JP6344870B2 - 防振装置 - Google Patents

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    • B60K5/1208Resilient supports

Description

本発明は、例えば自動車や産業機械等に適用され、エンジン等の振動発生部の振動を吸収および減衰する防振装置に関する。
本願は、2014年8月20日に、日本に出願された特願2014−167274号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来から、例えば下記特許文献1記載の防振装置が知られている。防振装置は、振動発生部および振動受部のうちの一方に連結される筒状の第1取付け部材、および他方に連結される第2取付け部材と、これらの両取付け部材を連結する弾性体と、液体が封入された第1取付け部材内の液室を、弾性体を壁面の一部とする主液室と、副液室と、に仕切る仕切り部材と、仕切り部材に設けられた収容室内に、第1取付け部材の軸方向に変形可能または変位可能に収容された可動部材と、を備えている。仕切り部材には、仕切り部材において主液室または副液室に露出する部分から軸方向の内側に向けて延び、可動部材に向けて開口する複数の連通孔が設けられている。
日本国特開2009−2478号公報
ところで、従来の防振装置では、振動が入力されて連通孔内を液体が流通するときに、連通孔内で共振が生じると、可動部材が収容室内で軸方向に大きく変形または変位して共振倍率が高められ、防振装置の防振特性が悪化する可能性がある。
このような防振特性の悪化を抑えるため、可動部材と収容室の壁面との軸方向の間隔を狭め、可動部材の収容室内での軸方向の変形または変位を規制する構成を採用することが考えられる。しかしながらこの場合、高精度な寸法管理が必要となり設計上多くの制約が生じる上、大振幅の振動が入力されたときに、例えば、可動部材が収容室の壁面に衝突する等して異音が生じ、防振装置の防振特性が悪化する可能性がある。
本願発明者らは、鋭意検討した結果、仕切り部材に、細孔状の連通孔を多数設けることで、連通孔全体での開口面積を確保しつつ、連通孔内を流通する液体の勢いを弱めることが可能になり、可動部材と収容室の壁面との軸方向の間隔を狭めることなく、連通孔による共振の共振倍率を低下させることができることを見出した。
つまり、従来の防振装置には、より多くの連通孔を形成することについて改善の余地がある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされ、より多くの連通孔を形成可能にすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る防振装置は、振動発生部および振動受部のうちの一方に連結される筒状の第1取付け部材、および他方に連結される第2取付け部材と、これらの両取付け部材を連結する弾性体と、液体が封入された第1取付け部材内の液室を、弾性体を壁面の一部とする主液室と、副液室と、に仕切る仕切り部材と、仕切り部材に設けられた収容室内に、第1取付け部材の軸方向に変形可能または変位可能に収容された可動部材と、を備え、仕切り部材には、仕切り部材において主液室または副液室に露出する部分から軸方向の内側に向けて延び、可動部材に向けて開口する複数の連通孔が設けられた防振装置であって、仕切り部材には、表裏面が軸方向を向くとともに、収容室と、主液室または副液室と、を軸方向に区画し、軸方向に向けて凸となる区画板部が備えられ、連通孔は、区画板部を軸方向に貫通し、互いに外接するように配置されている
本発明の防振装置によれば、より多くの連通孔を形成することが可能である。
本発明の第1実施形態に係る防振装置の縦断面図である。 図1に示す防振装置を構成する仕切り部材の平面図である。 本発明の第2実施形態に係る防振装置の縦断面図である。 本発明の第3実施形態に係る防振装置の縦断面図である。 図4に示す防振装置の要部の縦断面図である。 図4に示す防振装置を構成する仕切り部材の要部の平面図である。 図4に示す防振装置を構成する仕切り部材の斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る防振装置の縦断面図である。 図8に示す防振装置の要部の縦断面図である。 図8に示す防振装置を構成する仕切り部材の要部の平面図である。 図8に示す防振装置を構成する仕切り部材の斜視図である。 検証試験の結果を示すグラフである。
(第1実施形態)
次に、本発明に係る第1実施形態の防振装置を、図1および図2を参照して説明する。
図1に示すように、防振装置10は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の第1取付け部材11、および他方に連結される第2取付け部材12と、第1取付け部材11および第2取付け部材12を弾性的に連結する弾性体13と、第1取付け部材11の内側に配置され、第1取付け部材11の内側に形成された液室16を、主液室16aと副液室16bとに区画する仕切り部材15とを備えている。
なお、これらの各部材はそれぞれ中心軸線Oと同軸に設けられている。以下、中心軸線Oに沿う方向を軸方向(第1取付け部材の軸方向)といい、中心軸線Oに直交する方向を径方向(第1取付け部材の径方向)といい、中心軸線O回りに周回する方向を周方向(第1取付け部材の周方向)という。
ここで、前述の液室16は、仕切り部材15により、弾性体13を壁面の一部とする軸方向一方側(図1における上側)の主液室16aと、軸方向他方側(図1における下側)の副液室16bとに区画されている。
主液室16aおよび副液室16bには、例えばエチレングリコール、水、シリコーンオイルなどの液体が封入されている。
防振装置10は、例えば自動車等に装着され、エンジンの振動が車体に伝達するのを抑える。防振装置10では、第2取付け部材12が振動発生部としての図示されないエンジンに連結される一方、第1取付け部材11が図示されないブラケットを介して振動受部としての車体に連結される。
第2取付け部材12は、第1取付け部材11よりも軸方向一方側に配置されている。
第1取付け部材11における軸方向一方側の端部の内周面には、弾性体13が加硫接着されている。第1取付け部材11における軸方向一方側の端部は、弾性体13により液密状態で閉塞されている。
弾性体13は、例えばゴム等の樹脂材料からなる部材である。弾性体13は、第1取付け部材11における軸方向一方側の端部から軸方向一方側に向けて突出し、かつ軸方向一方側に向かうに従い漸次縮径された円錐台状に形成されている。
なお図示の例では、弾性体13は、第1取付け部材11の内周面を全域に亘って覆う被覆部13aと一体に形成されている。被覆部13aは、弾性体13から第1取付け部材11の内周面に沿って軸方向他方側に向けて延び、第1取付け部材11の内周面に加硫接着されている。
図1および図2に示すように、仕切り部材15は、例えばアルミニウム合金や樹脂などにより一体形成されている。仕切り部材15は、装着筒部17と、区画板部18、19と、を備えている。
装着筒部17は、第1取付け部材11内に装着されている。装着筒部17は、中心軸線Oと同軸に配置され、第1取付け部材11において、弾性体13が加硫接着された部分よりも軸方向他方側に位置する部分内に嵌合されている。装着筒部17は、第1取付け部材11内に、被覆部13aを介して液密状態で嵌合されている。
装着筒部17の軸方向他方側の端部は、ダイヤフラム14により液密状態で閉塞される。ダイヤフラム14は、装着筒部17に軸方向他方側から固定される。装着筒部17には、径方向の外側に向けて突出するフランジ部17aが設けられていて、ダイヤフラム14は、フランジ部17aに液密状態で固定される。これにより、第1取付け部材11の内側であって、弾性体13とダイヤフラム14との間に位置する液室16に、液体が封入可能となっている。
区画板部18、19は、装着筒部17内を閉塞することで、装着筒部17内に収容室20を形成する。区画板部18、19の表裏面は軸方向を向いていて、区画板部18、19は、中心軸線Oと同軸に配置されている。区画板部18、19は、軸方向に向けて凸となっていて、球面状に形成されている。区画板部18、19の軸方向に沿った大きさである区画板部18、19の厚さは、例えば5mm以下となっており、好ましくは2mm以上かつ5mm以下となっている。
区画板部18、19は、軸方向に間隔をあけて一対設けられていて、これらの両区画板部18、19の間に収容室20が形成されている。区画板部18、19として、収容室20と主液室16aとを軸方向に区画する第1区画板部18と、収容室20と副液室16bとを軸方向に区画する第2区画板部19と、が備えられている。これらの両区画板部18、19は、いずれも軸方向の外側(収容室の反対側)に向けて凸となっていて、互いに軸方向に反転した形状に形成されている。
仕切り部材15は、軸方向に複数の分割体15a、15b、15cに分割される。
図示の例では、仕切り部材15は、収容室20を軸方向に分割するように、複数の分割体15a、15b、15cに分割される。分割体15a、15b、15cとして、第1区画板部18を有する第1分割体15aと、第2区画板部19を有する第2分割体15bと、フランジ部17aを有する第3分割体15cと、が備えられている。
仕切り部材15には、収容室20と、制限通路21と、連通孔22と、が設けられている。
収容室20は、仕切り部材15を軸方向から見た平面視において、円形状をなしていて、中心軸線Oと同軸に配置されている。収容室20の外径は、両区画板部18、19の外径よりも大きい。収容室20の軸方向に沿った大きさは、収容室20の径方向の外側から内側に向けて漸次大きくなっている。
収容室20内には、可動部材23(可動板、メンブラン)が配置されている。可動部材23は、収容室20内に、軸方向に変形可能に収容されている。可動部材23は、例えばゴム等の樹脂材料などにより表裏面が軸方向を向く板状に形成され、弾性変形可能とされている。可動部材23は、主液室16aと副液室16bとの圧力差に応じて軸方向に変形する。可動部材23は、中心軸線Oに直交する方向に延びる平板状に形成されている。可動部材23の外周縁部は、仕切り部材15に対して軸方向に固定されている。可動部材23において外周縁部よりも内側に位置する部分と、収容室20の壁面と、の間には、軸方向の隙間が設けられている。
制限通路21は、主液室16aと副液室16bとを連通する。制限通路21は、仕切り部材15の外周面に周方向に沿うように延び、収容室20を回避するように配置されている。制限通路21は、例えば周波数が10Hz前後のエンジンシェイク振動の入力時に共振(液柱共振)が発生するようにチューニングされている。
連通孔22は、仕切り部材15において主液室16aまたは副液室16bに露出する部分から軸方向の内側(収容室側)に向けて延び、可動部材23に向けて開口している。連通孔22は、第1区画板部18および第2区画板部19それぞれに、複数個ずつ設けられている。連通孔22は全て、互いに同等の形状でかつ同等の大きさに形成されている。
連通孔22は、区画板部18、19を軸方向に貫通し、主液室16aまたは副液室16bと、収容室20と、を直結している。連通孔22は、仕切り部材15を軸方向から見た平面視において、円形状をなしていて、連通孔22の平面視形状は真円となっている。連通孔22は、軸方向に延びるテーパー状に形成されている。複数の連通孔22それぞれにおける両端開口部のうちの大径開口部はいずれも、区画板部18、19において軸方向の外側を向く表面に共通して開口している。連通孔22は、軸方向の内側に向けて漸次縮径している。連通孔22において軸方向の内側に位置する端部には、内径が軸方向の位置によらず同等とされた同径部22aが形成されている。
なお連通孔22の最小内径、つまり連通孔22の両端開口部のうちの小径開口部(同径部22a)の内径は、3.6mm以下となっていてもよい。
図2に示すように、連通孔22は、区画板部18、19の全域にわたって互いに外接するように配置されている。連通孔22は、周方向の全周にわたって配置されることで、中心軸線Oと同軸をなす環状の連通孔列25を構成している。連通孔列25は、平面視において、6つの辺部を有する正六角形状をなしている。連通孔列25は、複数設けられており、それらの直径はそれぞれ異なっている。複数の連通孔列25は、互いに相似形をなしている。
一の連通孔列25において1つの辺部を構成する連通孔22の個数は、この一の連通孔列25に径方向の内側から隣り合う他の連通孔列25において、1つの辺部を構成する連通孔22の個数よりも、1つ多い。径方向に隣り合う連通孔列25同士では、互いの辺部を構成する連通孔22同士が、周方向に互いに違いになるように配置されている。
複数の連通孔列25のうち、最も直径が小さい連通孔列25の内側には、中心軸線Oと同軸に配置された1つの連通孔22が設けられている。
連通孔22は、第1区画板部18および第2区画板部19のそれぞれに、互いに同等の形状でかつ同等の大きさの連通孔列25を形成するように、複数配置されている。第1区画板部18および第2区画板部19それぞれにおいて、直径が同等とされた連通孔列25同士では、連通孔22の周方向に沿った位置が同等となっている。
次に、このように構成された防振装置10の作用を説明する。
防振装置10に微小な振幅(例えば±0.2mm以下)を有する振動(例えば、周波数が30Hz前後のアイドル振動)が作用して、主液室16a内の液体の圧力が変動したときは、可動部材23が収容室20内で軸方向に変形する。これにより、振動を吸収および減衰させることができる。
また防振装置10に、上述した微小な振幅よりも大きな振幅を有する振動(例えば、周波数が10Hz前後のエンジンシェイク振動)が作用して、主液室16a内の液体の圧力が変動したときは、可動部材23が、仕切り部材15における収容室20の壁面に当接して連通孔22を塞ぐ。このとき、制限通路21を通して主液室16aおよび副液室16bの相互間で液体が流通し、液柱共振が生じることで、振動を吸収および減衰させることができる。
以上説明したように、本実施形態に係る防振装置10によれば、区画板部18、19が、軸方向に向けて凸となり、連通孔22が、区画板部18、19を軸方向に貫通している。したがって、例えば、区画板部18、19が、軸方向に向けて凸となっておらず、中心軸線Oに直交する方向に延びる平板状に形成されている場合に比べて、多くの連通孔22を形成することができる。
また、区画板部18、19が球面状に形成されているので、例えば、区画板部18、19が錐状に形成されている場合に比べて、多くの連通孔22を形成することができる。
さらに、複数の連通孔22それぞれにおける大径開口部がいずれも、区画板部18、19の表面に共通して開口しているので、防振装置10の特性を安定させつつ、多くの連通孔22を形成することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態の防振装置を、図3を参照して説明する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図3に示すように、本実施形態に係る防振装置30では、第1区画板部18と第2区画板部19とが、互いに同等の形状でかつ同等の大きさに形成されている。これらの両区画板部18、19はいずれも軸方向一方側に向けて凸となっている。これにより、両区画板部18、19に形成される収容室20も、軸方向一方側に向けて凸となる球面状に形成される。収容室20の軸方向に沿った大きさは、収容室20の全域にわたって同等となっている。
本実施形態に係る防振装置30によれば、第1実施形態に係る防振装置10と同様の作用効果を奏することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る第3実施形態の防振装置を、図4から図7を参照して説明する。
なお、この第3実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図4から図7に示すように、本実施形態に係る防振装置40では、区画板部18、19を、軸方向に向けて凸とするのに代えて、中心軸線Oに直交する方向に延びる平板状に形成している。第1区画板部18と第2区画板部19とは、互いに同等の形状でかつ同等の大きさに形成されている。
また本実施形態では、区画板部18、19に、連通孔22を形成するのに代えて、ベース孔41が設けられている。ベース孔41は、第1区画板部18および第2区画板部19それぞれに、複数個ずつ設けられている。ベース孔41は全て、互いに同等の形状でかつ同等の大きさに形成されている。
ベース孔41は、区画板部18、19を軸方向に貫通している。ベース孔41は、仕切り部材15を軸方向から見た平面視において、円形状をなしていて、ベース孔41の平面視形状は真円となっている。ベース孔41は、軸方向の全長にわたって同径に形成されている。
ベース孔41は、区画板部18、19の全域にわたって配置されている。ベース孔41は、周方向の全周にわたって配置されることで、中心軸線Oと同軸をなす環状のベース孔列42を構成している。ベース孔列42は、前記平面視において、正六角形状をなしている。ベース孔列42は、直径を異ならせて複数設けられており、それらの直径はそれぞれ異なっている。複数のベース孔列42は、互いに相似形をなしている。
一のベース孔列42において1つの辺部を構成するベース孔41の個数は、この一のベース孔列42に径方向の内側から隣り合う他のベース孔列42において、1つの辺部を構成するベース孔41の個数よりも、1つ多い。径方向に隣り合うベース孔列42同士では、互いの辺部を構成するベース孔41同士が、周方向に互い違いになるように配置されている。
複数のベース孔列42のうち、最も直径が小さいベース孔列42の内側には、中心軸線Oと同軸に配置された1つのベース孔41が設けられている。
ベース孔41は、第1区画板部18および第2区画板部19のそれぞれに、互いに同等の形状でかつ同等の大きさのベース孔列42を形成するように、複数配置されている。第1区画板部18および第2区画板部19それぞれにおいて、互いに同等の大きさに形成されたベース孔列42同士では、ベース孔41の周方向に沿った位置が同等となっている。
さらに本実施形態では、仕切り部材15には、ベース孔41を覆うように配置され、区画板部18、19から軸方向の外側に向けて膨出する膨出部43が備えられている。膨出部43は、ベース孔41を軸方向の外側から覆っている。膨出部43は、複数のベース孔41それぞれに対応して複数設けられ、1つ膨出部43は、1つのベース孔41を覆うように配置されていて、1つのベース孔41を閉塞している。
膨出部43は、軸方向の外側に向けて凸となる半球状に形成されている。膨出部43は、ベース孔41の孔軸Lと同軸に配置されている。膨出部43は、ベース孔41における軸方向の外側の開口部を閉塞している。膨出部43の外周縁部は、ベース孔41における軸方向の外側の開口部の内周面と、区画板部18の表面におけるベース孔41の開口周縁部と、に跨って連結されている。なお膨出部43の外周縁部は、区画板部18の表面に限定して連結されていてもよく、ベース孔41の内周面に限定して連結されていてもよい。
膨出部43において、軸方向の内側を向く端面は、軸方向の外側に向かうに従い漸次縮径するテーパー面44に形成されている。テーパー面44は、軸方向の外側に向けて凸となる円錐状に形成されている。テーパー面44は、ベース孔41に軸方向の外側から連なる中間空間45を形成している。
図7に示すように、複数の膨出部43は、区画板部18、19の全域にわたって互いに外接するように配置されている。
図5および図6に示すように、連通孔22は、膨出部43を軸方向に貫通し、中間空間45およびベース孔41を通して可動部材23に向けて開口している。連通孔22の大径開口部は、膨出部43において軸方向の外側を向く表面に開口している。連通孔22の同径部22aは、テーパー面44に開口している。
連通孔22は、膨出部43に複数設けられている。本実施形態では、連通孔22として、ベース孔41の孔軸L回りに複数設けられた第1連通孔48と、孔軸L上に設けられた第2連通孔49と、が備えられている。第2連通孔49は、孔軸Lと同軸に1つ配置されている。第1連通孔48の軸線は、孔軸Lに対して傾斜していて、孔軸L回りに6つ配置されている。
以上説明したように、本実施形態に係る防振装置40によれば、第1連通孔48が、膨出部43を軸方向に貫通するとともに、膨出部43に、ベース孔41の孔軸L回りに複数設けられ、ベース孔41を通して可動部材23に向けて開口している。したがって、例えば、第1連通孔48内を流通する液体の液圧を、ベース孔41を通して可動部材23に確実に及ぼすこと等ができる。さらに、例えば、連通孔22が、単に区画板部18、19を軸方向に貫通している場合に比べて、多くの連通孔22を形成することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明に係る第4実施形態の防振装置を、図8から図11を参照して説明する。
なお、この第4実施形態においては、第3実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図8から図11に示すように、本実施形態に係る防振装置50では、ベース孔41は、平面視において角形状をなしていて、図示の例では正六角形状をなしている。ベース孔41は、軸方向に延びるテーパー状に形成されている。複数のベース孔41それぞれにおける両端開口部のうちの大径開口部はいずれも、区画板部18、19の表面に共通して開口している。ベース孔41は、軸方向の内側に向けて漸次縮径している。ベース孔41において軸方向の内側に位置する端部には、内径が軸方向の位置によらず同等とされた同径部41aが形成されている。
膨出部43の外周縁部は、ベース孔41の内周面において、同径部41aよりも軸方向の外側に位置する部分に限定して連結されている。膨出部43のテーパー面44は、軸方向の外側に向けて凸となる球面状に形成されていて、膨出部43の表面と平行に延びている。
図10に示すように、連通孔22として、第1連通孔48のみが設けられている。第1連通孔48は、ベース孔41の孔軸L回りに3つ設けられている。第1連通孔48は、互いに同等の形状でかつ同等の大きさに形成されている。第1連通孔48は、平面視において五角形状をなしている。第1連通孔48の内周面の一部は、ベース孔41の内周面により構成されている。第1連通孔48は、平面視において、孔軸L回りの中央部を通り孔軸Lに直交する基準線を基準として線対称に形成されている。
膨出部43のうち、孔軸L回りに隣り合う第1連通孔48の間に位置する部分は、平面視において孔軸Lに直交する方向に直線状に延びるアーチ部51とされている。アーチ部51は、孔軸L回りに間隔をあけて3つ配置されている。アーチ部51は、膨出部43のうち、孔軸L上に位置する中央部を介して互いに連結されている。
図9に示すように、仕切り部材15には、アーチ部51を補強する補強部52が設けられている。補強部52は、アーチ部51から軸方向の内側に向けて、ベース孔41における軸方向の内側の開口部に至るまで延びている。補強部52は、ベース孔41の内周面に連結されている。
本実施形態に係る防振装置50によれば、上記第3実施形態に係る防振装置40と同様の作用効果を奏することができる。
なお、本発明の技術的範囲は上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では制限通路21を設けたが、制限通路21がなくてもよい。
上記第1、第2実施形態では、区画板部18、19は、球面状に形成されているが、本発明はこれに限られない。例えば、区画板部18、19が錐状に形成されていてもよい。
上記実施形態では、連通孔22は、軸方向の内側に向けて漸次縮径しているが、本発明はこれに限られない。例えば、連通孔22が、軸方向の内側に向けて漸次拡径していてもよい。
さらに連通孔22が、軸方向に延びるテーパー状に形成されていなくてもよい。例えば、連通孔22を、軸方向の全長にわたって同径に形成し、連通孔22の最小内径と最大内径とを連通孔22の内径に一致させてもよい。この場合、連通孔22の内径を3.6mm以下とすると、連通孔22の最小内径を3.6mm以下とすることが可能である。また、図10に示すように、連通孔22が円形ではなく、多角形等(図10では五角形)であった場合、連通孔22の孔軸Lと直交する直線における、連通孔22の最短横断距離を連通孔22の内径と定義する。この場合も、連通孔22の最小内径は3.6mm以下とすることができる。
細孔状の連通孔22の内径を3.6mm以下とすることによって、連通孔22を流通する液体の勢いを十分に弱めることが可能となる。従って、液体が可動部材23に及ぼす影響を小さくすることができる。
可動部材23として、上記実施形態とは異なる構成を採用してよい。例えば、可動部材23を、収容室20内に、軸方向に変位可能に収容してもよく、可動部材23が、収容室20内に、軸方向に変形可能または変位可能に収容された他の構成を適宜採用することが可能である。
上記実施形態では、第2取付け部材12とエンジンとを接続し、第1取付け部材11と車体とを接続する場合の説明をした。しかしながら、本発明はこれに限られず、逆に第1取付け部材11とエンジンを接続し、第2取付け部材12と車体とを接続してもよく、他の振動発生部と振動受部とに防振装置10を設置してもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
次に、上記実施形態に係る防振装置に関する検証試験について説明する。
この検証試験では、防振装置として、実施例1から3の防振装置と、比較例4の防振装置と、の4つの防振装置を準備した。実施例1の防振装置として、図3に示す第2実施形態に係る防振装置30を採用し、実施例2の防振装置として、図4に示す第3実施形態に係る防振装置40を採用し、実施例3の防振装置として、図8に示す第4実施形態に係る防振装置50を採用した。比較例4の防振装置としては、図1に示す第1実施形態に係る防振装置10において、区画板部18、19を、中心軸線Oに直交する方向に延びる平板状に代えた構成を採用した。
この検証試験では、実施例1から3および比較例4の各防振装置に振動を入力し、K(N/mm)を測定した。なお、Kは絶対ばね定数である。
結果を図12のグラフに示す。グラフの横軸は、入力された振動の周波数(Hz)を表し、グラフの縦軸は、Kを表す。またグラフにおいて、複数のグラフ線L1、L2、L3、L4はそれぞれ、実施例1、実施例2、実施例3、比較例4をそれぞれ表す。
これらのグラフから、いずれの防振装置においても、入力された振動の周波数が200Hz前後において、Kの値が極大になっていることが確認された。そして実施例1、2では、比較例4よりもKの極大値が低くなっていることが確認された。また実施例3では、極大値となる直前である150Hz超の周波数において、Kの値が、比較例4に対してだけではなく、実施例1、2に比べても低くなっていることが確認された。
本発明の防振装置によれば、より多くの連通孔を形成することができる。
10、30、40、50 防振装置
11 第1取付け部材
12 第2取付け部材
13 弾性体
15 仕切り部材
16 液室
16a 主液室
16b 副液室
18、19 区画板部
20 収容室
22 連通孔
23 可動部材
41 ベース孔
43 膨出部
L 孔軸

Claims (5)

  1. 振動発生部および振動受部のうちの一方に連結される筒状の第1取付け部材、および他方に連結される第2取付け部材と、
    これらの両取付け部材を連結する弾性体と、
    液体が封入された前記第1取付け部材内の液室を、前記弾性体を壁面の一部とする主液室と、副液室と、に仕切る仕切り部材と、
    前記仕切り部材に設けられた収容室内に、前記第1取付け部材の軸方向に変形可能または変位可能に収容された可動部材と、を備え、
    前記仕切り部材には、前記仕切り部材において前記主液室または前記副液室に露出する部分から前記軸方向の内側に向けて延び、前記可動部材に向けて開口する複数の連通孔が設けられた防振装置であって、
    前記仕切り部材には、表裏面が前記軸方向を向くとともに、前記収容室と、前記主液室または前記副液室と、を前記軸方向に区画し、前記軸方向に向けて凸となる区画板部が備えられ、
    前記連通孔は、前記区画板部を前記軸方向に貫通し、互いに外接するように配置されている防振装置。
  2. 前記区画板部は、球面状に形成されている請求項1記載の防振装置。
  3. 前記連通孔は、前記軸方向に延びるテーパー状に形成され、
    前記複数の連通孔それぞれにおける両端開口部のうちの大径開口部はいずれも、前記区画板部において前記軸方向の外側を向く表面、または前記軸方向の内側を向く裏面に共通して開口している請求項1または2記載の防振装置。
  4. 前記連通孔は、前記区画板部の全域にわたって配置されている請求項1から3のいずれか1項に記載の防振装置。
  5. 振動発生部および振動受部のうちの一方に連結される筒状の第1取付け部材、および他方に連結される第2取付け部材と、
    これらの両取付け部材を連結する弾性体と、
    液体が封入された前記第1取付け部材内の液室を、前記弾性体を壁面の一部とする主液室と、副液室と、に仕切る仕切り部材と、
    前記仕切り部材に設けられた収容室内に、前記第1取付け部材の軸方向に変形可能または変位可能に収容された可動部材と、を備え、
    前記仕切り部材には、前記仕切り部材において前記主液室または前記副液室に露出する部分から前記軸方向の内側に向けて延び、前記可動部材に向けて開口する複数の連通孔が設けられた防振装置であって、
    前記仕切り部材には、
    表裏面が前記軸方向を向くとともに、前記収容室と、前記主液室または前記副液室と、を前記軸方向に区画する区画板部と、
    前記区画板部を前記軸方向に貫通するベース孔を覆うように配置され、前記区画板部から前記軸方向の外側に向けて膨出する膨出部と、が備えられ、
    前記連通孔は、前記膨出部を前記軸方向に貫通するとともに、前記膨出部に、前記ベース孔の孔軸回りに複数設けられ、前記ベース孔を通して前記可動部材に向けて開口している防振装置。
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