JP6370163B2 - 防水コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、防水性を備え、平型導体の接続を受けるコネクタに関する。
FPC(Flexible printed circuits)やFFC(Flexible flat cable)などの平型導体は、例えば自動車のエンジンルーム内など、防水性が求められる箇所で使用される場合がある。そこで、平型導体の接続を受けるコネクタとして、防水性を持たせたものが提案されている。
そのようなコネクタとしては、平型導体において絶縁体から露出する導電路付近を2枚の板状のジェルで挟み込み、その状態でジェルと平型導体の導電路をハウジングの収容部に収容するものがある(例として特許文献1参照)。そして、ジェルとハウジングの収容部の内壁とを密着させ、導電路側への浸水を防止する。
特開2004−342408号公報
しかし、前記のようなコネクタでは、平型導体の幅方向における各側面にジェルが回り込むことができずに、間隙が生じてしまう場合がある。この場合、その間隙から水が漏れ出て、導電路が浸水するおそれがある、という課題がある。また、ジェルを平型導体に固定する作業は、時間も手間も掛かる上、繊細な作業を要するため、作業者の作業負担が増加してしまうという課題もある。さらに、コネクタから平型導体を抜去する際には、平型導体に張り付いたジェルを取り除く作業を要するため、作業者にとって負担となるという課題もある。
本発明は、上記のような従来技術を背景になされたものである。その目的は、確実に導電路への水の浸入を抑えることができる防水コネクタを提供することにある。また、平型導体の防水作業が容易な防水コネクタを提供することにある。
上記目的を達成すべく本発明は以下のように構成される。
すなわち、ハウジングと、前記ハウジングに取付けられて、被接続対象物となる平型導体を内部に挿入する環状の防水部材とを備える防水コネクタについて、前記防水部材は、その内周面における平型導体の側面と対向する位置で、平型導体の表面側と裏面側から平型導体の厚み方向で凹凸面が噛み合うようにして平型導体の側面の隙間を閉止する止水部を有する防水コネクタを提供する。
本発明によれば、被接続対象物となる平型導体を内部に挿入する環状の防水部材を備える。よって、平型導体を防水部材に挿入するだけで防水部材に平型導体を装着できるため、平型導体の確実な防水作業を容易に行うことができる。また、平型導体から防水部材を抜去するだけで、容易に取り除くこともできる。
また、防水部材は止水部を有しており、この止水部が防水部材の内周面における平型導体の側面と対向する位置で、平型導体の表面側と裏面側から平型導体の厚み方向で凹凸面が噛み合うようにして平型導体の側面の隙間を閉止する。よって、平型導体の側面側に生じる隙間からの水の浸入を抑えることができる。
前記本発明の止水部は、前記内周面において平型導体の表面側から側面にかけて伸長し、防水部材の内周面に挿入する平型導体の挿入方向に沿って並列に配置される第1の凹凸面と、前記内周面において平型導体の裏面側から側面にかけて伸長し、前記挿入方向に沿って並列に配置される第2の凹凸面とを有しており、第1の凹凸面と第2の凹凸面とが形状的に噛み合うことで前記挿抜方向に沿って多重に凹凸する密着面を形成するものとすることができる。
防水部材の内周面に有する止水部がこのように平型導体の表面側から側面にかけて伸長する第1の凹凸面を有することで、第1の凹凸面を平型導体の表面側から回り込みやすくすることができる。また、平型導体の裏面側から側面にかけて伸長する第2の凹凸面とを有することで、第1の凹凸面と同様に、第2の凹凸面を平型導体の裏面側から回り込みやすくすることができる。よって、それらを例えば平型導体の側面側で噛み合わせることができるため、平型導体の側面側からの水の浸入をより確実に抑制できる。
また、第1の凹凸面と第2の凹凸面とが形状的に噛み合うことで前記挿抜方向に沿って多重に凹凸する密着面を形成する。この凹凸する密着面が多重に設けられることで、密着面が複雑な立体構造を形成するため、平型導体の挿抜方向に沿って浸入しようとする水を食い止めることができる。よって、より高い止水効果を発揮して、前記挿抜方向での水の浸入を確実に抑えることができる。
前記本発明は、前記ハウジングに対する固定部と、前記防水部材に対する押圧面とを有するリテーナを備えており、該リテーナが平型導体の厚み方向で、防水部材を平型導体に対して圧縮保持するものとすることができる。こうすることで、防水部材を外周面から圧縮する操作を容易に行うことができる上に、内周面の凹凸面を押圧状態で噛み合わせることができ、さらに高い止水効果が確実に維持することができる。
また本発明は、前記何れか記載の防水コネクタでなるソケットコネクタと、前記ソケットコネクタを収容する相手側ハウジングと、該相手側ハウジングに取り付けられて、前記平型導体と導通接触する端子とを備えるプラグコネクタと、を備える防水コネクタを提供する。
これにより、前記何れか記載の作用・効果を有する防水コネクタとすることができる。
本発明によれば、平型導体用のコネクタとして、簡易な構成でありながら相手方コネクタとの導通接触部への水の浸入を確実に抑制できる防水コネクタを提供することができる。また、本発明によれば、容易に防水作業を行うことができる防水コネクタを提供することができる。
実施形態の防水コネクタの正面、右側面、平面を示す斜視図。 図1の防水コネクタの背面、左側面、平面を示す斜視図。 図1の防水コネクタの分解斜視図。 図1の防水コネクタの正面図。 図1の防水コネクタの背面図。 図1の防水コネクタの平面図。 図1の防水コネクタの底面図。 図1の防水コネクタの右側面図。 図1のハウジングの正面、右側面、平面を示す斜視図。 図1のハウジングの背面、右側面、平面を示す斜視図。 図1のリテーナの正面、右側面、平面を示す斜視図。 図1のリテーナの背面、左側面、平面を示す斜視図。 図3の防水部材の正面、右側面、平面を示す斜視図。 図3の防水部材の背面、左側面、平面を示す斜視図。 図1の防水コネクタに平型導体を挿入し、リテーナが防水部材を押圧していない状態を示す平面図。 図15の防水コネクタの背面図。 図16の矢示SA−SA線断面図。 図15の矢示SB−SB線断面図。 図18のC部分の拡大断面図。 図16の矢示SD−SD線断面図。 図1の防水コネクタに平型導体を挿入し、リテーナが防水部材を押圧している状態を示す正面図。 図21の矢示SE−SE線断面図。 図21の防水コネクタにおける、図18相当の断面図。 図23のF部分の拡大断面図。 図21の矢示SG−SG線断面図。 図3の防水部材における第1の凹凸面と第2の凹凸面の端部を示す部分拡大断面図。 図1の防水コネクタと相手側コネクタの嵌合状態を防水コネクタ側から示す斜視図。 図1の防水コネクタと相手側コネクタの嵌合状態を相手側コネクタ側から示す斜視図。 図27の防水コネクタと相手側コネクタの嵌合状態を示す断面図。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、本明細書、特許請求の範囲、図面では、図1で示す防水コネクタ1の長手に沿う幅方向をX方向、前後方向をY方向、基板面に対して垂直な防水コネクタの高さ方向をZ方向とする。また、高さ方向Zにおける防水コネクタ1の平面側を「上側」、防水コネクタ1の底面側を「下側」とする。防水コネクタ1の前後方向Yにおいて、ハウジング2に差込口2aが設けられる側を「前側」とし(図9参照)、反対側であって、平型導体の挿通孔2cが設けられる側を「後側」として説明する(図10参照)。但しこれらの記載は防水コネクタ1の使用方向を定めるものではない。なお、防水コネクタ1の右側面図と左側面図は左右対称に表されるため、左側面図を省略する。
実施形態〔図1〜図29〕:
本実施形態の防水コネクタ1は、図3で示すようにハウジング2と、防水部材3と、リテーナ4と、を備える。防水コネクタ1は、図29で示すように、基板9に固定される相手側コネクタ5と導通接触する。
防水コネクタ1は、平型導体7として例えばFFCやFPCと接続することができる。平型導体7は、先端側で絶縁部7bから導電部7aが露出する。また、露出する導電部7aに近接する位置には係止孔7dが形成されている。
〔ハウジング〕
ハウジング2は、絶縁性樹脂でなり、幅方向Xに沿って伸長する略直方体形状にて形成される。そして、図1〜図9で示すようにハウジング本体2Aと、接続部2dとを有する。
ハウジング本体2Aは、防水部材3を挿入する差込口2aと、差込口2aに連通し、防水部材3を収容する収容部2bと、収容部2bの奥側に設けられて、収容部2bと外部とを連通する平型導体の挿通孔2cと、平型導体7の導電部7aと端子6とを導通接触させる接続部2dとを有する。また、ハウジング2の外周面には、Oリング8が装着されている。
差込口2aは、ハウジング2の前後方向Yにおける一端側に設けられ、ここから防水部材3を収容部2bの内部に挿入する。ハウジング2の底壁2eよりも天井壁2fが小さく形成されているため、差込口2aは上側が大きく開いている。よって、差込口2aを天井壁2f側から目視で確認することで、防水部材3を収容部2bに挿入しやすくなっている。
収容部2bは、ハウジング2の内部に形成され、差込口2aから挿入される防水部材3を収容する。
平型導体の挿通孔2cは、収容部2bの奥側に前後方向Yに沿って設けられ、収容部2bの内部と外部と連通する。また、挿通孔2cは平型導体7の板幅方向に沿う略矩形に設けられる。
接続部2dは、平型導体の挿通孔2cにおける下端から前後方向Yに沿って後方に向けて伸長して形成される。また接続部2dは、平型導体7の先端側を支持する支持部2d1と、支持部2d1の幅方向Xにおける両端に、高さ方向Zに沿って形成され、互いに対向する2つの側壁2d2,2d2とを備える。
支持部2d1は、平型導体7に対して平行な板面を有し、平板状にて形成される。
側壁2d2,2d2は、互いに対向する側の面に、前後方向Yに沿うガイド溝2d3,2d3を有する。ガイド溝2d3は側壁2d2の前後方向Yに沿う全長に渡って形成される。
Oリング8は、弾性を有し、ハウジング2の外周を囲うように取り付けられる。
〔防水部材〕
防水部材3は、環状の弾性部材にて形成される。また、何ら押圧を受けていない非押圧状態で扁平な断面略楕円形状にて形成され、平型導体7の表面(導電部7aが絶縁部7bから露出する面)又は裏面(導電部7aが絶縁部7bから露出する面とは反対側の面)と対向する平面部3A,3Aと、平面部3A,3Aの端部同士を繋ぐ屈曲部3B,3Bとを2つずつ有する。
平面部3A,3Aは平型導体7の表面側と裏面側にそれぞれ1つずつ設けられ、平型導体7を挟んで互いに対向する。
屈曲部3Bは、一方の平面部3Aの端部と他方の平面部3Aの端部に繋がって、外周面は断面略U字状に屈曲している。また、屈曲部3B,3Bは平型導体7の各側面側に設けられ、平型導体7を挟んで互いに対向する。
以上の平面部3A,3Aと屈曲部3B,3Bが連続し平型導体と対向する環状内面が、防水部材3の「内周面」を形成する。
防水部材3は、ハウジング2の収容部2bに収容した状態で、その外周面が収容部2bの内壁に密着する。また、防水部材3は、図3,図13,図14で示すように、内周面である挿通部3aと、挿通部3aに設けた止水部3bと、環状突起3cと、突部3dとを備える。
挿通部3aは、2つの平面部3A,3Aと、2つの屈曲部3B,3Bとによって形成される。
止水部3bは、第1の凹凸面3b1と、第2の凹凸面3b2とを有する。
第1の凹凸面3b1は、挿通部3aに平型導体7を挿通した状態で、挿通部3aの内周面において平型導体7の表面側から側面の側にかけて形成される。そして、第1の凹凸面3b1は、幅方向Xに沿って伸長し、平型導体7の挿入方向に沿って並列に配置される複数の線状突起3gを有する。線状突起3gは挿通部3aの内側において、一方の屈曲部3Bと、平面部3Aと、他方の屈曲部3Bとにわたり、一続きの線状の突起として形成される。また、各線状突起3gの間には線状凹部3eが形成される。各線状突起3gと線状凹部3eは、平型導体7の挿入方向に沿って交互に並列に配置される。
なお、本実施形態では、第1の凹凸面3b1が、線状突起3gを前後方向Yに沿って3つ並列に有する例を示す。また、隣接し合う線状突起3gの間に線状凹部3eが1つずつ形成されるため、本実施形態の第1の凹凸面3b1は線状凹部3eを計2つ有する。
第2の凹凸面3b2は、挿通部3aに平型導体7を挿通した状態で、挿通部3aの内周面において平型導体7の裏面側から側面の側にかけて形成される。そして、第2の凹凸面3b2は、第1の凹凸面3b1と同様に幅方向Xに沿って伸長し、平型導体7の挿入方向に沿って並列に配置される複数の線状突起3gを有する。各線状突起3gの間には線状凹部3eが形成される。各線状突起3gと線状凹部3eは、平型導体7の挿入方向に沿って交互に並列に配置される。
また、本実施形態では、第1の凹凸面3b1と同様に、第2の凹凸面3b2が線状突起3gを前後方向Yに沿って3つ並列に有する例を示す。
第2の凹凸面3b2の各線状突起3gは、第1の凹凸面3b1の線状凹部3eと対向する位置に形成される。また、第1の凹凸面3b1と同様に、隣接し合う線状突起3gの間に線状凹部3eが1つずつ形成されるため、本実施形態の第2の凹凸面3b2は線状凹部3eを計2つ有する。
線状突起3gは、挿通部3aの内側において、一方の屈曲部3Bと、平面部3Aと、他方の屈曲部3Bまで途切れることなく一続きの線状に形成される。
第1の凹凸面3b1の線状突起3gと第2の凹凸面3b2の線状凹部3eは互いに対向する。そして、第1の凹凸面3b1の線状凹部3eと第2の凹凸面3b2の線状突起3gは互いに対向する。また、第2の凹凸面3b2は、第1の凹凸面3b1の形状に対応する形状として形成される。即ち、各線状凹部3eの内形と、それに対向する線状突起3gの外形とは同じ形状であり、同じ大きさで形成される。
上述の通り、第1の凹凸面3b1は、挿通部3aの幅方向Xにおける端部が屈曲部3Bの内側に配置され、高さ方向Zにおける中心よりも下側まで伸長する(図26参照)。これに対して第2の凹凸面3b2は、幅方向Xにおける端部が屈曲部3Bの内側に配置され、高さ方向Zにおける中心よりも上側まで伸長する(図26参照)。よって、第1の凹凸面3b1の端部と第2の凹凸面3b2の端部は、前後方向Yに沿って重なって形成される。
環状突起3cは、防水部材3の外周面を一周して形成され、その高さ方向Zの大きさは、ハウジング2の収容部2bの高さ方向Zよりも大きく形成されている。また、環状突起3cは、前後方向Yに沿って複数並列に配置される。なお、本実施形態では、環状突起が2つ形成される例を示す。
突部3dは、挿通部3aの内壁であって、環状突起3cと前後方向Yにおける同じ位置に形成される。そして、挿通部3aの内側に向けて盛り上がって形成されている。
〔リテーナ〕
リテーナ4は、絶縁性樹脂にて形成され、図1〜図8,図11,図12で示すように、押圧面4aと、「固定部」としての固定片部4bと、ロック部4cと、壁部4eとを有する。
押圧面4aは、幅方向Xに沿って形成され、ハウジング2に取り付けた状態で防水部材3に対向するように取り付けられる。そして、防水部材3に対して高さ方向Zで押圧接触する。
固定片部4bは、リテーナ4の幅方向Xにおける両端から高さ方向Zにおける下側に向けて伸長する。先端には、ハウジング2の内側に向けて突出する係止突起4b1が形成される。
ロック部4cは、リテーナ4の上側に取り付けられ、前後方向Yにおける後側に向けて伸長する。ロック部4cの下面には、相手側コネクタ5が備える突起(図示略)に係止する係止凹部4c1が形成される。
壁部4eは、押圧面4aの前端から高さ方向Zに沿って下側に向けて伸長し、平板状に形成される。この壁部4eは、平型導体7と干渉しないように幅方向Xにおける両端側に1つずつ設けられる。
〔相手側コネクタ〕
相手側コネクタ5は、図27〜図29で示すように、相手側ハウジング10と、相手側ハウジング10に幅方向Xに沿って並列に配置される複数の端子6とを備える。
相手側ハウジング10は、絶縁性樹脂でなり、幅方向Xに沿って伸長する略直方体形状にて形成される。また、相手側ハウジング10は、内部にコネクタ収容空間10aを有する。
端子6は、導電性の金属板でなる打ち抜き端子として設けられ、相手側ハウジング10に、その板面方向に沿って複数並列に配置される。端子6は、基板接続部6aと、固定部6eと、基部6bと、弾性片部6cと、接点部6dとを有する。
基板接続部6aは、前後方向Yに沿って伸長する。基板接続部6aが半田付けされることで端子6が基板9に固定される。
固定部6eは、基板接続部6aの上端に繋がって、高さ方向Zに沿う略矩形に形成される。固定部6eには図示しない突起が形成されており、この突起がハウジング2に対して噛み込むことで、端子6がハウジング2に固定される。
基部6bは、固定部6eの下端側に繋がって、前後方向Yに沿って防水コネクタ1が接続する側に向けて伸長する。
弾性片部6cは、基部6bの上端側から前後方向Yに沿って、片持ち梁状に伸長する。弾性片部6cは、高さ方向Zに沿って弾性変形することができる。
接点部6dは、弾性片部6cの自由端側に形成され、基部6bの側に向けて突出して設けられる。接点部6dは、前記弾性片部6cの弾性変形に連動して、高さ方向Zに沿って弾性変位することができる。基部6bとは高さ方向Zに沿って並列して設けられ、互いに板縁が対向する。
〔平型導体をハウジングに固定する方法の説明〕
防水部材3をハウジング2の収容部2bに収容する。ハウジング2の差込口2aは、図9で示すように、上側がより大きく開いている。よって、差込口2aをハウジング2の上側から目視して、防水部材3を斜めに挿入することができる。
また、上記の通り環状突起3cの高さ方向Zの大きさは、ハウジング2の収容部2bの高さ方向Zの大きさよりも大きく形成されている。よって、防水部材3を高さ方向Zで押しつぶしながら収容部2b内に挿入する。挿通部3aは、収容部2bに挿入された状態で、高さ方向Z及び幅方向Xにおいてハウジング2の平型導体の挿通孔2cと同じ位置に設けられる。
続いて平型導体7を、防水部材3の挿通部3aに挿入し、続けてハウジング2の平型導体の挿通孔2cに挿入することができる。平型導体7の先端が平型導体の挿通孔2cを通り抜けて、接続部2dに到達すると、平型導体7の先端が接続部2dの支持部2d1の表面に沿って先端側までガイドされる。
図17で示すように、接続台2の側壁2d2,2d2にはガイド溝2d3,2d3が設けられており、平型導体7の幅方向Xにおける両端側の側面7c,7cはこのガイド溝2d3,2d3に挿入される。こうすることで、平型導体7の裏面を支持部2d1の板面に沿わせつつ、前後方向Yに沿って真っ直ぐに挿通することができる。
接続部2dの支持部2d1の幅方向Xにおける両端側には、図15で示すように、突起部2d4,2d4が形成されている。平型導体7をハウジング2に対して正規の位置に位置合せすると、突起部2d4,2d4はそれぞれ平型導体7の係止孔7d,7dに入り込む。仮にこの状態で平型導体7がハウジング2に対して抜去方向に引っ張られた場合、突起部2d4,2d4が係止孔7d,7dに係止することで、平型導体7が抜け止めすることができる。
こうして平型導体7をハウジング2に対して正規の位置に挿入した状態で、ハウジング2にリテーナ4を取り付ける。具体的には、まず、リテーナ4の押圧面4aを防水部材3に対向させた状態で、固定片部4bをハウジング2の側面に設けられる溝部2hに通す。溝部2hは高さ方向Zに沿って形成されており、リテーナ4を高さ方向Zにおける下側に向けて押し込むことで、固定片部4bが溝部2hに嵌まる。そして、固定片部4bの係止突起4b1がハウジング2の溝部2hの突起部2h1に係止して、リテーナ4がハウジング2に対して固定される。
ハウジング2に固定した状態にあるリテーナ4の押圧面4aと、ハウジング2の底壁2eとの間隔は、非押圧状態の防水部材3の高さ方向Zの長さよりも短く形成されている。そのため、上記の様にリテーナ4をハウジング2に固定した状態で、底壁2eと押圧面4aとの間で防水部材3を押圧して高さ方向Zで押しつぶすことができる(図16〜図18,図21〜図23参照)。防水部材3が高さ方向Zで押しつぶされることで、平型導体7は防水部材3の挿通部3aの内壁によって表裏両面から押圧される。防水部材3はリテーナ4によって押圧される際に、その弾性力によって元の形状に戻ろうとする。しかし、上記のようにリテーナ4はハウジング2に固定されるため、リテーナ4による防水部材3の押圧状態を維持することができる。
また、リテーナ4は壁部4eを有しており、リテーナ4がハウジング2に固定された状態で、壁部4eが差込口2aを閉じるように配置される。よって、仮に防水部材3が弾性力によってハウジング2の差込口2aから外部に抜け出しそうになっても、この壁部4eによって防水部材3を抜け止めすることができる。
〔防水コネクタを相手側コネクタに固定する方法の説明〕
図27〜図29で示すように、平型導体7を固定している状態の防水コネクタ1を、相手側コネクタ5のコネクタ収容空間10aに挿入する。すると、リテーナ4のロック部4cの下面に設けられる係止凹部4c1が相手側ハウジング10の上面に設けられる突起(図示略)に係止する。これにより、防水コネクタ1と相手側コネクタ5とを互いに確実に固定することができる。また、リテーナ4において、相手側コネクタ5に対向する面には突部4dが形成されており、この突部4dが相手側コネクタ5の凹部(図示略)に挿入されることで防水コネクタ1が相手側コネクタ5に対して位置決めされる。なお、ロック部4cの上面に設けられる操作部4c2を下側に向けて押圧することで、係止凹部4c1が相手側ハウジング10の突起(図示略)から離れる。こうして防水コネクタ1を相手側コネクタ5から抜去することができる。
防水コネクタ1を相手側コネクタ5に挿入する際に、平型導体7において絶縁部7bから露出している導電部7aとハウジング2の支持部2d1とが、相手側コネクタ5の端子6が有する接点部6dと基部6bとの間に挟み込まれるように挿入される。接点部6dと基部6bとの間隔は、平型導体7の厚みと支持部2d1の高さ方向Zにおける長さの合計よりも短い。よって、平型導体7の先端が端子6の接点部6dを押圧して、弾性片部6cを高さ方向Zに沿って変形させながら、平型導体7を接点部6dに導通接触させることができる。
ここで、仮に防水コネクタ1がハウジング2を備えず、防水部材3が直接、相手側コネクタ5の相手側ハウジング10に固定される場合を想定する。防水部材3は弾性変形可能であるため、相手側コネクタ5のコネクタ収容空間10aに収容する際に防水部材3が変形することが想定される。これにより、挿通部3aの位置が正規の位置から変わってしまうことが考えられ、平型導体7と相手側コネクタ5の端子6との導通接触が不安定になる可能性がある。また、平型導体7の先端側が自重で変形したり、端子6との接触時に折れ曲がったりする可能性もある。
これに対し、本実施形態の防水コネクタ1は、防水部材3を収容するハウジング2を備える。そのため、防水部材3の変形をハウジング2が抑え、ハウジング2を介して防水部材3を相手側ハウジング10のコネクタ収容空間10aに容易に挿入することができる。また、ハウジング2には、支持部2d1と側壁2d2,2d2を有する接続部2dが設けられる。平型導体7の先端側の各側面7c,7cは側壁2d2,2d2のガイド溝2d3,2d3によって保持され、絶縁部7bから露出している導電部7aの部分を接続部2dの支持部2d1によって支持することができる。こうすることで、平型導体7が自重によって変形したり、端子6との接触によって折れ曲がったりすることなく、端子6と安定して導通接触させることができる。さらに、接点部6dと基部6bの板縁同士で平型導体7と支持部2d1とを挟持することで、導電部7aと端子6の接点部6dとを確実に導通接触することができる。
〔防水方法の説明〕
まず、平型導体7の表裏両面側での防水効果について説明する。防水部材3は、リテーナ4の押圧面4aとハウジング2の底壁2eによって高さ方向Zにおける上下両側から押圧される。その際、平型導体7の表裏両面には線状突起3gが押圧されて密着する。よって、平型導体7の表裏両面側からの水の浸入を線状突起3gによって抑えることができる。なお、第1の凹凸面3b1と第2の凹凸面3b2の線状突起3gと線状凹部3eとの間には平型導体7が挿入されているため、平型導体7の表裏両面側においてはそれらは噛み合わない。
次に、平型導体7の側面7c側での防水効果について説明する。
通常、挿通部3aが平型導体7を挿通している状態で防水部材3を平型導体7に対して押し付けると、平型導体7の各側面7cの側に防水部材3が回り込めずに間隙が生じる場合がある。この場合、この間隙から水が浸入し、平型導体7の先端側で絶縁部7bから露出する導電部7aが浸水するおそれがある。
これに対し本実施形態では、防水部材3の挿通部3aが第1の凹凸面3b1と第2の凹凸面3b2とを有する。第1の凹凸面3b1は平型導体7の表面側から側面にかけて伸長して形成されるため、第1の凹凸面3b1を平型導体7の表面側から回り込みやすくすることができる。また、第2の凹凸面3b2は平型導体7の裏面側から側面にかけて伸長して形成されるため、第1の凹凸面3b1と同様に、第2の凹凸面3b2を平型導体7の裏面側から回り込みやすくすることができる。そして、リテーナ4が防水部材3を高さ方向Zで押しつぶすことで、平型導体7の側面7cに対向する位置で、第1の凹凸面3b1の線状凹部3eに第2の凹凸面3b2の線状突部が入り込む。また、第2の凹凸面3b2の線状凹部3eに第1の凹凸面3b1の線状突起3gが入り込む(図18〜図20,図23〜図25参照)。このように、第1の凹凸面3b1と第2の凹凸面3b2とが形状的に噛み合うことで、平型導体7の各側面7cの周辺には、平型導体7の挿抜方向に沿って多重に凹凸する密着面3fが形成される。この密着面3fにより側面7c部分の間隙が塞がれるため、より確実に平型導体7において絶縁部7bから露出する導電部7aの浸水を抑えることができる。
また、上記のように第1の凹凸面3b1の端部と第2の凹凸面3b2の端部は、幅方向Xにおける両端側で、前後方向Yに沿って重なって形成される(図26参照)。こうすることで、防水部材3を押しつぶした際に、挿通部3aの幅方向Xにおける両端側でも第1の凹凸面3b1と第2の凹凸面3b2を噛み合わせて密着面3fを形成することができる。よって、この挿通部3aの幅方向Xにおける両端側でも確実に間隙を生じにくくして、水の浸入を抑えることができる。
なお、防水部材3は弾性を備える樹脂でなり、素材としては、例えばシリコーンゴムなどを用いることができる。素材の硬度はショアA硬度10〜40とすることが好ましく、より好ましくはショアA硬度20〜30である。素材の硬度がショアA硬度10よりも低いと、柔らかすぎて扱い難くなる。また、挿通部3aが平型導体7を挿通する際に、平型導体7に張り付くようにして変形し、挿通が困難になってしまう。反対に、素材の硬度がショアA硬度40よりも高い場合には、硬くすぎて変形し難くなり、第1の凹凸面3b1と第2の凹凸面3b2とが噛み合って密着面3fを形成することが困難になる。よってこの場合、挿通部3aの内壁と平型導体7との間に間隙が生じやすくなってしまう。
防水部材3に設けられる環状突起3cの外径は、ハウジング2の収容部2bの内径よりも大きく形成されている。また、環状突起3cの前後方向Yにおける同じ位置の挿通部3aの内壁には突部3dが設けられる。平型導体7を挿通部3aに挿通した状態で、この突部3dが平型導体7に対して押圧されることで、環状突起3cがハウジング2の収容部2bの内壁に押し付けられて密着する。よって、環状突起3cとハウジング2との間からハウジング2の奥側への水の浸入を抑えることができる。
さらに、ハウジング2の外周にはOリング8が取り付けられている。Oリング8とコネクタ収容空間10aの内壁が密着することで、コネクタ収容空間10aの奥側に水が浸入し難くすることができる。
以上の通り、本実施形態の防水コネクタ1によれば、平型導体7の導電部7a側への水の浸入を確実に抑えることができる。そのため、水が掛かるおそれのある箇所でも平型導体7を接続できる防水コネクタ1とすることができる。また、平型導体7を防水部材3の挿通部3aに通すだけで、平型導体7の防水作業を行うことができる。
変形例:
前記実施形態では、防水部材3の第1の凹凸面3b1と第2の凹凸面3b2のそれぞれが、線状突起3gを3つずつ有する例を示した。これに対して、線状突起3gを2つずつ有することもできる。こうすることで、より簡単な構造で防水効果が高い防水部材3とすることができる。その一方で、第1の凹凸面3b1と第2の凹凸面3b2とが、それぞれ線状突起3gを4つ以上備えることもできる。こうすることで、平型導体7の側面における防水効果をより確実に高めることができる。また、第1の凹凸面3b1と第2の凹凸面3b2とが異なる数の線状突起3gを有していても良い。
前記実施形態では、線状突起3gの外形と線条凹部3hの内形とが同じ大きさである例を示した。これに対して、線状突起3gの外形を線状凹部3eの内形よりも大きく形成するものとしても良い。こうすることで、線状突起3gを線状凹部3eに圧入することで、それらをより確実に密着させることができる。よって、平型導体7の導電路7a側への水の浸入を確実に抑えることができる。
前記実施形態では、線状突起3gが、挿通部3aの内側において、一方の屈曲部3Bと、平面部3Aと、他方の屈曲部3Bとに一続きの線状の突起として形成される例を示した。これに対して、屈曲部3Bや平面部3Aにおいて、平型導体7の各側面7cと対向する位置のみに線状突起3gが形成されるものとしても良い。これによっても、平型導体7の側面7c付近から平型導体7の導電部7a側への水の浸入を抑えることができる。またこの場合、線状突起3gではなく、平面部3Aの内壁の例えば平坦面が平型導体7に押圧して密着することで、平型導体7の表面側や裏面側からの水の浸入を抑えることができる。
1 防水コネクタ
2 ハウジング
2A ハウジング本体
2a 差込口
2b 収容部
2c 平型導体の挿通孔
2d 接続部
2d1 支持部
2d2 側壁
2d3 ガイド溝
2d4 突起部
2e 底壁
2f 天井壁
2h 溝部
2h1 突起部
3 防水部材
3A 平面部
3B 屈曲部
3a 挿通部
3b 止水部
3b1 第1の凹凸面
3b2 第2の凹凸面
3c 環状突起
3d 突部
3e 線状凹部
3f 密着面
3g 線状突起
4 リテーナ
4a 押圧面
4b 固定片部
4b1 係止突起
4c ロック部
4c1 係止凹部
4c2 操作部
4d 突部
4e 壁部
5 相手側コネクタ
6 端子
6a 基板接続部
6b 基部
6c 弾性片部
6d 接点部
6e 固定部
7 平型導体
7a 導電部
7b 絶縁部
7c 側面
7d 係止孔
8 Oリング
9 基板
10 相手側ハウジング
10a コネクタ収容空間

Claims (5)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングに取付けられて、被接続対象物となる平型導体を内部に挿入する環状の防水部材とを備える防水コネクタにおいて、
    前記ハウジングに固定する固定部と、前記防水部材を押圧する押圧面とを有するリテーナをさらに備えており、
    前記ハウジングは、
    前記平型導体の挿入方向における前記防水部材の前部を差込んで収容する収容部と、
    前記収容部に前記前部を収容した状態で前記防水部材の後部と対向位置するように前記リテーナの前記押圧面を配置する差込口とを有しており、
    前記防水部材は、
    前記前部が前記収容部に収容され、前記後部が前記押圧面により押しつぶされない状態で、前記平型導体を挿入可能な内部空間を有する挿通部と、
    前記リテーナを前記防水部材の厚み方向に押込み、前記固定部を前記ハウジングに固定し、前記後部が前記押圧面により押しつぶされた状態で、前記防水部材の内周面における前記平型導体の側面と対向する位置で、前記平型導体の表面側と裏面側から前記平型導体の厚み方向で凹凸面が噛み合うようにして前記平型導体の前記側面の隙間を閉止する止水部とを有することを特徴とする防水コネクタ。
  2. 前記止水部は、
    前記内周面において前記平型導体の前記表面側から前記側面にかけて伸長し、前記平型導体の挿入方向に沿って並列に配置される第1の凹凸面と、
    前記内周面において前記平型導体の前記裏面側から前記側面にかけて伸長し、前記挿入方向に沿って並列に配置される第2の凹凸面とを有しており、
    前記第1の凹凸面と前記第2の凹凸面とが形状的に噛み合うことで前記挿入方向に沿って多重に凹凸する密着面を形成する請求項1記載の防水コネクタ。
  3. 前記ハウジングは、前記平型導体を前記防水部材に挿通した状態で前記平型導体に設けた係止孔に係止して前記平型導体を抜け止めする突起部を有する請求項1又は請求項2記載の防水コネクタ。
  4. 前記リテーナは、前記前部を前記収容部に収容した前記防水部材の後端部と当接して前記防水部材を抜け止めする壁を有する請求項1〜請求項3何れか1項記載の防水コネクタ。
  5. 請求項1〜請求項4何れか1項記載の前記防水コネクタでなるソケットコネクタと、
    前記ソケットコネクタを収容する相手側ハウジングと、該相手側ハウジングに取り付けられて、前記平型導体と導通接触する端子とを備えるプラグコネクタと、を備える防水コネクタ。
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