JP6361152B2 - 媒体給送装置、記録装置 - Google Patents
媒体給送装置、記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6361152B2 JP6361152B2 JP2014019156A JP2014019156A JP6361152B2 JP 6361152 B2 JP6361152 B2 JP 6361152B2 JP 2014019156 A JP2014019156 A JP 2014019156A JP 2014019156 A JP2014019156 A JP 2014019156A JP 6361152 B2 JP6361152 B2 JP 6361152B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medium
- posture
- paper
- recording apparatus
- swing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
本態様によれば、前記揺動部材は、付勢手段によって前記先端部が前記媒体支持部材に向かう揺動方向に付勢されている為、媒体が上流側方向に引き抜かれ或いは戻される際に、前記先端部が媒体に対しより一層食い付こうとするが、前記先端部には上述したローラーが設けられていることから、上記食い付きを防止することができる。
本態様によれば、前記ローラーの外周面が、前記揺動部材における上流側の面に対し面一となる様に設けられているので、上流側から媒体をセットする際の、媒体先端の前記ローラーへの引っ掛かりを防止できる。
本態様によれば、記録装置において、上述した第1から第9の態様のいずれかと同様な作用効果を得ることができる。
図1ないし図2を参照して、記録装置の一例としてのインクジェットプリンター10(以下「プリンター10」という)の構成要素について説明する。図1に示すようにプリンター10は、装置本体12と、スキャナーユニット14とを備えている。
次いで図3ないし図15を参照して第1の実施例に係る用紙給送装置22の構成について説明する。図3を参照するにホッパー24は、用紙Pの搬送経路上流側、すなわちホッパー24の上端部に揺動軸56を備える。ホッパー24は揺動軸56を介して装置本体12に取り付けられ、揺動軸56を中心に揺動可能に構成されている。
次いで、図11(A)及び図11(B)を参照して、揺動部材68に作用する引っ張りばね72によるモーメントMについて説明する。モーメントは、引っ張りばねのモーメントと、揺動部材の自重によるモーメントが存在する。モーメントMは、両者を合わせたものになる。尚、図11(A)及び図11(B)において説明のため、引っ張りばね72の図示を省略している。図11(A)は、揺動部材68が第1の姿勢にある状態の概略図である。第1のばね掛け部73と第2のばね掛け部78との間には引っ張りばね72(図8(A)参照)が取り付けられている。そして引っ張りばね72の付勢力は、第2のばね掛け部78から第1のばね掛け部73に向けて付勢している。
次いで、図12(A)ないし図13(B)を参照して第2のばね掛け部78について説明する。第2のばね掛け部78は、三角形状に形成されている。また、引っ張りばね72の両端において第1のばね掛け部73及び第2のばね掛け部78にそれぞれ取り付けられる部分はリング状の取り付け部72a、72bとして形成されている。
次いで、図14及び図15を参照して用紙検出手段26と用紙戻しレバー32との位置関係を説明する。図14を参照するに、揺動部材68のレバー74の揺動の軌跡(図14における二点鎖線参照)は、用紙戻しレバー32の揺動の軌跡の一部と重なり合う部分がある。
次いで、図16(A)及び図16(B)を参照して用紙検出手段26の第2の実施例について説明する。第2の実施例は、第1の実施例と検出器70が設けられた方向が異なる点で相違する。
次いで図17(A)及び図17(B)を参照して用紙検出手段26の第3の実施例について説明する。第3の実施例は、第1の実施例における揺動部材68の光軸遮断部80にインクミスト除けを設けた点で相違する。
次いで図18を参照して、用紙検出手段26の第4の実施例について説明する。第4の実施例は、揺動部材68のレバー74及びローラー76を2組備える点で第1の実施例と相違する。
次いで図19(A)及び図19(B)を参照して、用紙検出手段26の第5の実施例について説明する。
次いで図20を参照して、プリンター10の第6の実施例について説明する。第6の実施例は、プリンター10においてインク収容部96を複数備える点で第1の実施例と相違する。
また、本実施例においてインク収容部96は少なくとも1つのインク収容部96がプリンター10の外側に設けられておればよく、一部のインク収容部96がプリンター10内に設けられていてもよい。また、インク収容部96は注入式でもパック交換式でもよい。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンター、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含むものである。
18 操作部、20 カバー、22 用紙給送装置、24 ホッパー、
26 用紙検出手段、28 給送ローラー、30 リタードローラー、
32 用紙戻しレバー、34 搬送部、36 搬送駆動ローラー、
38 搬送従動ローラー、40 記録部、42 キャリッジ、44 記録ヘッド、
46 プラテン、48 排出部、50 排出駆動ローラー、52 排出従動ローラー、
54 排出口、56、82 揺動軸、58 支持面、60、62 ガイド、64 凹所、
66 ベース、68 揺動部材、70 検出器、71 フレーム、70a 発光部、
70b 受光部、72 引っ張りばね、72a、72b リング状取り付け部、
73 第1のばね掛け部、74 レバー、74a 面、76 ローラー、
78 第2のばね掛け部、80 光軸遮断部、86 穴、88 頂点、92 揺動部材、
94 凸面、96 インク収容部、98 インク供給チューブ、100 ボス、
102 隙間、F1、F2 付勢力、M、M1、M2、M3、M4、M5 モーメント、
P 用紙、S1、S2、S3、S4 線分、W 接触領域
Claims (9)
- 媒体に記録を行う記録ヘッドと、
媒体を給送する媒体給送装置と、を備えた記録装置であって、
前記記録装置の装置本体を構成するフレームに取り付けられたベース部材と、
媒体を支持する支持面を形成する媒体支持部材と、
前記ベース部材に取り付けられて前記支持面と対向する位置に配置された揺動軸を中心に揺動することにより媒体の給送方向において前記揺動軸に対し下流側に位置する先端部が前記媒体支持部材に対して進退する揺動部材を備え、前記揺動部材の状態によって前記支持面上の媒体の有無を検出する媒体検出手段と、を有し、
前記揺動部材は、前記揺動軸を介して前記ベース部材に取り付けられ、
前記先端部は前記媒体の減少に伴い、上流側に移動し、
前記揺動部材の揺動可能範囲には、少なくとも前記先端部が前記支持面より前記媒体支持部材の内側に入り込む際の姿勢である第1の姿勢と、前記支持面上に一の媒体が存在する際の姿勢である第2の姿勢と、が含まれ、
前記揺動部材の前記先端部には、媒体と接して従動回転可能なローラーが設けられ、
前記揺動部材は、前記第1の姿勢となるように付勢手段によって前記先端部が前記媒体支持部材に向かう揺動方向に付勢されている、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1に記載の記録装置において、
前記付勢手段は、前記ベース部材に取り付けられている、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の記録装置において、前記ローラーの外周面が、前記揺動部材における上流側の面に対し面一となる様に設けられている、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の記録装置において、前記媒体支持部材は前記媒体を傾斜姿勢で前記支持面に支持し、装置背面側に位置する前記媒体支持部材から前記媒体の給送方向下流側である装置前面側へ前記媒体を給送する、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の記録装置において、前記揺動部材の先端部は、媒体の給送方向と交差する方向に沿って複数に分岐しているとともに、分岐したそれぞれに対して前記ローラーが設けられている、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の記録装置において、給送される媒体には穴が形成されており、
媒体の給送方向と交差する方向における前記ローラーの幅は、前記穴の径より大きい、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の記録装置において、積層された媒体のうち給送される最上位の媒体に連れられて下流側に送り出された次位以降の媒体を前記媒体支持部材上に戻す媒体戻し部材を備え、
媒体の給送方向と交差する方向において前記媒体戻し部材は、前記ローラーと位置をずらして配置されている、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の記録装置において、前記記録ヘッドを備えた、所定方向に移動可能なキャリッジと、
前記記録ヘッドから吐出する液体を収容する複数の液体収容部と、
前記液体収容部から前記記録ヘッドへと液体を導くチューブと、を有し、
前記複数の液体収容部のうち少なくとも一部は、前記記録装置の前記装置本体外側に設けられる、
ことを特徴とする記録装置。 - 媒体を支持する支持面を形成する媒体支持部材と、
前記支持面と対向する位置に配置された揺動軸を中心に揺動することにより媒体の給送方向において前記揺動軸に対し下流側に位置する先端部が前記媒体支持部材に対して進退する揺動部材を備え、前記揺動部材の状態によって前記支持面上の媒体の有無を検出する媒体検出手段と、を有し、
前記先端部は前記媒体の減少に伴い、上流側に移動し、
前記揺動部材の揺動可能範囲には、少なくとも前記先端部が前記支持面より前記媒体支持部材の内側に入り込む際の姿勢である第1の姿勢と、前記支持面上に一の媒体が存在する際の姿勢である第2の姿勢と、が含まれ、
前記揺動部材の前記先端部には、媒体と接して従動回転可能なローラーが設けられ、
前記揺動部材は、前記第1の姿勢となるように付勢手段によって前記先端部が前記媒体支持部材に向かう揺動方向に付勢され、
前記付勢手段により前記揺動部材に生じるモーメントは、前記揺動部材が少なくとも前記第1の姿勢から前記第2の姿勢に向かって揺動する範囲で減少する、
ことを特徴とする媒体給送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014019156A JP6361152B2 (ja) | 2014-02-04 | 2014-02-04 | 媒体給送装置、記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014019156A JP6361152B2 (ja) | 2014-02-04 | 2014-02-04 | 媒体給送装置、記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015145304A JP2015145304A (ja) | 2015-08-13 |
JP6361152B2 true JP6361152B2 (ja) | 2018-07-25 |
Family
ID=53889800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014019156A Active JP6361152B2 (ja) | 2014-02-04 | 2014-02-04 | 媒体給送装置、記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6361152B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6260738A (ja) * | 1985-09-10 | 1987-03-17 | Nec Corp | シ−トフイ−ダ |
JP2886537B2 (ja) * | 1988-10-19 | 1999-04-26 | 株式会社リコー | 給紙装置 |
JP3047514B2 (ja) * | 1991-06-18 | 2000-05-29 | カシオ電子工業株式会社 | 画像形成装置 |
JP2002226086A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-14 | Brother Ind Ltd | シート検出装置、シート供給装置及び画像形成装置 |
JP2008133087A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Fuji Xerox Co Ltd | シート材検知装置、これを備えた給紙装置、及びこれを備えた画像形成装置 |
JP5633257B2 (ja) * | 2010-09-03 | 2014-12-03 | セイコーエプソン株式会社 | 液体供給システム、および液体供給システムを備える液体消費装置 |
JP5924485B2 (ja) * | 2012-04-23 | 2016-05-25 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
-
2014
- 2014-02-04 JP JP2014019156A patent/JP6361152B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015145304A (ja) | 2015-08-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4337856B2 (ja) | 記録装置及び記録方法 | |
JP3695661B2 (ja) | 記録装置 | |
JP2013199380A (ja) | 給紙装置及び画像形成装置 | |
JP6361152B2 (ja) | 媒体給送装置、記録装置 | |
JP4692763B2 (ja) | 被記録媒体支持装置、記録装置、液体噴射装置 | |
JP2013071822A (ja) | 被記録媒体排出装置および記録装置 | |
JP4710958B2 (ja) | 記録装置 | |
JP4862712B2 (ja) | 被記録材排出装置、記録装置 | |
JP2015145305A (ja) | 媒体給送装置、記録装置 | |
JP6102128B2 (ja) | 記録装置および記録方法 | |
JP4780344B2 (ja) | 記録装置 | |
JP2012030957A (ja) | 被記録媒体カセット、被記録媒体給送装置、記録装置 | |
JP2010070337A (ja) | 記録装置 | |
JP2011046095A (ja) | 記録装置 | |
JP7127264B2 (ja) | 給紙装置 | |
JP2013173597A (ja) | 被記録媒体給送装置及び記録装置 | |
JP5636801B2 (ja) | 被記録媒体給送装置、記録装置 | |
JP5206942B2 (ja) | 媒体送り装置、記録装置、送り従動ローラの離間状態継続制御方法 | |
JP7021515B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
JP5761488B2 (ja) | 記録装置 | |
JP6065082B2 (ja) | 記録装置 | |
JP5828417B2 (ja) | 被記録媒体給送装置、記録装置 | |
JP6331833B2 (ja) | 液体吐出装置、及びチューブ位置修正方法 | |
JP5935455B2 (ja) | 搬送装置及び画像記録装置 | |
JP2008114947A (ja) | ホッパ装置、記録装置および液体噴射装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20160617 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20160628 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170119 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171030 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171114 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180227 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180409 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180529 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180611 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6361152 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |