JP6348757B2 - 光調節装置、光調節装置の基板間距離測定方法 - Google Patents

光調節装置、光調節装置の基板間距離測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、基板同士の間のスペースに光調節部が配置された光調節装置、光調節装置の基板間距離測定方法に関する。
撮像機能を有する撮像機器は、各種の分野で幅広く用いられているが、その中でも比較的形状が小さい小型撮像機器の分野がある。こうした小型撮像機器の幾つかの例としては、マイクロビデオスコープを含む電子内視鏡、撮像機能を備える光学顕微鏡、撮像機能を備える携帯機器などが挙げられる。
従来の小型撮像機器は、小型化を図ることを優先したために、レンズや絞り、光学フィルタ等の光学要素として、固定焦点レンズ、固定開口絞り、固定特性フィルタ等が採用されていた。
これに対して近年、こうした小型撮像機器においても高画質化が求められるようになり、上述した光調節装置の光学要素として、フォーカスレンズ、可変絞り、可変特性フィルタ等を採用する要求、すなわち、光の調節を行う光調節装置として機能する要求が高まっている。
そこで小型撮像機器に適用し得るように光調節装置の小型化を図る技術が、数多く提案されている。
一例として、例えば特開平10−20360号公報には、上カバーと下カバーとの間にコイル体を配置し、このコイル体により発生させた磁場で二極に分極されたロータを回転する構成が記載されている。このロータにはシャフトを介して絞り羽根部材が回動一体に取り付けられており、ロータが回転することで、絞り羽根部材が光軸上に出入し、入射光の調節を行うようになっている。
特開平10−20360号公報
上記特開平10−20360号公報に記載されたような、羽根部材が2枚の基板に挟まれた状態で回転動作を行う構成の場合には、2枚の基板間に構成されるスペースの間隔の精度が円滑な回転動作を行うために重要になる。しかし、該公報に記載の構成では、装置を組み立てた後に、羽根部材が動作するスペースの間隔を短時間に精度良く測定することができず、必要な精度のスペースが確保されているのかどうかを容易に確認することができなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、光調節装置を組み立てた後に、短時間で精度良く基板間の距離を測定することが可能となる光調節装置、光調節装置の基板間距離測定方法を提供することを目的としている。
本発明のある態様による光調節装置は、第1基板と、基板面が前記第1基板の基板面に対向するように配設される第2基板と、対向する前記基板面同士の間にスペースが構成されるように前記第1基板と前記第2基板とを離間するスペーサと、前記スペースに移動可能に配置された、光を調節するための光調節部と、前記スペースの間隔を測定するために該基板面に垂直な測定方向から照射された測定光が、該測定方向において前記第1基板と前記第2基板との内の一方を通過し他方に到達するように設けられた被測定部と、を具備し、前記被測定部は、前記第1基板側から前記スペーサまでの距離を測定するための第1被測定部と、前記第1基板側から前記第2基板までの距離を測定するための第2被測定部と、を有している。
本発明のある態様による光調節装置の基板間距離測定方法は、第1基板と、基板面が前記第1基板の基板面に対向するように配設される第2基板と、対向する前記基板面同士の間にスペースが構成されるように前記第1基板と前記第2基板とを離間するスペーサと、前記スペースに移動可能に配置された、光を調節するための光調節部と、前記スペースの間隔を測定するために該基板面に垂直な測定方向から照射された測定光が、該測定方向において前記第1基板と前記第2基板との内の一方を通過し他方に到達するように設けられた被測定部と、を具備し、前記被測定部は、前記第1基板側から前記スペーサまでの距離を測定するための第1被測定部と、前記第1基板側から前記第2基板までの距離を測定するための第2被測定部と、を有する光調節装置の基板間距離測定方法であって、前記第1被測定部を介して測定光を照射することにより、前記スペーサまでの距離を測定するステップと、前記第2被測定部を介して測定光を照射することにより、前記第2基板までの距離を測定するステップと、前記第2基板までの距離から前記スペーサまでの距離を減算することにより、前記スペースの間隔を取得するステップと、を有する。
本発明の光調節装置、光調節装置の基板間距離測定方法によれば、光調節装置を組み立てた後に、短時間で精度良く基板間の距離を測定することが可能となる。
本発明の実施形態1における光調節装置の基本的な構成を光軸方向に引き延ばして示す分解斜視図。 上記実施形態1における光調節装置の基本的な構成を示す斜視図。 上記実施形態1における光調節装置の第1基板と第2基板との間に構成されるスペースの様子を示す断面図。 上記実施形態1における光調節装置の具体的な構成を光軸方向に引き延ばして示す分解斜視図。 上記実施形態1における光調節装置の具体的な構成を示す斜視図。 上記実施形態1における光調節装置のスキャン方向を説明するための断面図。 上記実施形態1の光調節装置をスキャンして得られる出力波形を示す線図。 上記実施形態1における光調節装置の基板間距離測定方法を示すフローチャート。 上記実施形態1における光調節装置の第1の変形例を説明するための断面図。 上記実施形態1における光調節装置の第2の変形例を説明するための断面図。 本発明の実施形態2における光調節装置の構成を示す斜視図。 本発明の実施形態3における光調節装置の構成を示す斜視図。 上記実施形態3の光調節装置における第1基板、第2基板、およびスペーサを示す図12の13−13断面図。 本発明の実施形態4の光調節装置における第1基板、第2基板、およびスペーサを示す断面図。 上記各実施形態に関連する参考例1の光調節装置における第1基板、第2基板、およびスペーサを示す断面図。 上記各実施形態に関連する参考例2の光調節装置における第1基板、第2基板、およびスペーサを示す断面図。 上記各実施形態に関連する参考例3の光調節装置における第1基板、第2基板、およびスペーサを示す断面図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
[実施形態1]
図1から図10は本発明の実施形態1を示したものである。
まず、図1〜図3を参照して、光調節装置の基本的な構成について説明する。ここに、図1は光調節装置の基本的な構成を光軸方向に引き延ばして示す分解斜視図、図2は光調節装置の基本的な構成を示す斜視図、図3は、光調節装置の第1基板と第2基板との間に構成されるスペースの様子を示す断面図である。
光調節装置は、光を調節するためのものであり、ここでいう調節としては、絞りによる光量調節および瞳調節、NDフィルタによる光量調節、レンズによる集光調節、偏光フィルタによる偏光調節、カラーフィルタによる帯域調節、シャッタによる通過時間調節、あるいはこれらの組み合わせ等が幾つかの例として挙げられるが、これらに限定されるものではなく、光学的な調節であれば広く適用可能である。
以下では、光調節が絞りを用いた調節である場合を例に挙げて説明する。
光調節装置は、第1基板1と、第2基板2と、スペーサ3と、コイル芯材5およびコイル6を含む電磁駆動源4と、回転軸部材7と、光調節部8と、を備えている。
第1基板1は、光を通過させるための開口1aと、回転軸部材7の軸方向の一端側を挿通するための軸孔1bとを有し、一面側に電磁駆動源4が配設されたものである。
第2基板2は、基板面が第1基板1の他面側(すなわち、第1基板1の電磁駆動源4が配設されている面と反対側)の基板面に対向するように、スペーサ3を介して第1基板1と所定間隔のスペースをもって平行に配設されており、光を通過させるための開口2aと、回転軸部材7の軸方向の他端側を挿通するための軸孔2bとを有している。
第1基板1の開口1aおよび第2基板2の開口2aは、例えば円形の開口として各基板1,2の中央部に形成されており、図示しない主光学系の光軸Oは、これらの開口1a,2aの例えば中心を、第1基板1および第2基板2の基板面に垂直に通るようになっている。なお、開口1aまたは開口2aが、図示しない主光学系における開放絞りとしての機能を果たす光学開口であっても良い。
軸孔1bおよび軸孔2bは、第1基板1および第2基板2の基板面に垂直な(つまり光軸Oと平行な)回転中心軸周りに回動可能となるように回転軸部材7を取り付けて軸支するものである。
スペーサ3は、第1基板1と第2基板2との対向する基板面同士の間にスペースが構成されるように、これら第1基板1と第2基板2とを離間するものである。このスペーサ3には、光調節部8が回動するためのスペースを確保する切欠3aが設けられていて、この切欠3aは光調節部8の回動範囲も規定するものとなっている。
電磁駆動源4は、第1基板1における、スペーサ3とは反対側の面に配設されていて、磁性体で形成されたコイル芯材5と、コイル芯材5に巻回されたコイル6と、を有し、コイル6に電流を流すことにより発生する磁力をコイル芯材5を介して回転軸部材7に伝達することにより、回転軸部材7を回動する駆動源である。
ここに回転軸部材7は、軸周りに異なる磁極を有するように着磁された棒状の(例えば円柱状の)永久磁石(軸磁石)として構成されている。この回転軸部材7は、例えば二極構成となっていて、円柱状における一方の半円柱部分がS極、他方の半円柱部分がN極となるように着磁されている。
コイル芯材5は、コイルコアあるいはヨークとも呼ばれ、パーマロイやケイ素鋼等の磁性体によって2つの芯材端5aを有する開曲線状(すなわち、閉曲線の一部に切目がある形状)に形成されていて、図示の例では、略三角形状をなし一頂点が開放端となっている。そして、略三角形状の開放端である一対の芯材端5aが回転軸部材7の外側面の両側(図示の例では回転軸部材7が円柱形であるために、回転軸部材7の周面の両側)を非接触に挟み込むようになっている。このようにして、コイル芯材5と回転軸部材7とで閉磁気回路を構成し、コイル6により発生された磁気を伝達するようにしている。
コイル6は、開曲線状をなすコイル芯材5の磁気経路に沿った少なくとも一箇所(図示の例では2箇所)に巻回され、電流を流すことにより磁力を発生するものである。
光調節部8は、開口1aまたは開口2aから入射する光を調節して(上述したように、光を光学的に変化させて)出射する光調節用の部材であり、上述した回転軸部材7と回動一体に固定され、第1基板1と第2基板2との間の上述した所定間隔のスペース内に移動可能に配置されている。従って、光調節部8は、回転軸部材7の回動に伴って、スペース内において回動する。ここに、本実施形態における光調節部8は、絞り開口8aを備え、上述したように、図示しない主光学系の光路上に挿入されたときに光束の通過範囲を変更する絞り羽根となっている。
上述したような構成において、コイル6に一方向の電流を流すと、コイル芯材5の2つの芯材端5aの内の、一方がS極、他方がN極に磁化され、コイル6に他方向の電流を流すと磁化される極が逆となる。これにより、回転軸部材7のN極/S極と芯材端5aのS極/N極との間に引力が発生し、回転軸部材7のN極/S極と芯材端5aのN極/S極との間に反発力が発生する。このような磁力により回転軸部材7は、右回りまたは左回りに回転する。
このとき、光調節部8は、切欠3aの一端側に当接することで開口1a,2aを通過する光の光路上から退避した退避位置に位置決めされ、切欠3aの他端側に当接することで開口1a,2aを通過する光の光路上に挿入された挿入位置に位置決めされるようになっており、退避位置と挿入位置との間が回転可能範囲である。
こうして、光調節部8は、電磁駆動源4によって駆動された回転軸部材7と共に回動し、退避位置と挿入位置とに変位することで光を調節する。
なお、上述では回転軸部材7を回動する駆動源として磁気作用により駆動力を発生させる電磁駆動源4を例に挙げたが、他の構成の駆動源を採用しても構わない。
光調節部8は、スペーサ3の切欠3aにより構成される第1基板1と第2基板2との間のスペースにおいて回動するために、このスペースの光軸O方向の間隔x(図3参照)の精度が円滑な回転動作を行うために重要である。
光調節装置を構成する各部品は、部品の製造段階において所定の精度で予め決められた大きさ、形状となるように調整されているが、上述したスペースの間隔xが重要となるのは部品を用いて光調節装置を組み立てた後である。
そこで、組み立て後の光調節装置の測定を行う。光調節装置の測定方法としては、例えば、
(1)光軸Oに垂直な側面方向から測定器を用いて手動で計測する方法
(2)光軸Oに平行な方向からレーザ変位計でレーザを用いてスキャンする方法
などがあるが、これらの内の(1)は、比較的正確にスペースを計測することができる反面、測定に手間がかかる方法である。そして、測定に手間がかかるという点は容易に解消され得ない。
そこで、本実施形態においては、測定の自動化が可能で、手間がかからない(2)の方法を採用することとした。
このレーザによるスキャンは、例えば図2に示すように行われる。すなわち、光調節装置を測定台12(図3参照)上に載置して、レーザ変位計11からレーザ光である測定光MLを光軸Oに平行に照射し、光軸Oに垂直なスキャン方向SCにレーザ変位計11を移動させることにより、レーザスキャンを行う。
ただし、図1〜図3に示した基本的な構成は、測定光MLを第1基板1の上面に照射可能であるが、スペーサ3や第2基板2には照射することができないために、この構成のままでは基板間距離であるスペース間隔xを測定することができない。そこで、図1〜図3の基本構成に基づいて、レーザスキャンによる測定が可能となるようにした光調節装置の構成について、図4および図5を参照して説明する。ここに、図4は本実施形態の光調節装置の具体的な構成を光軸方向に引き延ばして示す分解斜視図、図5は本実施形態の光調節装置の具体的な構成を示す斜視図である。
すなわち、本実施形態の光調節装置は、スペース間隔xを測定するために、第1基板1および第2基板2の基板面に垂直な測定方向(光軸Oに平行な方向)から照射された測定光MLが、測定方向において第1基板1と第2基板2との内の一方を通過し他方に到達するように設けられた被測定部を備えている。
測定光MLの照射方向が第1基板1側から第2基板2側へ向けた方向である場合には、この被測定部は、第1基板1側からスペーサ3までの距離を測定するための第1被測定部と、第1基板1側から第2基板2までの距離を測定するための第2被測定部と、を有し、第1被測定部は、測定光MLが測定方向において第1基板1を通過しスペーサ3に到達するように第1基板1に設けられ、第2被測定部は、測定光MLが測定方向において第1基板1およびスペーサ3を通過し第2基板2に到達するように第2基板2に設けられている。
第1被測定部は、測定方向から見たときにスペーサ3が露呈するように第1基板1に設けられた光通過部であり、第2被測定部は、測定方向から見たときに第1基板1およびスペーサ3から突出するように第2基板2に設けられた光反射部である。
具体的に、第1基板1には、光軸O方向の第1基板1側から見たときにスペーサ3が露呈するように、第1基板1の一部を欠落させて切欠1cとして形成した欠落部が光通過部として設けられている。なお、ここではスペーサ3を露呈させる欠落部(光通過部)を切欠1cとしたが、孔として形成しても勿論構わない。
さらに、第2基板2は、第1基板1およびスペーサ3よりも大径となるように構成されていて、光軸O方向の第1基板1側から見たときには周縁部が第1基板1およびスペーサ3の周縁から延出周縁部2cとしてはみ出して光反射部となっている。
このような構成の光調節装置は、図6に示すようにスキャンを行う。ここに図6は、本実施形態の光調節装置のスキャン方向を説明するための断面図である。
レーザ変位計11によるスキャンが、光軸Oに平行な方向の測定光MLの照射を、光軸Oに垂直なスキャン方向SCにレーザ変位計11を移動させながら行うことは、上述した通りである。このとき、光軸Oに垂直な面内において選択可能なスキャン方向SCとしては、測定光MLが延出周縁部2cに照射され、さらに、切欠1cから露呈するスペーサ3の上面に照射されるような方向が選択される。
図7は、光調節装置をスキャンして得られる出力波形を示す線図である。
光調節装置を測定台12上に載置して、上述したようなレーザスキャンを行うと、測定台12の高さを0としたときに、第2基板2の上面までの高さL1が出力波形として得られ、さらに、切欠1cから露呈するスペーサ3の上面までの高さL2が出力波形として得られ、その後、第1基板1の上面までの高さL2や開口1a,2aを介した測定台12までの高さなどが得られる。
次に、図8は、光調節装置の基板間距離測定方法を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、まず、第1被測定部である切欠1cを介して測定光MLを照射することにより、レーザ変位計11からスペーサ3までの距離x2を測定する(ステップS1)。レーザ変位計11から測定台12までの測定距離をx0とすると、測定台12の高さを0としたときのスペーサ3の高さL2は、L2=(x0−x2)である。
続いて、第2被測定部である延出周縁部2cに測定光MLを照射することにより、レーザ変位計11から第2基板2までの距離x1を測定する(ステップS2)。このときには、測定台12の高さを0としたときの第2基板2の高さL1は、L1=(x0−x1)である。
なお、ステップS1とステップS2の処理は、この順序で行うに限るものではなく、逆の順序であっても構わない。
その後、測定結果に基づいてスペース間隔xを算出する(ステップS3)。この演算は、x=(L2−L1)=x1−x2、つまり第2基板2までの距離x1からスペーサ3までの距離x2を減算することにより行われるために、レーザ変位計11から測定台12までの測定距離x0の情報は不要であり、レーザ変位計11から第2基板2までの距離x1の情報と、レーザ変位計11からスペーサ3までの距離x2の情報と、の2つだけがあれば足りる。こうして、スペース間隔xを得るために必要な測定情報を2つのみとすることにより、測定誤差の混入を極力減らして、測定精度を向上することが可能となっている。
次に、図9は光調節装置の第1の変形例を説明するための断面図である。
図4および図5に示した構成は、専用の第2基板2を光調節装置が備えていたが、この図9に示す例は、他のユニット10の基板面を第2基板2の代用とするものとなっている。ここに、他のユニット10のスペーサ3に当接する上面には、光軸O方向の第1基板1側から見たときに第1基板1およびスペーサ3の周縁からはみ出す光反射部としての延出周縁部10cが設けられている。
このように、第2基板2は、専用の基板とするに限るものではない。
また、図10は光調節装置の第2の変形例を説明するための断面図である。
この図10に示す構成例は、スペース間隔xを測定可能な被測定部を複数設けた例となっている。
図10に示す断面図には、周方向の対向する位置に設けられた2つの切欠1cが示されているが、より多くの切欠1cを設けても構わない。また、延出周縁部2cは第2基板2の円周全体に設けられているために、複数の切欠1cを設けた場合であっても、任意の切欠1cの近傍に延出周縁部2cが存在していることになる。
この図10に示すような構成を採用すれば、場所が異なる複数の被測定部を用いてスペース間隔xを測定することができるために、第1基板1と第2基板2とに傾きがあった場合にもその傾斜を測定することが可能となる。また、第1基板1と第2基板2とが平行である場合でも、複数の被測定部の測定結果を統計処理することにより、測定精度をより高めることが可能となる。
また、特に図示はしないが、第1基板1に切欠1cを設けるのに代えて、第1基板1を図1〜図3に示したような基本的な構成よりも小径となるように形成しても構わない。この場合には、
(第1基板1の径)<(スペーサ3の径)<(第2基板2の径)
となる。そして、この構成の場合には、光軸O周りのどの角度方向をスキャン方向SCとしても測定を行うことが可能となり、より一層簡便な測定を行うことが可能となる。また、より多方向の測定にも対応可能となり、図10に示した構成と同様に、傾斜の測定や測定精度の向上が可能となる。
このような実施形態1によれば、測定光MLが第1基板1と第2基板2との内の一方を通過し他方に到達するように被測定部を設けたために、第1基板1と第2基板2との同一側の面間距離を測定することが可能となり、板厚が既知であればスペース間隔xを測定することが可能となる。
このとき、第1基板1側からスペーサ3までの距離を測定するための第1被測定部と、第1基板1側から第2基板2までの距離を測定するための第2被測定部と、を設けたために、板厚が既知でなくてもスペース間隔xを測定することが可能となる。
そして、測定光MLがスペーサ3に到達するように第1被測定部を第1基板1に設け、測定光MLが第2基板2に到達するように第2被測定部を第2基板2に設けたために、スペース間隔xを得るのに必要な2つの情報である、レーザ変位計11からスペーサ3までの距離x2の情報と、レーザ変位計11から第2基板2までの距離x1の情報と、を測定により直接取得することができる。
具体的に、第1被測定部を、測定方向から見たときにスペーサ3が露呈するように第1基板1に設けられた光通過部とし、第2被測定部を、測定方向から見たときに第1基板1およびスペーサ3から突出するように第2基板2に設けられた光反射部とすることにより、第1基板1および第2基板2の形状や大きさを変更するだけで、測定が可能となる。
特に、光通過部を第1基板1の一部を欠落させた欠落部における例えば切欠1cとした場合には、形成が容易である利点がある。
そして、被測定部を複数設けることにより、光軸Oに垂直な面内におけるスペース間隔xの分布を測定することが可能となり、また測定精度をより向上することができる。
そして、光調節部8を回転軸部材7と回動一体に固定し、駆動源により回転軸部材7を回転させて光調節部8を退避位置と挿入位置とに変位させ光を調節する構成を採用したために、フォーカスレンズ、絞り、フィルタ等の光学要素を光路上に挿脱して光の調節を行うことが可能となる。
こうして、光調節装置を組み立てた後に、短時間で精度良く第1基板1と第2基板2との間の距離を測定することが可能となる。
[実施形態2]
図11は本発明の実施形態2を示したものであり、光調節装置の構成を示す斜視図である。この実施形態2において、上述の実施形態1と同様である部分については同一の符号を付すなどして説明を適宜省略し、主として異なる点についてのみ説明する。
上述した実施形態1においては、第2基板2の径を第1基板1の径よりも大径としていたが、本実施形態は、第2基板2の径は第1基板1の径と基本的に同一として、切欠1cに対応する部分のみ、第2基板2を外径方向に延出させて突設部2dを形成したものとなっている。
このような実施形態2によれば、上述した実施形態1とほぼ同様の効果を奏するとともに、第2基板2の大きさを小型化することができるために、より小型化された光調節装置を製造するのに適している。
また、組み立て後の光調節装置を切欠1cおよび突設部2dを用いてスペース間隔xを測定した後は、突設部2dを、他の部材、例えば本体部材や鏡筒部材などに組み込む際の嵌合用の形状部として利用するようにしても良い。
[実施形態3]
図12および図13は本発明の実施形態3を示したものであり、図12は光調節装置の構成を示す斜視図、図13は光調節装置における第1基板1、第2基板2、およびスペーサ3を示す図12の13−13断面図である。この実施形態3において、上述の実施形態1,2と同様である部分については同一の符号を付すなどして説明を適宜省略し、主として異なる点についてのみ説明する。
上述した実施形態1,2は、第1基板1側からスペーサ3までの距離を測定するための第1被測定部を第1基板1に設け、第1基板1側から第2基板2までの距離を測定するための第2被測定部を第2基板2に設けたが、本実施形態は、第1基板1に設けた1つの光通過部が、第1被測定部と第2被測定部とを兼ねるようにしている。
すなわち、第1基板1における、測定方向(光軸O方向)から見たときにスペーサ3と第2基板2との両方が露呈する部分に、光通過部を設けている。このような構成において、第1被測定部は光通過部におけるスペーサ3が露呈する部分であり、第2被測定部は光通過部における第2基板2が露呈する部分である。
具体的に、本実施形態の光通過部は、第1基板1の一部を欠落させて孔1dとして形成した欠落部となっている。ただし、光通過部を、孔1dに代えて、スペーサ3と第2基板2との両方が露呈するように形成した切欠としても構わない。
このような実施形態3によれば、上述した実施形態1,2とほぼ同様の効果を奏するとともに、第2基板2に、第1基板1やスペーサ3の周縁から光軸Oに垂直な方向に突出する部分がないために、光調節装置をより一層小型化することが可能となる。
スペーサ3や電磁駆動源4等の配置に応じて、本実施形態のような光通過部をスペーサ3と第2基板2との両方が露呈する部分に設けることが可能である場合には、光調節装置を小型化するという観点からは好ましい構成となる。
[実施形態4]
図14は本発明の実施形態4を示したものであり、光調節装置における第1基板1、第2基板2、およびスペーサ3を示す断面図である。この実施形態4において、上述の実施形態1〜3と同様である部分については同一の符号を付すなどして説明を適宜省略し、主として異なる点についてのみ説明する。
本実施形態は、光通過部を、光透過性を有する透明部としたものとなっていて、具体的には、第1基板1を透明な素材により形成している。このような構成を採用すれば、透明な第1基板1を透かして、スペーサ3が見える部分が第1被測定部となり、
第2基板2が見える部分が第2被測定部となる。
なお、上述した実施形態1,2における切欠1c、あるいは上述した実施形態3における孔1dを、欠落部に代えて透明部として構成しても構わない。
このような実施形態4によれば、上述した実施形態1〜3とほぼ同様の効果を奏するとともに、第1基板1および第2基板2の形状を基本的な形状から何等変更する必要なく、形成する素材を透明な素材に変更するだけでスペース間隔xを測定することが可能となる。
続いて、上述した各実施形態に関連する参考例について、図15〜図17を参照して説明する。以下の参考例において、上述した各実施形態と同様である部分については同一の符号を付すなどして説明を適宜省略し、主として異なる点についてのみ説明する。
[参考例1]
図15は参考例1の光調節装置における第1基板1、第2基板2、およびスペーサ3を示す断面図である。
この参考例1においては、上述した実施形態1,2における切欠1cを設けているが、実施形態1の延出周縁部2cと、実施形態2の突設部2dと、の何れも設けていない。
そして、この参考例1の場合には、レーザ変位計11から測定台12(図3等参照)までの距離と、レーザ変位計11からスペーサ3の上面までの距離と、を測定して差分をとることにより、第2基板2の厚みとスペーサ3の厚みとの両方を含む長さを算出する。
さらに、第2基板2の部品単体のときの板厚は、光調節装置を組み立てた後の第2基板2の板厚とほぼ同一であると考えられるために、この板厚の情報も利用する。
すなわち、上述したように算出した第2基板2の厚みとスペーサ3の厚みとの両方を含む長さから、第2基板2の部品単体のときの板厚を減算することにより、スペース間隔xを得る。
このような参考例1の構成によっても、ある程度の精度でスペース間隔xを測定することが可能となる。
[参考例2]
図16は参考例2の光調節装置における第1基板1、第2基板2、およびスペーサ3を示す断面図である。
この参考例2においては、上述した実施形態3の孔1dに類似した孔1eを設けているが、光軸O方向の第1基板1側から見たときに、孔1dのようなスペーサ3と第2基板2との両方が露呈する位置ではなく、第2基板2のみが露呈する位置に設けられている。
そして、この参考例2の場合には、レーザ変位計11から孔1eを介した第2基板2の上面までの距離と、レーザ変位計11から第1基板1の上面までの距離と、を測定して差分をとることにより、第1基板1の厚みとスペーサ3の厚みとの両方を含む長さを算出する。
さらに、第1基板1の部品単体のときの板厚は、光調節装置を組み立てた後の第1基板1の板厚とほぼ同一であると考えられるために、この板厚の情報も利用する。
すなわち、上述したように算出した第1基板1の厚みとスペーサ3の厚みとの両方を含む長さから、第1基板1の部品単体のときの板厚を減算することにより、スペース間隔xを得る。
このような参考例2の構成によっても、参考例1とほぼ同様に、ある程度の精度でスペース間隔xを測定することが可能となる。
[参考例3]
図17は参考例3の光調節装置における第1基板1、第2基板2、およびスペーサ3を示す断面図である。
この参考例3においては、第1基板1の開口1a’を第2基板2の開口2aよりも大径となるように構成して、光軸O方向の第1基板1側から見たときに、開口1a’を介して第2基板2の上面が露呈するようにしている。従って、光調節部8により調節する光を通過させるための開口1a’が、測定光MLを通過させるための光通過部を兼ねたものとなっている。
そして、この参考例3の測定方法は、上述した参考例2と同様である。
このような参考例3の構成によっても、参考例2とほぼ同様の効果を奏することができる。
なお、参考例3に示したような開口1a’は、開放絞りとしての機能を果たす光学開口でない場合には、円形孔とするに限るものではない。そこで、この場合に開口1a’の形状を工夫することにより、第2基板2の上面だけでなく、さらにスペーサ3の上面も露呈するように構成すれば、上述した実施形態3と同様の効果を奏することが可能となる。そしてこの場合には、開口1a’は、スペーサ3および第2基板2が露呈するように第1基板1に設けられた光通過部を兼ねることになる。
また、開口1a’が、第2基板2の上面は露呈可能であるがスペーサ3の上面は露呈不可能である場合でも、さらに参考例1に示した第1被測定部として機能する切欠1cを組み合わせて用いるようにすれば、上述した実施形態3とほぼ同様の効果を奏することが可能となる。この場合には、開口1a’が第2被測定部を兼ねることになる。
さらに、上述した各実施形態や各参考例においては、第1基板1に電磁駆動源4が配設されているために、第1基板1側から測定光MLを照射することを想定して説明したが、スペース間隔xを測定するという観点からは、第2基板2側から測定光MLを照射する構成であっても構わない。
そして、上述では光調節装置、および光調節装置の基板間距離測定方法について説明したが、光調節装置の基板間距離測定方法と同様の処理をコンピュータに実行させるためのプログラム、該プログラムを記録するコンピュータにより読み取り可能な一時的でない記録媒体、等であっても構わない。
なお、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明の態様を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。このように、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
1…第1基板
1a,2a…開口
1b,2b…軸孔
1c…切欠
1d,1e…孔
2…第2基板
2c…延出周縁部
2d…突設部
3…スペーサ
3a…切欠
4…電磁駆動源
5…コイル芯材
5a…芯材端
6…コイル
7…回転軸部材
8…光調節部
8a…絞り開口
10…他のユニット
11…レーザ変位計
12…測定台
ML…測定光
O…光軸
SC…スキャン方向

Claims (12)

  1. 第1基板と、
    基板面が前記第1基板の基板面に対向するように配設される第2基板と、
    対向する前記基板面同士の間にスペースが構成されるように前記第1基板と前記第2基板とを離間するスペーサと、
    前記スペースに移動可能に配置された、光を調節するための光調節部と、
    前記スペースの間隔を測定するために該基板面に垂直な測定方向から照射された測定光が、該測定方向において前記第1基板と前記第2基板との内の一方を通過し他方に到達するように設けられた被測定部と、
    を具備し、
    前記被測定部は、
    前記第1基板側から前記スペーサまでの距離を測定するための第1被測定部と、
    前記第1基板側から前記第2基板までの距離を測定するための第2被測定部と、
    を有していることを特徴とする光調節装置。
  2. 前記第1被測定部は、測定光が前記測定方向において該第1基板を通過し前記スペーサに到達するように前記第1基板に設けられ、
    前記第2被測定部は、測定光が前記測定方向において前記第1基板および前記スペーサを通過し該第2基板に到達するように前記第2基板に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光調節装置。
  3. 前記第1被測定部は、前記測定方向から見たときに前記スペーサが露呈するように前記第1基板に設けられた光通過部であり、
    前記第2被測定部は、前記測定方向から見たときに前記第1基板および前記スペーサから突出するように前記第2基板に設けられた光反射部であることを特徴とする請求項2に記載の光調節装置。
  4. 前記光通過部は、前記第1基板の一部を欠落させて孔または切欠として形成した欠落部であることを特徴とする請求項3に記載の光調節装置。
  5. 前記光通過部は、光透過性を有する透明部であることを特徴とする請求項3に記載の光調節装置。
  6. 前記測定方向から見たときに前記スペーサおよび前記第2基板が露呈するように前記第1基板に設けられた光通過部をさらに有し、
    前記第1被測定部は、前記光通過部における前記スペーサが露呈する部分であり、
    前記第2被測定部は、前記光通過部における前記第2基板が露呈する部分であることを特徴とする請求項1に記載の光調節装置。
  7. 前記光通過部は、前記第1基板の一部を欠落させて孔または切欠として形成した欠落部であることを特徴とする請求項6に記載の光調節装置。
  8. 前記光通過部は、光透過性を有する透明部であることを特徴とする請求項6に記載の光調節装置。
  9. 前記第1基板は、前記光調節部により調節する光を通過させるための開口を有し、
    前記開口は、前記光通過部を兼ねていることを特徴とする請求項6に記載の光調節装置。
  10. 前記被測定部は、複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光調節装置。
  11. 前記第1基板および前記第2基板の基板面に垂直となるように該第1基板および該第2基板に対して回動可能に取り付けられた回転軸部材と、
    前記回転軸部材を回動する駆動源と、
    をさらに具備し、
    前記第1基板および前記第2基板には光を通過させるための開口が形成されていて、
    前記光調節部は、前記開口を通過する光を調節するものであって、前記回転軸部材と回動一体に固定され、
    前記駆動源によって前記回転軸部材を回転させることにより、前記光調節部を、前記開口を通過する光の光路上から退避した退避位置と、前記開口を通過する光の光路上に挿入された挿入位置と、に変位させ光を調節することを特徴とする請求項1に記載の光調節装置。
  12. 第1基板と、
    基板面が前記第1基板の基板面に対向するように配設される第2基板と、
    対向する前記基板面同士の間にスペースが構成されるように前記第1基板と前記第2基板とを離間するスペーサと、
    前記スペースに移動可能に配置された、光を調節するための光調節部と、
    前記スペースの間隔を測定するために該基板面に垂直な測定方向から照射された測定光が、該測定方向において前記第1基板と前記第2基板との内の一方を通過し他方に到達するように設けられた被測定部と、
    を具備し、
    前記被測定部は、
    前記第1基板側から前記スペーサまでの距離を測定するための第1被測定部と、
    前記第1基板側から前記第2基板までの距離を測定するための第2被測定部と、
    を有する光調節装置の基板間距離測定方法であって、
    前記第1被測定部を介して測定光を照射することにより、前記スペーサまでの距離を測定するステップと、
    前記第2被測定部を介して測定光を照射することにより、前記第2基板までの距離を測定するステップと、
    前記第2基板までの距離から前記スペーサまでの距離を減算することにより、前記スペースの間隔を取得するステップと、
    を有することを特徴とする光調節装置の基板間距離測定方法。
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