JP6350907B2 - 変速機 - Google Patents
変速機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6350907B2 JP6350907B2 JP2014128372A JP2014128372A JP6350907B2 JP 6350907 B2 JP6350907 B2 JP 6350907B2 JP 2014128372 A JP2014128372 A JP 2014128372A JP 2014128372 A JP2014128372 A JP 2014128372A JP 6350907 B2 JP6350907 B2 JP 6350907B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge hole
- case
- transmission
- drain bolt
- transmission case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
このような変速機としては、例えば、以下の先行技術文献がある。
この対策として、飛び石が当たることを防止する専用の壁(カバー等)を設定するか、ドレインボルトを横向きにするといった方法が採られている。
しかしながら、専用の壁(カバー等)等を設定すると、重量が大きくなる上、部品点数が増加し、しかも、組付工数も増加する。また、ドレインボルトを横向きにすると、潤滑油の排出性の低下及び周囲への飛散を招くおそれがあり、改善が望まれていた。
図1、図2に示すように、車両1の前部には、車体2にパワートレイン3が横置きに搭載される。車両1は、例えば、四輪自動車であって、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)車である。
車体2は、車両前後方向Xに延びる左サイドフレーム4及び右サイドフレーム5と、この左サイドフレーム4と右サイドフレーム5とを連結するように車両左右方向Yに延びるクロス部材6とを備える。
パワートレイン3は、右側のエンジン7と、このエンジン7に連結された左側の変速機8とからなる。
変速機8には、左右の車軸9・9を介して左右の車輪10・10が連結される。
図2に示すように、変速機ケース11は、ケース側取付用フランジ12がエンジン7のエンジン側取付用フランジ13に複数の取付ボルト14によって取り付けられる。
変速機ケース11は、エンジン7に近い側のライトケース15と、エンジン7から離れた側のレフトケース16とを備え、ライトケース15のライトケース側フランジ15Aとレフトケース16のレフトケース側フランジ16Aとを複数の連結ボルト17によって連結して構成される。
また、変速機ケース11は、図2に示すように、変速機収容部18と、デファレンシャル収納部19とを備える。
また、変速機ケース11のライトケース15の底部には、変速機ケース11の外方側に突出する補強リブ22が複数形成される。
この実施例において、複数の補強リブ22としては、図3に示すように、排出孔20を間に挟んで配置するように、ドレインボルト21に隣接する一側(前側)補強リブ23と他側(後側)補強リブ24とが配置される。
一側補強リブ23・他側補強リブ24は、図3に示すように、それぞれ、所定の幅Wで形成され、円形状の排出孔20の前側部位・後側部位を覆うように、円弧形状の一側湾曲部25・他側湾曲部26を備える。
更に、一側補強リブ23・他側補強リブ24の下端23B・下端24Bは、図6に示すように、ドレインボルト21の下面21Bよりも距離Hだけ下方に突出される。
このような構造により、一側補強リブ23・他側補強リブ24が壁となり、飛来する異物(石など)がドレインボルト21に当たることを防止することができる。これにより、ドレインボルト21を保護し、ドレインボルト21の耐久性を向上することができる。
マウント部材27は、ライトケース15の底部に取付ボルト28によって取り付けられるトルクロッドブラケット29と、このトルクロッドブラケット29に連結され且つクロス部材6に連結されるトルクロッド30とから構成される。
マウント部材27は、図2、図3に示すように、排出孔20の側方に配置され且つ排出孔20よりも下方に突出される。
このような構造により、マウント部材27によって側方からの異物に対しても、ドレインボルト21を保護することができる。
このような構造により、ドレインボルト21に隣接する一側補強リブ23・他側補強リブ24を車両左右方向Yに延ばすことで、車両前方から飛来する異物に対して、ドレインボルト21を確実に保護することができる。
2 車体
3 パワートレイン
4 左サイドフレーム
5 右サイドフレーム
6 クロス部材
7 エンジン
8 変速機
11 変速機ケース
15 ライトケース
16 レフトケース
20 排出孔
21 ドレインボルト
22 補強リブ
23 一側補強リブ
24 他側補強リブ
25 一側湾曲部
26 他側湾曲部
27 マウント部材
29 トルクロッドブラケット
30 トルクロッド
Claims (2)
- 変速機ケースの底面に潤滑油を外部に排出する排出孔を備え、
前記排出孔を閉塞するドレインボルトを前記排出孔に備える変速機において、
前記変速機ケースは、複数のケースを結合して構成され、
前記複数のケースは、それぞれ、複数のボルトにて相互に結合されるフランジを備え、
前記変速機ケースの底面には、前記変速機ケースの外方側に突出する補強リブを複数配置するとともに、前記変速機ケースを車体に連結するマウント部材を配置し、
前記排出孔は、前記補強リブ同士の間に配置されるとともに、前記複数のケースのいずれかのケースに形成され、
前記ドレインボルトは、前記排出孔が形成された前記ケースの前記フランジと前記マウント部材との間に配置され、
前記補強リブは、前記ドレインボルトよりも下方に突出して配置され、
前記マウント部材は、前記排出孔の側方に配置され且つ前記排出孔よりも下方に突出されて、前記排出孔が形成された前記ケースの底面に取り付けられたことを特徴とする変速機。 - 前記排出孔に隣接する前記補強リブは、車両左右方向に延び、
前記排出孔が形成された前記ケースの前記フランジと前記マウント部材とは、車両前後方向に延びることを特徴とする請求項1に記載の変速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014128372A JP6350907B2 (ja) | 2014-06-23 | 2014-06-23 | 変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014128372A JP6350907B2 (ja) | 2014-06-23 | 2014-06-23 | 変速機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016008635A JP2016008635A (ja) | 2016-01-18 |
JP6350907B2 true JP6350907B2 (ja) | 2018-07-04 |
Family
ID=55226340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014128372A Active JP6350907B2 (ja) | 2014-06-23 | 2014-06-23 | 変速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6350907B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0381448U (ja) * | 1989-12-11 | 1991-08-20 | ||
JP4978532B2 (ja) * | 2008-03-26 | 2012-07-18 | マツダ株式会社 | 変速機のマウントブラケット取付構造 |
-
2014
- 2014-06-23 JP JP2014128372A patent/JP6350907B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016008635A (ja) | 2016-01-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102575355B1 (ko) | 차량용 배터리 케이스 | |
JP6208647B2 (ja) | 鞍乗り型車両の後部燃料タンク支持構造 | |
JP6086889B2 (ja) | 後部燃料タンク | |
US20080156566A1 (en) | Vehicle | |
JP2017024531A (ja) | トルクロッドの取付け構造 | |
JP6066808B2 (ja) | 作業車 | |
JP6460085B2 (ja) | 車両下部構造 | |
JP5844193B2 (ja) | フェンダーライナ | |
JP2015155226A (ja) | フェンダライナー構造 | |
KR101170507B1 (ko) | 자동차의 연료탱크 보호용 프로텍터 | |
JP6048447B2 (ja) | 自動車の電装品取付け構造 | |
EP3025935A2 (en) | Suspension member | |
JP6350907B2 (ja) | 変速機 | |
US9581073B2 (en) | Radiator structure for two-wheeled vehicle | |
JP2019104431A (ja) | 車両用のオイルパンガード | |
JP5630331B2 (ja) | 冷却風導入構造 | |
JP2014065443A (ja) | トルクロッドブラケットの構造 | |
JP2009227219A (ja) | 車両 | |
JP6491043B2 (ja) | 自動二輪車の電装品取付構造 | |
JP6819390B2 (ja) | 車両下部構造 | |
JP5190806B2 (ja) | パワーユニットの支持装置 | |
JP6837425B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP2009190603A (ja) | 自動二輪車 | |
JP7156492B2 (ja) | フロアアンダーカバー | |
JP4024672B2 (ja) | トラクタにおける燃料タンク構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170224 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20170427 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171129 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171213 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20180130 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180511 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180524 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6350907 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |