JP6358197B2 - 運転支援制御装置 - Google Patents
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Description
乗員の感情が、楽しいという方向の感情をいだく報酬系状況であるのか、該報酬系状況における感情とは反対方向の感情をいだく非報酬系状況であるのか、を判定する感情判定手段を有し、
車両の制御状況として、安心感が向上する方向の制御となる安心系制御と安心感が低下する方向の制御となる不安系制御とに場合分けされ、
前記感情判定手段により前記報酬系状況であると判定されたときで、該報酬系状況を作り出している状況を阻害する方向に運転支援が介入されたときに、前記安心系制御が自動的に実行され、
自動的に実行される前記安心系制御が、運転者の車両操作による挙動変化がゆるやかになる方向の制御とされている、
ようにしてある。上記解決手法によれば、報酬系状況であることを阻害するような運転支援が行われたときに、安心系制御を行うことにより、運転支援介入に伴う乗員の感情悪化を防止あるいは抑制することができる。以上に加えて、無謀運転などの好ましくない運転によって報酬系状況となっているときに、この好ましくない運転を極力継続させないようにする上で好ましいものとなる。
乗員の感情が、楽しいという方向の感情をいだく報酬系状況であるのか、該報酬系状況における感情とは反対方向の感情をいだく非報酬系状況であるのか、を判定する感情判定手段を有し、
車両の制御状況として、安心感が向上する方向の制御となる安心系制御と安心感が低下する方向の制御となる不安系制御とに場合分けされ、
前記感情判定手段により前記報酬系状況であると判定されたときで、該報酬系状況を作り出している状況を阻害する方向に運転支援が介入されたときに、前記安心系制御が自動的に実行され、
前記報酬系状況において、車両の車速または加速度が大きい状況のときは、アクセルペダルの踏み込み反力が大きくされる運転支援の介入が行われ、
前記アクセルペダルの踏み込み反力が大きくされたときに実行される前記安心系制御が、車両の挙動を安定化させる方向の制御、ステアリングの操舵反力を大きくする方向の制御、自動変速の変速特性を高速段側に移行させる変速特性変更制御、エンジン音を減少させる方向の制御、サスペンションダンパの減衰力を増大させる制御の少なくとも1つとされている、
ようにしてある。上記解決手法によれば、報酬系状況であることを阻害するような運転支援が行われたときに、安心系制御を行うことにより、運転支援介入に伴う乗員の感情悪化を防止あるいは抑制することができる。以上に加えて、アクセルペダルの踏み込み反力を大きくする運転支援を介入させることによってスピードの出し過ぎを防止あるいは抑制しつつ、乗員の安心感を向上させる具体的な好ましい手法が提供される。
乗員の感情が、楽しいという方向の感情をいだく報酬系状況であるのか、該報酬系状況における感情とは反対方向の感情をいだく非報酬系状況であるのか、を判定する感情判定手段を有し、
車両の制御状況として、安心感が向上する方向の制御となる安心系制御と安心感が低下する方向の制御となる不安系制御とに場合分けされ、
前記感情判定手段により前記報酬系状況であると判定されたときで、該報酬系状況を作り出している状況を阻害する方向に運転支援が介入されたときに、前記安心系制御が自動的に実行され、
前記不安系制御が、車両の挙動を不安定化させる方向の制御、アクセルの操作反力を小さくする制御、ステアリングの操舵反力を小さくする方向の制御、自動変速の変速特性を低速段側に移行させる変速特性変更制御、エンジン音を増大させる方向の制御、サスペンションダンパの減衰力を減少させる制御の少なくとも1つとされている、
ようにしてある。上記解決手法によれば、報酬系状況であることを阻害するような運転支援が行われたときに、安心系制御を行うことにより、運転支援介入に伴う乗員の感情悪化を防止あるいは抑制することができる。以上に加えて、不安系制御の具体的な手法が提供される。
自動的に実行される前記安心系制御が、前記報酬系状況を作り出している運転者の車両操作とは無関係の制御機器に対して行われる、ようにしてある(請求項4対応)。この場合、報酬系状況を阻害するような運転支援とは無関係な制御機器について安心系制御を行うので、介入される運転支援の効果を十分に得つつ、乗員の感情悪化を防止あるいは抑制することができる。また、安心系制御を、車両に搭載されている各種の制御機器を有効に利用して幅広くかつ柔軟に行う上でも好ましいものとなる。
DSC装置S25を制御して、安心系制御ではオンとし、不安系制御ではオフとする。
LKA装置S27を制御して、安心系制御ではオンとし、不安系制御ではオフとする。
S1:車速センサ
S2:舵角センサ
S3:カメラ(乗員撮像用−感情判断用)
S4:心拍センサ(感情判断用)
S5:脳波センサ(感情判断用)
S6:ナビゲーション装置
S7:カメラ(後側方用)
S21:アクチュエータ(踏み込み反力変更)
S22:アクチュエータ(操舵反力変更用)
S23:ABS装置
S24:トラクションコントロール装置
S25:DSC(姿勢制御装置)
S26:PCS(自動ブレーキ装置−取得回避用)
S27:LKA(車線維持制御装置)
S28:スピーカ(エンジン音の増減用)
S29:サスペンションダンパ
S30:変速機
S31:警報表示装置(後側方の他車両に対する警報用)
S32:警報装置(各種の警報用)
Claims (7)
- 乗員の感情が、楽しいという方向の感情をいだく報酬系状況であるのか、該報酬系状況における感情とは反対方向の感情をいだく非報酬系状況であるのか、を判定する感情判定手段を有し、
車両の制御状況として、安心感が向上する方向の制御となる安心系制御と安心感が低下する方向の制御となる不安系制御とに場合分けされ、
前記感情判定手段により前記報酬系状況であると判定されたときで、該報酬系状況を作り出している状況を阻害する方向に運転支援が介入されたときに、前記安心系制御が自動的に実行され、
自動的に実行される前記安心系制御が、運転者の車両操作による挙動変化がゆるやかになる方向の制御とされている、
ことを特徴とする運転支援制御装置。 - 乗員の感情が、楽しいという方向の感情をいだく報酬系状況であるのか、該報酬系状況における感情とは反対方向の感情をいだく非報酬系状況であるのか、を判定する感情判定手段を有し、
車両の制御状況として、安心感が向上する方向の制御となる安心系制御と安心感が低下する方向の制御となる不安系制御とに場合分けされ、
前記感情判定手段により前記報酬系状況であると判定されたときで、該報酬系状況を作り出している状況を阻害する方向に運転支援が介入されたときに、前記安心系制御が自動的に実行され、
前記報酬系状況において、車両の車速または加速度が大きい状況のときは、アクセルペダルの踏み込み反力が大きくされる運転支援の介入が行われ、
前記アクセルペダルの踏み込み反力が大きくされたときに実行される前記安心系制御が、車両の挙動を安定化させる方向の制御、ステアリングの操舵反力を大きくする方向の制御、自動変速の変速特性を高速段側に移行させる変速特性変更制御、エンジン音を減少させる方向の制御、サスペンションダンパの減衰力を増大させる制御の少なくとも1つとされている、
ことを特徴とする運転支援制御装置。 - 乗員の感情が、楽しいという方向の感情をいだく報酬系状況であるのか、該報酬系状況における感情とは反対方向の感情をいだく非報酬系状況であるのか、を判定する感情判定手段を有し、
車両の制御状況として、安心感が向上する方向の制御となる安心系制御と安心感が低下する方向の制御となる不安系制御とに場合分けされ、
前記感情判定手段により前記報酬系状況であると判定されたときで、該報酬系状況を作り出している状況を阻害する方向に運転支援が介入されたときに、前記安心系制御が自動的に実行され、
前記不安系制御が、車両の挙動を不安定化させる方向の制御、アクセルの操作反力を小さくする制御、ステアリングの操舵反力を小さくする方向の制御、自動変速の変速特性を低速段側に移行させる変速特性変更制御、エンジン音を増大させる方向の制御、サスペンションダンパの減衰力を減少させる制御の少なくとも1つとされている、
ことを特徴とする運転支援制御装置。 - 請求項1において、
自動的に実行される前記安心系制御が、前記報酬系状況を作り出している運転者の車両操作とは無関係の制御機器に対して行われる、ことを特徴とする運転支援制御装置。 - 請求項1において、
自動的に実行される前記不安系制御が、運転者の車両操作による車両の挙動変化が敏感になる方向の制御とされている、ことを特徴とする運転支援制御装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、
前記感情判定手段が、運転操作される運転操作系の操作状況に基づいて、前記報酬系状況であるのか非報酬系状況であるのかを判定する、ことを特徴とする運転支援制御装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、
前記感情判定手段が、カメラにより撮像された乗員の画像、乗員の心拍を検出する心拍センサ、乗員の脳波を検出する脳波センサの少なくとも1つに基づいて、前記報酬系状況であるのか非報酬系状況であるのかを判定する、ことを特徴とする運転支援制御装置。
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JP2015170030A JP6358197B2 (ja) | 2015-08-31 | 2015-08-31 | 運転支援制御装置 |
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