JP2010052883A - 貯留タンクの粉粒体排出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】粉粒体排出時に貯留タンクのホッパー部内で発生するブリッヂ現象等を解消して、貯留タンク内の粉粒体の円滑かつ連続的なマスフロー排出を実現できるコンパクトな粉粒体排出装置を提供する。
【解決手段】縦長の筒形の胴部2の下部にホッパー部3が設けられ、その下端に粉粒体の吐出口4が設けられ、同吐出口に粉粒体排出装置が取り付けられる。同装置は、容器本体11、容器本体の底部に設けられた粉粒体の排出部18、容器本体の底部に取り付けられた駆動モータ17、駆動モータにより回転駆動される垂直回転軸23、垂直回転軸の上端に取り付けられ、ホッパー部の内周面との間の隙間Sから貯留タンク内の粉粒体Mを容器本体内に案内する傘状のトップコーン24、垂直回転軸の中間部に軸支された複数の攪拌羽根25、垂直回転軸の前記容器本体の底部付近に軸支された排出羽根30を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、粉粒体排出時に貯留タンクのホッパー部内で発生するブリッヂ現象等を解消し、粉粒体を連続的にかつ円滑にマスフロー排出できる、貯留タンクの粉粒体排出装置に関するものである。
図5は、従来より知られている貯留タンクの粉粒体排出装置(スクリューフィーダータイプ)を示している。図5の貯留タンク1は、縦長筒形の胴部2の下部に逆円錐形又は逆角錐形のホッパー部3が設けられ、同ホッパー部3の下端に粉粒体の吐出口4が設けられ、この吐出口4にスクリュー部(粉粒体排出装置)5が取り付けられている。スクリュー部5の内部には吐出口4から装置内に落下する粉粒体Mを攪拌搬送するスクリュー6が設けられ、スクリュー部5の先端の排出口7から粉粒体Mを定量排出するようになっている。なお、貯留タンク1は、支持部材8により架台G上に垂直姿勢に設置されている。
ところが、従来一般の貯留タンク1は、図6(A)に示すように、粉粒体Mの排出時に、ホッパー部3内の周壁付近に空洞部Kが形成され、この空洞部Kが図6(B)に示すように次第に大きくなって、貯留タンク1内の粉粒体Mがスクリュー部5に流れ込まなくなり、粉粒体Mを排出できなくなるという問題があった。このようにホッパー部3内に空洞Kが発生し、粉粒体Mが排出できなくなる現象をブリッヂ現象又はアーチ現象と呼んでいる。
ホッパー部から排出される粉粒体の流下速度は、一般に中央部で大きく、周壁付近では遅くなり、特に流動性の悪い粉粒体(付着性のある粉粒体)では、ホッパー部からの排出時に上に述べたブリッヂ現象が発生したり、中央部に穴(ラットホール)があいてしまったりする傾向が強かった。
かかるブリッヂ現象等を解消する従来からの方法としては、最も単純な方法として貯留タンク1の外側から木の棒やパイプでホッパー部付近を叩いて空洞部Sを壊す方法がある。また、ホッパー部の内周面に沿ってエアノズルを配管し、エアを噴出して空洞部Kを壊す方法がある。さらに、粉粒体排出用の定量供給機として、水平回転テーブル及び案内スクレーバを用いた例も提案されている(特許文献1参照)。
特開2001−29774号公報
しかしながら、貯留タンク1の外側から木の棒やパイプでホッパー部付近を叩く方法は、最も単純な方法であるが、ブリッヂ現象が発生する度に作業者が貯留タンク1の外側から叩かなければならず作業が面倒で、また凹凸の打撃痕が貯留タンク1の外側に残ってしまう。エアノズルによる方法は、設備コストが高く付く問題がある。水平回転テーブル及び案内スクレーバを用いる例は、回転テーブルが大きく、設備や貯留タンク1への改造が大掛りになり、設置・補強の費用の他、電力等の運用コストが高く付く問題がある。
また、ブリッヂ現象等を解消して、貯留タンクへ投入した粉粒体を先入れ先出しする(先に投入したものから順に排出する)には、貯留タンクへ投入した粉粒体を、粉面全体を均等に低下させて排出するマスフロー排出を行うようにすることが望ましい。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、粉粒体排出時に貯留タンクのホッパー部内で発生するブリッヂ現象等を解消して、貯留タンク内の粉粒体の円滑かつ連続的なマスフロー排出を実現できる粉粒体排出装置を提供すること、また、貯留タンクのホッパー部を大幅改造することなくその吐出口に簡単に取り付けできるコンパクトな粉粒体排出装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る請求項1記載の貯留タンクの粉粒体排出装置は、
縦長の筒形の胴部の下部に逆円錐形又は逆角錐形のホッパー部が設けられ、同ホッパー部の下端に粉粒体の吐出口が設けられた貯留タンクの粉粒体排出装置において、
前記ホッパー部の下端の吐出口にシール状態に取り付けられた筒形の容器本体と、
この容器本体の底部に設けられた粉粒体の排出部と、
この容器本体の底部に取り付けられた駆動モータと、
この駆動モータにより回転駆動され、容器本体内に同軸上に垂直に配置され、上端が容器本体の上端開口部よりも上方に突出する垂直回転軸と、
この垂直回転軸の上端に取り付けられ、回転しながらホッパー部の内周面との間の隙間から貯留タンク内の粉粒体を容器本体内に案内する傘状のトップコーンと、
垂直回転軸の中間部に軸支され、トップコーンにより容器本体内に案内された粉粒体を、旋回しながら擦り切り又は攪拌する複数の攪拌羽根と、
垂直回転軸の前記容器本体の底部付近に軸支され、攪拌羽根により容器本体内で擦り切り又は攪拌された粉粒体を、旋回しながら掻き出して排出部から容器本体外へ排出する排出羽根と、を備えてなることを特徴とする。
請求項1記載の貯留タンクの粉粒体排出装置によると、回転するトップコーンにより、ホッパー部内の粉粒体全体が、塊のままでゆっくりと回転し、螺旋状に捻られながら、トップコーンとホッパー部内周面との間の隙間から徐々に全周に亘って均等に容器本体内に流入落下し、流入落下した粉粒体は、容器本体内の攪拌羽根により攪拌されながら容器本体内を底部へと案内され、底部の排出羽根によって底部の排出部から容器本体外へと排出される。これらの回転ないし旋回するトップコーン、攪拌羽根、排出羽根の相互作用によって、貯留タンク内の粉粒体を全体的に徐々に低下させ、円滑かつ連続的なマスフロー排出を実現することができる。同時にホッパー部内のブリッヂ現象やラットホール現象等を解消できる。
また、容器本体内の垂直回転軸に対し、トップコーン、攪拌羽根、排出羽根を上下に連設することで、高い排出効果を発揮しながら、排出装置をコンパクト化でき、貯留タンクのホッパー部を大幅改造することなくコンパクトな排出装置をホッパー部の吐出口に簡単に取り付けできる。
本発明に係る請求項2記載の貯留タンクの粉粒体排出装置は、前記トップコーンの上面の傾斜角度が水平面に対し15度から60度であることを特徴とする。
請求項2記載の貯留タンクの粉粒体排出装置によると、トップコーンの上面の傾斜角度が水平面に対し15度から60度であることにより、トップコーンの上のホッパー部の粉粒体の塊をゆっくりと確実に回転させ、螺旋状に捻りやすくなり、より、確実にブリッヂ現象等を防止して、粉粒体のより円滑で安定したマスフロー排出を行える。
本発明に係る請求項3記載の貯留タンクの粉粒体排出装置は、前記攪拌羽根が垂直回転軸から遠心方向に延びるパドル型であることを特徴とする。
請求項3記載の貯留タンクの粉粒体排出装置によると、攪拌羽根が垂直回転軸から遠心方向に延びるパドル型であることにより、粉粒体の攪拌効果が高く、容器本体内に流入落下した粉粒体を、より一層均等に攪拌することができる。
本発明に係る請求項4記載の貯留タンクの粉粒体排出装置は、前記攪拌羽根の羽根部分の傾斜角度が水平面に対し30度から50度であることを特徴とする。
請求項4記載の貯留タンクの粉粒体排出装置によると、前記攪拌羽根の羽根部分の傾斜角度が水平面に対し30度から50度であることにより、粉粒体の攪拌効果が高く、容器本体内に流入落下した粉粒体を、より一層均等に攪拌することができる。
本発明に係る請求項5記載の貯留タンクの粉粒体排出装置は、前記攪拌羽根の取付数が3乃至7であることを特徴とする。
本発明に係る請求項5記載の貯留タンクの粉粒体排出装置によると、前記攪拌羽根の取付数が3乃至7であることにより、粉粒体の攪拌効果をより高くすることができる。
以上説明したように、本発明に係る貯留タンクの粉粒体排出装置によると、貯留タンクのホッパー部の下端吐出口に筒形の排出装置を取付けて、容器本体の底部側の駆動モータにより同時に回転ないし旋回する、ホッパー部の下端吐出口の直上に位置する傘状のトップコーン、容器本体内の中間部に位置する攪拌羽根および底部付近に位置する排出羽根の相互作用によって、貯留タンク内の粉粒体を、ブリッヂ現象等を発生させることなく、円滑かつ連続的にマスフロー排出することができるという優れた効果を奏する。また、排出装置自体をコンパクト化できて、貯留タンクのホッパー部を大幅改造することなく、コンパクトな大きさの排出装置をホッパー部の吐出口に直接簡単に取り付けでき、設置費用その他の維持費用が安く済むという優れた効果を奏する。
次に本発明に係る貯留タンクの粉粒体排出装置の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の粉粒体排出装置を装着した貯留タンクの設置状態を示す全体図、図2は粉粒体排出装置を示す拡大断面図である。これらの図において、符号1は貯留タンク、符号10は粉粒体排出装置を示している。
まず、貯留タンク1について説明すると、貯留タンク1は、図1に示すように、架台G上に垂直に設置される縦長の角筒形の胴部2の下部に逆角錐形のホッパー部3が設けられた構造とされており、支持部材8により胴部2が架台G上に垂直に支持され、ホッパー部3は架台Gの下方に位置している。かかる貯留タンク1は、胴部2の上部の投入口2aから貯留タンク1内に粉粒体Mが投入され、投入された粉粒体Mが貯留タンク1内部に貯留されるようになっている。ホッパー部3の下端には貯留タンク1内に貯留された粉粒体Mが粉粒体排出装置10の容器本体11内に吐出される吐出口4が設けられている(図2参照)。ホッパー部3の吐出口4の周囲には粉粒体排出装置10を同ホッパー部3の吐出口4に取り付けるための下端フランジ部9が設けられている。
図示例のホッパー部3は、その内周面の傾斜角度α1が水平面に対し70度とされている。これにより、下端吐出口4に向けて貯留タンク1内の粉粒体が円滑に流出されるようになっている。また、貯留タンク1のサイズは、図示例の場合、架台Gからの胴部2の高さ6700mm、胴部2の幅3000mm×2400mm、ホッパー部3の深さ3000mm、ホッパー部3の下端吐出口4の内径800mmとされている。
ホッパー部3の下端吐出口4には、粉粒体排出装置10の容器本体11がシール状態に取り付けられている。円筒形の容器本体11は、ホッパー部3の下端吐出口4と同一内径を有しており、その上端に設けられた上端フランジ部12が前記ホッパー部3側の下端フランジ部9に対しボルト13でシール状態に取り付けられている。容器本体11の下端フランジ部14には、円板状の底板部15がボルト13によりシール状態に取り付けられ、底板部15の下面の略中央には垂直回転軸16を回転駆動する駆動モータ17が取り付けられている。また、底板部15の下面には、容器本体11内に連通し、容器本体11内から粉粒体Mが排出されるラッパ状の排出部18が取り付けられている。このラッパ状の排出部18には、容器本体11内に連通し、容器本体11内から粉粒体Mが排出される排出通路18Aが設けられている。
底板部15の中央には貫通部15Aが設けられ、この貫通部15Aに軸受部19が容器本体11と同軸上に取り付けられている。この軸受部19は、貫通部15Aに取り付けられた円筒形の軸受本体20と、軸受本体20に装着されたベアリング部21と、上部シール部22とから構成されている。この軸受部19には、駆動モータ17に直結され、駆動モータ17によって回転駆動される垂直回転軸16が容器本体11と同軸上でかつ垂直姿勢に支持されている。垂直回転軸16は、ベアリング部21によって回転自在に支持され、上部シール部22によってシール状態にシールされている。
軸受部19によって底板部15に対し垂直姿勢に支持された垂直回転軸16は、容器本体11の中心に位置し、その上端16aが容器本体11の上端開口部よりも上方に突出する長さを有している。この垂直回転軸16の上端16aには、垂直回転軸16の回転により回転し、ホッパー部3の内周面との間の隙間Sから貯留タンク1内の粉粒体Mを容器本体11内に連続的に案内する傘状のトップコーン23が取り付けられている。このトップコーン23の傘部の傾斜角度α2は水平面に対し15度から45度の間で選択され、図示例の場合は30度とされている。また、図示例のトップコーン23の傘部の直径は720mmとされている。したがって、トップコーン23と容器本体11の上端開口部の周囲との間には40mmの隙間Sが形成されている。
垂直回転軸16の中間部には、回転するトップコーン23によって容器本体11内に連続的に案内された粉粒体Mを擦り切り又は攪拌する複数(図示例の場合、5個)の攪拌羽根24が互い違いに軸支されている。各攪拌羽根24は、垂直回転軸16に対し、遠心方向に水平軸25が互い違いに取り付けられ、各水平軸25に羽根部26が所定の角度で取り付けられている。図3に示すように、各羽根部26の取付角度α3は、水平面に対し、45度とされている。垂直回転軸16には軸心を通り、各水平軸25の基端部25aを取り付ける取付孔27が貫通して設けられ、この取付孔27には雌ねじが切られ、各水平軸25の基端部25aには前記雌ねじに螺合する雄ねじが切られている。そして、各取付孔27に基端部25aがねじ込まれた水平軸25は、ロックナット28によって垂直回転軸16に固定されるようになっている。
垂直回転軸16の、容器本体11の底板部付近には、各攪拌羽根24によって容器本体11内で擦り切り又は攪拌された粉粒体Mを掻き出して排出部18から容器本体11外へ排出する複数の排出羽根29がボス30を介して軸支されている。
次に、前記構成の貯留タンクの粉粒体排出装置10の作用について説明する。
駆動モータ17を駆動させて、図4に示すように、トップコーン23を回転させると、ホッパー部3内の粉粒体M全体が、塊のままでその下側からゆっくりと回転し、螺旋状に捻られながら、トップコーン23とホッパー部3内周面との間の隙間Sに徐々に案内され、全周に亘って均等に容器本体11内に流入し落下する。容器本体11内に流入した粉粒体Mは、駆動モータ17の駆動により旋回する複数の攪拌羽根24によって、さらに均等に攪拌されながら、容器本体11内の底部へと案内され移動する。容器本体11内の底部へと案内された粉粒体Mは旋回する排出羽根29によって排出部18の排出通路18Aに掻き出され、排出部18からその下方に配置された収納容器(図示せず)に連続的に排出され、定量収容される。
回転するトップコーン23により、ホッパー部3内に充填された粉粒体M全体が、塊のままでゆっくりと回転し、螺旋状に捻られながら、トップコーン23とホッパー部3内周面との間の隙間Sから徐々に均等に流入落下するから、トップコーン23の上方で空洞化現象が起こらず、ブリッヂ現象等が発生することがない。また、容器本体11内に流入落下した粉粒体Mは、途中の攪拌羽根24により均等に攪拌されるとともに、最後に排出羽根29により排出部18の排出通路18Aに確実に掻き出される。これらの回転ないし旋回するトップコーン23、攪拌羽根24、排出羽根29の一連の相互作用によって、貯留タンク1内の粉粒体Mを、その粉面を全体的に徐々に低下させ、連続的にかつ円滑したマスフロー排出を安定的に実現することができる。
また、容器本体11内の垂直回転軸16に対し、トップコーン23、攪拌羽根24、排出羽根29を上下に連設することで、これらの各羽根の組み合わせにより高い排出効果を発揮しながら、排出装置10自体をコンパクト化でき、貯留タンク1のホッパー部3を大幅改造することなく、ホッパー部3の下端吐出口4に直接簡単に取り付けすることができる。
なお、本実施形態では、本発明の排出装置を角筒形の貯留タンク1に適用したが、円筒形の貯留タンクに適用できることは言うまでもない。また、本実施形態では、攪拌羽根24を垂直回転軸16に5つ取り付けたが、5つに限られず、複数であればよい。さらに、攪拌羽根24は羽根部26のない水平軸25のみであっても所定の攪拌効果を得られる。
本発明に係る貯留タンクの粉粒体排出装置は、ホッパー部内のブリッヂ現象等を解消し、貯留タンク内の粉粒体の円滑なマスフロー排出を連続して行える粉粒体排出装置として、広く利用可能である。
本発明の一実施形態を示すもので、本発明の粉粒体排出装置を取付けた貯留タンクの全体図を示す縦断面図、 図1に示す粉粒体排出装置の拡大断面図、 垂直回転軸に対し攪拌羽根を取付けた状態を示す側面図、 図1に示す粉粒体排出装置の作用を示すもので、粉粒体排出装置によって貯留タンク内の粉粒体が、マスフロー排出される様子を示す要部断面図、 従来の粉粒体排出装置を取付けた貯留タンクの全体図を示す縦断面図、 図4に示す従来の粉粒体排出装置の作用を示すもので、(A)はホッパー部内に空洞化現象が起きた状態を示す図、(B)はホッパー部内に発生した空洞が拡大した状態を示す図である。
符号の説明
1 貯留タンク
2 胴部
2a 粉粒体の投入口
3 ホッパー部
4 下端吐出口
9,14 下端フランジ部
10 粉粒体排出装置
11 容器本体
12 上端フランジ部
13 ボルト
15 底板部
15A 貫通部
16 垂直回転軸
17 駆動モータ
18 排出部
18A 排出口
19 軸受部
20 軸受本体
21 ベアリング部
22 上部シール部
23 トップコーン
24 攪拌羽根
25 水平軸
25a 基端部
26 羽根部
27 取付孔
28 ロックナット
29 排出羽根
30 ボス
G 架台
K 空洞
M 粉粒体
S 隙間
α1,α2 傾斜角度
α3 取付角度

Claims (5)

  1. 縦長の筒形の胴部の下部に逆円錐形又は逆角錐形のホッパー部が設けられ、同ホッパー部の下端に粉粒体の吐出口が設けられた貯留タンクの粉粒体排出装置において、
    前記ホッパー部の下端の吐出口にシール状態に取り付けられた筒形の容器本体と、
    この容器本体の底部に設けられた粉粒体の排出部と、
    この容器本体の底部に取り付けられた駆動モータと、
    この駆動モータにより回転駆動され、容器本体内に同軸上に垂直配置され、上端が容器本体の上端開口部よりも上方に突出する垂直回転軸と、
    この垂直回転軸の上端に取り付けられ、回転しながらホッパー部の内周面との間の隙間から貯留タンク内の粉粒体を容器本体内に案内する傘状のトップコーンと、
    垂直回転軸の中間部に軸支され、トップコーンにより容器本体内に案内された粉粒体を、旋回しながら擦り切り又は攪拌する複数の攪拌羽根と、
    垂直回転軸の前記容器本体の底部付近に軸支され、複数の攪拌羽根により容器本体内で擦り切り又は攪拌された粉粒体を、旋回しながら掻き出して排出部から容器本体外へ排出する排出羽根と、
    を備えてなることを特徴とする貯留タンクの粉粒体排出装置。
  2. 前記トップコーンの上面の傾斜角度が水平面に対し15度から60度であることを特徴とする、請求項1記載の貯留タンクの粉粒体排出装置。
  3. 前記攪拌羽根が垂直回転軸から遠心状に延びるパドル型であることを特徴とする、請求項1または請求項2記載の貯留タンクの粉粒体排出装置。
  4. 前記攪拌羽根の羽根部分の傾斜角度が水平面に対し30度から50度であることを特徴とする、請求項1ないし請求項3記載の貯留タンクの粉粒体排出装置。
  5. 前記攪拌羽根の取付数が3乃至7であることを特徴とする、請求項1ないし請求項4記載の貯留タンクの粉粒体排出装置。
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