JP6362553B2 - 燃焼装置 - Google Patents
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Description
電池と、
複数の燃焼部と、
電池を電源とし、所定の動作を行う複数の電子機器と、
各電子機器に対応した所定の動作指令に基づき各電子機器に電池から給電せしめて各電子機器を動作させる複数の電子回路と、
電池電圧を検出する電池電圧検出回路と、
電池電圧検出回路で検出される電池電圧を監視し、各電子回路への動作指令を制御する制御回路と、を備え、
複数の燃焼部のうち、少なくとも1つの燃焼部には、燃焼運転中に付加的制御を行う付加的電子機器が設けられ、少なくとも1つの他の燃焼部には、付加的電子機器が設けられていない燃焼装置であって、
付加的電子機器が設けられていない他の燃焼部を燃焼運転させる場合、付加的電子機器に給電せしめて付加的電子機器を動作させ、電池電圧検出回路で検出される電池電圧が所定の基準電圧以下になるかどうかを判定する制御構成を備える燃焼装置である。
付加的電子機器は、少なくとも温調制御弁を有する。
温調制御弁が設けられた燃焼部の燃焼運転中に温調制御弁が設けられていない他の燃焼部を燃焼運転させる場合、燃焼運転中の燃焼部に設けられた温調制御弁に給電せしめて温調制御弁の開閉状態が維持されるように温調制御弁を動作させる。
温調制御弁が設けられた燃焼部の非燃焼運転中に温調制御弁が設けられていない他の燃焼部を燃焼運転させる場合、非燃焼運転中の燃焼部に設けられた温調制御弁に給電せしめて温調制御弁を開方向に動作させる。
温調制御弁として、自己保持型電磁弁を有し、
電池電圧検出回路で検出される電池電圧が所定の第1基準電圧以下になると、所定の報知を行う報知用電子機器を除く各電子機器への給電を禁止し、
自己保持型電磁弁が設けられた燃焼部を燃焼運転させる場合、自己保持型電磁弁に給電せしめて自己保持型電磁弁を開方向に動作させ、
自己保持型電磁弁を開方向に動作させたときに電池電圧検出回路で検出される電池電圧が第1基準電圧より高い所定の第2基準電圧以下になると、電池電圧検出回路で検出される電池電圧が第2基準電圧より高い所定の正常電圧範囲に回復するまで、自己保持型電磁弁への給電を禁止する。
温調制御弁として、自己保持型電磁弁を有し、
電池電圧検出回路で検出される電池電圧が所定の第1基準電圧以下になると、所定の報知を行う報知用電子機器を除く各電子機器への給電を禁止し、
自己保持型電磁弁が設けられた燃焼部の非燃焼運転中に自己保持型電磁弁が設けられていない他の燃焼部を燃焼運転させる場合、非燃焼運転中の燃焼部に設けられた自己保持型電磁弁に給電せしめて自己保持型電磁弁を開方向に動作させ、
自己保持型電磁弁を開方向に動作させたときに電池電圧検出回路で検出される電池電圧が第1基準電圧より高い所定の第2基準電圧以下になると、電池電圧検出回路で検出される電池電圧が第2基準電圧より高い所定の正常電圧範囲に回復するまで、自己保持型電磁弁への給電を禁止する。
不揮発性メモリを有し、
電池電圧検出回路で検出される電池電圧が第2基準電圧以下になると不揮発性メモリに電圧低下の検出を書き込み、
不揮発性メモリに電圧低下の検出が書き込まれていれば、電池電圧検出回路で検出される電池電圧が第2基準電圧より高い正常電圧範囲に回復するまで、自己保持型電磁弁への給電を禁止する。
温調制御弁として、自己保持型電磁弁を有し、
電池電圧検出回路で検出される電池電圧が所定の第1基準電圧以下になると、所定の報知を行う報知用電子機器を除く各電子機器への給電を禁止し、
自己保持型電磁弁が設けられた燃焼部を燃焼運転させる場合、自己保持型電磁弁に給電せしめて自己保持型電磁弁を開方向に動作させ、
自己保持型電磁弁を開方向に動作させたときに電池電圧検出回路で検出される電池電圧が第1基準電圧より高い所定の第2基準電圧以下になった後、いずれの燃焼部を燃焼運転させる場合でも、電池電圧検出回路で検出される電池電圧が第2基準電圧より高い正常電圧範囲に回復するまで、自己保持型電磁弁に給電せしめて自己保持型電磁弁を開方向に動作させる。
図1は、本実施の形態に係る燃焼装置の一例であるグリル付ガスコンロの構成図である。1は、例えば、温調制御可能なコンロバーナであるAバーナ、2は、例えば、温調制御が行われないグリルバーナであるBバーナ、3はこれらのバーナ1,2にガスを供給するガス供給路である。
(1)上記実施の形態では、電池電圧の低下を記憶するために不揮発性メモリが用いられているが、不揮発性メモリを用いることなく、温調制御弁を開弁状態で保持させるようにしてもよい。すなわち、温調制御弁として自己保持型電磁弁が設けられた燃焼部を燃焼運転させる場合、自己保持型電磁弁に給電せしめて自己保持型電磁弁を開方向に動作させ、自己保持型電磁弁を開方向に動作させたときに電池電圧検出回路で検出される電池電圧が第2基準電圧以下になった後、いずれの燃焼部を燃焼運転させる場合でも、電池電圧検出回路で検出される電池電圧が第2基準電圧より高い正常電圧範囲に回復するまで、自己保持型電磁弁に給電せしめて自己保持型電磁弁を開方向に動作させてもよい。
電池電圧が低下した後、いずれの燃焼部を燃焼運転させる場合でも自己保持型電磁弁を開方向に動作させれば、電池電圧が正常電圧範囲に回復するまで、自己保持型電磁弁は常に開方向に動作される。これにより、電圧低下の検出を記憶することなく、電池電圧が第1基準電圧以下に低下するまで、燃焼運転を行うことができる。なお、上記燃焼装置の各燃焼部での燃焼運転における動作は、上記図3で示されたフローチャートにおいて、不揮発性メモリへの書き込みや電圧低下の検出有無の確認がない場合のそれらと同様である。
12 温調制御弁(自己保持型電磁弁)
14,16 主電磁弁
18a 制御回路
18b 不揮発性メモリ
19,20 主電磁弁駆動回路
21 温調制御弁駆動回路
22 イグナイタ駆動回路
22a イグナイタ
23 表示駆動回路
23a,23b,23c 表示ランプ
27 電池電圧検出回路
Claims (8)
- 電池と、
複数の燃焼部と、
電池を電源とし、所定の動作を行う複数の電子機器と、
各電子機器に対応した所定の動作指令に基づき各電子機器に電池から給電せしめて各電子機器を動作させる複数の電子回路と、
電池電圧を検出する電池電圧検出回路と、
電池電圧検出回路で検出される電池電圧を監視し、各電子回路への動作指令を制御する制御回路と、を備え、
複数の燃焼部のうち、少なくとも1つの燃焼部には、燃焼運転中に付加的制御を行う付加的電子機器が設けられ、少なくとも1つの他の燃焼部には、付加的電子機器が設けられていない燃焼装置であって、
付加的電子機器が設けられていない他の燃焼部を燃焼運転させる場合、付加的電子機器に給電せしめて付加的電子機器を動作させ、電池電圧検出回路で検出される電池電圧が所定の基準電圧以下になるかどうかを判定する制御構成を備える燃焼装置。 - 請求項1に記載の燃焼装置において、
付加的電子機器は、少なくとも温調制御弁を有する燃焼装置。 - 請求項2に記載の燃焼装置において、
温調制御弁が設けられた燃焼部の燃焼運転中に温調制御弁が設けられていない他の燃焼部を燃焼運転させる場合、燃焼運転中の燃焼部に設けられた温調制御弁に給電せしめて温調制御弁の開閉状態が維持されるように温調制御弁を動作させる燃焼装置。 - 請求項2または3に記載の燃焼装置において、
温調制御弁が設けられた燃焼部の非燃焼運転中に温調制御弁が設けられていない他の燃焼部を燃焼運転させる場合、非燃焼運転中の燃焼部に設けられた温調制御弁に給電せしめて温調制御弁を開方向に動作させる燃焼装置。 - 請求項2〜4のいずれか1項に記載の燃焼装置において、
温調制御弁として、自己保持型電磁弁を有し、
電池電圧検出回路で検出される電池電圧が所定の第1基準電圧以下になると、所定の報知を行う報知用電子機器を除く各電子機器への給電を禁止し、
自己保持型電磁弁が設けられた燃焼部を燃焼運転させる場合、自己保持型電磁弁に給電せしめて自己保持型電磁弁を開方向に動作させ、
自己保持型電磁弁を開方向に動作させたときに電池電圧検出回路で検出される電池電圧が第1基準電圧より高い所定の第2基準電圧以下になると、電池電圧検出回路で検出される電池電圧が第2基準電圧より高い所定の正常電圧範囲に回復するまで、自己保持型電磁弁への給電を禁止する燃焼装置。 - 請求項2〜4のいずれか1項に記載の燃焼装置において、
温調制御弁として、自己保持型電磁弁を有し、
電池電圧検出回路で検出される電池電圧が所定の第1基準電圧以下になると、所定の報知を行う報知用電子機器を除く各電子機器への給電を禁止し、
自己保持型電磁弁が設けられた燃焼部の非燃焼運転中に自己保持型電磁弁が設けられていない他の燃焼部を燃焼運転させる場合、非燃焼運転中の燃焼部に設けられた自己保持型電磁弁に給電せしめて自己保持型電磁弁を開方向に動作させ、
自己保持型電磁弁を開方向に動作させたときに電池電圧検出回路で検出される電池電圧が第1基準電圧より高い所定の第2基準電圧以下になると、電池電圧検出回路で検出される電池電圧が第2基準電圧より高い所定の正常電圧範囲に回復するまで、自己保持型電磁弁への給電を禁止する燃焼装置。 - 請求項5または6に記載の燃焼装置は、さらに、
不揮発性メモリを有し、
電池電圧検出回路で検出される電池電圧が第2基準電圧以下になると不揮発性メモリに電圧低下の検出を書き込み、
不揮発性メモリに電圧低下の検出が書き込まれていれば、電池電圧検出回路で検出される電池電圧が第2基準電圧より高い正常電圧範囲に回復するまで、自己保持型電磁弁への給電を禁止する燃焼装置。 - 請求項2〜4のいずれか1項に記載の燃焼装置において、
温調制御弁として、自己保持型電磁弁を有し、
電池電圧検出回路で検出される電池電圧が所定の第1基準電圧以下になると、所定の報知を行う報知用電子機器を除く各電子機器への給電を禁止し、
自己保持型電磁弁が設けられた燃焼部を燃焼運転させる場合、自己保持型電磁弁に給電せしめて自己保持型電磁弁を開方向に動作させ、
自己保持型電磁弁を開方向に動作させたときに電池電圧検出回路で検出される電池電圧が第1基準電圧より高い所定の第2基準電圧以下になった後、いずれの燃焼部を燃焼運転させる場合でも、電池電圧検出回路で検出される電池電圧が第2基準電圧より高い正常電圧範囲に回復するまで、自己保持型電磁弁に給電せしめて自己保持型電磁弁を開方向に動作させる燃焼装置。
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