JP6357223B2 - 多段凝縮を用いるアルデヒド製造方法 - Google Patents

多段凝縮を用いるアルデヒド製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、生成物流を再加熱する必要なしにオレフィン回収カラムへの供給流の温度を制御するために反応器流出流の多段凝縮を用いる、ヒドロホルミル化によるアルデヒド製造に関する。
オレフィンを、有機リガンドと錯体で組み合わせた第VIII族金属、例えばロジウム、並びにこれも触媒錯体の成分である一酸化炭素の存在下において、オレフィンを一酸化炭素及び水素(この混合物は合成ガスとも呼ばれる)と反応させることによって、オレフィンをヒドロホルミル化して出発オレフィンよりも1つ多い炭素原子を含むカルボニル誘導体を製造する方法は当該技術において周知であり(時には「オキソ」プロセスとも呼ばれる)、非常に多くの工業的重要性を有する。オレフィンのヒドロホルミル化は、生成物が液体形態で回収される「液体再循環プロセス」のモード(米国特許4,148,830を参照)、或いは米国特許4,593,127にしたがう「気体再循環プロセス」のプロセスモードで行うことができる。気体再循環プロセスモードによれば、合成ガス及びオレフィンを液体反応混合物を通して散布し、ヒドロホルミル化反応区域から回収される気体流は、所望のアルデヒドを未反応のオレフィン及び合成ガスと共に含む。ヒドロホルミル化反応器から回収される生成物流中に相当量の未反応のオレフィンが溶解しているので、当該技術においては、かかる価値のあるオレフィンを回収し、それを主ヒドロホルミル化反応区域に再循環し、及び場合によってはそれを排出物ヒドロホルミル化反応区域において用いる幾つかの技術が開示されている。
米国特許5,367,106によれば、一次プロセスから排出される気体流出流を熱交換器内で凝縮し、未凝縮の気体及び液体を気−液分離器内で分離する。気−液分離器からの未反応のオレフィン及び合成ガスを含む非凝縮排出気体は、次に二次ヒドロホルミル化反応器中に導入する。可溶化ロジウム−リン錯体触媒を一次プロセスと二次プロセスの間で循環させることが、米国特許5,367,106の方法の特色である。
更に米国特許5,105,018においては、オレフィンのヒドロホルミル化における2段反応器システムが開示されている。気体反応器流出流を70℃に冷却し、次に気−液分離器にかける。気−液分離器からの気体生成物は部分的に第1の反応器段階に戻し、一方、他の部分は排出物反応器として機能する第2の反応器段階に供給する。冷却した後に気−液分離器内で形成され、相当量の未反応のオレフィンを含む液体は、次に当該技術において気−液ストリッピング区域としても知られる気−液接触区域にかけて、ここで生成物から未反応のオレフィンをストリッピングするために、液体を一酸化炭素及び水素と向流接触させる。この操作から回収されるオレフィンは、第1の反応器システムに再循環する。
米国特許5,648,553によれば、ヒドロホルミル化反応区域から排出される気体
流を40℃に冷却し、形成される液体を熱交換器を用いて再び加熱する。温度を調節した
後、液体流から未反応のオレフィンを回収するために液体を気−液接触区域に供給する。
未反応のオレフィンの分離効率は、気−液接触区域への液体供給流の供給温度を熱くする
ことによって向上させることができる。
中国特許出願公開第20214826号明細書も、ヒドロホルミル化に関して複数のステージにおいて有機相を分離するシステムを開示する。
米国特許4,148,830 米国特許4,593,127 米国特許5,367,106 米国特許5,105,018 米国特許5,648,553 中国特許出願公開第20214826
而して、当該技術においては、反応器流出流の1段冷却工程、又は気−液分離器の下流であって気−液接触区域中に導入される前に得られる冷却された液体プロセス流を加熱する更なる加熱工程が教示されている。1段冷却の大きな欠点は、大量の生成物アルデヒドが再循環され、及び/又は生成物流が、気−液接触区域内で効率的に除去することができない大量のオレフィンを含むことである。他方で、凝縮物を再加熱することは、装置及びエネルギーに関する更なるコストを増大させる。
本発明は、オレフィンを、ヒドロホルミル化反応区域内において、リガンドとして有機リン化合物を有するロジウム触媒の存在下で一酸化炭素及び水素と反応させ、ヒドロホルミル化反応区域から反応生成物を気体流の形態で取り出し、気体流を種々の温度の2以上の段階で凝縮させて、種々の温度を有する種々の液体流を形成し、そして液体流を気−液接触区域に供給して、そこで液体を一酸化炭素及び水素と向流接触させることを含む、アルデヒドの製造方法に関する。一酸化炭素、水素、及び未反応のオレフィンを含む気体流を気−液接触区域から排出し、未反応のオレフィンを分離及び回収する。回収される未反応のオレフィンは、通常は一酸化炭素及び水素と一緒にヒドロホルミル化反応区域に再循環する。
周囲温度又はそれより高く、反応温度よりも低い種々の温度の多段凝縮プロセスを用いることによって、ヒドロホルミル化反応区域の下流の気−液分離器から得られる液体流中に溶解しているオレフィンの回収に関する実質的な改良が与えられることが見出された。本発明の多段凝縮プロセスにおいては、それぞれの凝縮工程から得られる凝縮液体流は、次に好ましくは取扱いを容易にするために混合して、オレフィンを回収するための気−液接触区域に供給する。この多段凝縮プロセスによって、当該技術において提案されている更なる加熱を行うことなく、気−液接触区域への液体供給流の供給温度を調節することが可能になる。最も高い温度を有する第1の凝縮段階からの蒸気流は、最良の熱回収のために排出物反応器に供給することが望ましい。最も低温である最後の凝縮段階からの蒸気流は、再循環気体圧縮器に送って、そこから気体流を主ヒドロホルミル化反応区域に再循環する。
理論上は、無限数の凝縮段階によって可能な限り高い供給流温度が達成される。しかしながら実際問題としては、多段凝縮プロセスは2段〜4段、特に2段凝縮プロセスとして運転する。
本発明の他の利益は、下記の議論から分かるように、より低い再循環気体圧縮器吸引温度が可能になり、これによってより少ない生成物のアルデヒドが再循環気体圧縮器を介して再循環されるので、一定の圧縮器電力需要において増加した製造が可能になることである。
本発明は、n−ブチルアルデヒド及びイソブチルアルデヒドを製造するためのプロピレンのヒドロホルミル化、並びにプロピオンアルデヒドを製造するためのエチレンのヒドロホルミル化のために特に有用である。
下記において図面を参照して本発明を詳細に説明する。図面において同様の数字は同様の構成要素を示す。
図1は、ヒドロホルミル化反応器から受容される気体流の2段凝縮及びオレフィンストリッピングを示す概要図である。 図2は、反応器流出流の二段凝縮及びオレフィンストリッピング並びに再循環を備えた主オキソ反応器及び排出物オキソ反応器を有するヒドロホルミル化製造システムの概要図である。 図3は、4段を有するヒドロホルミル化反応器から受容される気体流の多段凝縮及びオレフィンストリッピングを示す概要図である。
下記において、例示のみの目的の図面に関連して本発明を詳細に記載する。本発明は添付の特許請求の範囲において規定される。ここで明細書及び特許請求の範囲の全体にわたって用いられる技術用語はそれらの通常の意味で与えられる。例えば、「導管」、「ライン」及び同様の技術用語は、それによって流体、空気、又は他の物質が導かれるか又は移送される任意のチューブ、流路、パイプ、バルブ、又は導管を指す。「流れ」とは、下記の議論から明らかなように導管又はラインの流動する内容物を指す。
「液体供給流」の温度及び同様の技術用語は、複数の凝縮器段階からの液体産出流を混合することによって生じる供給流の温度を指すか、又は液体供給流を1つより多い流れで気−液接触区域に供給する場合には気−液接触区域に供給される供給流の加重温度を指す。例えば、Tの温度の液体流を流速Wで、Tの温度のWの流速の別の液体流と一緒にストリッパーカラムに供給する場合には、液体供給流の温度Tは、およそ
Figure 0006357223
である。
Tの計算値は、熱容量における僅かな変動のために概算値である。供給流のオレフィン含量は、液体供給流を気−液接触区域に供給する前に混合しない場合には同様に計算される。
ここで用いる「凝縮器段階」とは、気体流を流入物として受容し、液体流及び気体流の両方を産出物として生成するのに適したアセンブリを指す。凝縮器段階には例えば冷却器及び分離器容器の両方を含ませることができ、或いは単一の容器内に複数の機能を組み合わせることができる。他に示していない限りにおいては、冷却器内、分離器内、及び気−液接触区域に供給される液体温度は、実質的に同等である。
本発明は、当該技術においてしばしば、下記に示すように、1モルの不飽和化合物を、1:1の水素と一酸化炭素とのモル比を有する合成ガス(シンガス)と反応させるヒドロホルミル化又はオキソ反応によってアルデヒドを製造するオキソプロセスと呼ばれる。
RHC=CH+H+CO→RHC−CH−CHO
式中、Rは有機基である。本発明に関して用いることができる商業的なオレフィン供給材料は、エチレン、プロピレン、並びに1−及び2−ブテン類、ペンテン類、ヘキセン類などである。一般に、C(エチレン)〜C(ヘキセン)の炭素含量を有する任意の好適なオレフィンを用いることができる。線状オレフィンは、おそらくは本発明の多くの態様において最も好ましい。末端オレフィンのオレフィン性炭素において単一のメチル分岐が存在するとその反応速度が1/10に減少するが、分岐の効果は二重結合からのその距離が増加するにつれて減少する。異なる反応性を示す幾つかのC供給材料としては、1−ヘキセン;4−メチル−1−ペンテン;2−ヘキセン;4−メチル−2−ペンテン;2−メチル−1−ペンテン;2−メチル−2−ペンテン;及び2,3−ジメチル−2−ブテン;が挙げられる。
本発明は、上述の米国特許4,593,127による「気体再循環プロセス」に特に適しているが、他のプロセスに関連する未反応のオレフィンを有する気体アルデヒド流を処理するのに用いることができる。更なる特徴は、オレフィンのヒドロホルミル化における2段反応器システムを開示している米国特許5,105,018において見られる。種々のオキソプロセスに関する更なる詳細は、Kirk-Othmer Encyclopedia of Chemical Technology, 3版, vol.11, pp.637-653(Wiley, 1980)(その開示事項は参照として本明細書中に包含する)に示されている。
図1を参照すると、ヒドロホルミル化反応器からの生成物流12、通常は気体流、場合によっては混合気体/液体流を受容する多段液体回収システム10が図示されている。流れ12は冷却器14に供給し、そこで流出流を冷却し、次にライン18を通して時にはノックダウンドラムと呼ばれる気/液分離器16に供給する。分離器16においては、冷却された流れを液体流20及び気体流22に分離する。
流れ22は排出物流24及び第2段供給流26に分割し、後者はライン26を通して第2の冷却器28に供給する。合成ガス及び未反応のオレフィンを含む流れ24は、所望の場合には排出物反応器に供給するか、或いは更に処理して場合によっては再循環することができる。
冷却器28においては、流れ26を冷却し、ライン29を通して第2段分離器30に供給して、そこで冷却された流れを液体流32及び軽質留分流34に分離する。流れ34も合成ガス及び未反応のオレフィンを含み、これは圧縮器36によって圧縮して、ライン38を通してヒドロホルミル化反応器に再循環する。多段分離のために、流れ34は、従来の気体再循環システムにおける再循環流よりも低い吸引温度であり、生成物アルデヒドのより低い量を有する。したがって、本発明によれば一定の圧縮器電力需要において製造を増加させることが可能である。
液体流20、32は所望のアルデヒド生成物に富み、40において混合して混合流42を形成し、これをストリッパーカラム44の上部部分に供給する。生成物液体はカラム44内を下向きに流れ、一方、ライン46を通して合成ガスをカラムの底部付近に供給する。而して、カラム44は気−液接触区域を有する向流気/液ストリッパーカラムとして運転され、合成ガスは上向きに流し、生成物液体は下向きに流してライン48を通して粗生成物流50としてカラムから排出する。
合成ガスは、混合流42から未反応のオレフィンをストリッピングするのに有効であり、ライン52において、流れ46と比べてオレフィンに富む流れ54としてカラムから排出する。流れ54はヒドロホルミル化反応器に再循環する。
場合によっては図1の更なる構成要素が与えられ;例えば、所望の場合にはより効率的な分離のために分離器16、30にデミスター56、58を装備することができる。
運転においては、気/液分離器16(第1段)及び気/液分離器30(第2段)において形成される液体流は、好ましくは、図1において示されるように、合成ガスと向流で運転されるカラム44の気/液接触区域に導入する前に混合する。第2段凝縮器28及び分離器30と比べて第1段凝縮器14及び分離器16の異なる温度によって、カラム44の気/液接触区域への液体流の供給温度は、オレフィン回収率を向上させるために流れの温度を制御し且つ流れを混合することによって調節することができる。或いは、複数の凝縮器段階からの複数の液体流を別々にストリッパーカラムに供給することができ、ストリッパーカラムへの液体供給流温度は複数の流れの加重平均温度であり、オレフィン含量は上述した加重平均オレフィン含量である。気/液分離器16(第1段)からの気体流の一部は好ましくは排出物反応器に供給し、一方、気/液分離器30(第2段)からの気体流は好ましくは再循環気体圧縮器に送って、そこから気体流を上記で議論したヒドロホルミル化システムの主ヒドロホルミル化反応区域に供給する。
表1は、第2の気/液分離器の所定の温度の130°F(54℃)における第1の気/液分離器16への供給流温度の、気/液接触区域への混合供給流温度に対する影響を示す。データから分かるように、選択された混合供給流温度においては、ストリッパーの底部(気/液接触区域)における粗生成物流50中のオレフィン含量を、ストリッパーカラムへの液体供給流を更に加熱する必要なしに減少させることができる。
Figure 0006357223
表1から、第2の凝縮器段階における温度を約54℃で維持した場合には、第1段の温度が上昇するにつれて第1の凝縮器段階においてより高い温度で生成する液体の量が減少したことが分かる。実験中に用いた圧力は約22bar(2.2MPa)絶対圧であった。好ましい温度は、本発明を実施する際の圧力に伴って変化する。一般に、本発明によれば、オレフィン含量を、粗生成物流中の生成物のアルデヒド1kgあたり2g未満のオレフィンに減少させることを容易に達成することができる。ストリッパーから排出される粗生成物流中の生成物のオレフィン1kgあたり1未満、又は0.55、0.45、若しくは0.35g未満のオレフィンが更により好ましい。
図2を参照すると、主オキソ反応器102、第1段凝縮器114、第1段気−液分離器116、第2段凝縮器128、第2段気−液分離器130、再循環気体圧縮器136、排出物反応器160、排出物反応器凝縮器162、及び排出物反応器気−液分離器164を装備したアルデヒド製造システム100が図示されている。
システム100は、例えば本発明にしたがってブチルアルデヒドを製造するために用いることができる。この目的のために、触媒、合成ガス、及びプロピレンを反応器102に供給し、そこで例えば米国特許5,087,763において示されている均一ロジウム触媒を用いてプロピレンをブチルアルデヒドに転化させる。反応生成物は、未反応のオレフィン及び合成ガスと一緒に反応器の塔頂空間から気体流112中で排出され、これは冷却器114に供給して流れ112を冷却して産出流118を気−液分離器116に供給する。分離器116は、流れ118を液体流120及び気体流122に分離する。流れ120はブチルアルデヒド生成物に富み、一方、流れ122は液体流120よりも高いレベルの合成ガス及び未反応のプロピレンを含む。
流れ122は、場合によっては、123において第2段凝縮器128への供給流126、及び排出物反応器160への供給流124に分割する。流れ126は凝縮器128内で冷却及び凝縮して第2の気−液分離器130に供給して、流入物を気体流134及び液体流132に分割する。流れ134は、圧縮器136によって圧縮してライン138を通して反応器102に再循環し、一方、流れ132は、140において流れ120と混合して混合流142を与える。
液体流142は合成ガス流146と向流でストリッパーカラム144に供給し、ストリッパーカラムは、ブチルアルデヒド生成物から未反応のオレフィンを取り出してオレフィンに富む気体流152中でカラム144から排出するように運転し、これは反応器102に再循環する。
排出物反応器160においては、他の生成物流170を与えるために未反応のオレフィン及び合成ガスを好適な触媒の存在下で反応させ、他の生成物流は凝縮器162に供給し、次にライン174を通して他の気−液分離器164に供給する。分離器164は液体流175を与えて、これは示されているように流れ142と一緒にカラム144に供給する。分離器164はまた、合成ガス及び若干の未反応のオレフィンを含む気体流176も与える。流れ176は反応器102に再循環することができ、或いは更に処理して熱又は原材料を回収することができる。
供給流と比べてより低いレベルの未反応のオレフィンを有する流れ142、175から誘導される生成物流が、粗生成物流150としてストリッパーカラム144の底部から排出され、これは通常の手段によって更に精製する。
図3を参照すると、ヒドロホルミル化反応器からの生成物流212、通常は気体流を受容するための4段液体回収システム200が図示されている。凝縮システム200は図1又は図2の装置中に含ませることができ、即ち多段凝縮を主ヒドロホルミル化塔頂流及び排出物反応器塔頂流に更に適用することができる。図3に示されるように、流れ212は冷却器214に供給して、そこで流出流を冷却し、次にライン218を通して気−液分離器216に供給する。分離器216においては、冷却された流れを液体流220及び気体流222に分離する。流れ222は、排出物流224、及び第2段供給流226に分割し、後者は第2の冷却器228に供給する。冷却器228においては、流れ226を冷却してライン229を通して第2段分離器230に供給し、そこで冷却された流れを液体流232及び軽質留分流234に分離する。流れ234はアルデヒド生成物及び未反応のオレフィンも含んでおり、これは第3段冷却器215に送って、そこで流出流を冷却し、次に気−液分離器217に供給する。分離器217においては、冷却された流れを液体流221及び気体流223に分離する。
流れ223は第4段冷却器237に供給する。冷却器237においては、流れ223を冷却して第4段分離器231に供給し、そこで冷却された流れを液体流223及び軽質留分流235に分離し、後者は所望の場合には反応器に再循環することができる。
場合によっては図3の更なる構成要素が与えられ;例えば分離器216、217、230、及び231に、所望の場合には、より効率的な分離のためにデミスター256、257、258、及び259を装備することができる。
液体流220、221、232、及び233は所望のアルデヒド生成物に富み、これらは280、281、及び282において混合して混合流285を形成し、これは図1及び図2に関連して議論したようにストリッパーカラムの上部部分に供給する。カラムの気−液接触区域への液体流の供給温度は、オレフィン回収を向上させるために、流れにおける温度を制御し且つ流れを混合することによって調節することができる。気−液分離器216(第1段)からの気体流224は好ましくは排出物反応器に供給し、一方、最も下流の気−液分離器231からの気体流235は好ましくは再循環気体圧縮器に送って、これから気体流をヒドロホルミル化システムの主ヒドロホルミル化反応区域に供給する。
而して、本発明によれば、液体供給流を気−液接触区域に供給するための気体反応器流出流の多段凝縮によって改良されたヒドロホルミル化システムが提供される。この方法は、複数の連続凝縮器段階で気体反応器産出流を凝縮して、異なる温度を有する複数の気体凝縮器産出流及び複数の液体凝縮器産出流に分離し、複数の液体凝縮器産出流を混合して、オレフィンストリッピングを向上させるように選択される混合温度の液体供給流を気−液接触区域へ供給することが提供される。本発明の一形態においては、ヒドロホルミル化システムからのアルデヒド及び未反応のオレフィンを含む気体流から粗アルデヒド生成物流を回収する方法であって、(a)第1の凝縮器段階において、気体流を凝縮して、(i)第1の温度の第1の凝縮器段階液体流、及び(ii)第1の凝縮器段階気体産出流に分離し;(b)第2の凝縮器段階において、第1の凝縮器段階気体産出流の少なくとも一部を凝縮して、(i)第1の凝縮器段階液体流の第1の温度よりも低い第2の温度の第2の凝縮器段階液体流、及び(ii)第2の凝縮器段階気体産出流に分離し;(c)第1の凝縮器段階液体流及び第2の凝縮器段階液体流を液体供給流として気−液接触区域に供給し;(d)気−液接触区域において、合成ガスを用いて液体供給流から未反応のオレフィンをストリッピングし;そして(e)気−液接触区域への液体供給流よりも低いオレフィン含量を有する気−液接触区域からの粗液体アルデヒド生成物流を回収する;ことを含む上記方法が提供される。好適には、液体供給流温度が68℃以上であるか、或いは液体供給流温度が70℃以上である方法が実施される。第1の凝縮器段階液体流は70℃以上の温度であってよく、例えば第1の凝縮器段階液体流は75℃より高い温度であり、或いは第1の凝縮器段階液体流は80℃より高い温度である。第2の凝縮器段階液体流は70℃以下の温度であってよく、例えば第2の凝縮器段階液体流は65℃以下の温度であり、或いは第2の凝縮器段階液体流は60℃以下の温度である。
本発明方法の実施においては、粗液体アルデヒド生成物流中の未反応のオレフィンとアルデヒドとの比は、アルデヒド1kgあたり2g未満のオレフィンであってよく、例えば粗液体アルデヒド生成物流中の未反応のオレフィンとアルデヒドとの比は、アルデヒド1kgあたり0.55g未満のオレフィンである。第2の凝縮器段階気体産出流の少なくとも一部をヒドロホルミル化反応器に再循環することができ、及び/又は第1の凝縮器段階気体産出流の少なくとも一部をヒドロホルミル化排出物反応器に供給する。本方法には、第3の凝縮器段階において、第2の凝縮器段階気体産出流の少なくとも一部を凝縮して、(i)第3の凝縮器段階液体流、及び(ii)第3の凝縮器段階気体産出流に分離し、第3の凝縮器段階液体流を、第1の凝縮器段階液体流及び第2の凝縮器段階液体流と共に気−液接触区域に供給することを更に含ませることができる。かかる場合においては、第2の凝縮器段階気体産出流又は第3の凝縮器段階気体産出流の少なくとも一部をヒドロホルミル化反応器に再循環することができる。更に本方法には、第4の凝縮器段階において、第3の凝縮器段階気体産出流の少なくとも一部を凝縮して、(i)第4の凝縮器段階液体流、及び(ii)第4の凝縮器段階気体産出流に分離し、第4の凝縮器段階液体流を、第1の凝縮器段階液体流、第2の凝縮器段階液体流、及び第3段凝縮器流と共に気−液接触区域に供給することを更に含ませることができる。場合によっては、第2の凝縮器段階気体産出流、又は第3の凝縮器段階産出流、或いは第4の凝縮器段階産出流の少なくとも一部をヒドロホルミル化反応器に再循環する。
本発明の他の形態においては、気体反応器産出流を、複数の連続凝縮器段階内において凝縮して、異なる温度を有する複数の気体凝縮器産出流及び複数の液体凝縮器産出流に分離し、液体凝縮器産出流を液体供給流として気−液接触区域に供給することを含む、液体供給流を気−液接触区域に供給するための多段凝縮システムを含む改良が提供される。気−液接触区域への液体供給流の温度は、改良された方法を実施した場合には、一般に68℃以上、例えば好ましい場合においては70℃以上である。

Claims (15)

  1. ヒドロホルミル化システムからのアルデヒド及び未反応のオレフィンを含む気体流から粗アルデヒド生成物流を回収する方法であって、
    (a)第1の凝縮器段階において、気体流を凝縮して、(i)第1の温度の第1の凝縮器段階液体生成物流、及び(ii)第1の凝縮器段階気体産出流に分離し;
    (b)第2の凝縮器段階において、第1の凝縮器段階気体産出流の少なくとも一部を凝縮して、(i)第1の凝縮器段階液体生成物流の第1の温度よりも低い第2の温度の第2の凝縮器段階液体生成物流、及び(ii)第2の凝縮器段階気体産出流に分離し;
    (c)気−液接触区域への液体流の供給温度を調整するために、少なくとも第1の凝縮器段階液体生成物流及び第2の凝縮器段階液体生成物流の双方を液体供給流として気−液接触区域に供給し;
    (d)気−液接触区域において、合成ガスを用いて液体供給流から未反応のオレフィンをストリッピングし;そして
    (e)気−液接触区域への液体供給流よりも低いオレフィン含量を有する気−液接触区域からの粗液体アルデヒド生成物流を回収する;
    ことを含む上記方法。
  2. 前記気−液接触区域への液体流の供給温度が、第1の凝縮器段階液体生成物流の第1の温度と、第2の凝縮器段階液体生成物流の第2の温度の間の範囲にある、請求項1に記載の方法。
  3. 第1の凝縮器段階液体生成物流及び第2の凝縮器段階液体生成物流を、これらを気−液接触区域に供給する前に混合する、請求項1に記載の方法。
  4. 液体供給流の温度が68℃〜85℃の間である、請求項1に記載の方法。
  5. 第1の凝縮器段階液体生成物流が70℃〜105℃の温度である、請求項1に記載の方法。
  6. 第2の凝縮器段階液体生成物流が50℃〜70℃の温度である、請求項1に記載の方法。
  7. 第1の凝縮器段階液体生成物流及び第2の凝縮器段階液体生成物流を、外部加熱を行わずに気−液接触区域に供給する、請求項1に記載の方法。
  8. 粗液体アルデヒド生成物流中のアルデヒドに対する未反応のオレフィンの比が、アルデヒド1kgあたり1g未満のオレフィンである、請求項1に記載の方法。
  9. オレフィンがプロピレンであり、アルデヒド生成物がブチルアルデヒドである、請求項1〜のいずれかに記載の方法。
  10. オレフィンがエチレンであり、アルデヒド生成物がプロピオンアルデヒドである、請求項1〜のいずれかに記載の方法。
  11. 請求項1に記載の方法を実施するための装置であって、
    (a)複数の連続凝縮器段階であって、第の凝縮器段階及び最終の凝縮器段階を含み、各々の凝縮器段階は気体流を凝縮しかつ液体生成物流と気体産出流に分離し、これによって(i)逐次的により低い温度の複数の段階的液体生成物流及び(ii)逐次的により低い温度の複数の段階的気体産出流を生成する複数の連続凝縮器段階、並びに
    (b)気−液接触区域への液体流の供給温度を調整するために前記複数の段階的液体生成物流を受容するための当該複数の段階的液体生成物流に直接接続されている気−液接触区域であって、気−液接触区域内において合成ガスを用いて液体供給流から未反応のオレフィンをストリッピングし、且つ液体供給流よりも低いオレフィン含量を有する気−液接触区域からの粗液体アルデヒド生成物流を与える気−液接触区域、
    を備える装置。
  12. 前記気−液接触区域への液体流の供給温度が、前記第1の凝縮器段階液体生成物流の温度よりも低く、且つ前記最終の凝縮器段階液体生成物流の温度よりも高い、請求項11に記載の装置。
  13. 複数の連続凝縮器段階が2つの連続凝縮器段階から構成される、請求項11に記載の装置。
  14. 複数の連続凝縮器段階が3つの連続凝縮器段階から構成される、請求項11に記載の装置。
  15. 複数の連続凝縮器段階が4つの連続凝縮器段階から構成される、請求項11に記載の装置。
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