JP6361520B2 - デリバリパイプ - Google Patents

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Description

本発明は、燃料噴射弁に燃料を供給するデリバリパイプに関する。
従来、車両の燃料タンクから供給された燃料を燃料噴射弁に供給するデリバリパイプが知られている。
特許文献1に記載のデリバリパイプは、内燃機関のスロットルボディに固定されると共に燃料噴射弁の燃料入口側の端部に取り付けられる有底筒状のキャップ部と、そのキャップ部から径方向へ延びる管状のジョイント部を備えている。そのジョイント部には、燃料タンクから汲み上げられた燃料が流れる配管が接続される。デリバリパイプは、配管からジョイント部に供給された燃料を、キャップ部を経由して燃料噴射弁の燃料入口に供給する。
特開2006−266132号公報
しかしながら、特許文献1に記載のデリバリパイプは、内燃機関のスロットルボディに固定されるキャップ部に対し、ジョイント部が延びる向きが固定されている。そのため、このデリバリパイプを、特許文献1に記載の内燃機関とは補機類の搭載位置などが異なる他の内燃機関に取り付ける場合、デリバリパイプのジョイント部と補機類とが干渉するおそれがある。
この場合、特許文献1に記載のデリバリパイプの構成であれば、内燃機関の補機類の搭載位置に適合するように、キャップ部に対するジョイント部が延びる向きを変更したデリバリパイプを新たに設計し、複数の種類のデリバリパイプを管理しなければならない。したがって、デリバリパイプの設計コスト及び管理コストなどが増大することが懸念される。
或いは、デリバリパイプのジョイント部と内燃機関の補機類とが干渉しないように、内燃機関の補機類の搭載位置を変更しなければならない。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、種々の内燃機関に取り付けることが可能なデリバリパイプを提供することを目的とする。
本発明のデリバリパイプは、内燃機関に固定され、燃料供給源から配管を通じて供給される燃料を燃料噴射弁に供給する。デリバリパイプは、メインパイプ、フィードパイプ、配管接続用パイプ、凸部および凹部を備える。内燃機関に固定可能であると共に燃料噴射弁に接続可能な筒状のメインパイプは、燃料噴射弁が有する燃料入口へ燃料を供給する第1燃料通路を有する。メインパイプの内側または外側に嵌合する有底筒状のフィードパイプは、第1燃料通路に連通する第2燃料通路を有する。フィードパイプからフィードパイプの軸に対し交差する方向に延びて配管に接続可能な配管接続用パイプは、第2燃料通路に連通する第3燃料通路を有する。凸部は、メインパイプとフィードパイプとが径方向に向き合う内壁又は外壁の一方に少なくとも1個設けられる。その凸部に嵌合可能な凹部は、メインパイプとフィードパイプとが径方向に向き合う内壁又は外壁の他方の周方向に複数個設けられる。
これにより、デリバリパイプは、複数個の凹部と凸部とを嵌合する位置を変えることにより、内燃機関に固定可能なメインパイプに対し、フィードパイプから延びる配管接続用パイプの向きを変えることが可能である。したがって、本発明のデリバリパイプは、種々の内燃機関に取り付けることができる。
なお、本明細書において、デリバリパイプが固定される内燃機関とは、スロットルボディ、インテークマニホールド、吸気管、排気管、シリンダヘッドおよびシリンダ本体などを総称していうものとする。
本発明の第1実施形態によるデリバリパイプを内燃機関に搭載した状態を示す断面図である。 第1実施形態によるデリバリパイプと燃料噴射弁の側面図である。 デリバリパイプの分解図である。 フィードパイプ及び配管接続用パイプの平面図である。 図2のV−V線の断面図である。 図5のVI−VI線の断面図である。 図5のVII−VII線の断面図である。 図6の分解図である。 図7の分解図である。 デリバリパイプと燃料噴射弁の分解図である 第2実施形態によるデリバリパイプの断面図である。 第3実施形態によるデリバリパイプの断面図である。 第4実施形態によるデリバリパイプの断面図である。 第5実施形態によるデリバリパイプの断面図である。 第6実施形態によるデリバリパイプの側面図である。 第7実施形態によるデリバリパイプの断面図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には、図面に同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図1〜図10を参照して説明する。なお、図6,7では、燃料噴射弁10を2点鎖線で示している。
図1に示すように、デリバリパイプ1は、燃料噴射弁10に接続されると共に、図示していないボルトにより吸気管20に固定される。デリバリパイプ1は、車両の燃料タンク2からポンプ3によって汲み上げられ配管4を通じて供給された燃料を燃料噴射弁10の燃料入口11(図10参照)に供給する。本実施形態の燃料タンク2は、特許請求の範囲に記載の「燃料供給源」の一例に相当する。
吸気管20には、図示していない吸気ダクトから取り入れた空気を内燃機関の燃焼室に導入する吸気通路21が形成されている。また、吸気管20は、吸気通路21と外気とを連通する孔22を有している。この孔22は、燃料噴射弁10のノズル部12を挿入可能な小径孔23、及び、その小径孔23の外気側で小径孔23よりも内径が大きい大径孔24から構成されている。大径孔24には、円環状のシール部材25が嵌め込まれている。シール部材25は、小径孔23と大径孔24との接続箇所に形成された段差26に当接している。シール部材25は、吸気管20の孔22の内壁と燃料噴射弁10のノズル部12との間から空気が漏れることを防いでいる。
図2〜図4に示すように、デリバリパイプ1は、メインパイプ30、フィードパイプ40、配管接続用パイプ50、凸部60および凹部70などを備えている。メインパイプ30とフィードパイプ40とは、別部材である。また、フィードパイプ40と配管接続用パイプ50とは、一体に形成されている。
メインパイプ30は、その外壁から径外方向に延びる固定部31を有する。固定部31には、ボルト(図示していない)を取り付けるためのボルト孔32が設けられている。このボルト孔32に通したボルトを吸気管20に設けられたねじ穴(図示していない)に螺合することにより、メインパイプ30は吸気管20に取り付けられる。また、固定部31は、ボルト孔32と平行に突出する位置決めピン33を有する。この位置決めピン33を吸気管20に設けられた穴(図示していない)に差し込むことにより、ボルト孔32に通したボルトを軸としたメインパイプ30の回転が防がれる。
図6及び図7に示すように、メインパイプ30は筒状に形成され、燃料噴射弁10の燃料入口11側の端部に接続可能である。メインパイプ30の軸方向のフィードパイプ40とは反対側の端部には、当接面34が設けられている。この当接面34に対し、燃料噴射弁10の外壁に設けられたフランジ部13が当接することにより、燃料噴射弁10のフィードパイプ40側への移動が規制される。
メインパイプ30は、燃料噴射弁10の燃料入口11へ燃料を供給する第1燃料通路35を有する。第1燃料通路35から燃料噴射弁10の燃料入口11へ供給された燃料は、燃料噴射弁10の内側流路14を通り、噴孔15から噴射される(図2参照)。なお、メインパイプ30の内壁と燃料噴射弁10の外壁との間に設けられた第1のOリング16は、メインパイプ30の内壁と燃料噴射弁10の外壁との間からの燃料漏れを防いでいる。
フィードパイプ40は、有底筒状に形成され、底部41と、その底部41から筒状に延びる内筒部42と、その内筒部42の外側で底部41から筒状に延びる外筒部43とを有する。内筒部42と外筒部43との間には空間44が設けられている。なお、フィードパイプ40は、内筒部42と外筒部43との間に空間44を設けることなく、これらを一体に形成してもよい。
フィードパイプ40の内筒部42は、メインパイプ30の内側に嵌合可能である。フィードパイプ40は、内筒部42の内側に第2燃料通路45を有する。メインパイプ30の第1燃料通路35とフィードパイプ40の第2燃料通路45とは連通している。なお、メインパイプ30の内壁とフィードパイプ40の外壁との間に設けられた第2のOリング46は、フィードパイプ40の内筒部42の外壁とメインパイプ30の内壁との間からの燃料漏れを防いでいる。
フィードパイプ40には、外筒部43の軸方向の端面からメインパイプ30側へ延びる複数の腕部47が設けられている。この複数の腕部47の先端にはそれぞれ径内方向に突出する爪部48が設けられている。複数の爪部48は、メインパイプ30の外壁に設けられた段差部36に対し、スナップフィットにより嵌合する。なお、段差部36は、メインパイプ30の外壁の周方向に連続して設けられている。
なお、腕部47と爪部48は、後述する凸部60に対し、フィードパイプ40の周方向にずれた位置に設けられている。
配管接続用パイプ50は、フィードパイプ40と一体に形成され、フィードパイプ40の外壁からフィードパイプ40の軸に対し交差する方向に延びている。配管接続用パイプ50は、内側に第3燃料通路51を有する。配管接続用パイプ50の第3燃料通路51とフィードパイプ40の第2燃料通路45とは連通している。
配管接続用パイプ50は、上述した燃料タンク2から燃料を供給する配管4に接続可能である(図1参照)。その配管4から供給される燃料は、第3燃料通路51、第2燃料通路45および第1燃料通路35を経由し、燃料噴射弁10の燃料入口11に供給される。
図3から図5に示すように、フィードパイプ40の内筒部42の外壁には、径外方向に突出する凸部60が設けられている。本実施形態では、4個の凸部60が例示されているが、凸部60の個数は、少なくとも1個以上、且つ、凹部70の個数以下であればよい。
フィードパイプ40の内筒部42に対して径方向に向き合うメインパイプ30の内壁には、径外方向に凹む複数の凹部70が設けられている。本実施形態では、4個の凹部70が例示されているが、凹部70は少なくとも2個以上設けられていればよい。
本実施形態では、凸部60の数と凹部70の数はいずれも4個で同一である。凸部60は、凹部70の内側に嵌合可能な大きさである。また、複数の凸部60は同一の形状であり、複数の凹部70も同一の形状である。
また、本実施形態では、複数の凸部60と複数の凹部70は、いずれも周方向に等間隔に設けられている。そのため、隣り合う凸部60と凸部60の角度、又は隣り合う凹部70と凹部70の角度(本実施形態では90°)にて、メインパイプ30とフィードパイプ40は相対回転角を変えて組み付けることが可能である。
凸部60と凹部70は、いずれもメインパイプ30及びフィードパイプ40の軸方向に延びている。また、凸部60と凹部70は、いずれもメインパイプ30及びフィードパイプ40の軸に垂直な断面が円弧状である。これにより、図8の矢印M及び図9の矢印Nに示すように、フィードパイプ40またはメインパイプ30を軸方向に移動し、フィードパイプ40に設けられた凸部60と、メインパイプ30に設けられた凹部70とを嵌合することが可能である。このとき、メインパイプ30とフィードパイプ40との相対回転角を変えて組み付けることにより、メインパイプ30の固定部31に対し、配管接続用パイプ50が延出する方向を変えることができる。
続いて、図10に示すように、メインパイプ30の内側に燃料噴射弁10を挿入する。メインパイプ30には、燃料噴射弁10のフランジ部13が当接する当接面34から燃料噴射弁10の噴孔15側へ延びる延伸部37が設けられている。また、延伸部37の噴孔15側の端部には、燃料噴射弁10の周方向に延びる受部38が設けられている。延伸部37と受部38は、メインパイプ30の軸に垂直な断面が、燃料噴射弁10の外壁に沿った円弧状に形成されている。
メインパイプ30と燃料噴射弁10との組み付けは、図10の矢印Xに示すように、燃料噴射弁10は、延伸部37と受部38との間に燃料噴射弁10のコネクタ17を通した後、矢印Yに示すように、燃料噴射弁10を軸周りに回転する。これにより、図2に示すように、コネクタ17が受部38に係止され、フランジ部13が当接面34に当接することにより、燃料噴射弁10は軸方向の移動が規制される。また、延伸部37の周方向の端面371(図10参照)と、受部38に設けられた爪39によりコネクタ17の周方向の移動が規制されることにより、燃料噴射弁10は軸周りの回転が規制される。
この状態で、図1に示すように、燃料噴射弁10のノズル部12を吸気管20の孔22に挿入し、メインパイプ30から延びる固定部31を吸気管20にボルト止めする。これにより、燃料噴射弁10とデリバリパイプ1は吸気管20に固定される。
上述した第1実施形態のデリバリパイプ1は、次の作用効果を奏する。
(1)第1実施形態では、フィードパイプ40の内筒部42の外壁に少なくとも1個の凸部60が設けられる。また、メインパイプ30の内壁の周方向に複数個の凹部70が設けられる。その凸部60と凹部70は嵌合可能である。
これにより、複数の凹部70と凸部60とを嵌合する位置を変えることにより、メインパイプ30とフィードパイプ40との相対回転角が変わる。そのため、デリバリパイプ1は、内燃機関に固定されるメインパイプ30に対し、フィードパイプ40から延びる配管接続用パイプ50の向きを変えることが可能である。したがって、デリバリパイプ1は、内燃機関の補機類の搭載位置等に応じて配管接続用パイプ50の向きを変えることにより、種々の内燃機関に取り付けることができる。
(2)第1実施形態では、複数の凹部70の数と、凸部60の数とは同一である。
これにより、複数の凸部60と複数の凹部70が嵌合する。したがって、デリバリパイプ1は、メインパイプ30とフィードパイプ40とのがたつきを防ぎ、これらを安定して接続することが可能である。
(3)第1実施形態では、凸部60は、複数個が周方向に等間隔で設けられる。凹部70も、複数個が周方向に等間隔で設けられる。
これにより、隣り合う凸部60と凸部60、又は隣り合う凹部70と凹部70の角度にて、メインパイプ30とフィードパイプ40は相対回転角を変えて組み付けることが可能になる。
(4)第1実施形態では、凸部60と凹部70は、メインパイプ30及びフィードパイプ40の軸方向に延びている。
これにより、メインパイプ30とフィードパイプ40を組み付ける際、これらを軸方向に移動することにより、凸部60と凹部70とを容易に嵌合することが可能である。
また、凸部60と凹部70は、メインパイプ30とフィードパイプ40とを組み付けた後に、メインパイプ30とフィードパイプ40との相対回転を確実に規制することが可能である。
(5)第1実施形態では、凸部60と凹部70は、メインパイプ30及びフィードパイプ40の軸に垂直な断面が円弧状である。
これにより、凸部60と凹部70に角張った箇所が形成されない。そのため、デリバリパイプ1は、メインパイプ30とフィードパイプ40を組み付ける際、または組付けた後にも、凸部60と凹部70が摩耗することを抑制することができる。
(6)第1実施形態では、デリバリパイプ1は、フィードパイプ40からメインパイプ30側へ延びる腕部47と、その腕部47の先端に設けられた爪部48を備える。爪部48は、メインパイプ30の外壁に設けられた段差部36に嵌合する。
これにより、フィードパイプ40とメインパイプ30をスナップフィットにより容易に組み付けることができる。
(7)第1実施形態では、腕部47と爪部48は、凸部60に対し、フィードパイプ40の周方向にずれた位置に設けられる。
これにより、腕部47、爪部48及び凸部60が設けられたフィードパイプ40を樹脂射出形成する際、型抜き工程において、腕部47と爪部48を形成する金型の部位と、凸部60を形成する金型の部位とが干渉することを防ぐことができる。したがって、樹脂射出形成の際、金型からフィードパイプ40を容易に型抜きすることができる。
また、フィードパイプ40を径方向から見たとき、腕部47と爪部48に凸部60が隠れることなく、凸部60を視認することが可能である。したがって、このフィードパイプ40は、凸部60の製品検査を容易に行うことができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態のデリバリパイプ1の断面図を図11に示す。第2実施形態では、フィードパイプ40の内筒部42の外壁に1個の凸部60が設けられている。また、フィードパイプ40の内筒部42に対して径方向に向き合うメインパイプ30の内壁に3個の凹部70が設けられている。なお、第2実施形態では、3個の凹部70が例示されているが、凹部70は少なくとも2個以上設けられていればよい。
第2実施形態では、3個の凹部70は、周方向の間隔がそれぞれ異なっている。即ち、隣り合う凹部70と凹部70の角度はそれぞれ異なっている。メインパイプ30とフィードパイプ40は、いずれか1個の凹部70と凸部60とを嵌合することにより、メインパイプ30とフィードパイプ40の相対回転角を変えて組み付けることが可能である。これにより、デリバリパイプ1は、メインパイプ30の固定部31に対し、配管接続用パイプ50が延びる方向を変えることができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態のデリバリパイプ1の断面図を図12に示す。第3実施形態では、フィードパイプ40の内筒部42の外壁に4個の凹部71−74が設けられている。また、フィードパイプ40の内筒部42に対して径方向に向き合うメインパイプ30の内壁に4個の凸部61−64が設けられている。なお、凸部61−64の個数は、少なくとも1個以上、且つ、凹部71−74の個数以下であればよい。
第3実施形態では、4個の凹部71−74は、周方向の間隔がそれぞれ異なっている。説明のため、図12の紙面左回りに、4個の凹部71−74を第1凹部71〜第4凹部74と称する。第1凹部71と第2凹部72とのなす角をθ1、第2凹部72と第3凹部73とのなす角をθ2、第3凹部73と第4凹部74とのなす角をθ3、第4凹部74と第1凹部71とのなす角をθ4とする。このとき、θ1=θ3、θ2=θ4 である。なお、4個の凸部61−64も、4個の凹部71−74と同じ角度で設けられている。
第3実施形態では、フィードパイプ40の内筒部42の外壁の周方向に複数個の凹部71−74が設けられる。これにより、メインパイプ30とフィードパイプ40は、凹部71−74と凸部61−64とを嵌合することにより、メインパイプ30とフィードパイプ40の相対回転角を2方向に変えて組み付けることが可能である。
なお、メインパイプ30の内壁に1個のみ凸部を設けた場合には、メインパイプ30とフィードパイプ40の相対回転角を4方向に変えて組み付けることが可能である。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態のデリバリパイプ1の断面図を図13に示す。第4実施形態では、フィードパイプ40の内筒部42の外壁に設けられた凸部60と、メインパイプ30の内壁に設けられた凹部70は、いずれもメインパイプ30及びフィードパイプ40の軸に垂直な断面が矩形状である。凸部60は、凹部70の内側に嵌合可能な大きさである。また、複数の凸部60は同一の形状であり、複数の凹部70も同一の形状である。
第4実施形態では、複数の凸部60と複数の凹部70は、いずれも周方向に等間隔で設けられている。そのため、隣り合う凸部60と凸部60の角度、又は隣り合う凹部70と凹部70の角度(本実施形態では90°)にて、メインパイプ30とフィードパイプ40は相対回転角を変えて組み付けることが可能である。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態のデリバリパイプ1の断面図を図14に示す。第5実施形態では、フィードパイプ40の外筒部43からメインパイプ30側へ延びる複数の腕部47は、内筒部42の外壁に設けられた凸部60に対し、フィードパイプ40の径方向に重なる位置に設けられる。
一般に、フィードパイプ40とメインパイプ30とを組み付ける際、凸部60又は凹部70の位置を視認することは困難である。そこで、第5実施形態では、上述した構成により、フィードパイプ40とメインパイプ30とを組み付ける際、腕部47及び爪部48の位置に基づき、その内側に凸部60が位置していることを認識することが可能である。したがって、凸部60と凹部70を容易に嵌合することができる。
なお、第5実施形態の変形例として、フィードパイプ40の内筒部42の外壁に凹部70を設けた場合、複数の腕部47は、その凹部70に対し、フィードパイプ40の径方向に重なる位置に設けてもよい。この構成により、フィードパイプ40とメインパイプ30とを組み付ける際、腕部47及び爪部48の位置に基づき、その内側に凹部70が位置していることを認識することが可能である。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態のデリバリパイプ1の断面図を図15に示す。第6実施形態では、複数のメインパイプ301,302が連結管80によって接続されている。連結管80は、一方のメインパイプ301が有する第1燃料通路35と、他方のメインパイプ302が有する第1燃料通路35とを連通する連通路81を有している。
第6実施形態では、一方のメインパイプ301にフィードパイプ40が嵌合している。一方のメインパイプ301とフィードパイプ40とは、相対回転角を変えて組み付けることが可能である。
他方のメインパイプ302は、有底筒状に形成されている。そのため、第1燃料通路35は、燃料噴射弁10とは反対側が閉塞されている。配管接続用パイプ50に供給された燃料は、配管接続用パイプ50が有する第3燃料通路51、フィードパイプ40が有する第2燃料通路45、及び、一方のメインパイプ301が有する第1燃料通路35を経由し、一方の燃料噴射弁10の燃料入口11に供給される。また、一方のメインパイプ301が有する第1燃料通路35の燃料は、連通路81を経由し、他方のメインパイプ302が有する第1燃料通路35から他方の燃料噴射弁10の燃料入口11に供給される。
第6実施形態のデリバリパイプ1は、多気筒の内燃機関に適用することが可能である。
(第7実施形態)
本発明の第7実施形態のデリバリパイプ1の断面図を図16に示す。なお、図16では、燃料噴射弁10を2点鎖線で示している。第7実施形態では、フィードパイプ40は、有底筒状に形成され、底部41と、その底部41から筒状に延びる筒部49とを有する。フィードパイプ40の筒部49は、メインパイプ30の外周に嵌合可能である。フィードパイプ40の筒部49の内壁とメインパイプ30の外壁との間に設けられたOリング461は、フィードパイプ40の筒部49とメインパイプ30の外壁との間からの燃料漏れを防いでいる。
メインパイプ30には、外周壁からフィードパイプ40側へ延びる複数の腕部47が設けられている。この複数の腕部47の先端にはそれぞれ径内方向に突出する爪部48が設けられている。複数の爪部48は、フィードパイプ40の外壁に設けられた段差部36に対し、スナップフィットにより嵌合する。なお、段差部36は、フィードパイプ40の外壁の周方向に連続して設けられている。
フィードパイプ40の筒部49の内壁には、径内方向に突出する凸部60が設けられている。凸部60の個数は、少なくとも1個以上、且つ、凹部70の個数以下であればよい。一方、フィードパイプ40の筒部49に対して径方向に向き合うメインパイプ30の外壁には、径内方向に凹む複数の凹部70が設けられている。凹部70は少なくとも2個以上設けられていればよい。
凸部60と凹部70は、いずれもメインパイプ30及びフィードパイプ40の軸方向に延びている。凸部60は、凹部70の内側に嵌合可能な大きさである。また、複数の凸部60は同一の形状であり、複数の凹部70も同一の形状である。そのため、メインパイプ30とフィードパイプ40は、隣り合う凸部60と凸部60の角度、又は隣り合う凹部70と凹部70の角度にて、相対回転角を変えて組み付けることが可能である。したがって、デリバリパイプ1は、メインパイプ30の固定部31に対し、配管接続用パイプ50が延びる方向を変えることができる。
第7実施形態では、フィードパイプ40の筒部49の内壁に少なくとも1個の凸部60が設けられる。その凸部60に嵌合可能な凹部70は、メインパイプ30の外壁の周方向に複数個設けられる。
これにより、複数の凹部70と凸部60とを嵌合する位置を変えることにより、メインパイプ30とフィードパイプ40との相対回転角を変えて組み付けることが可能である。
(他の実施形態)
(1)上述した実施形態では、吸気管20に取り付けられる燃料噴射弁10に燃料を供給するデリバリパイプ1について説明した。これに対し、他の実施形態では、デリバリパイプ1が燃料を供給する燃料噴射弁は、例えばスロットルボディ、インテークマニホールド、排気管、シリンダヘッドまたはシリンダ本体などに取り付けられるものであってもよい。
(2)上述した実施形態では、凹部70及び凸部60は、フィードパイプ40及びメインパイプ30の軸に垂直な断面を円弧状または矩形状とした。これに対し、他の実施形態では、凹部70及び凸部60は、その断面を三角等の多角形状または曲面状としてもよい。
このように、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、上述した複数の実施形態を組み合わせることに加え、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
1 ・・・デリバリパイプ
30,301,302・・・メインパイプ
35・・・第1燃料通路
40・・・フィードパイプ
45・・・第2燃料通路
50・・・配管接続用パイプ
51・・・第3燃料通路
60・・・凸部
70・・・凹部

Claims (8)

  1. 内燃機関(20)に固定され、燃料供給源(2)から配管(4)を通じて供給される燃料を燃料噴射弁(10)に供給するデリバリパイプであって、
    前記内燃機関に固定可能であると共に前記燃料噴射弁に接続可能であり、前記燃料噴射弁が有する燃料入口(11)へ燃料を供給する第1燃料通路(35)を有する筒状のメインパイプ(30,301,302)と、
    前記メインパイプの内側または外側に嵌合し、前記第1燃料通路に連通する第2燃料通路(45)を有する有底筒状のフィードパイプ(40)と、
    前記フィードパイプから前記フィードパイプの軸に対し交差する方向に延びて前記配管に接続可能であり、前記第2燃料通路に連通する第3燃料通路(51)を有する配管接続用パイプ(50)と、
    前記メインパイプと前記フィードパイプとが径方向に向き合う内壁又は外壁の一方に少なくとも1個設けられた凸部(60−64)と、
    前記メインパイプと前記フィードパイプとが径方向に向き合う内壁又は外壁の他方の周方向に複数個設けられ、前記凸部に嵌合可能な凹部(70−74)と、を備えることを特徴とするデリバリパイプ。
  2. 複数の前記凹部の数と、前記凸部の数とは同一であることを特徴とする請求項1に記載のデリバリパイプ。
  3. 前記凸部(60)は、前記メインパイプと前記フィードパイプとが径方向に向き合う内壁又は外壁の一方に、複数個が周方向に等間隔で設けられ、
    前記凹部(70)は、前記メインパイプと前記フィードパイプとが径方向に向き合う内壁又は外壁の他方に、複数個が周方向に等間隔で設けられることを特徴とする請求項2に記載のデリバリパイプ。
  4. 前記凸部と前記凹部は、前記メインパイプ及び前記フィードパイプの軸方向に延びていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のデリバリパイプ。
  5. 前記凸部と前記凹部は、前記メインパイプ及び前記フィードパイプの軸に垂直な断面が円弧状であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のデリバリパイプ。
  6. 前記フィードパイプ及び前記メインパイプの一方から他方へ延びる腕部(47)と、
    前記腕部の先端に設けられ、前記フィードパイプ及び前記メインパイプの他方の外壁に設けられた段差部に嵌合する爪部(48)と、を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のデリバリパイプ。
  7. 前記腕部及び前記爪部は、前記凸部又は前記凹部に対し、前記フィードパイプ及び前記メインパイプの周方向にずれた位置に設けられることを特徴とする請求項6に記載のデリバリパイプ。
  8. 前記腕部及び前記爪部は、前記凸部又は前記凹部に対し、前記フィードパイプ及び前記メインパイプの径方向に重なる位置に設けられることを特徴とする請求項6に記載のデリバリパイプ。
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