JP6346006B2 - 洗剤自動供給システム及びそれを用いた洗剤自動供給方法 - Google Patents

洗剤自動供給システム及びそれを用いた洗剤自動供給方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6346006B2
JP6346006B2 JP2014134371A JP2014134371A JP6346006B2 JP 6346006 B2 JP6346006 B2 JP 6346006B2 JP 2014134371 A JP2014134371 A JP 2014134371A JP 2014134371 A JP2014134371 A JP 2014134371A JP 6346006 B2 JP6346006 B2 JP 6346006B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detergent
water
mixing chamber
concentration
automatic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014134371A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016010609A (ja
Inventor
生田 直人
直人 生田
徳彦 城市
徳彦 城市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niitaka Co Ltd
Original Assignee
Niitaka Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Niitaka Co Ltd filed Critical Niitaka Co Ltd
Priority to JP2014134371A priority Critical patent/JP6346006B2/ja
Publication of JP2016010609A publication Critical patent/JP2016010609A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6346006B2 publication Critical patent/JP6346006B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

本発明は、洗剤自動供給システム及びそれを用いた洗剤自動供給方法に関する。
従来、自動食器洗浄機などにおける洗浄作業の自動化のため、洗浄に使用する粉粒状洗剤を自動供給するための技術が種々開発されている。
特許文献1には、一定量の粉粒状洗剤を貯留するホッパーと、このホッパーから所定量の粉粒状洗剤を供給する洗剤供給部と、この洗剤供給部から供給された粉粒状洗剤を水と混合して洗剤水溶液をつくる混合室とを具備し、この混合室から洗剤水溶液または洗剤と水との混合物を洗浄槽内に供給する粉粒状洗剤自動供給装置が開示されている。
特に、ホッパーの上部が正方形枡状となされ、下部が逆円錐台の漏斗状となされ、この漏斗状となった下部の側面傾斜角が、粉粒状洗剤の安息角(約40°)を超えた角度となされるとともに、羽根車の上部には、羽根車とともに回転して漏斗状のホッパーの内面を攪拌する攪拌翼が設けられた装置が開示されている。
特許第4457089号公報
特許文献1では、粉粒状洗剤を固結化させることなく安定して供給するために、ホッパーの下部を漏斗状としており、その傾斜角が40°を超えた急斜面となっているが、このように急斜面とするとホッパーの内容積が小さくなり、無駄が大きくなる。
また、特許文献1では粉粒状洗剤の安息角よりも大きくなるように傾斜角を定めているが、特許文献1に記載の思想に基づくと、粉粒状洗剤としてより流動性の悪い、安息角がより大きい洗剤を使用する場合はさらに傾斜角を大きくする必要があり、現実的でない傾斜角を採用せざるを得ない事態が想定された。
また、ホッパーの下部を急斜面とした場合でも粉粒状洗剤がホッパーの下部の傾斜面にいったん固着してしまうと固着した粉粒状洗剤が剥がれることはなく、傾斜面上に多くの粉粒状洗剤が残っているにもかかわらず撹拌翼がホッパーの下部中央で空回りする状態となり、結局は供給不良を生じるという問題があった。
さらに、このような粉粒状洗剤自動供給装置を利用して洗剤自動供給システムをどのように構築すべきか等に関し、詳しく開示されたものはなかった。
本発明は、上述した従来の粉粒状洗剤自動供給装置が有する問題点を解決するためにされたものであり、流動性が悪く、固着しやすい粉粒状洗剤を使用した場合であっても長期間にわたって粉粒状洗剤を自動供給することが可能な粉粒状洗剤自動供給装置を利用した洗剤自動供給システム及びそれを用いた洗剤自動供給方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の洗剤自動供給システムは、粉粒状洗剤自動供給装置から、粉粒状洗剤と水とを含む洗剤混合物を自動食器洗浄機の洗浄槽に自動的に供給するための洗剤自動供給システムであって、
上記粉粒状洗剤自動供給装置は、上記粉粒状洗剤を貯留するホッパーと、上記ホッパーの下に設けられ、上記ホッパーから上記粉粒状洗剤が送られる洗剤供給部と、電磁弁を備え、混合室に接続された水供給管と、該水供給管内に水が流れているか否かを検知する水流センサと、上記洗剤供給部から上記粉粒状洗剤が供給可能なように構成され、供給された上記粉粒状洗剤と上記水供給管を介して供給された水とを混合して洗剤混合液とする混合室と、上記混合室内の水位を検知する水位センサと、上記混合室の底部に結合され、上記洗浄槽に洗剤混合液を供給する洗剤供給管とを備え、かつ、上記ホッパーの底部中央には、上記洗剤供給部と連続した開口が形成され、撹拌羽根を有する撹拌翼が設けられており、上記ホッパーの底部周囲は、上記ホッパーの底部中央に形成された上記開口に向かって下方に傾斜する傾斜面となっており、上記傾斜面上には、回転羽根を有する傾斜回転翼が設けられており、上記ホッパーの底部中央に設けられた上記撹拌翼が回転すると、上記撹拌翼の撹拌羽根と上記傾斜回転翼の回転羽根とが噛み合って、上記撹拌翼の回転と連動して上記傾斜回転翼が回転する機構を備えており、上記ホッパーの底部周囲に貯留された粉粒状洗剤が、上記傾斜回転翼の回転により掻き出されて、上記開口に向かって落下して上記洗剤供給部に送られるように構成されており、
上記洗浄槽は、上記洗剤供給管を介して洗浄槽に供給された洗剤混合液を含む洗浄液中の洗剤の濃度を測定する濃度測定センサを備え、
さらには、上記濃度測定センサにより上記洗浄液中の洗剤の濃度を測定する濃度測定手段と、上記濃度測定手段により測定した洗浄液の濃度が所定の濃度より低いか否かを判断する濃度判断手段と、上記ホッパーに設けられた撹拌翼を回転させ、洗剤供給部を介して混合室に粉粒状洗剤を供給する粉粒状洗剤供給手段と、上記電磁弁を駆動させることにより水供給管を介して混合室に水を供給する水供給手段と、上記水流センサにより上記水供給管内を水が流通しているか否かを検知する水流検知手段と、上記水位センサにより上記混合室の水位が高くなりすぎているか否かを検知する水溢れ検知手段とを有することを特徴とする。
本発明の洗剤自動供給システムでは、上記洗剤自動供給システムを構成する粉粒状洗剤自動供給装置の撹拌翼を回転させると、撹拌翼の撹拌羽根と傾斜回転翼の回転羽根とが噛み合って、撹拌翼の回転と連動して傾斜回転翼が回転するので、傾斜面上で粉粒状洗剤が固着しかけたとしても、傾斜回転翼の回転羽根によって粉粒状洗剤が崩されるため傾斜面上で固着することが防止される。そして、崩された粉粒状洗剤は流動性が高くなって傾斜面の傾斜に沿って開口に向けて落下する。傾斜面において粉粒状洗剤は開口に向かって流れやすい状態で貯留されているので、撹拌翼を回転させると粉粒状洗剤は一定の速度で供給され、供給不良は防止される。
また、安息角が小さい(流動性がよい)粉粒状洗剤は、洗剤の粒子間に空気を多く含むことが多く、空気を多く含む故にさらさらと流れやすいといえるが、供給装置が振動すると洗剤粒子間の隙間が詰まってしまい、安息角が小さい粉粒状洗剤であってもホッパー内で軽く固まって崩れにくくなることがあるが、上記粉粒状洗剤自動供給装置は粉粒状洗剤の固まりを崩す傾斜回転翼を備えているため、供給不良を防止することができる。
また、本発明の洗剤自動供給システムは、濃度測定手段と濃度判断手段と粉粒状洗剤供給手段と水供給手段とを有しており、これらの手段に基づいて、洗浄液中の洗剤の濃度が低いと判断した際に、洗浄槽に自動的に、かつ、確実に粉粒状洗剤を含む洗剤混合液を供給することができ、洗浄槽内の洗浄液中の洗剤の濃度を適切な濃度とすることができる。
本発明の洗剤自動供給システムを構成する粉粒状洗剤自動供給装置において、上記傾斜面の傾斜角度は、重力が働く方向に垂直な面である水平面に対して3〜40°であることが望ましい。
傾斜角度が上記範囲であると、傾斜面において粉粒状洗剤が開口に向かって流れやすく、また、傾斜面を設けることによるホッパーの内容積の無駄が少なくなる。
なお、本発明の自動供給装置の構成であると、傾斜面の傾斜角度が粉粒状洗剤の安息角よりも小さい場合であっても粉粒状洗剤を傾斜面の傾斜に沿って開口に向けて落下させやすくなる。従って、本発明の洗剤自動供給システムを用いることにより、洗浄液中の洗剤の濃度が低いと判断した際に、洗浄槽に自動的に、かつ、確実に粉粒状洗剤を含む洗剤混合液を供給することができ、洗浄槽内の洗浄液中の洗剤の濃度をより適切な濃度とすることができる。
本発明の洗剤自動供給システムを構成する粉粒状洗剤自動供給装置において、上記ホッパーの底部周囲は、複数枚の平面が組み合わされてなるすり鉢状の形状であることが望ましい。
上記形状であると平面の上に傾斜回転翼が位置することとなり、傾斜回転翼と平面の間には空間が生じないので、粉粒状洗剤が傾斜回転翼と傾斜面の間に溜まることが防止される。その結果、本発明の洗剤自動供給システムを用いることにより、洗浄液中の洗剤の濃度が低いと判断した際に、洗浄槽に自動的に、かつ、確実に粉粒状洗剤を含む洗剤混合液を供給することができ、洗浄槽内の洗浄液中の洗剤の濃度をより適切な濃度とすることができる。
本発明の洗剤自動供給システムを構成する粉粒状洗剤自動供給装置においては、上記洗剤供給部から供給された粉粒状洗剤と水とを混合して洗剤水溶液又は粉粒状洗剤と水との混合物をつくる混合室がさらに設けられており、上記洗剤供給部には粉粒状洗剤がその歯溝の間に充填される羽根歯車が設けられるとともに、上記羽根歯車に噛み合って自由回転する従動歯車が上記混合室の上部に設けられ、上記羽根歯車は上記撹拌翼と同調して回転して、上記羽根歯車の歯溝に充填された粉粒状洗剤が上記羽根歯車の回転によって従動歯車により掻きだされることによって上記混合室に送られる機構を有することが望ましい。
上記機構であると、撹拌翼と同調して羽根歯車及び従動歯車が回転して粉粒状洗剤を混合室に送り出す。同時に、撹拌翼の回転と連動する傾斜回転翼の回転により粉粒状洗剤は開口に向けて連続的に落下するので、ホッパーに貯留された粉粒状洗剤は連続的に混合室に送り出されることとなり、従って、本発明の洗剤自動供給システムでは、粉粒状洗剤の良好な供給が達成され、洗浄槽内の洗浄液中の洗剤の濃度をより適切な濃度とすることができる。
本発明の洗剤自動供給システムを構成する粉粒状洗剤自動供給装置では、上記従動歯車の少なくとも1つの歯先には、上記従動歯車の回転により上記混合室の内周面に沿って移動する掻き落とし部材が設けられていることが望ましい。
また、上記掻き落とし部材は、櫛形であり、上記櫛形の歯は上記混合室の内周面に向かう方向に、上下に並んでいることが望ましい。
混合室では、水分と粉粒状洗剤が共に存在するため、混合室の内周面には粉粒状洗剤が固着しやすい。混合室の内周面に粉粒状洗剤が固着すると、その固着した粉粒状洗剤の上に更に粉粒状洗剤が固着していき、混合室が詰まり、供給不良が発生するおそれがある。
上記構成の掻き落とし部材が設けられていると、混合室に粉粒状洗剤を供給する従動歯車の回転に伴って、混合室の内周面に付着した粉粒状洗剤をその都度掻き落とすことができるため、混合室の内周面へ粉粒状洗剤が連続して付着することを防止することができる。
また、掻き落とし部材の形状が櫛形であると、掻き落としがさらに良好に行われ、混合室の内周面へ粉粒状洗剤がほとんど付着していない状態を維持することができる。
このため、本発明の洗剤自動供給システムでは、粉粒状洗剤を含む洗剤混合液を確実に自動食器洗浄機の洗浄槽に自動的に供給することができる。
本発明の洗剤自動供給方法は、上記洗剤自動供給システムを用いた洗剤自動供給方法であって、洗浄槽に供給された洗剤混合液を含む洗浄液中の洗剤の濃度を上記濃度測定手段により測定するステップと、上記濃度測定手段により測定した洗浄液中の洗剤の濃度が所定の濃度より低いか否かを上記濃度判断手段により判断するステップと、上記濃度判断手段により洗浄液の濃度が所定の濃度より低いと判断した際には、上記粉粒状洗剤供給手段により撹拌翼を回転させ、洗剤供給部を介して混合室に粉粒状洗剤を供給するとともに、上記水供給手段により水供給管の電磁弁を開き、混合室に水を供給し、洗剤供給管を介して洗剤混合液を洗浄槽に供給するステップとを備えたことを特徴とする。
本発明の洗剤自動供給方法によれば、上記したステップを備えているので、洗浄槽中の洗浄液の濃度が低い場合には、洗剤を含む洗剤混合液を洗浄槽に自動的に、かつ、確実に供給することができ、その結果、洗浄槽内の洗浄液中の洗剤の濃度を適切な濃度とすることができる。
本発明の洗剤自動供給方法は、さらに、前記水流検知手段により混合室に水が供給されているか否かを検知するステップと、前記水流検知手段により混合室に水が供給されていないことが検知された際には、警報を発するステップと、前記水溢れ検知手段により混合室内の水位が高すぎるか否かを検知するステップと、前記水溢れ検知手段により高すぎる水位が検知された際には、前記水供給管の電磁弁を閉じ、前記混合室への水の供給をストップし、警報を発するステップとを備えている。
本発明の洗剤自動供給方法では、上記した不都合が発生した場合においても、適切に処理を行うことができ、早期に洗剤自動供給システムを復帰させることができる。
本発明の洗剤自動供給システムは、濃度測定手段と濃度判断手段と粉粒状洗剤供給手段と水供給手段とを有しており、これらの手段に基づいて、洗浄液中の洗剤の濃度が低いと判断した際に、洗浄槽に自動的に、かつ、確実に粉粒状洗剤を含む洗剤混合液を供給することができ、洗浄槽内の洗浄液中の洗剤の濃度を適切な濃度とすることができる。
また、洗剤自動供給システムを構成する粉粒状洗剤自動供給装置は、傾斜面上で粉粒状洗剤が固着しかけたとしても、傾斜回転翼の回転羽根によって粉粒状洗剤が崩されるため傾斜面上で固着することが防止される。そのため、粉粒状洗剤自動供給装置は、流動性が悪く、固着しやすい粉粒状洗剤を使用した場合であっても長期間にわたって、安定的に粉粒状洗剤を混合室に供給することが可能となる。
また、本発明の洗剤自動供給方法は、上記した本発明の洗剤自動供給システムを利用した方法であり、洗浄液中の洗剤の濃度が低いと判断した際に、洗浄槽に自動的に、かつ、確実に粉粒状洗剤を含む洗剤混合液を供給することができ、洗浄槽内の洗浄液中の洗剤の濃度を適切な濃度とすることができる。
図1は、本発明の洗剤自動供給システムの一例を模式的に示すブロック図である。 図2は、図1に示す本発明の洗剤自動供給システムを構成する粉粒状洗剤自動供給装置の平面図である。 図3(a)〜(c)は、撹拌翼の撹拌羽根と傾斜回転翼の回転羽根とが噛み合って傾斜回転翼が回転する様子を模式的に示す平面図である。 図4は、本発明の洗剤自動供給方法を説明したフローチャートである。 図5は、撹拌翼の撹拌羽根の枚数が異なる、本発明の粉粒状洗剤自動供給装置の他の一例を模式的に示す平面図である。 図6は、ホッパーの底部周囲が複数枚の平面が組み合わされてなるすり鉢状の形状である、本発明の粉粒状洗剤自動供給装置の他の一例を模式的に示す縦断面図である。 図7は、図6に示す本発明の粉粒状洗剤自動供給装置の平面図である。
以下、本発明の洗剤自動供給システムの実施形態に関し、図面を参照して説明する。
本発明の洗剤自動供給システムは、粉粒状洗剤自動供給装置から、粉粒状洗剤と水とを含む洗剤混合物を自動食器洗浄機の洗浄槽に自動的に供給するための洗剤自動供給システムであって、
上記粉粒状洗剤自動供給装置は、上記粉粒状洗剤を貯留するホッパーと、上記ホッパーの下に設けられ、上記ホッパーから上記粉粒状洗剤が送られる洗剤供給部と、電磁弁を備え、混合室に接続された水供給管と、該水供給管内に水が流れているか否かを検知する水流センサと、上記洗剤供給部から上記粉粒状洗剤が供給可能なように構成され、供給された上記粉粒状洗剤と上記水供給管を介して供給された水とを混合して洗剤混合液とする混合室と、上記混合室内の水位を検知する水位センサと、上記混合室の底部に結合され、上記洗浄槽に洗剤混合液を供給する洗剤供給管とを備え、かつ、上記ホッパーの底部中央には、上記洗剤供給部と連続した開口が形成され、撹拌羽根を有する撹拌翼が設けられており、上記ホッパーの底部周囲は、上記ホッパーの底部中央に形成された上記開口に向かって下方に傾斜する傾斜面となっており、上記傾斜面上には、回転羽根を有する傾斜回転翼が設けられており、上記ホッパーの底部中央に設けられた上記撹拌翼が回転すると、上記撹拌翼の撹拌羽根と上記傾斜回転翼の回転羽根とが噛み合って、上記撹拌翼の回転と連動して上記傾斜回転翼が回転する機構を備えており、上記ホッパーの底部周囲に貯留された粉粒状洗剤が、上記傾斜回転翼の回転により掻き出されて、上記開口に向かって落下して上記洗剤供給部に送られるように構成されており、
上記洗浄槽は、上記洗剤供給管を介して洗浄槽に供給された洗剤混合液を含む洗浄液中の洗剤の濃度を測定する濃度測定センサを備え、
さらには、上記濃度測定センサにより上記洗浄液中の洗剤の濃度を測定する濃度測定手段と、上記濃度測定手段により測定した洗浄液の濃度が所定の濃度より低いか否かを判断する濃度判断手段と、上記ホッパーに設けられた撹拌翼を回転させ、洗剤供給部を介して混合室に粉粒状洗剤を供給する粉粒状洗剤供給手段と、上記電磁弁を駆動させることにより水供給管を介して混合室に水を供給する水供給手段と、上記水流センサにより上記水供給管内を水が流通しているか否かを検知する水流検知手段と、上記水位センサにより上記混合室の水位が高くなりすぎているか否かを検知する水溢れ検知手段とを有することを特徴とする。
図1は、本発明の洗剤自動供給システムの一例を模式的に示すブロック図である。図2は、図1に示す本発明の洗剤自動供給システムを構成する粉粒状洗剤自動供給装置の平面図である。
本発明の洗剤自動供給システム100は、粉粒状洗剤自動供給装置1から供給される粉粒状洗剤と水とを含む洗剤混合物を自動食器洗浄機の洗浄槽110に供給するための洗剤自動供給システムである。
粉粒状洗剤自動供給装置1は、粉粒状洗剤を貯留するホッパー2とこのホッパー2から粉粒状洗剤が送られる洗剤供給部3とを備えている。また、この洗剤供給部3から供給された粉粒状洗剤と水とを混合して、洗剤水溶液又は粉粒状洗剤と水との混合物をつくる混合室4がさらに設けられるとともに、電磁弁150を備え、水道水を混合室4に供給する水供給管42と、水供給管42を介して混合室4に水が供給されているか否かを検知する水流センサ130と、混合室4内の水位が高くなりすぎているか否かを検知する水位センサ140と、混合室4の底部に結合され、自動食器洗浄機の洗浄槽110に洗剤混合液を供給する洗剤供給管5とを備えている。
また、洗浄槽110は、洗浄槽110の内部の洗剤を含む洗浄液中の洗剤の濃度を測定することができる濃度測定センサ120を備えており、洗剤の濃度が一定以下になったとき、洗浄槽110に洗剤混合液を供給し、洗浄液の濃度を増加させる。なお、洗浄液とは、食器の洗浄等に用いられる洗浄槽内の洗剤を含む洗浄液をいい、洗剤混合液とは、粉粒状洗剤自動供給装置から供給される粉粒状洗剤と水との混合物をいう。
水位センサ140は、混合室4に通じている洗剤供給管5が詰まって、混合室4内の洗剤混合液の量が多くなり、水位が高くなりすぎた場合、それを検知するためのものである。
なお、粉粒状洗剤自動供給装置1の上部には、蓋6が設けられており、蓋6が開いているか否かを検知する蓋センサ160が設けられている。
水流センサ130としては、羽根車式等の公知の流量センサを使用することができる。水位センサ140としては、圧力式等の公知のセンサを使用することができる。濃度測定センサ120としては、所定の間隔で金属のネジが設けられ、それらの金属ネジ間の電気伝導度を測定することにより濃度を測定するセンサ等の公知の濃度測定センサを使用することができる。蓋センサ160としては、リードスイッチ等を利用した公知のセンサを使用することができる。
図1に示すように、これら濃度測定センサ120、水流センサ130、水位センサ140、蓋センサ160は、制御板に設けられたコンピュータ170に接続されており、これらの信号を受けて、同じくコンピュータ170に接続された電磁弁150、撹拌翼10を駆動させるための駆動モーター35に信号を送信し、電磁弁150、駆動モーター35を駆動させ、同じくコンピュータ170に接続された水切れ警告灯172、溢れ警告灯171、蓋開き警告灯173を点滅させる。
コンピュータ170は、濃度測定手段として機能するプログラムを備えており、このプログラムを実行することにより、濃度測定センサ120の信号を受けて洗浄液中の洗剤の濃度を測定する処理を行う。
コンピュータ170は、濃度判断手段として機能するプログラムを備えており、このプログラムを実行することにより、濃度測定手段により測定した洗浄液の濃度が所定の濃度より低いか否かを判断する処理を行う。
コンピュータ170は、粉粒状洗剤供給手段として機能するプログラムを備えており、このプログラムを実行することにより、撹拌翼10を駆動させるための駆動モーター35に信号を送信し、駆動モーター35を駆動させて撹拌翼10を回転させ、洗剤供給部を介して混合室に粉粒状洗剤を供給する処理を行う。
コンピュータ170は、水供給手段として機能するプログラムを備えており、このプログラムを実行することにより、電磁弁150を駆動させ、水供給管42を介して混合室4に水を供給する。
コンピュータ170は、水流検知手段として機能するプログラム及びその後の処理プログラムを備えており、このプログラムを実行することにより、水流センサ130により水供給管42内を水が流通しているか否かを検知し、水供給管42内を水が流通していないと判断した際には、コンピュータ170に接続された水切れ警告灯172を点滅させる。
コンピュータ170は、水溢れ検知手段として機能するプログラム及びその後の処理プログラムを備えており、このプログラムを実行することにより、水位センサ140により混合室4の水位が高くなりすぎているか否かを検知し、混合室4の水位が高くなりすぎたと判断した際には、コンピュータ170に接続された溢れ警告灯171を点滅させる。
粉粒状洗剤自動供給装置1の構成に関しては、ホッパー2の形状は、上方をほぼ正方形枡状とし、その底部中央には洗剤供給部3と連続した開口13が形成されている。ホッパー2に貯留された粉粒状洗剤は開口13を通って洗剤供給部3に送られる。
また、ホッパー2の底部中央には撹拌羽根11を有する撹拌翼10が設けられている。図1に示す粉粒状洗剤自動供給装置1では撹拌羽根11の羽根の枚数は1枚である。
撹拌翼10は、ホッパー2の底部中央を中心に回転することができ、撹拌羽根11が回転する。撹拌羽根11は単にホッパー2内の粉粒状洗剤を攪拌するだけの棒状または板状のものであってもよいし、ホッパー2内の粉粒状洗剤に上方または下方への流れを形成して攪拌するようになされたプロペラ翼であってもよい。
また、撹拌翼10はモーター等の駆動機構に直接接続されて自ら回転するようになっていてもよく、また、後述する羽根歯車の回転に同調して回転するようになっていてもよい。
ホッパー2の底面において開口13の外側にあたる、ホッパー2の底部周囲は、開口13に向かって下方に傾斜する傾斜面14となっている。
傾斜面14の傾斜角度は、重力が働く方向に垂直な面である水平面に対して3〜40°であることが望ましい。図1には、傾斜角度が5°程度(図1でθで示す角度)である傾斜面を示している。
ホッパーの底部周囲が傾斜面となっていることで粉粒状洗剤は開口に向かって落下することができる。また、傾斜角度が40°以下であるとホッパーの内容積の無駄を少なくすることができる。
傾斜面14上には、回転羽根21を有する傾斜回転翼20が設けられている。
傾斜回転翼20は傾斜面14の傾斜角度に合わせて、重力が働く方向に垂直な面である水平面に対し傾斜して配置されており、傾斜面14の上で回転することができる。
図2には、傾斜回転翼20を4か所(ホッパーの上面形状である正方形の4隅)に設けた様子を模式的に示している。
傾斜回転翼20の回転羽根21と傾斜面14の間の隙間はできるだけ狭いことが望ましい。回転羽根と傾斜面の間に隙間があるとその隙間に粉粒状洗剤が溜まりやすいためである。
回転羽根が傾斜面の上で回転するための遊びを考慮すると、隙間が0.1〜2mmであることが望ましい。
回転羽根21は単にホッパー2内の粉粒状洗剤を攪拌するだけの棒状または板状のものであってもよいし、ホッパー2内の粉粒状洗剤に上方または下方への流れを形成して攪拌するようになされたプロペラ翼であってもよい。
また、粉粒状洗剤の固まりを「切って崩す」ことができるように、羽根の先端に向かってその厚さが減少していく形状(先端が鋭利になっている形状)であってもよい。
本発明の粉粒状洗剤自動供給装置は、撹拌翼が回転すると、撹拌翼の撹拌羽根と傾斜回転翼の回転羽根とが噛み合って、撹拌翼の回転と連動して傾斜回転翼が回転する機構を有している。
図3(a)〜(c)は、撹拌翼の撹拌羽根と傾斜回転翼の回転羽根とが噛み合って傾斜回転翼が回転する様子を模式的に示す平面図である。
図3(a)は撹拌翼が回転を開始する前の初期位置を示している。撹拌翼10の撹拌羽根11は、この例では反時計回りに回転することとし、図3(a)には回転方向を矢印で示している。
撹拌翼10が回転し、回転羽根11が図3(b)に示す位置まで到達すると、撹拌羽根11は図3(b)で右上に位置する傾斜回転翼20aの回転羽根21aと噛み合って、傾斜回転翼20aが時計回りに回転する方向に回転羽根21aに力を加える。そして、傾斜回転翼20aが時計回りに回転する。
撹拌翼10がさらに回転して、回転羽根11が図3(c)に示す位置まで到達すると、撹拌羽根11は図3(c)で左上に位置する傾斜回転翼20bの回転羽根21bと噛み合って、傾斜回転翼20bが時計回りに回転する方向に回転羽根21bに力を加える。そして、傾斜回転翼20b時計回りに回転する。
撹拌翼10がさらに回転すると撹拌羽根11は他の傾斜回転翼20c、20dの回転羽根21c、21dとも噛み合って、傾斜回転翼20c、20dも回転させる。
このように、撹拌翼が回転すると、撹拌翼の撹拌羽根と傾斜回転翼の回転羽根とが噛み合って、撹拌翼の回転と連動して傾斜回転翼が回転することとなる。
傾斜回転翼は、撹拌翼の回転により回転することができるため、傾斜回転翼は自ら回転する機構を有していないことが望ましい。傾斜回転翼が自ら回転するように各傾斜回転翼にモーター等の駆動機構を備えるようにすると、部品点数が多くなり、構造が複雑になりホッパーの内容積が小さくなってしまう。
傾斜回転翼はホッパーの底部周囲に配置されているので、傾斜回転翼が回転することによって、ホッパーの底部周囲に貯留された粉粒状洗剤(図1でDで示す位置の粉粒状洗剤)が、回転羽根の回転範囲においては掻き出される。仮に粉粒状洗剤がホッパーの底部周囲の傾斜面上で固着しかけたとしても、傾斜回転翼の回転羽根によって粉粒状洗剤は崩されるため傾斜面上で粉粒状洗剤が完全に固着することは防止される。
以下、本発明の粉粒状洗剤自動供給装置が備えることが望ましい、他の機構、特に洗剤供給部から混合室にかけての機構について説明する。
本発明の粉粒状洗剤自動供給装置においては、上記洗剤供給部から供給された粉粒状洗剤と水とを混合して洗剤水溶液又は粉粒状洗剤と水との混合物をつくる混合室がさらに設けられており、
上記洗剤供給部には粉粒状洗剤がその歯溝の間に充填される羽根歯車が設けられるとともに、上記羽根歯車に噛み合って自由回転する従動歯車が上記混合室の上部に設けられ、
上記羽根歯車は上記撹拌翼と同調して回転して、上記羽根歯車の歯溝に充填された粉粒状洗剤が上記羽根歯車の回転によって従動歯車により掻きだされることによって上記混合室に送られる機構を有することが望ましい。
図1には、洗剤供給部3及び混合室4を示している。
洗剤供給部3は、底蓋円形の皿状に形成されており、ホッパー2の開口13を閉塞するように固定される。この固定は、粉粒状洗剤自動供給装置1のケーシング50の下部から仕切り板51に固定することによって行われる。この洗剤供給部3には洗剤を送り出す花びら状の羽根歯車31が設けられる。
図2に示すように、この羽根歯車31は、充分にある歯元の歯厚に対して、歯先の歯厚が略0に近い歯先部が尖った花びら状の歯形となされており、これによって、歯元の歯溝から歯先の歯溝へと拡径するテーパ状の歯溝を形成するようになされている。
各歯は、歯溝付近が歯元側から歯先側へと傾斜する滑り台のように傾斜した傾斜面31aを形成するように形成されており、上方からの粉粒状洗剤を歯先側へと送り出し易いようになされている。また、歯溝の少なくとも1箇所は、歯元まで切り欠かれて鋤状の切欠部31bが形成されており、羽根歯車31の裏側と洗剤供給部3との間に粉粒状洗剤が固結化するのを防止し、仮に固結化しても、それを破砕して掻き出すことができるようになされている。したがって、固結化による粉粒状洗剤の減量などを生じることなく、粉粒状洗剤の安定供給を図ることができる。
また、羽根歯車31は、ホッパー2の開口13の開口径よりも歯元の径が小さく、歯先の径が大きくなるように形成されている。したがって、ホッパー2からの粉粒状洗剤は、羽根歯車31の歯元とホッパー2の開口13との間隙から、洗剤供給部3へと送られることとなる。
図1に示すように、この羽根歯車31は、洗剤供給部3の下端部から導入された駆動軸33と連結して駆動するようになされており、この駆動軸33は、減速ギアを有するギアボックス34を介して駆動モーター35と連結されている。この駆動モーター35の駆動により、羽根歯車31は、正逆回転自在となされている。
また、羽根歯車31の上方には台座36が設けられており、この台座36の上面に攪拌翼10が固定されている。
攪拌翼10は、羽根歯車31から上方に適宜の間隔を存し、羽根歯車31の回転に同調して回転することができるようになっている。
この洗剤供給部3の外周部は、約90度の中心角に相当する部分が切り欠かれて開口部30が形成されている。この開口部30を介して露出した羽根歯車31と噛み合うように、羽根歯車31に隣接した位置に従動歯車32が設けられている。
この従動歯車32は、羽根歯車31のピッチとは合致するが、羽根歯車31の歯溝間に充分な遊びを形成して噛み合う棒状の歯を形成するようになされている。この従動歯車32は、羽根歯車31と噛み合うことで、この羽根歯車31の歯溝間に詰まった粉粒状洗剤を、この従動歯車32の歯でかき出すことができるようになされている。また、従動歯車32の歯数は、羽根歯車31の歯数よりも一つ少なくしているので、噛み合わせ時に同じ歯同士が噛み合うのを防止することができる。したがって、常に同じ歯同士が噛み合うことにより、歯溝間にクセができてしまい、噛み合う軌道以外の歯溝間に、粉粒状洗剤が固結化するのを防止することができる。そのため、固結化による粉粒状洗剤の減量などを生じることなく、粉粒状洗剤の安定供給を図ることができる。
なお、この例では、羽根歯車31の歯数が従動歯車32の歯数よりも一つ少なく形成されているが、羽根歯車31の径が従動歯車32の径よりも小さくなるような場合には、従動歯車32の歯数が羽根歯車31の歯数よりも一つ少なく形成される。この関係は、羽根歯車31と従動歯車32の径によって決まる。
また、この例では、従動歯車32は、羽根歯車31のピッチと合致するように形成されているが、歯溝間の遊びの範囲内で従動歯車32の一部のピッチが異なるようにしたものであってもよい。この場合、従動歯車32のピッチの異なった歯が羽根歯車31の歯溝に噛合した際の歪みで、歯溝間に固結化した粉粒状洗剤を掻き出し易くなる。
従動歯車により掻き出された粉粒状洗剤は、混合室に送られる。
混合室4は、上部4aが円筒状となされている。混合室4の下部4bはこの上部4aよりも拡径された円筒状となされ、下端部が漏斗状に収束してこの収束した最下端部に洗剤供給口40が形成されている。混合室4は上部4aの中心に対して下部4bの中心が偏心している。この混合室4は、上部4aが従動歯車32の直下に位置するように、ケーシング50の下部から仕切り板51に固定される。混合室4の下端の洗剤供給口40は、ケーシング50の底蓋50aに固定されて、この底蓋50aから突出するようになされている。
混合室4の下部4bの上端部近辺には、この混合室4の下部4b内に水道水を噴射するノズル41が、混合室4内の円筒面の接線方向に沿って設けられている。これにより、ノズル41から噴射された水道水は、混合室4内の下部4bで渦流を形成することができるようになされている。上述したように、このノズル41には水供給管42が接続されるとともに、水供給管42には、電磁弁150が設けられており、水道水の供給は、コンピュータ170で電磁弁150の開閉を制御することによって行われる。さらに、水供給管42には、水流センサ130が設けられており、水道水の供給が必要とされる際に、水道水の供給がないと水切れ警告灯172が点滅するようになっている。
この洗剤供給口40には洗剤供給管5に接続されており、混合室内で粉粒状洗剤と水とが混合されることにより調製された洗剤混合液は、洗剤供給管5を介して自動食器洗浄機の洗浄槽110に流入する。なお、上述したように、混合室4の上部4aには、水位センサ140が設けられており、洗剤供給管5が詰まって混合室4の水位が上がり過ぎた場合には、溢れ警告灯171が点滅する。
混合室4の直上に設けられた従動歯車32の混合室4側の面には、従動歯車32の回転により混合室4の内周面45に沿って移動する掻き落とし部材44が設けられている。
ここで、従動歯車の混合室側の面において掻き落とし部材が設けられる位置は、従動歯車の下側の面であり、かつ、従動歯車の回転中心と一致しない位置であればよい。従動歯車の歯である位置であってもよく、従動歯車の歯の根元の位置(歯ではない位置)であってもよい。
掻き落とし部材44の形状は櫛形であり、櫛形の歯44aは混合室4の内周面45に向かう方向に上下に並んでいる。
掻き落とし部材44は、従動歯車32の回転に追従して混合室4の上部4aの内周面45に沿って回転するようになっている。
掻き落とし部材44の櫛形の歯44aは内周面45に接するような寸法で設計されていることが望ましい。櫛形の歯44aは板状であり、少し曲がることができるため、歯44aと内周面45がちょうど接するような寸法で形成されていても、歯44aが内周面45を擦りながら掻き落とし部材が回転することは可能である。
櫛形の歯は少し曲がることができるように、樹脂製であることが望ましく、折れない程度の強度と可撓性を有するためにその厚さが0.2〜2mmであることが望ましい。
また、櫛形の歯の長さは2〜30mmであり、歯の幅0.5〜5mm、歯の間の隙間0.5〜5mmの繰り返し構造であることが望ましい。
このような掻き落とし部材が設けられていると、仮に混合室4の上部4aの内周面に粉粒状洗剤が固結化しているような場合であっても、この掻き落とし部材44によって粉粒状洗剤を掻き落すことができる。
特に、ノズル41から温水を供給するような場合、粉粒状洗剤自体は溶解し易くなるが、湯気が混合室4内を上昇することとなるので、混合室4の上部4aでは、粉粒状洗剤が固結化し易くなってしまう。このような場合であっても、上記したように掻き落とし部材44によって固結化した粉粒状洗剤を掻き落すことができるので、粉粒状洗剤の安定供給を維持し、かつ、温水供給も可能になる。
次に、上記洗剤自動供給システムを利用した洗剤自動供給方法について説明する。
本発明の洗剤自動供給方法は、上記洗剤自動供給システムを用いた洗剤自動供給方法であって、洗浄槽に供給された洗剤混合液を含む洗浄液中の洗剤の濃度を上記濃度測定手段により測定するステップと、上記濃度測定手段により測定した洗浄液中の洗剤の濃度が所定の濃度より低いか否かを上記濃度判断手段により判断するステップと、上記濃度判断手段により洗浄液の濃度が所定の濃度より低いと判断した際には、上記粉粒状洗剤供給手段により撹拌翼を回転させ、洗剤供給部を介して混合室に粉粒状洗剤を供給するとともに、上記水供給手段により水供給管の電磁弁を開き、混合室に水を供給し、洗剤供給管を介して洗剤混合液を洗浄槽に供給するステップとを備えたことを特徴とする。
図4は、本発明の洗剤自動供給方法を説明したフローチャートである。
本発明の洗剤自動供給方法では、まず、最初のステップS11において、コンピュータ170にインストールされた濃度測定手段として機能するプログラムを実行することにより、洗浄槽に供給された洗剤混合液を含む洗浄液中の洗剤の濃度を測定する濃度測定処理を行うが、その前に、まず、粉粒状洗剤自動供給装置1の蓋6が閉じているか否かを判断する。
すなわち、コンピュータ170のROMには、蓋センサ160により、蓋6が閉じているか否かを検知した結果を受信し、その後の処理を行うプログラムがインストールされており、まず、ステップS1において、蓋センサ160により、蓋6が閉じているか否かを検知する。
蓋センサ160からの信号により蓋6が閉じていないことが判明した場合には、ステップS2において、コンピュータ170に接続された蓋開き警告灯173を点滅させ、所定時間毎に蓋センサ160により、蓋6が閉じているか否かを検知する。
一方、蓋6が閉じていると判断した場合には、次のステップS3に移り、蓋開き警告灯173が点滅しているか否かを判断する。
蓋開き警告灯173が点滅している場合には、蓋開き警告灯173を消灯し(ステップS4)、蓋開き警告灯173が点滅していない場合には、そのまま、次のステップS11に移行し、洗浄液中の洗剤の濃度を測定する濃度測定処理を行う
ステップS11においては、具体的には、濃度測定センサ120を用い、洗浄液の電気伝導度を測定することにより濃度を算出する。コンピュータ170のROMには、電気伝導度と洗剤の濃度との関係を示すデータがインプットされており、ステップS11で測定され、RAMに記録された電気伝導度をデータに照らし合わせて、洗剤の測定濃度Bを決定する。
次に、ステップS12において、コンピュータ170にインストールされた濃度判断手段として機能するプログラムを実行することにより、上記濃度測定手段により測定した洗浄液中の洗剤の濃度が基準となる濃度Aより低いか否かを判断する。
コンピュータ170のROMには、適正濃度である濃度Aのデータがコンピュータ170のROMにインプットされており、ステップS11で決定された測定濃度B<濃度Aを判断する。
基準となる濃度Aは、食器等を洗浄するのに適切な濃度であり、洗剤の種類等により異なるので、洗剤の種類毎に適正な濃度Aの値がコンピュータ170のROMにリストアップされている。
NOの場合、すなわち測定濃度Bが基準となる濃度と同じか、それよりも高い場合には、洗剤混合液を供給する必要はないが、後述する洗剤・水供給処理を継続している可能性があるので、次のステップに移行し、ステップS13において、洗剤・水供給処理を行っているか否かを判断する。
ステップS13において、洗剤・水供給処理を行っていない場合、すなわちNOの場合には、ステップS11に戻り、所定時間後に再び洗浄液中の洗剤の濃度を測定する。
一方、YESの場合、すなわち、洗剤・水供給処理を行っていると判断した場合には、ステップS14において、洗剤・水供給処理をストップする。具体的には、撹拌翼10の回転を停止し、電磁弁150を閉じ、洗剤・水供給処理をストップし、ステップS11に戻る。
一方、ステップS12において、YESの場合、すなわち測定濃度Bが基準となる濃度よりも低い場合には、洗剤混合液を供給する必要が生じるので、次のステップS15に移行する。
次に、ステップS15において、コンピュータ170にインストールされた水供給手段として機能するプログラムを実行することにより、電磁弁150を駆動させ、水供給管42を介して混合室4に水を供給する水供給処理を行う。
具体的には、閉じている電磁弁150を開く処理を行い、水供給管42を介して混合室4に水を供給する。
次に、ステップS16において、コンピュータ170にインストールされた水流検知手段として機能するプログラムを実行することにより、水流センサ130を使用して水供給管42内を水が流通しているか否かを検知する水流検知処理を行う。
羽根車を使った水流センサ42では、水が適切な流速で流れている場合には、羽根車が所定の速度で回転して所定範囲の間隔でパルスが出力されるので、水が適切に流れているか否かを判断することができる。
水が水供給管42内を流通していないことが検知された場合には、断水か、水道の栓が開かれていないので、電磁弁150を閉じ(ステップS21)、水切れ警告灯172を点滅させる(ステップS22)。水流センサ130による水流の検知は、その後も継続して行われ、水が水供給管42内を流通していない場合であって、洗剤供給が行われている場合には、洗剤供給もストップする。
次に、ステップS17において、コンピュータ170が備えた水溢れ検知手段として機能するプログラムを実行することにより、水位センサにより混合室4の水位が高くなりすぎているか否かを検知する水溢れ検知処理を行う。
具体的には、水位センサ140を使用し、混合室4内の洗剤混合液の量が多くなり、水位が高くなりすぎているか否かを検知する。
水位が高くなりすぎている場合には、混合室4に通じている洗剤供給管5に洗剤が詰まっている可能性が大きいので、水供給管42の電磁弁150を閉じ(ステップS31)、水溢れ警告灯171を点滅させる(ステップS32)。この場合、基本的には、混合室4の内部をよく検査し、整備し直した後、コンピュータ170を再起動させる。
しかし、しばらく水のみを供給していると、洗剤供給管5の詰まりが解消される場合もあるので、しばらく水の供給を続け、水位センサ140による検知を続行してもよい。水位が下がった場合には、次のステップ(ステップS18)に移行する。
水位センサ140による水位の検知は、その後も継続して行われ、水位が高くなりすぎている場合であって、洗剤供給も行われている場合には、洗剤供給もストップする。
次に、ステップS18において、コンピュータ170にインストールされた粉粒状洗剤供給手段として機能するプログラムを実行することにより、撹拌翼10を回転させ、洗剤供給部を介して混合室4に粉粒状洗剤を供給する洗剤供給処理を行う。
具体的には、ホッパーの底部中央に設けられた撹拌翼10を駆動させるための駆動モーター35に信号を送信し、駆動モーター35を駆動させて撹拌翼10を回転させる。これにより、粉粒状洗剤自動供給装置1で詳しく説明したように、安定的に洗剤供給部3を介して混合室4に粉粒状洗剤を供給することができる。この際、駆動モーター35に間欠的に信号を送信し、駆動モーター35を駆動させ、間欠的に撹拌翼10を回転させてもよい。
これにより、洗浄槽に粉粒状洗剤を含む洗剤混合液を供給することができる。
本発明の洗剤自動供給方法によれば、洗浄槽110の洗浄液中の洗剤の濃度が低いと判断した際に、洗浄槽110に自動的に、かつ、確実に粉粒状洗剤を含む洗剤混合液を供給することができ、洗浄槽110内の洗浄液中の洗剤の濃度を適切な濃度とすることができる。
以下、本発明の洗剤自動供給システムを構成する粉粒状洗剤自動供給装置の他の例について説明する。
図5は、撹拌翼の撹拌羽根の枚数が異なる、本発明の粉粒状洗剤自動供給装置の他の一例を模式的に示す平面図である。
本発明の粉粒状洗剤自動供給装置において、撹拌翼の撹拌羽根の枚数は特に限定されるものではなく、1枚又は複数枚とすることができる。
図5に示す粉粒状洗剤自動供給装置101は、撹拌翼180が有する撹拌羽根の枚数が2枚であり、撹拌羽根111a、111bが設けられている。
撹拌羽根の枚数が2枚であると、撹拌翼180の撹拌羽根111a、111bと傾斜回転翼190の回転羽根121が噛み合う回数が2倍になるので、傾斜回転翼の回転数が増加する。そのため、傾斜回転翼の回転羽根が粉粒状洗剤を崩す働きが高まり、傾斜面上で粉粒状洗剤が固着することがさらに防止される。
その他の構成は図1〜3に示す粉粒状洗剤自動供給装置の例と同様の構成とすることができる。
図6は、ホッパーの底部周囲が複数枚の平面が組み合わされてなるすり鉢状の形状である、本発明の粉粒状洗剤自動供給装置の他の一例を模式的に示す縦断面図であり、図7は、図6に示す本発明の粉粒状洗剤自動供給装置の平面図である。
図6に示す粉粒状洗剤自動供給装置201では、ホッパー202の底部周囲は複数枚の平面である傾斜面214が組み合わされてなるすり鉢状の形状を有している。
傾斜面214にはそれぞれ傾斜回転翼220が設けられている。
傾斜回転翼220は平面である傾斜面214の上に位置することとなり、傾斜回転翼220と傾斜面214の間には空間が生じないので、粉粒状洗剤が傾斜回転翼220と傾斜面214の間に溜まることが防止される。
ホッパーの底部周囲の形状をすり鉢状にする場合には、特許文献1に記載されたように曲面にする手段もあり得るが、この場合は傾斜回転翼を設置した場合に傾斜回転翼と当該曲面の間に隙間が生じるので、好ましくない。
また、複数枚の平面を組み合わせてすり鉢状の形状を作製する場合、傾斜面となるすべての平面に傾斜回転翼が設けられていなくてもよく、図7では8枚の平面のうち4枚の平面に傾斜回転翼が設けられた形態を示している。
撹拌翼210が有する撹拌羽根211と傾斜回転翼220の回転羽根221は噛み合って、撹拌翼の回転と連動して傾斜回転翼が回転できるようになっているので、このような構成であっても傾斜面上で固着しかけた粉粒状洗剤を傾斜回転翼の回転羽根によって崩すことができ、傾斜面上で粉粒状洗剤が完全に固着することは防止される。
その他の構成は図1〜3に示す粉粒状洗剤自動供給装置の例と同様の構成とすることができる。
1、101、201 粉粒状洗剤自動供給装置
2、202 ホッパー
3 洗剤供給部
4(4a、4b) 混合室
5 洗剤供給管
6 蓋
10、180、210 撹拌翼
11、111(111a、111b)、211 撹拌羽根
13 開口
14、214 傾斜面
20(20a、20b、20c、20d)、190、220 傾斜回転翼
21(21a、21b、21c、21d)、121、221 回転羽根
31 羽根歯車
32 従動歯車
35 駆動モーター
36 台座
42 水供給管
44 掻き落とし部材
44a 櫛形の歯
45 混合室の内周面
50 ケーシング
51 仕切り板
D 粉粒状洗剤
110 洗浄槽
120 濃度測定センサ
130 水流センサ
140 水位センサ
150 電磁弁
160 蓋センサ
170 コンピュータ
171 溢れ警告灯
172 水切れ警告灯
173 蓋開き警告灯

Claims (8)

  1. 粉粒状洗剤自動供給装置から、粉粒状洗剤と水とを含む洗剤混合物を自動食器洗浄機の洗浄槽に自動的に供給するための洗剤自動供給システムであって、
    前記粉粒状洗剤自動供給装置は、前記粉粒状洗剤を貯留するホッパーと、前記ホッパーの下に設けられ、前記ホッパーから前記粉粒状洗剤が送られる洗剤供給部と、電磁弁を備え、混合室に接続された水供給管と、該水供給管内に水が流れているか否かを検知する水流センサと、前記洗剤供給部から前記粉粒状洗剤が供給可能なように構成され、供給された前記粉粒状洗剤と前記水供給管を介して供給された水とを混合して洗剤混合液とする混合室と、前記混合室内の水位を検知する水位センサと、前記混合室の底部に結合され、前記洗浄槽に洗剤混合液を供給する洗剤供給管とを備え、
    かつ、前記ホッパーの底部中央には、前記洗剤供給部と連続した開口が形成され、撹拌羽根を有する撹拌翼が設けられており、前記ホッパーの底部周囲は、前記ホッパーの底部中央に形成された前記開口に向かって下方に傾斜する傾斜面となっており、前記傾斜面上には、回転羽根を有する傾斜回転翼が設けられており、
    前記ホッパーの底部中央に設けられた前記撹拌翼が回転すると、前記撹拌翼の撹拌羽根と前記傾斜回転翼の回転羽根とが噛み合って、前記撹拌翼の回転と連動して前記傾斜回転翼が回転する機構を備えており、前記ホッパーの底部周囲に貯留された粉粒状洗剤が、前記傾斜回転翼の回転により掻き出されて、前記開口に向かって落下して前記洗剤供給部に送られるように構成されており、
    前記洗浄槽は、前記洗剤供給管を介して洗浄槽に供給された洗剤混合液を含む洗浄液中の洗剤の濃度を測定する濃度測定センサを備え、
    さらには、前記濃度測定センサにより前記洗浄液中の洗剤の濃度を測定する濃度測定手段と、
    前記濃度測定手段により測定した洗浄液の濃度が所定の濃度より低いか否かを判断する濃度判断手段と、
    前記ホッパーに設けられた撹拌翼を回転させ、洗剤供給部を介して混合室に粉粒状洗剤を供給する粉粒状洗剤供給手段と、
    前記電磁弁を駆動させることにより水供給管を介して混合室に水を供給する水供給手段と、
    前記水流センサにより前記水供給管内を水が流通しているか否かを検知する水流検知手段と、
    前記水位センサにより前記混合室の水位が高くなりすぎているか否かを検知する水溢れ検知手段とを有することを特徴とする洗剤自動供給システム。
  2. 前記傾斜面の傾斜角度は、重力が働く方向に垂直な面である水平面に対して3〜40°である請求項1に記載の洗剤自動供給システム。
  3. 前記ホッパーの底部周囲は、複数枚の平面が組み合わされてなるすり鉢状の形状である請求項1又は2に記載の洗剤自動供給システム。
  4. 前記洗剤供給部から供給された粉粒状洗剤と水とを混合して洗剤水溶液又は粉粒状洗剤と水との混合物をつくる混合室がさらに設けられており、
    前記洗剤供給部には粉粒状洗剤がその歯溝の間に充填される羽根歯車が設けられるとともに、前記羽根歯車に噛み合って自由回転する従動歯車が前記混合室の上部に設けられ、
    前記羽根歯車は前記撹拌翼と同調して回転して、前記羽根歯車の歯溝に充填された粉粒状洗剤が前記羽根歯車の回転によって従動歯車により掻きだされることによって前記混合室に送られる機構を有する、請求項1〜3のいずれかに記載の洗剤自動供給システム。
  5. 前記従動歯車の少なくとも1つの歯先には、前記従動歯車の回転により前記混合室の内周面に沿って移動する掻き落とし部材が設けられている請求項4に記載の洗剤自動供給システム。
  6. 前記掻き落とし部材は、櫛形であり、前記櫛形の歯は前記混合室の内周面に向かう方向に、上下に並んでいる請求項5に記載の洗剤自動供給システム。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の洗剤自動供給システムを用いた洗剤自動供給方法であって、
    洗浄槽に供給された洗剤混合液を含む洗浄液中の洗剤の濃度を前記濃度測定手段により測定するステップと、
    前記濃度測定手段により測定した洗浄液中の洗剤の濃度が所定の濃度より低いか否かを前記濃度判断手段により判断するステップと、
    前記濃度判断手段により洗浄液の濃度が所定の濃度より低いと判断した際には、前記粉粒状洗剤供給手段により撹拌翼を回転させ、洗剤供給部を介して混合室に粉粒状洗剤を供給するとともに、前記水供給手段により水供給管の電磁弁を開き、混合室に水を供給し、洗剤供給管を介して洗剤混合液を洗浄槽に供給するステップと
    を備えたことを特徴とする洗剤自動供給方法。
  8. さらに、前記水流検知手段により混合室に水が供給されているか否かを検知するステップと、
    前記水流検知手段により混合室に水が供給されていないことが検知された際には、警報を発するステップと、
    前記水溢れ検知手段により混合室内の水位が高すぎるか否かを検知するステップと、
    前記水溢れ検知手段により高すぎる水位が検知された際には、前記水供給管の電磁弁を閉じ、前記混合室への水の供給をストップし、警報を発するステップとを備えた請求項7に記載の洗剤自動供給方法。
JP2014134371A 2014-06-30 2014-06-30 洗剤自動供給システム及びそれを用いた洗剤自動供給方法 Active JP6346006B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014134371A JP6346006B2 (ja) 2014-06-30 2014-06-30 洗剤自動供給システム及びそれを用いた洗剤自動供給方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014134371A JP6346006B2 (ja) 2014-06-30 2014-06-30 洗剤自動供給システム及びそれを用いた洗剤自動供給方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016010609A JP2016010609A (ja) 2016-01-21
JP6346006B2 true JP6346006B2 (ja) 2018-06-20

Family

ID=55227718

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014134371A Active JP6346006B2 (ja) 2014-06-30 2014-06-30 洗剤自動供給システム及びそれを用いた洗剤自動供給方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6346006B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109208233A (zh) * 2017-06-30 2019-01-15 青岛海尔洗衣机有限公司 一种洗涤剂用量精准控制方法及洗衣机
CN112411122A (zh) * 2019-08-20 2021-02-26 青岛海尔洗衣机有限公司 一种洗衣方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2600314A1 (fr) * 1986-06-20 1987-12-24 Mariotti Rene Tremie pour la distribution de produits en morceaux
JP2005029170A (ja) * 2003-07-07 2005-02-03 Taisei Kogyo Kk 細片排出装置
JP2005132528A (ja) * 2003-10-29 2005-05-26 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd ホッパ装置
WO2005053501A1 (ja) * 2003-12-03 2005-06-16 Niitaka Co., Ltd. 粉粒状洗剤の自動供給装置
JP2006335412A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Marumi:Kk 粉粒体原料のブリッジ防止装置
JP4457089B2 (ja) * 2006-07-11 2010-04-28 株式会社ニイタカ 粉粒状洗剤自動供給装置
JP4457122B2 (ja) * 2007-03-30 2010-04-28 株式会社ニイタカ 粉粒状洗剤自動供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016010609A (ja) 2016-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4457122B2 (ja) 粉粒状洗剤自動供給装置
JP4457089B2 (ja) 粉粒状洗剤自動供給装置
KR102430519B1 (ko) 가축용 분유 자동혼합기
US10858559B2 (en) Material mixing system
US3013701A (en) Apparatus for mixing powdered base and liquid to produce a beverage
JP6066199B2 (ja) 撹拌機
JP6405381B2 (ja) 粉粒状洗剤自動供給装置
JP6346006B2 (ja) 洗剤自動供給システム及びそれを用いた洗剤自動供給方法
JP2009255000A (ja) 短繊維供給装置
CN105019195A (zh) 一种粉末投放和溶解装置及洗衣机
JP2014061988A (ja) 粉粒体供給装置
JP5010381B2 (ja) 粉粒体供給装置及び粉粒体計量装置
CN214287960U (zh) 一种冶金物料搅拌装置
KR100664909B1 (ko) 분입체 정량 스크류 피더
CN211302763U (zh) 一种能够刮除内壁多余物料的搅拌装置
CN209699533U (zh) 混凝土搅拌装置
JP4049388B1 (ja) 粉粒体供給装置及び粉粒体計量装置
JP4473220B2 (ja) 粉粒状洗剤の自動供給装置
JPH0410357B2 (ja)
CN210206568U (zh) 一种用于生产糖果的搅拌装置
JP2016010608A (ja) 粉粒状洗剤自動供給装置
JP4674982B2 (ja) 原料供給装置
JP2010052883A (ja) 貯留タンクの粉粒体排出装置
JP2007168210A (ja) 射出成形機の成形材料供給装置
KR200384712Y1 (ko) 분입체 정량 스크류 피더

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170608

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180524

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6346006

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250