JP6356059B2 - 基板処理装置、基板処理方法及び記憶媒体 - Google Patents

基板処理装置、基板処理方法及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、半導体ウエハ等の基板に処理を施す基板処理装置のチャンバ内のアンモニア濃度を制御する技術に関する。
半導体装置の製造において、半導体ウエハ等の被処理基板の表面を薬液を用いて洗浄する薬液洗浄処理が行われる。このような処理は、基板処理装置の処理チャンバ内で基板に処理液を供給することにより行われる。処理チャンバ内の雰囲気を清浄に維持するため、そして、基板周囲の気流をコントロールするため、処理チャンバの天井部に設けられたFFU(ファンフィルタユニット)から空気が下向きに吹き出される。
FFUは、ファンを駆動することにより生じる吸引力により基板処理装置が設置されたクリーンルーム内の空気を取り込み、取り込んだ空気をULPAフィルタを用いて濾過した後に、処理チャンバ内に供給する。
特許文献1にも記載されているように、処理チャンバ内の雰囲気にアンモニアが存在していると、パーティクルトラブルを引き起こす可能性がある。アンモニアはULPAフィルタでは除去することができないので、FFUには、アンモニアを除去するためのケミカルフィルタがULPAフィルタとは別に設けられる(例えば特許文献2を参照)。ケミカルフィルタのアンモニアの除去率は100%ではなく、また、除去率は経時劣化により低下する。また、クリーンルーム内の空気中のアンモニア濃度も日によって変化する。このため、FFUにより処理チャンバ内に供給される空気中のアンモニア濃度を問題の無い程度の低い値に常に維持することは困難である。
特開2009−059895号公報 特開2014−236081号公報
本発明は、チャンバ内の少なくとも基板周囲領域のアンモニア濃度を常に低濃度に保つことができる技術を提供することを目的としている。
本発明の一実施形態によれば、内部で基板に処理が施されるチャンバと、前記チャンバの外部の空間から取り込んだ空気である吸入空気を前記チャンバ内に供給するための吸入空気流路と、前記チャンバ内に供給される前の吸入空気からパーティクルを除去するフィルタと、前記吸入空気中のアンモニア濃度を測定するアンモニア濃度計と、前記吸入空気流路を介して前記チャンバに供給される前記吸入空気の流量を調整する吸入空気流量調節機器と、前記チャンバ内の基板周囲領域に到達する前の前記吸入空気と混合されるように、アンモニアを全く又は殆ど含まない清浄ガスを供給する清浄ガス供給路と、前記清浄ガス供給路を介して供給される清浄ガスの流量を調整する清浄ガス流量調節機器と、前記アンモニア濃度計により検出されたアンモニア濃度に基づいて前記吸入空気流量調節機器及び前記清浄ガス流量調節機器の少なくとも一方を制御して、前記チャンバ内の少なくとも基板周囲領域の雰囲気中のアンモニア濃度を予め定められた値以下に維持する制御装置とを備えた基板処理装置が提供される。
本発明の他の実施形態によれば、内部で基板に処理が施されるチャンバの内部に、前記チャンバの外部から取り込んだ吸入空気を供給することと、前記吸入空気中のアンモニア濃度を測定することと、測定された前記アンモニア濃度に応じて、前記チャンバ内の基板周囲領域の雰囲気中のアンモニア濃度を予め定められた値以下に維持するために、アンモニアを全く又は殆ど含まない清浄ガスを前記吸入空気に混合する必要があるか否かを判断することと、前記清浄ガスを前記吸入空気に混合する必要があると判断されたときに、前記清浄ガスを前記吸入空気に混合することと、を備えた基板処理方法が提供される。
本発明のさらに他の実施形態によれば、基板処理装置の動作を制御するためのコンピュータにより実行されたときに、前記コンピュータが前記基板処理装置を制御して上記の基板処理方法を実行させるプログラムが記録された記憶媒体が提供される。
上記本発明の実施形態によれば、チャンバの外部の空間のアンモニア濃度が高まったとしても、チャンバ内の少なくとも基板周囲領域のアンモニア濃度を常に低濃度に保つことができる。
本発明の一実施形態に係る基板処理システムの構成を示す概略平面図である。 図1に示した処理ユニットの構成を示す概略縦断面図である。 処理ユニットの他の構成を示す概略図である。 チャンバ内アンモニア濃度とパーティクル数の関係を示すグラフである。
図1は、本実施形態に係る基板処理システムの概略構成を示す図である。以下では、位置関係を明確にするために、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする。
図1に示すように、基板処理システム1は、搬入出ステーション2と、処理ステーション3とを備える。搬入出ステーション2と処理ステーション3とは隣接して設けられる。
搬入出ステーション2は、キャリア載置部11と、搬送部12とを備える。キャリア載置部11には、複数枚のウエハWを水平状態で収容する複数のキャリアCが載置される。
搬送部12は、キャリア載置部11に隣接して設けられ、内部に基板搬送装置13と、受渡部14とを備える。基板搬送装置13は、ウエハWを保持する基板保持機構を備える。また、基板搬送装置13は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、基板保持機構を用いてキャリアCと受渡部14との間でウエハWの搬送を行う。
処理ステーション3は、搬送部12に隣接して設けられる。処理ステーション3は、搬送部15と、複数の処理ユニット16とを備える。複数の処理ユニット16は、搬送部15の両側に並べて設けられる。
搬送部15は、内部に基板搬送装置17を備える。基板搬送装置17は、ウエハWを保持する基板保持機構を備える。また、基板搬送装置17は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、基板保持機構を用いて受渡部14と処理ユニット16との間でウエハWの搬送を行う。
処理ユニット16は、基板搬送装置17によって搬送されるウエハWに対して所定の基板処理を行う。
また、基板処理システム1は、制御装置4を備える。制御装置4は、たとえばコンピュータであり、制御部18と記憶部19とを備える。記憶部19には、基板処理システム1において実行される各種の処理を制御するプログラムが格納される。制御部18は、記憶部19に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって基板処理システム1の動作を制御する。
なお、かかるプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御装置4の記憶部19にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
上記のように構成された基板処理システム1では、まず、搬入出ステーション2の基板搬送装置13が、キャリア載置部11に載置されたキャリアCからウエハWを取り出し、取り出したウエハWを受渡部14に載置する。受渡部14に載置されたウエハWは、処理ステーション3の基板搬送装置17によって受渡部14から取り出されて、処理ユニット16へ搬入される。
処理ユニット16へ搬入されたウエハWは、処理ユニット16によって処理された後、基板搬送装置17によって処理ユニット16から搬出されて、受渡部14に載置される。そして、受渡部14に載置された処理済のウエハWは、基板搬送装置13によってキャリア載置部11のキャリアCへ戻される。
次に、処理ユニット16の構成について図2を参照して説明する。図2は、処理ユニット16の概略構成を示す図である。
図2に示すように、処理ユニット16は、チャンバ20と、基板保持機構30と、処理流体供給部40と、回収カップ50とを備える。
チャンバ20は、基板保持機構30と処理流体供給部40と回収カップ50とを収容する。チャンバ20の天井部には、FFU(Fan Filter Unit)21が設けられる。FFU21は、チャンバ20内にダウンフローを形成する。
基板保持機構30は、保持部31と、支柱部32と、駆動部33とを備える。保持部31は、ウエハWを水平に保持する。支柱部32は、鉛直方向に延在する部材であり、基端部が駆動部33によって回転可能に支持され、先端部において保持部31を水平に支持する。駆動部33は、支柱部32を鉛直軸まわりに回転させる。かかる基板保持機構30は、駆動部33を用いて支柱部32を回転させることによって支柱部32に支持された保持部31を回転させ、これにより、保持部31に保持されたウエハWを回転させる。
処理流体供給部40は、ウエハWに対して処理流体を供給する。処理流体供給部40は、処理流体供給源70に接続される。
回収カップ50は、保持部31を取り囲むように配置され、保持部31の回転によってウエハWから飛散する処理液を捕集する。回収カップ50の底部には、排液口51が形成されており、回収カップ50によって捕集された処理液は、かかる排液口51から処理ユニット16の外部へ排出される。また、回収カップ50の底部には、FFU21から供給される気体を処理ユニット16の外部へ排出する排気口52が形成される。
チャンバ20の側壁の下方には、チャンバ20内の雰囲気を排気するための排気口53が設けられている。排気口52に接続された排気管及び排気口53に接続された排気管は工場排気系に接続されている。
FFU21の下方のチャンバ20内には、整流板22が設けられている。整流板22は多数の円形開口が形成されたパンチングプレートにより形成することができる。整流板22は、FFU21から下方に向けて吐出されるガスの流速の水平面内の分布を均一化する。
FFU21の構成について詳細に説明する。FFU21は水平方向に延びるダクト211を有している。ダクト211の上流端212は、基板処理システム1が設置されているクリーンルーム内の空間、すなわちチャンバ20外部の空間に開口している。ダクト211の下流端部の下面には開口213が設けられている。開口213を塞ぐように、ダクト211の下方にULPAフィルタ214が設けられている。
ダクト211には、上流側から順に、ケミカルフィルタ215、ファン216、流量調整弁217が介設されている。ファン216を回転させることにより、クリーンルーム内の空気が上流端212の開口からダクト211内に取り込まれ、ケミカルフィルタ215及びULPAフィルタ214を通過した後にチャンバ20の内部空間に供給される。
流量調整弁217は例えばフラップバルブとすることができる。流量調整弁217の開度を調節することにより、ダクト211を介してチャンバ20内に供給される空気(すなわち、クリーンルームから取り込む吸入空気)の量を調節することができる。空気の流量を調節するためにファン216の回転数を調節してもよい。
ULPAフィルタ214は、当該ULPAフィルタ214を通過する空気から主としてパーティクル(粒子状汚染物質)を除去するためのものである。ケミカルフィルタ215は、当該ケミカルフィルタ215を通過する空気から、主としてガス状(分子状)化学汚染物質を除去するためのものである。このようなガス状化学汚染物質は、ULPAフィルタ214では除去することができない。本実施形態では、ケミカルフィルタ215は、特に空気中のアンモニアを除去するために設けられている。
ダクト211のケミカルフィルタ215よりも下流側であってかつファン216の上流側には、ケミカルフィルタ215を通過した空気中のアンモニア濃度を測定するためのアンモニア濃度計(アンモニア濃度センサ)218が設けられている。
チャンバ20の整流板22より上方の空間、すなわちULPAフィルタ214と整流板22との間の空間(以下、「バッファ空間27」と呼ぶ)に清浄ガスを供給するために、清浄ガス供給路23が設けられている。清浄ガス供給路23は清浄ガス供給源24に接続されている。清浄ガス供給路23には、上流側から順に、流量計25及び流量調整弁26が設けられている。流量調整弁26の開度は、流量計25の測定値に基づいて、清浄ガスの流量が目標流量範囲となるようにフィードバック制御される。
清浄ガスとしては、例えばドライエアまたは窒素ガスを用いることができる。ドライエアあるいは窒素ガス清浄ガス中のアンモニア濃度はゼロまたは無視できる程度に低い。
ファン216、流量調整弁217、流量調整弁26の動作は制御装置4(制御装置4の下位コントローラでもよい)により制御される。また、アンモニア濃度計218の検出値及び流量計25の検出値は制御装置4(制御装置4の下位コントローラでもよい)に送られる。
次に、基板処理システム1の動作について説明する。以下に説明する動作は、制御装置4の制御の元で自動的に実行される。
チャンバ20内に搬入されて基板保持機構30により保持されて回転するウエハWに、処理流体供給部40(例えばノズル)から供給された処理液(薬液、リンス液、乾燥補助用有機溶剤等)が供給され、ウエハWに薬液洗浄処理(若しくはウエットエッチング処理)、リンス処理、有機溶剤置換処理、振り切り乾燥処理などからなる一連の液処理が施される。ウエハWに処理が施されている間、FFU21から清浄空気が下方に向けて(ウエハWに向けて)吹き出される。また、工場排気系またはイジェクタ(いずれも図示せず)に接続された排気口52を介して、回収カップ50内の雰囲気が吸引される。当業者には周知の通り、FFU21からの清浄空気のダウンフロー及び排気口52を介した回収カップ50内の雰囲気吸引により生じる気流により、ウエハW周囲の雰囲気が清浄に保たれ、また、ウエハWから飛散した処理液がウエハWに再付着することが防止される。排気口53も図示しない工場排気系またはイジェクタに接続されており、この排気口53を介して回収カップ50外部のチャンバ20内雰囲気が排気され、チャンバ20内が清浄に維持される。
背景技術の項でも述べたように、FFU21から吹き出される清浄空気中のアンモニア濃度が高いと、ウエハWにウオーターマーク状の欠陥が発生し、ウエハWの処理不良が生じうる。このような欠陥の発生は、特許文献1にも記載されているように、例えば、比較的アンモニア濃度が高い雰囲気下で、「DHF(希フッ酸)薬液洗浄→DIW(純水)リンス→IPA(イソプロピルアルコール)置換→振り切り乾燥」という一連の工程が実行された際に確認されている。図4のグラフは、上記の一連の工程を実施した際のチャンバ20内アンモニア濃度(単位ppbv(体積比))と、処理後に一枚の半導体ウエハの表面に存在する30nmより大きいパーティクルの数との関係を示している。なお、図4のグラフの縦軸は、各アンモニア濃度における実際のパーティクル数からアンモニア濃度がゼロの時のパーティクル数を減じた値を示している。
上記のアンモニア濃度上昇に関連した問題を解決するため、本実施形態では、以下のようなチャンバ20内雰囲気制御(アンモニア濃度低減操作)が行われる。
クリーンルームからダクト211内に取り込まれてケミカルフィルタ215を通過した後の空気(すなわち吸入空気)に含まれるアンモニアの濃度C1が、アンモニア濃度計218により測定される。測定されたアンモニアの濃度C1が、予め定められた閾値(下限値)CTより高い場合には、清浄ガス供給路23からバッファ空間27に清浄ガスが供給される。すなわち、ウエハWに向かって流れる空気の流れの中に清浄ガスが供給される。これにより、FFU21からバッファ空間27に供給された空気と、清浄ガス供給路23からバッファ空間27に供給された清浄ガスがバッファ空間27内において混合され、その結果得られた混合ガスが整流板22の穴を通ってウエハWに向けて吹き出す。混合ガス中のアンモニア濃度は、FFU21からバッファ空間27に供給された空気中のアンモニア濃度よりも低い。アンモニア濃度が相対的に低いガス(清浄ガス)をアンモニア濃度が相対的に高いガス(吸入空気)に混合することにより、その結果として得られる混合ガスのアンモニア濃度を、アンモニア濃度が相対的に高いガスのアンモニア濃度より低くすることができる。
上記閾値CTは、それよりも高いアンモニア濃度のウエハWに供給されたときにウエハWの処理結果により影響を与えるおそれがあるアンモニア濃度に対応する値(直ちに処理に悪影響が生じる値に対してある程度の安全マージンを減じた値)であり、実験により予め求められた値である。
ULPAフィルタ21はアンモニアを除去することはできないため、FFU21からバッファ空間27に供給された空気に含まれるアンモニアの濃度は、アンモニア濃度計218により測定されたアンモニア濃度C1と実質的に同一である。清浄ガス中のアンモニア濃度C2はゼロと見なすことができるので、バッファ空間27から整流板22の穴を通ってウエハWに向けて吹き出す混合ガス中に含まれるアンモニアの濃度CMは、下式にて表すことができる。
CM = C1V1/(V1+V2)
但し、V1はFFU21からバッファ空間27に供給される空気の流量であり、V2は清浄ガス供給路23からバッファ空間27に供給される清浄ガスの流量である。
上記アンモニアの濃度CMが上記閾値CTよりも低くなるように、V1及びV2が調節される。具体的には例えば、上記閾値CTの設定にあたって十分な安全マージンが確保されている場合には、上記アンモニアの濃度CMが上記閾値CTと等しくなるようにV1及びV2が調節される。アンモニア濃度計218により測定されたアンモニア濃度C1が高くなるほど、V1に対するV2の比率が高められる。アンモニア濃度C1に応じた流量比V1:V2の変化は連続的なものであってもよいし、段階的なものであってもよい。
クリーンルーム環境に何らかの異常が生じてアンモニア濃度C1が異常に高くなり(C1≫CT)、清浄ガスの流量V2を高めても混合ガス中のアンモニアの濃度CMを閾値CTより低くすることが不可能な場合(あるいは、可能であっても高価な清浄ガスを大量に消費することを避けたい場合、あるいは工場側用力に大きな負担をかけることを避けたい場合には)には、すなわちアンモニア濃度C1が予め定められた上限値(閾値)を超えた場合には、ファン216の稼働が停止されてクリーンルームからダクト211内への空気の取り込みが中止され、チャンバ20内には清浄ガスのみが供給されるようになる。すなわち、アンモニア濃度計218により測定されたアンモニア濃度C1に応じて、流量比V1:V2は100:0(C1<CTのとき)〜0:100(C1≫CTのとき)の範囲で変化させることができる。
ところで、搬送部15の内部空間と各処理ユニット16のチャンバ20との圧力差を一定に維持するため(チャンバ20内の設定圧力が搬送部15内の設定圧力よりもやや高い場合と、やや低い場合のいずれの場合もある。)、また、チャンバ20及び回収カップ50内における気流を設計意図通りに維持するため、チャンバ内の内圧は、概ね一定に維持されなければならない。
チャンバ20にFFU21及び清浄ガス供給路23を介してガスが供給される一方で、回収カップ50の排気口52を介してそして排気口53を介して、チャンバ20からガスが排出される。従って、チャンバ20の内圧は、チャンバ20に供給されるガスの流量とチャンバ20から排出されるガスの流量との差分に相応する値になる。通常、排気口52、53を介したチャンバ20からの総排気量は(微調整はされるが)概ね一定に維持されるので、チャンバ20の内圧を一定に保つためには、FFU21及び清浄ガス供給路23からのチャンバ20への総給気量も概ね一定に維持されなければならない。
例えば、チャンバ20への総給気量が清浄ガス供給路23から供給される清浄ガス流量V2分だけ増えたら、FFU21から供給されるガスの流量V1をその分だけ減少させる必要がある。FFU21から供給されるガスの流量V1を減少させるには、ファン216の回転数の減少及び流量調整弁217の開度減少のうちの少なくとも一方を実行すればよい。
清浄ガス供給路23から供給される清浄ガス流量V2の増大(減少)に応じてFFU21から供給されるガスの流量V1を減少(増大)させるときの、ファン216の回転数及び/又は流量調整弁217の開度の調整量は、実験により予め求めておくことが好ましい。具体的には例えば、所望の混合比V2:V1が得られるような清浄ガスの流量V2の目標値(流量計25及び流量調整弁26を含むフィードバック制御系に与える流量目標値)とファン216の回転数(及び/又は流量調整弁217の開度)との組み合わせを、混合比ごとに実験により予め求めておくことが好ましい。そしてこのような組み合わせに対応する数式または表を制御装置4の記憶部19に格納しておき、記憶部19に格納された演算プログラムが、アンモニア濃度計218の検出値に応じて、上記数式または表に基づいて、必要な混合比V2:V1が得られるようなファン216の回転数(及び/又は流量調整弁217の開度)及び清浄ガスの流量目標値を算出することが好ましい。
閾値CTの設定にあたって安全マージンを大きくとっておけば、上記制御に代えて、以下のような制御を行うことも可能である。すなわち、アンモニア濃度計218の検出値に応じて清浄ガスの流量目標値を決定し、この流量目標値が実現されるように流量制御弁26の開度制御を行いつつ清浄ガスをチャンバ20(バッファ空間27)に供給する。これと並行して、チャンバ20の内圧を図示しない圧力計により検出し、この圧力計の検出値に基づいて、チャンバ20の内圧が所望の圧力範囲内に維持されるようにファン216の回転数(及び/又は流量調整弁217の開度)をフィードバック制御する。
なお、上記の説明では排気口52、53を介したチャンバ20からの総排気量をほぼ一定と述べたが、これに限定されるものではなく、チャンバ20の内圧調節のために若干増減させてもよい。例えば排気口53からの排気流量の変動は処理結果にあまり影響を及ぼさないので、排気口53からの排気量を増減させてもよい。
以上説明したようにしてチャンバ20内、特にウエハW周囲の(近傍の)空間のアンモニアの濃度CMを上記閾値CTより低く維持することにより、アンモニアに由来するパーティクルの発生を防止または抑制することができる。また、必要な場合にのみ清浄ガスが使用されるため、高価な清浄ガスの消費量を低減することができ、基板処理システム1の経済的な運用を行うことができる。
上記実施形態では、清浄ガスはバッファ空間27内に供給することとしたが、これに限定されるものではなく、図2に破線23’で示すようにダクト211内に供給してもよい。この構成によれば、ダクト211内に取り込まれた空気と清浄ガス供給路23から供給された清浄ガスがチャンバ20内のウエハW周囲空間に到達するまでの間により均一に混じり合うという利点が生じる。但し、あまりにも上流側に清浄ガスを供給するとアンモニア濃度計218の検出値に悪影響を及ぼすおそれがある。従って、ダクト211内に清浄ガスを供給する場合には、清浄ガスの供給位置は少なくともファン216の下流側、好ましくは流量調整弁217の下流側とするのがよい。
図2に破線で示すようにケミカルフィルタ215の上流側に別のアンモニア濃度計(第2アンモニア濃度計)218’を設けてもよい。ケミカルフィルタ215の吸着能力は、使用時間の経過とともに劣化する。この劣化度合いを、ケミカルフィルタ215の下流側にあるアンモニア濃度計(第1アンモニア濃度計)218の検出値と、第2アンモニア濃度計218’の検出値を比較することにより把握することができる。すなわち、第2アンモニア濃度計218’の検出値と第1アンモニア濃度計218の検出値との差が小さくなってきたら、ケミカルフィルタ215が劣化してきたことを意味する。上記の差が予め定められた閾値より小さくなったら、制御装置4は、図示しないディスプレイまたは警報装置を用いて、オペレータ(ユーザ)にケミカルフィルタ215の劣化度合いを知らせるか或いはケミカルフィルタ215の交換を促してもよい。
クリーンルーム内のアンモニア濃度は変動するが概ね一定の範囲に維持されているため、ケミカルフィルタ215の下流側にあるアンモニア濃度計(第1アンモニア濃度計)218の検出値のみを用いても、ケミカルフィルタ215の劣化度合いを判定することができる。
上記実施形態では、一つのチャンバ20に一つのダクト211及び一つのファン216を備えたFFU21が付設されているが、これには限定されない。図3に概略的に示すように、一つのダクト(主ダクト)111から複数の分岐ダクト(分岐流路)111’を分岐させ、各分岐ダクト111’に一つのチャンバ20を接続してもよい。この場合、各分岐ダクト111’にそれぞれ流量調節機器であるファン216及び流量調整弁217が設けられる。また、各チャンバ20にそれぞれ清浄ガス供給路23が設けられる。一つのケミカルフィルタ215及び一つのアンモニア濃度計218が主ダクト111に設けられる。この一つのアンモニア濃度計218の測定値が、各チャンバ20における空気と清浄ガスとの供給比率を調節する制御の基礎となるデータとして共用される。なお、図3において、図2に表示した部材と同一の部材については同一符号を付し、重複説明を省略する。
上記実施形態では、ダクト211の入口側にケミカルフィルタ215が設けられているが、これに限定されるものではない。例えば、ダクト211が空気を取り込む空間(例えばクリーンルーム)内のアンモニア濃度が、通常時にはケミカルフィルタ215を必要としないほどに低く維持されている場合には、ケミカルフィルタ215を省略することも考えられる。このようにケミカルフィルタ215を省略した装置構成において上記空間内の空気のアンモニア濃度が高まるという異常事態が生じた場合にも、上記実施形態と同様にして清浄ガスを吸入空気に混合することにより、基板周囲空間のアンモニア濃度を低く維持することができる。
上記の基板処理装置により処理される基板Wとしては、半導体ウエハ、ガラス基板、セラミック基板等などが例示される。
W 基板(半導体ウエハ)
20 チャンバ
211 吸入空気流路(ダクト)
214 パーティクルを除去するフィルタ(ULPAフィルタ)
215 ケミカルフィルタ
216,217 吸入空気流量調節機器
216 ファン
217 開度可変の弁(流量調整弁)
218 アンモニア濃度計(第1アンモニア濃度計)
218’ 第2アンモニア濃度計
23 清浄ガス供給路
25,26 清浄ガス流量調節機器(流量計、流量調整弁)

Claims (16)

  1. 内部で基板に処理が施されるチャンバと、
    前記チャンバの外部の空間から取り込んだ空気である吸入空気を前記チャンバ内に供給するための吸入空気流路と、
    前記チャンバ内に供給される前の吸入空気からパーティクルを除去するフィルタと、
    前記吸入空気に含まれるアンモニアを除去するケミカルフィルタと、
    前記ケミカルフィルタを通過した後の前記吸入空気中のアンモニア濃度を測定する第1アンモニア濃度計と、
    前記ケミカルフィルタに入る前の前記吸入空気中のアンモニア濃度を測定する第2アンモニア濃度計と、
    前記吸入空気流路を介して前記チャンバに供給される前記吸入空気の流量を調整する吸入空気流量調節機器と、
    前記チャンバ内の基板周囲領域に到達する前の前記吸入空気と混合されるように、アンモニアを全く又は殆ど含まない清浄ガスを供給する清浄ガス供給路と、
    前記清浄ガス供給路を介して供給される清浄ガスの流量を調整する清浄ガス流量調節機器と、
    制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記第1アンモニア濃度計により検出されたアンモニア濃度に基づいて前記吸入空気流量調節機器及び前記清浄ガス流量調節機器の少なくとも一方を制御して、前記チャンバ内の少なくとも基板周囲領域の雰囲気中のアンモニア濃度を予め定められた値以下に維持し、かつ、前記制御装置は、前記第2アンモニア濃度計により測定されたアンモニア濃度と、前記第1アンモニア濃度計により測定されたアンモニア濃度とを比較し、この比較結果に基づいて、前記ケミカルフィルタの劣化度合いを示すため又は前記ケミカルフィルタの交換を促すための表示または報知を行う、基板処理装置。
  2. 前記清浄ガス供給路は、前記吸入空気流量調節機器よりも下流側で前記吸入空気流路に接続され、前記清浄ガスは、前記チャンバ内に流入する前に前記吸入空気と混合される、請求項1記載の基板処理装置。
  3. 前記第1アンモニア濃度計は、前記吸入空気流量調節機器よりも上流側で前記吸入空気流路内に設けられている、請求項2記載の基板処理装置。
  4. 前記清浄ガス供給路は、前記チャンバに接続され、前記清浄ガスは、前記前記チャンバ内に流入した後であってかつ前記基板に到達する前に前記吸入空気と混合される、請求項1記載の基板処理装置。
  5. 前記制御装置は、前記チャンバ内の基板周囲領域の雰囲気中のアンモニア濃度を予め定められた値以下に維持するときに、前記清浄ガスの供給流量と前記吸入空気の供給流量の和がほぼ一定に維持されるように、前記清浄ガス流量調節機器及び前記吸入空気流量調節機器の両方を制御する、請求項1から4のうちのいずれか一項に記載の基板処理装置。
  6. 前記制御装置は、前記第1アンモニア濃度計により測定されたアンモニア濃度が予め定められた下限値より低い場合には、前記清浄ガス供給路から前記清浄ガスが供給されないようにする、請求項1から5のうちのいずれか一項に記載の基板処理装置。
  7. 前記制御装置は、前記第1アンモニア濃度計により測定されたアンモニア濃度が予め定められた上限値より高い場合には、前記チャンバへの前記吸入空気の供給を停止し、前記清浄ガスのみが前記チャンバに供給されるようにする、請求項1から6のうちのいずれか一項に記載の基板処理装置。
  8. 前記チャンバを複数備え、
    前記吸入空気流路から分岐して、各々が前記複数のチャンバに前記吸入空気を供給する複数の分岐流路が設けられ、
    前記吸入空気流量調節機器、前記清浄ガス供給路及び前記清浄ガス流量調節機器は前記複数のチャンバにそれぞれ対応して設けられ、
    前記第1アンモニア濃度計は、前記複数の分岐流路よりも上流側の位置における前記吸入空気流路内の前記吸入空気のアンモニア濃度を測定して、その測定値が前記各チャンバにおける前記吸入空気と前記清浄ガスとの供給比率を調節する制御の基礎となるデータとして用いられる、
    請求項1からのうちのいずれか一項に記載の基板処理装置。
  9. 前記吸入空気流量調節機器は、回転数可変のファンからなる、請求項1からのうちのいずれか一項に記載の基板処理装置。
  10. 前記吸入空気流量調節機器は、開度可変の弁からなる、請求項1からのうちのいずれか一項に記載の基板処理装置。
  11. 前記清浄ガスは、ドライエアまたは窒素ガスである、請求項1から10のうちのいずれか一項に記載の基板処理装置。
  12. 内部で基板に処理が施されるチャンバの内部に、前記チャンバの外部から取り込んだ吸入空気を、ケミカルフィルタを介して供給することと、
    前記ケミカルフィルタを通過する前後で、前記吸入空気中のアンモニア濃度を測定することと、
    前記ケミカルフィルタを通過した後に測定された前記アンモニア濃度に応じて、前記チャンバ内の基板周囲領域の雰囲気中のアンモニア濃度を予め定められた値以下に維持するために、アンモニアを全く又は殆ど含まない清浄ガスを前記吸入空気に混合する必要があるか否かを判断することと、
    前記清浄ガスを前記吸入空気に混合する必要があると判断されたときに、前記清浄ガスを前記吸入空気に混合することと、
    前記ケミカルフィルタを通過する前に測定された前記吸入空気中のアンモニア濃度と、前記ケミカルフィルタを通過した後に測定された前記吸入空気中のアンモニア濃度とを比較し、この比較結果に基づいて、前記ケミカルフィルタの劣化度合いを示すため又は前記ケミカルフィルタの交換を促すための表示または報知を行うことと
    を備えた基板処理方法。
  13. 前記ケミカルフィルタを通過した後に測定された前記アンモニア濃度に関わらず、前記チャンバへの前記清浄ガスの供給流量と前記吸入空気の供給流量の和がほぼ一定に維持される、請求項12に記載の基板処理方法。
  14. 前記ケミカルフィルタを通過した後に測定された前記アンモニア濃度が予め定められた下限値より低い場合には、前記清浄ガスが供給されないようにする、請求項12または13記載の基板処理方法。
  15. 前記ケミカルフィルタを通過した後に測定された前記アンモニア濃度が予め定められた上限値より高い場合には、前記チャンバへの前記吸入空気の供給を停止し、前記清浄ガスのみが前記チャンバに供給されるようにする、請求項12または13記載の基板処理方法。
  16. 基板処理装置の動作を制御するためのコンピュータにより実行されたときに、前記コンピュータが前記基板処理装置を制御して請求項12から15のうちのいずれか一項に記載の基板処理方法を実行させるプログラムが記録された記憶媒体。
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