JP3235712U - 動力運搬車 - Google Patents
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Abstract
【課題】履帯部は電動パワーユニットにより駆動されることになり、栽培ハウスや果樹園等での運搬作業に最適に利用することができ、始動及び停止をボタン操作で行うことができ、充電式電池への充電により直流電動機を再駆動することができ、ガソリンが不要となって燃料タンク等からの燃料漏れの点検やエンジンに対する可燃物の付着の有無の点検も不要となり、電動パワーユニットは音が静かで振動も少なく、それだけ、運搬作業を快適に行うことができる、動力運搬車を提供する。
【解決手段】車体部1の上部に荷台2が配設され、車体部の下部に左右一対の履帯部3が配設され、車体部の操作者側である後部に履帯部を駆動する原動機4及び運転操作部5が配設されてなり、原動機は直流電動機及び充電式電池からなる電動パワーユニットUである。
【選択図】図1
【解決手段】車体部1の上部に荷台2が配設され、車体部の下部に左右一対の履帯部3が配設され、車体部の操作者側である後部に履帯部を駆動する原動機4及び運転操作部5が配設されてなり、原動機は直流電動機及び充電式電池からなる電動パワーユニットUである。
【選択図】図1
Description
本考案は、例えば果樹園や畑等の圃場内作業に用いられる動力運搬車に関するものである。
この種の動力運搬車として、車体部の上部に荷台が配設され、車体部の下部に左右一対の履帯部が配設され、車体部の操作者側である後部に履帯部を駆動する原動機及び運転操作部が配設されてなる構造のものが知られている。
しかしながらこれら従来構造の場合、上記履帯部を駆動する原動機は、いずれも、ガソリンを燃料とするエンジンが用いられ、このため、燃料タンク等からの燃料漏れの点検や、エンジンに対する可燃物の付着の有無の点検が不可避であるという不都合を有している。
本考案はこのような不都合を解決することを目的とするもので、本考案のうちで、請求項1記載の考案は、車体部の上部に荷台が配設され、該車体部の下部に左右一対の履帯部が配設され、該車体部の操作者側である後部に該履帯部を駆動する原動機及び運転操作部が配設されてなり、上記原動機は直流電動機及び充電式電池からなる電動パワーユニットであることを特徴とする動力運搬車にある。
又、請求項2記載の考案は、上記荷台は上記車体部の前部を支点として操作者により前方傾転自在に設けられ、該荷台は床部、左右一対の側あおり部及び前部の前あおり部からなり、該左右一対の側あおり部は上記床部の側延長パイプ及び該側あおり部の側延長杆との嵌合により側方に延長移動自在に設けられ、該前あおり部は上記床部の前延長パイプ及び該前あおり部の前延長杆との嵌合により前方に延長移動自在に設けられていることを特徴とするものである。
本考案は上述の如く、請求項1記載の考案にあっては、車体部の上部に荷台が配設され、車体部の下部に左右一対の履帯部が配設され、車体部の操作者側である後部に履帯部を駆動する原動機及び運転操作部が配設され、上記原動機は直流電動機及び充電式電池からなる電動パワーユニットであるから、荷台上に果物、土、雪等の運搬物を搭載し、左右一対の履帯部を電動パワーユニットにより駆動し、操作者により運転操作部を操作し、車体部を走行及び操向させることにより運搬作業を行うことができ、この際、履帯部は上記電動パワーユニットにより駆動されることになり、電動パワーユニットから排気ガスの排出がないため、栽培ハウスや果樹園等での運搬作業に最適に利用することができ、始動及び停止をボタン操作で行うことができ、充電式電池への充電により直流電動機を再駆動することができ、ガソリンが不要となって燃料タンク等からの燃料漏れの点検やエンジンに対する可燃物の付着の有無の点検も不要となり、電動パワーユニットは音が静かで振動も少なく、それだけ、運搬作業を快適に行うことができる。
又、請求項2記載の考案にあっては、上記荷台は上記車体部の前部を支点として操作者により前方傾転自在に設けられているから、荷台を前方傾転操作をすることにより荷台上の運搬物の排出を容易に行うことができ、運搬作業性を向上することができ、かつ、上記荷台は床部、左右一対の側あおり部及び前部の前あおり部からなり、左右一対の側あおり部は上記床部の側延長パイプ及び側あおり部の側延長杆との嵌合により側方に延長移動自在に設けられ、前あおり部は上記床部の前延長パイプ及び前あおり部の前延長杆との嵌合により前方に延長移動自在に設けられているから、荷台による運搬物の搭載領域を拡縮することができ、運搬物の積載量を拡大することができ、不使用時、保管時、狭路作業時等の必要に応じて運搬物の搭載領域を縮小することができ、運搬作業の融通性を向上することができる。
図1乃至図10は本考案の実施の形態例を示し、大別して、車体部1の上部に荷台2が配設され、車体部1の下部に左右一対の履帯部3・3が配設され、車体部1の操作者H側である後部に履帯部3・3を駆動する原動機4及び操作者Hが運転操作する運転操作部5を配設して構成している。
この場合、図1、図2、図8の如く、上記原動機4は直流電動機M及び充電式電池Bからなる電動パワーユニットUとなっており、この場合、直流電動機MはDCブラシレスモーター、充電式電池Bは充電式リチウムイオンバッテリーが用いられ、直流電動機Mは充電式電池Bにより駆動され、始動・停止スイッチ、回転数調整ノブ、運転ランプ等を備えたコントロールボックスCを備えている。
又、この場合、図1、図9の如く、上記荷台2は上記車体部1の前部を支点として操作者Hにより前方傾転自在に設けられ、すなわち、この場合、荷台2は車体部1の支点軸1aに枢着され、荷台2に持上レバーLが突設され、図4、図5の如く、持上レバーLに係止レバーL1が枢軸L2により枢着され、係止レバーL1の係止片L3に係止溝L4が形成され、車体部1に係止ピン1bが横架され、捻りバネL5により係止ピン1bに係止溝L4を係止し、持上レバーLの持上操作を固定し、係止レバーL1を捻りバネL5に抗して押下操作することにより係止ピン1bと係止溝L4との係止を解除し、持上レバーLの持上操作を許容し、操作者Hによる持上レバーLの上下操作により荷台2を支点軸1aを中心として水平位置Kと傾転位置Dとの間で前方傾転自在に設けている。
又、この場合、図1、図2、図3の如く、上記荷台2は床部2a、左右一対の側あおり部2b・2b及び前部の前あおり部2cからなり、左右一対の側あおり部2b・2bは上記床部2aの側延長パイプSP及び側あおり部2b・2bの側延長杆SBとの嵌合により側方に延長移動自在に設けられ、図6、図7の如く、側延長パイプSPの圧接ボルトTの緊締回動により側延長杆SBを圧接して引出位置調節自在に設けられ、又、前あおり部2cは上記床部2aの前延長パイプFP及び前あおり部2cの前延長杆FBとの嵌合により前方に延長移動自在に設けられ、図6、図7の如く、前延長パイプFPの圧接ボルトTの緊締回動により前延長杆FBを圧接して引出位置調節自在に設けられている。
又、この場合、図1、図2の如く、上記左右一対の履帯部3・3にあっては、上記車体部1の下部に駆動輪3a、従動輪3b及び3個の転動輪3c・・を架設し、駆動輪3a、従動輪3b及び3個の転動輪3c・・に履帯3dが掛回され、上記運転操作部5の左右のハンドル5a・5a及び操作レバー5b・・を操作し、上記駆動輪3aの駆動回転により履帯3dを循回動作させて車体部1の走行又は停止を操作すると共に操作レバー5b・・の操作により操向可能に設けられている。
すなわち、この場合、図8の如く、上記原動機4としての電動パワーユニットUの直流電動機Mの主軸M1と減速機Gの入力軸G1とをプーリMP・GP及びベルトBTにより伝動接続し、減速機Gの出力軸G2と上記駆動輪3aとを図示省略の歯車機構により伝動接続して構成している。
この実施の形態例は上記構成であるから、図1、図2、図8の如く、車体部1の上部に荷台2が配設され、車体部1の下部に左右一対の履帯部3・3が配設され、車体部1の操作者H側である後部に履帯部3・3を駆動する原動機4及び運転操作部5が配設され、上記原動機4は直流電動機M及び充電式電池Bからなる電動パワーユニットUであるから、図9、図10の如く、荷台2上に果物N、土、雪等の運搬物Pを搭載し、左右一対の履帯部3・3を電動パワーユニットUにより駆動し、操作者Hにより運転操作部5を操作し、車体部1を走行及び操向させることにより運搬作業を行うことができ、この際、履帯部3・3は上記電動パワーユニットUにより駆動されることになり、電動パワーユニットUから排気ガスの排出がないため、栽培ハウスや果樹園等での運搬作業に最適に利用することができ、始動及び停止をボタン操作で行うことができ、充電式電池Bへの充電により直流電動機Mを再駆動することができ、ガソリンが不要となって燃料タンク等からの燃料漏れの点検やエンジンに対する可燃物の付着の有無の点検も不要となり、電動パワーユニットUは音が静かで振動も少なく、それだけ、運搬作業を快適に行うことができる。
又、この場合、図1、図9の如く、上記荷台2は上記車体部1の前部を支点として操作者Hにより前方傾転自在に設けられているから、図1の実線の水平位置Kから想像線の傾転位置Dに荷台2を前方傾転操作をすることにより荷台2上の運搬物Pの排出を容易に行うことができ、運搬作業性を向上することができ、かつ、図1、図2、図3、図10の如く、上記荷台2は床部2a、左右一対の側あおり部2b・2b及び前部の前あおり部2cからなり、左右一対の側あおり部2b・2bは上記床部2aの側延長パイプSP及び側あおり部2b・2bの側延長杆SBとの嵌合により側方に延長移動自在に設けられ、前あおり部2cは上記床部2aの前延長パイプFP及び前あおり部2cの前延長杆FBとの嵌合により前方に延長移動自在に設けられているから、荷台2による運搬物Pの搭載領域を拡縮することができ、果物N等のコンテナEを複数個搭載することができ、運搬物Pの積載量を拡大することができ、不使用時、保管時、狭路作業時等の必要に応じて運搬物Pの搭載領域を縮小することができ、運搬作業の融通性を向上することができる。
尚、本考案は上記実施の形態例に限られるものではなく、上記操作者H、直流電動機M、充電式電池B、電動パワーユニットU、側延長パイプSP、側延長杆SB、前延長パイプFP、前延長杆FB、車体部1、荷台2、床部2a、側あおり部2b・2b、前あおり部2c、履帯部3・3、原動機4、運転操作部5の形状や大きさ、構造、材質等は適宜変更して設計されるものである。
以上の如く、所期の目的を充分達成することができる。
H 操作者
M 直流電動機
B 充電式電池
U 電動パワーユニット
SP 側延長パイプ
SB 側延長杆
FP 前延長パイプ
FB 前延長杆
1 車体部
2 荷台
2a 床部
2b 側あおり部
2c 前あおり部
3 履帯部
4 原動機
5 運転操作部
M 直流電動機
B 充電式電池
U 電動パワーユニット
SP 側延長パイプ
SB 側延長杆
FP 前延長パイプ
FB 前延長杆
1 車体部
2 荷台
2a 床部
2b 側あおり部
2c 前あおり部
3 履帯部
4 原動機
5 運転操作部
Claims (2)
- 車体部の上部に荷台が配設され、該車体部の下部に左右一対の履帯部が配設され、該車体部の操作者側である後部に該履帯部を駆動する原動機及び運転操作部が配設されてなり、上記原動機は直流電動機及び充電式電池からなる電動パワーユニットであることを特徴とする動力運搬車。
- 上記荷台は上記車体部の前部を支点として操作者により前方傾転自在に設けられ、該荷台は床部、左右一対の側あおり部及び前部の前あおり部からなり、該左右一対の側あおり部は上記床部の側延長パイプ及び該側あおり部の側延長杆との嵌合により側方に延長移動自在に設けられ、該前あおり部は上記床部の前延長パイプ及び該前あおり部の前延長杆との嵌合により前方に延長移動自在に設けられていることを特徴とする請求項1記載の動力運搬車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021004163U JP3235712U (ja) | 2021-10-28 | 2021-10-28 | 動力運搬車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021004163U JP3235712U (ja) | 2021-10-28 | 2021-10-28 | 動力運搬車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3235712U true JP3235712U (ja) | 2022-01-12 |
Family
ID=80081299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021004163U Active JP3235712U (ja) | 2021-10-28 | 2021-10-28 | 動力運搬車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3235712U (ja) |
-
2021
- 2021-10-28 JP JP2021004163U patent/JP3235712U/ja active Active
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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