JP6363378B2 - マルチプレクサ - Google Patents

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Description

本発明は、マルチプレクサに関し、例えば異なるチップにそれぞれフィルタが形成されたマルチプレクサに関する。
例えば、移動体通信端末においては、周波数帯域の異なる複数の信号を共通端子から入力および/または出力する。このような場合、デュープレクサ等のマルチプレクサが用いられる。特許文献1には、異なる通過帯域を有するフィルタを共通端子に接続する際に、整合回路を用いることが記載されている。整合回路は、自通過帯域以外の信号がフィルタに入力しないように、反射係数を制御している。
特開2013−62556号公報
しかしながら、整合回路は、インダクタおよび/またはキャパシタ等の部品を用いて構成する。このため、マルチプレクサが大型化してしまう。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、マルチプレクサを小型化することを目的とする。
本発明は、共通端子と第1端子との間に接続された第1フィルタと、一端が前記第1フィルタを介さず前記共通端子に接続された共振器と、が形成された第1チップと、前記共振器の他端と第2端子との間に接続され、前記第1フィルタの通過帯域より低い通過帯域を有する第2フィルタが形成された第2チップと、前記共通端子と第3端子との間に接続され、前記第1フィルタおよび第2フィルタの通過帯域と異なる通過帯域を有する第3フィルタが形成された第3チップと、前記第1チップと前記第3チップとを搭載する第1基板と、前記第2チップを搭載する第2基板と、前記第1基板と前記第2基板とを搭載する第3基板と、を具備し、前記共振器の共振周波数は前記第2フィルタの通過帯域より高く、前記第3基板は、前記共振器の他端と前記第2フィルタとを接続する第1配線を備えることを特徴とするマルチプレクサである。
上記構成において、前記共振器の共振周波数は前記第1フィルタの通過帯域内にあるまたは前記第1フィルタの通過帯域より低い構成とすることができる。
上記構成において、前記第1フィルタは、支持基板に貼り付けられていない圧電基板に形成された弾性表面波共振器、弾性境界波共振器またはラブ波共振器を有する構成とすることができる。
上記構成において、前記第2フィルタは、圧電薄膜共振器、または支持基板に貼り付けられた圧電基板に形成された弾性表面波共振器、弾性境界波共振器もしくはラブ波共振器を有する構成とすることができる。
上記構成において、前記第1フィルタは、ラダー型フィルタであリ、前記共振器は、前記第1フィルタを構成する共振器の大きさの平均より大きい構成とすることができる。
上記構成において、前記第1基板は前記第3フィルタの前記共通端子側のノードと前記共振器の一端側のノードとを共通に接続する第2配線を備える構成とすることができる。
上記構成において、前記共通端子と第4端子との間に接続され、前記第1フィルタ、前記第2フィルタおよび前記第3フィルタの通過帯域と異なる通過帯域を有する第4フィルタが形成された第4チップを具備し、前記第2基板は、前記第4チップを搭載し、前記第3基板は、前記第2配線と前記第4フィルタの前記共通端子側のノードとを共通に前記共通端子に接続する第3配線を備える構成とすることができる。
本発明によれば、マルチプレクサを小型化することができる。
図1は、実施例1に係るマルチプレクサを示すブロック図である。 図2は、ラダー型フィルタの例を示す回路図である。 図3(a)は、弾性表面波共振器の平面図、図3(b)は、図3(a)のA−A断面の一例を示す図、図3(c)は、図3(a)のA−A断面の別の例を示す図である。 図4(a)は、圧電薄膜共振器の平面図、図4(b)は、図4(a)のA−A断面図である。 図5は、多重モード型フィルタの例を示す平面模式図である。 図6は、実施例1の変形例1に係るマルチプレクサのブロック図である。 図7は、実施例1の変形例2に係るマルチプレクサのブロック図である。 図8は、フィルタおよび共振器の周波数に対する減衰量を示す模式図である。 図9は、実施例2に係るマルチプレクサを示すブロック図である。 図10は、実施例2の変形例1に係るマルチプレクサを示すブロック図である。 図11は、実施例2の変形例2に係るマルチプレクサを示すブロック図である。 図12は、実施例3に係るマルチプレクサのブロック図である。 図13(a)から図13(c)は、基板41の各層を示す平面図である。 図14(a)から図14(c)は、基板42の各層を示す平面図である。 図15は、基板44の平面図である。 図16は、共振器の通過特性を示す図である。 図17は、バンド4の送信フィルタおよび送受信フィルタの通過特性を示す図である。 図18は、バンド4の送信フィルタおよび受信フィルタの通過帯域付近の通過特性を示す図である。 図19は、バンド2の送信フィルタおよび受信フィルタの通過特性を示す図である。 図20は、バンド2の送信フィルタおよび受信フィルタの通過帯域付近の通過特性を示す図である。
以下、図面を参照し本発明の実施例について説明する。
図1は、実施例1に係るマルチプレクサを示すブロック図である。マルチプレクサ10は、チップ12および14を備えている。チップ12および14は基板40に搭載されている。基板40は、例えばパッケージ基板または配線基板であり、1層または多層のセラミックス層または樹脂層等の絶縁層を有する。チップ12には、フィルタ22および共振器30が形成されている。チップ14には、フィルタ24が形成されている。フィルタ22は、共通端子T0と第1端子T1との間に接続されている。フィルタ24は共通端子T0と第2端子T2との間に接続されている。さらに、フィルタ22と24とが接続する共通ノードN0とフィルタ24との間に共振器30が接続されている。共振器30と第2フィルタ24とは、基板40に形成された配線48を介し接続されている。
図2は、ラダー型フィルタの例を示す回路図である。図2に示すように、ラダー型フィルタF1は、1または複数の直列共振器S1からS5と1または複数の並列共振器P1からP4とを有している。直列共振器S1からS5および並列共振器P1からP4は、弾性波共振器であり、例えば弾性表面波共振器、弾性境界波共振器、ラブ波共振器、または圧電薄膜共振器である。直列共振器S1からS5は、端子T01と端子T02との間に直列に接続される。並列共振器P1からP4は、端子T01と端子T02との間に並列に接続される。直列共振器および並列共振器の個数および/または接続関係は所望する特性に応じ適宜設定できる。ラダー型フィルタF1をフィルタ22および24に用いることができる。
図3(a)は、弾性表面波共振器の平面図、図3(b)は、図3(a)のA−A断面の一例を示す図、図3(c)は、図3(a)のA−A断面の別の例を示す図である。図3(a)および図3(b)に示すように、共振器R1において、圧電基板60上に金属膜62が形成されている。圧電基板60は、例えばリチウム酸タンタル基板またはリチウム酸ニオブ基板である。金属膜62は、例えばアルミニウム膜または銅膜である。金属膜62により、IDT(Interdigital Transducer)64と反射器65が形成される。IDT64は弾性波を励振する。反射器65は、IDT64の弾性波の伝搬方向の両側に設けられ、弾性波を反射する。IDT64の電極指の対数N、電極指のピッチp、開口長W、電極指の幅dは、所望する特性に応じ適宜設定することができる。
図3(a)および図3(c)に示すように、共振器R2において、圧電基板60は、支持基板61に貼り合わせられている。支持基板61は、例えばサファイア基板である。その他の構成は、共振器R1と同じであり説明を省略する。
共振器R1またはR2をフィルタF1の直列共振器および並列共振器に用いることができる。また、共振器R1およびR2を共振器30に用いることができる。共振器R1およびR2として、弾性表面波共振器を例に説明したが、共振器R1およびR2は、弾性境界波共振器またはラブ波共振器でもよい。
図4(a)は、圧電薄膜共振器の平面図、図4(b)は、図4(a)のA−A断面図である。共振器R3において、基板70上に下部電極71、圧電膜72および上部電極73が形成されている。圧電膜72をはさみ下部電極71と上部電極73とが対向する領域が共振領域75である。共振領域75の下部電極71下に空隙74が形成されている。空隙74は、音響反射膜でもよい。基板70は、シリコン基板またはガラス基板等の半導体基板または絶縁基板である。圧電膜72は、窒化アルミニウム膜または酸化亜鉛等である。下部電極71および上部電極73は金属膜である。共振器R3をラダー型フィルタF1の直列共振器および並列共振器に用いることができる。また、共振器R3を共振器30に用いることもできる。
図5は、多重モード型フィルタの例を示す平面模式図である。図5に示すように、多重モード型フィルタF2は、圧電基板60上に形成された3つのIDT66および2つの反射器68を有している。IDT66および反射器68は弾性波の伝搬方向に配列されている。中央のIDT66は、端子T03とグランドとの間に接続されている。左側のIDT66は、端子T04とグランドとの間に接続されている。右側のIDT66は、端子T05とグランドとの間に接続されている。IDT66および反射器68の構成は共振器R1またはR2内のIDT64および反射器65と同じであり説明を省略する。例えば、端子T03は、不平衡入力端子であり、端子T04およびT05は、平衡出力端子である。IDT66および反射器68の個数および接続関係並びに端子の数等は所望の特性に応じ適宜設定できる。多重モード型フィルタF2をフィルタ22および24に用いることができる。
図6は、実施例1の変形例1に係るマルチプレクサのブロック図である。図6に示すように、フィルタ22は、直列共振器S11からS14と並列共振器P11からP13とを有するラダー型フィルタである。フィルタ24は、直列共振器S21からS25と並列共振器P21からP24とを有するラダー型フィルタである。その他の構成は、実施例1と同じであり説明を省略する。
図7は、実施例1の変形例2に係るマルチプレクサのブロック図である。図7に示すように、フィルタ22は、直列共振器S11からS12と並列共振器P11とを有するラダー型フィルタと、多重モード型フィルタM1と共振器S13と、を有するフィルタである。フィルタ24は、実施例1の変形例1と同じである。その他の構成は、実施例1と同じであり説明を省略する。
実施例1の変形例1および2のように、フィルタ22および24には、ラダー型フィルタ、多重モード型フィルタ、またはラダー型フィルタと多重モード型フィルタとを組み合わせたフィルタを用いることができる。
図8は、フィルタおよび共振器の周波数に対する減衰量を示す模式図である。図8において、実線は、共振器30の通過特性を示し、破線はフィルタ22および24の通過特性を示している。フィルタ22および24の通過帯域f1およびf2は互いに重なっていない。通過帯域f1はf2より高い。共振器30の共振周波数frは、通過帯域f2より高い。これにより、通過帯域f2の信号は共振器30ではほとんど反射されない。一方、通過帯域f1の信号は共振器30により反射される。
図1を参照し、例えば、フィルタ22は、受信フィルタであり、共通端子T0から入力した受信信号52を濾過し、端子T1に出力する。受信信号の一部50は、ノードN0からフィルタ24に漏洩しようとする。しかし、共振器30はフィルタ22の通過帯域f1の信号(受信信号)を反射する。このため、受信信号がフィルタ22に侵入することが抑制される。フィルタ24は送信フィルタであり、端子T2から入力した送信信号54を濾過し、共通端子T0に出力する。このとき、送信信号54は共振器30を通過するが、共振器30は、フィルタ22の通過帯域f2の信号をほとんど反射しない。このように、実施例1では、共振器30により、通過帯域f1の信号がフィルタ24に漏洩することを抑制する。フィルタ22が受信フィルタであり、フィルタ24が送信フィルタである例を説明したが、フィルタ22および24ともに受信フィルタでもよい。フィルタ22および24ともに送信フィルタでもよい。フィルタ22が送信フィルタ、フィルタ24が受信フィルタでもよい。
共振器30の通過特性は、図8のように、共振周波数frより低周波数側では、減衰量が急激に小さくなる。共振周波数frより高周波数側では、減衰量が徐々に小さくなる。仮に、共振器30の共振周波数を通過帯域f2の近傍とし、通過帯域f2の信号を反射させる構成とする。このとき、減衰量が徐々に小さくなる領域と通過帯域f1とが重なり通過帯域f1の信号が共振器30により反射されてしまう。このように、共振器30を用いる場合、ノードN0と通過帯域f2の低いフィルタ24との間に、通過帯域f2より高い共振周波数frを有する共振器30を接続することになる。
図8のように、共振器30の共振周波数frは、通過帯域f2より高く、通過帯域f1内またはその近傍とすることが好ましい。フィルタ22および24を構成する共振器の共振周波数frはそれぞれ通過帯域f1およびf2内またはその近傍に設定される。このため、共振器30をチップ14に形成すると、共振器30の共振周波数frを、フィルタ24を構成する共振器より大きく異ならせることになる。
共振器30の共振周波数frは、同じチップ内で共振周波数が大きく異ならせることは難しい。例えば、共振器R1およびR2では、電極指の周期により共振周波数を異ならせる。しかし、電極指の周期を大きく異ならせると電極指の寸法精度が悪化する。共振器R3では、共振領域の積層膜の膜厚により共振周波数を異ならせる。しかし、積層膜の膜厚を異ならせると製造工程が増加する。
そこで、共振器30をフィルタ22と同じチップ12に形成する。共振器30の共振周波数frは通過帯域f1近傍であるため、共振器30をチップ12に形成するのは比較的容易である。
実施例1によれば、チップ12(第1チップ)に共通端子T0と端子T1(第1端子)との間に接続されたフィルタ22(第1フィルタ)が形成され、かつ一端がフィルタ22を介さず共通端子T0に接続された共振器30が形成されている。チップ14に、共振器30の他端と端子T2(第2端子)との間に接続されたフィルタ24が形成されている。そして、フィルタ24の通過帯域f2は、フィルタ22の通過帯域f1より低く、共振器30の共振周波数frはフィルタ24の通過帯域より高い。これにより、共振器30により、通過帯域f1の信号がフィルタ24に侵入することを抑制できる。また、共振器30をフィルタ22と同じチップ12に形成することにより、共振器とフィルタとを集積化できる。よって、マルチプレクサを小型化することができる。
図8のように、共振器30の共振周波数frはフィルタ22の通過帯域f1内にあるまたは通信帯域f2より高くf1より低いことが好ましい。これにより、通過帯域f1の信号がフィルタ24に漏洩することをより抑制できる。
フィルタ22およびフィルタ24がラダー型フィルタおよび/または多重モード型フィルタの場合、共振器30の共振周波数frは、フィルタ22を構成する共振器の共振周波数に近くなる。よって、この場合、共振器30をフィルタ22と同じチップ12に形成することがより有効である。
図3(a)および図3(b)に示した共振器R1では、IDTの電極指の周期を変更することにより、同一チップ(同一基板)内で異なる共振周波数を有する共振器を比較的容易に作製できる。また、共振特性にスプリアス等は発生し難い。図3(a)および図3(c)に示した共振器R2では、共振器R1と同様に、同一チップ(同一基板)内で異なる共振周波数を有する共振器を比較的容易に作製できる。しかし、支持基板61と圧電基板60との界面に起因し、共振特性にスプリアス等が発生し易い。図4(a)および図4(b)に示した共振器R3では、同一チップ(同一基板)内に異なる共振周波数を有する共振器を作製すると製造工程が増加する。
このように、共振器R2は、共振特性にスプリアスが発生し易い、共振器R3は、共振周波数の異なる共振器を同一基板内に作製することが難しい。よって、フィルタ22および共振器30は共振器R1であることが好ましい。すなわち、フィルタ22および共振器30は、支持基板61に貼り付けられていない圧電基板60に形成された弾性表面波共振器、弾性境界波共振器またはラブ波共振器を有することが好ましい。
また、フィルタ24は、共振器30と同じチップに形成しない。よって、フィルタ24は、圧電薄膜共振器、または支持基板61に貼り付けられた圧電基板60に形成された弾性表面波共振器、弾性境界波共振器またはラブ波共振器を有することが好ましい。
通過帯域f2における共振器30の挿入損失は小さいことが好ましい。よって、共振器30は大きいことが好ましい。フィルタ22がラダー型フィルタのとき、共振器30は、フィルタ22を構成する共振器(直列共振器および並列共振器)の大きさの平均より大きいことが好ましい。共振器30は直列共振器の大きさの平均より大きいことがより好ましい。共振器30が、弾性表面波共振器、弾性境界波共振器またはラブ波共振器の場合、共振器の大きさは、IDT64の対数×開口長Wに比例する。共振器30が圧電薄膜共振器の場合、共振器の大きさは、共振領域75の面積に比例する。
実施例2は、3以上のフィルタを有する例である。図9は、実施例2に係るマルチプレクサを示すブロック図である。図9に示すように、マルチプレクサ10aにおいて、基板40にフィルタ26が形成されたチップ16が搭載されている。フィルタ26は、共通端子T0と端子T3との間に接続されている。フィルタ26は、フィルタ22および24とは異なる通過帯域を有している。フィルタ26は受信フィルタでも送信フィルタでもよい。その他の構成は実施例1と同じであり説明を省略する。
図10は、実施例2の変形例1に係るマルチプレクサを示すブロック図である。図10に示すように、マルチプレクサ10bにおいて、基板40にフィルタ28が形成されたチップ18が搭載されている。フィルタ28は、共通端子T0と端子T4との間に接続されている。フィルタ28は、フィルタ22、24および26とは異なる通過帯域を有している。フィルタ28は受信フィルタでも送信フィルタでもよい。その他の構成は実施例2と同じであり説明を省略する。
図11は、実施例2の変形例2に係るマルチプレクサを示すブロック図である。図11に示すように、マルチプレクサ10cにおいて、チップ16に共振器31が形成されている。共振器31の一端は共通端子T0に他端はフィルタ28に接続されている。フィルタ26の通過帯域はフィルタ28の通過帯域より高い。共振器31の共振周波数はフィルタ28の通過帯域より高い。その他の構成は実施例2の変形例1と同じであり説明を省略する。
実施例2およびその変形例のように、マルチプレクサ10aは、フィルタ26(第3フィルタ)が形成されたチップ16(第3チップ)を備えてもよい。また、実施例2の変形例1のように、マルチプレクサ10bは、フィルタ28(第4フィルタ)が形成されたチップ18(第4チップ)を備えてもよい。さらに、実施例2の変形例2のように、チップ18に共振器31が形成されていてもよい。マルチプレクサは5個以上のフィルタを備えてもよい。
図12は、実施例3に係るマルチプレクサのブロック図である。図12に示すように、マルチプレクサ10dにおいては、基板41にチップ12および16が搭載されている。基板42に、チップ14および18が搭載されている。基板41および42は、基板44に搭載されている。基板41および42は、例えば多層セラミック基板であり、基板44は、例えば多層樹脂基板(プリント基板)である。
フィルタ22、24、26および28は、バンド4(第1バンド)の受信フィルタB4Rx、バンド2(第2バンド)の送信フィルタB2Tx、バンド2の受信フィルタB2Rxおよびバンド4の送信フィルタB4Txである。フィルタ24は、チップ12に形成された共振器30、チップ16を介し共通端子T0に接続されている。フィルタ22は、チップ16を介し共通端子T0に接続されている。
ノードN11からN13は、チップ12と基板41とが電気的に接続するノードである。ノードN31からN33は、チップ16と基板41とが電気的に接続するノードである。ノードN21およびN22は、チップ14と基板42とが電気的に接続するノードである。ノードN41およびN42は、チップ18と基板42とが電気的に接続するノードである。ノードN51からN54は、基板41と44とが電気的に接続するノードである。ノードN61からN64は、基板42と44とが電気的に接続するノードである。
図13(a)から図13(c)は、基板41の各層を示す平面図である。図13(a)は層41aの上面の平面図、図13(b)は層41bの上面の平面図、図13(c)は層41bの下面を上から透視した平面図である。図13(a)から図13(c)に示すように、層41aおよび41bの上面にはそれぞれパッド80および配線81が形成されている。層41bの下面にはパッド82が形成されている。層41aおよび41bを貫通するようにそれぞれビア83aおよび83bが形成されている。図中ビア83bは83aより大きく図示している。層41aおよび41bは、セラミック等の絶縁層である。パッド80、82、配線81、ビア83aおよび83bは、例えばCu等の金属層である。
図13(a)の層41aの上面には、チップ12および16がバンプを介しフリップチップ搭載されている。パッド80のうち図12のノードに相当するパッドにノードN11からN13、およびN31からN33を付している。その他のパッド80は、主にグランドパッドGNDである。パッド80はビア83aを介し、層41bの上面に形成された配線81に接続される。配線81は、ビア83bを介し層41bの下面に形成されたパッド82に接続される。パッド82のうち図12のノードに相当するパッドにノードN51からN54を付している。その他のパッドは主にグランドパッドGNDである。
図14(a)から図14(c)は、基板42の各層を示す平面図である。図14(a)は層42aの上面の平面図、図14(b)は層42bの上面の平面図、図14(c)は層42bの下面を上から透視した平面図である。図14(a)から図14(c)に示すように、図13(a)から図13(c)と同様に、パッド80、82、配線81、ビア83aおよび83bが設けられている。これらの材料等は図13(a)から図13(c)と同じであり、説明を省略する。
図14(a)の層42aの上面には、チップ14および18がバンプを介しフリップチップ搭載されている。パッド80のうち図12のノードに相当するパッドにノードN21、N22、N41およびN42を付している。その他のパッド80は、主にグランドパッドGNDである。パッド80はビア83aを介し、層42bの上面に形成された配線81に接続される。配線81は、ビア83bを介し層42bの下面に形成されたパッド82に接続される。パッド82のうち図12のノードに相当するパッドにノードN61からN64を付している。その他のパッドは主にグランドパッドGNDである。
図15は、基板44の平面図である。説明に用いるパッドおよび配線以外は図示を省略する。図15に示すように、基板44上に基板41、42およびインダクタ49が半田等を用い搭載されている。基板41および42には、チップ12から18が搭載されている。基板41内には配線L1が形成されている。配線L1は、図13(a)においてパッドN12とN31とを接続する配線L1である。基板44内に配線L2からL5が形成されている。配線L2は、基板42のノードN61に相当するパッドと基板41のノードN51に相当するパッドを接続する。配線L3は基板41のノードN52に相当するパッドとインダクタ49の一端とを接続する。配線L4は、基板44のノードN62に相当するパッドとインダクタ49の一端とを接続する。配線L5は、インダクタ49の一端をアンテナ(共通端子T0)に接続する。インダクタ49の他端はグランドに接続されている。配線L2とL5とは基板44内において絶縁層を介し離れて交差している。
例えば、図12の端子T2から入力した送信信号が共通端子T0から出力する経路を図15中に矢印88で示す。端子T2に入力した送信信号は、ノードN63およびN22に相当するパッドを介しチップ14に入力する。送信信号はフィルタ24を通過しパッドN21およびN61に相当するパッドから配線L2に入力する。送信信号はノードN51およびN11に相当するパッドを介しチップ12に入力する。送信信号はチップ12に形成された共振器30を通過する。送信信号はチップ12からノードN12を介し基板41内の配線L1を通過する。送信信号は、ノードN31(図15には不図示)を介しノードN52に相当するパッドから基板44の配線L3に入力する。送信信号は配線L3およびL5を介し共通端子T0に至る。
実施例3のフィルタ特性をシミュレーションした。シミュレーションにおいて、フィルタ22(B4Rx)をラダー型フィルタと多重モード型フィルタとを組み合わせたフィルタとした。各共振器はリチウム酸タンタル基板を用いた共振器R1タイプの弾性表面波共振器とした。フィルタ24(B2Tx)をラダー型フィルタとした。各共振器はサファイア基板上にリチウム酸タンタル基板を貼り合わせた共振器R2タイプの弾性表面波共振器とした。フィルタ26(B2Rx)をラダー型フィルタとした。各共振器はシリコン基板を用いた共振器R3タイプの圧電薄膜共振器とした。フィルタ28(T4Tx)をラダー型フィルタとした。各共振器はリチウム酸タンタル基板を用いた共振器R1タイプの弾性表面波共振器とした。
図16は、シミュレーションに用いた共振器の通過特性を示す図である。図16に示すように、バンド2の送信帯域は1850MHzから1910MHzである。バンド4の受信帯域は2110MHzから2155MHzである。バンド4の受信帯域の信号がフィルタ24(B2Tx)に漏洩しないように、共振器30の共振周波数frをバンド4の受信帯域のやや低周波数側とする。
図17は、バンド4の送信フィルタおよび受信フィルタの通過特性を示す図である。実線は実施例3、破線は、共振器30を設けない比較例1を示す。送信フィルタの通過特性をTx、受信フィルタの通過特性をRxとする。図17に示すように、実施例3と比較例1との減衰領域の特性はほぼ同じである。
図18は、バンド4の送信フィルタおよび受信フィルタの通過帯域付近の通過特性を示す図である。図18に示すように、受信フィルタの通過帯域90において、実施例3は比較例1にくらべ損失が小さくなっている。比較例1では、バンド4の受信信号の一部がフィルタ24に漏洩するが、実施例3では、共振器30により、バンド4の受信信号のフィルタ24への漏洩を抑制できたためである。
図19は、バンド2の送信フィルタおよび受信フィルタの通過特性を示す図である。図19に示すように、受信帯域の高周波数側2100MHz付近92において、実施例3は比較例1に比べ送信フィルタの減衰特性が向上している。バンド2の受信帯域付近の信号のフィルタ24(B4Tx)への漏洩が共振器30により抑制されたためである。
図20は、バンド2の送信フィルタおよび受信フィルタの通過帯域付近の通過特性を示す図である。図20に示すように、実施例3と比較例1の通過特性はほとんど変わらない。
このように、共振器30を設けることにより、フィルタ22の通過特性を改善し、フィルタ24の減衰特性を改善することができる。
実施例3によれば、図12および図15のように、基板41(第1基板)は、チップ12(第1チップ)とチップ16(第3チップ)とを搭載する。基板42(第2基板)は、チップ14(第2チップ)とチップ18(第4チップ)を搭載する。基板44(第3基板)は、基板41と基板42とを搭載する。そして、図15のように、基板44は、共振器30とフィルタ24とを接続する配線L2(第1配線)を備える。このように、基板44内に配線L2を設けることにより、チップ12と14とを異なる基板41および42に搭載することができる。
図15のように、基板41は、フィルタ26の共通端子側のノードN31と共振器30のノードN12を共通に接続する配線L1(第2配線)を備える。基板44は、配線L1と、フィルタ38のノードを共通に共通端子に接続する配線(L3からL5)を備える。これにより、フィルタ24は、チップ12とチップ16を経由して共通端子T0に接続される。また、フィルタ22はチップ16を経由して共通端子T0に接続される。一方、フィルタ26および28は他のチップを介さず共通端子T0に接続される。
実施例3では、基板41に受信フィルタ22および26を搭載し、基板42に送信フィルタ24および28を搭載しているが、基板41に受信フィルタ22および送信フィルタ28、基板42に受信フィルタ26および送信フィルタ24を搭載することもできる。このように、所望の特性を得るため、基板に搭載するフィルタを適宜組み合わせることができる。さらに、フィルタの個数は5以上でもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 マルチプレクサ
12、14、16、18 チップ
22、24、26、28 フィルタ
30 共振器
40、41、42、44 基板
L−L5 配線

Claims (7)

  1. 共通端子と第1端子との間に接続された第1フィルタと、一端が前記第1フィルタを介さず前記共通端子に接続された共振器と、が形成された第1チップと、
    前記共振器の他端と第2端子との間に接続され、前記第1フィルタの通過帯域より低い通過帯域を有する第2フィルタが形成された第2チップと、
    前記共通端子と第3端子との間に接続され、前記第1フィルタおよび第2フィルタの通過帯域と異なる通過帯域を有する第3フィルタが形成された第3チップと、
    前記第1チップと前記第3チップとを搭載する第1基板と、
    前記第2チップを搭載する第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板とを搭載する第3基板と、
    を具備し、
    前記共振器の共振周波数は前記第2フィルタの通過帯域より高く、
    前記第3基板は、前記共振器の他端と前記第2フィルタとを接続する第1配線を備えることを特徴とするマルチプレクサ。
  2. 前記共振器の共振周波数は前記第1フィルタの通過帯域内であるまたは前記第1フィルタの通過帯域より低いことを特徴とする請求項1記載のマルチプレクサ。
  3. 前記第1フィルタは、支持基板に貼り付けられていない圧電基板に形成された弾性表面波共振器、弾性境界波共振器またはラブ波共振器を有することを特徴とする請求項1または2記載のマルチプレクサ。
  4. 前記第2フィルタは、圧電薄膜共振器、または支持基板に貼り付けられた圧電基板に形成された弾性表面波共振器、弾性境界波共振器もしくはラブ波共振器を有することを特徴とする請求項3記載のマルチプレクサ。
  5. 前記第1フィルタは、ラダー型フィルタであリ、前記共振器は、前記第1フィルタを構成する共振器の大きさの平均より大きいことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載のマルチプレクサ。
  6. 前記第1基板は前記第3フィルタの前記共通端子側のノードと前記共振器の一端側のノードとを共通に接続する第2配線を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載のマルチプレクサ。
  7. 前記共通端子と第4端子との間に接続され、前記第1フィルタ、前記第2フィルタおよび前記第3フィルタの通過帯域と異なる通過帯域を有する第4フィルタが形成された第4チップを具備し、
    前記第2基板は、前記第4チップを搭載し、
    前記第3基板は、前記第2配線と前記第4フィルタの前記共通端子側のノードとを共通に前記共通端子に接続する第3配線を備えることを特徴とする請求項記載のマルチプレクサ。
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