JP2008258112A - 垂直嵌合型電気コネクタ - Google Patents

垂直嵌合型電気コネクタ Download PDF

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Abstract

【課題】低背化又は小型化を行った場合であってもコネクタの嵌合保持性を維持又は向上させることを可能とする垂直嵌合型電気コネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ2,3抜去方向に外力が作用した場合であっても、コネクタ2,3どうしの嵌合作用に寄与している導電端子(コンタクト)22の端子接続部22dにおける変位量を、絶縁ハウジング21の係止リブ21eと導電端子22の抜去係合部22gとの当接により抑制することによって、コネクタ2,3どうしの嵌合力を強化し、コネクタ抜去方向の外力に対するコンタクト全体の嵌合耐力を向上させるように構成したもの。
【選択図】図6

Description

本発明は、一対のコネクタどうしが導電端子の多極配列方向と略直交する方向に嵌合・抜去されるように構成された垂直嵌合型電気コネクタに関する。
一般に、携帯電話などの各種電気機器において、複数本の同軸ケーブルやフレキシブル配線基板を印刷配線基板に接続し、又は印刷配線基板どうしを電気的に接続するにあたって、互いに嵌合接続可能に構成された一対の電気コネクタが用いられることが多い。その際に使用される一対の電気コネクタとしては、例えば印刷配線基板上に実装されるリセプタクルコネクタ(第1のコネクタ)と、そのリセプタクルコネクタに嵌合されるプラグコネクタ(第2のコネクタ)とが採用され、プラグコネクタに対して複数本の同軸ケーブルやフレキシブル配線基板等の端末部分を接合させた状態で、リセプタクルコネクタに対してプラグコネクタの嵌合が行われる。
このように相互に嵌合可能となるように構成された電気コネクタにおいては、近年、低背化及び小型化が急速に進められつつあり、そのような低背化及び小型化の要請に対応するために例えば下記の特許文献1では、上下方向にスタッキング状態にある一対の印刷配線基板の各々に対して上述した垂直嵌合型電気コネクタをそれぞれ実装しておき、それらの両垂直嵌合型電気コネクタどうしを導電端子(コンタクト)の多極配列方向と略直交する方向、すなわち印刷配線基板の平面に対して略垂直となる方向に差し込んで嵌合させる垂直嵌合型のコネクタ構造が採用されている。
このような垂直嵌合型の電気コネクタでは、薄板金属板を折り曲げてロール面を接触面とするように形成されたベローズ型の導電端子(コンタクト)が使用されているが、そのようなベローズ型の導電端子を使用した場合には、低背化を図りつつ嵌合作業を容易化することができるとともに良好な接触性が得られ、しかも実装部品の高密度化を図ることができるという利点が得られる。
しかしながら、上述した垂直嵌合型の電気コネクタに使用されているベローズ型の導電端子(コンタクト)は、外力に対して比較的容易に弾性変位してしまう傾向があることから、コネクタの抜去が比較的に容易に行われてしまい、コネクタの嵌合保持性の耐力に問題を生じるおそれがある。
特開2000−260509号公報
そこで本発明は、低背化又は小型化を行った場合であっても、コネクタの嵌合保持性を簡易な構成で向上させることができるようにした垂直嵌合型電気コネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明にかかる垂直嵌合型電気コネクタでは、一対のコネクタどうしが導電端子の多極配列方向と略直交する方向に嵌合・抜去される垂直嵌合構造になされたものであって、前記一対のコネクタどうしが嵌合されたときに少なくとも一方のコネクタの絶縁ハウジングに装着された導電端子の端子接続部が弾性的に変位するように構成された垂直嵌合型電気コネクタにおいて、前記一対のコネクタどうしを抜去する方向の外力が負荷されたときに、前記少なくとも一方のコネクタにおける導電端子の一部が、その導電端子が設けられているコネクタの絶縁ハウジングに当接されることによって前記端子接続部の変位量が抑制されるように構成されている。
このような構成を有する垂直嵌合型電気コネクタによれば、コネクタ抜去方向に外力が作用した場合であっても、コネクタどうしの嵌合作用に寄与している導電端子の端子接続部における変位量が絶縁ハウジングにより抑制されることによってコネクタどうしの嵌合力が強化されることとなり、その結果、コネクタ抜去方向の外力に対するコンタクト全体の嵌合耐力が向上されるようになっている。
このとき、本発明における少なくとも一方のコネクタの導電端子及び絶縁ハウジングに、一対のコネクタどうしを抜去する方向の外力が負荷されたときに当接する抜去係合部及び抜去係止部が設けられた構成を採用することが可能である。
このような構成を有する垂直嵌合型電気コネクタによれば、コネクタ抜去方向の外力に対向する手段が、絶縁ハウジングの抜去係止部と、それに当接する導電端子の抜去係合部とから構成されるため、簡易な構成によって良好な作用が得られる。
また、本発明における少なくとも一方のコネクタの導電端子の変位量は、当該導電端子の板厚の半分以下に抑制される構成とすることが可能である。
このような構成を有する垂直嵌合型電気コネクタによれば、導電端子の変位が微少な量に抑制され、それによって一層安定した電気的接続を得ることが可能となる。
さらに、本発明における少なくとも一方のコネクタにおける導電端子の端子接続部は、他のコネクタの導電部に向かって突出するように折曲げ形成され、その突状折曲部分に溝部が形成される構成とすることが可能である。
このような構成を有する垂直嵌合型電気コネクタによれば、導電端子の端子接続部における弾性変位が良好に行われ、当該導電端子の端子接続部における電気的な接触性が向上されるようになっている。
さらにまた、本発明における一方のコネクタの端子接続部と接触する他のコネクタの導電端子に凹溝部が設けられた構成を採用することが可能である。
このような構成を有する垂直嵌合型電気コネクタによれば、コネクタ抜去方向に外力が作用した場合に、他のコネクタにおける導電端子の凹溝部に、一方のコネクタの端子接続部との接触を維持する作用が働くことから、コネクタ抜去方向の外力に対する嵌合耐力が向上されるようになっている。
以上述べたように本発明にかかる垂直嵌合型電気コネクタは、コネクタ抜去方向に外力が作用した場合であっても、コネクタどうしの嵌合作用に寄与している導電端子の端子接続部における変位量を絶縁ハウジングにより抑制することによってコネクタどうしの嵌合力を強化し、コネクタ抜去方向の外力に対するコンタクト全体の嵌合耐力を向上させるように構成したものであるから、低背化又は小型化を行った場合であってもコネクタの嵌合保持性を維持又は向上させることができ、垂直嵌合型電気コネクタの信頼性を低廉かつ大幅に高めることができる。
以下、本発明を、複数本の同軸ケーブルを印刷配線基板側に接続する垂直嵌合型電気コネクタに適用した実施形態の説明を図面に基づいて詳細に行う。
まず、図1に示された垂直嵌合型電気コネクタは、印刷配線基板1上に実装されるリセプタクルコネクタ(第1のコネクタ)2と、そのリセプタクルコネクタ2に嵌合されるプラグコネクタ(第2のコネクタ)3とから構成されている。そして、前記プラグコネクタ3が、前記リセプタクルコネクタ2の直上に配置された状態から前記印刷配線基板1と略直交する図1下方向に向かって下降されることによって、前記リセプタクルコネクタ2の嵌合部にプラグコネクタ3の嵌合部が差し込まれるようにして両コネクタ2,3どうしの嵌合が行われる垂直嵌合型の構成になされている。以下において、プラグコネクタ3を差し込む嵌合方向を下方向とし、反対側の抜き出す抜去方向を上方向とする。
これらのリセプタクルコネクタ(第1のコネクタ)2及びプラグコネクタ(第2のコネクタ)3は、図2ないし図7にも示されているように、細長板状をなすように延在する絶縁ハウジング21,31をそれぞれ備えているとともに、それら細長状の絶縁ハウジング21,31のコネクタ長手方向に沿って複数体の導電端子(コンタクト)22,32が適宜のピッチ間隔で多極配列されている。また、前記プラグコネクタ3における絶縁ハウジング31の外表面のほぼ全面が金属製の導電性シェル33により覆われているとともに、リセプタクルコネクタ2の外周側部分が金属製の導電性シェル23により覆われている。
前記プラグコネクタ3のコネクタ長手方向に延在する端縁部の一方側には、多極状に並列するように配列された複数本の同軸ケーブル4の端末部分が連結されている。以下、この同軸ケーブル4の端末部分が連結されるプラグコネクタ3の後方側の端縁部を後端縁部と呼び、それとは反対側の前方側の他端縁部を前端縁部と呼ぶこととし、さらにこれらプラグコネクタ3の後端縁部及び前端縁部に対応するリセプタクルコネクタ2の各端縁部についても同様に後端縁部及び前端縁部と呼ぶこととする。
前記同軸ケーブル4の端末部分には、被覆材が皮剥きされることによってケーブル中心導体(信号線)4a及びケーブル外部導体(シールド線)4bが露出されており、中心軸心に沿うように配置されたケーブル中心導体4aが、上述した前記プラグコネクタ3の各導電端子(コンタクト)32における後端部分のそれぞれに対して一括して半田接続されているとともに、それらの各ケーブル中心導体4aの外周側を取り囲むように配置されたケーブル外部導体4bが、上下に一対配置されたグランドバー34,34の間に挟持されて半田接続されることにより保持されている。
ここで、上述したプラグコネクタ3の各導電端子(コンタクト)32に対する同軸ケーブル4のケーブル中心導体4aの接続は、先に説明した半田接続の他に、かしめ接続、圧接接続等により行うことが可能であるが、その同軸ケーブル4が接続される前記プラグコネクタ3の各導電端子32は、上述した同軸ケーブル4との接続部分から前方側(図示左方側)に向かって延出しており、その延出側の前端部分が下方側に向かって略直角に折り曲げられている。その導電端子32における前端部分の内面側(図示右方側)には凹溝部32aが形成されており、当該導電端子32の凹溝部32a内に、後述するリセプタクルコネクタ2側の導電端子22の後端部が圧接されるようになっている。
また、上述したプラグコネクタ(第2のコネクタ)3における導電性シェル33は、図1の上面側及び下面側をそれぞれ構成している上部導電性シェル33a、及び下部導電性シェル33bから構成されている。そのうちの下部導電性シェル33bは、上述した絶縁ハウジング31の底面側(図1の下面側)に露出するようにインサート成形されている。一方、上部導電性シェル33aは、上述した同軸ケーブル4の半田接続後の状態において前記絶縁ハウジング31の上面側に前端縁部側からスライドするようにして嵌合されており、絶縁ハウジング31の上面側をほぼ完全に覆うように固定されている。この上部導電性シェル33aの前端縁部分には、下方向に向かって略直角に折り曲げられた折曲外端片33cが設けられており、その折曲外端片33cによって前記絶縁ハウジング31の前端面が外側から覆われる構成になされている。
さらに、上述した上部導電性シェル33aの後端部分には、長手方向に沿って複数(3体)の爪状接続片33dが下方側に向かって切り起こすように形成されており、それらの各爪状接続片33dが、前記同軸ケーブル4のケーブル外部導体4bの上面側に当接配置された上部側のグランドバー34に圧接することにより接続されている。また、上記ケーブル外部導体4bの下面側に当接配置された下部側のグランドバー34は、プラグコネクタ3の下部導電性シェル33bに圧接することにより接続されている。
このように第2のコネクタとしてのプラグコネクタ3においては、導電性シェル33によって絶縁ハウジング31の上面(平面)、下面(底面)、前面及び両側面、すなわち絶縁ハウジング31のほぼ全面が導電性シェル33で覆われた構成になされている。このような構成は、電磁遮蔽の効果を得る上で好ましい。
一方、上述した第1のコネクタとしてのリセプタクルコネクタ2に設けられた導電性シェル23は、絶縁ハウジング21における前端縁部からコネクタ長手方向両端縁部にかけて、平面略コの字状に延在するように配置されている。この導電性シェル23のコネクタ長手方向両端部分には、前後方向にそれぞれ突出するように折り曲げ形成されたホールドダウン23a,23bが設けられているとともに、当該導電性シェル23の前端縁部におけるコネクタ長手方向略中央部分にもホールドダウン23cが前方に突出するように形成されている。そして、これらの各ホールドダウン23a,23b,23cが、前記印刷配線基板1上のグランド導電路(図示省略)に対して半田接合されることによって電気的な接続と、当該リセプタクルコネクタ2全体の固定とが行われる。
ここで、上記リセプタクルコネクタ2に設けられた各導電端子(コンタクト)22は、当該リセプタクルコネクタ2における前端側部分に配置されているが、それらの各導電端子22は、側面略S字状に湾曲した形状になされている。そして、それらの各導電端子22の前端側部分には、前後方向に適宜の間隔をおいて対向するように立設された係止壁部22aと対向壁部22bとからなる山形状湾曲部分が上方に立ち上るように設けられている。これらの係止壁部22aと対向壁部22bとの間部分には、前記絶縁ハウジング21の前端縁部分に立設された前端凸壁部21aが下方側から挿入されて挟持されるようになっている。
これらの各導電端子22の係止壁部22aにおける下縁部分は、前記印刷配線基板1と略平行となるように略直角に折り曲げられて当該リセプタクルコネクタ2の前方に向かって延出する半田接続部22fに繋げられているとともに、前記対向壁部22bの下縁部分は、印刷配線基板1と略平行となるようにリセプタクルコネクタ2の後方側へ折り曲げられて後述する連結部22hに向かって延びている。
また、図8にも示されているように、上記絶縁ハウジング21の前端部分には、上述した導電端子(コンタクト)22のコネクタ長手方向の両側に配置された多数の端子固定壁21bが立設されている。これらの各端子固定壁21bは、当該リセプタクルコネクタ2のコネクタ長手方向に略等間隔をなして並列するように配置されている。
一方、図9乃至図13に示されているように、上述した各導電端子22に設けられた係止壁部22aの板幅方向の両側面には、凹凸状をなす係合段部22cがそれぞれ形成されており、その導電端子22の係合段部22cが、上述した絶縁ハウジング21の端子固定壁21bの側壁面に対して食い込むように圧入されることによって上記各導電端子22の係止が行われ、それによって当該導電端子22の全体が絶縁ハウジング21に保持されるようになっている。
さらに、上記各導電端子22の後端部分は、略L字状をなすようにして上方に向かって立ち上げられた形状になされているが、その導電端子22の後端部分における立ち上げ上端部分には、前方側に向かって略逆くの字状に突出する端子接続部22dが折り曲げ形成されており、その端子接続部22dの凸状湾曲頂部が、上述したプラグコネクタ3の各導電端子32側の凹溝部32a内に収容された状態で圧接されるようになっている。また、本実施形態における端子接続部22dの凸状湾曲頂部には、当該端子接続部22dの弾性力を向上させるための分割溝部22eが形成されている。この導電端子22の構造は、本発明の要部であるので後段において詳細に説明することとする。
ここで、前述したように第1のコネクタとしてのリセプタクルコネクタ2に対して、第2のコネクタとしてのプラグコネクタ3は、下方向(同軸ケーブル4の多極配列方向と略直交する方向)に向かって差し込むようにして嵌合されるが、それら両コネクタ2,3どうしが嵌合されたときには、当該両コネクタ2,3にそれぞれ設けられた上記各導電端子(コンタクト)22,32における接続部どうしが互いに接触して端子接続部が形成されるようになっている。
すなわち、上記端子接続部においては、プラグコネクタ3側の導電端子32に設けられた凹溝部32a内に、リセプタクルコネクタ2の導電端子(コンタクト)22の端子接続部22dが凹凸状に圧接されるように構成されていて、上述した同軸ケーブル4のケーブル中心導体(信号線)4aを通して供給される電気信号は、プラグコネクタ3側の各導電端子(コンタクト)32を通して当該プラグコネクタ3の前端側に送られた後に、前記端子接続部を介してリセプタクルコネクタ2側の各導電端子22に伝達され、当該導電端子22が折り曲げ形状である略S字状をなすように電気信号が流れて前述した印刷配線基板1側に供給されるようになっている。
また、前述したリセプタクルコネクタ2の各導電端子(コンタクト)22の前端部分を構成している半田接続部22fは、前記絶縁ハウジング21の前端縁部から前方に突出するように形成されており、当該各導電端子22の半田接続部22fが前記印刷配線基板1上の信号導電路(図示省略)に半田接合されていることによって各導電端子22の電気的接続が行われるとともに、リセプタクルコネクタ2の固定が行われるようになっている。
さらに、上述したリセプタクルコネクタ2の導電性シェル23の前端カバー部分23dは、特に図3及び図5に示されているように、前記絶縁ハウジング21の前端縁部分に立設された前端凸壁部21aを上方側から覆うように横断面略コの字状をなすように形成されており、当該前端カバー部分23dの後端側部分に、下方向に折れ曲げられるようにして延在する内端縁部23eが設けられている。
この内端縁部23eは、前記リセプタクルコネクタ2のコネクタ長手方向に沿って長尺状をなすように形成されており、当該内端縁部23eのコネクタ長手方向途中位置に、複数の弾性接続舌片23fがコネクタ長手方向に沿って適宜の間隔をなすように複数配置されている。それらの弾性接続舌片23fのそれぞれは、下端側を自由端とする片持ち状をなすように切り欠き形成されており、適宜の弾性を有する端子接続部を構成するように設けられている。そして、各弾性接続舌片23fにおける下端側の自由端が斜め後方に向かって張り出すように設けられていることによって、当該弾性接続舌片23fが前述したプラグコネクタ3の前端側に設けられた折曲外端片33cの前端側表面に対して圧接状態で接触する構成になされている。
すなわち、前述したように第1のコネクタとしてのリセプタクルコネクタ2に対して第2のコネクタとしてのプラグコネクタ3が下方向(同軸ケーブル4の多極配列方向と略直交する方向)に向かって差し込むことにより上記両コネクタ2,3どうしが嵌合されたときには、前記リセプタクルコネクタ2に設けられた導電性シェル23の各弾性接続舌片23fに対して、プラグコネクタ3の上部導電性シェル33aに設けられた折曲外端片33cが圧接するように接触し、それによってシェル接続部が形成されるようになっている。 また、後端部分においても、リセプタクルコネクタ2の下部導電性シェル33bとプラグコネクタ3の導電性シェル23が接触し、シェル接続部が形成されるようになっている。
従って、前記同軸ケーブル4のケーブル外部導体(シールド線)4bは、グランドバー34,34及び上部導電性シェル33aの折曲外端片33cを介してリセプタクルコネクタ2の導電性シェル23に接続されることなるが、特に上部導電性シェル33aは、上述したシェル接続部を介してリセプタクルコネクタ2側の導電性シェル23に接続されることから、前記電気信号の信号線に沿ったシールド領域が形成されるようになっている。
このとき、上述した端子接続部及びシェル接続部は、印刷配線基板1からの高さ方向において略同一の高さ位置に配置されていて、シェル接続部が、端子接続部に対して前後方向(両コネクタ2,3の嵌合方向と直交する方向)に対向するように配置されている。これらのシェル接続部及び端子接続部の間には、プラグコネクタ3側の絶縁ハウジング31が介在されており、その絶縁ハウジング31を挟んで、それらのシェル接続部と端子接続部との間に生じる前後方向の押圧力によって、特に端子接続部における接触状態が良好に保持されるようになっている。
また、上述したように端子接続部に対してシェル接続部が前後方向に対向するように配置されていることによって、前記両コネクタ2,3の両導電性シェル23,33により形成されるシールド領域が連続的に形成されることとなる。しかもそのシールド領域を形成しているシェル接続部は、コネクタ内部の奥側に配置された前記端子接続部の近傍まで入り込んだ位置に配置されているため、上述した両コネクタ2,3の導電端子22,32により略S字状をなすように形成された電気信号線に沿ってシールド領域が形成されることとなる。その結果、電気信号線から発生する電磁波のシールドが良好に行われるようになっている。
一方、前述したように第1のコネクタとしてのリセプタクルコネクタ2に対して第2のコネクタとしてのプラグコネクタ3が嵌合された状態において、プラグコネクタ3を上方向(同軸ケーブル4の多極配列方向と略直交する方向)に引き抜く抜去方向の外力が作用した際には、特に図9に示されているように、その抜去方向の外力(負荷)の方向(上方向)にリセプタクルコネクタ2の導電端子(コンタクト)22の端子接続部22dを含む後端部分が、図中の2点鎖線の状態から実線状態又は図6中の矢印のように変位される。そして、そのときの前記端子接続部22dの変位量が一定以上に大きくなったときに、上記プラグコネクタ3がリセプタクルコネクタ2から抜去されることとなる。
このようなコネクタ抜去方向の外力に対して本実施形態では、上記リセプタクルコネクタ2の導電端子(コンタクト)22が抜去方向(上方向)に変位しようとしたときに、当該リセプタクルコネクタ2の導電端子22の一部が絶縁ハウジング21に当接されることによって、前記端子接続部22dの変位量が抑制される構成になされている。
すなわち、特に図8、及び10乃至図13に示されているように、上記リセプタクルコネクタ2の導電端子(コンタクト)22の湾曲状折曲げ部分を構成している前記対向壁部22bには、コネクタ長手方向における幅寸法が他の部位の幅寸法W2よりもやや拡大された幅広寸法W1になされた抜去係合部22gが設けられている。そして、その抜去係合部22gから後方側に向かって片持ち状に延出する連結部22hの延出側先端部分(後端部分)に、上述した端子接続部22dが設けられている。
一方、上述した各導電端子(コンタクト)22の抜去係合部22gに対応して、前記絶縁ハウジング21の各端子固定壁21bにおける後端側部分には、コネクタ長手方向の両側に向かって張り出すように形成された係止リブ21eが、抜去係止部として上記絶縁ハウジング21の内部側に設けられている。これら絶縁ハウジング21に設けられた各係止リブ21eは、上述した導電端子22における各抜去係合部22gの後方側に適宜の距離(図5中の「コンタクト変位スペース」参照)をなして対面するように重合配置されている。
そして、上記プラグコネクタ3が抜去される上方向の外力が負荷されることによってリセプタクルコネクタ2の導電端子(コンタクト)22の端子接続部22dが同方向に変位された際に、上記導電端子22に設けられた前記各抜去係合部22gが、絶縁ハウジング21の抜去係止部としての係止リブ21eに当接され、それによって上記導電端子22の端子接続部22dにおける変位量が抑制される構成になされている。これは、上述した導電端子22に設けられた抜去係合部22gが、絶縁ハウジング21側の係止リブ21eに当接して不動状態に保持されることにより、前記端子接続部22dに至るまでの弾性変位部分のスパン長が短縮されるためであり、特に本実施形態においては、上述した導電端子22の変位量が、当該導電端子22の板厚の略半分以下となるように抑制される構成になされている。
このように本実施形態にかる垂直嵌合型電気コネクタによれば、コネクタ抜去方向に外力が作用して両コネクタ2,3どうしの嵌合作用に寄与している導電端子22の端子接続部22dが大きく変位されようとした場合であっても、導電端子22の抜去係合部22gが、絶縁ハウジング21に抜去係止部として設けられた各係止リブ21eに当接されることによって、上記導電端子22の端子接続部22dにおける変位量が当該導電端子22の板厚の約半分以下に抑制される。従って、上記両コネクタ2,3どうしの嵌合力が従来よりも大幅に強化されることとなり、その結果、コネクタ抜去方向の外力に対するコンタクト全体の嵌合耐力が向上されるようになっている。
このとき、特に本実施形態においては、リセプタクルコネクタ2の導電端子22に設けた幅広状の抜去係合部22gを絶縁ハウジング21の係止リブ21eに当接させる構成を採用していることから、簡易な構成によって良好な作用が得られる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であるというのはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、リセプタクルコネクタ(第1のコネクタ)2の導電端子22の変位を当該リセプタクルコネクタ2の絶縁ハウジング21により抑制する構成になされているが、プラグコネクタ3側の導電端子32を弾性変形可能なコンタクト形状とし、プラグコネクタ3側の絶縁ハウジング31により、プラグコネクタ3側の導電端子32の変位を抑制する構成とすることも可能である。
また、上述した実施形態では、導電端子22の対向壁部22bの幅寸法よりもやや拡大された幅広寸法W1を有する抜去係合部22gが設けられているが、抜去係合部22gの幅寸法W1を拡大しなくても、連結部22hの幅寸法W2より大きければ、導電端子22の変位を抑止することが可能となる。
また本発明は、上述した実施形態のような同軸ケーブル用コネクタに限定されることはなく、同軸ケーブルと絶縁ケーブルとが複数混合したタイプの垂直嵌合型電気コネクタや、フレキシブル配線基板又は配線基板どうしを連結する垂直嵌合型電気コネクタ等についても同様に適用することが可能である。
さらに本発明は、上述した実施形態のように、プラグコネクタの導電性シェルが上部導電性シェル及び下部導電性シェルから構成されることはなく、一体的に形成される構造や、3つ以上に分割される構造等、種々変形可能である。
以上のように本発明は、各種電気機器に使用される多種多様な垂直嵌合型電気コネクタに対して広く適用することが可能である。
本発明の一実施形態にかかる同軸ケーブル用垂直嵌合型電気コネクタの嵌合直前の状態を表した外観斜視説明図である。 図1に用いられているプラグコネクタの構造を表した横断面説明図である。 図1に用いられるリセプタクルコネクタの構造を表した横断面説明図である。 図1に表されたコネクタどうしを嵌合させた状態の横断面説明図である。 図3に示されているリセプタクルコネクタの前端部分を拡大して表した横断面説明図である。 図4に示されているコネクタどうしの嵌合状態における前端部分を拡大して表した横断面説明図である。 図1に用いられているリセプタクルコネクタから導電性シェルを取り外した状態を表した外観斜視説明図である。 図7に表されたリセプタクルコネクタのVIII部を拡大して表した外観斜視説明図である。 リセプタクルコネクタに用いられている導電端子(コンタクト)の変位状態を表した側面説明図である。 リセプタクルコネクタに用いられている導電端子(コンタクト)を後端側から見たときの構造を表した外観斜視説明図である。 リセプタクルコネクタに用いられている導電端子(コンタクト)を前端側から見たときの構造を表した外観斜視説明図である。 図10及び図11に示されたリセプタクルコネクタの導電端子(コンタクト)の構造を表した平面説明図である。 図10及び図11に示されたリセプタクルコネクタの導電端子(コンタクト)の構造を表した側面説明図である。
符号の説明
1 印刷配線基板
2 リセプタクルコネクタ(第1のコネクタ)
3 プラグコネクタ(第2のコネクタ)
21,31 絶縁ハウジング
21a 前端凸壁部
21b 端子固定壁
21e 係止リブ
22,32 導電端子(コンタクト)
22a 係止壁部
22b 対向壁部
22c 係合段部
22d 端子接続部
22e 分割溝部
22f 半田接続部
22g 抜去係合部
22h 連結部
32a 凹溝部
23,33 導電性シェル
23a,23b,23c ホールドダウン
23d 前端カバー部分
23e 内端縁部
23f 弾性接続舌片
33a 上部導電性シェル
33b 下部導電性シェル
33c 折曲外端片
33d 爪状接続片
34 グランドバー
4 同軸ケーブル
4a ケーブル中心導体(信号線)
4b ケーブル外部導体(シールド線)

Claims (5)

  1. 一対のコネクタどうしが導電端子の多極配列方向と略直交する方向に嵌合・抜去される垂直嵌合構造になされたものであって、
    前記一対のコネクタどうしが嵌合されたときに少なくとも一方のコネクタの絶縁ハウジングに装着された導電端子の端子接続部が弾性的に変位するように構成された垂直嵌合型電気コネクタにおいて、
    前記一対のコネクタどうしを抜去する方向の外力が負荷されたときに、前記少なくとも一方のコネクタにおける導電端子の一部が、その導電端子が設けられているコネクタの絶縁ハウジングに当接されることによって前記端子接続部の変位量が抑制されるように構成されていることを特徴とする垂直嵌合型電気コネクタ。
  2. 前記少なくとも一方のコネクタの導電端子及び絶縁ハウジングには、前記一対のコネクタどうしを抜去する方向の外力が負荷されたときに当接する抜去係合部及び抜去係止部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の垂直嵌合型電気コネクタ。
  3. 前記少なくとも一方のコネクタの導電端子の変位量が、当該導電端子の板厚の半分以下に抑制されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の垂直嵌合型電気コネクタ。
  4. 前記少なくとも一方のコネクタの導電端子における端子接続部は、前記他のコネクタの導電部に向かって突出するように折曲げ形成され、その突状折曲部分に溝部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の垂直嵌合型電気コネクタ。
  5. 前記一方のコネクタの端子接続部と接触する他のコネクタの導電端子に凹溝部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の垂直嵌合型電気コネクタ。
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