JP6347520B2 - コンクリート型枠用保持具及びこれを用いたコンクリート壁体の構築方法 - Google Patents
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Description
前記セパレータ(16)に連結されると共に、前記型枠板(15)に着脱自在に取り付けられる軸足本体(11)と、
前記軸足本体(11)の一端に形成された、前記セパレータ(16)軸端部のねじ部(17)に螺合される、外周が円筒状の雌ねじ筒部(12)と、
前記軸足本体(11)の他端に形成された、前記型枠板(15)に開けられた挿通孔(18)に挿通させて該型枠板(15)を挟持固定するために、型枠締結具(22)に螺合される雄ねじ部(13)と、
前記雄ねじ部(13)の先端外周部に形成された、工具を当てて回動させ得る回動用平行面(59)と、
前記軸足本体(11)の中間に一体形成された、雌ねじ筒部(12)側に截頭円錐状面部(20)を雄ねじ部(13)側に平坦面部(21)をそれぞれ有する鍔形状の係止用円板部(14)と、を備え、
前記係止用円板部(14)の外径(L1)が、前記軸足本体(11)の雄ねじ部(13)の外径(L3)の3倍から4倍の長さを有し、
前記係止用円板部(14)の平坦面部(21)を、前記型枠板(15)の挿通孔(18)周囲に密着するように当接させて、該型枠板(15)を挟持固定すると共に、
コンクリート(C)が硬化した際に、前記係止用円板部(14)の截頭円錐状面部(20)により該コンクリート(C)に密着している型枠板(15)の挿通孔(18)を破損しないように該型枠板(15)を剥離するために、前記軸足本体(11)に形成された前記回動用平行面(59)に工具を当てて該軸足本体(11)を前記セパレータ(16)から取り外せるように構成した、ことを特徴とする。
前記セパレータ(16)軸端部のねじ部(17)に螺合連結される第1雌ねじ筒部(32)と、該第1雌ねじ筒部(32)の反対側に前記軸足材(41)と螺合連結される第2雌ねじ筒部(33)を有し、内周に隔壁(34)を有し、外周は工具で回動し得るように平坦面を有する連結ねじ筒材(31)と、
前記連結ねじ筒材(31)の第2雌ねじ筒部(33)と螺合連結される第1雄ねじ部(42)と、該第1雄ねじ部(42)の反対側に前記型枠板(15)に開けられた挿通孔(18)に挿通させて該型枠板(15)を挟持固定するために、型枠締結具(22)に螺合される第2雄ねじ部(43)と、から成る軸足材(41)と、
前記第2雄ねじ部(43)の先端外周部に形成された、工具を当てて回動させ得る回動用平行面(65)と、
前記軸足材(41)の中間に一体形成された、第1雄ねじ部(42)側に截頭円錐状面部(46)を、第2雄ねじ部(43)側に平坦面部(47)をそれぞれ有する鍔形状の係止用円板部(44)と、を備え、
前記係止用円板部(44)の外径(L4)が、前記軸足材(41)の第2雄ねじ部(43)の外径(L3)の3倍から4倍の長さを有し、
前記係止用円板部(44)の平坦面部(47)を、前記型枠板(15)の挿通孔(18)周囲に密着するように当接させて、該型枠板(15)を挟持固定すると共に、
コンクリートが硬化した際に、前記係止用円板部(44)の截頭円錐状面部(46)により該コンクリートに密着している前記型枠板(15)の挿通孔(18)を破損しないように該型枠板(15)を剥離するために、前記軸足材(41)に形成された破損しないように該型枠板(15)を剥離するために、前記軸足材(41)に形成された前記回動用平行面(65)に工具を当てて前記軸足材(41)を前記連結ねじ筒材(31)から取り外せるように構成した、ことを特徴とする。
前記型枠用保持具(1)が、
前記セパレータ(16)に連結されると共に、前記型枠板(15)に着脱自在に取り付けられる軸足本体(11)と、
該軸足本体(11)の一端に形成された、前記セパレータ(16)軸端部のねじ部(17)に螺合される、外周が円筒状の雌ねじ筒部(12)と、
該軸足本体(11)の他端に形成された、前記型枠板(15)に開けられた挿通孔(18)に挿通させて該型枠板(15)を挟持固定するために、型枠締結具(22)に螺合される雄ねじ部(13)と、
前記雄ねじ部(13)の先端外周部に形成された、工具を当てて回動させ得る回動用平行面(59)と、
該軸足本体(11)の中間に一体形成された、雌ねじ筒部(12)側に截頭円錐状面部(20)を、雄ねじ部(13)側に平坦面部(21)をそれぞれ有する鍔形状の係止用円板部(14)と、を備え、
前記係止用円板部(14)の外径(L1)が、前記軸足本体(11)の雄ねじ部(13)の外径(L3)の3倍から4倍の長さを有し、
コンクリート壁体の構築に際して、
前記回動用平行面(59)に工具を当てて前記軸足本体(11)を回動させることによって、前記セパレータ(16)両軸端部のねじ部(17)に、前記軸足本体(11)の雌ねじ筒部(12)を螺合させる工程と、
該軸足本体(11)の雄ねじ部(13)を前記型枠板(15)の挿通孔(18)に貫通させ、更に該軸足本体(11)の中間に一体形成された係止用円板部(14)の平坦面部(21)を、該型枠板(15)の挿通孔(18)周囲に密着するように当接させて、該型枠板(15)を係止させる工程と、
各軸足本体(11)の雄ねじ部(13)に、型枠締結具(22)を螺合させて該型枠板(15)を挟持固定し、一対の型枠板(15)を所定間隔に保持する工程と、
一対の型枠板(15)間に形成されるコンクリート打設空間内にコンクリートを打設する工程と、
該コンクリートの硬化後に、該軸足本体(11)から該型枠締結具(22)を外す工程と、
次に、該軸足本体(11)に形成された前記回動用平行面(59)に工具を当てて該軸足本体(11)を取り外すことによって、係止用円板部(14)の截頭円錐状面部(20)によりコンクリート(C)に密着している型枠板(15)の挿通孔(18)を破損しないように該軸足本体(11)の取り外しと同時に該型枠板(15)を剥離する工程と、を有することを特徴とする。
前記型枠用保持具(3)が、
前記セパレータ(16)軸端部のねじ部(17)に螺合連結される第1雌ねじ筒部(32)と、該第1雌ねじ筒部(32)の反対側に前記軸足材(41)と螺合連結される第2雌ねじ筒部(33)を有し、内周に隔壁(34)を有し、外周は工具で回動し得るように平坦面を有する連結ねじ筒材(31)と、
前記連結ねじ筒材(31)の第2雌ねじ筒部(33)と螺合連結される第1雄ねじ部(42)と、該第1雄ねじ部(42)の反対側に前記型枠板(15)に開けられた挿通孔(18)に挿通させて該型枠板(15)を挟持固定するために、型枠締結具(22)に螺合される第2雄ねじ部(43)と、から成る軸足材(41)と、
前記第2雄ねじ部(43)の先端外周部に形成された、工具を当てて回動させ得る回動用平行面(65)と、
該軸足材(41)の中間に一体形成された、第1雄ねじ部(42)側に截頭円錐状面部(46)を、第2雄ねじ部(43)側に平坦面部(47)をそれぞれ有する鍔形状の係止用円板部(44)と、を備え、
前記係止用円板部(44)の外径(L4)が、前記軸足材(41)の第2雄ねじ部(43)の外径(L3)の3倍から4倍の長さを有し、
コンクリート壁体の構築に際して、
前記セパレータ(16)軸端部のねじ部(17)に、該連結ねじ筒材(31)の第1雌ねじ筒部(32)を螺合させる工程と、
前記回動用平行面(65)に工具を当てて前記軸足材(41)を回動させることによって、該連結ねじ筒材(31)の第2雌ねじ筒部(33)に、該軸足材(41)の第1雄ねじ部(42)を螺合させる工程と、
該軸足材(41)の第2雄ねじ部(43)を前記型枠板(15)の挿通孔(18)に貫通させ、更に該軸足材(41)の中間に一体形成された係止用円板部(44)の平坦面部(47)を、該型枠板(15)の挿通孔(18)周囲に密着するように当接させて、該型枠板(15)を係止させる工程と、
各軸足材(41)の第2雄ねじ部(43)に、型枠締結具(22)を螺合させて該型枠板(15)を挟持固定し、一対の該型枠板(15)を所定間隔に保持する工程と、
一対の該型枠板(15)間に形成されるコンクリート打設空間内にコンクリート(C)を打設する工程と、
該コンクリート(C)の硬化後に、該軸足材(41)から該型枠締結具(22)を取り外す工程と、
次に、硬化後のコンクリート(C)から、軸足材(41)に形成された前記回動用平行面(65)に工具を当てて、連結ねじ筒材(31)と分離して該軸足材(41)を取り外すことによって、係止用円板部(44)の截頭円錐状面部(46)によりコンクリート(C)に密着している型枠板(15)の挿通孔(18)を破損しないように該軸足材(41)の取り外しと同時に該型枠板(15)を剥離する工程と、を有することを特徴とする。
しかも、従来のコーンのように、コンクリート壁体から型枠用保持具を抜き取った際に、大きな穴が残ることがない。
また、連結ねじ筒材(31)から取り外した軸足材(41)は、セパレータ(16)との螺合が可能であれば、何度でも再利用することができる。
更に、従来のコーンのように、コンクリート壁体から型枠用保持具を抜き取った際に、大きな穴が残ることがない。
係止用円板部(44)が軸足本体(11)に一体形成された構成であるために、セパレータ(16)からこの軸足本体(11)を外すと同時に、この係止用円板部(14)が硬化したコンクリート壁体から型枠板(15)を同時に剥離することができ、解体作業を迅速に行うことができる。
軸足本体(11)に形成された回動用係合部(19)は、その外径(D1)が、雄ねじ部(13)のねじ山の外径(D2)より長い(D1>D2)ので、工具で回動させる際に、この雄ねじ部(13)のねじ山をつぶすことない。
係止用円板部(44)が軸足本体(11)に一体形成された構成であるために、セパレータ(16)からこの軸足材(41)を取り外す際、即ち連結ねじ筒材(31)から軸足材(41)を取り外す際に、この係止用円板部(44)が硬化したコンクリート壁体から型枠板(15)を同時に剥離することができ、型枠板(15)の剥離作業を迅速に行うことができる。
軸足材(41)に形成された回動用係合部(45)は、その外径(D3)が、第2雄ねじ部(43)のねじ山の外径(D4)より長い(D3>D4)ので、工具で回動させる際に、この第2雄ねじ部(43)のねじ山をつぶすことない。
<実施例1のコンクリート型枠用保持具1の構成>
図1は実施例1のコンクリート型枠用保持具を示し、(a)は軸足本体の正面図、(b)は軸足本体の左側面図、(c)は軸足本体の右側面図である。図2は実施例1の型枠用保持具を用いたコンクリート壁体を構築する方法を示す説明図であり、(a)はセパレータに軸足本体を連結する状態、(b)は軸足本体を型枠板に取り付け、型枠締結具を取り付ける状態、(c)は完成した型枠にコンクリートを打設した状態である。図3は実施例1の型枠用保持具を用いたコンクリート壁体を構築する方法を示す説明図であり、(d)は硬化したコンクリートから軸足本体の係止用円板部で型枠板を外す状態、(e)はコンクリート壁体から軸足本体と型枠板とを完全に取り外した状態である。
実施例1のコンクリート型枠用保持具1は、例えば金属製の軸足本体11の一端に雌ねじ筒部12を、他端に雄ねじ部13を有し、軸足本体11の中間に一体形成された係止用円板部14を有する型枠用保持具である。この型枠用保持具1は、コンクリートCを打設する空間を形成する一対の型枠板15について、セパレータ16を用いて所定の間隔に保持する際に使用する。なお、型枠用保持具1は金属製に限定されず、強靭な強度を有する材質であればプラスチックで製造することも可能である。
軸足本体11は、セパレータ16に連結されて、型枠板15に着脱自在に取り付けられる。軸足本体11の一端に、セパレータ16の軸端部に形成されたねじ部17に螺合される、外周が円筒形状の雌ねじ筒部12が形成されている。雌ねじ筒部12の外周を円筒形状にして、コンクリートCが硬化した後で、回動させながら抜きとれるようになっている。
軸足本体11の中間に一体形成されている鍔形状の係止用円板部14は雄ねじ部13側に平坦面部21を有する。雄ねじ部13側に平坦面部21を形成したのは、この面に型枠板15が当接する際に密着して安定した状態でこの型枠板15を挟持固定できるようにするためである。
図4は実施例1の型枠用保持具を用いたコンクリート壁体を構築する方法を示す作業フロー図である。
実施例1のコンクリート型枠用保持具1を用いたコンクリート壁体の構築方法は、コンクリート壁体の構築に際しては、セパレータ16に型枠用保持具1を螺合させる工程(図2(a))と、型枠用保持具1の軸足本体11を型枠板15に係止させ、型枠締結具22で挟持固定し、一対の型枠板15を所定間隔に保持する工程と、その後コンクリートCを打設する工程(図2(c))と、コンクリートCの硬化後に、コンクリートCから、型枠用保持具を取り外す工程(図3(d))とを有する。
図5は実施例1の型枠用保持具の回動用係合部の変形例を示し、(a)は軸足本体の正面図、(b)は軸足本体の左側面図、(c)は軸足本体の右側面図である。
型枠用保持具1の回動用係合部19は、上述した図示例のように断面形状で六角形状のものに限定されない。型枠用保持具1は取り外す際に、工具Tで回転させ得る形状であればよい。例えば、図5に示すように断面形状で八角形状にすることもできる。その他に工具と係合し得る形状であればこれらの六角形状、八角形状にも限定されない。長円形状、楕円形状にすることも可能である。その他種々の形状にすることができる。
図6は実施例1の係止用円板部の変形例を示し、(a)は軸足本体の正面図、(b)は軸足本体の左側面図、(c)は軸足本体の右側面図である。図7は実施例1の係止用円板部の変形例のコンクリート型枠用保持具をセパレータに連結し、型枠板に取り付けた状態を示す正面図である。
本発明の係止用円板部14は、コンクリートCから、軸足本体11の雄ねじ部13側に形成された回動用係合部19に工具を当てて軸足本体11を取り外す際に、この係止用円板部14でコンクリートCに密着している型枠板15を剥離する機能を有する。そこで、図6と図7に示すように、この係止用円板部14の外径(L1)は、型枠板15に開けられた挿通孔18の内径(L2)より十分大きくした。この係止用円板部14の面積が狭いと、軸足本体11を取り外すときに、型枠板15の挿通孔18を破損し、この型枠板15をコンクリートCから剥離させることができないからである。そこで、この係止用円板部14の外径(L1)は、図示するように軸足本体11の雄ねじ部13の外径(L3)の3倍程度の長さが好ましい。長くても4倍程度の長さである。係止用円板部14の外径(L1)が長すぎると、コンクリート壁体に大きな穴が残るおそれがあるためである。
図8は実施例2のコンクリート型枠用保持具を示し、(a)は連結ねじ筒材の正面図、(b)は連結ねじ筒材の左側面図、(c)は軸足材の正面図、(d)は軸足材の左側面図、(e)は軸足材の右側面図である。図9は実施例2の型枠用保持具を用いたコンクリート壁体を構築する方法を示す説明図であり、(a)はセパレータに連結ねじ筒材を連結する状態、(b)は連結ねじ筒材に軸足材を連結する状態、(c)は軸足材に型枠板を取り付け、型枠締結具を取り付ける状態である。図10は実施例2のコンクリート壁体を構築する方法を示す説明図であり、(d)は完成した型枠にコンクリートを打設した状態、(e)は軸足材の係止用円板部により硬化したコンクリートから型枠板を外す状態、(f)はコンクリート壁体から軸足材と型枠板とを完全に取り外した状態である。
実施例2のコンクリート型枠用保持具3は、連結ねじ筒材31と軸足材41が分離した型枠保持具である。例えば金属製の連結ねじ筒材31と、金属製の第1雄ねじ部42と第2雄ねじ部43とを有する軸足材41と、この軸足材41の中間に一体形成された係止用円板部44とから成る型枠用保持具である。この型枠用保持具3は、コンクリートCを打設する空間を形成する一対の型枠板15について、セパレータ16を用いて所定の間隔に保持する際に使用する。なお、型枠用保持具3は金属製に限定されず、強靭な強度を有する材質であればプラスチックで製造することも可能である。
連結ねじ筒材31は、セパレータ16軸端部のねじ部17に螺合連結される第1雌ねじ筒部32と、第1雌ねじ筒部32の反対側に軸足材41と螺合連結される第2雌ねじ筒部33を有する。ここで第1、第2と表記したのは、同様な形状の部材を区別するもので、個数、順番、等級を示すものではない。
軸足材41は、一端に第1雄ねじ部42を、その他端に第2雄ねじ部43が形成されている。軸足材41の第1雄ねじ部42は、連結ねじ筒材31の第2雌ねじ筒部33と、螺合連結される。軸足材41の第2雄ねじ部43は型枠板15に開けられた挿通孔18に挿通させて型枠板15を挟持固定するために、型枠締結具22に螺合される。この連結ねじ筒材31の第1雌ねじ筒部32にはセパレータ16軸端部のねじ部17が螺合連結されるので、この軸足材41がセパレータ16と螺合連結されることになる。この軸足材41は、コンクリートCが硬化した後で、回動させながら抜きとれるようになっている。
この軸足材41には、第2雄ねじ部43側に工具を当てて回動させる回動用係合部45が形成されている。この回動用係合部45は、軸足材41を連結ねじ筒材31に連結する際にレンチ等の工具を用いて螺合する際に利用される。回動用係合部45は、図8(e)の右側面図に示すように、六角形状にした。
軸足材41の中間に一体形成されている鍔形状の係止用円板部44は、第2雄ねじ部43側に平坦面部47を有する。第2雄ねじ部43側に平坦面部47を形成したのは、この面に型枠板15が当接する際に密着して安定した状態でこの型枠板15できるようにするためである。
図11は実施例2の型枠用保持具を用いたコンクリート壁体を構築する方法を示す作業フロー図である。
実施例2のコンクリート型枠用保持具3を用いたコンクリート壁体の構築方法は、セパレータ16軸端部のねじ部17に、連結ねじ筒材31を螺合させる工程(図8(a))と、連結ねじ筒材31に、軸足材41を螺合させる工程(図8(b))と、軸足材41を型枠板15に係止させ、型枠締結具22で挟持固定し、一対の型枠板15を所定間隔に保持する工程(図8(c))と、その後コンクリートCを打設する工程(図9(d))と、コンクリートCの硬化後に、連結ねじ筒材31から軸足材41を取り外す工程(図9(e))と、コンクリート壁体から軸足材41と型枠板15とを完全に取り外す工程(図9(f))とを有する。これは1本のセパレータ16に、その両側にそれぞれ、型枠用保持具(連結ねじ筒材31と軸足材41)を連結する。以下、同様に1本のセパレータ16の両側に、型枠板15と型枠用保持具3を装着するものであるが、説明を簡略にするために一方の型枠用保持具3を取り付ける状態を示す。
図8(b)に示すように、連結ねじ筒材31に軸足材41を螺合させる工程では、連結ねじ筒材31の第2雌ねじ筒部33に、軸足材41の第1雄ねじ部42を螺合させる。連結ねじ筒材31の内周に隔壁45があるので、セパレータ16のねじ部17への締め付け過ぎを防止でき、同じく軸足材41の第1雄ねじ部42との締め付け過ぎも防止することができる。
なお、予め連結ねじ筒材31に軸足材41を螺合させておき、この連結ねじ筒材31をセパレータ16に螺合させる順番でもよい。
係止用円板部44が軸足材41に一体形成された構成であるために、セパレータ16からこの軸足材41を取り外す際、即ち連結ねじ筒材31から軸足材41を取り外す際に、この係止用円板部44が硬化したコンクリート壁体から型枠板15を同時に剥離することができ、従来困難だった型枠板15の剥離作業を迅速に行うことができる。
図12は実施例2の型枠用保持具の回動用係合部の変形例を示し、(a)は連結ねじ筒材の正面図、(b)は連結ねじ筒材の左側面図、(c)は軸足材の正面図、(d)は軸足材の左側面図、(e)は軸足材の右側面図である。
上述した図示例では、型枠用保持具3の回動用係合部45を断面形状で六角形状のものを示している。しかし、型枠用保持具3は取り外す際に、工具Tで回転させ得る形状であれば六角形状のものに限定されない。例えば、図12(e)に示すように断面形状で八角形状にすることもできる。その他に工具と係合し得る形状であればこれらの六角形状、八角形状にも限定されない。長円形状、楕円形状にすることも可能である。その他種々の形状にすることができる。
図13は実施例2の係止用円板部の変形例を示し、(a)は連結ねじ筒材の正面図、(b)は連結ねじ筒材の左側面図、(c)は軸足材の正面図、(d)は軸足材の左側面図、(e)は軸足材の右側面図である。図14は実施例2の係止用円板部の変形例のコンクリート型枠用保持具をセパレータに連結し、型枠板に取り付けた状態を示す正面図である。
本発明の係止用円板部44は、コンクリートCから、軸足材41の第2雄ねじ部43に形成された回動用係合部45に工具Tを当てて軸足材41を取り外す際に、この係止用円板部44でコンクリートCに密着している型枠板15を剥離する機能を有する。そこで、図14に示すように、この係止用円板部44の外径(L4)は、型枠板15に開けられた挿通孔18の内径(L2)より十分大きくした。この係止用円板部44の面積が狭いと、軸足材41を取り外すときに、型枠板15の挿通孔18を破損し、この型枠板15をコンクリートCから剥離させることができないからである。そこで、この係止用円板部44の外径(L4)は、図示するように軸足材41の第2雄ねじ部43の外径(L3)の3倍程度の長さが好ましい。長くても4倍程度の長さである。係止用円板部44の外径(L4)が長すぎると、コンクリート壁体に大きな穴が残るおそれがあるためである。
図15は実施例3のコンクリート型枠用保持具を示し、(a)は軸足本体の正面図、(b)は軸足本体の左側面図、(c)は軸足本体の右側面図である。
実施例3のコンクリート型枠用保持具51は、上述した実施例1の回動用係合部19に代えて、回動用平行面59を構成したものである。雄ねじ部13の先端外周部には、軸足本体11に工具を当てて回動させる回動用平行面59を形成した。この回動用平行面59は、軸足本体11をセパレータ16に連結する際にレンチ等の工具を用いて螺合する際に利用される。また、このセパレータ16から取り外す際、硬化したコンクリートCから型枠板15を剥離する際にも利用される。
図16は実施例4のコンクリート型枠用保持具を示し、(a)は連結ねじ筒材の正面図、(b)は連結ねじ筒材の左側面図、(c)は軸足材の正面図、(d)は軸足材の左側面図、(e)は軸足材の右側面図である。
実施例4のコンクリート型枠用保持具61は、上述した実施例2の回動用係合部45に代えて、回動用平行面65を構成したものである。第2雄ねじ部43の先端外周部には、軸足材41に工具を当てて回動させる回動用平行面65を形成した。この回動用平行面65は、軸足材41を連結ねじ筒材31に連結する際にレンチ等の工具を用いて螺合する際に利用される。また、この連結ねじ筒材31から取り外す際、硬化したコンクリートCから型枠板15を剥離する際の何れにも利用される。
11 軸足本体
12 雌ねじ筒部
13 雄ねじ部
14 係止用円板部
L1 係止用円板部の外径
L2 型枠板挿通孔の内径
L3 軸足本体の雄ねじ部の外径
15 型枠板
16 セパレータ
17 セパレータのねじ部
18 型枠板の挿通孔
19 回動用係合部
22 型枠締結具
20 截頭円錐状面部
21 平坦面部
D1 軸足本体の外径
D2 雄ねじ部の外径
3 型枠用保持具
31 連結ねじ筒材
32 第1雌ねじ筒部
33 第2雌ねじ筒部
34 隔壁
41 軸足材
42 第1雄ねじ部
43 第2雄ねじ部
44 係止用円板部
45 回動用係合部
L4 係止用円板部の外径
L5 軸足材の第2雄ねじ部の外径
45 回動用平行面
46 截頭円錐状面部
47 平坦面部
D3 軸足材の外径
D4 第2雄ねじ部の外径
51,61 型枠用保持具
C コンクリート
Claims (4)
- コンクリートを打設する空間を形成する一対の型枠板(15)について、セパレータ(16)を用いて所定の間隔に保持するコンクリート型枠用保持具(1)であって、
前記セパレータ(16)に連結されると共に、前記型枠板(15)に着脱自在に取り付けられる軸足本体(11)と、
前記軸足本体(11)の一端に形成された、前記セパレータ(16)軸端部のねじ部(17)に螺合される、外周が円筒状の雌ねじ筒部(12)と、
前記軸足本体(11)の他端に形成された、前記型枠板(15)に開けられた挿通孔(18)に挿通させて該型枠板(15)を挟持固定するために、型枠締結具(22)に螺合される雄ねじ部(13)と、
前記雄ねじ部(13)の先端外周部に形成された、工具を当てて回動させ得る回動用平行面(59)と、
前記軸足本体(11)の中間に一体形成された、雌ねじ筒部(12)側に截頭円錐状面部(20)を雄ねじ部(13)側に平坦面部(21)をそれぞれ有する鍔形状の係止用円板部(14)と、を備え、
前記係止用円板部(14)の外径(L1)が、前記軸足本体(11)の雄ねじ部(13)の外径(L3)の3倍から4倍の長さを有し、
前記係止用円板部(14)の平坦面部(21)を、前記型枠板(15)の挿通孔(18)周囲に密着するように当接させて、該型枠板(15)を挟持固定すると共に、
コンクリート(C)が硬化した際に、前記係止用円板部(14)の截頭円錐状面部(20)により該コンクリート(C)に密着している型枠板(15)の挿通孔(18)を破損しないように該型枠板(15)を剥離するために、前記軸足本体(11)に形成された前記回動用平行面(59)に工具を当てて該軸足本体(11)を前記セパレータ(16)から取り外せるように構成した、ことを特徴とするコンクリート型枠用保持具。 - コンクリートを打設する空間を形成する一対の型枠板(15)について、セパレータ(16)を用いて所定の間隔に保持する連結ねじ筒材(31)と軸足材(41)を有するコンクリート型枠用保持具(3)であって、
前記セパレータ(16)軸端部のねじ部(17)に螺合連結される第1雌ねじ筒部(32)と、該第1雌ねじ筒部(32)の反対側に前記軸足材(41)と螺合連結される第2雌ねじ筒部(33)を有し、内周に隔壁(34)を有し、外周は工具で回動し得るように平坦面を有する連結ねじ筒材(31)と、
前記連結ねじ筒材(31)の第2雌ねじ筒部(33)と螺合連結される第1雄ねじ部(42)と、該第1雄ねじ部(42)の反対側に前記型枠板(15)に開けられた挿通孔(18)に挿通させて該型枠板(15)を挟持固定するために、型枠締結具(22)に螺合される第2雄ねじ部(43)と、から成る軸足材(41)と、
前記第2雄ねじ部(43)の先端外周部に形成された、工具を当てて回動させ得る回動用平行面(65)と、
前記軸足材(41)の中間に一体形成された、第1雄ねじ部(42)側に截頭円錐状面部(46)を、第2雄ねじ部(43)側に平坦面部(47)をそれぞれ有する鍔形状の係止用円板部(44)と、を備え、
前記係止用円板部(44)の外径(L4)が、前記軸足材(41)の第2雄ねじ部(43)の外径(L3)の3倍から4倍の長さを有し、
前記係止用円板部(44)の平坦面部(47)を、前記型枠板(15)の挿通孔(18)周囲に密着するように当接させて、該型枠板(15)を挟持固定すると共に、
コンクリートが硬化した際に、前記係止用円板部(44)の截頭円錐状面部(46)により該コンクリートに密着している前記型枠板(15)の挿通孔(18)を破損しないように該型枠板(15)を剥離するために、前記軸足材(41)に形成された前記回動用平行面(65)に工具を当てて前記軸足材(41)を前記連結ねじ筒材(31)から取り外せるように構成した、ことを特徴とするコンクリート型枠用保持具。 - 一対の型枠板をセパレータ(16)と型枠保持金具(1)とによって所定の間隔に固定して、コンクリート打設空間を区画形成し、該コンクリート打設空間を形成する型枠用保持具を用いたコンクリート壁体の構築方法であって、
前記型枠用保持具(1)が、
前記セパレータ(16)に連結されると共に、前記型枠板(15)に着脱自在に取り付けられる軸足本体(11)と、
該軸足本体(11)の一端に形成された、前記セパレータ(16)軸端部のねじ部(17)に螺合される、外周が円筒状の雌ねじ筒部(12)と、
該軸足本体(11)の他端に形成された、前記型枠板(15)に開けられた挿通孔(18)に挿通させて該型枠板(15)を挟持固定するために、型枠締結具(22)に螺合される雄ねじ部(13)と、
前記雄ねじ部(13)の先端外周部に形成された、工具を当てて回動させ得る回動用平行面(59)と、
該軸足本体(11)の中間に一体形成された、雌ねじ筒部(12)側に截頭円錐状面部(20)を、雄ねじ部(13)側に平坦面部(21)をそれぞれ有する鍔形状の係止用円板部(14)と、を備え、
前記係止用円板部(14)の外径(L1)が、前記軸足本体(11)の雄ねじ部(13)の外径(L3)の3倍から4倍の長さを有し、
コンクリート壁体の構築に際して、
前記回動用平行面(59)に工具を当てて前記軸足本体(11)を回動させることによって、前記セパレータ(16)両軸端部のねじ部(17)に、前記軸足本体(11)の雌ねじ筒部(12)を螺合させる工程と、
該軸足本体(11)の雄ねじ部(13)を前記型枠板(15)の挿通孔(18)に貫通させ、更に該軸足本体(11)の中間に一体形成された係止用円板部(14)の平坦面部(21)を、該型枠板(15)の挿通孔(18)周囲に密着するように当接させて、該型枠板(15)を係止させる工程と、
各軸足本体(11)の雄ねじ部(13)に、型枠締結具(22)を螺合させて該型枠板(15)を挟持固定し、一対の型枠板(15)を所定間隔に保持する工程と、
一対の型枠板(15)間に形成されるコンクリート打設空間内にコンクリートを打設する工程と、
該コンクリートの硬化後に、該軸足本体(11)から該型枠締結具(22)を外す工程と、
次に、該軸足本体(11)に形成された前記回動用平行面(59)に工具を当てて該軸足本体(11)を取り外すことによって、係止用円板部(14)の截頭円錐状面部(20)によりコンクリート(C)に密着している型枠板(15)の挿通孔(18)を破損しないように該軸足本体(11)の取り外しと同時に該型枠板(15)を剥離する工程と、を有することを特徴とする型枠用保持具を用いたコンクリート壁体の構築方法。 - 一対の型枠板をセパレータ(16)と型枠保持具(3)とによって所定の間隔に固定して、コンクリート打設空間を区画形成し、該コンクリート打設空間を形成する型枠保持具を用いたコンクリート壁体の構築方法であって、
前記型枠用保持具(3)が、
前記セパレータ(16)軸端部のねじ部(17)に螺合連結される第1雌ねじ筒部(32)と、該第1雌ねじ筒部(32)の反対側に前記軸足材(41)と螺合連結される第2雌ねじ筒部(33)を有し、内周に隔壁(34)を有し、外周は工具で回動し得るように平坦面を有する連結ねじ筒材(31)と、
前記連結ねじ筒材(31)の第2雌ねじ筒部(33)と螺合連結される第1雄ねじ部(42)と、該第1雄ねじ部(42)の反対側に前記型枠板(15)に開けられた挿通孔(18)に挿通させて該型枠板(15)を挟持固定するために、型枠締結具(22)に螺合される第2雄ねじ部(43)と、から成る軸足材(41)と、
前記第2雄ねじ部(43)の先端外周部に形成された、工具を当てて回動させ得る回動用平行面(65)と、
該軸足材(41)の中間に一体形成された、第1雄ねじ部(42)側に截頭円錐状面部(46)を、第2雄ねじ部(43)側に平坦面部(47)をそれぞれ有する鍔形状の係止用円板部(44)と、を備え、
前記係止用円板部(44)の外径(L4)が、前記軸足材(41)の第2雄ねじ部(43)の外径(L3)の3倍から4倍の長さを有し、
コンクリート壁体の構築に際して、
前記セパレータ(16)軸端部のねじ部(17)に、該連結ねじ筒材(31)の第1雌ねじ筒部(32)を螺合させる工程と、
前記回動用平行面(65)に工具を当てて前記軸足材(41)を回動させることによって、該連結ねじ筒材(31)の第2雌ねじ筒部(33)に、該軸足材(41)の第1雄ねじ部(42)を螺合させる工程と、
該軸足材(41)の第2雄ねじ部(43)を前記型枠板(15)の挿通孔(18)に貫通させ、更に該軸足材(41)の中間に一体形成された係止用円板部(44)の平坦面部(47)を、該型枠板(15)の挿通孔(18)周囲に密着するように当接させて、該型枠板(15)を係止させる工程と、
各軸足材(41)の第2雄ねじ部(43)に、型枠締結具(22)を螺合させて該型枠板(15)を挟持固定し、一対の該型枠板(15)を所定間隔に保持する工程と、
一対の該型枠板(15)間に形成されるコンクリート打設空間内にコンクリート(C)を打設する工程と、
該コンクリート(C)の硬化後に、該軸足材(41)から該型枠締結具(22)を取り外す工程と、
次に、硬化後のコンクリート(C)から、軸足材(41)に形成された前記回動用平行面(65)に工具を当てて、連結ねじ筒材(31)と分離して該軸足材(41)を取り外すことによって、係止用円板部(44)の截頭円錐状面部(46)によりコンクリート(C)に密着している型枠板(15)の挿通孔(18)を破損しないように該軸足材(41)の取り外しと同時に該型枠板(15)を剥離する工程と、を有することを特徴とする型枠用保持具を用いたコンクリート壁体の構築方法。
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