JP2010000817A - 自動車用モール - Google Patents

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章浩 寺井
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Abstract

【課題】エンドキャップとモール本体部との取り付けガタツキを効果的に防止でき、組付け作業性にも優れる自動車用モールの提供を目的とする。
【解決手段】モール本体部の端末にエンドキャップを装着した自動車用モールであって、モール本体部は、表面部の幅方向両側から裏面側に向けて折り返した折り返し部を有し、折り返し部は、端末から所定の距離(L)に被係止部が形成されるように切欠部を有し、エンドキャップはモール本体部の端末に位置する意匠部と、当該意匠部から突設した挿入部を有し、挿入部は、モール本体部の端末に当接する意匠部裏面から所定の距離(L)に、係止部が形成されるようにフック部を有し、フック部は、エンドキャップの挿入方向に沿って弾性伸縮する弾性伸縮部に連結してあり、弾性伸縮部が収縮した状態での距離Lが前記Lよりも短く、組付け状態にてモール本体部の被係止部にエンドキャップの係止部が係止していることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車に備えるルーフモール等のモールに関し、特にモールの端末にエンドキャップを装着するための端末構造に係る。
自動車のルーフモールやサイドモール等には、端末の意匠性向上及び防錆目的でエンドキャップを取り付けている。
モールの端末にエンドキャップを取り付ける方法として、モールは、一般的にロールフォーミング等で連続的に成形され、表面部の裏側に折り返し部を有していることから、この折り返し部をエンドキャップにカシメて接合する方法があるが、折り返し部が短いと採用出来ず、また、モールが薄い場合には意匠面に歪みが生じる恐れがあった。
また、エンドキャップ挿入部をモール端末に接着固定する方法があるが、接着剤がモールやエンドキャップの意匠部に付着して、モール自体が不良品になる恐れがある。
特開平9−99787号公報には、エンドキャップに撓み変形可能な差し込み部を形成した技術を開示するが、その目的はモールの曲がりや取り付け角度のバラツキを吸収するものであり、エンドキャップの取り付け深さのバラツキを吸収できるものではない。
また、上記エンドキャップの差し込み部は、モールの曲がり等を吸収するものであるから上下、左右にも撓むものであり、挿入組付け時に差込部が安定しない問題もある。
特開平9−99787号公報
本発明は上記技術的課題に鑑みて、エンドキャップとモール本体部との取り付けガタツキを効果的に防止でき、組付け作業性にも優れる自動車用モールの提供を目的とする。
本発明に係る自動車用モールは、モール本体部の端末にエンドキャップを装着した自動車用モールであって、モール本体部は、表面部の幅方向両側から裏面側に向けて折り返した折り返し部を有し、折り返し部は、端末から所定の距離(L)に被係止部が形成されるように切欠部を有し、エンドキャップはモール本体部の端末に位置する意匠部と、当該意匠部から突設した挿入部を有し、挿入部は、モール本体部の端末に当接する意匠部裏面から所定の距離(L)に、係止部が形成されるようにフック部を有し、フック部は、エンドキャップの挿入方向に沿って弾性伸縮する弾性伸縮部に連結してあり、弾性伸縮部が収縮した状態での距離Lが前記Lよりも短く、組付け状態にてモール本体部の被係止部にエンドキャップの係止部が係止していることを特徴とする。
ここでエンドキャップの挿入部は、モール本体部の端末開口部から挿入する部分をいい、フック部は、モール本体部の端末に挿入すると、フック部が折り返し部の縁部に沿って摺動する。
本発明では、モール本体部の折り返し部に設けた被係止部の端末からの距離Lよりもエンドキャップに設けた係止部の意匠部裏面(端末当接部)からの距離Lが短いのでエンドキャップをモール本体部の端末に挿入しただけでは係合しない。
そこで弾性伸縮部を伸長させてフック部を奥側に移動し、フック部が折り返し部に設けた切欠部に位置すると、このフック部が弾性力で幅方向に広がり切欠部側に突出する。
次に弾性伸長させた外力を解除すると、弾性伸縮部の弾性復帰作用でフック部が切欠部に沿って引き戻され、エンドキャップの係止部が折り返し部の被係止部に係止することになる。
意匠部は、モール本体部の端末を塞ぐ形状になっていて、フック部が切欠部に係合した状態ではLよりLの方が長い寸法分だけ弾性伸縮部に収縮力が作用し、モール本体部の端末にエンドキャップの意匠部が引き寄せられている状態になる。
上記弾性伸縮部の形成方法として、モール本体部の長手方向に弾性伸縮する山折り部を形成することが好ましい。
このようにすると山折り部の角度の大小により、モール本体部の長手方向にのみ伸縮するように作用し、挿入部の先端部を引張るようにするだけで組付けできる。
なお、ここで山折り部とはエンドキャップの挿入部にモールの表裏方向の折り曲げ部を形成したことをいい、山折り部の反対側には谷折り部が形成される。
弾性伸縮部としてモール本体部の裏面側に頂部が形成されるように、山折り部を設けた場合には当該山折り部の頂部を押圧するだけで弾性伸縮部が伸長する。
このようにするとエンドキャップの挿入部をモール本体部の端末に挿入し、弾性伸縮部に設けた頂部をモール本体部の裏面から押圧するだけで組付けが可能になり、組付け作業の自動化も容易である。
本発明に係る自動車用モールにおいては、エンドキャップ意匠部をモール本体端末に弾性付勢して押し付けた状態で装着されるので、モール本体部の切欠き位置の加工バラツキやエンドキャップの成形寸法バラツキを効果的に吸収し、エンドキャップはガタツキなく、常に安定してモール本体部に装着される。
モール本体部とエンドキャップとの係合は、モール本体部の切欠部にエンドキャップ挿入部のフック部を弾性付勢力で突出させて行う機械的な係合であるため、抜け防止性に優れ、従来技術のように接着剤付着などの不良品の恐れがなく、また、切欠部を形成出来れば折り返し部の短いモール本体部にも適用出来る。
請求項3記載に係る発明にあっては、弾性伸縮部に形成した頂部を押圧するだけでエンドキャップをモール本体部に組付けできるので組付作業が容易で自動化も可能である。
図1は本発明に係る自動車用モール10の説明図を示し、図1(a)はモール本体部20にエンドキャップ30を装着する前の状態を表面(意匠面)20a側から見た斜視図を示し、図1(b)はモール本体部20にエンドキャップ30を装着した状態を示す。
モール本体部20は、細長の鋼板製芯材の幅方向両側を折り返し部24で折り返した断面略C形状となっていて、鋼板製芯材表面はリップ22を有する軟質樹脂部で被覆してある。
モール本体部20は端末部付近のみを描いてある。
折り返し部24のモール本体端末20b付近には、折り返し部間の開口部26から折り返し片の縁部をコ字状に凹ませた切欠部25を設けてある。
エンドキャップ30は、意匠部40と、意匠部40から突出した挿入部50とを有している。
意匠部40は挿入部を端末開口部23に挿入することでモール本体端末20bに突当たり、端末開口部23を覆う係止キャップ形状となっている。
挿入部50は、モール本体部の端末開口部に位置する塞ぎ部56と、塞ぎ部56に連結した弾性伸縮部55と、弾性伸縮部55の挿入方向前側に連結してある挿入先端部51と、挿入先端部51の幅方向両側に連結してあるフック部52とを有している。
フック部52は、挿入先端部51の幅方向両側から撓み片53を意匠部40側に延出して設け、幅方向外向きに突出する係止フック54を撓み片53の先に設けてある。
係止フック54は、挿入方向前側に案内部54aを設け、挿入方向後ろ側に係止部54bを設けた鈎形状となっている。
フック部52は、挿入部50を端末開口部23から折り返し部24の内側のモール本体内空間部21に挿入すると案内部54aが折り返し部24の縁部に摺接することで撓み片53が撓みつつ内側に後退する。
エンドキャップをモール本体の端末に挿入した後に弾性伸縮部55を外力で伸長させて係止フック54を切欠部25の位置まで移動する。
係止フック54が切欠部に位置すると、撓み片53の弾性復元力で係止部54bが切欠部25の凹形状内に突出する。
次に外力を解除すると弾性伸縮部55が収縮する。
エンドキャップ30をモール本体部20に取り付ける手順を図を用いて説明する。
図2は折り返し部24の側(モールの裏面)から斜視した説明図を示し、図3は折り返し部24の側から平面視した説明図を示し、図4はA−A線断面に対応する説明図を示し、図2、図3、図4の(a)、(b)、(c)はそれぞれ対応して描いてある。
図2(a)、図4(a)に示すように弾性伸縮部55は、モール本体部20の幅方向視で断面略山形折曲げ形状部を有し、挿入先端部51及び塞ぎ部56との連結部55cから両側の裾部55bにつながり、開口部26に向かうようにせり上がり、頂部55aで山折り状に連結されている。
弾性伸縮部55は、挿入部50を端末開口部23からモール本体部20に挿入した状態で、山形頂部55a付近をモール本体裏面20cに向けて押圧するなどして、略山形の裾部55b同士の間隔を拡げる弾性変形をさせることで挿入方向に伸長できる。
図3(b)に示すように、モール本体部20の端末開口部23に、エンドキャップ30の挿入部50を挿入して、意匠部40をモール本体端末20bに突き合わせた状態では、エンドキャップ30のフック部52は、端末開口部23への挿入時に案内部54aが折り返し部24の縁部24aに摺接して、撓み片53を幅方向内側に撓ませながら係止フック54が内向きに後退する。
エンドキャップ30の挿入部50を端末開口部23に挿入した状態では、折り返し部に形成した切欠部の被係止部25aから端末までの距離Lの方がエンドキャップに形成したフック部の意匠部裏面からの係止部54bまでの距離Lよりも長く設定してあり、係止部54bが被係止部25aに係合しない。
次に、弾性伸縮部55を押圧して伸長し、挿入先端部51及びフック部52を意匠部40から遠ざけるようにし、押圧を解除することで収縮し、挿入先端部51及びフック部52を意匠部40側に引き戻した際に係合する。
即ち、図3(c)に示すように係止フック54が切欠部25に位置し、折り返し部24の縁部24aから外れることで、撓み片53の弾性復元力でこの係止フックが切欠部25の凹形状内に突出する。
弾性伸縮部55の伸長操作は、フック部52を挿入方向前方に外力で移動するのであればよく、例えば挿入先端部51を引張るように移動させてもよい。
そして、弾性伸縮部55を伸長するために付加した外力を解除すると、図3(d)に示すように弾性伸縮部55は弾性復元力で収縮して、係止フック54を意匠部40の側に引き戻して係止部54bを切欠部25の意匠部側の被係止部25aに係止するが(L−L)の分だけ伸長した状態になっているので弾性付勢された状態で係合する。
これにより、エンドキャップ30は意匠部40をモール本体端末20bに引き寄せた状態で装着される。
本発明に係る自動車用モールの説明図を示す。 エンドキャップをモール本体部に装着する状態を折り返し部の側から斜視した説明図を示す。 エンドキャップをモール本体部に装着する状態を折り返し部の側から平面視した説明図を示す。 エンドキャップをモール本体部に装着する状態を縦方向断面で描いた説明図を示す。
符号の説明
10 自動車用モール
20 モール本体部
20a 意匠面(表面)
20b モール本体端末
20c モール本体裏面
21 モール本体内空間部
22 リップ
23 端末開口部
24 折り返し部
24a 折り返し部の縁部
25 切欠部
25a 被係止部
26 折り返し部間開口部
30 エンドキャップ
40 意匠部
50 挿入部
51 挿入先端部
52 幅フック部
53 撓み片
54 係止フック
54a 案内部
54b 係止部
55 弾性伸縮部
55a 山折り部の頂部
55b 山折り部の裾部

Claims (3)

  1. モール本体部の端末にエンドキャップを装着した自動車用モールであって、
    モール本体部は、表面部の幅方向両側から裏面側に向けて折り返した折り返し部を有し、
    折り返し部は、端末から所定の距離(L)に被係止部が形成されるように切欠部を有し、
    エンドキャップはモール本体部の端末に位置する意匠部と、当該意匠部から突設した挿入部を有し、
    挿入部は、モール本体部の端末に当接する意匠部裏面から所定の距離(L)に、係止部が形成されるようにフック部を有し、フック部は、エンドキャップの挿入方向に沿って弾性伸縮する弾性伸縮部に連結してあり、弾性伸縮部が収縮した状態での距離Lが前記Lよりも短く、組付け状態にてモール本体部の被係止部にエンドキャップの係止部が係止していることを特徴とする自動車用モール。
  2. 弾性伸縮部は、モール本体部の長手方向に弾性伸縮する山折り部を形成してあることを特徴とする請求項1記載の自動車用モール。
  3. 弾性伸縮部は、モール本体部の裏面側に頂部が形成されるように、山折り部を有し、当該山折り部の頂部を押圧すると弾性伸縮部が伸長するものであることを特徴とする請求項2記載の自動車用モール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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