JP6360932B1 - 植物の誘引紐吊り具 - Google Patents

植物の誘引紐吊り具

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Abstract

【課題】トマトなどの植物の茎や枝を誘引するための紐を容易に結び付けることができる誘引紐吊り具を提供する。【解決手段】誘引紐吊り具1は、一本の針金で形成され、縦軸部2と、この縦軸部2の上部に連続するフック部3と、縦軸部2の下部に連続する誘引紐結合部4とを具備する。誘引紐結合部4は、縦軸部2の下部に連続し、これに密着してほぼ円形に360°以上湾曲したループ部5と、このループ部5の端に連続しこれとほぼ平行に形成される張り出し6部とを具備する。張り出し部6は、ループ部5の端に連続し、それから離れる方向へ延びる延出部7と、この延出部7の端から屈曲してループ部5より上方まで延びる上伸部8と、この上伸部8の端から屈曲して下降し先端部がループ部5の上部側面に密着する下降部9とを具備する。【選択図】図3

Description

本発明は、トマト等の植物の茎や枝が自重で地面に垂れ下がらないように、上方に張られた吊り線に誘引用紐を介して吊り上げる際に、当該誘引紐の上端部に結合される誘引紐吊り具に関する。
従来、植物の誘引紐吊り具として、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この誘引紐吊り具は、一本の針金を屈曲させて形成され、縦軸部の上部に吊り線に掛けるフック部が設けられ、縦軸部の下部に誘引紐結合部が設けられる。誘引紐結合部は、縦軸部の下部に、円形に360°以上湾曲したほぼ円形のループ部を、縦軸部に密着するように形成したものである。
この誘引紐吊り具は、誘引紐を下部の誘引紐結合部に結合するとき、まず、片手でフック部側を持ち、他方の手で、逆U字状に輪を作った誘引紐の先端部を縦軸部とループ部との密着部間に引き込んで挟持させ、次いで、誘引紐の基端側を巻き上げて縦軸部とループとの密着部間に引き込むことにより、最初に引き込んだ輪と、次に引き込んだ輪が、ループの同じ箇所で絡まって、固いコブになる。誘引紐の基端側を強く引けば引くほど、コブが固く締まり、縦軸部とループ部との密着部間を通過できない。そのため、誘引紐に大きな荷重がかかっても、誘引紐が外れることはない。この誘引紐の巻き付け作業は、片方の手で連続して行える。
実用新案登録第3116875号号公報
上記従来の掛金装置は、誘引紐の先端側の逆U字状の輪を縦軸部とループ部との間に引き込んだ後、誘引紐の基端側を巻き上げて縦軸部とループ部との間に引き込む際に、紐の曲げ剛性が比較的高いなどの原因で、巻き上げた輪が縮小しにくかったり、ループ部の湾曲面を滑ったりして、比較的小半径のループ部に掛かりにくく、縦軸部との間に引き込みにくい場合がある。
したがって、本発明は、誘引紐の基端側を巻き上げて縦軸部とループ部との間に引き込む際に、どのような誘引紐でも、確実にループ部に掛けることができる植物の誘引紐吊り具を提供することを目的としている。
以下、添付図面の符号を参照して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
上記課題を解決するための、本発明の誘引紐吊り具1は、一本の針金を曲げて形成され、縦軸部2と、この縦軸部2の上部に連続するフック部3と、縦軸部2の下部に連続する誘引紐結合部4とを具備する。誘引紐結合部4は、縦軸部2の下部に連続するループ部と、張り出し部6とを具備する。ループ部5は、縦軸部2の下部に密着してほぼ円形に360°以上湾曲し、360°を超えた湾曲部分が互いに密着重合する。張り出し部6は、このループ部5の端に連続しループ部5とほぼ平行に形成される。張り出し部6は、ループ部5の端に連続し、ループ部5から離れる方向へ延びる延出部7と、この延出部7の端から屈曲してループ部5より上方まで延びる上伸部8と、この上伸部8の端から屈曲して下降し先端部がループ部5の上部側面に密着する下降部9とを具備する。
本発明の誘引紐吊り具1は、円形に湾曲したループ部5から側方へ突出する張り出し部6を有するため、誘引紐12の基端側を巻き上げて縦軸部2とループ部5との間に引き込む際に、この張り出し部6に、確実に紐12の輪を掛けて、ループ部5に誘導することができる。
本発明に係る誘引紐吊り具を示すもので、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は背面図、(d)は右側面図である。 第1ステップを経て、図1の誘引紐吊り具に誘引紐を掛けた状態を示すもので、(a)は正面図、(b)は側面図である。 図1の誘引紐吊り具に誘引紐を結合する方法の第1ステップを示す斜視図である。 図1の誘引紐吊り具に誘引紐を結合する方法の第2ステップを示す斜視図である。 図1の誘引紐吊り具に誘引紐を取り付ける方法の第3ステップを示す斜視図である。 誘引紐を結合した図1の誘引紐吊り具を吊り線に掛けた状態を示す正面図である。 図1の誘引紐吊り具で植物の茎を誘引している状態を示す説明図である。 図1の誘引紐吊り具から誘引紐を外すときの操作の第1ステップを示す説明図である。 図1の誘引紐吊り具から誘引紐を外すときの操作の第2ステップを示す説明図である。
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
誘引紐吊り具1は、一本の針金を曲げて形成され、縦軸部2と、この縦軸部2の上部に連続するフック部3と、縦軸部2の下部に連続する誘引紐結合部4とを具備する。
誘引紐結合部4は、縦軸部3の下部に連続し、これに密着してほぼ円形に360°以上湾曲したループ部5と、このループ部5の端に連続しループ部5とほぼ平行に形成される張り出し部6とを具備する。
ループ部5は、縦軸部3の下部の湾曲始端から360°を超えて湾曲した部分の側面同士が互いに密着重合した重なり部分5aを有する。
張り出し部6は、延出部7、上伸部8、下降部9を具備する。延出部7は、ループ部5の重なり部分5aの端に連続し、ループ部5から離れるように斜め下方へ直線状に延びる。上伸部8は、延出部7の端から屈曲して縦軸部2と平行に、ループ部5より上方まで直線状に延びる。下降部9は、上伸部8の上端から屈曲し、ループ部5に向かって斜めに下降し、先端部がループ部5の上部側面に密着する。
以上の構成の誘引紐吊り具1に誘引紐12を結合する方法を図2ないし図5を用いて説明する。図2は、誘引紐吊り具1に誘引紐12を結合する方法の第1ステップを示すもので、(a)は正面図、(b)は左側面図、図3は誘引紐吊り具1に誘引紐12を結合する方法の第2ステップを示す斜視図である。
まず、図3に示すように、片手でフック部3側を持ち、他方の手で、誘引紐12の先端側12aを曲げて逆U字状に輪を作り、縦軸部2の下部とループ部5との重なり部分5aに、輪を掛ける。この状態で、強く下方へ引けば、誘引紐12の輪は、ループ部5の重なり部分5aに引き入れられる。これにより、誘引紐12の先端側は、ループ部5の重なり部分5aに挟まれて保持され、図2の状態となる(第1のステップ)。
次いで、図4に示すように、誘引紐12の基端側12bを、輪を作るように巻き上げ(第2のステップ)、図5に示すように、もう一度ループ部5の重なり部分5aに引き込むと、図6に示すように、最初に引き込んだ輪と次に引き込輪がループ部5の下端部付近の同じ箇所で絡まり、固いコブ10になる(第3のステップ)。誘引紐12の基端側12bを強く引けば引くほど、紐12の絡みが強くなり、ループ部5の一巻目と二巻目の重なり部分5aをコブ10が通過できない。そのため、誘引紐12に大きな荷重がかかっても、誘引紐12がループ部5から外れることはない。
紐12が合成樹脂製で、曲げ剛性が比較的高い場合等には、図4に示すように、片手で二巻目の輪を作る際に、紐12がループ部5に係り易い小さな半径の輪になりにくいことがある。半径の比較的小さいループ部5だけを有する吊り具では、大きな曲率で曲がった紐12の基端側12bを下方へ引くと、その途上で輪が崩れてしまい、片手でループ部5に掛けることが難しい。この実施形態の吊り具1においては、このような場合、張り出し部6がループ部5から比較的大きく前方へ突出しているので、大きな輪でも張り出し部6へ掛け易い。張り出し部6に掛かれば、紐12は、ループ部5へ容易に誘導することができる。
なお、図示しないが、ループ部5に誘引紐12の先端側12aを通した後、基端側12bを巻き上げて、その輪をループ部5の重なり部分5aに引き込む方法によっても、吊り具1に容易に誘引紐12を結合することができる。したがって、吊り具1を使用してこれに誘引紐12を結合する具体的方法は問わない。
図6は、誘引紐12を結び付けた誘引紐吊り具1を、誘引線11に掛けた状態を示す側面図、図7は、本実施の形態の誘引紐吊り具1で、トマトのような植物Pの茎を誘引している状態を示す説明図である。
図8および図9は、誘引して栽培したトマトなどの収穫後に、誘引紐吊り具1から誘引紐12を外すときの操作を示す説明図である。まず、図8に示すように、一方の手の指でフック部3をつまみ、他方の手の指で、誘引紐12のコブ10の部分をループ部5から縦軸部2の方向に移動させる。そうすると、図9に示すように、ループ部5の挟持力がなくなるので、コブ10は縦軸部2の下端部でほどけ、簡単に誘引紐12が吊り具1から外れる。
1 誘引紐吊り具
2 縦軸部
3 フック部
4 誘引紐結合部
5 ループ部
5a 重なり部
6 張り出し部
7 延出部
8 上伸部
9 下降部
10 コブ
11 誘引線
12 誘引紐
12a 先端側
12b 基端側
P 植物

Claims (2)

  1. 折り曲げられた1本の針金から構成され、縦軸部と、この縦軸部の上部に連続するフック部と、前記縦軸部の下部に連続する誘引紐結合部とを具備し、
    前記誘引紐結合部は、前記縦軸部の下部に連続し、これに密着してほぼ円形に360°以上湾曲し360°を超えた湾曲部分の側面同士が密着重合するループ部と、このループ部の端に連続しループ部とほぼ平行に形成される張り出し部とを具備し、
    前記張り出し部は、前記ループ部の端に連続しループ部から離れる方向へ延びる延出部と、この延出部の端から屈曲して前記ループ部より上方まで延びる上伸部と、この上伸部の端から屈曲して下降し先端部が前記ループ部の上部側面に密着する下降部とを具備することを特徴とする植物の誘引紐吊り具。
  2. 前記張り出し部の前記延出部は、前記ループ部の端に連続しループ部から離れる方向へ直線状に延び、
    前記張り出し部の前記上伸部は、前記延出部の端から屈曲して前記ループ部より上方まで直線状に延び、
    前記張り出し部の前記下降部は、前記上伸部の端から屈曲して直線状に下降し先端部が前記ループ部の上部側面に密着することを特徴とする請求項1記載の植物の誘引紐吊り具。
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