JP6371238B2 - ハンドガイドローラ - Google Patents
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Description
また、操舵桿の作業位置から格納位置への切換に伴って操作ボックスが上方に位置変位したときには、操舵グリップが障害物に衝突して電気スイッチへの衝突が回避される。
一方、防護壁は少なくとも1つの切欠き部を有している。よって、操舵桿が格納位置にある状態では、操作パネル上の雨や粉塵が切欠き部を経て外部に排出されるため、清掃性が向上できる。
このように構成したハンドガイドローラによれば、操舵桿が作業位置にあるときに電気スイッチが下方から防護壁により覆われる。このため、操舵桿の格納位置から作業位置への切換に伴って操作ボックスが下方に位置変位したときに、防護壁の延設箇所が障害物に先に衝突して電気スイッチへの衝突が回避される。
このように構成したハンドガイドローラによれば、操舵桿が作業位置にあるときに電気スイッチが下方から防護壁により覆われる。このため、操舵桿の格納位置から作業位置への切換に伴って操作ボックスが下方に位置変位したときに、防護壁の延設箇所が障害物に先に衝突して電気スイッチへの衝突が回避される。
また、側面カバーの後端を操作パネルから後方に突出させることで防護壁及び切欠き部を形成しているため、コストアップを抑制可能となる。
このように構成したハンドガイドローラによれば、操舵桿が作業位置にあるときに電気スイッチが下方から防護壁により完全に覆われるため、操舵桿が格納位置から作業位置に切り換えられたときに電気スイッチへの障害物の衝突がより確実に回避される。
このように構成したハンドガイドローラによれば、操舵桿が作業位置にあるときに電気スイッチが下方から防護壁により完全に覆われるため、操舵桿が格納位置から作業位置に切り換えられたときに電気スイッチへの障害物の衝突がより確実に回避される。
このように構成したハンドガイドローラによれば、操舵桿が格納位置にある状態で、雨や粉塵が操作パネル上を傾斜に沿って移動して切欠き部に導かれ、この切欠き部を経てより確実に外部に排出される。
図1は本実施形態のハンドガイドローラを示す正面図、図2は同じくハンドガイドローラを示す平面図である。以下の説明では、ハンドガイドローラを基準として前後、左右、上下の方向を表現する。
詳しくは、上部フレーム3a上の左側半分のスペースには、エンジン5及びその付属部品であるエアクリーナ6、マフラー7、燃料タンク8、スタータ9、オルタネータ10などが搭載されている。また、上部フレーム3a上の右側半分はカバー11により隠蔽され、その内部のスペースには、ラバーカップリング12を介してエンジン5により駆動されるハイドロスタティックトランスミッション( Hydro Static Transmission:以下、HSTという)の油圧ポンプ13、この油圧ポンプ13と共にエンジン5により駆動される電磁クラッチ内蔵のプーリ14、及びバッテリ15が搭載されている。
起振体19は回転軸線から偏芯した位置に重心を有しており、例えば路盤上の砕石を締め固める作業では、プーリ14の電磁クラッチを接続してエンジン5により起振体19を回転駆動して振動を発生させ、転圧輪4による路盤の締め固めを効率的に行うようになっている。
図5,7に示すように、側面カバー24c,24dは操作ボックス24の左右両側から直角に折曲されて操作ボックス24の底面24fまで延設され、底面24fの左右方向の中央で第1の間隙L1を空けて対峙している。
両レバー26,27の下端はそれぞれ操作ボックス24内に挿入され、操作ボックス24内で左右方向に架設された共通のレバー軸28に軸支されており、レバー軸28を中心として両レバー26,27が個別に前後方向に傾動し得るようになっている。レバー軸28には図示しないスプリングワッシャが介装され、その付勢力により両レバー26,27はそれぞれ適度な摩擦抵抗を受けて任意の傾動位置で固定可能となっている。
なお、30は前後進レバー26の傾動範囲を規制するための調整ボルトであり、図示はしないが、アクセルレバー27についても同様の調整ボルトが設けられている。
パッド36とガイドパイプ34の後端との間には圧縮スプリング37が介装されてベローズ38により被覆されている。圧縮スプリング37により操作ロッド35は後方に付勢されると共に、ストッパ35aによりガイドパイプ34内から後方への離脱を防止されている。
なお、図4に示すように、キーシリンダ42を雨や粉塵から保護するため、及び障害物との衝突によるキーシリンダ42の破損を防止するために、右側面41fはキーボックス41内の奥まった位置に形成されている。
そして、左側の防護壁51の上下方向の領域Lw1は、ホーンスイッチ47及びライトスイッチ48の上下方向の領域Ls1に対応し(詳しくは、より上下方向に広い領域)、右側の防護壁51の上下方向の領域Lw2は、振動スイッチ49の上下方向の領域Ls2に対応し(詳しくは、より上下方向に広い領域)、且つそれぞれの防護壁51は各スイッチ47〜49よりも後方に突出している。このため、防護壁51により各スイッチ47〜49が左右両側方から完全に覆われている。
アクセルレバー27に比較して前後進レバー26は格段に長く、操舵グリップ50の上方まで延設されて左側方にクランク状に屈曲形成されている。結果として前後進レバー26のレバーグリップ26aは操舵グリップ50の直上に位置すると共に、前後進レバー26の傾動に伴うレバーグリップ26aの円弧状の移動軌跡に沿うように、操舵グリップ50は円弧状に湾曲形成されている。
車両1の運転中において、操作パネル24e上の各スイッチ47〜49は頻繁に操作される。本実施形態では、作業中のオペレータに最も近い操作ボックス24の後面に操作パネル24eが設けられているため、良好なスイッチ操作性が達成されて効率良く締め固め作業を実施可能となる。
まず、防護壁51は操作パネル24eの左右両側に形成され、ホーンスイッチ47、ライトスイッチ48及び振動スイッチ49を左右両側方から完全に覆っている。これにより、車両1の進路変更に伴って操作ボックス24が側方に位置変位したときに、障害物には防護壁51が先に衝突して各スイッチ47〜49への衝突が回避される。
従って、何れの場合でも、操作パネル24e上の各スイッチ47〜49が障害物と衝突して破損する事態を未然に防止することができる。
端的に述べると、この別例は、上記した各作用効果を得るための必要最小限の領域に防護壁51を形成したものである。図8は操舵桿21を格納位置としたときの別例の操作ボックスを左斜め後方より見たときの斜視図である。
即ち、左側の側面カバー24cによる防護壁51は、ホーンスイッチ47及びライトスイッチ48の上下方向の領域Ls1に対応する領域Lw1(詳しくは、上下方向に僅かに広い領域)に形成されている。また、右側の側面カバー24dによる防護壁51は、振動スイッチ49の上下方向の領域Ls2に対応する領域Lw2(詳しくは、上下方向に僅かに広い領域)に形成されている。そして、操作パネル24eの下側の辺(底面24fに相当)の領域は防護壁51が形成されておらず、この領域が操作パネル24e上と外側とを連通させる切欠き部52として機能する。
一方、操舵桿21が格納位置にある状態では、操作パネル24e上の雨や粉塵が切欠き部52を経て外部に排出されるため、雨や粉塵に起因する各スイッチ47〜49廻りの清掃性を向上できる。
例えば、側面カバー24c,24dを脱着不能としてもよいし、側面カバー24c,24dとは関係なく、操作パネル24eの周囲に独立した部材により防護壁51を形成してもよい。また、防護壁51の一側に貫設した孔を切欠き部52としてもよい。
また上記実施形態では、操舵桿21が格納位置にある状態で、操作パネル24eを上方に面すると共に後方に向けて下るように傾斜させ、その傾斜下側に切欠き部52を形成したが、操作パネル24eの角度及び切欠き部52の位置は必ずしもこれに限るものではなく、任意に変更してもよい。
4 転圧輪
21 操舵桿
24 操作ボックス
24c 左側面カバー
24d 右側面カバー
24e 操作パネル
33 後退停止機構
34 ガイドパイプ
35 操作ロッド
47 ホーンスイッチ(電気スイッチ)
48 ライトスイッチ(電気スイッチ)
49 振動スイッチ(電気スイッチ)
50 操舵グリップ
51 防護壁
52 切欠き部
L1 第1の間隙
L2 第2の間隙
Ls1,Ls2 スイッチの領域
Lw1,Lw2 防護壁の領域
Claims (6)
- 転圧輪を備えた走行機体と、
上記走行機体の後部に基端を連結されて、該基端を中心として先端を後方に向けた作業位置と該先端を上方に向けた格納位置との2位置間で傾動可能な操舵桿と、
上記操舵桿の先端に取り付けられ、上記操舵桿が作業位置にあるときに上記後方に面する操作パネルが設けられると共に、該操作パネル上に上記走行機体を運転操作するための電気スイッチが配設された操作ボックスと、
上記操作パネルの左右両側にそれぞれ設けられ、上記操舵桿が作業位置にあるときに上記電気スイッチにおける少なくとも上下方向の長さ領域と対応し、且つ上記電気スイッチよりも上記後方に突出した防護壁と、
上記操作パネルに貫通させたガイドパイプに操作ロッドを挿入してなり、車両の後進時に上記操作ロッドの後端がオペレータに当たると上記車両を自動停止させる後退停止機構と、
上記ガイドパイプに後端を接続されて上記オペレータにより操作される操舵グリップと
を具備し、
上記防護壁に少なくとも1つの切欠き部を有した
ことを特徴とするハンドガイドローラ。 - 上記操作ボックスは下面を有し、
上記防護壁は、上記操作パネルの左右両側から上記操舵桿が作業位置にあるときに上記操作ボックスの下面に相当する上記操作パネルの下側の辺まで延設されると共に、該延設箇所の一側に上記切欠き部が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のハンドガイドローラ。 - 上記操作ボックスは下面を有すると共に、左右両側にそれぞれ側面カバーが装着されて内部を隠蔽され、
上記両側面カバーは、上記操舵桿が作業位置にあるときに上記操作ボックスの左右両側から該操作ボックスの下面まで延設されて該下面で第1の間隙を空けて対峙すると共に、上記両側面カバーの後端が上記操作パネルを越えて後方に突出して該突出箇所を上記防護壁として機能させ、該突出箇所における上記第1の間隙を上記切欠き部として機能させる
ことを特徴とする請求項1または2に記載のハンドガイドローラ。 - 上記操作パネル上には、少なくとも一対の上記電気スイッチが左右方向に第2の間隙を空けて併設され、
上記防護壁は、上記切欠き部が上記両電気スイッチの第2の間隙よりも小さく設定されて、該第2の間隙を防護壁に投影した際の、左右方向における第2の間隙の寸法内に収まるように、上記切欠き部の寸法が設定された
ことを特徴とする請求項2に記載のハンドガイドローラ。 - 上記操作パネル上には、少なくとも一対の上記電気スイッチが左右方向に第2の間隙を空けて併設され、
上記両側面カバーは、上記第1の間隙が上記両電気スイッチの第2の間隙よりも小さく設定されて、該第2の間隙を防護壁に投影した際の、左右方向における第2の間隙の寸法内に収まるように、上記第1の間隙が設定されて上記切欠き部として機能する
ことを特徴とする請求項3に記載のハンドガイドローラ。 - 上記操作パネルは、上記操舵桿が格納位置にあるときに上方に面すると共に上記切欠き部に向けて下るように傾斜している
ことを特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載のハンドガイドローラ。
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Family Applications (1)
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JP2015038852A Active JP6371238B2 (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | ハンドガイドローラ |
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2015
- 2015-02-27 JP JP2015038852A patent/JP6371238B2/ja active Active
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