JP6359497B2 - エンドキャップ付きベルトモール - Google Patents

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本発明は、車両用ドアのドアパネルの上縁に沿って装着され、ドアパネルと窓板(サイドウインドゥガラス)との間をシールするためのベルトモールに関する。
一般にベルトモールは、金属製の芯材に合成樹脂製のリップ等を接合一体化して構成される。ベルトモールでは、金属製芯材の表面の一部を意図的に露出させて、この露出面を金属的な外観を呈する意匠面として活用する設計も多く採用されている。また、ベルトモールのドアパネル上縁への装着時に、ベルトモールの末端部が車体の一部(例えば、ドア窓枠を構成するガーニッシュ)に干渉するのを避けるために、ベルトモールの末端部領域を一部切り欠き形成する設計も採用されており、その場合には、この切り欠き部位(欠損部)を覆うための「エンドキャップ」と呼ばれる被覆材を装着することも行われている。つまり、ベルトモールの一類型として、長尺なベルトモール本体と、ベルトモール本体の末端部領域に装着されるエンドキャップとからなるものが知られている。
ちなみに、ベルトモール本体をインサートとしてエンドキャップを射出成形で一体成形しようとする試みもある。但し、ベルトモール本体(特に芯材)が金属製であると、当該金属製のインサートが射出成形型(金型)内で滑りを生じ、金型内の所定位置にベルトモール本体を正しくセットできなかったり、金属製のベルトモール本体に樹脂製のエンドキャップが十分に接合しなかったりといった不具合が生じることがある。このため、ベルトモール本体とエンドキャップを別体とすることが通例となっている。
そして、エンドキャップは一般に、ベルトモールを車体(ドアパネル)に装着するためのクリップ片や、ベルトモールの上記切り欠き部位(欠損部)を覆うための被せ部を備えており、形状が複雑になり易い。このため、射出成形によってエンドキャップを一体物(単一品)として製造しようとすると、成形型の構造の複雑化や成形型の開閉性の確保といった困難な問題に直面する。それ故、エンドキャップを最初から一体物として成形することを断念する代わりに、基体(又は基部)と蓋体のツーピースに分け、それぞれを個別に射出成形した後に組み合わせるという設計手法が提案されている。
特許文献1は、そのようなツーピース型エンドキャップの先行例を示す。特許文献1の段落0018によると、合成樹脂製のクリップ体(エンドキャップ)1は、基部11と、基部11から突設されたクリップ片12と、基部11及びクリップ片12とは別体に構成された蓋体14とから成っている。そして同文献の段落0022によれば、基部11をモール本体5内に挿入すると共に、蓋体14をモール本体の端部5aに嵌着した後で、所与のカシメ片を折り曲げて、蓋体14及び基部11の各対応部位に設けられているカシメ受部に圧接することにより、蓋体14と基部11(及び基部11と一体のクリップ片12)がモール本体5に固定される。
特開2011−245959号公報
しかしながら、特許文献1のクリップ体(エンドキャップ)1は、基部11と蓋体14との相対配置関係を確定的又は固定的に保持する構造を持っていないため、基部11及び蓋体14をそれぞれモール本体5にカシメ(加締め)る際に、それぞれの固定位置が僅かにずれることがある。つまり、蓋体14と、基部11と一体化したクリップ片12との間の寸法(又は相対配置)にバラつきが生じ、モールをクリップ片12で車体に取り付けたときに、モールの端部位置(即ち、蓋体14の位置)にバラつきが生じてしまう。その結果、蓋体14と基部11との間に無視し得ない大きさの隙間が発生し、見栄えが悪くなってしまうことがある。
本発明の目的は、基体および蓋体からなるツーピース型エンドキャップを備えたベルトモールにおいて、エンドキャップの基体と蓋体との相対配置関係を確定的又は固定的に保持することで、基体および蓋体が互いに位置ズレすることなくエンドキャップをベルトモール本体に対して取り付け可能なベルトモールを提供することにある。
請求項1の発明は、車両用ドアのドアパネルの上縁に沿って取り付けられるベルトモールであって、
長尺状のベルトモール本体と、エンドキャップとを備え、
前記ベルトモール本体は、車内側側壁部と、その車内側側壁部に対向する車外側側壁部と、前記車内側および車外側側壁部をそれらの頂部で一体に連結する頂壁部とを有しており、当該ベルトモール本体の端部領域には、前記頂壁部の少なくとも一部と前記車内側側壁部とが存在しない欠損部が形成され、この欠損部に対して前記エンドキャップが取り付けられた、ベルトモールにおいて、
前記エンドキャップは、別体の基体および蓋体を備え、
前記エンドキャップの基体は、前記ベルトモール本体の端部領域にベルトモールの長手方向に沿って取り付けられた板状の基体本体部を有し、
前記基体本体部は、前記ベルトモール本体の欠損部の上方を覆うべく基体の上縁に沿って延び且つ車外側に向けて突出した被せ部と、当該基体本体部の蓋体側端部又はその近傍から車外側に向けて突設された規制凸部とを有しており、
前記エンドキャップの蓋体は、前記ベルトモール本体の端面を覆うための蓋体本体部を有し、
前記蓋体本体部は、前記ベルトモール本体の端面の外周縁位置を覆うための覆い部と、当該蓋体本体部から前記基体本体部に向けて突設された取付部とを有しており、
前記基体の規制凸部は、基体に対する蓋体の上下方向位置決めに関与する上側規制部および下側規制部、並びに、基体に対する蓋体の長手方向位置決めに関与する末端側規制部および中央側規制部を有しており、
前記蓋体の取付部は、前記規制凸部を収容可能な規制凹部を有し、この規制凹部は、その内壁部において前記規制凸部の上側規制部、下側規制部、末端側規制部および中央側規制部と当接可能に形成されている、ことを特徴とするベルトモールとしたものである。
請求項1の発明によれば、以下のような効果が得られる。即ち、基体の被せ部でベルトモール本体の欠損部の上方を覆うこと、並びに、蓋体の蓋体本体部および覆い部でベルトモール本体の端面および該端面の外周縁位置を覆うことにより、ベルトモールの外観(とりわけベルトモール本体の端部領域の外観)を向上させることができる。
また、エンドキャップの蓋体を基体に装着する際、基体の規制凸部が蓋体の取付部の規制凹部内に挿入配置され、規制凸部が有する4つの規制部(即ち上側規制部、下側規制部、末端側規制部および中央側規制部)が規制凹部の内壁部に当接する。これにより、規制凸部の上側および下側規制部の、規制凹部の内壁部に対する当接に基づいて、基体に対する蓋体の上下方向移動が規制されると共に、規制凸部の末端側および中央側規制部の規制凹部内壁部に対する当接に基づいて、基体に対する蓋体の長手方向移動(つまり末端側と中央側とを結ぶ方向に沿った移動)が規制される。その結果、エンドキャップが基体および蓋体からなるツーピース構造を採用する場合でも、基体と蓋体とが互いに位置ズレしたりガタついたりすることを防止して、基体と蓋体との相対配置関係を確定的又は固定的に保持することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記基体本体部は更に、当該基体本体部の蓋体側端部又はその近傍に形成された基体係止部を有し、前記蓋体本体部は更に、前記基体本体部の基体係止部と係合可能な蓋体係止部を有しており、
前記基体の基体本体部と前記蓋体の取付部との相互当接に基づいて、基体に対する蓋体の車内側に向けた相対変位が規制され、その一方で、前記基体本体部の基体係止部と前記蓋体本体部の蓋体係止部との相互係合に基づいて、基体に対する蓋体の車外側に向けた相対変位が規制される、こととしたものである。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、更に以下のような効果が得られる。即ち、基体に蓋体を装着した際、基体の基体本体部と蓋体の取付部との相互当接に基づいて、基体に対する蓋体の車内側に向けた相対変位が規制される一方で、基体本体部の基体係止部と蓋体本体部の蓋体係止部との相互係合に基づいて、基体に対する蓋体の車外側に向けた相対変位が規制される。つまり、基体に対する蓋体の車内外方向への移動が規制され、基体と蓋体とが互いに位置ズレしたりガタついたりすることをより確実に防止することができる。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記蓋体本体部の上部に前記蓋体係止部が設けられ、前記基体本体部は、前記ベルトモール本体の長手方向に沿って延びる片持ち梁形状の棒状部を有し、この棒状部の先端に前記基体係止部が設けられている、こととしたものである。
請求項3の発明によれば、請求項1及び2の発明の効果に加えて、更に以下のような効果が得られる。即ち、基体本体部において、片持ち梁形状の棒状部の先端に基体係止部を設けているため、この棒状部を一時的又は瞬間的に撓ませることで、基体係止部と、蓋体本体部の上部に設けた蓋体係止部とを容易に係合(又は係合解除)させることができる。
請求項4の発明は、請求項2の発明において、前記蓋体本体部の取付部に前記蓋体係止部が設けられ、前記基体本体部は、前記ベルトモール本体の長手方向に沿って延びる片持ち梁形状の棒状部を有し、この棒状部が前記基体係止部として機能する、こととしたものである。
請求項4の発明によれば、請求項1及び2の発明の効果に加えて、更に以下のような効果が得られる。即ち、基体本体部における片持ち梁形状の棒状部自体に基体係止部としての機能を持たせているため、この棒状部を一時的又は瞬間的に撓ませることで、基体係止部としての棒状部と、蓋体本体部の取付部に設けた蓋体係止部とを容易に係合(又は係合解除)させることができる。
請求項5の発明は、請求項1〜4の発明において、前記基体の規制凸部と前記蓋体の規制凹部とは、相互に嵌合可能な形状に形成されている、こととしたものである。
請求項5の発明によれば、請求項1〜4の各発明の効果に加えて、更に以下のような効果が得られる。即ち、基体の規制凸部と蓋体の規制凹部とを相互に嵌合可能としたことで、基体に蓋体を装着したときの両者の相互拘束の度合いが大きくなり、基体に対して蓋体を強固に固定することができる。
請求項6の発明は、請求項1〜5の発明において、前記基体本体部において、前記被せ部の車外側に向けた突出方向と、前記規制凸部の車外側に向けた突設方向とが、略平行となっている、こととしたものである。
請求項6の発明によれば、請求項1〜5の各発明の効果に加えて、更に以下のような効果が得られる。即ち、エンドキャップの基体本体部において、被せ部の車外側に向けた突出方向と、規制凸部の車外側に向けた突設方向とが略平行となっていることで、基体を射出成形で得る場合でも、成形型の脱型方向(型抜き方向)をこれらの方向(上記突出方向および上記突設方向)に沿わせる型設計が可能になる。従って、本発明に係る基体の形状の複雑性にもかかわらず、基体を射出成形で比較的容易に製造することができる。
請求項7の発明は、請求項1〜6の発明において、前記基体本体部は更に、その車内側の側面に設けられたクリップ片を有している、こととしたものである。
請求項7の発明によれば、請求項1〜6の各発明の効果に加えて、更に以下のような効果が得られる。即ち、基体本体部の車内側側面に設けられたクリップ片を介して、ベルトモールを車両用ドアに取り付けることができる。
以上説明したように本発明によれば、基体および蓋体からなるツーピース型エンドキャップを備えたベルトモールにおいて、エンドキャップの基体と蓋体との相対配置関係を確定的又は固定的に保持することで、基体および蓋体が互いに位置ズレすることなくエンドキャップをベルトモール本体に対して取り付けることができる。
ベルトモールの装着位置を示す、車両用ドアの正面図。 ベルトモールの端部領域を示す拡大正面図。 図2のIII−III線での拡大断面図。 図2のIV−IV線での拡大断面図。 エンドキャップの基体の末端付近と、蓋体とを示す斜視図。 図5の矢印A方向から見た、被せ部と規制凸部との関係を示す概略側面図。 蓋体をその取付部の規制凹部の開口側から見た斜視図。 ベルトモールの組立て手順を説明するための図であり、(A)はエンドキャップの分解斜視図、(B)はベルトモール本体にエンドキャップを差し込み装着する様子を示す斜視図。 本発明の別例における図5相当の斜視図。 図9の別例における蓋体を示し、(A)は蓋体の背面図、(B)は蓋体の側面図。 本発明の別例における蓋体の基体からの離脱防止構造を示し、(A1)及び(A2)は基体の棒状部付近を示す斜視図、(B1)及び(B2)は蓋体を示す斜視図である。なお、(A1)及び(B1)はエンドキャブの裏面側から見た斜視図であり、(A2)及び(B2)はエンドキャブの表面側から見た斜視図である。 図11の別例における蓋体を基体に装着したときの概略断面図。
以下、本発明の一実施形態のベルトモールを、図面を参照しつつ説明する。
図1は、一般的な4ドア式乗用車両の前側ドアを示す。この前側ドア1は、ドアパネル2と、ドアパネル2の前側上端から車両のルーフ(図示略)にかけて延びる窓枠3と、その窓枠3の後端部とドアパネル2の後側上端との間に配置されて略垂直に延びるガーニッシュ4と、ドアパネル2と窓枠3との間にあって上下動可能に設けられた窓板(サイドウインドゥガラス)5とを有している。本実施形態のベルトモール6は、ドアパネル2の上縁に沿って略水平に取り付けられると共に、ドアパネル2と窓板5との間をシールするための装飾を兼ねたシール材である。
図2は、図1に二点鎖線の円で囲まれたベルトモール6の(後)端部領域を示す。図1及び図2からわかるように、ベルトモール6は、ドアパネル2の上縁に沿って延びる長尺なベルトモール本体7と、そのベルトモール本体7の後端部領域に装着されたエンドキャップ8とを備えている。
図3(及び図4)の断面図に示すように、ベルトモール本体7は、金属製の芯材11と、その芯材11の外表面及び内表面の一部に押出成形によって接合された樹脂製のリップ等(15a〜15f)とを備えてなる異材複合体である。なお、図3及び図4に示す芯材11は断面であるが、線の錯綜による見難さを回避するため敢えてハッチングを付与していない。
図3に示すように、金属製の芯材11は、互いに対向する車内側側壁部12および車外側側壁部13、並びに、これら両側壁部12,13をそれらの頂部で一体に連結する頂壁部14を有しており、車内側側壁部12、頂壁部14および車外側側壁部13によって上に凸で下に凹の横断面形状をなしている。芯材11の一部表面(例えば図3の頂壁部14の外面や車外側側壁部13の外面)は、その金属地肌が露出されてベルトモールの外観を向上させる装飾面として利用されている。なお、芯材11を構成する金属は、好ましくはステンレス鋼であるが、これに代えてアルミニウム等の他の金属を使用してもよい。
ベルトモール本体7の芯材の車内側側壁部12の表面は概ね樹脂15で被覆され、その車内側側壁部12の表面には、同じ樹脂製の上側リップ15a、車内側リップ15bおよび第1の下部係合部15cが設けられている。また、芯材の車外側側壁部13の内側面には、同じ樹脂製の保持リップ15d、第2の下部係合部15eおよび車外側リップ15fが設けられている。上側リップ15aおよび車内側リップ15bは、窓板5との間に生じた隙間をシールして雨水や埃が車室内およびドアパネル2内に浸入するのを防止する。また、第1の下部係合部15c、保持リップ15d、第2の下部係合部15eおよび車外側リップ15fは、ベルトモール本体7をドアパネル2の上縁に保持・固定するための係合部位である。なお、芯材11に接合される樹脂は、好ましくはオレフィン系熱可塑性エラストマーであるが、芯材11に接合されるリップ等(15a〜15f)は弾性変形可能な材料で成形されていればよく、他の種類の熱可塑性エラストマー(例えばスチレン系熱可塑性エラストマー)、軟質ポリ塩化ビニル又はゴム等で代替されてもよい。
ベルトモール本体7は、その長手方向全体にわたって一様な横断面形状を有しているわけではなく、その後端部領域において、エンドキャップ8が取り付けられる欠損部16を有している(図8(B)参照)。図8(B)からわかるように、欠損部16においては、ベルトモール本体7を構成する前記三つの壁部(12,13,14)の一部を切り欠いて、より具体的には頂壁部14の一部と車内側側壁部12とを取り除くように切り欠いて形成されており、その結果、当該欠損部16は、車外側側壁部13と、それに繋がった頂壁部14の一部分だけを残して構成されている。ベルトモール本体7の端部領域にこのような欠損部16を設定することで、ベルトモール本体7の末端部が、ドアパネル2に立設されたガーニッシュ4と干渉する事態を回避できる。但し、この欠損部16を切り欠いたままの状態にしておくと、切り欠いた部分のバリや変形などが露出し、外観の悪化や接触時の危険を招くため、この欠損部16に対してはエンドキャップ8が取り付けられる。
[エンドキャップ]
図8(A)に示すように、本実施形態のエンドキャップ8は、基体20と蓋体30とからなり、それらは別部品として個別に射出成形されたものである。なお、基体20および蓋体30を構成する樹脂は、好ましくはポリブチレンテレフタレート(PBT)であるが、これに代えて、ポリプロピレン(PP)、ポリアセタール(POM)、ポリアミド(PA)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等の熱可塑性樹脂を使用してもよい。
[エンドキャップの基体]
図2,図5および図8(A),(B)に示すように、エンドキャップの基体20は、ベルトモールの長手方向に延びる長板状の基体本体部21を有している。基体本体部21は、基体20のほぼ全長にわたって延設された被せ部22を有し、この被せ部22は、ベルトモール本体の欠損部16の上方を覆うべく基体20の上縁に沿って延び且つ車外側に向けて突出するように形成されている。また図5に示すように、基体本体部21の蓋体側端部の近傍には、被せ部22の真下に位置する片持ち梁形状の棒状部23と、その棒状部23の蓋体側端部の下方に位置する規制凸部25とが設けられている。
片持ち梁形状の棒状部23は、被せ部22の真下に位置してベルトモールの長手方向に沿って延びている。ここで「片持ち梁形状」とは、棒状部23が、その直下にある短い隙間S(図5)を間に挟んで基体本体部21から部分的に分離された状態にあることを表現している。棒状部23がこのような片持ち梁形状をなしていることで、棒状部23の先端部(蓋体側端部)付近は、多少の弾性変形が可能な自由端又は弾性端となっている。そして、この片持ち梁形状の棒状部23の先端には、凸状の基体係止部24が形成されている。この基体係止部24は、後述する蓋体30の一部(突起部33)と係合して、基体装着時の蓋体30が基体20から離脱するのを防止する。
図5に示すように、規制凸部25は、基体本体部21の蓋体側末端位置にあって、基体本体部21から車外側に向けて突出した概略六面体状のブロック体として形成されている。この規制凸部25は、上面25a、下面25b、末端側側面25c、中央側側面25d(末端側側面25cの反対面)、車外側端面25e、更には、この車外側端面よりも低い位置で且つ車内側寄りの奥まった位置にある段差部端面25fを有している。これら複数の面が、後ほど説明するような蓋体30との相互当接関係に基づいて基体20に対する蓋体30の一義的な位置決めに関与する。より具体的には、上面25aおよび下面25bは、それぞれ上側規制部および下側規制部として基体20に対する蓋体30の上下方向位置決めに関与する。また、末端側側面25cおよび中央側側面25dは、それぞれ末端側規制部および中央側規制部として基体20に対する蓋体30の長手方向位置決めに関与する。更に、車外側端面25eおよび段差部端面25fは、基体20に対する蓋体30の車内外方向位置決めに部分的に関与する。
図8に示すように、基体本体部21には、その車内側の側面においてクリップ片26が設けられている。ドアパネル2には、当該クリップ片26に対応するクリップ止め部(図示略)が設けられており、このクリップ止め部にクリップ片26を係合させることで、ベルトモール6がドアパネル2に取り付けられる。
なお、図6は、図5の矢印A方向から見た説明用の概略側面図である。図6に示すように、被せ部22の車外側に向けた突出方向(破線L1で示す)と規制凸部25の車外側に向けた突設方向(破線L2で示す)が、基体20を射出成形する場合に使用する成形型の脱型方向と略平行となるように、両部(22,25)が設計されている。この設計によれば、ここで説明したような複雑な形状の基体20を射出成形で製造することが容易になる。なお、図6中の二点鎖線Pは、成形型のパーティングラインを示す。
[エンドキャップの蓋体]
図4,図5,図7および図8(A)に示すように、エンドキャップの蓋体30は、ベルトモール本体7の端面を覆うための蓋体本体部31を有している。更に蓋体本体部31には、覆い部32、突起部33および取付部34が設けられている。なお、突起部33は、蓋体係止部として機能する。
図4および図5に示すように、覆い部32は、蓋体本体部31の外側縁(上側及び車外側の縁)に位置してベルトモール本体7の端面の外周縁位置を覆うための縦長な帯状部である。この覆い部32の縦長帯状の外周面は、ベルトモール本体7の芯材の車外側側壁部13および頂壁部14の外面と共にベルトモールの装飾面を構成する。他方、突起部33は、蓋体本体部31の上端の車内側寄り位置に設けられた係合部位(蓋体係止部)であり、基体本体部21の基体係止部24と係合して基体装着時の蓋体30が基体20から離脱するのを防止する。
取付部34は、蓋体本体部31の基体本体部21との対向面側において、蓋体本体部31から基体本体部21に向けて突設された凸部である。取付部34には、車内側に向けて開口した規制凹部35が設けられている。規制凹部35は、基体の規制凸部25を収容可能であると共に、当該規制凹部35の内壁部が規制凸部25の上面25a、下面25b、末端側側面25cおよび中央側側面25dと当接可能であるように形成されている。具体的には図7に示すように、規制凹部35の内壁部には、規制凸部の上面25aに対応する内壁上面35a、規制凸部の下面25bに対応する内壁下面35b、規制凸部の末端側側面25cに対応する内壁末端側側面35c、規制凸部の中央側側面25dに対応する内壁中央側側面35dが形成されている。また、規制凹部35の奥には、奥底面35eが形成されている。かくして本実施形態では、基体の規制凸部25と蓋体の規制凹部35とが相互に嵌合可能となっている。
[実施形態の作用および効果]
本実施形態のベルトモールは図8(A),(B)のような手順で組み立てられる。
先ず、エンドキャップの基体20の端部に蓋体30を取り付けることでエンドキャップ8が組み立てられる。具体的には、図5および図8(A)に示すように、基体20の規制凸部25に対し蓋体30の取付部34の規制凹部35を嵌合させるべく、規制凹部35内に規制凸部25を挿入させる。
規制凸部25を規制凹部35に挿入すべく蓋体30を基体20に接近させる過程で、蓋体の突起部33が基体係止部24を乗り越えて当該基体係止部24と係合する(図4参照)。この係合により、蓋体30が基体20から離脱することが阻止される。突起部33と基体係止部24との係合完了とほぼ同時に、図4に示すように、規制凸部の車外側端面25eが規制凹部の奥底面35eに当接すると共に、規制凸部の段差部端面25fが、規制凹部35の下側を区画形成する規制凹部下側壁部36(図7参照)に当接する。車外側端面25eと奥底面35eとの当接、及び、段差部端面25fと規制凹部下側壁部36との当接によって、基体20に対する蓋体30の車内側への移動(相対変位)が規制される。その一方で、蓋体係止部としての突起部33と基体係止部24との相互係合によって、基体20に対する蓋体30の車外側への移動(相対変位)が規制される。
また、突起部33と基体係止部24の係合完了とほぼ同時に、基体の規制凸部25と蓋体の規制凹部35との嵌合も完了する。規制凸部25が規制凹部35に嵌合した状態では、規制凸部25の4つの面(25a〜25d)が規制凹部35の4つの内壁面(35a〜35d)にそれぞれ当接する。即ち、規制凸部の上面25aおよび下面25bが規制凹部の内壁上面35aおよび内壁下面35bにそれぞれ当接する。この上下の当接関係に基づいて、基体20に対する蓋体30の上下方向移動が規制される。また、規制凸部の末端側側面25cおよび中央側側面25dが規制凹部の内壁末端側側面35cおよび内壁中央側側面35dにそれぞれ当接する。この前後(図5)の当接関係に基づいて、基体20に対する蓋体30の前後方向移動(長手方向移動)が規制される。このように、基体の規制凸部25と蓋体の規制凹部35とを嵌合させることで、基体20と蓋体30とを強固に相互固定することができる。
次に図8(B)に示すように、組立てが完了したエンドキャップ8をベルトモール本体7の端部(欠損部16)に差し込むと共に、エンドキャップ8をベルトモール本体7に接着剤で接着して固定する。その結果、欠損部16はエンドキャップ8で覆い隠される。この後、エンドキャップ8のクリップ片26をドアパネル2のクリップ止め部に係合させることで、ベルトモール6をドアパネル2に取り付けることができる。
本実施形態のベルトモール6によれば、エンドキャップ8の基体20の被せ部22でベルトモール本体7の欠損部16の上方を覆うことにより、並びに、エンドキャップ8の蓋体30の蓋体本体部31および覆い部32でベルトモール本体7の端面および該端面の外周縁位置を覆うことにより、ベルトモール本体7の端部領域の外観を向上させることができる。また本実施形態では、上述のように、基体20の規制凸部25および蓋体30の規制凹部35の嵌合関係、並びに、基体20の基体係止部24および蓋体30の蓋体係止部(突起部33)の係合関係に基づいて、基体20に対する蓋体30の上下方向移動、前後方向移動(長手方向移動)並びに内外方向移動(車内側および車外側への相対変位)を効果的に規制することができる。それ故、エンドキャップ8が基体20および蓋体30からなるツーピース構造を採用するにもかかわらず、基体20と蓋体30とが互いに位置ズレしたりガタついたりすることを防止して、基体20と蓋体30との相対配置関係を確定的又は固定的に保持することができる。従ってベルトモール6をドアパネル2に取り付けた場合でも、基体20の被せ部22と蓋体30の覆い部32との間に無視し得ない大きさの隙間が発生するのを防止して、ベルトモール6の端部領域の外観(見栄え)を良好に保つことができる。
[他の実施形態]
本発明に従うエンドキャップにおける基体の規制凸部および蓋体の規制凹部は、上記のような規制凸部25(図5)および規制凹部35(図7)に限定されるものではなく、本発明の趣旨に従う限り適宜設計変更可能である。例えば図9および図10に示すような形状としてもよい。
図9に示す規制凸部125は、基体本体部21から車外側に向けてあたかも「凸」字状に突出した多面体状のブロック体として形成されている。この規制凸部125は、図5の規制凸部25と同様、上面125a、下面125b、末端側側面125c、中央側側面125d、車外側端面125e、更には、この車外側端面125eよりも低い位置で且つ車内側寄りの奥まった位置にある段差部端面125fを有している。これらの面125a〜125fの役割は、図5の規制凸部25の対応する各面25a〜25fの役割と同じである。更に、規制凸部125には、車外側端面125eと交差する段差面125gが形成されている。
図9および図10は、図9の規制凸部125に対応する規制凹部135を具備した蓋体130を示す。図9および図10の蓋体130は、図5および図7の蓋体30と基本的な構造を同じくするが、取付部134および規制凹部135の形状が前記蓋体30とは若干異なっている。即ち図9および図10に示すように、蓋体130は、図9の規制凸部125を嵌合可能な規制凹部135を区画する取付部134を有している。そして、その規制凹部135の内壁部には、規制凸部の上面125aに対応する内壁上面135a、規制凸部の下面125bに対応する内壁下面135b、規制凸部の末端側側面125cに対応する内壁末端側側面135c、規制凸部の中央側側面125dに対応する内壁中央側側面135dが形成されている。また、規制凹部135の奥には段差形状の奥底面135eが形成されている。更に、規制凹部135の内壁部には、規制凸部125の段差面125gに対応する内壁段差面135gが形成されている。規制凹部135の上記各面135a〜135eの役割は、図7の規制凹部35の対応する各面35a〜35eの役割と同じである。そして、規制凸部125と規制凹部135とを嵌合させることで、基体20と蓋体130との相対配置関係を確定的又は固定的に保持できることは、図1〜8の実施形態と同じである。なお、図9および図10の例では、規制凸部125の段差面125gと規制凹部135の内壁段差面135gとが当接することによっても、基体20に対する蓋体130の上下方向の動きが規制される。
図1〜8の実施形態および図9,10の実施形態では、基体20の棒状部23の先端に位置する基体係止部24と蓋体(30,130)の突起部33とを係合させて、蓋体が基体20から離脱するのを防止する離脱防止構造を構築したが、この離脱防止構造は図11及び図12に示すような構造で代替することもできる。具体的には、蓋体に突起部33を形成することに代えて、図11(B1)及び(B2)に示すように、蓋体130の取付部134の上端面上に蓋体係止部137を突設する。他方で、基体20の棒状部23の先端に基体係止部24を形成することに代えて、片持ち梁形状の棒状部23自体を、前記蓋体係止部137と係合する基体係止部(23)として利用する(図11(A1)及び(A2)参照)。なお、図11(A1)及び(A2)の棒状部23の端部は、蓋体130を取り付けやすくするために一部がテーパー形状となっている。この離脱防止構造によれば、基体20の規制凸部125を蓋体130の規制凹部135に嵌合させたとき、図12に示すように、基体係止部としての棒状部23と蓋体係止部137とが互いに係合し、この相互係合によって基体20に対する蓋体130の車外側への移動(相対変位)が規制される。また、図11及び12の実施形態では、基体係止部としての棒状部23を上側に変位させて棒状部23と蓋体係止部137とを係合させるため、棒状部23を上側に大きく撓ませることができる。このため、蓋体係止部137を所望の大きさに形成しやすく、蓋体係止部137と棒状部23とを安定して係合させることができて好ましい。なお、図12は、図2におけるB−B線位置での断面に相当する。
2 ドアパネル
6 ベルトモール
7 ベルトモール本体
8 エンドキャップ
11 金属製の芯材
12 車内側側壁部
13 車外側側壁部
14 頂壁部
16 欠損部
20 エンドキャップの基体
21 基体本体部
22 被せ部
23 棒状部
24 基体係止部
25,125 規制凸部
25a,125a 規制凸部の上面(上側規制部)
25b,125b 規制凸部の下面(下側規制部)
25c,125c 規制凸部の末端側側面(末端側規制部)
25d,125d 規制凸部の中央側側面(中央側規制部)
25e,125e 規制凸部の車外側端面
25f,125f 規制凸部の段差部端面
26 クリップ片
30,130 エンドキャップの蓋体
31 蓋体本体部
32 覆い部
33 突起部(蓋体係止部)
34,134 取付部
35,135 規制凹部
35a,135a 規制凹部の内壁上面
35b,135b 規制凹部の内壁下面
35c,135c 規制凹部の内壁末端側側面
35d,135d 規制凹部の内壁中央側側面
35e,135e 規制凹部の奥底面
36 規制凹部下側壁部
137 蓋体係止部

Claims (7)

  1. 車両用ドアのドアパネルの上縁に沿って取り付けられるベルトモールであって、
    長尺状のベルトモール本体と、エンドキャップとを備え、
    前記ベルトモール本体は、車内側側壁部と、その車内側側壁部に対向する車外側側壁部と、前記車内側および車外側側壁部をそれらの頂部で一体に連結する頂壁部とを有しており、当該ベルトモール本体の端部領域には、前記頂壁部の少なくとも一部と前記車内側側壁部とが存在しない欠損部が形成され、この欠損部に対して前記エンドキャップが取り付けられた、ベルトモールにおいて、
    前記エンドキャップは、別体の基体および蓋体を備え、
    前記エンドキャップの基体は、前記ベルトモール本体の端部領域にベルトモールの長手方向に沿って取り付けられた板状の基体本体部を有し、
    前記基体本体部は、前記ベルトモール本体の欠損部の上方を覆うべく基体の上縁に沿って延び且つ車外側に向けて突出した被せ部と、当該基体本体部の蓋体側端部又はその近傍から車外側に向けて突設された規制凸部とを有しており、
    前記エンドキャップの蓋体は、前記ベルトモール本体の端面を覆うための蓋体本体部を有し、
    前記蓋体本体部は、前記ベルトモール本体の端面の外周縁位置を覆うための覆い部と、当該蓋体本体部から前記基体本体部に向けて突設された取付部とを有しており、
    前記基体の規制凸部は、基体に対する蓋体の上下方向位置決めに関与する上側規制部および下側規制部、並びに、基体に対する蓋体の長手方向位置決めに関与する末端側規制部および中央側規制部を有しており、
    前記蓋体の取付部は、前記規制凸部を収容可能な規制凹部を有し、この規制凹部は、その内壁部において前記規制凸部の上側規制部、下側規制部、末端側規制部および中央側規制部と当接可能に形成されている、ことを特徴とするベルトモール。
  2. 前記基体本体部は更に、当該基体本体部の蓋体側端部又はその近傍に形成された基体係止部を有し、
    前記蓋体本体部は更に、前記基体本体部の基体係止部と係合可能な蓋体係止部を有しており、
    前記基体の基体本体部と前記蓋体の取付部との相互当接に基づいて、基体に対する蓋体の車内側に向けた相対変位が規制され、その一方で、前記基体本体部の基体係止部と前記蓋体本体部の蓋体係止部との相互係合に基づいて、基体に対する蓋体の車外側に向けた相対変位が規制される、ことを特徴とする請求項1に記載のベルトモール。
  3. 前記蓋体本体部の上部に前記蓋体係止部が設けられ、
    前記基体本体部は、前記ベルトモール本体の長手方向に沿って延びる片持ち梁形状の棒状部を有し、この棒状部の先端に前記基体係止部が設けられている、ことを特徴とする請求項2に記載のベルトモール。
  4. 前記蓋体本体部の取付部に前記蓋体係止部が設けられ、
    前記基体本体部は、前記ベルトモール本体の長手方向に沿って延びる片持ち梁形状の棒状部を有し、この棒状部が前記基体係止部として機能する、ことを特徴とする請求項2に記載のベルトモール。
  5. 前記基体の規制凸部と前記蓋体の規制凹部とは、相互に嵌合可能な形状に形成されている、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のベルトモール。
  6. 前記基体本体部において、前記被せ部の車外側に向けた突出方向と、前記規制凸部の車外側に向けた突設方向とが、略平行となっている、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のベルトモール。
  7. 前記基体本体部は更に、その車内側の側面に設けられたクリップ片を有している、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のベルトモール。
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