JP6346399B2 - 毛髪変形用処理剤および毛髪変形処理方法 - Google Patents

毛髪変形用処理剤および毛髪変形処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、毛髪変形用処理剤および毛髪変形処理方法に関する。
パーマネントウェーブ処理や縮毛矯正処理などの毛髪変形処理として、従来より、還元剤が配合された毛髪変形用第1剤を用いて毛髪中のシスチン結合を還元し、所望の形状とした後に酸化剤が配合された第2剤を用いてその形状を固定させる処理が知られている。
このような毛髪変形処理に関して、例えば、以下の特許文献1では、毛髪における損傷を低減させるために、還元剤とジチオジグリコール酸ジアンモニウムを含有させて毛髪変形用第1剤を構成することが提案されている。
また、以下の特許文献2では、毛髪変形用第1剤による還元反応が進行し過ぎた場合であっても、毛髪を最適な軟化状態にさせることができるように、毛髪変形用第1剤による還元処理の直後に、ジチオジグリコール酸またはその塩を含有する毛髪処理用組成物を使用することが提案されている。
特開平07−242522号公報 特開2008−31052号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された毛髪変形処理では、毛髪変形用第1剤によって毛髪を還元させた後に、酸化剤を用いて毛髪を酸化させることが前提となっている(段落番号0057参照)。
また、特許文献2に記載された毛髪変形処理においても、毛髪変形用第1剤によって毛髪を還元させ、さらにジチオジグリコール酸またはその塩を含有する毛髪処理用組成物によって毛髪を処理した後に、高温整髪用アイロンによるプレス処理を経て、酸化剤によって毛髪を酸化させることが前提となっている(段落番号0046参照)。
このように、従来の毛髪変形処理では、毛髪の変形状態を固定するための十分な量の酸化剤を用いて毛髪を酸化させることを前提としているが、酸化剤量を十分にすれば、毛髪が過剰酸化される懸念がある。このような懸念を軽減するには、使用する酸化剤量を大幅に減らし又は酸化剤を実質的に用いることなく、毛髪の変形状態を固定できる方法や剤を採用すれば良いのであるが、そのような方法や剤については提案されていない。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、使用する酸化剤量を大幅に減らし又は酸化剤を実質的に用いることなく、毛髪におけるウェーブ形成もしくは縮毛矯正が可能な毛髪変形用処理剤および毛髪変形処理方法を提供することにある。
本発明者等が、使用する酸化剤量を大幅に減らし又は酸化剤を実質的に用いることなく、毛髪におけるウェーブ形成もしくは縮毛矯正を可能とするべく鋭意検討を行った結果、還元剤が配合された毛髪変形用第1剤で処理された毛髪に対して、ジチオジグリコール酸またはその塩の少なくともいずれかが配合された毛髪変形用処理剤を用いることが有意であることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明に係る毛髪変形用処理剤は、酸化剤が1.0重量%以上配合された剤を用いることなく毛髪変形処理を行うために、還元剤が配合された毛髪変形用第1剤で処理された毛髪に対して用いられ、ジチオジグリコール酸またはその塩の少なくともいずれかが配合されているものである。
また、毛髪変形用処理剤は、臭素酸塩、過ホウ酸塩および過酸化水素の合計が、1.0重量%以上配合された剤を用いずに行われる毛髪変形処理のために用いられるものであることが好ましい。
また、毛髪変形用処理剤は、pHが4以上であることが好ましい。
また、毛髪変形用処理剤は、ジチオジグリコール酸またはその塩の配合量が、2.5wt%以上であることが好ましい。
また、毛髪変形用処理剤は、臭素酸塩、過ホウ酸塩および過酸化水素が配合されていないことが好ましい。
本発明に係る毛髪変形処理方法は、還元剤が配合された毛髪変形用第1剤を用いて毛髪を処理する第1工程と、前記第1工程の後に、ジチオジグリコール酸またはその塩の少なくともいずれかが配合された毛髪変形用処理剤を用いて毛髪を処理する第2工程と、を有し、酸化剤が1.0重量%以上配合された剤を用いることなく毛髪変形処理を行う方法である。
また、毛髪変形処理方法は、臭素酸塩、過ホウ酸塩および過酸化水素の合計が、1.0重量%以上配合された剤を用いることなく毛髪変形処理を行うことが好ましい。
また、毛髪変形処理方法は、臭素酸塩、過ホウ酸塩および過酸化水素の少なくともいずれかが配合された剤を用いることなく毛髪変形処理を行うことが好ましい。
本発明によれば、使用する酸化剤量を大幅に減らし又は酸化剤を実質的に用いることなく毛髪におけるウェーブ形成もしくは縮毛矯正が可能になる。
参考例1および実施例3、5、6、7、8の毛髪変形処理後の毛髪の外観を示す。 参考例1および実施例9、10、11、13の毛髪変形処理後の毛髪の外観を示す。 参考例2および実施例17の毛髪変形処理後の毛髪の外観を示す。
以下、毛髪変形処理方法および毛髪変形用処理剤について、例を挙げつつ具体的に説明するが、これらの記載は発明を限定するものではない。
なお、本発明の毛髪変形用処理剤は、毛髪にウェーブ形状を付与するためのパーマネントウェーブ処理方法又はストレート形状に近づけるための縮毛矯正処理方法いられる。より具体的には、パーマネントウェーブ処理方法として、常温で毛髪にウェーブを付与するための、いわゆるコールド式パーマネントウェーブ処理方法、加温下で毛髪にウェーブを付与するための、いわゆる加温式パーマネントウェーブ処理方法が挙げられる。また、縮毛矯正処理方法としては、常温で縮毛をストレートに伸ばして矯正するための、いわゆるコールド式縮毛矯正処理方法、加温下で縮毛をストレートに伸ばして矯正するための、いわゆる加温式縮毛矯正処理方法、更には高温整髪用アイロンを使用する加温式縮毛矯正処理方法が挙げられる。
(1)毛髪変形処理方法
毛髪変形処理方法では、以下の第1工程と第2工程とを有しており、酸化剤が1.0重量%以上配合された剤を用いることなく毛髪変形処理を行う方法である。第1工程では、還元剤が配合された毛髪変形用第1剤を用いて毛髪を処理する。第2工程では、第1工程の後に、ジチオジグリコール酸またはその塩の少なくともいずれかが配合された毛髪変形用処理剤を用いて毛髪を処理する。
毛髪変形処理方法は、特に限定されないが、還元剤が配合された毛髪変形用第1剤を用いて毛髪の処理が行われる第1工程の前に、例えば、毛髪を所望の形状に維持しておいてもよい。例えば、毛髪を所定の大きさのロッドに巻き付けたり、ピンに固定することで、所望の形状に維持してもよい。
毛髪変形処理方法の第1工程と第2工程との間に行われる毛髪の処理は、特に限定されないが、ウェーブを形成するという目的においては、第1工程において毛髪を処理するために毛髪に塗布された毛髪変形用第1剤を水で洗い流すという中間水洗を行った後に第2工程における毛髪変形用処理剤を用いた毛髪の処理を行ってもよいし、第1工程において毛髪を処理するために毛髪に毛髪変形用第1剤が塗布されたままの状態で、中間水洗を行うことなく、第2工程における毛髪変形用処理剤を用いた毛髪の処理を行ってもよい。なお、中間水洗は、特に限定されないが、例えば、流水を用いて行ってもよく、また、流水を用いた洗浄の後に、溜めすすぎ(シャンプー台などの槽に、毛髪量に対して十分な量の水を溜め、その中で毛髪をすすぐこと)を行ってもよい。
なお、毛髪変形処理方法の第1工程では、第2工程の前に他の処理が行われる場合であっても行われない場合であっても、水洗もしくは毛髪変形用処理剤による処理が行われる前に、毛髪に対して毛髪変形用第1剤が塗布された状態で、所定の時間待機することが好ましい。例えば、毛髪に対して毛髪変形用第1剤の塗布を終えた状態から、5分以上15分以下の時間長さ待機するようにしてもよい。
毛髪変形処理方法で行われる毛髪変形処理は、還元剤が配合された毛髪変形用第1剤によって毛髪が処理された状態から、毛髪の状態を固定するために毛髪変形用処理剤によって毛髪が処理された後に、毛髪が洗われて、毛髪が乾燥した状態になるまでの間の処理をいう。なお、毛髪変形処理では、毛髪変形用処理剤が洗い流された直後に毛髪を乾燥させてもよいが、毛髪を乾燥させる前に他の処理剤を用いて毛髪の処理を行い、当該他の処理剤を洗い流してもしくは洗い流さないで毛髪を乾燥させてもよい。なお、ここでの毛髪の乾燥は、ドライヤーを用いた強制的な乾燥であってもよいし、自然乾燥であってもよい。この場合、毛髪変形処理が行われている間に、酸化剤が1.0重量%以上配合された剤を用いた毛髪の処理は行われない。
また、毛髪の状態の固定は、毛髪変形用処理剤を用いて毛髪が処理される際に完了している必要は無く、毛髪変形用処理剤を用いた毛髪の処理による毛髪の状態の固定は不完全であってもよく、還元剤が配合された毛髪変形用第1剤によって毛髪が処理された後の毛髪が大気中の酸素によって酸化されることによって毛髪の固定度合いがさらに進行されるものであってもよい。
毛髪変形処理方法は、毛髪変形処理が行われている間に、酸化剤が1.0重量%以上配合された剤を用いた毛髪の処理が行われない方法であるが、なかでも、臭素酸塩、過ホウ酸塩および過酸化水素の合計が1.0重量%以上配合された剤を用いた毛髪の処理が行われない方法であることが好ましく、臭素酸塩、過ホウ酸塩および過酸化水素の合計が0.5重量%以上配合された剤を用いた毛髪の処理が行われない方法であることがより好ましく、臭素酸塩、過ホウ酸塩および過酸化水素の少なくともいずれかが配合された剤を用いた毛髪の処理が行われない方法であることが特に好ましい。なお、酸化剤が1.0重量%以上配合された剤を用いた毛髪の処理が行われないかもしくは酸化剤が配合された剤を用いた毛髪の処理が行われない毛髪変形処理方法では、毛髪に酸化剤が残存することに起因する仕上がり後の毛髪の感触の低下を抑制することが可能になっている。
(2)毛髪変形用第1剤
毛髪変形処理方法の第1工程では、還元剤が配合された毛髪変形用第1剤を用いて毛髪の処理を行う。
ここで、毛髪変形用第1剤に配合される還元剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、チオグリコール酸、チオグリコール酸アンモニウム等のチオグリコール酸塩、システイン、システイン塩酸塩などのシステイン酸塩、N−アセチルシステインやシステアミンなどのシステイン誘導体、チオ硫酸またはその塩、システアミンまたはその塩からなる群より選ばれた1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。毛髪変形用第1剤における還元剤の配合量は、特に限定されないが、例えば、有効成分換算(チオグリコール酸換算もしくはシステイン換算)で、1重量%以上20重量%とすることができ、2重量%以上11重量%以下とすることが好ましく、3重量%以上8重量%以下とすることがより好ましい。毛髪変形用第1剤における還元剤の配合量を1重量%以上とすることで、毛髪中のシスチン結合を還元しやすくでき、毛髪変形用第1剤における還元剤の配合量を20重量%以下とすることで、毛髪に対する損傷を抑制することができる。
毛髪変形用第1剤には、還元剤以外の任意の成分が配合されていてもよい。毛髪変形用第1剤における任意の成分としては、公知のパーマネントウェーブ処理用や縮毛矯正処理用の毛髪変形用第1剤に配合させる原料が挙げられる。その原料としては、例えば、アルカリ剤(例えば、炭酸水素アンモニウム、アンモニア水、モノエタノールアミン、水酸化カリウムなど)、増粘剤(例えば、カルボキシメチルセルロースまたはその塩、プルランまたはその誘導体、カラギーナン、キサンタンガム、各種アルキロールアミド)、油脂類(例えば、パラフィン、脂肪酸エステル、動植物油)、湿潤剤(例えば、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン)、乳化剤、安定剤、抗炎症剤、コンディショニング剤、着色剤、キレート剤、高級アルコール(例えば、セチルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール)、界面活性剤(例えば、カチオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン界面活性剤)、タンパク加水分解物(例えば、コラーゲン、ケラチン、絹、大豆タンパク、小麦タンパクなどの動植物由来のタンパク質の加水分解物)、タンパク加水分解物の誘導体、アミノ酸、防腐剤、金属イオン封鎖剤、香料および色素などが挙げられる。
なお、毛髪変形用第1剤には、反応調整剤として、ジチオジグリコール酸類[ジチオジグリコール酸や、ジチオジグリコール酸の塩(ジアンモニウム塩、ジモノエタノールアミン塩、ジトリエタノールアミン塩など)]がさらに配合されていてもよい。その場合、毛髪変形用第1剤中における配合量が、ジチオジグリコール酸換算で2重量%以上20重量%以下であると良く、5重量%以上10重量%以下であることが好ましい。
毛髪変形用第1剤は、水やアルカリ剤(例えば、炭酸水素アンモニウム、アンモニア水、モノエタノールアミン、水酸化カリウム)などを添加することによって、pHが4以上10以下になるように調整されていてもよく、pHを6以上10以下になるように調整されていることが好ましい。
(3)毛髪変形用処理剤
毛髪変形用処理剤は、酸化剤が1.0重量%以上配合された剤を用いることなく毛髪変形処理を行うために、還元剤が配合された毛髪変形用第1剤で処理された毛髪に対して用いられる。この毛髪変形用処理剤には、ジチオジグリコール酸またはその塩の少なくともいずれかが配合されている。
なお、毛髪変形用処理剤は、毛髪変形用第1剤で処理された毛髪に対して用いられるならば、毛髪変形用第1剤が塗布されたままの状態の毛髪に対して用いられてもよいし、毛髪変形用第1剤が洗い流された後の毛髪に対して用いられてもよいし、毛髪に対して複数回用いられてもよい。また、毛髪変形用第1剤で処理された毛髪(毛髪変形用第1剤は洗い流されていても洗い流されていなくてもよい)に対して、毛髪変形用処理剤を用いて処理を行い、当該毛髪変形用処理剤を洗い流して、再度、毛髪変形用処理剤を用いた処理を行ってもよい。
毛髪変形用処理剤に配合される上記ジチオジグリコール酸の塩としては、例えば、ジチオジグリコール酸アンモニウム、ジチオジグリコール酸ジアンモニウム、ジチオジグリコール酸ナトリウム、ジチオジグリコール酸カリウム、ジチオジグリコール酸モノエタノールアミン、ジチオジグリコール酸トリエタノールアミンが挙げられ、これらの一種もしくは複数種類が組み合わされていてもよい。
毛髪変形用処理剤のpHは、特に限定されないが、例えば、2以上10以下であることが好ましく、5以上9以下とすることがより好ましく、7以上9以下とすることが更に好ましい。毛髪変形用処理剤のpHを当該範囲とすることで、ウェーブ形成性などの毛髪変形性を高めることができる。
毛髪変形用処理剤におけるジチオジグリコール酸の配合量(ジチオジグリコール酸換算)は、0.5重量%以上10重量%以下であってよく、3重量%以上10重量%以下であることが好ましく、4重量%以上6重量%以下であることがより好ましい。毛髪変形性を高めるためには、ジチオジグリコール酸の配合量が多いことが好ましく、10重量%より多く配合させたとしても毛髪変形性の向上効果は変わらない。
毛髪変形用処理剤におけるジチオジグリコール酸の重量%濃度は、組み合わせて用いられる毛髪変形用第1剤における還元剤の重量%濃度の0.1倍以上2.0倍以下であることが好ましく、0.6倍以上2.0倍以下であることが好ましく、0.8倍以上1.2倍以下であることがより好ましい。
毛髪変形用処理剤には、酸化剤を配合しなくて良いが、任意に配合しても良い。酸化剤を配合する場合には、毛髪変形用処理剤における酸化剤の配合量は、1.0重量%より低く、0.5重量%より低いことが好ましく、0.1重量%より低いことがより好ましい。また、毛髪変形用処理剤に臭素酸塩、過ホウ酸塩および過酸化水素の少なくともいずれかを配合する場合には、臭素酸塩、過ホウ酸塩および過酸化水素の合計の配合量が1.0重量%より低く、0.5重量%より低いことが好ましく、0.1重量%より低いことがより好ましい。なお、ここでの臭素酸塩としては、例えば、臭素酸カリウムや臭素酸ナトリウム等が挙げられる。また、過ホウ酸塩としては、例えば、過ホウ素酸カリウムや過ホウ酸ナトリウム等が挙げられる。
毛髪変形用処理剤には、他の任意原料を配合しても良い。その任意原料としては、例えば、油脂、低級アルコール、多価アルコール、高級アルコール、カチオン性高分子、保湿剤、界面活性剤、キレート剤、抗炎症剤、防腐剤、pH調整剤、紫外線吸収剤、糖類、エステル油、脂肪酸、炭化水素、ロウ、高分子化合物、シリコーン、蛋白、アミノ酸、動植物抽出物、微生物由来物、無機化合物、香料などが挙げられる。ここで、キレート剤としては、例えば、エデト酸、エデト酸二ナトリウム(エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム、EDTA−2Na)、ヒドロキシエタンジホスホン酸、ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウムなどが挙げられる。毛髪変形用処理剤にキレート剤を配合させる場合の配合量は、0.01質量%以上5質量%以下であることが好ましい。また、pH調整剤としては、例えば、アンモニア、リン酸、リン酸1水素ナトリウム、リン酸2水素ナトリウムなどが挙げられる。
なお、毛髪変形用処理剤の剤型は、特に限定されず、例えば液状、乳液状、ローション状、クリーム状、フォーム状(泡状)、霧状が挙げられる。
(4)その他
上述した毛髪変形処理において、毛髪変形用処理剤によって毛髪が処理された後に、酸化剤が配合された毛髪変形用第2剤によってさらに毛髪を処理するか否かは任意的である。
酸化剤が配合された毛髪変形用第2剤による処理をさらに行う場合、毛髪変形用第2剤における酸化剤の配合量は、1.0重量%より低く、0.5重量%より低いことが好ましく、0.1重量%より低いことがより好ましい。また、毛髪変形用処理剤によって毛髪が処理された後に、臭素酸塩、過ホウ酸塩および過酸化水素の少なくともいずれかが配合された毛髪変形用第2剤によってさらに毛髪を処理する場合には、臭素酸塩、過ホウ酸塩および過酸化水素の合計の配合量が1.0重量%より低く、0.5重量%より低いことが好ましく、0.1重量%より低いことがより好ましい。なお、毛髪変形用第2剤には、従来から知られている毛髪変形用第2剤(パーマネントウェーブ用第2剤、縮毛矯正用第2剤)に配合されている各種原料が配合されていてもよい。このような原料としては、例えば、油脂、高級アルコール類、カチオン性高分子、保湿剤、界面活性剤、キレート剤、抗炎症剤、防腐剤、pH調整剤、紫外線吸収剤、香料などが挙げられる。
以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明の趣旨を逸脱することがない限り、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以下の実施例などにおける「%」は、「重量%」を意味している。また、毛髪変形用第1剤および毛髪変形用処理剤の配合量としては、全体で100%となるように各成分の配合量を%で示し、後記の各表中ではその%の表示を省略し、配合量を表す数値のみで表示する。
なお、実施例および参考例で使用した「チオグリコール酸系の毛髪変形用第1剤」は、5重量%のチオグリコール酸と、0.2重量%のエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム(EDTA−2Na)を配合し、アンモニアによってpHが9.0となるように調整することで用意した。
また、実施例および参考例で使用した「システイン系の毛髪変形用第1剤」は、6重量%のシステインと、0.2重量%のエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム(EDTA−2NA)を配合し、アンモニアによってpHが9.0となるように調整することで用意した。
また、実施例で使用した「毛髪変形用処理剤」は、各々の濃度となるようにジチオジグリコール酸を配合し、0.2重量%のエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム(EDTA−2NA)を配合しまたは配合しないで、アンモニアもしくはリン酸によってpHが各々の値となるように調整することで用意した。
なお、参考例で使用した「毛髪変形用第2剤」は、7.5重量%の臭素酸ナトリウムと、0.2重量%のエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム(EDTA−2NA)を配合し、アンモニアもしくはリン酸によってpHが6となるように調整することで用意した。
(毛髪変形処理)
一般女性から採取した、カラーリング処理等の化学的処理がなされていない毛髪を、毛髪変形処理における対象毛髪として用いた。ここでは、長さ20cm、質量0.2gの毛束を複数用意し、これらを10%ラウレス硫酸ナトリウム水溶液で洗浄したものを毛束サンプルとして用いた。
毛髪変形処理としては、以下の処理を行った。まず、これらの毛束を、水巻き法によって、直径12mmのロッドに巻き付けた状態で、「チオグリコール酸系の毛髪変形用第1剤」もしくは「システイン系の毛髪変形用第1剤」を3mLずつ塗布して、室温で10分間放置した。その後、中間水洗を行うかもしくは行わないで、「毛髪変形用処理剤」もしくは「毛髪変形用第2剤」を3mLずつ塗布し、室温で10分間放置した。その後、毛髪を水洗した後、風乾することで、毛髪変形処理を終えた。
なお、実施例1〜16および参考例1では、「チオグリコール酸系の毛髪変形用第1剤」を用いており、実施例17、18および参考例2では、「システイン系の毛髪変形用第1剤」を用いた。
以下の表1〜4に、実施例および参考例の結果を示す。なお、精製水の重量%は、全量が100重量%となる量であり、記載を省略して示している。
また、図1〜図3に、実施例および参考例のうちの一部について、毛髪変形処理が施された毛髪の写真を示す。


(ウェーブ形成能の評価)
上記表において、ウェーブ形成能の評価は以下の通りである。なお、実施例1−16では参考例1を基準として評価を行い、実施例17、18では参考例2を基準として評価を行った。
◎・・・基準より強いウェーブを形成した。
○・・・基準と同等のウェーブを形成した。
△・・・基準よりは弱いものの、ウェーブを形成した。
×・・・ウェーブを形成しない。
上記表1〜5に示す結果から分かるように、いずれの実施例においても、ウェーブの形成が確認された。また、チオグリコール酸系の毛髪変形用第1剤に関して、実施例2−4、6−8、11、13−16では、酸化剤を用いた場合(参考例1)と同程度以上のウェーブ形成能が確認され、なかでも実施例7については酸化剤を用いた場合(参考例1)よりもウェーブ形成能が良好であった。さらに、システイン系の毛髪変形用第1剤に関して、実施例17、18では、酸化剤を用いた場合(参考例2)と同程度以上のウェーブ形成能が確認され、なかでも実施例17については酸化剤を用いた場合(参考例2)よりもウェーブ形成能が良好であった。
また、上記表1および表2に示す結果から分かるように、毛髪変形用処理剤のpHはウェーブ形成能に影響を与えており、pHが5以上であることが好ましく、pHが8付近であることが特に好ましいことが確認された。
さらに、表1〜表3によると、毛髪変形用処理剤を用いた毛髪変形用処理においては、従来より必要とされている中間水洗を行う場合であっても、中間水洗を行わない場合であっても、同等のウェーブ形成能が得られることが確認された。
また、表3に示す結果から分かるように、毛髪変形用処理剤におけるジチオジグリコール酸の濃度が3重量%以上である場合に、ウェーブ形成能が好ましいことが確認された。
なお、表4に示す結果から分かるように、毛髪変形用処理剤におけるEDTA−2Naの配合の有無は、ウェーブ形成能に大きな影響を与えないことが確認された。
さらに、表5に示す結果から分かるように、毛髪変形用処理剤と組合せて用いられる毛髪変形用第1剤としては、システイン系の毛髪変形用第1剤であっても、チオグリコール酸系の毛髪変形用第1剤と同様に、ウェーブ形成能が得られることが確認された。

Claims (8)

  1. 酸化剤が1.0重量%以上配合された剤を用いることなく毛髪変形処理を行うための毛髪変形用処理剤であって、
    チオグリコール酸、チオグリコール酸塩、システイン、システイン酸塩、N−アセチルシステイン、チオ硫酸、チオ硫酸塩、システアミン、およびシステアミンの塩からなる群より選ばれた1種または2種以上の還元剤が配合された毛髪変形用第1剤で処理された毛髪に対して用いられ、
    前記毛髪変形用第1剤における前記還元剤の配合量が1重量%以上20重量%以下であり、
    前記毛髪変形用処理剤によって毛髪が処理された後に酸化剤が配合された毛髪変形用第2剤が用いられないものであり、
    ジチオジグリコール酸またはその塩の少なくともいずれかが配合され、
    前記ジチオジグリコール酸の配合量が2.5重量%以上であり、
    前記ジチオジグリコール酸の重量%濃度が、前記毛髪変形用第1剤における前記還元剤の重量%濃度の0.1倍以上1.2倍以下である、
    毛髪変形用処理剤。
  2. pHが7以上9以下である、
    請求項1に記載の毛髪変形用処理剤。
  3. 臭素酸塩、過ホウ酸塩および過酸化水素が配合されていない、
    請求項1または2に記載の毛髪変形用処理剤。
  4. 前記毛髪変形用第1剤で処理された後に中間水洗された毛髪に対して用いられ、
    キレート剤がさらに配合された、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の毛髪変形用処理剤。
  5. 剤型が、液状、乳液状、ローション状、クリーム状、フォーム状、霧状のいずれかである、請求項1から4のいずれか1項に記載の毛髪変形用処理剤。
  6. チオグリコール酸、チオグリコール酸塩、システイン、システイン酸塩、N−アセチルシステイン、チオ硫酸、チオ硫酸塩、システアミン、およびシステアミンの塩からなる群より選ばれた1種または2種以上の還元剤が配合された毛髪変形用第1剤を用いて毛髪を処理する第1工程と、
    前記第1工程の後に、ジチオジグリコール酸またはその塩の少なくともいずれかが配合されており、前記ジチオジグリコール酸の配合量が2.5重量%以上である毛髪変形用処理剤を用いて毛髪を処理する第2工程と、
    を有し、
    前記毛髪変形用処理剤における前記ジチオジグリコール酸の重量%濃度が、前記毛髪変形用第1剤における前記還元剤の重量%濃度の0.1倍以上1.2倍以下であり、
    酸化剤が1.0重量%以上配合された剤を用いることなく毛髪変形処理を行い、
    前記第2工程後に酸化剤が配合された毛髪変形用第2剤が用いられない、
    毛髪変形処理方法。
  7. 臭素酸塩、過ホウ酸塩および過酸化水素の少なくともいずれかが配合された剤を用いることなく前記毛髪変形処理を行う、
    請求項6に記載の毛髪変形処理方法。
  8. 前記第1工程と前記第2工程の間に毛髪の中間水洗が行われ、
    前記毛髪変形用処理剤にはキレート剤がさらに配合されている、
    請求項6または7に記載の毛髪変形処理方法。
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