JP6349513B2 - ネクタイ - Google Patents

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Description

本発明は、ネクタイに関するものである。
傾斜の縞柄におけるネクタイに関して、従来の大剣部における前垂れ部分(大剣表示部)の柄方向とは異なる方向の伴布により他の部位を構成したネクタイの製造方法が知られている(特許文献1参照)。
小剣部の剣先から18cmの位置に印を設け、該印を頼りに大剣部の剣先から60cmから70cmの部分に数点の印を設けて結び始めることで毎回同じ長さの大剣の表示部を得るという先行技術も知られている(特許文献2参照)。
柄入りの布を裁断する時、柄の大きさ、方向等を参考に仕上がりのデザインを考慮しながら型を配置し、裁断していた。
特開2011−246863号公報 特開2002−173814号公報
布のバイアスを無視して縫製されたネクタイは締め難く、締めた時大剣、小剣の模様の方向が違うので違和感があった。
結び始める位置を目測に頼らず大剣先の表示部分の長さを調整できるよう印を設けているが、該印を頼りに目測により位置調整するという方法では正確に大剣の表示部分の長さを調整する事が出来ない。
無地の布は型紙を効率よく配置できるが、柄物は大きさ、方向等により型紙の配置に配慮が必要で効率よく裁断できなかった。
一般的なネクタイとは縞、斜め縞、小紋、チェック等により同方向にパターン化された柄の布から大剣、なかはぎ、小剣とバイアスを維持しながら柄の方向を合わせ、裁断された部位等により構成され、結び初めの位置と首回りの大きさに左右されるが、ネクタイを締めた時の各部位の関係を示すと大剣部は大剣が表示される部分と結び目が表示される部分を含んでいて、なかはぎ部は首回りに大部分が占められていて、小剣部は首回りと結び目部内と大剣表示部の裏側に位置している。
ネクタイを締めた時の結び目の部分を結び目表示部とし、大剣が表示されている部分を大剣表示部とし、結び目表示部と大剣表示部を合わせた部分をネクタイ表示部とする。
大剣の部位から、大剣表示部と結び目表示部の中間を基準にした任意の箇所を切断し、該切断した各断面側に縫い代分を補てんした型紙を設け、該型紙の大剣表示部側を大剣表示型紙とし、該大剣表示型紙で元の大剣部と同じ方向で布を裁断し、他方の結び目部側の型紙を結び目表示型紙とし、該結び目表示型紙では元の大剣部とは直角(90度又は270度)になる方向で布を裁断し、該裁断された布と大剣表示型紙で裁断された布を元の大剣の部位と同じ大きさになるよう切断された断面と同じ個所を縫合し、従来のなかはぎの部位、小剣の部位、ネクタイ芯、各剣先裏地、小剣通し、ダグ等の各部位を加減しネクタイとして縫製する。
上記により縫製されたネクタイを締めると、大剣表示部と結び目表示部の柄が同じ方向に表示されるようになる事から、伴布による伴柄で、互いに伴の方向に向くことを得ることができたことにより、ネクタイの結び方を伴得結び(ともえむすび)とし、結び目を伴得目(ともえめ)とした。
以降、柄の大きさに左右されるが、伴得結びのネクタイでは大剣表示部の長さの変化により大剣表示部と結び目表示部の伴柄が、番(つが)いのように一体化し、ネクタイ表示部が一枚の布のように見える現象に恵まれることがある、該現象によるネクタイの結び方を番恵結び(つがえむすび)とし、結び目を番恵目(つがえめ)とした。
番恵結びをするには、大剣表示部の長さを調整できるよう予め指標表記等による位置決め方法により、適切な位置からネクタイを交差し、締め始める事により毎回同じ番恵結びが容易にできる。
例えばネクタイ表示部の全面に東京スカイツリーを描くとし、頂点部分を番恵目に表示し、他を大剣表示部に表示させるには、ウィンザーノット、セミ・ウィンザーノット、ダブルノット、プレーンノット等様々な結び方がある中から選択し、最後に結び目表示部の表示部分を見せるために時計回りに回すのか反時計回りに回して大剣を通しネクタイを締めるのかを予め決めなければ番恵結びはできない。
指標等を頼りに大剣表示部の長さを調節できる従来の位置決め方法とは別に、ネクタイを交差して結び始める定められた位置に、結び目内で邪魔にならない適度な空間を設け、該空間に小剣を通し交差させる事により毎回同じ位置からネクタイを結び始めることが出来る。
番恵結びの出来る紙型と使用方法は、丁度良いネクタイ表示部に成るよう位置決め方法により結び始める位置を把握し、大剣表示部と結び目表示部の中間を番恵点とし、該番恵点が把握できる状態を維持しながら大剣表示部と結び目表示部の型紙を作り、該型紙の番恵点を基準に柄を合わせて布を裁断し元の大剣の部位と同じようにしてネクタイを縫製する。
上記ネクタイを普通に結ぶとほぼ伴得結びになるが、位置決め方法により把握されていた位置から結び始めることで容易に番恵結びができる。
無地の布に比べ柄物は模様に合わせ型を配置するので布を余分に使っていたが、裁断した布の部位を効率よく並べた配置のままを一つのデザインとし、該デザインで布を織ったり、プリントすることで型も一緒に表記されるので効率の良い裁断が出来る。
簡易ネクタイ、ワンタッチネクタイ等最初から結び目が出来ているネクタイは、従来の結び目の部位を直角(90度又は270度)方向に変更して伴得結びとし、番恵結びは伴得結びの大剣表示部か結び目の部位の柄を合わせて製造する。
上記記載の型紙により裁断する作業も、金型、パターン化による裁断も同作業である。以上を特徴とする結び目表示部変更のネクタイと型込デザインの製造方法である。
従来、結婚式などでは、ご祝儀の水引は結び切り等で蝶結び等は厳禁とされているこのように縁起を尊ぶ観点から、従来のネクタイの結び目は大剣表示部の柄の方向とは直角方向で結ばれている。この柄の結ばれ方は、夫婦の将来の方向性に不安を感じさせるため、祝いの席には不似合い、もしくは不都合である。一方、本発明のネクタイは同方向の柄を伴に得ることから、即ち伴侶を得ることを意味し、新郎新婦が伴に寄り添い同じ方向を向き結ばれる証となる目出度いネクタイである。さらに本発明のネクタイは、番恵結びは別々の二人が理解し合い、同じ方向に向け伴に助けあった結果一体化する機会に恵まれた事を祝う証となるネクタイである。
葬儀に出始めると次々と周りの人が亡くなられ、亡くなられた人が寂しがって連れて行かれた等、縁起の悪い話を聞くことがある。今までのネクタイでは大剣表示部と結び目の柄の方向は異なるが、両部の生地が同じ場合、見送る人と見送られる人が伴(同じ)布で結ばれていて同じ世界で伴に通じ合っていると考えることがある。しかし、故人はすでに他界し伴にすることは出来ない本発明のネクタイを着用すれば、結び目違う布で結ぶとか、結び目を別の無地(無事)布にすることになるため、故人とは別の世界に居る証と成り、心置きなく見送ることが出来る。
効率の良い配置による型込デザインの実施により、手作業による型の配置をしなくても
希望の柄模様が効率よく裁断できるようになった。
ネクタイの包みを解いて開いた正面図。 図1を大剣、なかはぎ、小剣に分解した部位の配列図。 図2の大剣部を分割した配列図。 大剣表示型紙、結び目表示型紙、なかはぎ型紙、小剣型紙の配列図。 型紙を縞模様の布上にバイアスを取り型紙を配した配置図。 図5により裁断されたネクタイの各部位の配列図。 図6の各部位をつなぎ合わせた正面図。 図7の縫合した部位をネクタイに縫製した正面図。 図8のネクタイを結ぶと結び目と大剣表示部の柄が同方向なのを確認できる一部拡大図。 大剣表示部の長さの違いにより生じる伴得目と番恵目の比較と一部拡大図。 ネクタイを交差して結び初める位置と指標を示す正面と一部拡大図。 ネクタイを交差する位置に空間を作る位置決め部の配置と一部拡大図。 図12と違う形状の位置決め部の配置と一部拡大図。 ネクタイ表示部の輪郭の表記と番恵点を示唆した正面と一部拡大図。 図14のネクタイの包みを解いて開いた正面図。 図15を大剣、なかはぎ、小剣の部位に分解した部位の配列図。 図16の大剣部を分割した配列図。 大剣分の型紙を2つの型紙に分割し構成されたネクタイ部位の型紙配列図 図18の型紙にネクタイの枠分の表示空間と番恵点を示した型紙の配列図。 斜め縞柄の布上に番恵点を基準に柄を合わせ、バイアスを取り型紙を配した配置図。 図20により裁断されたネクタイの各部位の配列図。 図21の各部位をつなぎ合わせた正面図。 図22の部位をネクタイに縫製し番恵結びにした正面と一部拡大図。 同じ柄を一部直角に表記した布の正面図 図23の布にバイアスを取り大剣型紙を配した配置図 図24で裁断して得た大剣の布の部位の正面図 大剣表示部と結び目表示部を設けることなく結び目の柄の方向が直角になるよう大剣の型毎織り込んだ布の正面図 ネクタイの構成部位を効率よく一組毎に配置された型込デザイン布の正面図 ネクタイの構成部位を効率よく二組毎に配置された布の正面図 図28の各部位をつなぎ合わせた正面図。 本発明によるネクタイ表示部の配列図
図1は、筒状に縫い合わせている糸を解き、大剣、なかはぎ、小剣の部位が繋がってい
る状態のネクタイ(81)部位の図である。
図2は、図1のネクタイ(81)部位を大剣(11)、なかはぎ(21)、小剣(31
)と糸を解き分離した各部位である。
図3は、図2の大剣(11)から大剣表示部(41)と結び目表示部(51)とに切断
した各部位である。
図4は、図3に示した大剣表示部(41)と結び目表示部(51)と同じ大きさの型紙の各断面側に縫い代分を補てんした大剣表示型紙(D1)と結び目表示型紙(E1)、および図2のなかはぎ(21)及び小剣(31)同じ大きさのなかはぎ型紙(B1)と小剣型紙(C1)である。
図5は、各縞が平行である縞模様の布(62)に図4のなかはぎ型紙(B1)と小剣型紙(C1)と大剣表示型紙(D1)を同じ方向に配置し、結び目表示型紙(E1)を上記B1、C1、D1の配置方向に対して直角の方向に配置し、且つ各型紙をバイアスに配置した図である。
図6は、図5で裁断されたなかはぎ(22)、小剣(32)、大剣表示部(42)、結
び目表示部(52)の各布の部位で縫合する方向に配置した図である。
図7は、図6の各部位をつなぎ合わせたネクタイ(82)部位である。
図8は図7の部位をネクタイ(82)として縫製したものである。
図9は図8のネクタイ(82)を締めた状態の図で、大剣表示部(42)の縞模様の方
向と結び目表示部(52)の縞模様の方向が伴に一緒であることを示す図であり部の柄の方向が同方法になる事がわかる。また、結び目が伴得目(F1)になっていることが拡大図で確認できる。
図10は、図9のネクタイ(82)を締めると結び目が伴得目(F1)になり、大剣表示部が長くなるよう結びなおすと結び目が番恵目(G1)になったことを示す一部拡大図である。互いの結び目の位置と大剣の剣先の位置の違いが平行線で示され確認でき、同じネクタイでも大剣表示部の長さの違いで伴得目(F1)と番恵目(G1)に変化する。
図11は図10のネクタイ(82)が毎回、番恵目(G1)になる位置決め方法を具備し、一部拡大に示された位置決め表示部(H1)を確認しながら適切な個所で結び始めることで毎回、同じ番恵結びが可能になる。
ネクタイを結ぶ時、大剣側の下に小剣側を交差して結び始めるが、交差する位置で大剣表示部の長さが決まる事から、事前に小剣側と交差する大剣裏側の定められた位置に小剣側を通す空間を設け、該空間により毎回定められた位置で大剣側の下に小剣側を交差させ結び始めることが出来るしかしながら、該空間は小剣側の交差位置がブレないよう小剣幅より狭い空間であり、ネクタイを締めた時小剣側を通せる大きさでなければならない。
交差して結び始める位置で大剣表示部の長さが決まるとしたが、結び方には様々な方法
があり毎回同じ結び方をすることで同じ長さの大剣表示部を得ることが出来る。
図12のネクタイ(83)には、丸い形状にも変形できるネームタグのような形態の位置決め方法による位置決め部が具備されていて、大剣側の位置決め部(71)はセミウインザーノットで結ぶと毎回大剣表示部の長さが同じになるように配置されてい小剣側の位置決め部(72)を用いてウインザーノットで結ぶと毎回大剣側の位置決め部(71)のセミウインザーノットで結んだ大剣表示部の長さと同じ長さになるように配置されている。どちらの位置決め部でも決められた結び方で結ぶと毎回同じ大剣表示部の長さが得られる。
図13のネクタイ(84)は図12のネクタイ(83)と同じ位置決め方法を具備していて、位置決め部の形状がループ状になっている大剣側の位置決め部(73)を用いてセミウインザーノットで結ぶと、小剣側の位置決め部(74)を用いてウインザーノットで結んだ時の大剣表示部の長さと同じ長さの大剣表示部が得られる。
図14は、図12等の位置決め方法により位置決め部(71)からセミウインザーノットで結んだ無地のネクタイ(85)であり、ネクタイ表示部(結び目表示部および大剣表示部)の中央の上から下に向け一本の線を表記し、大剣表示部(45)と結び目表示部(55)の輪郭にも縁取りをして、大剣表示部(45)と結び目表示部(55)の境目中間点(線上)を番恵点(J1)とした図である。
図15は図14のネクタイ(85)を図1のネクタイ(81)部位に分割するために糸を解き開いた図である。番恵点(J1)とネクタイ(85)としての輪郭とを確認することができる。
図16は図2のように図15のネクタイ(85)部位を大剣(11)、なかはぎ(25
)、小剣(31)から糸を解き分離された各部位を示す図である。
図17は図3のように図16の大剣(15)を大剣表示部(45)と結び目表示部(5
5)とに切断した各部位である。
図18は図4のように図17の大剣表示部(45)と結び目表示部(55)と同じ大きさの型紙の各断面側に縫い代を補てんした大剣表示型紙(D2)と結び目表示型紙(E2)、および図16のなかはぎ(25)及び小剣(31)同じ大きさのなかはぎ型紙(B2)と小剣型紙(C2)である。
図19は図18の型紙に図14ネクタイ(85)に表記された線と番恵点(J1)が確認できるよう同じものを大剣表示型紙(D3)と結び目表示型紙(E3)に転記し輪郭の内部を空白にし番恵点が目視できるようにして、なかはぎ型紙(B3)と小剣型紙(C3)も同様にネクタイ(85)の輪郭を転記し内部を空白にした図である
図20は、図14のネクタイ(85)と同じ縞柄が表記された布(66)に大剣表示型紙(D3)の透明な部分を見ながら縞柄が剣先から番恵点(J2)に向かうように大剣表示型紙(D3)を配置し、結び目表示型紙(E3)の透明な部分を見ながら縞柄が番恵点(J2)から続くように結び目表示型紙(E3)を配置し、なかはぎ型紙(B3)と小剣型紙(C3)大剣表示型紙(D3)と同じ方向で配置し、各型紙をバイアスに配置した図である。
図21は、図20での配置により裁断されたなかはぎ(26),小剣(36)、大剣表
示部(46)、結び目表示部(56)の各部位縫合する方向に配置した図である。
図22は、図21の各部位を縫合してネクタイ(86)部位にした図である。
図23は、図22の部位を図14のネクタイ(85)と同じ材料で同じ位置決め方法による位置決め部(71)を具備したネクタイ(86)として縫合し、位置決め部(71)で交差しセミウインザーノットで結んだ図で、大剣表示部の柄と結び目表示部の柄が番いになっている図である。図23から明らかなように、図14で示した番恵点(J1)と同じ位置に番恵点(J3)確認することができ、ネクタイ表示部が一枚の布柄に見える現象に恵まれる番恵結びになっている事を示す一部拡大図である。
図24は、各縞が平行である縞模様の柄、一部にその柄と直角方向縞模様の柄を表記した布(67)を示す図である。
図25は、図24の布(67)に、従来のネクタイ製造による大剣用の大剣型紙(A1)だけをバイアス配置した図である。
図26は、図25の大剣型紙(A1)をもとに裁断された大剣(17)の部位を示す図である。この部位は、実施例1のように大剣表示部と結び目表示部を縫合して大剣としての部位を作ることなく、大剣表示部と結び目表示部の要素を兼ね備えた大剣(17)の部位になっている。
図27は、図24と同じように一定の縞模様ではなく、各々の部位に必要な模様を型と伴に柄として表記した布を示す図である。このような表記にすることで効率よく部位の裁断が出来る事から、実施例1では大剣として縫合していた部位を、型と一緒の模様とすることによって、効率よく各部位を布(68)に配置することができる。布(68)表記されている型に沿って裁断することで、実施例1で制作されるのと同じような大剣の部位が得られる。
図28は、図19のように裁断された型紙を用い、図23で示すネクタイ(86)と同じ模様で位置決め表示部(H9)が表記された大剣(19)部分となかはぎ(29)部分の他に小剣(39)部分と裏地用の部位等を型と一緒に模様として一組ずつのセットとして順次表記した柄の布(69)を示す図である。該布(69)に表記されている型に沿って裁断することで、図5、図20のように模様にこだわらず効率よく各部位を裁断でき、図22と同じような部位が得られ、位置決め方法も具備できている。
図29は、二組ずつを図28と同じ方法で大剣(19)部分となかはぎ(29)部分と小剣(39)部分と裏地用の部位等を効率よく表記した布(61)を示す図あり、従来のネクタイの部位を裁断する方法としても採用することができる
図30は、図28の布(69)から大剣(19)となかはぎ(29)と小剣(39)を図22のようにつなげたネクタイ(89)部位を示す図である図11と同じような位置決め表示部(H9)が表記されているので、番恵結びが容易にできるネクタイ(89)になる。
図31は本発明による製品のネクタイ表示部を示した図で、ネクタイ表示部(91)が平行縞模様の番恵結びによる実施例1、2、3を示し、ネクタイ表示部(92)が垂直に表記された縞模様の番恵結びによる実施例1、2、3を示し、ネクタイ表示部(93)の大剣表示部が斜の縞模様で、結び目表示部が垂直方向の別の縞模様である実施例1と3を示し、ネクタイ表示部(94)の大剣表示部が斜の縞模様であり無地の結び目表示部を備える実施例1と3を示し、ネクタイ表示部(95)が6角の星形をした模様の番恵結びによる実施例2と3を示し、ネクタイ表示部(96)がネクタイ表示部(96)全体に縁取り模を表示した実施例2と3を示す
11、15、17、19 大剣
21、22、25、26、2 なかはぎ
31、32、35、36、39 小剣
41、42、45、46、 大剣表示部
51、52、55、56 結び目表示部
61、62、66、67、68、69 布
71、72、73、74 位置決め部
81、82、83、84、85、86 ネクタイ
91、92、93、94、95、96 ネクタイ表示部
A1 大剣型紙
B1、B2、B3 なかはぎ型紙
C1、C2、C3 小剣型紙
D1、D2、D3、 大剣表示型紙
E1、E2、E3、 結び目表示型紙
F1 伴得目
G1 番恵目
H1、H9 位置決め表示部
J1、J2、J3、 番恵点

Claims (2)

  1. ネクタイの着用時に前垂れ部分を構成する大剣部と、前記ネクタイの着用時に着用者の首回りの部分を構成するなかはぎ部と、前記ネクタイの着用時に前記大剣部の裏側に垂れ下がる小剣部とを備え、前記大剣部が前記なかはぎ部を介して前記小剣部と各々の長手方向に縫合されてなり、前記ネクタイを交差して結び始める位置を把握できる位置決め部を備えるネクタイであって、
    前記大剣部は、前記長手方向の直角方向において、最大幅を有する部分から前記なかはぎ部に向かって幅が徐々に狭くなり、前記幅が一定になる箇所の近傍領域までの領域であり、前記着用時に前記前垂れ部分を構成する大剣表示部と、前記着用時に結び目部分を構成する結び目表示部とを備え、前記大剣表示部が前記結び目表示部と前記長手方向に縫合されており、
    前記大剣表示部、前記なかはぎ部、および前記小剣部にはいずれも略同一方向の模様が描かれており、前記結び目表示部には、前記長手方向の鉛直方向を軸として、前記略同一方向から略90°もしくは略270°回転した模様が描かれており、
    前記位置決め部は、前記大剣部と前記なかはぎ部との繋ぎ目の近傍領域に位置し、前記ネクタイの表面側の両縁に表示され、且つ、前記小剣部の幅に対応する目盛りで構成されている
    ことを特徴とするネクタイ。
  2. ネクタイの着用時に前垂れ部分を構成する大剣部と、前記ネクタイの着用時に着用者の首回りの部分を構成するなかはぎ部と、前記ネクタイの着用時に前記大剣部の裏側に垂れ下がる小剣部とを備え、前記大剣部が前記なかはぎ部を介して前記小剣部と各々の長手方向に縫合されてなり、前記ネクタイを交差して結び始める位置を把握できる位置決め部を備えるネクタイであって、
    前記大剣部は、前記長手方向の直角方向において、最大幅を有する部分から前記なかはぎ部に向かって幅が徐々に狭くなり、前記幅が一定になる箇所の近傍領域までの領域であり、前記着用時に前記前垂れ部分を構成する大剣表示部と、前記着用時に結び目部分を構成する結び目表示部とを備え、前記大剣表示部が前記結び目表示部と前記長手方向に縫合されており、
    前記大剣表示部、前記なかはぎ部、および前記小剣部にはいずれも略同一方向の模様が描かれており、前記結び目表示部には、前記長手方向の鉛直方向を軸として、前記略同一方向から略90°もしくは略270°回転した模様が描かれており、
    前記位置決め部は、前記大剣部と前記なかはぎ部との繋ぎ目の近傍領域に位置し、前記ネクタイの裏面側に位置する環状部材であり、前記大剣表示部の長さが一定になるように前記ネクタイの締め方に応じて前記環状部材が複数設けられており、前記環状部材の内径は、前記小剣部の幅より小さい
    ことを特徴とするネクタイ。
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