JP6354732B2 - シリンダブロックおよびエンジン本体 - Google Patents

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Description

本発明は、ウォータージャケットの上端部が開口しているオープンデッキ型のシリンダブロックおよび当該シリンダブロックを有するエンジン本体に関する。
従来より、円筒状のボア壁部と外壁部との間に形成されるウォータージャケットの上端部が開口しているオープンデッキ型のシリンダブロックが知られている。このようなオープンデッキ型のシリンダブロックによれば、ウォータージャケットの上端部が開口しているため、軽量化を図ることができるとともに、冷却性能や鋳造による生産性を向上させることができる。その一方で、ボア壁部の上端部が自由端となるため、シリンダブロックの変形量が増大するという欠点もあった。そこで、例えば、特許文献1に記載されているように、ウォータージャケットの上端部近傍に補強部材(補強片)を配置することで、オープンデッキ型のシリンダブロックの変形を抑制することが考えられる。
特開平3−253752号公報
ところで、シリンダブロックを鋳造により成形する場合、成形品を円滑に離型させるために一般的に抜き勾配が設けられており、ウォータージャケットの幅にばらつき(誤差)が生じやすい。このような場合に、特許文献1のように補強部材を直接ウォータージャケットに挿入する構成だと、ウォータージャケットの幅が設計値よりも小さい場合には、補強部材をウォータージャケットに挿入できなくなり、ウォータージャケットの幅が設計値よりも大きい場合には、補強部材がウォータージャケットの奥に落下するおそれがある。このような問題を避けるためには、ウォータージャケットの寸法の許容誤差を小さくすることが考えられるが、そうすると品質管理にかかるコストが増大するという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、オープンデッキ型のシリンダブロックにおいてウォータージャケットに補強部材を配置する場合に、ウォータージャケットの寸法の許容誤差を緩和しつつ、補強部材を確実に配置可能とすることを目的とする。
本発明は、ピストンが収容されるシリンダボアを形成するボア壁部と当該ボア壁部の外側に位置する外壁部との間にウォータージャケットが形成されており、前記ウォータージャケットの上端部が開口しているオープンデッキ型のシリンダブロックであって、前記ボア壁部または前記外壁部のうち少なくとも一方の、前記ウォータージャケットに面する上端角部に切欠部が形成されており、前記切欠部および当該切欠部に面する前記ウォータージャケットの部分を充填するように補強部材が設けられていることを特徴とする。
本発明では、ボア壁部または外壁部のうち少なくとも一方の、ウォータージャケットに面する上端角部に切欠部が形成されており、この切欠部および切欠部に面するウォータージャケットの部分を充填するように補強部材が設けられている。つまり、補強部材は切欠部に嵌め込まれる形態で取り付けられることになり、たとえウォータージャケットの幅に多少のばらつきがあっても、ウォータージャケットに面する切欠部が適切に形成されていれば、補強部材がウォータージャケットに挿入できなかったり、補強部材がウォータージャケットの奥に落下したりすることを防止できる。したがって、本発明によれば、ウォータージャケットの寸法の許容誤差を緩和しつつ、補強部材を確実に配置することが可能となる。
第1実施形態にかかるシリンダブロックの上面図である。 図1のシリンダブロックの上方にシリンダヘッドが配置されたエンジン本体の断面図である。 第2実施形態にかかるシリンダブロックの上面図である。 第3実施形態にかかるシリンダブロックの(a)上面図および(b)断面図である。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態にかかるシリンダブロックおよびエンジン本体について、図面を参照しつつ説明する。図1は、第1実施形態にかかるシリンダブロックの上面図である。図2は、図1のシリンダブロックの上方にシリンダヘッドが配置されたエンジン本体の断面図であり、図1のII−IIにおける断面を図示したものである。なお、本発明にかかるシリンダブロックは、ガソリンエンジンおよびディーゼルエンジンの両方に対して適用可能であるが、図2では点火プラグ(ガソリンエンジンの場合)や燃料噴射ノズル(ディーゼルエンジンの場合)の図示は省略している。
図1に示すように、シリンダブロック10には、ピストンを収容する円筒状のシリンダボア11がボア壁部12によって複数形成されている。これら複数のシリンダボア11は、図2に模式的に示すクランクシャフト51の軸方向(図1の上下方向)に等間隔で並んでいる。以降の説明では、便宜のため、クランクシャフト51の軸方向に平行で、且つ、複数のシリンダボア11の中心軸Aを含む面を中心面Cと称する。
ボア壁部12とボア壁部12の外側に位置する外壁部13との間には、溝型のウォータージャケット14が形成されている。ウォータージャケット14は、すべてのシリンダボア11を取り囲むように円弧形状が連なった形状を有しており、ウォータージャケット14の内部を冷却水が流れることでエンジンの過熱が抑制される。
本実施形態のシリンダブロック10は、エンジンの軽量化を図るためアルミニウム製(アルミニウム合金製)となっている。また、さらなる軽量化を図るとともに、鋳造性および冷却性能を向上させるため、本実施形態のシリンダブロック10は、ウォータージャケット14の上端部が開口しているオープンデッキ型となっている。シリンダブロック10をオープンデッキ型とすることで、シリンダブロック10の変形量が増大することを抑えるため、ウォータージャケット14の一部には補強部材15が配置されている。補強部材15については、後で詳細に説明する。
図2に示すように、エンジン本体1は、シリンダブロック10、シリンダブロック10の上方に設けられるシリンダヘッド20、およびシリンダブロック10とシリンダヘッド20との間に設けられるガスケット30を有して構成される。シリンダヘッド20には、吸気ポート21および排気ポート22が形成されており、吸気ポート21に吸気バルブ23が、排気ポート22に排気バルブ24がそれぞれ配置されている。
エンジンが稼働しており、シリンダボア11内のピストン50が上下に往復移動する際、図2の左右方向、すなわち中心面Cに直交する方向(以降、「スラスト・反スラスト方向」と称する)にピストン50がわずかながら変位することで、ボア壁部12にピストン50が当接する。このため、スラスト・反スラスト方向においては、シリンダブロック10の変形が生じやすい。特に、エンジンの爆発行程(膨張行程)において、ピストン50がボア壁部12に当接する側である図2の左側(以降、「スラスト側」と称する)では変形量が大きくなりやすく、この変形量を抑えることが重要となる。
そこで、本実施形態では、シリンダボア11の中心軸Aよりもスラスト側の領域に補強部材15を設け、これによってシリンダブロック10のスラスト側の変形を抑えている。より詳細には、図1に示すように、上面視において、シリンダボア11の中心軸Aを通りスラスト・反スラスト方向に延びる仮想面Bとウォータージャケット14とが交差する位置に、補強部材15が配置されている。なお、シリンダボア11の中心軸Aよりもスラスト側の反対側(以降、「反スラスト側」と称する)の領域には、補強部材15を設けていない。
補強部材15は、直方体形状のブロック部材であり、シリンダブロック10と同じ材料(アルミニウムまたはアルミニウム合金)で作られている。補強部材15とシリンダブロック10とが異なる材料の場合には、線膨張係数の差によって歪や隙間が発生したり、腐食電位による腐食が問題となるおそれがある。しかしながら、補強部材15とシリンダブロック10とを同じ材料とすることによって、これらの問題を回避することができる。
ボア壁部12のうち、ウォータージャケット14に面する上端角部であって、仮想面Bを含む範囲には、切欠部12aが形成されている。同様に、外壁部13のうち、ウォータージャケット14に面する上端角部であって、仮想面Bを含む範囲には、切欠部13aが形成されている。切欠部12a、13aは、いずれも補強部材15と合致する形状とされており、ウォータージャケット14を挟んで対向した状態で対となっている。
切欠部12a、13aからなる対は、各シリンダボア11に対して設けられている。そして、補強部材15が切欠部12a、13aに嵌め込まれることによって、切欠部12a、13aおよび切欠部12a、13aに挟まれたウォータージャケット14の部分が、補強部材15によって充填される。切欠部12a、13aに補強部材15を嵌め込んだ状態においては、補強部材15とボア壁部12との間、および補強部材15と外壁部13との間にはほとんど隙間がなく、また、補強部材15の上面はボア壁部12および外壁部13の上面と略面一となるようにされている。
ところで、本実施形態のエンジン本体1は、図2に示すように、シリンダボア11の中心軸Aよりもスラスト側に吸気ポート21が設けられ、シリンダボア11の中心軸Aよりも反スラスト側に排気ポート22が設けられたものとなっている。つまり、エンジン本体1の吸気側にのみ補強部材15が設けられており、排気側には補強部材15は設けられていない。
(効果)
本実施形態のシリンダブロック10では、補強部材15が切欠部12a、13aに嵌め込まれる形態で取り付けられるため、たとえウォータージャケット14の幅に多少のばらつきがあっても、ウォータージャケット14に面する切欠部12a、13aが適切に形成されていれば、補強部材15がウォータージャケット14に挿入できなかったり、補強部材15がウォータージャケット14の奥に落下したりすることを防止できる。したがって、本実施形態のシリンダブロック10によれば、ウォータージャケット14の寸法の許容誤差を緩和しつつ、補強部材15を確実に配置することが可能となる。
なお、このような効果を得るためには、ボア壁部12または外壁部13のうち少なくとも一方に切欠部が形成されていればよい。しかしながら、本実施形態のように、ボア壁部12および外壁部13のそれぞれの上端角部に、ウォータージャケット14を挟んで対向するように切欠部12a、13aが対となって形成されていれば、補強部材15をウォータージャケット14の両側において支持することができるので、補強部材15をより安定的に配置することができる。
ここで、補強部材15を設けることで、シリンダブロック10の剛性を向上させて、シリンダブロック10の変形を抑制できるという利点があるものの、補強部材15がウォータージャケット14内の冷却水の流れを部分的に妨げることによって、冷却性能が低下するおそれがある。そこで、本実施形態のように、補強部材15を、シリンダボア11の中心軸Aよりも、エンジンの爆発行程でピストン50がボア壁部12に当接するスラスト側の領域にのみ設けるようにすることで、変形量の大きくなりやすいスラスト側の剛性を確実に高めることができるとともに、変形が問題とはなりにくい反スラスト側では冷却水の流れを促進させることができ、冷却性能の低下を抑えることができる。
さらに、本実施形態のエンジン本体1では、吸気ポート21が中心軸Aよりもスラスト側に形成されるとともに、排気ポート22が中心軸Aよりも反スラスト側に形成されるようにしている。排気ポート22が形成される反スラスト側では、高温の排ガスの影響によりエンジン本体1が高温となりやすいが、上述のように反スラスト側には補強部材15が設けられていないので、排気側の昇温を効果的に抑制することができる。
[第2実施形態]
図3は、第2実施形態にかかるシリンダブロックの上面図である。以下では、第2実施形態の構成のうち主に第1実施形態と異なる点について説明し、第1実施形態と共通する構成およびそれによって奏される効果については説明を省略する。
第2実施形態のシリンダブロック10においては、シリンダボア11の中心軸Aよりスラスト側だけでなく反スラスト側にも補強部材15が設けられている。このように、補強部材15をスラスト側および反スラスト側の両側に設けることで、シリンダブロック10の剛性をスラスト・反スラスト方向の両側において向上させることができ、シリンダブロック10の変形をより効果的に抑制することができる。
[第3実施形態]
図4は、第3実施形態にかかるシリンダブロックの(a)上面図および(b)断面図である。以下では、第3実施形態の構成のうち主に第1、第2実施形態と異なる点について説明し、第1、第2実施形態と共通する構成およびそれによって奏される効果については説明を省略する。
第3実施形態のシリンダブロック10は、補強部材15の配置については第2実施形態と同じであるが、補強部材15に冷却フィン16が取り付けられている点が、第1、第2実施形態と異なる。この冷却フィン16は、補強部材15よりも熱伝導率が高い材料、例えば銅によって作製される。本実施形態の冷却フィン16は、銅板を折り曲げることによって構成されており、補強部材15に対してボルト締結等により取り付けられている。ただし、冷却フィン16の材料、形状、取付方法等は適宜変更が可能である。
このように、補強部材15よりも熱伝導率が高い冷却フィン16が、ウォータージャケット14内に位置する状態で補強部材15に取り付けられていることによって、冷却水との熱交換が効率的に行われ、より効果的にエンジンを冷却することができる。
また、本実施形態の冷却フィン16は、互いに隣り合う2つの補強部材15の間に架け渡されている。このように、冷却フィン16を2つの補強部材15の間に架け渡した状態とすることで、冷却フィン16を両端部で良好に支持することができるとともに、冷却フィン16の取り付けが容易となる。
[他の実施形態]
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上記実施形態の要素を適宜組み合わせまたは種々の変更を加えることが可能である。
例えば、第1〜第3実施形態では、上面視において、シリンダボア11の中心軸Aを通りスラスト・反スラスト方向に延びる仮想面Bとウォータージャケット14との交差位置に補強部材15を配置するものとしたが、補強部材15の位置はこれに限らない。ただし、スラスト・反スラスト方向におけるシリンダブロック10の剛性を高め、この方向における変形を効果的に抑制するという観点からは、上面視において中心軸Aを中心としたときの仮想面Bからの角度θ(図1参照)が45度以内、さらには30度以内の領域に補強部材15が配置されているのが好ましく、最も好ましいのは第1〜第3実施形態のように角度θが0度、すなわち仮想面B上に配置することである。
また、第1〜第3実施形態では、補強部材15を直方体形状としたが、他の形状に変更してもよい。例えば、補強部材15をシリンダボア11の中心軸Aに沿って延びる円柱形状とすれば、シリンダブロック10の上方からドリル加工することによって、容易に補強部材15の形状と合致する円弧形状の切欠部12a、13aを形成することができ好適である。
また、第1実施形態では、スラスト側にのみ補強部材15を配置し、スラスト側に吸気ポート21を、反スラスト側に排気ポート22を設けるものとしたが、吸気ポート21および排気ポート22の配置を逆にすることも可能である。
1:エンジン本体
10:シリンダブロック
11:シリンダボア
12:ボア壁部
13:外壁部
14:ウォータージャケット
15:補強部材
16:冷却フィン
20:シリンダヘッド
21:吸気ポート
22:排気ポート
A:シリンダボアの中心軸

Claims (8)

  1. ピストンが収容されるシリンダボアを形成するボア壁部と当該ボア壁部の外側に位置する外壁部との間にウォータージャケットが形成されており、前記ウォータージャケットの上端部が開口しているオープンデッキ型のシリンダブロックであって、
    前記ボア壁部または前記外壁部のうち少なくとも一方の、前記ウォータージャケットに面する上端角部に切欠部が形成されており、
    前記切欠部および当該切欠部に面する前記ウォータージャケットの部分を充填するように補強部材が設けられており、
    前記補強部材よりも熱伝導率が高い冷却フィンが、前記ウォータージャケット内に位置する状態で前記補強部材に取り付けられていることを特徴とするシリンダブロック。
  2. 前記ボア壁部および前記外壁部のそれぞれの前記上端角部に、前記ウォータージャケットを挟んで対向するように前記切欠部が対となって形成されており、
    前記補強部材は、前記対となっている切欠部および当該対となっている切欠部によって挟まれる前記ウォータージャケットの部分を充填する請求項1に記載のシリンダブロック。
  3. 前記補強部材が複数設けられており、互いに隣り合う2つの前記補強部材の間に前記冷却フィンが架け渡されている請求項1又は2に記載のシリンダブロック。
  4. 前記補強部材が、前記シリンダボアの中心軸よりも、エンジンの爆発行程で前記ピストンが前記ボア壁部に当接するスラスト側の領域にのみ設けられている請求項1ないしのいずれか1項に記載のシリンダブロック。
  5. 請求項に記載のシリンダブロックの上方に、吸気ポートおよび排気ポートを有するシリンダヘッドが配置されたエンジン本体であって、
    前記吸気ポートが前記中心軸よりも前記スラスト側に形成されるとともに、前記排気ポートが前記中心軸よりも前記スラスト側の反対側である反スラスト側に形成されていることを特徴とするエンジン本体。
  6. ピストンが収容されるシリンダボアを形成するボア壁部と当該ボア壁部の外側に位置する外壁部との間にウォータージャケットが形成されており、前記ウォータージャケットの上端部が開口しているオープンデッキ型のシリンダブロックであって、
    前記ボア壁部または前記外壁部のうち少なくとも一方の、前記ウォータージャケットに面する上端角部に切欠部が形成されており、
    前記切欠部および当該切欠部に面する前記ウォータージャケットの部分を充填するように補強部材が設けられており、
    前記補強部材が、前記シリンダボアの中心軸よりも、エンジンの爆発行程で前記ピストンが前記ボア壁部に当接するスラスト側の領域にのみ設けられていることを特徴とするシリンダブロック。
  7. 前記ボア壁部および前記外壁部のそれぞれの前記上端角部に、前記ウォータージャケットを挟んで対向するように前記切欠部が対となって形成されており、
    前記補強部材は、前記対となっている切欠部および当該対となっている切欠部によって挟まれる前記ウォータージャケットの部分を充填する請求項6に記載のシリンダブロック。
  8. 請求項6又は7に記載のシリンダブロックの上方に、吸気ポートおよび排気ポートを有するシリンダヘッドが配置されたエンジン本体であって、
    前記吸気ポートが前記中心軸よりも前記スラスト側に形成されるとともに、前記排気ポートが前記中心軸よりも前記スラスト側の反対側である反スラスト側に形成されていることを特徴とするエンジン本体。
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