JPH01187262A - 型枠緊締装置 - Google Patents
型枠緊締装置Info
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- JPH01187262A JPH01187262A JP1321888A JP1321888A JPH01187262A JP H01187262 A JPH01187262 A JP H01187262A JP 1321888 A JP1321888 A JP 1321888A JP 1321888 A JP1321888 A JP 1321888A JP H01187262 A JPH01187262 A JP H01187262A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、コンクリート壁構築用の型枠を緊締するため
の型枠緊締装置に関するものである。
の型枠緊締装置に関するものである。
(従来技術)
第7図には、従来の型枠緊締装置100Zを使用して行
われた型枠組立構造が示されている。この従来の型枠組
立構造によれば、左右−組の枠仮106.106間に多
数本のスペーサI O8,108・・を介在させるとと
もに、左右の各枠板106.106を各スペーサ108
,108・・の両端に設けられた係止頭部189,18
9にそれぞれ係止部材101の係止部102を引っ掛け
、続いてバタ材107を介して係止部材101の溝I0
3にクサビ105を打込むことにより、枠板106をス
ペーサ108の端部に設けられた枠板当接部材182に
押付けて固定するようにしている。
われた型枠組立構造が示されている。この従来の型枠組
立構造によれば、左右−組の枠仮106.106間に多
数本のスペーサI O8,108・・を介在させるとと
もに、左右の各枠板106.106を各スペーサ108
,108・・の両端に設けられた係止頭部189,18
9にそれぞれ係止部材101の係止部102を引っ掛け
、続いてバタ材107を介して係止部材101の溝I0
3にクサビ105を打込むことにより、枠板106をス
ペーサ108の端部に設けられた枠板当接部材182に
押付けて固定するようにしている。
ところが、第7図に示す従来の型枠緊締装置100Zを
使用した型枠組立構造では、型枠を組立てる際には、各
枠板106,106の外側にそれぞれバタ材107,1
07を当てがい、続いて各スペーサ108,108・・
の両端が対応する位置にそれぞれ型枠緊締装置100Z
、IQOZ・・を用いて各枠板106,106を固定す
るという作業が必要であり、又、組立てられた型枠を解
体する際には、各型枠緊締装置+00Z、+00Z・・
を取外し、且つバタ3107を取外した後、各枠板10
6,106を形成されたコンクリート壁100Aから取
外すという作業が必要となり、型枠組立時及び型枠解体
時の作業工数がそれぞれ多くなってそれらの作業が煩雑
でしかもそれらの作業に長時間を要するという問題があ
った。
使用した型枠組立構造では、型枠を組立てる際には、各
枠板106,106の外側にそれぞれバタ材107,1
07を当てがい、続いて各スペーサ108,108・・
の両端が対応する位置にそれぞれ型枠緊締装置100Z
、IQOZ・・を用いて各枠板106,106を固定す
るという作業が必要であり、又、組立てられた型枠を解
体する際には、各型枠緊締装置+00Z、+00Z・・
を取外し、且つバタ3107を取外した後、各枠板10
6,106を形成されたコンクリート壁100Aから取
外すという作業が必要となり、型枠組立時及び型枠解体
時の作業工数がそれぞれ多くなってそれらの作業が煩雑
でしかもそれらの作業に長時間を要するという問題があ
った。
又、この第7図に示す従来の型枠緊締装置を使用した型
枠組立構造では、型枠解体時において、各枠仮106,
106をコンクリート壁100Aの側面から剥す際に、
各型枠緊締装置及びバタ材を取外した状態で各枠板10
6,106を人力によって剥離させるようにしているが
、特に大面積を有する1枚ものの枠板106を使用して
いる場合1こは、コンクリート壁との固着面積が大きく
なるため、人力による枠板剥離作業が困難となることが
あった。
枠組立構造では、型枠解体時において、各枠仮106,
106をコンクリート壁100Aの側面から剥す際に、
各型枠緊締装置及びバタ材を取外した状態で各枠板10
6,106を人力によって剥離させるようにしているが
、特に大面積を有する1枚ものの枠板106を使用して
いる場合1こは、コンクリート壁との固着面積が大きく
なるため、人力による枠板剥離作業が困難となることが
あった。
(発明の目的)
本発明は、上記した従来の型枠緊締装置の問題点に鑑み
、枠仮に一体的に組付けて使用され且つ枠仮にバタ材を
一体に組付けた状態で型枠組立であるいは型枠解体を行
えるようにするとともに、型枠内でコンクリート壁を形
成後、枠板を該コンクリート壁の側面から容易に剥離さ
せることができるようにした型枠緊締装置を提供するこ
とを目的としてなされたものである。
、枠仮に一体的に組付けて使用され且つ枠仮にバタ材を
一体に組付けた状態で型枠組立であるいは型枠解体を行
えるようにするとともに、型枠内でコンクリート壁を形
成後、枠板を該コンクリート壁の側面から容易に剥離さ
せることができるようにした型枠緊締装置を提供するこ
とを目的としてなされたものである。
(目的を達成するための手段)
内部が中空で適宜長さを有する筒状であって一端に枠仮
に形成した挿通穴の枠板内面側口縁に係止可能な係止部
を有する筒状体と、前記枠板の外側に設置されるバタ材
を保持でき且つ前記筒状体に対してその長さ方向に沿っ
て移動可能なるバタ材保持部材と、該バタ材保持部材を
前記筒状体に沿って該筒状体の係止部形成側に押圧する
ことのできろ押圧部材と、前記筒状体の空所内で該筒状
体に対して回動及び長さ方向に移動可能なる如く挿通さ
れ且つ一端側に両枠板間に介設されるスペーサの端部に
設けられる枠板当接部材のネジに螺合可能なネジを有し
しかも他端側か前記筒状体の反体上部形成側端よりさら
に外方に突出する長さを有しさらに該他端部に回動工具
系土用の工具係止部を有するとともに該他端部寄りに雄
ネジを形成した棒状体と、該棒状体の雄ネジに螺合され
てその螺入時に前記筒状体を枠板内側に設置される前記
枠板当接部材側に押圧することのできる雌ネジ部材を備
えているとともに、前記筒状体内における長さ方向中間
部に段部を形成する一方で、前記棒状体には該棒状体の
ネジが枠板内面に当接している枠板当接部材のネジに螺
合された状態において棒状体のネジを枠板当接部材のネ
ジに対して螺解するときに筒状体側の前記段部に衝合し
て該筒状体を枠板当接部材から離間する方向に押圧する
衝合部を形成していることを特徴とするものである。
に形成した挿通穴の枠板内面側口縁に係止可能な係止部
を有する筒状体と、前記枠板の外側に設置されるバタ材
を保持でき且つ前記筒状体に対してその長さ方向に沿っ
て移動可能なるバタ材保持部材と、該バタ材保持部材を
前記筒状体に沿って該筒状体の係止部形成側に押圧する
ことのできろ押圧部材と、前記筒状体の空所内で該筒状
体に対して回動及び長さ方向に移動可能なる如く挿通さ
れ且つ一端側に両枠板間に介設されるスペーサの端部に
設けられる枠板当接部材のネジに螺合可能なネジを有し
しかも他端側か前記筒状体の反体上部形成側端よりさら
に外方に突出する長さを有しさらに該他端部に回動工具
系土用の工具係止部を有するとともに該他端部寄りに雄
ネジを形成した棒状体と、該棒状体の雄ネジに螺合され
てその螺入時に前記筒状体を枠板内側に設置される前記
枠板当接部材側に押圧することのできる雌ネジ部材を備
えているとともに、前記筒状体内における長さ方向中間
部に段部を形成する一方で、前記棒状体には該棒状体の
ネジが枠板内面に当接している枠板当接部材のネジに螺
合された状態において棒状体のネジを枠板当接部材のネ
ジに対して螺解するときに筒状体側の前記段部に衝合し
て該筒状体を枠板当接部材から離間する方向に押圧する
衝合部を形成していることを特徴とするものである。
(作用及び使用方法)
本発明の型枠緊締装置では、該型枠緊締装置を型枠内に
介設されるスペーサの数の2倍の数だけ使用し、各筒状
体に棒状体を取付けた状態で各筒状体の係止部を枠仮に
形成した挿通穴の枠板内面側口縁に係止させ、さらに枠
板の外側にバタ材を配置した状態で該バタ材の外側にバ
タ材保持部材を当てがい、該バタ材保持部材を押圧部材
によって筒状体の係止部形成側に押圧することにより、
枠板とバタ材と型枠緊締装置とが一体に組付けられた枠
板ユニットが構成でき、型枠組立時及び型枠解体時にそ
れら(枠板とバタ材と型枠緊締装置)を一体に組付けた
まま(枠板ユニットのまま)で取扱うことができるよう
になる。
介設されるスペーサの数の2倍の数だけ使用し、各筒状
体に棒状体を取付けた状態で各筒状体の係止部を枠仮に
形成した挿通穴の枠板内面側口縁に係止させ、さらに枠
板の外側にバタ材を配置した状態で該バタ材の外側にバ
タ材保持部材を当てがい、該バタ材保持部材を押圧部材
によって筒状体の係止部形成側に押圧することにより、
枠板とバタ材と型枠緊締装置とが一体に組付けられた枠
板ユニットが構成でき、型枠組立時及び型枠解体時にそ
れら(枠板とバタ材と型枠緊締装置)を一体に組付けた
まま(枠板ユニットのまま)で取扱うことができるよう
になる。
又、型枠を組立てる際には、左右の枠板をそれぞれ上記
枠板ユニットとした状態で、その一方の枠板ユニット側
の各棒状体に設けたネジにそれぞれスペーサの一端のネ
ジを螺合させた後、雌ネジ部材を螺入方向に回転させて
枠板ユニットをスペーサの枠板当接部材側に押圧して該
枠板ユニットを各雌ネジ部材と各枠板当接部材間で強固
に緊締させた状態でコンクリート壁形成位置に設置して
おき、次に、該スペーサつき枠板ユニットに他方の枠板
ユニットを対向させ、各スペーサの他端に設けているネ
ジに枠板ユニットの各棒状体のネジをそれぞれ螺合させ
た後、雌ネジ部材を螺入方向に回転させて枠板ユニット
をスペーサ端部の枠板当接部材側に押圧して該枠板ユニ
ットを各雌ネジ部材と各枠板当接部材間で強固に緊締さ
せれば型枠の組立ては完了する。
枠板ユニットとした状態で、その一方の枠板ユニット側
の各棒状体に設けたネジにそれぞれスペーサの一端のネ
ジを螺合させた後、雌ネジ部材を螺入方向に回転させて
枠板ユニットをスペーサの枠板当接部材側に押圧して該
枠板ユニットを各雌ネジ部材と各枠板当接部材間で強固
に緊締させた状態でコンクリート壁形成位置に設置して
おき、次に、該スペーサつき枠板ユニットに他方の枠板
ユニットを対向させ、各スペーサの他端に設けているネ
ジに枠板ユニットの各棒状体のネジをそれぞれ螺合させ
た後、雌ネジ部材を螺入方向に回転させて枠板ユニット
をスペーサ端部の枠板当接部材側に押圧して該枠板ユニ
ットを各雌ネジ部材と各枠板当接部材間で強固に緊締さ
せれば型枠の組立ては完了する。
又、組立てられた型枠間にコンクリート壁を形成後、型
枠を解体するときには、枠板ユニット押し付は用の雌ネ
ジ部材を少し緩めた後、棒状体をそのネジが螺解する方
向に回動させる。すると該棒状体のネジがスペーサ側の
ネジに対して完全に外れる前に、棒状体の衝合部が筒状
体の段部に衝合するようになり、該衝合部が段部に衝合
した後、棒状体をさらに螺解方向に回動させると、該棒
状体がスペーサに対して外側に移動することにより筒状
体も外側に押され(衝合部が段部を外側に押圧するため
)、枠板ユニット全体が枠板当接部(オから離間する方
向に移動せしめられて枠板の内面が形成されたコンクリ
ート壁の側面から強制的に剥離せしめられるようになる
。そして、全棒状体のネジをスペーサのネジに対して完
全に螺解した後、各枠板ユニットをそれぞれクレーンな
どで吊り上げて取外せば型枠の解体操作は完了する。
枠を解体するときには、枠板ユニット押し付は用の雌ネ
ジ部材を少し緩めた後、棒状体をそのネジが螺解する方
向に回動させる。すると該棒状体のネジがスペーサ側の
ネジに対して完全に外れる前に、棒状体の衝合部が筒状
体の段部に衝合するようになり、該衝合部が段部に衝合
した後、棒状体をさらに螺解方向に回動させると、該棒
状体がスペーサに対して外側に移動することにより筒状
体も外側に押され(衝合部が段部を外側に押圧するため
)、枠板ユニット全体が枠板当接部(オから離間する方
向に移動せしめられて枠板の内面が形成されたコンクリ
ート壁の側面から強制的に剥離せしめられるようになる
。そして、全棒状体のネジをスペーサのネジに対して完
全に螺解した後、各枠板ユニットをそれぞれクレーンな
どで吊り上げて取外せば型枠の解体操作は完了する。
(実施例)
第1図ないし第6図を参照して本発明の詳細な説明する
と、第1図ないし第5図には本発明の第1実施例、第6
図には同第2実施例が示されている。
と、第1図ないし第5図には本発明の第1実施例、第6
図には同第2実施例が示されている。
第1図ないし第5図に示す第1実施例の型枠緊締装置Z
は、適宜長さを有し且つ枠板6に形成された挿通穴63
内に挿通可能な外径を有する筒状体lと、枠板6の外側
に設置されるバタ材7を保持するバタ材保持部材2と、
該バタ材保持部材2を筒状体1に沿って該筒状体の一端
Ia側に押圧することのできる押圧部材3と、筒状体l
の空所12内で該筒状体lに対して回動及び長さ方向に
移動可能なる如く挿通される棒状体4と、後述するよう
に該棒状体4に形成された雄ネジ43に螺合して螺入時
に筒状体lを左右各枠板6,6間に。
は、適宜長さを有し且つ枠板6に形成された挿通穴63
内に挿通可能な外径を有する筒状体lと、枠板6の外側
に設置されるバタ材7を保持するバタ材保持部材2と、
該バタ材保持部材2を筒状体1に沿って該筒状体の一端
Ia側に押圧することのできる押圧部材3と、筒状体l
の空所12内で該筒状体lに対して回動及び長さ方向に
移動可能なる如く挿通される棒状体4と、後述するよう
に該棒状体4に形成された雄ネジ43に螺合して螺入時
に筒状体lを左右各枠板6,6間に。
介設されるスペーサ8の枠板当接部材82側に押圧する
ことのできる雌ネジ部材5を備えて構成されている。尚
、これらの各部材(筒状体、バタ材保持部材、押圧部材
、棒状体、雌ネジ部材)はそれぞれ鋼材で形成されてい
る。
ことのできる雌ネジ部材5を備えて構成されている。尚
、これらの各部材(筒状体、バタ材保持部材、押圧部材
、棒状体、雌ネジ部材)はそれぞれ鋼材で形成されてい
る。
両枠板6.6間に介設されるスペーサ8は、枠板間隔に
応じて適宜長さを有する棒状のセパレータ8Iの両端に
それぞれ枠板当接部材82.82を螺合して形成されて
いる。各枠板当接部材82゜82には、それぞれ外向き
に突出する雄ネジ83゜83が螺着脱自在に取付けられ
ている。
応じて適宜長さを有する棒状のセパレータ8Iの両端に
それぞれ枠板当接部材82.82を螺合して形成されて
いる。各枠板当接部材82゜82には、それぞれ外向き
に突出する雄ネジ83゜83が螺着脱自在に取付けられ
ている。
筒状体lは、この実施例では、長さが140〜150m
11程度で、その一端1aから全長の約l/3程度の長
さ慮1囲部分が拡管されている。又、この実施例では、
筒状体lにおける拡管部1cの内径は約12IIII1
1となっており、非拡管部1dの内径は約9mmとなっ
ていて、筒状体l内における該拡管部1cと非拡管部1
dとの境界部分には環状の段部13が形成されている。
11程度で、その一端1aから全長の約l/3程度の長
さ慮1囲部分が拡管されている。又、この実施例では、
筒状体lにおける拡管部1cの内径は約12IIII1
1となっており、非拡管部1dの内径は約9mmとなっ
ていて、筒状体l内における該拡管部1cと非拡管部1
dとの境界部分には環状の段部13が形成されている。
尚、筒状体lにおける拡管部1cの外径は、枠板6に形
成された挿通穴63の内径(約16mm)よりわずかに
小さい程度とされている。
成された挿通穴63の内径(約16mm)よりわずかに
小さい程度とされている。
筒状体lの拡管側の端f+ I aには、外向きフラン
ツ状の係止部11が形成されている。この係止部11の
外径は、枠板6の挿通穴63の内径より大きくなってお
り、筒状体1を該挿通穴63内に挿通した状態で、該係
止部11が挿通穴63の枠板内面側口縁に係止されるよ
うにしている。
ツ状の係止部11が形成されている。この係止部11の
外径は、枠板6の挿通穴63の内径より大きくなってお
り、筒状体1を該挿通穴63内に挿通した状態で、該係
止部11が挿通穴63の枠板内面側口縁に係止されるよ
うにしている。
又、筒状体1の反係止部形成側端部tbの外面には、適
宜長さ範囲(例えば30〜40mm程度)だけ雄ネジ1
4が形成されている。
宜長さ範囲(例えば30〜40mm程度)だけ雄ネジ1
4が形成されている。
バタ材保持部材2は、この実施例ではバタ材7として丸
管が使用されている関係上、内面側に上下2つの円弧状
の保持部21.21を形成している。又、該バタ材保持
部材2の中央部には、筒状体lを挿通し得る穴22が形
成されている。
管が使用されている関係上、内面側に上下2つの円弧状
の保持部21.21を形成している。又、該バタ材保持
部材2の中央部には、筒状体lを挿通し得る穴22が形
成されている。
該バタ材保持部材2を押圧するための押圧部材3は、こ
の実施例では筒状体lに形成した雄ネジ14に螺合可能
な雌ネジ部材が採用されている。
の実施例では筒状体lに形成した雄ネジ14に螺合可能
な雌ネジ部材が採用されている。
そして、この押圧部材3は、筒状体Iをバタ打保持部材
2の穴22内に挿通させた状態で、該筒状体!の雄ネジ
I4に対して螺入方向に回転させることにより、該押圧
部材3でバタ材保持部材2を筒状体lに沿って係止部形
成側に押圧し得るようになっている。
2の穴22内に挿通させた状態で、該筒状体!の雄ネジ
I4に対して螺入方向に回転させることにより、該押圧
部材3でバタ材保持部材2を筒状体lに沿って係止部形
成側に押圧し得るようになっている。
棒状体4は、筒状体lより長い長さを有しており、その
一端4aに枠板当接部材82の雄ネジ83に螺合可能な
雌ネジ4Iが形成されている。この雄ネジ41形成部分
は、その外径が筒状体lの拡管部1cの内径よりわずか
に小さい程度の大径部41aとなっており、該大径部4
1aが拡管部lC内において円周方向外方にガタつかな
いようになっている。又、この大径141aの後端は、
筒状体l内面の前記段部13に衝合する衝合部44とな
る。尚、該衝合部44にはワッシャ又はスラストベアリ
ングなどの滑動部材45が設けられている。
一端4aに枠板当接部材82の雄ネジ83に螺合可能な
雌ネジ4Iが形成されている。この雄ネジ41形成部分
は、その外径が筒状体lの拡管部1cの内径よりわずか
に小さい程度の大径部41aとなっており、該大径部4
1aが拡管部lC内において円周方向外方にガタつかな
いようになっている。又、この大径141aの後端は、
筒状体l内面の前記段部13に衝合する衝合部44とな
る。尚、該衝合部44にはワッシャ又はスラストベアリ
ングなどの滑動部材45が設けられている。
棒状体4の他端4b側には雄ネジ43が形成されている
。又、該雄ネジ43の先端にはスパナなどの回動工具を
係止するための工具係止部42か設けられている。
。又、該雄ネジ43の先端にはスパナなどの回動工具を
係止するための工具係止部42か設けられている。
この棒状体4の雄ネジ43形成部分には、筒状体lを押
圧するための雌ネジ部材5が螺合されている。この雌ネ
ジ部材5は、スパナなどの回動工具で回動されるように
なっている。
圧するための雌ネジ部材5が螺合されている。この雌ネ
ジ部材5は、スパナなどの回動工具で回動されるように
なっている。
この型枠緊締装置Z(筒状体I、バタ材保持部材2、押
圧部材3、棒状体4、及び雌ネジ部材5)は次のように
して枠板6に組付けられる。まず、筒状体lの雄ネジ形
成側端部!b側を枠板6の内面側から該枠板の挿通穴6
3に挿通し、筒状体lの係+h部11を該挿通穴63の
枠板内面側口縁に係止させておく。そして枠板6の外面
に、筒状体Iを上下から挟むようにして2本のバタ材7
.7を当てがい、続いてバタ材保持部材2の穴22を筒
状体1の雄ネジ形成側端部1b側から該筒状体1の外側
に嵌合させた後、筒状体lの雄ネジ14に押圧部材3(
雌ネジ部材)を螺入・緊締する。次に、棒状体4に工具
係止部42及び雌ネジ部材5を取付ける前に該棒状体4
の雄ネジ形成側端部4bを筒状体lの係止部形成側開口
から該筒状体l内に差し込んで、該棒状体4の雄ネジ形
成側端部4bを筒状体Iの雄ネジ形成側端部1bから外
方に突出させ、続いて棒状体4の雄ネジ43に雌ネジ部
材5を螺入した後、該雄ネジ43の先端に工具係止Al
K42を固定する。尚、枠板6には、上下左右に適宜間
隔をもって多数の挿通穴63,63・・か形成されてお
り、これらの各挿通穴63,63・・形成部分にそれぞ
れ上記同様にして型枠緊締装置Zが組付けられる。
圧部材3、棒状体4、及び雌ネジ部材5)は次のように
して枠板6に組付けられる。まず、筒状体lの雄ネジ形
成側端部!b側を枠板6の内面側から該枠板の挿通穴6
3に挿通し、筒状体lの係+h部11を該挿通穴63の
枠板内面側口縁に係止させておく。そして枠板6の外面
に、筒状体Iを上下から挟むようにして2本のバタ材7
.7を当てがい、続いてバタ材保持部材2の穴22を筒
状体1の雄ネジ形成側端部1b側から該筒状体1の外側
に嵌合させた後、筒状体lの雄ネジ14に押圧部材3(
雌ネジ部材)を螺入・緊締する。次に、棒状体4に工具
係止部42及び雌ネジ部材5を取付ける前に該棒状体4
の雄ネジ形成側端部4bを筒状体lの係止部形成側開口
から該筒状体l内に差し込んで、該棒状体4の雄ネジ形
成側端部4bを筒状体Iの雄ネジ形成側端部1bから外
方に突出させ、続いて棒状体4の雄ネジ43に雌ネジ部
材5を螺入した後、該雄ネジ43の先端に工具係止Al
K42を固定する。尚、枠板6には、上下左右に適宜間
隔をもって多数の挿通穴63,63・・か形成されてお
り、これらの各挿通穴63,63・・形成部分にそれぞ
れ上記同様にして型枠緊締装置Zが組付けられる。
このように型枠緊締装置Zの組付状態においては、筒状
体lの係止部11が枠板6の挿通穴63の枠板内面側口
縁に係止され、さらにバタ材保持部材2が押圧部材3に
よって押圧されていることにより、枠板6とバタ材7と
バタ材保持部材2と筒状体lとが強固に固定され、それ
らの部材が一体化された枠板ユニット10を構成するよ
うになる。尚、このように型枠緊締装置Zの組付状態に
おいては、棒状体4は筒状体l内で回動及び長さ方向に
移動可能となっているが、該雄ネジ4の雌ネジ彩成側に
は大径の衝合部44が形成されてぃて棒状体4が枠板外
方側に移動したときに該衝合部44が筒状体lの段部1
3に衝合し、他方棒状体4の雌ネジ形成側には雌ネジ部
材5が設けられていて棒状体4が枠板内方側に移動した
とき該雌ネジ部材5が筒状体lの雄ネジ形成側端部1b
に衝合し、棒状体4が筒状体1内から不用意に抜は出す
ことがないようになっている。
体lの係止部11が枠板6の挿通穴63の枠板内面側口
縁に係止され、さらにバタ材保持部材2が押圧部材3に
よって押圧されていることにより、枠板6とバタ材7と
バタ材保持部材2と筒状体lとが強固に固定され、それ
らの部材が一体化された枠板ユニット10を構成するよ
うになる。尚、このように型枠緊締装置Zの組付状態に
おいては、棒状体4は筒状体l内で回動及び長さ方向に
移動可能となっているが、該雄ネジ4の雌ネジ彩成側に
は大径の衝合部44が形成されてぃて棒状体4が枠板外
方側に移動したときに該衝合部44が筒状体lの段部1
3に衝合し、他方棒状体4の雌ネジ形成側には雌ネジ部
材5が設けられていて棒状体4が枠板内方側に移動した
とき該雌ネジ部材5が筒状体lの雄ネジ形成側端部1b
に衝合し、棒状体4が筒状体1内から不用意に抜は出す
ことがないようになっている。
筒状体!内に形成された段部13と、棒状体4に形成さ
れた衝合部44との位置関係は次のように設定されてい
る。即ち、棒状体4の雌ネジ41を枠板6内面に当接し
ている枠板当接部材82の雄ネジ83に螺合させた状態
(第2図の左側の型枠緊締装置の状態)から、該棒状体
4の雌ネジ41を枠板当接部材82の雄ネジ83に対し
て螺解する途中において、第4図に示すように棒状体4
が筒状体Iに対して後退して棒状体側の衝合部44に設
けている滑動部材45が筒状体l側の段部13に衝合す
るように位置設定されている。そして、該滑動部材45
が段部13に衝合した状態(第4図の状態)からさらに
棒状体4の雌ネジ4!を螺解操作すると、棒状体4が筒
状体lに対して後退するのに伴って衝合部44(滑動部
材45)により筒状体Iの段部!3が枠板外方側に押圧
されるように設計されている。
れた衝合部44との位置関係は次のように設定されてい
る。即ち、棒状体4の雌ネジ41を枠板6内面に当接し
ている枠板当接部材82の雄ネジ83に螺合させた状態
(第2図の左側の型枠緊締装置の状態)から、該棒状体
4の雌ネジ41を枠板当接部材82の雄ネジ83に対し
て螺解する途中において、第4図に示すように棒状体4
が筒状体Iに対して後退して棒状体側の衝合部44に設
けている滑動部材45が筒状体l側の段部13に衝合す
るように位置設定されている。そして、該滑動部材45
が段部13に衝合した状態(第4図の状態)からさらに
棒状体4の雌ネジ4!を螺解操作すると、棒状体4が筒
状体lに対して後退するのに伴って衝合部44(滑動部
材45)により筒状体Iの段部!3が枠板外方側に押圧
されるように設計されている。
この型枠緊締装置Zは、第1図に示すように大面積を有
する1枚ものの枠板6に複数本のバタ材7.7・・とと
ともに一体的に組付けられて、それらの−像化した枠板
ユニットIOとして使用される。そしてこの一対の枠板
ユニットI O,10を使用してコンクリート壁用型枠
を組立てろ際には次のようにして行う。まず、一方の枠
板ユニット10の枠板6内面側における挿通穴63形成
部分にそれぞれスペーサ8.8・・を取付ける。そのと
き、該スペーサ8の枠板当接部材82に設けている雄ネ
ジ83を棒状体4の雌ネジ41に適宜深さ(例えば1O
IIlff1程度)だけ螺合させた後、雌ネジ部材5を
締め付けて枠板当接部材82の外面を枠板6内面に圧接
させる。即ち、雌ネジ部材5を締め付けると筒状体lが
棒状体4に対して内方に押圧され、このとき筒状体lと
枠板6が一体化されているので該枠板6が枠板当接部材
82側に押圧されることとなる。この状態では、各スペ
ーサ8.8・・は、相互に平行なる状態で枠板ユニット
lOに強固に固定されており、しかも各スペーサ8.8
・・の先端(反固定側端)は上下左右に等間隔をもって
位置せしめられている。そしてこのスペーサつきの枠板
ユニットIOを、コンクリート壁を形成すべき所定位置
に立設させて固定し、次にもう一方の枠板ユニット10
をクレーンなどの吊下げ装置B(第1図)で吊下げて既
設の枠板ユニット10に近接対向させ、該吊下げられた
枠板ユニットlO側の各筒状体1の係止部側開口を既設
の枠板ユニットIO側の各スペーサ先端(雄ネジ83)
に嵌合させる。このとき既設の枠板ユニットIOの各ス
ペーサ先端(雄ネジ83)相互間の上下左右間隔と、対
設される枠板ユニットIOの各筒状体lの係止部側開口
相互間の上下左右間隔とが同じになっているので、既設
側の枠板ユニットlOに対して対設側の枠板ユニット1
0を正確に対向させた状態で該対設側の枠板ユニット1
0を既設側の枠板ユニットlO側に押し付ければ、各筒
状体1の開口がそれぞれスペーサ8の先端に同時に嵌合
するようになる。そして次に、対設側の各棒状体4.4
・・の工具係止部42を回転させて該6棒状体4の雌ネ
ジ41をそれぞれスペーサ先端の雄ネジ83に適宜深さ
まで螺合させ(第3図の状態)、その後に各雌ネジ部材
5.5・・を締め付けて枠板6の内面を各枠板当接部材
82,82・・の外面に圧接させれば、両枠板6.6・
・の組立ては完了する。
する1枚ものの枠板6に複数本のバタ材7.7・・とと
ともに一体的に組付けられて、それらの−像化した枠板
ユニットIOとして使用される。そしてこの一対の枠板
ユニットI O,10を使用してコンクリート壁用型枠
を組立てろ際には次のようにして行う。まず、一方の枠
板ユニット10の枠板6内面側における挿通穴63形成
部分にそれぞれスペーサ8.8・・を取付ける。そのと
き、該スペーサ8の枠板当接部材82に設けている雄ネ
ジ83を棒状体4の雌ネジ41に適宜深さ(例えば1O
IIlff1程度)だけ螺合させた後、雌ネジ部材5を
締め付けて枠板当接部材82の外面を枠板6内面に圧接
させる。即ち、雌ネジ部材5を締め付けると筒状体lが
棒状体4に対して内方に押圧され、このとき筒状体lと
枠板6が一体化されているので該枠板6が枠板当接部材
82側に押圧されることとなる。この状態では、各スペ
ーサ8.8・・は、相互に平行なる状態で枠板ユニット
lOに強固に固定されており、しかも各スペーサ8.8
・・の先端(反固定側端)は上下左右に等間隔をもって
位置せしめられている。そしてこのスペーサつきの枠板
ユニットIOを、コンクリート壁を形成すべき所定位置
に立設させて固定し、次にもう一方の枠板ユニット10
をクレーンなどの吊下げ装置B(第1図)で吊下げて既
設の枠板ユニット10に近接対向させ、該吊下げられた
枠板ユニットlO側の各筒状体1の係止部側開口を既設
の枠板ユニットIO側の各スペーサ先端(雄ネジ83)
に嵌合させる。このとき既設の枠板ユニットIOの各ス
ペーサ先端(雄ネジ83)相互間の上下左右間隔と、対
設される枠板ユニットIOの各筒状体lの係止部側開口
相互間の上下左右間隔とが同じになっているので、既設
側の枠板ユニットlOに対して対設側の枠板ユニット1
0を正確に対向させた状態で該対設側の枠板ユニット1
0を既設側の枠板ユニットlO側に押し付ければ、各筒
状体1の開口がそれぞれスペーサ8の先端に同時に嵌合
するようになる。そして次に、対設側の各棒状体4.4
・・の工具係止部42を回転させて該6棒状体4の雌ネ
ジ41をそれぞれスペーサ先端の雄ネジ83に適宜深さ
まで螺合させ(第3図の状態)、その後に各雌ネジ部材
5.5・・を締め付けて枠板6の内面を各枠板当接部材
82,82・・の外面に圧接させれば、両枠板6.6・
・の組立ては完了する。
そして、組立てられた型枠内にコンクリートを充填して
、コンクリート壁を構築した後、型枠を解体する際には
、まず第4図に示すように、雌ネジ部材5を弛め、工具
係止部42に回動工具を係止して棒状体4を雌ネジ41
の螺解方向に回動させる。すると、棒状体4が筒状体1
に対して外方に後退して、まず棒状体4側の衝合部44
(滑動部材45)が筒状体1側の段部13に衝合しく第
4図の状態)、それに続いてさらに棒状体4を螺解方向
に回動させると、棒状体4の雄ネジ41が枠板場接部材
82側の雄ネジ83に対して外方に移動しようとし、他
方、衝合部44が段部13に衝合していることにより棒
状体4が筒状体lに対して単独で後退することができず
、従って枠板ユニットIO全体を外側に移動させるよう
な作用が働き、第5図に示すように枠板6の内面を構築
されたコンクリート壁Aの側面から強制的に剥離せしめ
るようになる。尚、型枠解体時には、単一の棒状体4の
みを一度に大きく螺解しようとしても枠板6か曲らない
ためにその回動操作が重くなり、従って各棒状体4.4
・・を順番に少しずつ螺解しながら行う必要がある。又
、各棒状体4.4・・全部の雌ネジ41が枠板当接部材
82側の雄ネジ83から完全に螺解されたときに、各筒
状体1の係止部形成開口はまだ枠板当接部材82の雄ネ
ジ83の外側に所定深さだけ嵌合しており、該各雄ネン
83.83・・で枠板ユニット10全体を支持して、例
えば建物の2階以上の、地上から離間した位置にコンク
リート壁を形成する場合において該枠板ユニットIOが
不用意に脱落するのを防止することができるようになっ
ている。尚、他方の枠板ユニット10も同様にしてコン
クリート壁への側面から取外される。
、コンクリート壁を構築した後、型枠を解体する際には
、まず第4図に示すように、雌ネジ部材5を弛め、工具
係止部42に回動工具を係止して棒状体4を雌ネジ41
の螺解方向に回動させる。すると、棒状体4が筒状体1
に対して外方に後退して、まず棒状体4側の衝合部44
(滑動部材45)が筒状体1側の段部13に衝合しく第
4図の状態)、それに続いてさらに棒状体4を螺解方向
に回動させると、棒状体4の雄ネジ41が枠板場接部材
82側の雄ネジ83に対して外方に移動しようとし、他
方、衝合部44が段部13に衝合していることにより棒
状体4が筒状体lに対して単独で後退することができず
、従って枠板ユニットIO全体を外側に移動させるよう
な作用が働き、第5図に示すように枠板6の内面を構築
されたコンクリート壁Aの側面から強制的に剥離せしめ
るようになる。尚、型枠解体時には、単一の棒状体4の
みを一度に大きく螺解しようとしても枠板6か曲らない
ためにその回動操作が重くなり、従って各棒状体4.4
・・を順番に少しずつ螺解しながら行う必要がある。又
、各棒状体4.4・・全部の雌ネジ41が枠板当接部材
82側の雄ネジ83から完全に螺解されたときに、各筒
状体1の係止部形成開口はまだ枠板当接部材82の雄ネ
ジ83の外側に所定深さだけ嵌合しており、該各雄ネン
83.83・・で枠板ユニット10全体を支持して、例
えば建物の2階以上の、地上から離間した位置にコンク
リート壁を形成する場合において該枠板ユニットIOが
不用意に脱落するのを防止することができるようになっ
ている。尚、他方の枠板ユニット10も同様にしてコン
クリート壁への側面から取外される。
このようにして、コンクリート壁Aから取外された各枠
板ユニット10.10は、それを分解することなく一体
化したままで次のコンクリート壁形成予定位置に移動さ
れ、そこで上記同様にして組付けられて使用される。
板ユニット10.10は、それを分解することなく一体
化したままで次のコンクリート壁形成予定位置に移動さ
れ、そこで上記同様にして組付けられて使用される。
第6図に示す第2実施例の型枠緊締装置では、棒状体4
は単に直棒状のものが使用されており、その一端4a側
には雌ネジにかえて単に雄ネジ46が形成されている。
は単に直棒状のものが使用されており、その一端4a側
には雌ネジにかえて単に雄ネジ46が形成されている。
他方、枠板当接部材82 (II+には、棒状体4の上
記雄ネジ46に螺合可能な雌ネジ84が形成されている
。尚、この枠板当接部材82側の雌ネジ84は、市販の
枠板当接部材82に予め形成されており、第1実施例に
おけろ雄ネジ83を取除いたものである。又、棒状体4
に形成している衝合部44は棒状体4の一部を単・に環
状に押出して大径に膨出させたものである。この第2実
施例の場合も第1実施例と同様にして使用されるが、こ
の第2実施例のように構成すると、部品点数を削減でき
る(雄ネジ83が省略できる)とともに、棒状体4の加
工が容易となり、コストか安価になる。
記雄ネジ46に螺合可能な雌ネジ84が形成されている
。尚、この枠板当接部材82側の雌ネジ84は、市販の
枠板当接部材82に予め形成されており、第1実施例に
おけろ雄ネジ83を取除いたものである。又、棒状体4
に形成している衝合部44は棒状体4の一部を単・に環
状に押出して大径に膨出させたものである。この第2実
施例の場合も第1実施例と同様にして使用されるが、こ
の第2実施例のように構成すると、部品点数を削減でき
る(雄ネジ83が省略できる)とともに、棒状体4の加
工が容易となり、コストか安価になる。
(発明の効果)
本発明の型枠緊締装置では、筒状体lに棒状体4を組付
けた状態で筒状体lの係止部11を枠板6に形成した挿
通穴63の枠板内面側口縁に係止し、枠板6の外側にバ
タ材7を配置した状態で該バタ材7の外側にバタ材保持
部材2を当てがい、該バタ材保持部材2を押圧部材3に
よって筒状体1の係止部形成側に押圧することにより、
枠板とバタ材とこの型枠緊締装置とが一体に組付けられ
た枠板ユニット10を構成でき、この枠板ユニットlO
の状態のままでコンクリート壁構築用の型枠を組立であ
るいは解体することができるので、型枠の組立であるい
は解体作業が簡単で且つ短時間で行うことができるとい
う効果がある。
けた状態で筒状体lの係止部11を枠板6に形成した挿
通穴63の枠板内面側口縁に係止し、枠板6の外側にバ
タ材7を配置した状態で該バタ材7の外側にバタ材保持
部材2を当てがい、該バタ材保持部材2を押圧部材3に
よって筒状体1の係止部形成側に押圧することにより、
枠板とバタ材とこの型枠緊締装置とが一体に組付けられ
た枠板ユニット10を構成でき、この枠板ユニットlO
の状態のままでコンクリート壁構築用の型枠を組立であ
るいは解体することができるので、型枠の組立であるい
は解体作業が簡単で且つ短時間で行うことができるとい
う効果がある。
又、本発明の型枠緊締装置を使用すれば、型枠を解体す
るときに、棒状体4をそのネジ(41,46)が枠板当
接部材82のネジ(83,84)に対して螺解する方向
に回動させることにより、棒状体4のネジ(41,46
)が枠板当接部材82のネジ(83,84)に対して完
全に外れる前に棒状体4の衝合部44が筒状体!の段部
13に衝合して、該衝合部44により筒状体1を外方に
押圧するようになり、該筒状体lと一体化されている枠
板6をコンクリート壁の側面から強制的に剥離せしめる
ことができ、例えば大面積を有する1枚ものの枠板6を
使用した場合(コンクリート壁の壁面との接着面積が大
きくなって人力では剥れ難くなる)であってもコンクリ
ート壁面から容易に剥離させることができるという効果
がある。
るときに、棒状体4をそのネジ(41,46)が枠板当
接部材82のネジ(83,84)に対して螺解する方向
に回動させることにより、棒状体4のネジ(41,46
)が枠板当接部材82のネジ(83,84)に対して完
全に外れる前に棒状体4の衝合部44が筒状体!の段部
13に衝合して、該衝合部44により筒状体1を外方に
押圧するようになり、該筒状体lと一体化されている枠
板6をコンクリート壁の側面から強制的に剥離せしめる
ことができ、例えば大面積を有する1枚ものの枠板6を
使用した場合(コンクリート壁の壁面との接着面積が大
きくなって人力では剥れ難くなる)であってもコンクリ
ート壁面から容易に剥離させることができるという効果
がある。
第1図は本発明の第1実施例にかかる型枠緊締装置を使
用した型枠の組立方法を示す斜視図、第2図は第1図の
■−■断面図、第3図ないし第5図はそれぞれ第2図の
状態変化図、第6図は本発明の第2実施例の型枠緊締装
置を使用した型枠の組立方法を示す断面図、第7図は従
来の型枠組立構造を示す縦断面図である。 1・・・・・筒状体 2・・・・・バタ材保持部材 3・・・・・押圧部材 4・・・・・棒状体 5・・・・・酸ネジ部材 6・・・・・枠板 7・・・・・バタ材 8・・・・・スペーサ 10・・・・枠板ユニット 11・・・・係止部 12・・・・空所 13・・・・段部 14・・・・雄ネジ 41・・・・雌ネジ 42・・・・工具係止部 43・・・・雄ネジ 44・・・・衝合部 46・・・・雄ネジ 63・・・・挿通穴 82・・・・枠板当接部材 83・・・・雄ネジ 84・・・・雌ネジ
用した型枠の組立方法を示す斜視図、第2図は第1図の
■−■断面図、第3図ないし第5図はそれぞれ第2図の
状態変化図、第6図は本発明の第2実施例の型枠緊締装
置を使用した型枠の組立方法を示す断面図、第7図は従
来の型枠組立構造を示す縦断面図である。 1・・・・・筒状体 2・・・・・バタ材保持部材 3・・・・・押圧部材 4・・・・・棒状体 5・・・・・酸ネジ部材 6・・・・・枠板 7・・・・・バタ材 8・・・・・スペーサ 10・・・・枠板ユニット 11・・・・係止部 12・・・・空所 13・・・・段部 14・・・・雄ネジ 41・・・・雌ネジ 42・・・・工具係止部 43・・・・雄ネジ 44・・・・衝合部 46・・・・雄ネジ 63・・・・挿通穴 82・・・・枠板当接部材 83・・・・雄ネジ 84・・・・雌ネジ
Claims (1)
- 1、内部が中空で適宜長さを有する筒状であって一端(
1a)に枠板(6)に形成した挿通穴(63)の枠板内
面側口縁に係止可能な係止部(11)を有する筒状体(
1)と、前記枠板(6)の外側に設置されるバタ材(7
)を保持でき且つ前記筒状体(1)に対してその長さ方
向に沿って移動可能なるバタ材保持部材(2)と、該バ
タ材保持部材(2)を前記筒状体(1)に沿って該筒状
体(1)の係止部形成側に押圧することのできる押圧部
材(3)と、前記筒状体(1)の空所(12)内で該筒
状体(1)に対して回動及び長さ方向に移動可能なる如
く挿通され且つ一端(4a)側に両枠板(6、6)間に
介設されるスペーサ(8)の端部に設けられる枠板当接
部材(82)のネジ(83、84)に螺合可能なネジ(
41、46)を有ししかも他端(4b)側が前記筒状体
(1)の反係止部形成側端(1b)よりさらに外方に突
出する長さを有しさらに該他端部(4b)に回動工具係
止用の工具係止部(42)を有するとともに該他端部(
4b)寄りに雄ネジ(43)を形成した棒状体(4)と
、該棒状体(4)の雄ネジ(43)に螺合されてその螺
入時に前記筒状体(1)を枠板内側に設置される前記枠
板当接部材(82)側に押圧することのできる雌ネジ部
材(5)を備えているとともに、前記筒状体(1)内に
おける長さ方向中間部に段部(13)を形成する一方で
、前記棒状体(4)には該棒状体(4)のネジ(41、
46)が枠板内面に当接している枠板当接部材(82)
のネジ(83、84)に螺合された状態において棒状体
(4)のネジ(41、46)を枠板当接部材(82)の
ネジ(83、84)に対して螺解するときに筒状体(1
)側の前記段部(13)に衝合して該筒状体(1)を枠
板当接部材(82)から離間する方向に押圧する衝合部
(44)を形成していることを特徴とする型枠緊締装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1321888A JPH01187262A (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 型枠緊締装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1321888A JPH01187262A (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 型枠緊締装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01187262A true JPH01187262A (ja) | 1989-07-26 |
Family
ID=11827028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1321888A Pending JPH01187262A (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 型枠緊締装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01187262A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020033988A (ko) * | 2000-10-31 | 2002-05-08 | 이창남 | 철콘 구조의 고급화 방안 |
JP2005180172A (ja) * | 2003-12-16 | 2005-07-07 | Rund-Stahl-Bau Gmbh | 円形型枠用の型枠要素 |
US10718124B1 (en) * | 2019-06-18 | 2020-07-21 | Rolando Blanco | Concrete form tie rod puller |
-
1988
- 1988-01-22 JP JP1321888A patent/JPH01187262A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020033988A (ko) * | 2000-10-31 | 2002-05-08 | 이창남 | 철콘 구조의 고급화 방안 |
JP2005180172A (ja) * | 2003-12-16 | 2005-07-07 | Rund-Stahl-Bau Gmbh | 円形型枠用の型枠要素 |
US7494106B2 (en) * | 2003-12-16 | 2009-02-24 | Rund-Stahl-Bau Gesellschaft M.B.H. | Panel for a round form |
US10718124B1 (en) * | 2019-06-18 | 2020-07-21 | Rolando Blanco | Concrete form tie rod puller |
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