JP5678375B2 - 定量供給装置及びそれを備えた溶質溶解装置 - Google Patents
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Description
これにより、上部から下部に向かって縮径する漏斗形状の内壁面からホッパ内の溶質が圧縮作用を受けて当該内壁面に押付けられ固着するとともに、当該溶質がホッパ内の下部開口部に固着して当該下部開口部を閉塞することを、内壁面付近の溶質を攪拌具により攪拌し解砕することで防止できるとされる。また、ホッパの中心軸と同軸上で螺旋状ブラシ(搬送体)が回転することにより、ホッパ内の溶質を下部開口部から所定量ずつ下流側に定量供給できるとされる。
このような状態では、溶質がホッパ内の内壁面や下部開口部近傍で固着した状態となり、ホッパの下部開口部から溶質を所定量ずつ下流側に連続して定量供給することが非常に困難となる。
このような状態で、ホッパ内の溶質を攪拌部材により攪拌することで、ホッパ内における溶質同士の固着や通気路等が解砕され、解砕された溶質は下部開口部へ流下する。この際、下部開口部に作用する負圧吸引力によりホッパ内の溶質近傍の空気は脱気されるが、攪拌される溶質に対して溶質流動化促進用空気を連続的に供給する。当該溶質流動化促進用空気は、ホッパ内の溶質粒子間に強制的に送り込まれることとなり、攪拌部材による溶質の攪拌作用と相俟って、下部開口部に流下する溶質のかさ密度の上昇を良好に防止することができる。すなわち、溶質流動化促進用空気が送り込まれたホッパ内の溶質のかさ密度は、少なくとも大気圧程度の自然状態のかさ密度に良好に維持される。これにより、ホッパ内の下部開口部に負圧吸引力が作用する場合であっても、ホッパ内の粉状の溶質粒子間に溶質流動化促進用空気を強制的に含ませながら溶質を攪拌して、溶質の流動化を促進することができ、また、溶質の搬送状態も安定し、溶質同士の固着やホッパの内壁面等への溶質の固着を防止できる。
よって、ホッパ内における溶質の固着を確実に防止することができ、ホッパの下部開口部から下流側の吸引溶解ポンプへ確実に且つ連続的に溶質の定量供給を行うことができる。
また、攪拌機構がホッパの外壁部に設けられ、攪拌羽根が、ホッパの下部開口部を介して当該ホッパの内壁面に沿って配設されるので、ホッパ内における溶質のうち、より固着し易い下部開口部や内壁面近傍の溶質を攪拌羽根により下部開口部側から確実に攪拌することができ、より効率的に且つ確実にホッパ内の溶質の固着を防止することができる。加えて、攪拌機構の主たる部材はホッパの外壁部に設けられているので、攪拌機構のメンテナンスが容易であり、また、攪拌機構に用いられる油等の異物がホッパ内に混入することを防止することができる。
具体的には、当該溶質流動化促進用空気の設定量が、大気圧下におけるホッパの下部開口部から単位時間当たりに吸引溶解ポンプに定量供給される溶質の容積の10〜20%の容積となるように設定されている。当該設定量が10%未満の容積であると、攪拌される溶質粒子間に十分な溶質流動化促進用空気を送り込むことができず溶質を十分に流動させる能力が低下し、一方で、20%を超える容積であると、溶質粒子間に溶質流動化促進用空気が送り込まれ過ぎて溶質の流動が過大に進み、下部開口部から定量供給機構に流入する溶質の量が変動する場合もある。
具体的には、定量供給装置Xは、上部から下部へ向かうに連れて縮径する逆錐体形状に形成され、上部開口部1aから受け入れた溶質Pを下部開口部1bから排出させるホッパ1と、ホッパ1内に配設された攪拌部材としての攪拌羽根2Aにより、ホッパ1内の溶質Pを攪拌させる攪拌機構2と、攪拌羽根2Aにより攪拌されるホッパ1内の溶質Pに、溶質Pの粒子同士の流動化を促進する溶質流動化促進用空気Qを連続的に供給させる空気連続供給機構3と、ホッパ1の上部開口部1aが大気開放された状態で、下部開口部1bの下流側に接続された吸引溶解ポンプ50の吸引により下部開口部1bに作用する負圧吸引力によって、下部開口部1bから排出された溶質Pを吸引溶解ポンプ50に定量供給させる容積式の定量供給機構4とを備える。
具体的には、溶質溶解装置Yは、定量供給装置Xと、溶媒Rを供給する溶媒供給装置70と、定量供給装置Xから供給される溶質Pと溶媒供給装置70から供給される溶媒Rとを吸引して溶解混合する吸引溶解ポンプ50と、吸引溶解ポンプ50から吐出された溶質Pが溶解した溶媒R(溶解液)のうち、完全に溶解していない溶質Pを含む溶媒Rと溶質Pが略完全に溶解した溶媒Rとを分離する分離装置80とを備えて構成されている。
ホッパ1は、上部から下部へ向かうに連れて縮径する逆円錐形状(逆錐体形状の一例)に形成され、大気開放された上部開口部1aから受け入れた溶質Pを貯留して、下部開口部1bから排出させることができるように構成されている。上部開口部1a及び下部開口部1bの横断面形状(上面視)は中心軸Zを中心とする円形状とされ、上部開口部1aは下部開口部1bより大径に形成されている。
下側ホッパ部材1Bの内側壁16aの下端部には、下側ホッパ部材1Bの下部開口部1bが形成され、外側壁16bの下端部には、後述する容積式の定量供給機構4の導入部41の上端部に形成された連結フランジ部42と連結可能な連結フランジ部17が形成されている。従って、下側ホッパ部材1Bの下端部において、径方向における連結フランジ部17と下部開口部1bとの間には、後述する回転部20と攪拌羽根2Aとを連結可能な開口18が形成されている。なお、連結フランジ部17と連結フランジ部42とは、両連結フランジ部17,42をそれぞれ上下方向から挟持するブラケット19により挟持固定されている。
羽根駆動部Wは、主として、内側壁16aと外側壁16bとの間にベアリング21、22を介して中心軸Z周りに回転可能で、かつ内側壁16aと外側壁16bとの間に形成された空間Sに配設される回転部20と、当該回転部20を回転させる羽根駆動モータM1とを備える。羽根駆動部Wの回転部20には、下側ホッパ部材1Bの周方向の全周に亘って設けられ中心軸Z周りで回転可能な大径プーリー23が設けられている。大径プーリー23は、羽根駆動モータM1により回転駆動する小径プーリー24とタイミングベルト25を介して回転可能に連結されており、大径プーリー23を備えた回転部20は、上記空間Sにおいて中心軸Z周りで回転可能に構成されている。
回転部20の下端部は、下側ホッパ部材1Bの下端部における連結フランジ部17と下部開口部1bとの間に形成された開口18から下方に突出するように形成されており、当該突出部分には攪拌羽根2Aの下部を嵌合可能な径方向に開口する嵌合孔20aが形成されている。
具体的には、空気連続供給機構3は、圧縮空気を供給する圧縮空気源30と、圧縮空気源30からの圧縮空気を溶質流動化促進用空気Qとして流量を設定量に調整する流量計及び流量調整バルブ(図示せず)と、設定量に調整された溶質流動化促進用空気Qを下側ホッパ部材1Bの外壁部16を介してホッパ1内に供給可能なノズル部31とを備えて構成されている。
より具体的には、本実施例では、溶質流動化促進用空気Qの流量の設定量は、下部開口部1bに作用する負圧吸引力により脱気されるホッパ1内の溶質近傍の空気と同程度の量、すなわち、大気圧下におけるホッパ1の下部開口部1bから単位時間当たりに吸引溶解ポンプ50に定量供給される溶質Pの容積の10〜20%の容積となるように設定されている。なお、この範囲は実用的な範囲であり、それ以上あるいはそれ以下となってもある程度の効果を得ることができる。
ノズル部31は、下側ホッパ部材1Bの外壁部16における内側壁16aと外側壁16bとが接続された箇所を径方向内方に貫通する通路として形成されている。当該通路は、ホッパ1の中心軸Zと直交する面と平行な面上で、当該中心軸Zに向かう方向に形成されている。すなわち、ノズル部31から噴射される溶質流動化促進用空気Qは、ホッパ1の内壁面10から中心軸Zに向かう方向に噴射される。ノズル部31は、攪拌羽根2Aの上端よりも、攪拌羽根2Aの長さの3分の1の長さ分下側の箇所に配置され、攪拌羽根2Aで攪拌される溶質Pに溶質流動化促進用空気Qを連続的に供給可能に構成されている。なお、溶質流動化促進用空気Qは、ホッパ1の中心軸Zと直交する面と平行な面上で、中心軸Zに向かう方向に対して適宜角度を付けて噴射することも可能である。また、ノズル部31の配置箇所も攪拌羽根2Aにより攪拌される溶質Pの近傍に噴出されるのであれば、適宜上下方向に移動して配設することが可能である。
具体的には、ホッパ1の下側ホッパ部材1Bの連結フランジ部17と連結される連結フランジ部42を備えた導入部41と、供給口43a及び排出口43bを備えたケーシング43と、ケーシング43内に回転可能に配設した計量回転体44と、計量回転体44を回転駆動する計量回転体駆動モータM2とを備える。
ケーシング43の上面には、導入部41のスリット状の開口に対応したスリット状の供給口43aが設けられ、下側ホッパ部材1Bの下部開口部1bからの溶質Pをケーシング43内に供給可能に構成されている。ケーシング43の右側面下部には、計量回転体44にて定量供給された溶質Pを膨張室47を介して下流側の溶質溶解装置Yに排出する排出口43bが設けられている。当該膨張室47は、供給口43aから計量回転体44の溶質収容室44bに供給された溶質Pが定量供給されるケーシング43内の位置に、排出口43bから作用する負圧吸引力によって、供給口43aよりも低圧に維持される(例えば、−0、06MPa程度)。すなわち、排出口43bは、溶質溶解装置Yの吸引溶解ポンプ50の一次側に接続されることによって、負圧吸引力が膨張室47に作用し供給口43bよりも低圧状態に維持されるようにしている。計量回転体44の回転に伴って、各溶質収容室44bの状態が負圧状態(例えば、−0、06MPa程度)と当該負圧状態よりも高圧の状態に変化するように構成されている。
定量供給装置Xにおいては、ホッパ1内に溶質Pが貯留された状態で、定量供給機構4により溶質Pが、ホッパ1の下部開口部1b及び排出口43bを介して吸引溶解ポンプ50に定量供給される。
これにより、ホッパ1内の下部開口部1bに負圧吸引力が作用する場合であっても、ホッパ1内の粉状の溶質粒子間に溶質流動化促進用空気Qを強制的に含ませながら溶質を攪拌して、溶質Pの流動化を促進することができ、また、溶質Pの攪拌状態も安定し、溶質P同士の固着やホッパ1の内壁面10等への溶質Pの固着を防止できる。溶質流動化促進用空気Qの設定量が、大気圧下におけるホッパ1の下部開口部1bから単位時間当たりに吸引溶解ポンプ50に定量供給される溶質Pの容積の10〜20%の容積となるように設定されている。当該設定量が10%未満の容積であると、攪拌される溶質粒子間に十分な溶質流動化促進用空気Qを送り込むことができず溶質Pを十分に流動させる能力が低下し、一方で、20%を超える容積であると、溶質粒子間に溶質流動化促進用空気Qが送り込まれ過ぎて溶質Pの流動が過大に進み、下部開口部1bから定量供給機構4に流入する溶質Pの量が変動する場合もある。
なお、攪拌羽根2Aの回転速度は、ホッパ1の下部開口部1bに過度な圧力が掛からないように適切な回転速度に設定されている。
具体的に、特定の溶質収容室44bの動作について説明する。第1密閉状態では、溶質収容室44bは、膨張室47及び供給口43aとの連通が遮断され、膨張室47に開放された状態と同様の負圧状態が維持される。供給口開放状態では、溶質収容室44bより高圧の状態(負圧状態と大気圧状態との間で、絶対値としては負圧の状態)の供給口43aから、負圧状態の溶質収容室44bに、圧力差による吸引力と溶質粒子間に存在する空気の膨張力とによって、溶質Pの自重のみによる場合と比較して、溶質Pが強制的に効率よく安定して確実に供給、充填される。第2密閉状態では、膨張室47及び供給口43aとの連通が遮断され、供給口43aに開放された状態と同様の高圧の状態で、溶質Pが溶質収容室44bに充填された状態が維持される。膨張室開放状態では、溶質収容室44bに充填された溶質Pが、高圧の状態の溶質収容室44bから負圧状態の膨張室47に、圧力差による吸引力と溶質粒子間に存在する空気の膨張力とによって、溶質Pの自重のみによる場合と比較して、強制的に効率よく安定して確実に放出される。そして、膨張室47に供給された溶質Pは、排出口43bを介して吸引溶解ポンプ50に吸引され、溶質Pの流量を安定させて、溶質Pを所定量ずつ連続して定量供給することができる。
上述のとおり、溶質溶解装置Yは、定量供給装置Xと、溶媒供給装置70と、吸引溶解ポンプ50と、分離装置80とを備えて構成されている。
具体的には、溶媒供給装置70は、溶媒Rを供給する溶媒源71と、溶媒源71からの溶媒Rの流量を設定量に調整する流量計及び流量調整バルブ(図示せず)と、設定量に調整された溶媒Rをミキシングノズル52を介して吸引溶解ポンプ50内に供給する管部72とを備えて構成されている。
なお、分離装置80は、図示しないが、吸引溶解ポンプ50の吐出部58に連なる導入パイプを円筒状容器83の底面から内部に突出して配設し、円筒状容器83の上部に排出流路82と連なる排出部を備えるとともに、下部に循環流路81と連なる循環部を備え、導入パイプの吐出上端に、導入パイプから吐出される溶解液の流れを旋回させる捻り板を配設して構成している。
まず、定量供給装置Xを停止し、シャッタバルブ59によってミキシングノズル52を介する溶質Pの吸引を閉止した状態で、溶媒供給装置70から溶媒Rのみを供給しながら回転翼51を回転させ、吸引溶解ポンプ50の運転を開始する。そして、定量供給機構Xを停止した状態で、シャッタバルブ59を開放する。これによって、定量供給機構3の膨張室47を負圧状態(−0.06MPa程度)とし、導入部41の内部及びホッパ1の下部開口部1b近傍を当該負圧状態と大気圧状態との間の圧力状態にする。
(1)上記実施形態では、攪拌機構2の攪拌羽根2Aを下側ホッパ部材1Bの外壁部16で、且つ、ホッパ1の下部開口部1bを介してホッパ1内の内壁面10に沿って配設したが、ホッパ1内の内壁面10近傍で、空気連続供給機構3から供給された溶質流動化促進用空気Qを含む溶質Pを良好に攪拌可能な構成であれば、特にこの構成に限定されるものではない。例えば、ホッパ1の上方に攪拌機構2を配設し、攪拌羽根2Aをホッパ1の内壁面10に沿って配設することもできる。
また、攪拌羽根2Aの断面形状としては三角形状のみならず、平板形状等を適宜採用することができる。
また、上記実施形態では、攪拌機構2及び空気連続供給機構3を下側ホッパ部材1Bに設けたが、ホッパ1内の溶質Pの固着を簡便に防止することができる構成であれば、これら機構2,3を上側ホッパ部材1A等他の箇所に設けてもよい。
1b 下部開口部
1A 上側ホッパ部材(ホッパ)
1B 下側ホッパ部材(ホッパ)
10a 上側内壁面(内壁面)
10b 下側内壁面(内壁面)
16a 内側壁(外壁部)
16b 外側壁(外壁部)
2 攪拌機構
2A 攪拌羽根
20 回転部
3 空気連続供給機構
31 ノズル部
4 容積式の定量供給機構
50 吸引溶解ポンプ
51 回転翼
X 定量供給装置
Y 溶質溶解装置
P 溶質
R 溶媒
Q 溶質流動化促進用空気
Z 中心軸
W 羽根駆動部(攪拌機構)
M1 羽根駆動モータ(攪拌機構)
Claims (6)
- 吸引溶解ポンプに粉状の溶質を定量供給する定量供給装置であって、
上部から下部へ向かうに連れて縮径する逆錐体形状に形成され、上部開口部から受け入れて貯留した前記溶質を下部開口部から排出させるホッパと、
前記ホッパ内において当該ホッパの内壁面に沿って配設された攪拌部材としての棒状の攪拌羽根により、前記ホッパ内に貯留され且つ前記内壁面近傍に位置する前記溶質を攪拌させる攪拌機構と、
前記ホッパの内壁面において前記攪拌羽根の上端よりも下側の箇所に配置されるノズル部を備え、前記攪拌羽根により攪拌される前記ホッパ内の内壁面近傍に位置する前記溶質に、前記ノズル部を介して、当該溶質の粒子同士の流動化を促進する溶質流動化促進用空気を連続的に供給させる空気連続供給機構と、
前記ホッパの前記上部開口部が大気開放された状態で、前記下部開口部の下流側に接続された前記吸引溶解ポンプの吸引により前記下部開口部に作用する負圧吸引力によって、前記下部開口部から排出された溶質を前記吸引溶解ポンプに定量供給させる容積式の定量供給機構とを備えた定量供給装置。 - 前記逆錐体形状のホッパが、上部から下部へ向かうに連れて縮径する逆円錐形状に形成され、
前記攪拌機構が、前記ホッパの外壁部に設けられ、
前記攪拌羽根が、前記ホッパの前記下部開口部を介して、前記ホッパの前記逆円錐形状の内壁面に沿って配設されるとともに、前記攪拌羽根が前記ホッパの中心軸周りで回転可能に配設されている請求項1に記載の定量供給装置。 - 前記ホッパが、前記逆錐体形状の内壁面のうち下側内壁面を形成する下側ホッパ部材と上側内壁面を形成する上側ホッパ部材とを備えて構成される請求項1又は2に記載の定量供給装置。
- 前記攪拌機構及び前記空気連続供給機構が、前記下側ホッパ部材に設けられている請求項3に記載の定量供給装置。
- 前記空気連続供給機構により単位時間あたりに連続供給される前記溶質流動化促進用空気の設定量が、大気圧下における前記ホッパの下部開口部から単位時間当たりに前記吸引溶解ポンプに定量供給される前記溶質の容積の10〜20%の容積となるように設定されている請求項1〜4の何れか一項に記載の定量供給装置。
- 請求項1〜5の何れか一項に記載の定量供給装置を備え、
前記吸引溶解ポンプの回転翼の回転により生じる負圧吸引力によって、前記溶質を前記容積式の定量供給機構から前記吸引溶解ポンプ内に吸引するとともに、前記吸引溶解ポンプ内に溶媒を吸引し、吸引した前記溶質を前記吸引溶解ポンプ内で前記溶媒と溶解混合する溶質溶解装置。
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