う位置関係に配設されている
ことを特徴とする請求項1に記載のハンドガイドローラ。 - 上記走行機体は、動力源としてエンジンを搭載し、
上記操作ボックスの上記操舵グリップをはさんだ上記前後進レバーの反対側で、上記前後進レバーと共通する傾動中心により基端を軸支され、該基端を中心とした前後方向への傾動に応じて上記エンジンの回転速度を調整可能に構成されると共に、先端のレバーグリップの高さが上記操舵グリップよりも低く設定されたアクセルレバーをさらに具備することを特徴とする請求項1または2に記載のハンドガイドローラ。 - 上記操舵グリップは、上記前後進レバーの傾動に伴う上記レバーグリップの移動軌跡に沿った略円弧状をなす
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のハンドガイドローラ。
Priority Applications (1)
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JP2015038853A JP6371239B2 (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | ハンドガイドローラ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015038853A JP6371239B2 (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | ハンドガイドローラ |
Publications (2)
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Family
ID=56846398
Family Applications (1)
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JP2015038853A Active JP6371239B2 (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | ハンドガイドローラ |
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2015
- 2015-02-27 JP JP2015038853A patent/JP6371239B2/ja active Active
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